JPS6079475A - 図形処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ビットマツプ方式の図形処理装置に関し、特
に画面上の任意の位置の多角形領域を他の任意の領域へ
移動し、領域間で画素単位の演算をしなか：う埋め込む
ことを可能にする手段をそなえた図形処理装置に関する
。

〔技術の背景〕

従来の図形処理装置においては９図形領域移動は第１図
（ａｉ、　（ｂｌにそれぞれ示すように、線分または長
方形領域を対象にしてしか行なうことができず、たとえ
ば、第１図（Ｃ）に示す四部をもった図形のような比較
的複雑な多角形を取り扱おうとすると対象領域の内外判
別が複雑になり、処理も遅くなるという問題があった。

〔発明の目的および構成〕

本発明の目的は、任意の多角形領域のデータを対象とす
る移動操作を可能にするとともに、移動の際に１行先の
領域のデータとの間で任意の演算を行なうことを可能に
する手段を提供することにある。本発明は、そのため任
意の多角形領域を複数の三角形領域の組み合わせに変換
し、移動および演算をすべて三角形領域単位で取り扱：
うようにして、制御の単純化を図るものである。

そして、それにもとづく本発明の構成は、ディスプレイ
をそなえたビットマツプ方式の図形処理装置において、
ディスプレイ価面上で任意多角形領域の移動および領域
間演算を指示するコマンド手段と、指示された多角形領
域を複数の三角形領域に分割する手段と２分割された各
三角形領域ごとに指示された領域移動および領域間演算
を実行する手段とを有することを特徴とするものである
。

〔発明の実施例〕

はじめに１本発明の原理を第２図および第３図にしたが
って説明する。

第２図は９本発明において基本操作手段として用いられ
る従来から知られて〜・る三角形領域の移動方法を示し
たものである。Ｔがソース（源）となる三角形領域ＡＢ
Ｃを表わし　１１’／がデスティネーション（行先）と
なる三角形領域Ａ′Ｂ′Ｃ′を表わしている。ＴをＴ′
に移動する場合、まず三角形領域ＡＢＤを水平方向のラ
スタすなわちラインに沿って順次移動、すなわちアドレ
スに領域間距離を加算することによってＡ’　Ｂ’　Ｄ
’に移す。同様にして三角形領域ＢＣＤをｎ／　Ｃ／　
Ｄ／に移す。また、同じ方法で異なるライン間での移動
が可能である。そしてこの時、ソースとデスティネーシ
ョンの間で画素単位に任意の論理演算を行なうことがで
きる。

従って、単にソース領域の内容をデスティネーション領
域に移すだけでな（９両領域を重ね合わせたり、マスキ
ングをしたりすることもできる。

またソースとデスティネーションの領域を一致させて、
排他論理和をとることによって塗りつぶしも可能である
。第３図（ａｉに重ね合わせの例を、第３図（ｂｌにマ
スキングの例を、第３図（Ｃ１に塗りつぶしの例を示す
。

第４図は９本発明による任意の多角形領域の移動方法を
示したものである。頂点Ｐｌ乃至Ｐ６で規定される多角
形領域ＳをＳ′に移動する場合、Ｓを頂点Ｐｌ乃至Ｐｓ
ｌＣより、　Ｔｔ乃至Ｔ４の適当な三角形領域に分割し
、それぞれをＴｓ’からＴ４’に移動することによって
全体の領域の移動を行なうものである。

こうすることによって頂点の座標がわかっている任意の
多角形領域に対する各種の操作を容易に行なうことがで
きる。

次に１本発明の詳細を実施例にしたがって説明する。

第５図は９本発明の１実施例の図形処理装置の構成図で
ある。図中、１はＣＲＴ、２はライトペン機構、３はキ
ーボード、４はＣＰＵ、５は入力処理部、６は移動・演
算制御部、７は図形データ記憶部、８はディスプレイ制
御部、９はビットマツプメモリ、１０はアドレス制御回
路、１１はビデオ制御回路、１２は同期制御回路を表わ
す。なお。

本図は、説明の便宜上１本発明に関連のある部分のみを
取り出して示しである。

動作において、ライトペン機構２およびキーボード３を
用いて１図形領域の移動および演算図形処理を指示する
コマンドおよびデータが入力されると、入力処理部５は
、コマンドを解析し、対応する処理機能を呼び出す。こ
の場合には多角形領域の移動・演算コマンドが投入され
ているものとし、移動−演算制御部６が起動される。演
算の種別はＯ几、マスキング、排他的ＯＲであり、任意
に選択可能圧される。なお他の図形処理機能については
説明を省略する。

移動・演算制御部６０機能は、第６図にしたがって後述
されるが、基本的には、設定されたソースおよびディス
テイネ−クロンの２つの任意多角形領域を識別し、これ
らを複数の三角形領域に分割することと、それぞれの領
域のデータをリードして、演算を行ない、結果をディス
ティネーション領域ヘライトする制御を行なう。

図形データ記憶部７は、ソースおよびディスティネーシ
ョンの領域のデータを記憶する。このデータは、ビット
マツプメモリ９との間でライン単位あるいはフレーム単
位でやり取りされ、移動・演算制御部６によって処理さ
れる。

ビットマツプメモリ９は、フレームメモリとも呼ばれ、
ＣＲＴ画面の１フレ一ム分のデータを記憶する。

アドレス制御回路１０は、ＣＰＵから指示されたリード
あるいはライトアドレスにしたがってビットマツプメモ
リ９をアクセスするとともに、同期制御回路１２から供
給されるタイミング信号に応じてＣＲＴＩへ表示出力す
るための連続アクセスを行なう。

ビデオ制御回路１１は、Ｄ／Ａ変換器、輝度信号回路、
カラー信号回路、偏向回路等を含み、ビットマツプメモ
リ９から読み出された図形データ信号にもとづいてＣＲ
ＴＩを制御し９表示出力させる。

次に、移動・演算制御部６０機能を、第６図忙したがっ
て説明する。

多角形領域の移動・演算指示は、該当するコマンドに続
いて、■ソース多角形領域を規定するデータ、■領域分
割基点データ、■ディスティネーション領域規定データ
、をそれぞれ設定することにより行なわれる。第４図の
例では、上記■は頂点Ｐｌ乃至Ｐ６．■はＰｌ、■はＰ
１′に対応している。

移動・演算制御部６は、これらの設定データから画面ア
ドレス、すなわちビットマツプメモリのアドレスをめ、
さらに領域移動距離を計算して図形データ記憶部７に領
域移動データを記憶させる。続いて、多角形領域を三角
形に分割する処理を行なう。第４図の例では、三角形Ｔ
１乃至Ｔ４．ＴＩ’乃至Ｔ４’をめる処理であり、結果
は分割領域テーブルとして記憶する。

次に移動自演算制御部６は、上記の分割領域テーブルか
ら、ソースおよびディスティネーシリン双方の三角形領
域を順次取り出し、領域内のラインごとにビットマツプ
メモリ９から領域データをリードし９図形データ記憶部
７に記憶させる。次に、先にコマンドにより指示されて
いる領域間演算の内容にしたがって、ソースおよびディ
スティネーシ言ン双方の領域データ間で、　０１（、マ
スキング、排他的ＯＲ等の論理演算を実行し、結果をデ
ィスティネーシタン領域にライトする。領域内の全ての
ラインについて処理が終ったとき９次の三角形について
同じ処理を繰り返す。以上の処理を９分割領域テーブル
に登録されている全ての三角形領域について終了したと
き、目的とする多角形領域の移動および演算処理は完了
する。

工発明の効果〕 以上のように２本発明によれば９画面上の任意の位置の
多角形領域を簡単な操作で他の任意の位置へ移動させる
ことができ、またその際、同時に重ね合わせ、マスキン
グ、塗りつぶし等の領域間論理演算を施すことができる
ので９図形処理の操作効率を大幅に向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）９　（ｂｌ、　（Ｃ１は従来の図形領域移
動方法の説明図、第２図は本発明における三角形領域移
動方法の説明図、第３図（ａ）、　（ｂｌ、　（ｃ）は
領域間演算の説明図、第４図は本発明による多角形領域
移動方法の説明図、第５図は本発明の１実施例装置の構
成図、第６図はその移動・演算制御部の詳細機能図であ
る。 図中、１はＣＲＴ、２はライトベン機構、３はキーボー
ド、４はＣＰＵ、５は入力処理部、６は移動・演算制御
部、７は図形データ記憶部、８はディスプレイ制御部、
９はビットマツプメモリを表わす。 特許出願人　富士通株式会社 代理人弁理士　長谷用文廣（外１名） 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディスプレイをそなえたビットマツプ方式の図形処理装
   置において、ディスプレイ画面上で任意多角形領域の移
   動および領域間演算を指示するコマンド手段と、指示さ
   れた多角形領域を複数の三角形領域に分割する手段と９
   分割された各三角形領域ごとに指示された領域移動およ
   び領域間演算を実行する手段とを有することを特徴とす
   る図形処理装置。