JP2690507B2 - イメージデータ処理装置 - Google Patents

イメージデータ処理装置

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JP2690507B2
JP2690507B2 JP63144739A JP14473988A JP2690507B2 JP 2690507 B2 JP2690507 B2 JP 2690507B2 JP 63144739 A JP63144739 A JP 63144739A JP 14473988 A JP14473988 A JP 14473988A JP 2690507 B2 JP2690507 B2 JP 2690507B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は、電子ファイリング装置等のイメージデータ
を取り扱う場合のイメージデータの処理装置に関し、 複数のイメージデータを扱う場合、スケーリング率が
同じであってもスクロール処理等で共通部を移動してそ
のまま用い、新規部分のみを原画より生成すると、画像
のつなぎ目が不自然になると言う問題の解決を目的と
し、 描画時にあっては理論空間上の1点を基準の点として
定め、基準点をズームパターンの基点として表示し、ま
たスクロール時にあっては、スクロールの前後の理論空
間上のイメージデータに共通の点を基準として表示制御
を行う手段を設けることによって構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子ファイリング装置等のイメージデータ処
理装置に関し、特に、スケーリング処理を行った場合等
につなぎ目に不自然さを生ずることのないイメージデー
タ処理装置に係る。
〔従来の技術〕
電子ファイリング装置等のイメージデータを扱う装置
において、イメージデータの処理は通常第4図で示す如
き方式で行われている。第4図において51は論理空間、
52は論理ビューポート(論理的表示範囲)、53はセグメ
ントA、54はセグメントB、55はペイン(ウィンドウつ
まりフレームメモリ内の表示エリアに対応した領域)、
英字符aはセグメントAのズームパターンの基点、bは
セグメントBのズームパターンの基点を表している。
すなわち、複数のイメージデータを取扱う場合、第4
図の如くイメージデータを論理空間51上にセグメントの
形で仮想的に配置、収納し、論理空間上の表示必要領域
に論理ビューポート52をあてはめ論理ビューポート52内
のイメージデータに所定のスケーリング処理を施しペイ
ン上に写し、フレームメモリ(図示せず)を介してディ
スプレイ画像を得ている。
一般に、イメージデータの画素密度と表示装置の画素
密度は異なり、イメージデータに間引き処理を施し、画
像表示を得る必要があり、表示画像の拡大、縮小のため
のスケーリング処理も間引き処理を基本とするズームパ
ターンを用いて行われる。
また、画像を図上で下方にスクロールする場合の動作
を第5図に示し、第5図において、60は旧論理ビューポ
ート、61は新論理ビューポート、62は新旧論理ビューポ
ートの共通部分(斜線部)、63は新規部分、64は新ペイ
ン、65は新ペイン上の共通部分(斜線部)、66(白地領
域)は新規部分を表しており、英字符h1はペイン上の共
通部分65でのセグメントAの大きさ、h2はペイン上の共
通部分65でのセグメントBの大きさを示している。
他の符号は第4図と同様である。
第5図において、旧論理ビューポート60より新論理ビ
ューポート61へ画像をスクロールする場合、新旧論理ビ
ューポートの斜線を施した共通部分62はペイン64上での
対応する斜線を施した共通部分65をそのまま移動して用
い、斜線部を除いた新たな新規部分66についてのみスケ
ーリング処理を施し、新ペイン64上に描画し、演算処理
の負担を減らし、高速化を達成している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例のイメージデータ制御方式では複数のイメージ
データを扱い、スクロール処理等を行う場合、新旧論理
ビューポートの共通部はそのままペイン上で移動して用
い、新規部分のみを原画より生成しているが、この場
合、スケーリング率が同じであったとしても、共通部分
と新規部分とのつなぎ目の線等が不自然になることがあ
ると言う欠点が生じていた。
すなわち、論理ビューポートからペインに対するスケ
ーリング処理の為に、所定のズームパターンを用いる
が、従来方式では、各イメージデータの左上隅をズーム
パターンの基点としており、例えば、第4図でセグメン
トA53、セグメントB54はそれぞれ、×印a点、×印b点
を基点としてズームパターンが開始される。
このため、セグメントA53、セグメントB54に対するス
ケーリング率が同じであったとしても、セグメントA5
3、セグメントB54の論理空間上の開始点が異なっている
ため、第5図旧論理ビューポート60と新論理ビューポー
ト61共通部分62に対応するペイン上の大きさが異なる場
合がある。これを第6図で説明すると、第6図におい
て、70はセグメントA上のドット列、71はセグメントB
上のドット列、72はズームパターン、73、74、75、76、
77、78はペイン上のドット列、79、80、81、82はペイン
上のドット列、83は論理ビューポートの共通部分を、両
矢付線84は論理空間上でのセグメントの開始点のずれを
示している。論理空間上のセグメントAに配置されたイ
メージデータの特定方向へのドット列70はズームパター
ン72により間引き処理が施される。
ズームパターン72は本例では4ビット(1、1、1、
0)を1単位としビット数値‘0'の場合のみ、ドット列
70上のドットをペイン上に抽出する。(第6図において
矢付線でドットの抽出の状態を示している。)すなわ
ち、ドット列70の4個中1個のみがペイン上に抽出され
ペイン上のドット列73、74、75、76、77、78等の如くな
り、4分の1に縮少されたことになる。
セグメントBについても同様である。
この場合、論理ビューポートの共通部83で囲まれるセ
グメントA、セグメントBのドット列の抽出の状態を見
ると、ズームパターン72は、各々のセグメントのイメー
ジデータの左端を基点に開始されるので、論理空間上の
ズームパターンの開始点のずれ84を生じ、論理ビューポ
ートの共通部分83で囲まれたセグメントA、Bのイメー
ジデータは同じであり、ズームパターンも同様であるに
も係らず、セグメントAは、ペイン上にドット74、75、
76、77の4個のドットを生じ、セグメントBではペイン
上にドット79、80、81の3個のドットしか生じず、個数
が異なり、この例の如くペイン64上の共通部分の大きさ
h1、h2が異なっている可能性がある。つまり、第6図の
場合h1=4、h2=3となる。
このような場合、新旧の両論理ビューポートの共通部
分はペイン上で移動し、新規部分を新たに原画より生成
するような場合、ペイン上の共通部分(移動部分)での
つながりが不連続となる場合が生じる。つまり、上記の
例の場合h2=3のため、h1に比して1ドット分少ないの
で、1ドット分の“空き”が生ずる。
従来の装置で、上記問題を解決しようとすれば、論理
ビューポート内のイメージデータの全てに対してスケー
リング処理を施す必要があり、演算処理時間が増大し高
速化が達成できなくなる。
本発明は上記問題点の解決を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。
すなわち、本発明は複数個のイメージデータをセグメ
ント配置した論理空間上の1点を基準の点として定め、
該基準点をズームパターンの基点として表示制御を行う
手段を設けたイメージデータ処理装置である。
〔実施例〕
第1図は本発明の適用されるシステムの構成図を示し
ており、1はCPU、2はメモリ、3は拡大/縮少回路、
4はフレームメモリ、5はCRTを表している。
第2図は本発明の一実施例の描画時の処理について説
明する図を示しており、 6は論理空間、7は論理ビューポート、8は装置ビュ
ーポート(セグメントの論理空間上での配置をきめた領
域)、9はペイン空間、10はペイン、11はペイン上での
描画矩形(斜線部)を表している。また、英字符aは論
理空間上のズームパターンの基点、Qは装置ビューポー
トの座標位置、P′はペイン10上の座標位置、Q′は描
画矩形の座標位置を示している。
イメージデータは第1図のメモリ2内に格納されてお
り、拡大/縮少回路3にて前述した間引き処理が施され
る。第2図のペイン空間9は第1図のフレームメモリ4
内に設定される。以下本発明の実施例の動作について説
明する。
本発明によるイメージデータの制御は描画時の場合下
記手順にて行われる。
(1) CPUの指令により論理空間6内の論理ビューポ
ート7の原点を仮想的に、ペイン空間9の原点と一致さ
せ、論理ビューポート対ペインの倍率でペイン空間9に
マッピングする。
(2) CPUの指令により、論理ビューポート7及び装
置ビューポート8と論理ビューポート7との重なりの部
分をマッピングするに際し、それぞれ論理空間の原点を
ズームパターンの基点として、ペイン空間9にマッピン
グしてペイン10及び描画矩形11を得る。
(3) ペイン空間9内の座標位置P′、Q′点より
(Q′−P′)をCPUにて求め、描画矩形11内のペイン
内相対座標とする。
(4) 装置ビューポート8と論理ビューポート7の重
なり部分について(2)で求めたズームパターン(論理
空間の先頭×印a点からの)で、(3)で求めた描画矩
形に描画する。
第3図は本発明の実施例でスクロール処理の場合を示
し、図上で論理ビューポートを下方に移動する場合を示
しており、 12は論理空間、13は旧論理ビューポート、14は新論理
ビューポート、15はセグメントA、16はセグメントB、
17は共通部分、18はペイン空間、19は旧ペイン、20はペ
イン空間、21は新ペインを表している。
以下、図に従いスクロール処理の手順を説明する。
(1) CPUの指令により論理空間を仮想的に、論理ビ
ューポート対ペインの倍率でペイン空間にマッピングし
て旧論理ビューポート13に対する旧ペイン19を得る。
(2) 新・旧論理ビューポートの共通部分17(斜線
部)のペイン空間上での共通部分の座標をCPUの演算に
より求める。
(2−1)(スクロール前) 旧論理ビューポート13をペイン空間18にマッピングし
てペイン空間上での座標を求め(2)で求めた共通部分
の旧ペイン19上での座標を求める。これらの処理はCPU
の演算で行われる。
(2−2)(スクロール後) 新論理ビューポート14をペイン空間20にマッピングし
てペイン空間20上での座標を求め(2)で求めた共通部
分の新ペイン21上での座標を求める。
(3) 第1図のフレームメモリ4上で(2−1)で求
めた共通部の矩形を(2−2)で求めた位置に拡大/縮
少回路3によりコピーする。
(4) CPUの指令により、第1図のフレームメモリ4
上で、(3)でコピーした共通部分以外をクリアする。
(5) 新論理ビューポート14内の共通部以外の論理空
間上での座標をCPUの演算で求める。(複数の矩形に分
割される場合もある。) (6) 以下の処理を全セグメントに対して行う。
(a) (5)で求めた矩形、つまり(5)での共通部
分以外の領域とセグメントとのAND部分を求める (b) (a)で求めたAND部分をペインにマッピング
して新ペイン上の位置を求める。
(c) (a)求めたAND部分を(b)で求めた位置へ
描画する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スクロール処理等を高速に行い、か
つ、画像のつぎ目に不自然さが生じない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるシステムの構成図、第2図
は本発明の一実施例の描画の処理について説明する図、
第3図は本発明の一実施例のスクロール処理について説
明する図、第4図は従来のイメージデータの処理につい
て説明する図、第5図は従来のイメージデータのスクロ
ール処理について説明する図、第6図は従来のスケーリ
ング処理について説明する図である。 1……CPU、2……メモリ、3……拡大/縮少回路、4
……フレームメモリ、5……CRT、6……論理空間、7
……論理ビューポート、8……装置ビューポート、9…
…ペイン空間、10……ペイン、11……描画矩形、12……
論理空間、13……旧論理ビューポート、14……新論理ビ
ューポート、15……セグメントA、16……セグメント
B、17……共通部分、18……ペイン空間、19……旧ペイ
ン、20……ペイン空間、21……新ペイン、英字符a……
論理空間上のズームパターンの基点、Q……装置ビュー
ポートの座標位置、P′……ペインの座標位置、Q′…
…描画矩形の座標位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージデータを理論空間上にセグメント
    配置し、該理論空間上のイメージデータとズームパター
    ンの理論演算により表示画面の拡大または縮小を行うイ
    メージデータ処理装置であって、 描画時にあっては該理論空間上の1点を基準の点として
    定め、該基準点をズームパターンの基点として表示し、
    またスクロール時にあっては、スクロールの前後の理論
    空間上のイメージデータに共通の点を基準として表示制
    御を行う手段を設けたことを特徴とするイメージデータ
    処理装置
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