JP2596204B2 - 画像データの高速レイアウト装置 - Google Patents

画像データの高速レイアウト装置

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JP2596204B2 JP25893490A JP25893490A JP2596204B2 JP 2596204 B2 JP2596204 B2 JP 2596204B2 JP 25893490 A JP25893490 A JP 25893490A JP 25893490 A JP25893490 A JP 25893490A JP 2596204 B2 JP2596204 B2 JP 2596204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レイアウトスキャナシ
ステムにおける複数の図形データが重なりあったレイア
ウトデータを作成する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷製版方法及びデザイン方法の
発達により、コンピュータを用いて画像のトリミングシ
ステム及びレイアウトスキャナシステムが提案されてき
た。このレイアウトスキャナシステムは、キーボード,
マウス,ディジタイザ,等の数値,図形入力手段と、イ
メージスキャナの写真または画線の分解入力手段と、前
記入力手段を用いて入力される分解入力画像データと数
値,図形データとを演算処理するCPU(中央演算ユニッ
ト)と、数値,図形データや分解入力画像データ及び演
算処理データをCPUの内部またはそれに付随する主記憶
に記憶する手段と、あるいはハードディスク等の外部記
憶装置に記憶する手段と、この演算処理データを製版用
フィルムに出力する出力スキャナ等の出力手段とを備え
て構成されている。
【0003】以下、このようなレイアウトスキャナシス
テムにおけるレイアウト演算方法について説明する。例
えば、第4図に示すような写真原稿を用いて、第5図に
示すようなレイアウトされた集版データを作成する場合
を考える。第4図の写真原稿は、イメージスキャナ等の
画像入力装置によって、コンピュータ内にディジタルデ
ータとして取り込まれる。この取り込み工程を分解とい
い、このディジタルデータのことを分解入力画像データ
と呼ぶ。さらには、取り込まれた後、ハードディスク等
の外部記憶装置に記憶される。この分解入力画像データ
と、コンピュータ内で発生させた平網および/またはグ
ラデーションデータとを併せてレイアウト作業を行う。
【0004】その際、企画段階に於いて作成された版下
台紙,体裁等を基準として、その台紙内にある図形の位
置に、上記分解入力画像データのトリミング及び位置決
めを行う。トリミング及び位置決めが完了すると、上記
分解入力画像データに対応したレイアウトの為の位置情
報、マスク図形情報等が、コンピュータの内部データと
して発生し、一般に分解入力画像情報ファイルとして保
持される。
【0005】従来では、第6図に示す様に、前記の位置
情報、重なり情報を基に、順にレイアウトの優先順位が
下位の分解入力画像データ及び/またはグラデーション
データからレイアウトしていき、集版データが作成され
る。この方法では、存在するレイアウト対象図形の数だ
けレイアウト演算が行われる。即ち、直前に作成した集
版データの上に、分解入力画像データ及び/またはグラ
デーションデータを一つづつ重ねて作成して、修正して
いく方法が一般的である。よって、この方法では、レイ
アウトされる対象図形がいくつも重なっている場合に
は、作成するレイアウト集版データ上の図形が重なって
いる部分を、重なっている回数作成することになり、そ
の度毎にハードディスク等の外部記憶装置とCPU間のデ
ータ読み込み、書き出し処理が行われ、多大な時間がか
かる。
【0006】なぜ、多大な時間がかかるかといえば、レ
イアウト集版データは非常に大きい記憶容量を必要と
し、例えば、A3判サイズで縦・横方向の解像度14本/mm,
濃度階調256段階の黄(Y),赤(M),藍(C),墨
(K)の4版合計データ量は、約100Mバイトにも達す
る。
【0007】一般的には、前記レイアウト集版データを
ハードディスク等の大容量の外部記憶装置に記憶する
が、CPUと外部記憶装置とのレイアウト集版データの読
み書き処理は、CPUからCPU内部記憶装置の主記憶に書き
出したりする処理よりもはるかに長い時間がかかる。一
般的には、100倍程度の差がある。故に、レイアウト対
象図形が多数重なっている様なレイアウト処理を行うの
に、外部記憶装置へのアクセスが増大する方法では、全
体を通して処理時間が莫大なものとなる問題が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するために成されたもので、外部記憶装置を用い
て、分解入力画像データとレイアウト集版データを読み
書きする際のアクセス回数を減らし、その結果、処理時
間を短縮し、レイアウト処理全体の高速化・効率化を図
るレイアウトスキャナシステムを提供することを課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、レイアウトスキャナの画像データの高速レ
イアウトにおいて、集版される台紙領域上における、レ
イアウトスキャナに具備している入力スキャナにより分
解入力された分解入力画像データと、レイアウトスキャ
ナの内部CPUにて発生させる平網および/またはグラデ
ーションを含む画像データがレイアウトされる第一のレ
イアウト領域を抽出する手段と、前記第一のレイアウト
領域の中で、前記分解入力画像データがレイアウトされ
る第二のレイアウト領域を抽出する手段と、レイアウト
スキャナに具備しているCPU上の記憶装置である主記憶
に、一回に読み込める最大の前記第一のレイアウト領域
を、主記憶上のレイアウト集版データ用バッファとして
割り付ける手段と、前記主記憶上に割り付けられた第一
のレイアウト領域の中に存在するレイアウト対象図形を
抽出する手段と、前記レイアウト対象図形の作図データ
を、パラメータデータからベクトルデータへ変換し、さ
らにランレングスデータへと変換する手段と、前記レイ
アウト対象図形中に、レイアウトされる前記分解入力画
像データを主記憶上の分解入力画像用バッファに、レイ
アウトスキャナが具備する外部記憶装置から読み込む手
段と、前記レイアウト対象図形中にレイアウトする平網
および/またはグラデーションデータを主記憶上の平網
及び/またはグラデーション用バッファに展開する手段
と、前記分解入力画像用バッファに存在する分解入力画
像データあるいは前記平網及び/またはグラデーション
用バッファに展開された平網および/またはグラデーシ
ョンデータを、前記主記憶上に割り付けられたレイアウ
ト集版データ用バッファに、前記レイアウト対象図形の
変換されたランレングスデータに基づき転写する手段
と、前記レイアウト集版データ用バッファ上のデータ
を、前記レイアウトスキャナが具備する外部記憶装置に
格納する手段と、前記主記憶上に割り付けられた第一の
レイアウト領域について作成するレイアウトデータを複
数の色について繰り返す手段と、を具備してなる画像デ
ータの高速レイアウト装置である。
【0010】
【作用】本発明の画像データの高速レイアウト装置を使
用すれば、外部記憶装置へのレイアウト集版データの書
き出し回数は、任意のレイアウト領域について必ず1回
であり、例え、レイアウト対象図形が多数重なっていて
も、全体のレイアウト作業が高速かつ、効率的に行うこ
とが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。第1図は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。本実施例の画像データの高速レイアウ
ト装置は、CPU1、作図機2、イメージスキャナ3、外部
記憶装置4、出力スキャナ5、表示装置6より構成され
ている。CPU1は、レイアウト台紙中からレイアウトすべ
き領域の抽出の際の演算やレイアウト集版データ作成等
の演算を行う。CPU1は一般に、その内部又はCPUに付随
して、内部記憶装置として主記憶を備えている。作図機
2は、レイアウト台紙の図形・位置情報を入力するもの
であり、イメージスキャナ3は写真原稿を分解入力する
ものである。
【0012】また、外部記憶装置4は、分解入力画像デ
ータやレイアウト集版データを記憶するものである。出
力スキャナ5は、レイアウト集版データを製版用フィル
ム等に出力するものである。表示装置6は、一般的にCR
T等のモニターであり、作業者が作業する際に必要な情
報を表示するものである。
【0013】第2図は、本発明の方法を示すフローチャ
ートである。第3図は、第2図における核部分であるレ
イアウト演算部分をより具体的に表したフローチャート
である。
【0014】第7図(I)の様な台紙レイアウトを処理
する場合を考える。図中、P1,P2,P3,P4,P5,P6は、その
記号が示す図形中にイメージスキャナから取り込んだ分
解入力画像データがレイアウトされることを意味し、T
1,T2,T3は平網又はグラデーションのレイアウトスキャ
ナシステム内部のコンピュータ上で発生させたデータが
レイアウトされることを意味している。
【0015】第7図(I)のレイアウトされる台紙のサ
イズ及びその台紙内のレイアウト対象図形のサイズ,図
形の位置といった数値情報や、その図形中にレイアウト
される属性、つまり分解入力画像あるいは平網あるいは
グラデーションといったレイアウト内容の種類や、さら
には図形の重なり順序情報は、別のシステム例えば、CA
Dシステムやデザインシステム等の前処理工程より、作
図データとしてレイアウトスキャナシステムに入力され
る。この作図データの中の図形の位置情報とは、その図
形のレイアウト台紙上の座標値を表し、座標値中の縦・
横方向の最小値と最大値を合わせ持つ。
【0016】一般に、分解入力画像データやレイアウト
集版データ、さらにレイアウト台紙データは、第8図に
示すような2次元配列の座標値を持つ階調データであ
る。以後、便宜上、第7図(I),(II),(III),
(IV)、第8図、及び第9図(I),(II),(III)
において、横方向をカラム方向、縦方向をライン方向と
呼ぶ。
【0017】レイアウトを効率的に行うには、まず、レ
イアウト台紙上におけるレイアウトされる図形がライン
方向に存在するレイアウト領域と、それ以外の非レイア
ウト領域との分離が重要である。第7図(II)に示され
る及びの区間は、レイアウト領域を表している。便
宜上、以後この領域区間を第一のレイアウト領域と呼ぶ
ことにする。レイアウト台紙をライン数の小さい方から
大きい方へ、又ある任意の固定したラインの中でカラム
数を小さい方から大きい方へ走査していき、前記作図デ
ータ個々の最小・最大座標値と該ライン数とカラム数の
値を比較してレイアウト対象図形を認識する。同じライ
ンの中でレイアウト対象図形が複数個存在すれば、それ
らを一つのレイアウト対象図形グループとして認識す
る。前記グループ毎に、ライン方向座標値の最大値と最
小値を記憶しておき、レイアウト台紙のライン方向サイ
ズと照会を行うことで、前記第一のレイアウト領域を抽
出する。
【0018】次のステップとして、第一のレイアウト領
域中について、分解入力画像データがレイアウトされる
領域区間を抽出する。第7図(III)における及び
の区間は、分解入力画像データがレイアウトされる領域
を表し、及びの区間は、分解入力画像データがレイ
アウトされない領域を表している。一般に、分解入力画
像データは、大容量の記憶空間を必要とするので、ハー
ドディスク等の外部記憶装置に保管されている。
【0019】本発明では、外部記憶装置の記憶容量の節
約及び外部記憶装置へのデータ書き込み又は、外部記憶
装置からのデータ読み込みのアクセス時間の節約の目的
の為、平網及び/またはグラデーションは、レイアウト
集版データ作成中に、レイアウトスキャナシステム内の
コンピュータの主記憶上に発生させ用いる。
【0020】分解入力画像データがレイアウトされる領
域は、前記第一のレイアウト領域を抽出する手段と、同
様の処理を第一のレイアウト領域に行うことにより抽出
できる。つまり、第一のレイアウト領域をライン数の小
さい方から大きい方へ、又ある任意の固定したラインの
中で、カラム数を小さい方から大きい方へ走査してい
き、第一のレイアウト領域中で、かつその中に存在する
レイアウト図形の中で、分解入力画像データがレイアウ
トされる図形のみを抽出する。同じラインの中で、分解
入力画像データがレイアウトされるレイアウト対象図形
が複数個存在すれば、それらを一つの分解入力画像レイ
アウト対象図形グループとして認識する。
【0021】この分解入力画像レイアウト対象図形グル
ープ毎に、ライン方向座標値の最大値と最小値を記憶し
ておき、レイアウト台紙のライン方向サイズと照会を行
うことで、第二のレイアウト領域、すなわち分解入力画
像がレイアウトされる領域が抽出される。第7図(II
I)の,の区間は、この様にして抽出される。さら
に、この第二のレイアウト領域について、その各々のレ
イアウト領域は、それぞれカラム方向に一番大きなサイ
ズを持つレイアウト対象図形を用い、複数の小さい領域
に分割する。そして、この小さく分割された第二のレイ
アウト領域と、分解入力画像はレイアウトされないが、
平網及び/またはグラデーションがレイアウトされる領
域、つまり第一のレイアウト領域であるが第二のレイア
ウト領域でない領域を、併せてライン方向に昇順に、一
つ一つのレイアウト対象領域として認識し、順に番号を
付ける。
【0022】第7図(IV)に示す様に、第一のレイアウ
ト領域中、分解入力画像がレイアウトされる領域である
第二のレイアウト領域を優先して分割し、,,,
,,の順に、分割されたレイアウト対象領域とす
る。以後、便宜上、前記分割されたレイアウト対象領域
それぞれをゾーンと呼ぶことにする。
【0023】次のステップとして、第7図(IV)におい
て、のゾーンを処理し、レイアウト集版データを作成
する手順について説明する。一般的に、分解入力画像デ
ータよりも、レイアウトスキャナに具備されているコン
ピュータのCPU上の主記憶容量は、かなり小さい。主記
憶と外部記憶装置とのデータのスワッピングは処理効率
の低下を招く。そこで、一度に、主記憶の容量が許容す
る範囲のデータ量になる最大の領域毎に、第9図(I)
のの領域を分割する。
【0024】レイアウト演算とは、最終的に例えば第9
図(I)のの領域となるレイアウト集版データを作成
することであるが、そのレイアウト集版データは主記憶
上に作成され、作成作業が終了したら外部記憶装置に保
存記憶される。よって、一時的ではあるが、主記憶上に
は、レイアウト集版データや,分解入力画像データや,
平網及び/またはグラデーションデータ用のデータ格納
記憶部分がそれぞれ発生する。この一時的格納記憶部分
を一般にバッファと呼び、レイアウト集版用データ格納
記憶部分をレイアウト集版データ用バッファ、分解入力
画像用データ格納記憶部分を分解入力画像用バッファ、
平網及び/またはグラデーションデータ格納記憶部分を
平網及び/またはグラデーション用バッファと呼ぶ。
【0025】第9図(II)では、a,bが一度に主記憶上
のレイアウト集版データ用バッファにデータを読み込め
る領域で、cはの領域からa,bの領域を差し引いた余
剰部分である。本発明では、以下の式を用いて、この一
度に主記憶上のレイアウト集版データ用バッファにデー
タを読み込める領域を決定する。 この式を用いて算出したライン数分のサイズのレイアウ
ト集版データ用バッファを、主記憶上に確保すること
を、本発明では割り付けると表現する。
【0026】本発明では、この様に主記憶上のレイアウ
ト集版データ用バッファに読み込み可能な分だけ、一度
に処理することで、外部記憶装置へのアクセス回数を最
適にしている。前記a,b,cの領域が、本発明で扱うレイ
アウト領域の最小構成単位とする。
【0027】次に、第9図(II)を用いて、主記憶上で
のレイアウト集版データ作成演算について説明する。本
発明において、レイアウト集版データ作成演算とは、任
意のラインにおけるカラム方向に、レイアウトされる対
象図形のカラム数分、分解入力画像データもしくは、平
網及び/またはグラデーションデータを主記憶上の各バ
ッファに、外部記憶装置から読み込み又は、バッファに
展開し、同じ主記憶上のレイアウト集版データ用バッフ
ァに転写することである。
【0028】まず、トリミング及び位置あわせを行う段
階で、レイアウト対象図形に与えられているレイアウト
優先順位により、重ね合わせにおいて下位の順位を持つ
レイアウト対象図形の作図データ(パラメータデータ)
を、転写の起点と終点に、いわゆるベクトルデータに変
換し、そしてカラム方向のデータ転写数、つまりランレ
ングスデータに変換する。そして、その対象図形に分解
入力画像のレイアウトを行う場合は、その図形に対応し
た分解入力画像を主記憶上の分解入力画像用バッファ
に、前記変換したランレングスデータの画素数個分読み
込み、レイアウト集版データバッファに対して、前記転
写の起点と終点に基づき分解入力画像用バッファの中身
をランレングスデータの画素数個分転写する。
【0029】その対象図形に平網及び/またはグラデー
ションデータのレイアウトを行う場合は、その図形に対
応した平網及び/またはグラデーションを主記憶上の平
網及び/またはグラデーションデータ用バッファ上で、
その数値データから実際にレイアウトする画像データを
作成し、作成した画像データを分解入力画像用バッファ
へ前記変換した図形のランレングスデータ数個分展開
し、レイアウト集版データ用バッファに対して、前記転
写の起点と終点に基づき分解入力画像用バッファの中身
をランレングスデータの画素数個分転写する。
【0030】第9図(III)の例では、T3の平網及び/
またはグラデーションデータ、P6の分解入力画像デー
タ、さらにP3の分解入力画像データの順に、前述の一連
のバッファデータ転写作業処理を行い、それらを転写す
る際に、レイアウト集版データ用バッファへは上書きを
行う。優先順位が同じ場合には、前述の変換したベクト
ルデータのレイアウト開始起点のカラム値が小さい図形
より上記処理手続きを行う。そして最後に、主記憶上の
レイアウト集版データ用バッファから外部記憶装置にレ
イアウト集版データを書き出して、さらに上述の一連の
分解入力画像データから読み込み、云々書き出し作業
を、第3図に示すレイアウト演算処理のフローチャート
の様に、色チャンネル数(通常4色)反復して、第9図
(II)のaの区間に対するレイアウト演算は終了する。
第9図(II)のaの部分が終了すると、同図b,cの部分
について繰り返しレイアウト演算を行い、第9図(I)
ののゾーンに対するレイアウト作業は完了する。
【0031】以上の作業をゾーン,,,,,
について全て行い、さらに非レイアウト領域について
無地データのレイアウト集版データを外部記憶装置へ書
き込めば、第7図(I)に示した様な台紙レイアウトの
全体のレイアウト演算作業は終了する。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
データの高速レイアウト装置を用いれば、外部記憶装置
へのレイアウト集版データの書き出し回数は、任意のレ
イアウト領域について必ず1回であり、例えレイアウト
対象図形が多数重なっていても、全体のレイアウト演算
作業が高速かつ、効率的に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明による画像データの高速レイアウト装
置の一実施例を示すブロック図である。
【第2図】本発明による画像データの高速レイアウト装
置の一実施例におけるフローチャートである。
【第3図】第2図における核部分であるレイアウト演算
部分をより具体的に表したフローチャートである。
【第4図】写真原稿を示す図である。
【第5図】レイアウトされた集版データを示す図であ
る。
【第6図】従来の集版データの作成手順を説明する図で
ある。
【第7図】第2図、第3図を細く説明するための台紙レ
イアウト図である。
【第8図】2次配列の座標値を持つ階調データの説明図
である。
【第9図】第7図の部分取り出し説明図である。
【符号の説明】
1……イメージスキャナ、2……キーボード、3……マ
ウス、4……外部記憶装置、5……出力スキャナ、6…
…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後沢 尚人 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 審査官 伊藤 昌哉

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レイアウトスキャナの画像データの高速レ
    イアウトにおいて、集版される台紙領域上における、レ
    イアウトスキャナに具備している入力スキャナにより分
    解入力された分解入力画像データと、レイアウトスキャ
    ナの内部CPUにて発生させる平網および/またはグラデ
    ーションを含む画像データがレイアウトされる第一のレ
    イアウト領域を抽出する手段と、 前記第一のレイアウト領域の中で、前記分解入力画像デ
    ータがレイアウトされる第二のレイアウト領域を抽出す
    る手段と、 レイアウトスキャナに具備しているCPU上の記憶装置で
    ある主記憶に、一回に読み込める最大の前記第一のレイ
    アウト領域を、主記憶上のレイアウト集版データ用バッ
    ファとして割り付ける手段と、 前記主記憶上に割り付けられた第一のレイアウト領域の
    中に存在するレイアウト対象図形を抽出する手段と、 前記レイアウト対象図形の作図データを、パラメータデ
    ータからベクトルデータへ変換し、さらにランレングス
    データへと変換する手段と、 前記レイアウト対象図形中に、レイアウトされる前記分
    解入力画像データを主記憶上の分解入力画像用バッファ
    に、レイアウトスキャナが具備する外部記憶装置から読
    み込む手段と、 前記レイアウト対象図形中にレイアウトする平網および
    /またはグラデーションデータを主記憶上の平網及び/
    またはグラデーション用バッファに展開する手段と、 前記分解入力画像用バッファに存在する分解入力画像デ
    ータあるいは前記平網及び/またはグラデーション用バ
    ッファに展開された平網および/またはグラデーション
    データを、前記主記憶上に割り付けられたレイアウト集
    版データ用バッファに、前記レイアウト対象図形の変換
    されたランレングスデータに基づき転写する手段と、 前記レイアウト集版データ用バッファ上のデータを、前
    記レイアウトスキャナが具備する外部記憶装置に格納す
    る手段と、 前記主記憶上に割り付けられた第一のレイアウト領域に
    ついて作成するレイアウトデータを複数の色について繰
    り返す手段と、を具備してなる画像データの高速レイア
    ウト装置。
JP25893490A 1990-09-28 1990-09-28 画像データの高速レイアウト装置 Expired - Lifetime JP2596204B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287139A (ja) * 1988-09-24 1990-03-28 Toppan Printing Co Ltd レイアウトスキャナー装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0287139A (ja) * 1988-09-24 1990-03-28 Toppan Printing Co Ltd レイアウトスキャナー装置

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