JP4085204B2 - 描画用ベクタデータの処理方法及び描画装置 - Google Patents

描画用ベクタデータの処理方法及び描画装置 Download PDF

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Description

本発明は、描画装置が描画する図形のデータの処理方法、及びその描画装置に関する。
従来、描画装置により、微細なパターンや文字等の記号が、被描画体の表面に光学的に描画されている(例えば特許文献1)。描画の代表例としては、フォトリゾグラフィの手法によるプリント回路基板への回路パターンの印刷が挙げられ、この場合、被描画体はフォトマスク用感光フィルムや、基板上のフォトレジスト層となる。
特開2003−84444号公報(段落[0002〜0007])
従来の描画装置は、CAD等の上位CPUから送信されるベクタデータ(回路データ)に基づいて描画イメージ(ラスタデータ)を作成して、被描画体の露光を行っている。しかしながらこの方法においては、描画される図形を示すためのデータ量が多くなり、データ変換および転送に負担がかかる。
そこで本発明においては、描画図形を示すための描画データを処理し、データ量を縮小することを目的とする。
本発明の描画データ処理方法は、被描画体に描画される図形に関する情報を、描画ベクタデータとして描画装置に転送する転送工程と、描画装置内において、描画ベクタデータを処理して図形を示すラスタデータであるイメージ画像を形成するイメージ画像形成工程とを備えている。さらに、イメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出工程と、ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合工程と、グループ化ランレングスデータにより示される図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成工程とを備えている。
データ抽出工程は、イメージ画像を規定する描画座標の座標軸に平行な第1の走査線に沿ってイメージ画像を走査し、走査線上のランレングスデータの始点座標および終点座標を抽出するランレングスデータ抽出工程と、抽出された始点座標と終点座標とを、走査線を特定するライン番号にそれぞれ関連付けてメモリに格納するランレングスデータ格納工程とを備えていることが好ましい。
データ統合工程は、第1の走査線上にある第1のランレングスデータと、第1の走査線に隣接する第2の走査線上にある第2のランレングスデータとの重複を、第1および第2のランレングスデータのそれぞれの始点座標および終点座標と、第1の走査線および第2の走査線のライン番号とに基づいて検出するランレングスデータ重複検出工程を備えていることが好ましい。さらに、ランレングスデータ重複検出工程により、第1ランレングスデータと第2ランレングスデータとが重複していると判断された場合に、第1ランレングスデータの始点座標と第2ランレングスデータの始点座標とをグループ化して始点座標群を形成し、第1ランレングスデータの終点座標と第2ランレングスデータの終点座標とをグループ化して終点座標群を形成するグループ化ランレングスデータ生成工程を備えることが好ましい。
輪郭データ生成工程は、始点座標群から始点輪郭ベクタデータを生成する始点側輪郭データ生成工程と、終点座標群から終点輪郭ベクタデータを生成する終点側輪郭データ生成工程とを備えていることが望ましい。
また、輪郭データ生成工程は、輪郭点抽出工程をさらに備えていることが好ましい。この輪郭点抽出工程により、始点輪郭ベクタデータの一部が排除始点輪郭ベクタデータとして間引き処理により除かれ、始点輪郭ベクタデータは1本以上の連続する線分から成るデータに近似され、この近似された始点輪郭ベクタデータの屈曲する点が輪郭点として抽出される。また始点輪郭ベクタデータと同様に、終点輪郭ベクタデータの一部が排除終点輪郭ベクタデータとして間引き処理により除かれ、終点輪郭ベクタデータは1本以上の連続する線分から成るデータに近似されて、近似された終点輪郭ベクタデータの屈曲する点が輪郭点として抽出される。
輪郭点抽出工程は、図形の描画における解像度を設定することにより、始点輪郭ベクタデータに対する排除始点輪郭ベクタデータの割合と、終点輪郭ベクタデータに対する排除終点輪郭ベクタデータの割合とを変更可能であることが望ましい。この場合、高い解像度が要求されない描画においては、排除始点輪郭ベクタデータ及び排除終点輪郭ベクタデータを増やす、すなわち抽出される輪郭点の数を減らすことにより、さらにデータ量を縮小することができる。
イメージ画像形成工程においては、まず、描画ベクタデータの一部を処理してイメージ画像の一部を形成し、データ抽出工程とデータ統合工程と輪郭データ生成工程とにより、図形に関する一部の情報が、輪郭ベクタデータにより示されても良い。この場合、イメージ画像形成工程、データ抽出工程、データ統合工程、および輪郭データ生成工程の反復により、描画される図形に関する全ての情報が、輪郭ベクタデータにより示されることが望ましい。
描画ベクタデータは、複数のレイヤーから構成されても良い。この場合、これらのレイヤーが合成されることにより、描画される図形が示される。
イメージ画像形成工程と、データ抽出工程と、データ統合工程と、輪郭データ生成工程とは、描画装置において実施されず、ワークステーションにおいて実施されても良い。この場合、本発明の描画データ処理方法は、輪郭データ生成工程においてワークステーションで生成された描画ベクタデータを、描画装置に転送する転送工程を備えている。
本発明の描画装置は、被描画体に描画される図形に関する情報を、図形を示す描画ベクタデータとして受信する受信手段と、描画ベクタデータを処理して図形を示すラスタデータであるイメージ画像を形成するイメージ画像形成手段とを備えている。さらに、描画装置は、形成されたイメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出手段と、ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合手段と、グループ化ランレングスデータの輪郭を示す輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成手段とを備えている。
以上のように本発明によれば、描画図形を示すデータのデータ量を削減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の描画データ処理に用いられる描画装置10を概略的に示す図である。
描画装置10は、プリント回路基板上のフォトレジスト層に、回路パターンを直接描画するように構成されており、データ処理ユニット12と、描画ユニット14とを備える。データ処理ユニット12には、CPU16および画像メモリ18が含まれる。さらに描画装置10は、上位CPU(ワークステーション)であるCAD20と接続されており、描画されるべき図形のデータが、CAD20から描画装置10に転送される。転送された図形データは、後述のようにCPU16において様々な処理が施された後、描画ユニット14に転送され、描画ユニット14により描画が行われる。
図2は、描画データの処理全般を概略的に示すフローチャートである。
ステップS101では、描画される図形に関する情報が、描画ベクタデータとしてワークステーションから描画装置10へ転送(転送工程)され、ステップS102に進む。
ステップS102では、描画装置10において、描画ベクタデータに基づいて、ラスタデータであるイメージ画像が形成(イメージ画像形成工程)され、ステップS103に進む。
ステップS103では、イメージ画像からランレングスデータが抽出(データ抽出工程)され、ステップS104に進む。
ステップS104では、ランレングスデータがグループ化されて、グループ化ランレングスデータとされる(データ統合工程)。そしてステップS105に進む。
ステップS105では、グループ化ランレングスデータにより示される図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータが生成(輪郭データ生成工程)され、ステップS106に進む。ステップS106では、輪郭ベクタデータが出力され、描画データの処理は終了する。
以上のように、ワークステーションから描画装置10へ転送された描画図形に関する情報である描画ベクタデータが、様々な処理の結果、最終的に描画ベクタデータよりもデータ量の少ない輪郭ベクタデータに変換される。
図3は、描画ベクタデータに基づいて形成されるイメージ画像26を示す概略図である。
描画される図形に関する情報が、複数のレイヤーにより構成される描画ベクタデータとして、CAD20から描画装置10に転送される(転送工程)。この描画ベクタデータが、描画装置10により受信されると、CPU16において処理され、ビットマップ展開されたイメージ画像26が合成される(イメージ画像形成工程)。ここで、CPU16におけるイメージ画像形成に用いられる座標系を、描画座標系と定める。この描画座標は、スキャン座標(以下S座標という)とフィード座標(以下F座標という)とにより定められ、図3に示されるように、スキャン座標軸(以下S軸という)は右向きが正の方向であり、フィード座標軸(以下F軸という)は下向きが正の方向である。ここでは、描画データが、レイヤー22〜24の3層から構成されており、各レイヤーには、閉図形である描画図形の位置、形状、大きさ、色の情報が含まれている。この場合の描画図形の色の情報とは、描画されることを示す黒色であるか、描画されないことを示す白色であるかを意味している。ここでは、レイヤー22は全ての領域を黒色に、レイヤー23は矩形状の領域を白色に、レイヤー24は「X」字型の描画図形の領域を黒色にすることをそれぞれ意味している。
複数のレイヤーから成る描画ベクタデータが組合せられてイメージ画像が形成されるために、各レイヤーには、読み出しの順番が定められている。この読み出しの順番は、各レイヤーの示す描画図形の外周上の点のうちF座標の値が最も小さい点のF座標の値を比較し、このF座標の値が小さい(F座標が原点Oに近い)レイヤーから順に読み出される。図3においてはレイヤー22が1番目であり、以下レイヤー23が2番目、レイヤー24が3番目であり、この順番に従って各レイヤーが読出されることにより、イメージ画像26が形成される(イメージ画像形成工程)。
図4は、イメージ画像26におけるランレングスデータを概略的に示す図である。ここでは、図3に示されたレイヤー22およびレイヤー23の描画ベクタデータに基づく描画図形は省略されている。
先述のように、イメージ画像26は、CAD20から転送される描画ベクタデータがビットマップ展開された画像である(図3参照)。従って、描画座標上のイメージ画像26に含まれる整数値を座標に持つ点、すなわちS座標とF座標のいずれもが整数値である点(以下、ビットという)の全てが、描画されることを示すデータ「1」か、あるいは描画されないことを示すデータ「0」を有する。ここで、描画される領域(以下描画領域という)を特定するために、描画図形28内の矢印で示される、データ「1」を持つビットの連続したランレングスデータが抽出される(データ抽出工程)。以下に、その抽出方法について説明する。
まず、描画座標系において、各ビットのデータが「1」であるか「0」であるかを調べて、ランレングスデータを探すための走査が行われる。最初の水平走査は、S軸に沿ってS軸正の方向に向かって行われ、走査線上に位置するビットが調べられる。そして、F軸に平行でイメージ画像26の外縁を定める直線(S=SMAX)に到達するとこの水平走査は終了し、以後、S軸に平行な直線F=1,2, 3, …N(Nは整数)を走査線とする水平走査が、S軸に平行でイメージ画像26の外縁を定める直線(F=FMAX)に接するまで、走査が反復して行われる。この走査において、データが「0」のビットに続いてデータが「1」のビットが見出された場合、このビットがランレングスデータの始点LSとなる。そして、走査線上の連続した「1」のビットがランレングスデータを形成し、再びデータが「0」になる直前のデータが「1」のビットがランレングスデータの終点LEとなる(走査線上の最後のビットまでランレングスデータが継続する場合には、イメージ画像26の外縁を定める直線S=SMAX上の点が、ランレングスデータの終点LEとなる)。こうして、始点LSと終点LEとを有するランレングスデータが抽出される(ランレングスデータ抽出工程)。
図5は、ランレングスデータの始点および終点に付加されるインデックスを示す表である。
ランレングスデータが抽出されると、その始点LSおよび終点LEのS座標値は、ランレングスデータの読込を重複せずに行い、処理を迅速化するためにデータの格納場所を示すインデックスが求められた上で、画像メモリ18内のランレングスデータ格納バッファ配列LBUFに記録される。以下に、その記録方法について説明する。
まず、図4に示される描画図形28においては、S軸から開始された走査において、直線F=3(以下ライン「3」という。同様に、直線F=Nをライン「N」とし、この「N」をライン番号という)上に、始点LS0および終点LE0を有するランレングスデータが最初に見出される。そして、各始点LSおよび終点LEに対しては、データの格納位置を管理するための一連の格納番号LNOが、抽出された順番に0から割り振られる。ここでは、ライン「3」上の始点LS0の格納番号LNOが0であり、終点LE0の格納番号LNOは1となる。従って、ランレングスデータ格納バッファ配列LBUF[LNO=0](配列指標「0」で示される、LBUFの配列要素LBUF[0]を表す)にLS0が、続いてLBUF[LNO=1]にLE0が格納される。ここで、各始点LSや終点LEが、ランレングスデータ格納バッファ配列LBUFに格納されるということは、各始点LSや終点LEのS座標の値が、それぞれランレングスデータ格納バッファ配列LBUFに記録されることを意味する。
次に、ライン「F」についての最初の始点LSと最後の終点LEとが抽出されると、最初の始点LSの格納位置を表すインデックス配列IS[F]および最後の終点LEの格納位置を表すインデックス配列IE[F]が割り振られる。すなわち、あるライン「F」上で最初に抽出される始点LSの格納番号LNOが、インデックス配列IS[F]に対して与えられ、続いて、あるライン「F」上で最後に抽出される終点LEの格納番号の代わりに、次のライン「(F+1)」上で最初に抽出される始点LSの格納番号LNOが、インデックス配列IE[F]に与えられる。すなわち、ライン「F」の最後の終点LEの格納位置は、次のライン「(F+1)」の最初の始点LSの格納位置でもって表される。ここでは、ライン「3」上で最初に抽出された始点LS0の格納番号LNO=0が、インデックス配列IS[3]に対して与えられ、続いて、ライン「3」上で最後に抽出された終点LE0の格納番号LNOの代わりに、次のライン「4」上で最初に抽出された始点LS1の格納番号LNO=2が、インデックス配列IE[3]に与えられる。こうして、ライン「3」上の最後の終点LE0の格納位置を示すインデックス配列IE[3]は、次のラインであるライン「4」上の最初の始点LS1の格納位置を表すインデックス配列IS[4]で表される。すなわち、インデックス配列IE[3]と、インデックス配列IS[4]とは等しくなり、ここではいずれも2である。
さらに、ライン「5」におけるように、同一ライン上でランレングスデータが複数(始点がLS2 、終点がLE2のランレングスデータと、始点がLS3 、終点がLE3のランレングスデータ)抽出された場合にも、LBUF[LNO=4]=LS2、LBUF[LNO=5]=LE2というように、LNOの値を加算しながらLBUFに順次格納される。そして、インデックス配列IE[F]は、終点LEを格納する毎に、2ずつ加算される。こうして、インデックス配列IS[F]およびIE[F]が割り振られたランレングスデータの始点LS及び終点LEは、格納番号LNOが配列の指標と等しくなるようにランレングスデータ格納バッファ配列LBUFに順番に記録される(ランレングスデータ格納工程)。
図6は、ランレングスデータの始点LSおよび終点LEに対するインデックス付加ルーチンを示すフローチャートである。
ランレングスデータの始点LSおよび終点LEに対するインデックスの付加方法を、フローチャートを参照して以下に説明する。ライン「0」からライン「n−1」までの走査において、まずステップS201にて、始点LS、終点LE、に対して、それらの抽出された順番に応じた格納番号LNO、格納番号LNOに基づいたインデックスIS[F]とIE[F]の全てに係わる変数の値が「0」に設定されて初期化され、ステップS202に進む。
ステップS202では、走査対象となる始点LSあるいは終点LEの属するライン番号Fの値が、先述のイメージ画像26の外縁を定める直線F=FMAX上の点のF座標FMAXよりも小さいか否かが判断される。ライン番号Fの値が、FMAXの値よりも小さくない、すなわち等しい場合、対象となる全ての始終点の処理が終了していることを意味するため、インデックス付加ルーチンは終了する。ライン番号Fの値が、FMAXの値よりも小さい場合、ステップS203に進む。
ステップS203では、インデックス配列IS[F]とIE[F]に、次にランレングスデータ格納バッファ配列LBUFに記録される始点あるいは終点の格納番号LNOの値がいくつであるかが調べられ、ステップS204に進む。ステップS204では、ランレングスデータの走査を開始する位置のS座標の初期値が「0」に設定され、ステップS205に進む。
ステップS205では、ランレングスデータの始終点のS座標の値が、先述のイメージ画像26の外縁を定める直線(S=SMAX)上の点のS座標であるSMAXの値よりも小さいか否かが判断される。始終点のS座標の値が、SMAXの値よりも小さくない、すなわち等しい場合、ステップS206に進む。始終点のS座標の値が、SMAXの値よりも小さい場合、ステップS207に進む。
ステップS206では、対象となるライン「F」上の全ての始終点の処理が終了していることを意味するため、F座標が1だけ大きい次のラインを処理の対象として、ステップS202に戻る。
ステップS207では、ライン「F」上のある終点(F,S)の検出後、その終点に隣接する点(F,S+1)からさらにランレングスデータの先頭座標を検索する。検索の結果、ランレングスデータの先頭、すなわち始点LSが存在した場合には、ステップS208に進む。始点が存在しない場合、ステップS206に進む。
ステップS208では、ステップS207において始点LSが抽出されていることから、同一のランレングスデータの終点LEが、同一ライン上で検索、抽出され、ステップS209に進む。ステップS209では、始点LSのS座標値が格納番号LNOで示されるランレングスデータ格納バッファ配列LBUFの配列要素に記録され、終点LEのS座標値については格納番号(LNO+1)で示されるランレングスデータ格納バッファ配列LBUFの配列要素に記録される。そして、次の始点LSの記録に備えて(LNO+2)を新たなLNOの値とし、この新たなLNOの値に基づいてIE[F]を設定し、さらに走査するS座標の値についても、(終点LEのS座標+1)を新たなSの値として、ステップS205に進む。以後、対象となる全てのライン上の始終点の抽出が終了するまで、必要なステップが反復され、最終的にステップS202において、始点のF座標がFMAXの値と等しいと判断されることにより、インデックス付加ルーチンは終了する。
イメージ画像から抽出され、インデックスと共に記録されたランレングスデータのうち、次のライン上のランレングスデータと互いに重なり合う領域を持つものは、グループ化される(データ統合工程)。以下に、そのグループ化の方法について説明する。
図7は、互いに重なり合うランレングスデータの概略を示す図である。
まず、記録されたランレングスデータが、ライン「0」から順に検索され、ラインn上のランレングスデータ(始点のS座標をスキャン開始S座標SSn、終点のS座標をスキャン終了S座標SEnとする)について、その次のライン(n+1)上のランレングスデータ(始点のS座標をスキャン開始S座標(SSn+1)、終点のS座標をスキャン終了S座標(SEn+1)とする)とS座標に重複があるか否か、すなわち互いに同一のS座標を有する箇所があるか否かが判断される(ランレングスデータ重複検出工程)。
そして、重複箇所があれば、同一の閉図形を構成するランレングスデータであると判断される。この操作を重複箇所がなくなるまで反復して、同一の閉図形を構成すると判断された全てのランレングスデータを同一グループ化する(グループ化ランレングスデータ生成工程)。なお、ライン「n」上のランレングスデータが、ライン「n+1」上の複数のランレングスデータと重複する場合、あるいはライン「n−1」上の複数のランレングスデータと重複する場合においては、いずれも走査順が最先、すなわちS座標の小さいランレングスデータとのみ、同一グループ化されるものとする。なお、図7に示されたランレングスデータは、いずれも同一グループ化されることとなる。
図8は、描画図形28におけるグループ化されたランレングスデータを示す図である。
S軸から、グループ化のための走査が順次行われ、ライン「3」上のランレングスデータLR1からグループ化された結果、分割描画図形30が構成され、同様にランレングスデータLR2からのグループ化により分割描画図形32が、ランレングスデータLR3からのグループ化により分割描画図形34が、それぞれ構成される。なお、先述の通り、同一ライン上の複数のランレングスデータは同一グループ化されないため、図8に示されるように、単一の閉図形である描画図形28に含まれるランレングスデータが、複数のグループに分割されることがある。
図9および図10は、ランレングスデータのグループ化ルーチンを示すフローチャートである。図9は、あるライン上のランレングスデータの読み出しを示し、図10は、読出されたランレングスデータとS座標が重複するランレングスデータのグループ化処理を示している。
まず、ステップS301において、走査の場合と同様にライン「0」(S軸)から順にランレングスデータの読み出しを行うため、F座標が0に設定されてステップS302に進む。ステップS302では、ライン「F」のF座標が、FMAXよりも小さいか否かが判断される。F座標が、FMAXよりも小さくない、すなわちFMAXと等しい場合、対象となる全てのランレングスデータのグループ化処理が終了していることを意味するため、ステップS303に進み、グループ化ルーチンは終了する。F座標の値がFMAXの値よりも小さい場合、ステップS304に進む。
ステップS304では、IS[F]がIE[F]よりも小さいか否か、すなわち、ライン「F」上にランレングスデータが存在するか否かが判断される。その結果、IS[F]が、IE[F]よりも小さい、すなわちランレングスデータがライン「F」上に存在する場合、ステップS305に進む。また、IS[F]がIE[F]よりも小さくない、すなわちIS[F]がIE[F]と等しい場合、もはや読出されるランレングスデータがライン「F」上に存在しないことを意味し、ステップS306に進む。
ステップS305では、ラインF上の、グループ化処理対象となる最初の始点LSの格納位置を表す格納番号LNOがインデックス配列IS[F]より読み出され、インデックス配列IS[F]には新たな格納番号(LNO+2)が入れられてステップS307に進む。ステップS307においては、ランレングスデータ格納バッファ配列LBUFから、ステップS305で読み出された格納番号LNOで示される配列要素、すなわち、始点LSのS座標を読み出し、格納番号(LNO+1)で示される配列要素、すなわち、読み出された始点LSに対応する終点LEのS座標を読み出す。その後、ステップS401(図10)に進む。
ステップS306においては、対象となるライン「F」上の全ての始終点の読み出しが終了したことから、F座標が1だけ大きい次のラインを処理の対象として、再びステップS302に進み、各ステップが反復される。
ステップS401(図10参照)では、ステップS307で読み出された始点LSのS座標および終点LEのS座標がそれぞれ、スキャン始点配列SS[n]とスキャン終点配列SE[n]に格納され、ラインFの次のライン、すなわちライン(F+1)のF座標を作業フィード座標FNと定義する。ここで、スキャン始点配列SS[n]とスキャン終点配列SE[n]の指標nは、同一グループ化の対象となるライン数を表す変数であり、(n+1)にインクリメントしてステップS402に進む。
ステップS402では、作業フィード座標FNが、FMAXよりも小さいか否かが判断される。作業フィード座標FNがFMAXよりも小さくない、すなわちFMAXと等しい場合、全てのランレングスデータのグループ化が終了していることを意味し、ステップS403に進む。また、作業フィード座標FNがFMAXの値よりも小さい場合、ステップS404に進む。
ステップS404では、IS[FN]がIE[FN]よりも小さいか否か、すなわち、ライン「FN」上にランレングスデータが存在するか否かが判断される。その結果、IS[FN]が、IE[FN]よりも小さい、すなわちランレングスデータがライン「FN」上に存在する場合、ステップS405に進む。また、IS[FN]がIE[FN]よりも小さくない、すなわちIS[FN]がIE[FN]と等しい場合、もはやランレングスデータがライン「FN」上に存在しないことを意味し、ステップS403に進む。
ステップS405では、ライン「FN」上のランレングスデータ、すなわち1組の始点LSNと終点LENのそれぞれのS座標値がランレングスデータ格納バッファ配列LBUFから読み出され(ステップS305、S307と同様)、ステップS406に進む。
ステップS406では、ライン「FN」上の終点LENのS座標がライン「F」上の始点LSのS座標よりも小さいか否か、およびライン「FN」上の始点LSNのS座標がライン「F」上の終点LEのS座標よりも小さいか否かが判断される。これらの条件のいずれかが成立する場合、ライン「FN」上のランレングスデータと、ライン「F」上のランレングスデータとは、互いに重複する箇所を有しないことを意味し、ステップS403に進む。一方、これらの条件のいずれも成立しない場合は、ライン「FN」上のランレングスデータと、ライン「F」上のランレングスデータとに重複箇所があることを意味しており、ステップS407に進む。
ステップS407においては、ラインFN上の始点LSNのS座標値を、ラインF上の始点LSと同一グループ化する処理のためスキャン始点配列SS[n]に記録し、同様に、ラインFN上の終点LENのS座標値を、ラインF上の終点LEと同一グループ化する処理のためスキャン終点配列SE[n]として記録する。そして、次のライン「FN+1」上のランレングスデータのグループ化のため、同一グループ化の対象となるライン数を表す変数nをインクリメントしてステップS408に進む。
ステップS408では、次のライン(FN+1)上のランレングスデータと、ライン「FN+2)」上のランレングスデータとの重複を調べるため、IS[FN]に、格納番号(LNO+2)が代入され、作業フィード座標には新たに(FN+1)が用いられ、ライン「FN」上のランレングスデータの始点LSNおよび終点LENを、それぞれ新たな始点LS、終点LEとして、ステップS404に進み、ステップS404以下、上述のステップが反復される。
ステップS403では、同一グループ化されたスキャン始点の集合であるスキャン始点群SS(SS[0]〜[n−1],始点座標群)に新たに加わったスキャン始点SS[n]と、同一グループ化されたスキャン終点の集合であるスキャン終点群SE(SE[0]〜[n−1],終点座標群)に新たに加わったスキャン終点SE[n]のそれぞれについて、後述の輪郭データ処理が施され、ステップS304(図9参照)に進み、上述のステップが反復される。
図11は、スキャン始点群SSあるいはスキャン終点群SEにおける輪郭ベクタデータ生成の概略を示す図である。
スキャン始点群SS(SS[0]〜[n])およびスキャン終点群SE(SE[0]〜[n])を構成する全ての始点および終点が抽出されると、スキャン始点群SSおよびスキャン終点群SEごとに、いくつかの点を抽出し、抽出された点同士を結ぶ直線である輪郭ベクタデータが生成される(輪郭データ生成工程)。なお、スキャン始点群SSとスキャン終点群SEとで、輪郭ベクタデータの生成方法は同じであるので、ここではスキャン始点群SSについて、輪郭ベクタデータの生成方法を説明する。スキャン始点群SSの中で最も走査順の早い点(SS[0])をP0とし、走査順がP0の次の点(SS[1])をP1とする。これらのスキャン始点は、ビットマップ展開されたイメージ画像26上の点であるため、スキャン始点のS座標値は全て整数で表される。従って、点P1のS座標をS1とすると、描画座標上の描画図形28の真の輪郭を定める直線としての直線P01の傾きd0は、S座標が(S1−0.5)である点P1’と点P0とを結ぶ直線の傾きdMin以上であり、なおかつS座標が(S1+0.5)である点P1’’と点P0とを結ぶ直線の傾きdMax以下の範囲に存在することとなる(P0とP1とのF座標の差を「1」とする)。同様に、走査順がP1の次の点P2とP0とを結ぶ直線の傾きd1は、dLo以上dHi以下の範囲に存在することとなる。
ここで、dMin以上dMax以下の範囲にdLoもしくはdHiが存在する場合、P0からP2までの点が、同一直線上にあると判定する。これらの点が同一直線上にないと判断される場合、同一直線上にないと判断された点から新たな直線が形成される。なお、点P0とのF座標の隔たりがより大きい点と点P0とを結ぶ直線の傾きの方が、点P0とのF座標の隔たりがより小さい点と点とを結ぶ直線の傾きよりも、誤差の影響が小さく信頼性が高いことから、dLoがdMinよりも大きい場合は、dMinをdLoに更新し、dHiがdMaxよりも小さい場合、dMaxをdHiに更新し、真の輪郭を定める直線の傾きの範囲を狭めながら、さらに次の点へと同様の処理を繰り返す。こうして、描画図形28の輪郭を定めるいくつかの直線が、スキャン始点群SSから生成される(始点側輪郭データ生成工程)。
図12は、n個のスキャン始点群SS(SS[0]〜[n−1])に基づく輪郭ベクタデータ生成ルーチンを示すフローチャートである。
ステップS501において、ライン「F」のF座標が、(n−1)よりも小さいか否かが判断される。そして、フィード座標Fの値が、(n−1)よりも小さくない、すなわち等しい場合、対象となる全ての始点の処理が終了していることを意味するため、輪郭ベクタデータ処理ルーチンは終了する。フィード座標Fの値が、(n−1)よりも小さい場合、ステップS502に進む。
ステップS502では、点P0のF(フィード)座標およびS(スキャン)座標を、それぞれ初期フィード座標FORGおよび初期スキャン座標SORGとして定義し、FORG=F、SORG=S[F]とする。さらに、点P0と点P1(S座標をS[F+1]とする)との直線の傾きが取り得る値の最小値と最大値とを、それぞれ初期最小傾きDMINと、初期最大傾きDMAXとして定め、ステップS503に進む。ここで、点P1のF座標の値は、点P0のF座標の値よりも1だけ大きいため、DMINおよびDMAXは、(1)式および(2)式のように表される。

DMIN=(S[F+1]−S[F]−0.5)/1 ・・・(1)
DMAX=(S[F+1]−S[F]+0.5)/1 ・・・(2)
ステップS503では後述の輪郭点数NOを「0」とし、さらに初期フィード座標FORGを輪郭F(フィード)座標OF、初期スキャン座標SORGを輪郭S(スキャン)座標OSとして、新たにフィード座標Fを(F+1)に更新してステップS504に進む。ステップS504では、新たなフィード座標Fが、(n−1)よりも小さいか否かが判断される。そして、フィード座標Fの値が、(n−1)よりも小さくない、すなわち等しい場合、全てのスキャン始点群SSの処理が終了していることを意味するためステップS507に進む。なお、フィード座標Fの値が、(n−1)よりも小さい場合、ステップS505に進む。
ステップS505においては、対象となっているスキャン始点SS[m]とP0との直線(以下直線P0−SS[m]という)が取り得る傾きの最小値と最大値とが、それぞれ最小傾きMINと、最大傾きMAXとして求められ、ステップS506に進む。ステップS506においては、直線P0−SS[m]の最大傾きMAXと点P0とスキャン始点SS[m−1]とを結ぶ直線(以下直線P0−SS[m−1]という)の傾きが取り得る値の最小値DMIN、直線P0−SS[m]の最小傾きMINと直線P0−SS[m−1]の傾きが取り得る値の最大値DMAXとが、それぞれ比較される。その結果、(3)式あるいは(4)式が成立すると、直線P0−SS[m−1]と直線P0−SS[m]とが、同一直線ではないことを意味するため、直線P0−SS[m−1]と、スキャン始点SS[m−1]とスキャン始点SS[m]とを結ぶ直線(以下直線SS[m−1]−SS[m]という)とが直線P0−SS[m−1]とは別の直線であって、輪郭ベクタデータが点SS[m−1]において屈曲していること判断され、この屈曲点SS[m−1]を新たに輪郭点と定め、ステップS507に進む。

MAX < DMIN ・・・(3)
DMAX > MIN ・・・(4)

一方、(3)式および(4)が成立しない場合、直線P0−SS[m−1]と直線P0−SS[m]とが同一直線であると判断されてステップS508に進む。
ステップS507では、新たに設定された輪郭点の座標(以下輪郭座標という)のフィード座標Fを輪郭F(フィード)座標配列OF[NO]、スキャン座標Sを輪郭S(スキャン)座標配列OS[NO]として記録して、輪郭点の数NOが「1」増える処理が行われ、ステップS501に進む。
ステップS508〜ステップS511においては、スキャン始点SS[m]が、直線P0−SS[m−1]に新たに加わることで直線P0−SS[m]が形成される際に、直線P0−SS[m]の取り得る傾きの範囲が求められる。まずステップS508では、直線P0−SS[m−1]の傾きが取り得る値の最小値DMINが、直線P0−SS[m]の最小傾きMINよりも小さいか否かが判断され、DMINがMINよりも小さい場合、ステップS509に進む。ステップS509では、MINを新たなDMINとして更新し、ステップS510に進む。一方、ステップS508において、DMINがMINよりも小さくない場合、DMINは更新されずにステップS510に進む。
ステップS510においては、直線P0−SS[m]の最大傾きMAXが、直線P0−SS[m−1]の傾きが取り得る値の最大値DMAXよりも小さいか否かが判断される。MAXがDMAXよりも小さい場合、ステップS511に進む。ステップS511では、MAXを新たなDMAXとして更新し、ステップS512に進む。一方、ステップS510において、MAXがDMAXよりも小さくない場合、DMAXは更新されずにステップS512に進む。
ステップS512においては、次のラインのスキャン始点について同様の処理をするために、(F+1)を新たなF座標の値として、ステップS504に進む。そして、上述の各ステップが繰り返されることにより、スキャン始点群SSに基づく輪郭ベクタデータ(始点輪郭ベクタデータ)が生成される(始点側輪郭データ生成工程)。
なお、先述のように、スキャン終点群SEについてもステップS501〜S512と同じ方法に従って、輪郭ベクタデータ(終点輪郭ベクタデータ)が生成される(終点側輪郭データ生成工程)。
図13は、最終的に得られるベクタデータの構成を示した図である。図14は、スキャン始点群SSおよびスキャン終点群SEの輪郭点で囲まれた描画図形を示す図である。
生成されたスキャン始点群SSに基づく輪郭ベクタデータとスキャン終点群SEに基づく輪郭ベクタデータは、図13に示すように、スキャン始点群SSおよびスキャン終点群SEの輪郭点の数のデータと共に1つにまとめられて再生成される。そして、図14に示すように、それぞれ連続する線分から成り、屈曲する点である輪郭点を有するスキャン始点群SSおよびスキャン終点群SEに囲まれる単一の閉図形の内部が、塗りつぶされるように描画装置10において描画が制御される。
このように、1つの描画図形は、その輪郭を形成する直線である輪郭ベクタデータによって表され、その輪郭ベクタデータは輪郭点の座標のみによって規定される。このため、輪郭点以外のスキャン始点、スキャン終点のデータは不要となるため、データ量の大幅な削減が可能となる。
図15は、描画図形28の分割描画図形30、32および34の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを示す図である。
ここでは、描画図形28の分割描画図形30、32および34が、それぞれ複数の輪郭ベクタデータにより表されている。最も複雑な形状の分割描画図形32の輪郭ベクタデータについても、10個の輪郭点で構成され、データが簡略化されている。なお、先述の輪郭ベクタデータ生成の方法に従うと、点Aは輪郭点とはならないため直線ABによるS軸に平行な輪郭ベクタデータは形成されず、代わりに輪郭点A’および輪郭点Bによる輪郭ベクタデータが形成されるため、輪郭ベクタデータが本来の描画図形を表さない誤差が生じる。この誤差は、描画図形28を簡略化して示す図15においては大きいものの、実際の輪郭ベクタデータは、非常に多数のスキャン始点、スキャン終点から輪郭点が抽出されて形成されるため、実質上この誤差は補正が不要であり、許容できるものである。
輪郭ベクタデータの生成において、高い解像度が要求されない場合、スキャン始点群SSおよびスキャン終点群SEから輪郭点を抽出する際の同一直線化の条件を緩和し、抽出される輪郭点の数を減らす、すなわち間引き処理により除かれるデータ(排除始点輪郭ベクタデータと排除終点輪郭ベクタデータ)を増やして露光における解像度を下げ、さらにデータ量を縮小しても良い。具体的には、先述のステップS502において、下記(5)式および(6)式のdの値をd=0.5として(1)式および(2)式としていたところ、このdの値を0.5より大きい値としても良い。例えば、解像度比Rを(輪郭ベクタデータ生成の解像度/露光装置の解像度)として定義した場合、d=1.0とした場合、R=1/2となり、描画図形の輪郭が粗くなるものの、データ量がさらに縮小される。

DMIN=(S[F+1]−S[F]−d)/1 ・・・(5)
DMAX=(S[F+1]−S[F]+d)/1 ・・・(6)
尚、本実施例では、全描画データを一度にビットマップ展開してイメージ画像を得たが、CPU16の性能および画像メモリ18の容量に限界があり、描画データに基づくイメージ画像の合成を一度に実施することができない場合、描画データを所定のサイズに区分けし、その一部に基づいて描画されるべき図形の一部を示すイメージ画像を形成しても良い。そして、イメージ画像形成工程における一部のイメージ画像の形成と、描画図形の一部を示すイメージ画像に基づくデータ抽出工程以下の全ての工程が反復されることにより、全ての描画図形についての輪郭ベクタデータが形成される。この場合、迅速な描画データ処理のため、イメージ画像の新たな形成と、既に形成されたイメージ画像に基づくランレングスデータの抽出以下の工程とは、同時に平行して進められることが好ましい。
また、本実施例では、描画データ処理は描画装置10内で行ったが、CAD20などのワークステーションにおいて実施されてから、輪郭ベクタデータが描画装置10に転送される構成としても良い。
以上のように本発明によれば、描画図形を示すための描画データを処理することにより、データ量が縮小される。
本発明の描画データ処理に用いられる描画装置を概略的に示す図である。 描画データの処理全般を概略的に示すフローチャートである。 描画ベクタデータに基づいて形成されるイメージ画像を示す概略図である。 イメージ画像におけるランレングスデータを概略的に示す図である。 ランレングスデータの始点および終点に付加されるインデックスを示す図である。 ランレングスデータの始点および終点に対するインデックス付加ルーチンを示すフローチャートである。 描画図形におけるグループ化されたランレングスデータを示す図である。 ランレングスデータの概略を示す図である。 ランレングスデータのグループ化における、ランレングスデータの読み出しルーチンを示すフローチャートである。 ランレングスデータのグループ化における、読出されたランレングスデータとS座標が重複するランレングスデータのグループ化処理ルーチンを示すフローチャートである。 スキャン始点群における輪郭ベクタデータ生成の概略を示す図である。 スキャン始点群に基づく輪郭ベクタデータ生成ルーチンを示すフローチャートである。 最終的に得られるベクタデータの構成を示した図である。 スキャン始点群およびスキャン終点群の輪郭点で囲まれた描画図形を示す図である。 描画図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを示す図である。
符号の説明
10 描画装置
12 データ処理ユニット
16 CPU
18 画像メモリ(メモリ)
20 CAD(上位CPU・ワークステーション)

Claims (17)

  1. 被描画体に描画される図形を示すラスタデータであるイメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出工程と、
    前記ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合工程と、
    前記グループ化ランレングスデータにより示される図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成工程と
    を備えることを特徴とする描画データ処理方法。
  2. 前記データ抽出工程が、
    前記イメージ画像を規定する描画座標の座標軸に平行な第1の走査線に沿って前記イメージ画像を走査して、前記走査線上の前記ランレングスデータの始点座標および終点座標を抽出するランレングスデータ抽出工程と、
    前記始点座標と前記終点座標とを、前記走査線を特定するライン番号にそれぞれ関連付けてメモリに格納するランレングスデータ格納工程と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の描画データ処理方法。
  3. 前記データ統合工程が、
    前記第1の走査線上にある第1のランレングスデータと、前記第1の走査線に隣接する第2の走査線上にある第2のランレングスデータとの重複を、第1および第2のランレングスデータそれぞれの始点座標および終点座標と、前記第1の走査線および前記第2の走査線のライン番号とに基づいて検出するランレングスデータ重複検出工程と、
    前記ランレングスデータ重複検出工程により、前記第1ランレングスデータと前記第2ランレングスデータとが重複していると判断された場合に、前記第1ランレングスデータの前記始点座標と前記第2ランレングスデータの前記始点座標とをグループ化して始点座標群を形成し、前記第1ランレングスデータの前記終点座標と前記第2ランレングスデータの前記終点座標とをグループ化して終点座標群を形成するグループ化ランレングスデータ生成工程と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の描画データ処理方法。
  4. 前記輪郭データ生成工程が、
    前記始点座標群から始点輪郭ベクタデータを生成する始点側輪郭データ生成工程と、
    前記終点座標群から終点輪郭ベクタデータを生成する終点側輪郭データ生成工程とを備えることを特徴とする請求項3に記載の描画データ処理方法。
  5. 前記輪郭データ生成工程が、
    前記始点輪郭ベクタデータの一部を排除始点輪郭ベクタデータとして除く間引き処理を行って前記始点輪郭ベクタデータを1本以上の連続する線分から成るデータに近似して、前記始点輪郭ベクタデータが屈曲する点を輪郭点として抽出し、
    前記終点輪郭ベクタデータの一部を排除終点輪郭ベクタデータとして除く間引き処理を行って前記終点輪郭ベクタデータを1本以上の連続する線分から成るデータに近似して、前記終点輪郭ベクタデータが屈曲する点を輪郭点として抽出する
    輪郭点抽出工程をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の描画データ処理方法。
  6. 前記輪郭点抽出工程が、
    前記図形の描画における解像度を設定することにより、前記始点輪郭ベクタデータに対する前記排除始点輪郭ベクタデータの割合と、前記終点輪郭ベクタデータに対する前記排除終点輪郭ベクタデータの割合とを変更可能であることを特徴とする請求項5に記載の描画データ処理方法。
  7. 前記図形に関する情報を示す描画ベクタデータを処理して前記イメージ画像を形成するイメージ画像形成工程をさらに有する請求項1に記載の描画データ処理方法。
  8. 前記描画ベクタデータを、前記イメージ画像形成工程が実施される描画データ処理装置に転送する転送工程をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の描画データ処理方法。
  9. 前記イメージ画像形成工程において前記描画ベクタデータの一部を処理して前記イメージ画像の一部を形成し、
    前記イメージ画像形成工程と前記データ抽出工程と前記データ統合工程と前記輪郭データ生成工程とを反復することにより、前記図形に関する全ての情報が、前記輪郭ベクタデータにより示されることを特徴とする請求項7に記載の描画データ処理方法。
  10. 前記描画ベクタデータが、複数のレイヤーから構成されていることを特徴とする請求項8に記載の描画データ処理方法。
  11. 被描画体に描画される図形を示す描画ベクタデータを処理し、前記図形を示すラスタデータであるイメージ画像を形成するイメージ画像形成工程と、
    前記イメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出工程と、
    前記ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合工程と、
    前記グループ化ランレングスデータにより示される図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成工程と、
    前記輪郭ベクタデータを、前記図形を描画するために、前記イメージ画像形成工程と前記データ抽出工程と前記データ統合工程と前記輪郭データ生成工程とが実施されるワークステーションから、描画装置に転送する転送工程とを備えることを特徴とする描画データ処理方法。
  12. 被描画体に描画される図形を示すラスタデータであるイメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出手段と、
    前記ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合手段と、
    前記グループ化ランレングスデータの輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成手段と
    を備えることを特徴とする描画データ処理装置。
  13. 前記図形に関する情報を示す描画ベクタデータを処理して前記イメージ画像を形成するイメージ画像形成手段をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の描画データ処理装置。
  14. 前記描画ベクタデータを受信する受信手段をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の描画データ処理装置。
  15. 前記図形を描画するために、前記輪郭ベクタデータを描画装置に転送する転送手段をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の描画データ処理装置。
  16. ワークステーションと描画データ処理装置とを含む描画データ処理システムであって、前 記ワークステーションが、
    描画される図形に関する情報を、前記図形を示す描画ベクタデータとして転送する転送
    手段を備え、
    前記描画データ処理装置が、
    前記図形に関する情報を、描画される前記図形を示す描画ベクタデータとして受信する受信手段と、
    前記描画ベクタデータを処理して、前記図形を示すラスタデータであるイメージ画像を形成するイメージ画像形成手段と、
    前記イメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出手段と、
    前記ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合手段と、
    前記グループ化ランレングスデータの輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成手段と
    を備えることを特徴とする描画データ処理システム。
  17. 描画データを処理するためのコンピュータプログラムであって、
    被描画体に描画される図形を示すラスタデータであるイメージ画像からランレングスデータを抽出するデータ抽出工程と、
    前記ランレングスデータをグループ化してグループ化ランレングスデータとするデータ統合工程と、
    前記グループ化ランレングスデータにより示される図形の輪郭に基づく輪郭ベクタデータを生成する輪郭データ生成工程と
    を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。
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