JPS62212890A - 画素輪郭線による描画処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 画素輪郭線による描画処理方式であって、複数の画点で
構成された画素の軌跡で描画する方式で、画素が移動す
る方向に当面する画素の輪郭線を描画することによって
、移動する画素の全画点を描画する方式に比して高速描
画を可能にする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は画像表示装置の画像を画素の軌跡によって描画
する方式に関するものである。

画像表示装置は表示する画像をその画像を構成する画点
で表示するが、画像を作成するのに、画点のアドレスを
逐一指定して描画すると処理時間が掛かるので、画点群
で１つの小図形を構成した画素を画面上を移動させその
軌跡を表示画点として画像を形成する方式が行われてい
る。

第４図はその方式を示し、画素Ａが八°に移動した軌跡
で描画する。

しかし、更に能率良く高速に描画する方法が要望されて
いる。

〔従来の技術〕

第５図の従来例の構成ブロック図に示すように、ホスト
計算機から描画コマンドが描画指示部１に入力すると、
描画指示部１は画素管理部２に画素コマンドを分離して
送出し、画素管理部２は画素を構成（例えば第６図の長
方形）する。

描画指示部１は移動コマンドを分離して、移動処理部３
はフレームメモリ４の画素が移動した新しい移動位置に
画素管理部２の指示する画素を書き込み、表示部５で表
示する。

第６図のように、例えば画素を画点４×５個の長方形と
し、この長方形の画素が図示の移動方向に移動すると、
画素が１画点距離を移動する毎に新しい位置の長方形画
素の全画点が新しい画像として描画される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来の方式では、１画点距離の移動ごとに画素を塗
り潰しながらずらせて描画する。

即ち、常に新しい画素を書き加えていくが、移動前後の
画素は大部分が重複して描画することになり、重複部分
は２重に処理さており、無駄な時間が消費されている。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたものであって
、重複部分の描画を省いて描画時間を短縮する方式を提
供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解決するために、画像表示装置に
おいて、複数の画点で構成された画素の軌跡で画像をを
描画するのに、画素が１画点距離移動する毎に、移動コ
マンドによって移動する方向を設定する移動方向設定部
６と画素の移動方向に当面する輪郭線を設定する対向輪
郭線部７とその輪郭線から描画に追加する増分ベクトル
を生成する増分ベクトル生成部８を設け、移動方向に画
素の輪郭線で描画する。

〔作用〕

増分ベクトル部８が生成してフレームメモリ４に書き込
むベクトルは画素の輪郭線であり、画点の１個の線図形
である。

そして、画素の移動軌跡上で１画点距離移動する毎にそ
の線図形だけをフレームメモリ４に追加書き込みする形
で描画することになる。

そのため、画素が移動する前後の重複する画点を描画す
ることなく、重複描画を避けることができ、その描画処
理時間が短縮される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の画素輪郭線による描画処
理方式を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図を示す。

なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

図において、描画指示部１は、ホスト計算機が送出する
描画コマンドを画素コマンドと移動コマンドに分離し、
画素コマンドを画素管理部２に送出する。

この画素コマンドによって、画素管理部２は画素を設定
するが、上記と同じ第２図のような、横（Ｘ軸）方向と
縦（Ｙ軸）方向に複数の画点で構成される長方形を画素
とする。

そして、移動表現を簡単にするために、例えばこの長方
形画素の下辺左端画点を描画点Ｐとしてこの画素移動を
表す。

一方、移動コマンドは移動方向設定部６に入力され、画
素の移動方向が設定される。

即ち、第３図のように、描画点Ｐの移動する点は移動前
の点を原点にすると、１画点距離にあるＸ、Ｙ座標で示
す画点になる。

例えば、描画点Ｐ・が（１，１）に移動すると、図の△
画点位置になる。

この移動位置データに基づいて、対向輪郭線設定部７は
画素管理部２の画素の輪郭線から移動方向に当面する輪
郭線を設定する。

即ち、この長方形画素の右辺と上辺で構成する逆り字型
の輪郭線図形を設定する。

増分ベクトル生成部８はこの２辺の画点で構成されるベ
クトルを生成し、フレームメモリ４の画素の点線○印の
位置に書き込む。

画素の移動方向が同じ方向に！！続すれば、１画点移動
するごとに上記操作が繰り返され、表示部５の例えば、
ＣＲＴディスプレイには画素の移動軌跡、即ち、鎖線で
示す長方形の包絡線画像が描画されることになる。

また、移動方向が（０，１）の方向とすると、画素の上
辺ベクトルが積み上げられる形で幅のある直線画像が描
画される。

画素が任意形状であっても、同様に、移動方向に直交す
る線に画素が投影する移動方向前面の輪郭線を新しい画
点ベクトルとして描画すると、その画素の輪郭図形の包
絡線が描画されることになる。

〔発明の効果〕

以上述べてきたように、本発明によれば、画像描画の重
複を避けることによって高速に描画することができ、実
用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画素輪郭線による描画処理方式の実施
例の構成ブロック図、 第２図は画素の移動説明図、 第３図は描画点の移動説明図、 第４図は画素による描画説明図、 第５図は従来例の構成ブロック図、 第６図は従来の描画説明図である。 図において、 １は描画指示部、 ２は画素管理部、 ６ば移動方向設定部、 ７は対向輪郭線設定部、 揚１、ぜ、乃乃“初説明回 笛　３　図 ｍ章、２−シ糧画設朗口 第　４　図 イＩｆ’Ｊ　の；１濁己ｊシ（゛７−ロ・ン７（１第　
５　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）表示する画点位置を縦横複数の等間隔に配置した
   画像表示装置において、 複数の画点で構成された画素の軌跡で画像を描画する方
   式であって、 前記画素が１画点移動する毎に、移動する方向に当面す
   る該画素の輪郭線の画点を新画点として描画することを
   特徴とする画素輪郭線による描画処理方式。
2. （２）画素を長方形とし、移動する方向に当面する輪郭
   線を該長方形画素の１辺、または１辺と該辺に直交する
   他の１辺とすることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の画素輪郭線による描画処理方式。