JP2999538B2 - ワイプパターン指定装置 - Google Patents

ワイプパターン指定装置

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JP2999538B2
JP2999538B2 JP26605290A JP26605290A JP2999538B2 JP 2999538 B2 JP2999538 B2 JP 2999538B2 JP 26605290 A JP26605290 A JP 26605290A JP 26605290 A JP26605290 A JP 26605290A JP 2999538 B2 JP2999538 B2 JP 2999538B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、ワイプパターン指定装置に係り、特に、静
止画番組、例えばハイビジョン静止画番組に演出を施し
て美術館、博物館、図書館等で放送する場合や、データ
ベースの検索画面として、美術館、図書館等の検索用に
表示する場合に用いる際に好適な、ワイプパターン指定
装置に関する。
【従来の技術】
画面上に表示する静止画について所望の演出を施す際
には、一般に静止画用映像演出装置を用いている。この
ような静止画用映像演出装置は、種類等によりその仕様
が異なり、又、演出のため入力する演出コマンドも個々
に異なるものである。 演出の際には、まず、オペレータが静止画用映像演出
装置に対して、それが個別にもっている演出コマンドを
端末装置等で入力して、ワイプパターン(ワイプの対象
領域、種類、方向、順番等)の指定を行う。次いで、前
記映像演出装置は、この演出コマンドにより指定された
パターンのワイプで静止画について演出処理を施す。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の静止画用映像演出装置にお
いては、前記のように演出コマンドの入力によりワイプ
の対象領域、種類、方向、順番等のワイプパターンを指
定するのみであるため、ワイプに使用する画像のどの領
域がワイプの処理対象領域となっているか等が視覚的に
分からないことから、ワイプを実際実行して画面上に表
示させたり、ワイプ途中の静止画をハードコピーに取っ
たりして確認するのが一般的に行われていた。 従って、所望のワイプが実行できるワイプパターンが
指定できるまで、演出処理を忠実に行って何度もワイプ
を繰返したりハードコピーをとる等の必要があり、非常
に繁雑な作業となる。 よって、従来技術によるワイプパターンの指定は、静
止画番組作成時の演出作業において、非常に大きな負荷
になると共に、非常に多くの時間がかかる恐れがあると
いう問題点があった。このことは、静止画番組作成のコ
スト上昇を引起こす恐れがある。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされた
もので、ワイプパターンの指定を視覚的に確認しながら
対話式で行えるようにして、ワイプパターン指定の演出
作業負荷及び時間を軽減することができる、ワイプパタ
ーン指定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
本発明は、表示画面の静止画を所望のパターンでワイ
プさせて映像演出する装置において、ワイプの対象領
域、種類、方向等のワイパターンを指定する情報を入力
するためのワイプパターン指定情報入力手段と、ワイプ
に使用する静止画を画面上に表示するための静止画表示
手段と、ワイプパターンの指定に応じた情報を、前記静
止画表示手段の画面上に静止画と共に表示して、ワイプ
パターンの指定を支援するためのワイプパターン指定支
援表示手段とを備えたことにより、前記課題を解決する
ものである。 又、本発明においては、前記ワイプパターン指定情報
入力手段を、均等分割又は、部分領域のいずれの領域で
も、長方形、円形、ロータリ、一方向等の各種パターン
のワイプを指定可能なものにすることができる。 又、本発明においては、前記ワイプパターン指定情報
入力手段で指定可能なワイプパターンのメニューを視覚
的に表示するための手段を備えることができる。 又、本発明においては、前記ワイプパターンのメニュ
ーを表示するための手段を、当該パターンに対応する文
字、図形、記号等からなる標識を静止画表示手段の画面
上に表示するものとすることができる。 又、本発明においては、パターン指定支援表示手段
を、使用される静止画と共に画面上に補助線又はカーソ
ルを表示するものとすることができる。 又、本発明においては、ワイプパターンが指定された
静止画表示手段の画面上の領域に、ワイプパターンに対
応した図形等を表示するための手段を備えることができ
る。 又、本発明において、指定されたワイプパターンの名
称を入力するための手段と、入力名称を指定されたワイ
プパターンに対応して登録し、登録名称の入力により当
該ワイプパターンを読み出すための手段とを備えること
ができる。
【作用】
本発明においては、ワイプパターンを指定する情報が
入力されれば、ワイプパターンの指定に応じた情報を、
静止画表示手段の画面上に静止画と共に表示して、ワイ
プパターンの指定を支援する。 従って、ワイプパターンの指定を画面で視覚的に確認
しながら対話式に行えるようになるため、静止画番組製
作の演出指定作業の負荷が軽減し、作業時間が短縮す
る。これにより、演出指定作業の効率化が図れる。 なお、本発明において、ワイプパターン指定情報入力
手段を、均等分割又は、部分領域のいずれの領域でも、
長方形、円形、ロータリ、一方向等の各種パターンのワ
イプを指定可能なものにすれば、所望の領域に所望のパ
ターンのワイプを施すことができる。 又、ワイプパターン指定情報入力手段で指定可能なワ
イプパターンのメニューを視覚的に表示するための手段
を備えれば、知覚を通じてメニューを確認できる。 又、ワイプパターンのメニューを表示するための手段
を、当該パターンに対応する文字、図形、記号等からな
る標識を静止画表示手段の画面上に表示するものにすれ
ば、ワイプしようとする静止画にどの種類のワイプを施
すかを一目で確認できる。 又、パターン指定支援表示手段を、使用される静止画
と共に画面上に補助線又はカーソルを表示するものにす
れば、補助線又はカーソルで基準位置を確実、且つ、逸
早く確認できる、 又、ワイプパターンが指定された静止画表示手段の画
面上の領域に、ワイプパターンに対応した図形等を表示
するための手段を備えれば、静止画中の当該領域にどの
ようなワイプを施すかを一目で理解することができる。 又、指定されたワイプパターンの名称を入力するため
の手段と、入力名称を指定されたワイプパターンに対応
して登録し、登録名称の入力により当該ワイプパターン
を読み出すための手段とを備えれば、当該登録名称を演
出コマンドの代わりに用いることができる。即ち、同一
又は他の画像において、再度同じパターン内容のワイプ
を行う場合、ワイプパターンの再構築をすることなく、
登録名称を演出コマンドと同様に用いて、当該名称の入
力によりワイプパターンを施すことができる。従って、
静止画番組製作の時間負荷が著しく低減する。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。 まず第1実施例について説明する。 この第1実施例は、第1図に示す構成を有する、静止
画番組を演出を施して製作するに際してワイプパターン
の指定を画面を見ながら対話式に行えるようにした、静
止画用映像演出システムである。 第1図に示すように、この静止画用映像演出システム
は、主に、画像入力装置10、画像格納装置12、画像転送
装置14、第1の表示装置16、第2の表示装置18、第1の
情報入力装置20、第2の情報入力装置22、ワイプパター
ン指定装置24、ワイプ指定演出コマンド格納装置26、演
出コマンド入力装置28、演出制御装置30、ワイプ実行装
置32とを有する。 前記画像入力装置10は、ワイプ等の映像演出処理で使
用する複数の画像データを入力するためのものである。
この画像入力装置10には、例えばスキャナを用いること
ができる。又、入力する静止画データには、画像サイズ
が、例えば縦1024×横1024画素の大きさで、8ビットか
らなる赤(R)、緑(G)、青(B)各色についての画
像データを用いることができる。 前記画像格納装置12は、前記画像入力装置10で入力さ
れた画像データを格納し、必要に応じて読み出すための
ものである。 前記画像転送装置14は、格納された画像データを、ワ
イプパターン作成に供するべくワイプパターン指定装置
24に転送して読込んだり、あるいは、ワイプを行うべく
ワイプ実行装置32に転送したりするためのものである。 前記第1の表示装置16は、前記ワイプパターン指定装
置24に読み込まれた画像データと共に、ワイプパターン
指定を視覚的に支援するためのメニュー画像と、カーソ
ル・補助線とを表示するものである。この表示装置16に
は、R、G、Bフルカラー表示可能な横1280×縦1024の
CRT(陰極線管)を用いることができる。 又、前記第2の表示装置18は、前記ワイプ実行装置32
で静止画についてワイプ処理が実行されている状態を表
示するためのものである。 前記第1の情報入力装置20は、オペレータがワイプパ
ターンの指定を入力するためのものである。実施例では
キーボードを用いて、均等分割の分割数や部分領域の座
標等を入力するようになっている。 又、前記第2の情報入力装置22は、オペレータがワイ
プパターンの指定入力等を行うためのものである。実施
例ではマウスを用いており、表示装置16画面上のカーソ
ルを動かしメニュー画面をピックすることにより入力を
行うことができる。なお、これら第1、第2の情報入力
装置20、22は、それぞれキーボード、マウスに限定され
ず、それらを入れ換えて用いたり、兼用としたり、他の
手段例えばディジタイザを用いたりすることができる。 前記ワイプパターン指定装置24は、前記各情報入力装
置20、22から入力されたワイプパターンの指定情報に従
ってワイプパターンの指定を行うと共に、当該指定に対
応するワイプ指定演出コマンドを作成するためのもので
ある。当該指定装置24の詳細に構成は、第2図のように
なっており、その内容は後述する。 前記ワイプ指定演出コマンド格納装置26は、作成され
たワイプ指定演出コマンドを格納するためのものであ
る。 前記演出コマンド入力装置28は、本実施例システムに
より静止画を演出するために、オペレータが演出コマン
ドを入力するためのものである。この演出コマンドに
は、前記ワイプ指定演出コマンド格納装置26に格納され
ているワイプ指定演出コマンドの他、演出時間、使用す
る画像名等の情報についての演出コマンドを用いること
ができる。 前記演出制御装置30は、前記画像転送装置14やワイプ
実行装置32の処理を前記演出コマンドに従って制御する
ためのものである。 前記ワイプ実行装置32は、前記入力された演出コマン
ドに従って、画像転送装置14より画像データを読み込み
ワイプ処理を行うものである。 ここで、前記ワイプパターン指定装置24の詳細な構成
は、第2図に示すようになっている。 第2図に示すように、ワイプパターン指定装置24に
は、画像転送装置14から転送されたワイプに使用する画
像とワイプパターン指定の手助けのためのメニューを第
1の表示装置16画面上に例えば第3図、第4図に示すよ
うに表示するため一旦格納する画像・メニュー用メモリ
34と前記画像転送装置14に対して、画像データを前記画
像・メニュー用メモリ34に転送する指示を与える画像転
送制御部36と、ワイプパターン指定を支援するため第1
の表示装置16画面上に表示されるメニューを作成して、
当該メニューを画像・メニュー用メモリ34に書込むため
のメニュー作成部38と、ワイプパターン指定を支援する
べく表示画面上に静止画と共に補助ラインを書込むため
の補助ライン書込部40と、書込まれる補助ラインを一旦
格納するための補助ライン用メモリ42と、前記ワイプパ
ターン指定を支援するため静止画と共に表示装置16画面
上に表示するカーソルを作成するためのカーソル作成部
44と、前記情報入力装置20又は22から入力されたデータ
を元にワイプ指定演出コマンドを作成するワイプ指定演
出コマンド作成部46と、前記情報入力装置20又は22から
の入力情報を元に、前記画像転送制御部36、メニュー作
成部38、補助ライン作成部40、カーソル作成部44、及び
ワイプ指定演出コマンド作成部46の各処理部の制御を行
うための制御部48とが備えらる。 なお、前記画像・メニュー用メモリ34には、R、G、
B各色について横1280×縦1024画素の8ビットデータを
格納できるメモリを用いることができる。又、補助ライ
ン用メモリ42には、1280×1024画素の8ビットデータを
格納できるメモリを用いることができる。 前記メニュー作成部38が作成して画像・メニュー用メ
モリ34内に格納されるワイプ指定用のメニュー画像の一
例を第3図に示す。第3図に示すように、このメニュー
画像においては、2枚の画像の境目を一方向に移動して
切替える一方向ワイプ、前記境目が円形になっていて、
その円の大きさが変形する円形ワイプ、前記境目が長方
形になっていて、その長方形の大きさが変化する長方形
ワイプ、前記境目が円の直径方向となっていて、当該直
径が回転するように切替わるロータリワイプ等の各ワイ
プパターンを指定できるようになっている。又、画面を
縦方向、横方向に均等に分割してその分割エリアにワイ
プを施す均等分割ワイプ、画面上の一部分を指定してワ
イプをさせる部分ワイプを指定できるようになってい
る。又、ワイプの指定終了、ワイプ名入力、画像入力指
定、全ての処理終了を指定できるようになっている。 又、メニューを第1の表示装置16の画面上に1枚の静
止画(画像A)と共に表示した例を第4図に示す。この
場合、表示装置16の画面は、全体として横1280×縦1024
画素の大きさを持ち、そのうち静止画画像Aについては
(0,0)から(1023,1023)の領域に表示されるようにな
っている。又、メニュー画像については、同画面上にお
いて、(1024,0)から(1279,1023)までの領域に表示
されるようになっている。 次に、本実施例の作用を説明する。 実施例に係る静止画用映像演出システムにおいては、
画像入力装置10から演出処理に使用する複数の静止画
(画像A、B)画像データを入力し、入力データを画像
格納装置12に格納する。格納された画像データについて
は、必要に応じて画像転送装置14でワイプパターン指定
装置24に入力する。 オペレータは、各情報入力装置20、22からワイプの各
条件の指定を行い、この入力に基づきワイプパターンを
作成し、このワイプパターンに対応してワイプ指定演出
コマンドを作成する。この作成された演出コマンドは、
ワイプ指定演出コマンドの格納装置26に格納される。 オペレータは、静止画に対して映像演出を行おうとす
る際には、各演出コマンドを演出コマンド入力装置28か
ら演出制御装置30に入力する必要がある。この場合、入
力する演出コマンドには、ワイプ指定演出コマンドの
他、演出時間や使用する画像名等の情報についてのもの
がある。演出制御装置30は、入力された演出コマンドに
従ってワイプ実行装置32にワイプ実行指令を出力する。
ワイプ実行装置32は、前記ワイプ指定演出コマンドに基
づき、当該コマンドに対応するパターンのワイプを画像
に施して、第2の表示装置18に表示する。 次に、ワイプパターン指定装置24のワイプパターン作
成処理の流れについて更に詳細に説明する。 まず、第1実施例として、第5図に示すような、X方
向の分割数2、Y方向の分割数2の均等分割円形ワイプ
を指定する場合について説明する。 なお、この場合に指定するワイプは、前記第5図に示
すように、画像の全領域(0,0)〜(1023,1023)内を4
つに均等に分割し、分割された領域において、左上と右
下の領域について外側から中心に向かう円形ワイプを施
し、右上と左下の領域については中心から外側に向かう
円形ワイプを施すようにする。 第1実施例の均等分割円形ワイプの指定は、第6図に
示す流れ図に従って以下の手順で行う。 まず、制御部48がメニュー作成部38を制御して、第3
図に示したメニュー画像を画像・メニュー用メモリ34に
書込み、第1の表示装置16画面上に表示する(ステップ
1)。このとき、メニュー画像を書込んで表示する画面
上の領域は、実施例では第4図に示すように、図中右端
部の(1024,0)〜(1279,1024)の領域である。 次いで、制御部48は、カーソル作成部44を制御してカ
ーソルを表示装置16画面上に表示する(ステップ2)。
このとき、表示するカーソルの位置は、第2の情報入力
装置(以下マウスという)22から読み込む座標情報を元
に算出される。このカーソル位置を変化させる際には、
マウス2を操作する。なお、カーソルの表示は、その
後、絶えず行われる。 次いで、オペレータが画像Aの読み込みを制御部48に
指定する(ステップ3)。この場合、前記マウス22を操
作してカーソルを、例えば第4図に示すメニュー画面上
の「画像入力」のメニューの上に移動させてピック(選
択)することにより、画像入力の操作を指示する。この
後、キーボード20から、画像名「A」を入力する。 次いで、制御部48は、前記指示に従って、画像転送制
御部36を制御して、画像転送装置14から画像Aを画像・
メニュー用メモリ34に転送させる(ステップ4)。この
とき、画像Aは、第4図に示すように(0,0)〜(1023,
1023)の領域に転送して表示する。 次いで、オペレータが均等分割ワイプを指定する(ス
テップ5)。このとき、マウス22でカーソルを、例えば
第4図に示すメニュー画面上の「均等分割」のメニュー
の上に移動させてピックして、均等分割ワイプを指定す
る。その後、キーボード20から、X方向の分割数2、Y
方向の分割数2、ワイプの順番の最大値2を入力する。 次いで、キーボード20から入力された分割数の情報を
元に第7図に示すように補助ライン(補助線)を引く
(ステップ6)。このとき、制御部48が補助ライン書込
部40を制御して、例えば次式(1)〜(4)に基づき補
助ライン座標X1,X2,Y1,Y2を求め、補助ライン用メモリ4
2内に補助ラインを書込む。 X1=1024×Xn/Xsp ……(1) X2=(1024×Xn/Xsp)−1 …(2) Y1=1024×Yn/Ysp ……(3) Y2=(1024×Yn/Ysp)−1 …(4) 但し、Xsp:X方向の分割数、Xn:[1〜(Xsp−1)]
の全ての整数、Ysp:Y方向の分割数、Yn:[1〜(Ysp−
1)]の全ての整数である。 実施例では、補助ラインはX1=512、X2=511とY1=51
2、Y2=511となる。又、各領域の番号は第7図に示すよ
うになる。 次いで、オペレータが領域1番に対して円形内側方向
(内向)ワイプとワイプの順番を指定する(ステップ
7)。このときには、まず、マウス22でカーソルを領域
1番に移動させてピックする。その後、マウス22でカー
ソルをメニュー画面の「内向ワイプのマーク(第7図中
符号in wで示す)」の上に移動させてピックする。その
後、キーボード20から何番目に領域1番のワイプを行う
かを入力する。実施例では1番目に行うため1番を入力
する。 次いで、画面上の領域1番に円形内向ワイプのマーク
を例えば第8図に示すように書込む(ステップ8)。即
ち、制御部48は、補助ライン書込部40を制御して補助ラ
イン用メモリ42に符号in wで示すメニュー画像に相当す
るマークを書込ませる。 次いで、領域2番に対し円形(外向)ワイプとワイプ
の順番を指定する(ステップ9)。この場合、マウス22
でカーソルを第7図に示す領域2番に移動させてピック
し領域2番のワイプを指定する。その後、マウス22でカ
ーソルをメニュー画面上の外向きワイプのマーク(図中
符号out wで示す)の上に移動させてピックし外向きワ
イプを指定する。その後、キーボード20から何番目に領
域2番のワイプを行うかを入力する。実施例では2番目
に行うため2番を入力する。 次いで、画面上の領域2番に外向ワイプのマーク(符
号out w)に相当する画像を書込む(ステップ10)。こ
の場合、制御部48は補助ライン書込部40を制御して、補
助ライン用メモリ42に第8図に示すように外向きワイプ
のマークを書込ませる。 次いで、領域3番に対し円形外向ワイプとワイプの順
番を指定する(ステップ11)。この場合、マウス22でカ
ーソルを3番の領域に移動させてピックし領域3番のワ
イプを指定する。その後、カーソルをメニュー画面の外
向きワイプのマークの上に移動させてピックし外向きワ
イプを指定する。その後、キーボード20から何番目に3
番の領域のワイプを行うかを入力する。実施例では2番
目に行うため2番を入力する。 次いで、画面上の領域3番に外向ワイプのマークを書
く(ステップ12)。この場合、先のステップ10と同様の
手順で第8図に示すように外向きワイプのマークを書込
む。 次いで、領域4番に対し円形内向ワイプとワイプの順
番を指定する(ステップ13)。この場合、マウス22でカ
ーソルを領域4番に移動させてピックし領域4番のワイ
プを指定し、その後、当該カーソルをメニュー画面上の
符号in wで示すマークの内向ワイプのメニュー上に移動
させてピックする。その後、キーボード20から、何番目
に領域4番のワイプを行うかを入力する。実施例では最
初に行うため、1番を入力する。 次いで、画面上の領域4番に内向ワイプのマーク(前
記符号in wに相当する画像)を書込む。この場合、書込
み処理は先のステップ8と同様に行い、マークを書込ん
だ状態は例えば第8図に示すようになる。以上のように
各領域及びワイプの種類が補助ライン、マークで表示さ
れるため、オペレータはこのライン等を見て必要に応じ
てワイプパターンを修正する。即ち、対話式にワイプパ
ターンを作成できる。 次いで、以上のステップ1〜14で指定したワイプパタ
ーンの名前を入力する(ステップ15)。この場合は、ま
ず、カーソルをメニュー画面上の「ワイプ名入力」のメ
ニューの上に移動させてピックし、その後、キーボード
20からワイプ名、例えば「sample1」を入力する。 次いで、ワイプ指定終了を入力する(ステップ16)。
この場合は、カーソルをメニュー画面上の「指定終了」
のメニューの上に移動させてピックする。 次いで、制御部48はワイプ指定演出コマンド作成部46
を制御して、ワイプ指定演出コマンドを作成させ、作成
コマンドをコマンド格納装置26に格納する(ステップ1
7)。 この場合、先のステップ5、7、9、11、13で指定さ
れたワイプの内容をワイプ指定演出コマンド作成装置46
に転送して、ワイプ指定演出コマンドの作成を指示す
る。当該コマンド作成装置46は、前記指定内容の情報を
元に演出コマンドを、例えば第9図に示すように作成
し、当該コマンドをワイプ指定演出コマンド格納装置26
に転送して格納する。 なお、第9図において、wpno2はワイプの種類を示す
ファンクションで均等分割円形ワイプを示す。それに続
く数、例えば2、2、2は、X方向分割数、Y方向分割
数、ワイプの順番の最大値である。又、areanoは、分割
領域におけるワイプ内容を指定するファンクションで、
それに続く数、記号例えば1、in、1は、領域の番号、
ワイプの向き(内向きならばin、外向きならばout)、
ワイプの順番を示す。更に又、wpgoendはワイプの終了
を示すファンクションで、それに続く数、記号は、ワイ
プの開始時間、終了時間、ワイプ名である。このワイプ
の時間は後に情報を付加する。 次いで、処理を終了する(ステップ18)。この場合、
マウス22でカーソルを、メニュー画面上の「EXIT」のメ
ニューの上に移動させてピックすることにより行う。 以上の手順により、均等分割円形ワイプを指定すると
共に、そのワイプ指定演出コマンドの作成を行う。 作成されたワイプ指定演出コマンドは、その後、演出
コマンド入力装置28に転送され、オペレータにより、演
出時間(ワイプ時間)等の情報が付加される。画像に対
するワイプを実行する際には、オペレータが前記演出コ
マンドをその入力装置28に入力することにより、該演出
制御装置30は、演出コマンドにより指定された情報を元
にワイプ実行装置32で画像のワイプ処理を行う。又、ワ
イプパターン名例えば「sample」を登録しておけば、こ
のパターン名の入力によりワイプパターンを改めて指定
しなくても当該パターン名によりワイプを実行すること
ができる。 次に、本実施例システムを部分一方向ワイプに用いた
第2実施例について説明する。第2実施例における部分
一方向ワイプは、例えば第10図に示すように、部分領域
(700,100)〜(1000,700)でワイプを行うワイプパタ
ーンである。 この第2実施例においての部分一方向ワイプの指定
は、第11図の流れ図の手順に従って次のように行う。 まず、メニュー作成部38が制御部48の指令によりメニ
ュー画像を画像・メニュー用メモリ34に書込む(ステッ
プ21)。 次いで、カーソル作成部44で制御部の制御により、カ
ーソルを表示装置16画面上に表示する(ステップ22)。 オペレータが画像Aの読込みを制御部48に指示する
(ステップ23)。 制御部48は、画像転送制御部36を制御して画像転送装
置14から画像Aを画像・メニュー用メモリ34に転送させ
る(ステップ24)。 オペレータが部分ワイプを制御部48に指定する(ステ
ップ25)。この場合、マウス22でカーソルをメニュー画
面上の「部分」のメニューの上に移動させてピックす
る。その後、キーボード20からワイプの順番の最大値
「1」を入力する。 次いで、オペレータが部分ワイプを行う領域の左上の
位置を指定する(ステップ26)。この場合、マウス22で
部分ワイプを行う領域に左上の位置、実施例では(700,
100)にカーソルを移動させてピックする。 次いで、マウス22から入力された座標を元に、例えば
第12図に示すように、補助ラインの1番、2番を引く
(ステップ27)。この場合は、制御部48が補助ライン書
込部40を制御することにより、該補助ライン書込部40が
例えば次式(5)、(6)により補助ラインを算出し
て、当該ラインを補助ライン用メモリ42に書込む。 X=Xin ………(5) Y=Yin ………(6) 但し、Xin、Yinは、マウス22から入力されたX、Y座
標である。 次いで、オペレータが部分ワイプを行う領域の右下の
位置を指定する(ステップ28)。この場合、マウス22で
当該領域の右下の位置、実施例では(1000,700)にカー
ソルを移動させてピックする。 マウス22から入力された座標を元に、前記(5)、
(6)式と同様に第11図、第12図に示すように、補助ラ
イン3番、4番を引く(ステップ29)。 次いで、先のステップ26、28で指定した領域に対し、
一方向下向きワイプとワイプの順番を指定する(ステッ
プ30)。この場合、マウス22でカーソルを第12図のメニ
ュー画面上に符号baで示す下向き矢印のマークの下向き
ワイプのメニューの上に移動させてピックする。その
後、キーボード20から何番目にワイプを行うかを入力す
る。実施例では1番を入力する。 次いで、先のステップ26、28で指定した部分領域に下
向き矢印のマークを書込む(ステップ31)。この場合、
制御部48は、補助ライン書込部40を制御して、補助ライ
ン用メモリに下向き矢印のマークを書込む。書込んだ状
態例を第13図に示す。 次いで、補助ラインの不要な部分を消す(ステップ3
2)。この場合、制御部48は、前記ライン書込部40を制
御して不要な補助ラインを消去させる。即ち、補助ライ
ン用メモリ42の不要ラインの部分に0の値を書込むこと
により消去する。これにより、画面上には例えば第13図
に示すように、部分領域を囲む枠がワイプの方向の矢印
と共に示される。このワイプの領域と種類の表示により
オペレータはワイプパターンを目視で容易に確認でき、
不都合があれば、ワイプパターンの修正を行う。即ち、
対話式にワイプパターンを作成できる。 次いで、オペレータがワイプパターンの名前を入力す
る(ステップ33)。この場合、例えば「sample2」を入
れる。 次いで、オペレータがワイプ指定終了を指定する(ス
テップ34)。 制御部48では、ワイプ指定演出コマンド作成部46を制
御し、ワイプ指定演出コマンドを作成してコマンド格納
装置50に転送格納する(ステップ35)。第14図に、この
第2実施例に作成されたワイプ指定演出コマンドを示
す。 処理を終了する(ステップ36)。なお、その他の処理
やワイプパターン作成の詳細な内容は、前記第1実施例
と同様であるため詳細は略する。 なお、前記実施例では、均等分割円形ワイプと部分ワ
イプとについてだけ説明していたが、本発明に係るワイ
プパターン指定装置で作成可能なワイプパターンはこれ
に限定されるものではない。例えば、均等分割と部分ワ
イプがそれぞれの領域に入っている第15図に示すような
パターンのワイプや、長方形、円形、ロータリ、一方向
等各種パターンが入った、例えば第16図に示すようなワ
イプの指定も勿論行うことができる。
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、視覚的に確認し
ながらワイプを行う領域、順番、種類等のワイプパター
ンを対話式に指定することができるため、静止画番組製
作の演出指定作業の効率化が図れるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る静止画用映像演出シス
テムの全体構成を示すブロック図、 第2図は、前記実施例装置中のワイプパターン作成装置
の詳細な構成を示すブロック図、 第3図は、前記ワイプパターン指定装置でワイプパター
ンを指定する際のメニュー(画像)の例を示す線図を含
む平面図、 第4図は、前記指定装置で画面上に表示した静止画画像
及びメニュー画像の例を示す平面図、 第5図は、本発明の第1実施例に係る、ワイプパターン
を示した平面図、 第6図は、同じく、ワイプパターン指定手順を示す流れ
図、 第7図は、同じく、前記ワイプパターン指定の際の領域
番号及び補助ラインの引かれた状態例を示す平面図、 第8図は、同じく、ワイプパターンのマークが静止画上
に表示された画面の例を示す平面図、 第9図は、同じく、ワイプパターンの指定に応じて作成
されるワイプ指定演出コマンドの例を示す線図、 第10図は、本発明の第2実施例に係る、ワイプパターン
の例を示す平面図、 第11図は、同じく、ワイプパターン指定手順を示す流れ
図、 第12図は、同じく、補助ラインの引かれた画面状態を示
す平面図、 第13図は、同じく、補助ラインで部分領域を示すと共に
ワイプパターンマークを示した状態例を示す平面図、 第14図は、同じく、ワイプパターンの指定に応じて作成
されたワイプ指定演出コマンドの例を示す線図、 第15図は、本発明が実施できる他のワイプパターンの例
を示す平面図、 第16図は、同じく、他のワイプパターンの例を示す平面
図である。 10……画像入力装置、 12……画像格納装置、 14……画像転送装置、 16……第1の表示装置、 18……第2の表示装置、 20……第1の情報入力装置(キーボード)、 22……第2の情報入力装置(マウス)、 24……ワイプパターン指定装置、 26……ワイプ指定演出コマンド格納装置、 28……演出コマンド入力装置、 30……演出制御装置、 32……ワイプ実行装置、 34……画像・メニュー用メモリ、 36……画像転送制御部、 38……メニュー作成部、 40……補助ライン書込部、 42……補助ライン用メモリ、 44……カーソル作成部、 46……ワイプ指定演出コマンド作成部、 48……制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−120585(JP,A) 特開 昭62−230169(JP,A) 特開 昭56−62485(JP,A) 実開 平2−93874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/262 - 5/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面の静止画を所望のパターンでワイ
    プさせて映像演出する装置において、 ワイプの対象領域、種類、方向通のワイパターンを指定
    する情報を入力するためのワイプパターン指定情報入力
    手段と、 ワイプに使用する静止画を画面上に表示するための静止
    画表示手段と、 ワイプパターンの指定に応じた情報を、前記静止画表示
    手段の画面上に静止画と共に表示して、ワイプパターン
    の指定を支援するためのワイプパターン指定支援表示手
    段と、 を備えたことを特徴とするワイプパターン指定装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、ワイプパターン指定情
    報入力手段が、均等分割又は、部分領域のいずれの領域
    でも、長方形、円形、ロータリ、一方向等の各種パター
    ンのワイプを指定可能なものとなっていることを特徴と
    するワイプパターン指定装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、ワイプパターン
    指定情報入力手段で指定可能なワイプパターンのメニュ
    ーを視覚的に表示するための手段を備えたことを特徴と
    するワイプパターン指定装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、ワイプパターンのメニ
    ューを表示するための手段が、当該パターンに対応する
    文字、図形、記号等からなる標識を静止画表示手段の画
    面上に表示するようになっていることを特徴とするワイ
    プパターン指定装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項において、
    パターン指定支援表示手段が、使用される静止画と共に
    画面上に補助線又はカーソルを表示するものとなってい
    ることを特徴とするワイプパターン指定装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項において、
    ワイプパターンが指定された静止画表示手段の画面上の
    領域に、ワイプパターンに対応した図形等を表示するた
    めの手段を備えたことを特徴とするワイプパターン指定
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか1項において、
    指定されたワイプパターンの名称を入力するための手段
    と、入力名称を指定されたワイプパターンに対応して登
    録し、登録名称の入力により当該ワイプパターンを読み
    出すための手段とを備えたことを特徴とするワイプパタ
    ーン指定装置。
JP26605290A 1990-10-03 1990-10-03 ワイプパターン指定装置 Expired - Lifetime JP2999538B2 (ja)

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