JPH0421229B2 - - Google Patents

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JPH0421229B2
JPH0421229B2 JP56156278A JP15627881A JPH0421229B2 JP H0421229 B2 JPH0421229 B2 JP H0421229B2 JP 56156278 A JP56156278 A JP 56156278A JP 15627881 A JP15627881 A JP 15627881A JP H0421229 B2 JPH0421229 B2 JP H0421229B2
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item
subgraph
data
hierarchical structure
items
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JP56156278A
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Norihisa Komoda
Koichi Haruna
Hiroyuki Kaji
Kazuo Nakao
Tatsuhisa Kato
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0421229B2 publication Critical patent/JPH0421229B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、システムの構造を階層的に整理する
システムに関するものであり、特に、システム計
画時において、目的の明確化のために用いる目的
樹木の作成作業の支援システムに関するものであ
る。 近年、システムの開発においては、システム利
用部門の拡大、要求の多様化、問題の複雑化など
に伴ない、開発目的が十分把みきれない、真の課
題の摘出が難しい、など、システムに対する要求
をまとめることが難しくなつている。その結果、
計画の長期化、利用者の要求の反映の不十分さに
よる開発中の手戻りの発生、更には開発したシス
テムが十分利用されない、といつた結果を生じる
ことが多い。 従来、この種の検討には、ブレーンストーミン
グ法、KJ法などが用いられている。しかし、こ
れらの方法では、多数の関与者からの多様な要求
を十分抽出・整理しきれない、また、属人的ノウ
ハウに依存する面が強く、結果の質が取りまとめ
者、分析者の能力に極端に左右されるという問題
を持つている。また、近年システムの要求分析を
より定形的に行なうため、目的樹木を用いるシス
テム要求分析手法PPDS(Planning Procedure
to Develop Systems:日立評論Vol.62、No.12
pp867−870昭和55年12月)が開発されている。
目的樹木とは、第1図に例を示すように、目的、
要求、問題点などに関する項目を、目的−手段の
関係により、階層構造に表現したものである。シ
ステムの目的をこのような樹木状に整理すること
により、全体目的(トツプの方針・意向を反映)
と利用部門での具体的要求との関連がビジユアル
に示され、要求、結果に対して各関与者のコンセ
ンサスを得やすい、問題点の優先順位づけが的確
に行なえるようになる、などの効果がある。 目的樹木の効率的な作成のためには、次のよう
な課題を解決することが必要である。 (1) 多数の利用部門での多様な要求、問題点を断
片的なものも含めて容易に引き出せる。 (2) 問題範囲の設定が適切に行なえ、議論の発散
や偏りを防げる。 (3) 問題点や要求の相互の部分的な関係を与える
だけで、これら多数項目間の全体構造(目的体
系)を浮き彫りにする。 (4) 目的に関する全体構造が明らかになるにつ
れ、各関与者の理解が増し、種々改良提案(項
目の追加、削除、相互関連の修正など)がなさ
れる。 この頻繁に起こる修正を効率よく行なえる。 これらの課題を解決するため、PPDSでは、意
見の抽出を促進する「関与者利害関連表」、項目
相互の部分的な関係から全体構造を構築する構造
化アルゴリズムHSA(Hierarchical Structuval
Analysis:電気学会論文誌C分冊、Vol.100−C、
No.12、pp395−501、昭和55年(12月)、大規模な
グラフの作成、修正がマンマシン性高く行なえる
計算機対話形構造化支援システムPPDSシステム
を開発している。 PPDSによる目的樹木作成の手順は、第2図に
示すようである。第2図の概略説明を以下に示
す。 (1) 準備 テーマ、目標、作業方針、日程の設定および
メンバー、リーダー、記録者の選定、治具の準
備が必要である。 (2) 項目抽出 関与者利害関連表により問題の枠組みを明確
にし、抽出した項目を関連表の該当する箇所に
当てはめていく。ある程度、項目が埋まると、
関与者利害関連表を見直し、項目の追加を行な
う。 (3) 項目の関連づけ 項目の関連づけを容易化するために、まず抽
出した項目を、いくつかのサブグループごとに
検討できないかを調べる。これが可能であれ
ば、それぞれ個別に黒板上でカードを用いて関
連づけを行ない、サブグループごとの目的樹木
を作成する。次いで、これら目的樹木間で項目
の関連の有無を検討する。サブグループに分け
られない場合は、最初から全項目について1対
ごとに関連の有無を検討する。 (4) 目的樹木の展開 上記(3)の関連づけの結果を、PPDSシステム
に入力し、目的樹木の全体図をグラフイツクデ
イスプレ上に得る。目的樹木は、当初から良い
ものが得られることはまずあり得ない。項目相
互の関連がビジユアルに示されて初めて項目の
抜け、関連のおかしい部分の発見が促される。
修正はキーボードから容易に行なえる。 (5) 目的樹木のまとめ 目的樹木の最終結果は、XYプロツタ等に漢
字まじりの日本語で見やすく出力する。 以上のような目的樹木の作成の過程、特に、目
的の関連づけ以後、をサポートするためには、階
層構造図の編集、表示、修正等を行なえるシステ
ムが必要である。従来、目的樹木の作成支援のた
めにISM(Interpretive Structural Modeling:J.
N.Warfield、Societal Systems、Wiley、New
York 1976 あるいは、Proo.IEEE Vol.63、No.
3、pp397−404、1975)が提案されている。し
かし、ISMは、主として項目間の関連づけの効率
化をねらつており、階層化された結果を見て、目
的樹木を見直し修正していくことに対する支援は
ほとんどない。また、取り扱える項目数も限定さ
れる。 本発明は、上記の目的樹木の作成の過程を支援
するためになされたもので、以下に述べるような
機能を実現することを目的としている。 (1) 階層構造図表示機能 理解しやすい階層構造図を短時間で表示もし
くは出力することが、分析の効率化のために不
可欠である。このため、階層化、項目配置、関
連線配線といつた基本的なアルゴリズムのほ
か、画面の大きさと比して大きな階層構造図を
理解しやすく表示する工夫が重要である。通
常、目的樹木の項目数は多く、端末の1画面で
は納まらない。このため、各目的項目を、項目
を表現する文章(以下、これを項目意味と呼
ぶ)より少ない文字数の記号(以下、これを項
目記号と呼ぶ)で表わし、1画面に出来るだけ
広範な部分を表示できる機能が必要である。同
時に、内容の分析あるいは清書等の必要に応
じ、項目意味を表示した階層構造図の表示機能
も必要である。上記どちらの場合においても階
層構造図の全体を1度に表示することができな
い場合のため、表示範囲を任意に移動させる機
能が必要である。また、上記の2つの表示方式
を自由に切り替えられる必要がある。さらに、
複雑な構造を分析する場合には、要検討部分を
他と区別し分かり易く示す機能も重要となる。 (2) 構造図修正機能 表示された階層構造図の見直しの結果、必然
的に階層構造図の修正が生じる。修正の内容
は、項目の追加、削除、統合、分割、および関
連の追加、削除である。このほか、より見やす
い階層構造図を得るため、階層構造図における
項目位置の修正機能も実用上重要である。ま
た、いくつかの部分階層構造図に分けて分析を
行なつている場合には、部分階層構造図におい
て実施した修正内容が、全体の階層構造図に対
しても自動的に修正されるようにする必要があ
る。 (3) 階層構造図の分割統合機能 大規模な階層構造図の分析あるいは清書にお
いては、必要部分だけを抜き出したり、いくつ
かの階層構造図の中から関連ある部分を寄せ集
め1つの階層構造図を作るため、階層構造図の
分割統合機能が必要である。 (4) データフアイル管理機能 複数回にわたる分析作業を支援するため、分
析途中あるいは完成した階層構造図のデータを
フアイルにいつまでも引き出せる状態で管理し
ておく必要がある。階層構造図の再現に必要な
データは、項目記号のリスト、項目意味のリス
ト、項目関連データ、階層構造図における配置
データである。 (5) データ入力機能 項目記号のリスト、項目意味のリスト(以
下、この2つのデータを合わせて項目データと
呼ぶ)、および、項目関連データを、システム
に入力する機能が必要である。 以上の各機能が、構造化の過程でどのように使
用されるかを第3図に示す。階層構造図の新規作
成の場合には、ステツプ301において、まず項目
データ、項目関連データを入力する(入力機能)。
このデータをステツプ302において階層構造化し、
さらに、作図表示のステツプ303において階層構
造図をグラフイツクデイスプレ上に表示する。グ
ラフイツクデイスプレ上に表示された階層構造図
の表示範囲あるいは表示方法が不適当なときに
は、シフトモード変換のステツプ304により、表
示範囲を修正したり、表示モードを切替えたり
し、必要な範囲の階層構造図を作図表示のステツ
プ303により再表示する。また、階層構造図が複
雑で関連が画面上で容易に把握できない場合に
は、強調表示のステツプ304により、コマンドに
より指定された任意の項目につながら項目を太線
で表示することにより、必要な関連を見い出す。
表示された階層構造図をもとに分析を勧め、修正
すべき箇所が見つかれば、ステツプ305により、
必要な修正を行なう。このほか、分析の対象とな
る階層構造図が非常に大きい場合には、分割統合
のステツプ306により一時的に階層構造図を適当
な大きさの部分階層構造図に分割し、それぞれの
部分階層構造図上で検討修正を行ない、完成後、
再び統合して全体の階層構造図とすることができ
る。 以上のようにして完成された階層構造図を、レ
ポート用等のため出力する場合、ステツプ307よ
りそのままの形で出力するほか、項目の内容から
見て階層構造図における項目配置のみを修正する
必要が生じる。この場合、ステツプ308により、
項目配置を修正し、作図表示のステツプ303によ
り再表示後、ステツプ307により出力する。また、
階層構造図をA3サイズあるいはA4サイズ等の適
当な大きさの用紙に入るような大きさに分け出力
する場合には、分割のステツプ309により階層構
造図を分割し、それぞれについて再びステツプ
302で階層構造化し、作図表示のステツプ303によ
り再作図後、出力する。 以上説明した階層構造図の新規作成の場合のほ
か、過去の作成した類似の階層構造図の一部分を
流用して対象の階層構造図を作成する場合があ
る。この場合には、新規作成部分の項目データ、
項目関連データをステツプ310により、入力する
と同時に、ステツプ311により類似階層構造図よ
りの必要部分の切り出しを行なうことにより、過
去に作成し類似階層構造図中の流用部分を取り出
す。ステツプ312によりこれらの2つの階層構造
図を統合し、1つにして、先に述べた新規作成の
場合と同様に分析を進める。 本発明は上記の機能を実現するためのものであ
り、各機能に対応して、次のような方式を採用し
ている。 (1) 階層構造図中の項目を項目記号のみで示す表
示方式(以下、概略表示モードと呼ぶ)と、項
目の意味を含め階層構造図中に表示する表示方
式(以下、詳細表示モードと呼ぶ)とを設け
る。両表示モードに対しそれぞれ、階層構造図
中の1画面上に表示すべき部分(以下、表示範
囲と呼ぶ)のある特定の画面上の位置座標(た
とえば、表示範囲の左上すみの項目の座標)を
記憶するレジスタを設け、表示範囲の管理を行
なう。 (2) 階層構造図データの記憶のためには、階層構
造図中における各項目の位置を示す2次元座標
と、項目間の関連を表わす折れ線(以下、関連
線と呼ぶ)の座標データとを、記憶するテーブ
ルを設ける。関連線の座標データの記憶テーブ
ルには、項目対応に、その項目に下から入つて
来る関連線の座標データを記憶場所を指定する
ポインタと、その項目の上から出て行く関連線
の座標データの記憶場所を指定するポインタと
を設け、任意の指定された項目から出発もしく
は到着する関連線の座標データが容易に取り出
せるようにしている。これにより、任意の指定
された項目に関連する項目および関連線を、他
と異なつた表示(たとえば、太線による表示)
で特徴づける表示(以下、強調表示と呼ぶ)が
可能となる。 (3) 階層構造図を分割する場合、まず、階層構造
図を画面上に表示しておき、次に、分割すべき
部分をその最上位の項目とその項目からの関連
の深さつまりレベル数(後述)を指定すること
により、表示されている階層構造図上に強調表
示する。強調表示された項目の内、不用な項目
を削除し、同時に必要な項目を追加することに
より分割対象部分を修正し、強調表示されてい
る部分のみを全体より分割処理する。なお、上
記の操作を簡略化し、画面上に階層構造図を表
示することなく、単に分割部分の最上位項目と
その項目からの関連の深さを指定することだけ
て分割処理を行なえるようにもしている。 (4) 階層構造図の統合において統合すべき構造図
中に同一の項目記号があつた場合には、項目意
味をチエツクし、項目意味も同一であれば、同
じ項目と見なし、2つの項目を自動的に統合す
る。しかし、該当項目対の項目意味が異なる場
合や項目意味が入つていない場合には、支援シ
ステムの使用者の指定により、該当項目を統合
するか、該当項目対のどちらかの項目の項目記
号を個々の入力に従い別の項目記号に変更する
が、自動的に両方の階層構造図の全項目の項目
記号をあらかじめ定められた方式に従つて別の
項目記号に変換するか、のいずれかの処理を行
なう。特に、最後の全項目の記号を自動的に変
換する方式は、統合対象の階層構造図におい
て、項目記号として、通し番号を用いている場
合に有効である。 (5) 階層構造図に関するデータ(項目記号、項目
意味、項目関連)を、分析対象システム全体を
1つのグラフとして管理し、グラフ内に任意に
グラフが定義できるようにする。その際、部分
グラフを対象として分析中に項目および項目関
連を修正した場合にも、全体のグラフのデータ
が更新されるようにしている。なお、全体のグ
ラフが変わると困る場合には、部分グラフを新
しく別のグラフとしてフアイルに登録すること
により、元のグラフのデータは変化しないよう
にすることができる。 (6) グラフはいくつかの部分グラフとして別々に
階層構造化される。通常、これらの部分グラフ
は相互に重複している。各部分グラフ対応に階
層構造図における項目位置を記憶し、階層構造
図を再現するためには、部分グラフごとに、階
層化の有無をフラグにセツトし、階層構造化さ
れている場合には、部分グラフの階層構造図の
項目配置を記憶する。 以下、本発明の一実施例を説明する。第4図は
本発明を実現するシステムの構成の一例を示した
ものである。401はカードリーダで、主として
初期データ等の大量データのデータ入力に使用す
る。402は端末のキーボードであり、各種コマ
ンドの入力、修正データ等を入力する。初期デー
タの入力も可能である。403はCPUで、入力
されたコマンドの解析、構造化アルゴリズムの実
行、階層構造図の作図、修正、分割、統合の実行
等を行なう。404はグラフイツクデイスプレイ
であり、階層構造図の表示、システムからのメツ
セージの表示等を行なう。405はXYプロツタ
であり、階層構造図の出力を行なう。406はデ
イスクであり、階層構造図データの記憶を行な
う。なお、XYプロツタ405は、グラフイツク
デイスプレイ404に付属しているハードコピー
装置や図形出力のできる漢字プリンタ等で代行す
ることも可能である。 以下、説明を簡単にするため、グラフイツクデ
イスプレイ404およびキーボード402とし
て、Tektoronix4014(商品名)を用いた場合につ
いて述べる。Tektoronix4014は19inchの表示画
面を持ち、最小のサイズの文字で133文字/行、
64行/画面の文字を表示できる蓄積管型グラフイ
ツクデイスプレイである。また、項目記号として
3文字の英数カナ文字の文字列、項目意味として
50文字の英数カナ文字列もしくは25文字の漢字カ
ナ文字列を想定する。 Tektoronix4014を使用し、上記の長さの項目
記号、項目意味を考えると、概略表示モードは、
第5図のように設計できる。また、詳細表示モー
ドは、第6図のように設計できる。 CPU403で行なわれる処理は、会話処理、
入力処理、部分グラフ作成処理、階層構造化処
理、作図処理、表示処理、強調表示処理、修正処
理、分割統合処理およびそれらの処理の流れを制
御する全体制御処理である。第7図に全体の処理
の流れの概要を、テーブルとの関連を含め示す。
以下、第7図に従つて概略を説明する。なお、同
図で実線は主な情報の流れを示し、点線は補助的
な情報の流れを示す。会話処理701は、端末よ
り入力されたコマンドを処理し、入力情報を内部
コードに変換する。ガイダンスメツセージ、エラ
ーメツセージ等も出力する。入力処理702は、
項目データ、項目関連データ、部分グラフの定義
を、項目意味テーブル710、項目関連テーブル
720、部分グラフ定義テーブル730に格納す
る。部分グラフ作成処理703は部分グラフの定
義をもとに、直接分析の対象となる部分グラフに
属する項目の項目データおよび関連データを、項
目意味テーブル710および項目関連テーブル7
20より取り出し、部分グラフテーブル740に
セツトする。階層構造化処理704は、部分グラ
フテーブル740中の部分グラフのデータを構造
化アルゴリズムにより分析し、階層構造図におけ
る項目配置データを作成し、配置テーブル750
にセツトする。なお、この項目配置データは、同
時に、部分グラフ定義テーブル730中にも、階
層化フラグの変更と伴に記入される。作図処理7
05は、項目配置データおよび項目関連データを
もとに、階層構造図における関連線の配線を決定
し、折れ線の座標データを計算し、作図テーブル
760に書き込む。表示処理706は、項目意
味、項目配置、折れ線の座標データをもとに、グ
ラフイツクデイスプレイに表示すべき範囲に対応
する階層構造図の送信データを作成する。なお、
表示範囲は、表示モードの種類、表示範囲指定値
により、自動的に決定される。強調表示処理70
7は、指定された項目に関連する項目を求め、該
当する項目およびそれらの項目間の関連線を強調
表示するための送信データを作成する。修正処理
708は、修正内容に対応して、項目意味テーブ
ル710、項目関連テーブル720を更新すると
同時に、分析過程にある部分グラフテーブル74
0を更新する。項目の意味の修正のみの場合を除
き、部分グラフ定義テーブル730にある部分グ
ラフ対応の構造書フラグを、修正内容に関連する
場合グラフについてのみ0にする。これにより、
項目配置を手作業で直した後の項目意味の修正を
可能としている。なお、部分グラフの構造化グラ
フが0のときは、その部分グラフに対する階層構
造化が行なわれていないことを示し、構造化フラ
グが1のときは、階層構造化が行なわれ、各項目
の階層構造図中の配置が部分グラフ定義テーブル
730中に保存されていることを示している。分
割統合処理709は、部分グラフ定義テーブル7
30を修正する。 各処理の内容を詳細に説明する前に、システム
が持つテーブルの構成について説明する。本シス
テムは、第7図に示した6つのテーブルを持つて
いる。通常それらはフアイル406上に作成され
る。部分グラフ定義テーブル730、項目意味テ
ーブル710、項目関連テーブル720の3つの
テーブルは、分析終了後もデータを記憶している
テーブルである。なお、以下の説明では、説明の
簡単化のため、これらのテーブルはPDM
(Practical Data Manager)を用いたデータベ
ースとして構成する場合を説明するが、他の形
式、たとえば、表形式でも構成することも可能で
ある。一方、部分グラフテーブル740、配置テ
ーブル750、作図テーブル760は、分析作業
中のみ作成使用される。一次的テーブルである。
以下、順にその構成を述べる。 第8図に、項目意味テーブル710の一構成法
を示す。項目意味テーブル710は項目フアイル
711のみより構成される。項目フアイル711
内の各データ項目712は、項目記号を検索キー
としてアクセスできる。なお、分析対象システム
ごとに別々のデータフアイルを作成する場合に
は、項目記号のみを検索キーとして使用できる
が、複数の分析対象システムのデータを1つのデ
ータフアイルに共有する場合には、項目記号のみ
を検索キーとすると、同じ項目記号を持つ項目が
重複することになる。このため、そのような場合
には実際の検索キーとしては、「分析対象システ
ム名+項目記号」を用いる。しかし、本説明にお
いては、説明の簡略化のため、「項目記号を検索
キーとして」という表現で共有フアイルの場合に
は、「分析対象システム名+項目記号を検索キー
として」という意味も含めることとする。このこ
とは、後述する部分グラフフアイルにおいて、部
分グラフIDを検索キーとしてアクセスする場合
も同様である。項目フアイル711のデータ項目
712には、その項目の項目意味が付属している
ほか、後述する部分グラフ定義フアイルへのポイ
ンタA、項目関連フアイルへのポインタB、ポイ
ンタCを持つている。さらに、属性を入れること
も可能である。 第9図に、項目関連テーブル720の一構成法
を示す。項目関連テーブル720は、項目フアイ
ル711と関連フアイル721より構成される。
関連フアイル721のデータ項目722には、2
本のポインタが項目フアイル711のデータ項目
712より入つている。このデータ項目722は
直接キー検索することはできない。関連フアイル
721内のデータ項目722は、ポインタのデー
タ項目722内での前後関係により、関連の方向
性を示している。データ項目722のポインタD
につながる項目フアイル711内のデータ項目7
12が意味する項目から、データ項目722のポ
インタにつながる項目フアイル711内のデータ
項目712が意味する項目へ、関連があることを
示している。たとえば、第9図の関連フアイル7
21内の3つのデータ項目722は、項目e1から
項目e2への関連、項目e2から項目e3への関連、項
目e2から項目e1への関連、を意味している。 第10図に、部分グラフ定義テーブル730の
一構成を示す。部分グラフ定義テーブル730は
前述の項目フアイル711と部分グラフフアイル
731と部分グラフ定義フアイル732より構成
されている。部分グラフアイル731のデータ項
目733は、部分グラフIDを検索キーとして直
接アクセスできる。データ項目733は、部分グ
ラフ対応に作成され、部分グラフ定義フアイル7
32のデータ項目734へのポインタFを有して
いる。ポインタFの先にあるデータ項目734
が、指定された部分グラフに含まれるシステムの
項目を示している。また、データ項目733に
は、該当部分グラフが既に階層化されているかど
うかを示す構造化グラフを含んでいる。部分グラ
フ定義フアイル732のデータ項目734は、直
接キー検索することはできない。項目フアイル7
11のデータ項目712および部分グラフフアイ
ル731のデータ項目733からのボインタによ
り検索が行なわれる。項目フアイル711のデー
タ項目712よりのポインタが、項目の所属部分
グラフを示している。また、部分グラフフアイル
731のデータ項目733からのポインタが部分
グラフに含まれる項目を示している。部分グラフ
定義フアイル732のデータ項目734には、上
記の2つのポインタの他、項目の各部分グラフに
おける階層構造図の位置が座標データとして記録
される。 第11図は、部分グラフテーブル740の一構
成法を示したものである。部分グラフテーブル7
40は、項目記号リスト741、項目意味リスト
742、項目関連行列743、項目数カウンタ7
44の4つより構成されている。項目記号リスト
741、項目意味リスト742は、順序フアイル
であり、それぞれのi番目の場所にある項目記
号、項目意味が、i番目の項目の項目記項、項目
意味に対応する。このiを項目番と呼ぶ。項目関
連行列743のi行j列目の要素は、i番目の項
目からj番目の項目への関連の有無を示してい
る。もし、i行j列目の要素が1ならば、i番目
の項目からj番目の項目に関連があることを示
し、逆に0ならば、i番目の項目からj番目の項
目に関連がないことを示している。また、項目数
カウンタ744は、部分グラフに含まれる項目数
を記憶している。 第12図は、配置テーブル750の一構成法を
示したものである。項目配置図751、レベル数
カウンタ752、横幅カウンタ753より構成さ
れている。階層構造図における項目の位置は離散
的に決められており、項目配置図751は、その
すべての位置に対応している。項目配置図751
は2次元行列で、そのたて軸は、階層構造図の上
からのレベル(たて座標)を示し、その横軸は階
層構造図の左端からの位置を示している。階層構
造図の上からi番目、左側の端からj番目の位置
に項目が配置されておれば、項目配置図751の
i行j列目にその項目の項目番号がセツトされ
る。階層構造図の上からi番目、左側の端からj
番目の位置に項目が配置されていなければ、項目
配置図751のi行j列目には0がセツトされ
る。レベル数カウンタ752は、部分グラフの階
層構造図で使用しているレベル数を記憶してい
る。また、横幅カウンタ753は、部分グラフの
階層構造図で使用している最も大きい行の長さを
記憶している。配置テーブル750は、部分グラ
フフアイル731のデータ項目733の構造化フ
ラグが1のときには、部分グラフ定義フアイル7
32のデータ項目734の座標データをもとに作
成される。また、上記の構造化フラグが0のとき
には、階層構造化アルゴリズムの実行により作成
される。 作図テーブル760の構成法を示す前に、作図
テーブル760に格納される関連線データを表わ
すための座標系について説明する。関連線は、項
目を表わす長方形のボツクスの間を通る、垂直お
よび水平方向の線分で構成される。第13図は、
配置テーブル751中のI行J列の項目の周辺に
おける、関連線を表わすための座標系を示したも
のでる。(J−1)列の項目とJ列の項目にはさ
まれた領域にひかれる垂直方向の線は、最大u本
である。各項目を表わす長方形のボツクスの上下
変に出入りする垂直方向の線は、最大v本であ
る。また、(I−1)行の項目とI行の項目には
さまれた領域にひかれる水平方向の線は、最大w
本である。これらの線には、第13図中に示すよ
うな番号づけが行なわれている。関連線の始点、
分岐点、折れ曲り点および終点は、垂直方向の線
の番号と水平方向の線の番号の対で表わされる。
上記の座標は、階層構造図の表示モードとは無関
係に定められており、表示の際、表示モードに応
じて、グラフイツクデイスプレイ404上の座標
に変換される。 第14図は、作図テーブル760の一構成法を
示したものである。作図テーブル760は、Aポ
インタリスト761、Bポインタリスト762、
および座標データリスト763より構成される。
Aポインタリスト761は、各項目から下に出る
関連線に関する座標データへのポインタを項目番
号順にならべたものである。I+1番目のポイン
タの値からI番目のポインタの値を引いたもの
が、J番目の項目の下から出る関連線に関する座
標データの長さになる。Bポインタリスト762
は、各項目に上から入つて来る関連線に関する座
標データへのポインタを項目番号順にならべたも
のである。座標データリスト763は、各関連線
の始点、分岐点、折れ曲り点、終点の座標を表わ
すレコードを、後述する一定の規則に従つてなら
べたものである。座標データリスト763の中に
は、座標を表わすレコードのほか、他のレコード
を指すポインタ、項目番号も含まれているが、こ
れらは、データ形式の違いにより区別される。以
下、第15図に示すような階層構造図を例にとつ
て、座標データリスト763におけるレコード配
列規則を説明する。項目番号Iの項目766は、
項目番号Jの項目767をはじめ3つの項目と関
連を持つている。関連線データは、bおよびeで
分岐する折れ線で表わされる。この折れ線をたど
ることにより関連線データを作成することができ
るが、分岐点における折れ線をたどる優先順序を
左、下、右の順とする。項目番号Iの項目に対応
するAポインタリスト761の第I番目のポイン
タの指す座標データリスト763のレコードに
は、aの座標が格納される。続いて、bの座標が
格納される。ここでbは分岐点であるので、上記
優先順位に従つて、左側の枝をたどり、c、dの
座標が順次格納される。dは項目番号Jの項目7
67に到達するので、dの座標は次のレコード
は、ポインタレコードは、項目番号Jの項目に対
応するBポインタリススト762の第J番目のポ
インタよりたどることができる。このポインタレ
コードは、ポインタ部と項目番号部より構成され
ている。ポインタ部は、他に同一項目に上から入
つて来る折れ線がある場合、その折れ線データの
対応するポインタレコードへのポインタとなる。
もし、他に指すべきポインタレコードがない場合
には、0がセツトされる。項目番号には、その上
のレコードが到達した項目の項目番号が入る。関
連線データは、次に、分岐点bまで戻り、再度、
このbの座標を格納する。bから下方への枝は無
いので、次の優先順位にある右方への枝をたど
り、eの座標を格納する。ここで、eにおいて、
折れ線は下方および右方に分岐しているので、優
先順位の高い下方の枝を選んで座標データを格納
して行く。以下同様にして、第15図の階層構造
図に対し、第14図に市すような座標データリス
ト763が作成される。以上示した作図テーブル
760のデータに基づき階層構造図を表示する場
合には、座標データリスト763のレコードを上
から順に読み出し、グラフイツクデイスプレイの
ビームをこれに従つて動かせばよい。この際、ポ
インタレコードが間に入つている場合には、ビー
ムをオフにし、他の場合には、ビームをオンにす
ることにより、折れ線に対応する部分のビーム軌
跡のみが表示され、折れ線に対応しない部分のビ
ーム軌跡は表示されず、所望の図が容易に得られ
る。また、指定された特定の項目に関連のある項
目とそれらの間の関連線のみを強調表示したい場
合、指定された項目に対応するAポインタリスト
761およひBポインタリスト762を用いて、
容易に強調表示部分の折れ線データを検索するこ
とができる。 先に説明した機能を、以上説明したテーブルを
用いて具体的に実行するための処理手順を以下に
説明する。 システムは、第1表に示すコマンドを用いて対
話的に実行される。
【表】 以下、コマンドごとにその機納の概略を説明す
る。 (1) GRAPHコマンドは、そのオペランドで指定
したグラフまたは部分グラフに対し、グラフイ
ツクデイスプレイ上に階層構造図を表示する機
能を持つ。この場合フイードバツク枝となる関
連は破線で表示される。また、階層化が行なわ
れていなければ、階層化アルゴリズムを実行
し、階層構造図を表示する。階層構造図の表示
フオーマツトは、概略図、詳細図の2つがあ
る。概略図では、項目を項目番号のみで表示
し、1画面内に表示可能な範囲は10レベル×16
項目/レベルである。詳細図では、項目を項目
記号と項目意味で表示し、1画面内に表示可能
な範囲は5レベル×8項目/レベルである。こ
の2このフオーマツトは、CNGFRM補助コマ
ンドにより随時、切り替えることができる。ま
た、1画面に表示できる範囲には、上記のよう
な制限があるが、SHIFT補助コマンドにより
表示範囲を変更でき、任意の部分を見ることが
できる。表示範囲の移動は、画面左上隅に来る
べき座標をSHIFT補助コマンドのオペランド
として入力することにより行なう。また、階層
構造図における項目配置を変更するため、
MDODIT補助コマンドが用意されている。
MODIT補助コマンドのオペランドとして、位
置を変更する項目の項目記号およびその項目の
新しい位置の座標を入力する。その他、第2表
のAMENDコマンドの補助コマンドも使用で
きる。 (2) AMENDコマンドは、グラフを部分修正す
るためのコマンドであり、オペランドで被修正
グラフを指定する。修正の種類には第2表のも
のがあり、その各々に対応して補助コマンドが
設けられている。
【表】 (3) SELECTコマンドは、グラフイツクデイス
クプレイ上で階層構造図を見ながら、グラフを
分割するためのコマンドである。また、項目の
つながりを容易に追跡するための部分グラフ強
調表示機能としても利用できる。本コマンドの
オペランドで被分割グラフを指定する、分割操
作のため、第3表の補助コマンドが設定されて
いる。
【表】 まず、SETSUB補助コマンドにより、ある
項目と、レベル数を指定すると、指定された項
目の下位項目から成る部分グラフが、指定され
たレベル数だけ、太線で強調表示される。次
に、強調表示された部分グラフから、
DELSUB補助コンンドにより不用項目を除外
する。これらの操作により、切り出したい部分
グラフをグラフイツクデイスプレイ上で確認し
た上、DIVSUB補助コマンドを投入すると、
強調表示されている部分グラフが、フアイルに
登録される。第16図にSELECTコマンドに
よる分割操作例を示す。まず、SELECTコマ
ンドにより分割対象となるグラフEX1
(SELECTコマンドのオペランドで指定され
る)を画面に表示する。次に、SETSUB補助
コマンドにより、分割したい部分グラフとし
て、項目記号Bの項目下につながる項目群を指
定する。なお、SETSUB補助コマンドの第2
オペランド2は、項目記号Bの項目から下へ2
レベルまでを分割すべき項目群の範囲とするこ
とを示しており、項目記号Bの項目から下に3
レベル目にある項目記号Jの項目は分割すべき
項目群の範囲とはならない。SETSUB補助コ
マンドで指定された分割すべき項目群に含まれ
る項目の枠およびそれらの項目間の関連が太線
で表示される。太線で表示された項目群をその
まま分割する場合には、DIVSUB補助コマン
ドを入力するが、太線で表示された項目群に不
用な項目が含まれていたり、追加すべき項目が
ある場合には、それぞれDELSUB補助コマン
ドあるいはSETSUB補助コマンドを投入する。
第16図の例では、DELSUB補助コマンドに
より、太線で表示された項目群から、項目記号
Gの項目を削除し、再表示を行ない、分割する
部分グラフの範囲の確認を行なつている。最後
に、DIVSUB補助コマンドにより、分割する
部分グラフにEX2という部分グラフIDを付け
分割を行なう。 (4) FILEコマンドは、グラフ単位で、フアイル
を更新するためのコマンドであり、第4表に示
す補助コマンドがある。
【表】 ADDGRH補助コマンドは、キーボードより
各項目の項目記号、項目意味および項目間の関
連を入力するためと、すでにあるグラフをコピ
ーするための補助コマンドである。コピーの場
合には、オペランドの指定により、項目関連の
方向を反転してコピーすることもできる。 DELGRH補助コマンドは、オペランドで指
定したグラフをフアイルから削除するためのコ
マンドである。COMGRH補助コマンドは、オ
ペランドで指定した2つのグラフを、統合して
1つのグラフとするための補助コマンドであ
る。2つの被統合グラフの中に同一の項目記号
がある場合、利用者は1つの項目にまとめる
か、一方の項目記号を変更するかを選択する。
なお、項目関連は各成分ごとに論理和がとられ
る。すなわち、秘統合グラフの少なくとも一方
で関連ありとされた項目対は、統合後も関連あ
りとされる。DIVGRH補助コマンドは、
SELCTコマンドを簡易化したものであり、オ
ペランドで指定したグラフ内の、指定された項
目の下位項目から成る部分グラフを全体のグラ
フから切り出し、新しいグラフとするものであ
る。JUMP補助コマンドは、FILEコマンドの
終了を指定する。 (5) DISPLAYコマンドは、各種データの表示の
ためのコマンドであり、オペランドでグラフの
名称と表示の種類を指定する。表示の種類に
は、項目一覧表、項目関連行列、項目関連表、
項目配置図がある。この内、項目配置図を指定
した場合には、前述のGRAPHコマンドの
SHIFT補助コマンド、MODDIT補助コマンド
が使用できる。 (6) REPORTコマンドは、上記のDISPLAYコ
マンドで指定するデータと同じ内容を中央のラ
インプリンタに出力するコマンドである。 (7) HELPマンドは、コマンド一覧表、コマンド
機能、オペランド説明、補助コマンドの一覧
表、補助コマンド機能、オペランド一覧表など
のガイダンスと、フアイル内にあるグラフの一
覧表を表示するためのコマンドである。 (8) PENDコマンドは、システムの終了を指示す
るためのものである。 上記の会話システムをサポートするため、初期
データの入力、データのダンプと再ロード、XY
プロツタ出力、などのバツチ支援プログラムがあ
るが、本発明とは直接関係がないので説明を省略
する。 第17図は、システムの全体の処理の流れの概
略を示したものである。まず、初期設定1100
において、データフアイルのオープン、各種ワー
クエリアのクリア等の初期設定を行なう。コマン
ド解析1200では、端末より入力されたコマン
ドの種類により第1表に示した所定の値をコマン
ドIDにセツトし、それぞれ所定のオペランドの
妥当性のチエツクを行ない、誤まりがなければ、
オペランドの情報をコード化し、以下のモジユー
ルに引き渡す。もし、誤まりが発見されればエラ
ーメツセージを出力し、コマンドの再入力を待
つ。コマンド解析1200によつてセツトされた
コマンドIDの値により、それぞれ対応するモジ
ユールが読み出され実行される。各処理モジユー
ルで処理が終ると、再びコマンド解析1200が
実行され、次の処理を行なう。以下、各処理モジ
ユールの内容を順に説明する。 第18図は、GRAPHコマンド(階層構造図表
示)を処理するGRAPH処理2100の概略フロ
ー図である。GRAPHコマンドでは、そのオペラ
ンドで、どの部分グラフをどの表示モードで表示
するかを指定する。従つて、GRAPH処理210
0には、表示すべき部分グラフIDと、表示モー
ドのコード(以下、表示コードと呼ぶ)が引き渡
される。GRAPH処理2100では、まず、表示
すべき部分グラフのデータを、部分グラフ読み出
しのステツプ2110において、部分グラフテーブル
740上に作成する。次に、階層化処理2120
を実行する。階層構処理2120の処理フロー図
を、第19図に示す。まず、部分グラフフアイル
731に記憶されている対象のグラフの構造化フ
ラグを調べ、0であれば、項目記号、項目関連行
例読み出しのステツプ2120において、部分グラフ
テーブル740よりデータを読み出し、次に、HSA
2122を実行する。さらに、項目配置決定処理
2123により、階層構造図中の項目配置を決定
する。項目配置書き込みのステツプ2124におい
て、決定された項目配置を、配置テーブル750
と部分グラフ定義フアイル732内のデータ項目
734の座標データに書き込む。同時に、部分グ
ラフフアイル731内のデータ項目733の構造
化フラグを1にセツトする。また、部分グラフテ
ーブル740の項目記号、項目意味、項目関連行
列を、階層の順にならべかえる。一方、部分グラ
フフアイル731内の構造化フラグが0でなけれ
ば、対象の部分グラフは既に階層構造化されてい
るので、項目配置読み出し2125において、項
目の階層構造図における位置を、部分グラフ定義
フアイル732内のデータ項目734の座標デー
タより読み出し、配置テーブル750に書き込
む。また、部分グラフテーブル740の項目記
号、項目意味、項目関連行列を、階層の順になら
べかえる。 上記の階層化処理2120により、階層構造図
における項目配置データが配置テーブル750上
に生成される。次に、GRAPH処理2100で
は、作図処理2130により、関連線の配線を行
ない作図テーブル760に配線データを得る。次
に、表示範囲セツト2140により、表示する階
層構造図の左上すみの座標(以下、表示範囲指定
値と呼ぶ)を(1、1)にセツトし、同時に表示
モードを引数の値にセツトする。次に、表示処理
2150において、グラフイツクデイスプレイの
画面上に階層構造図を表示する。表示処理215
0では、表示モードおよび表示範囲指定値を参照
し、部分グラフテーブル740中の項目記号リス
ト741と項目意味リスト742、配置テーブル
750、および作図テーブル760から表示デー
タを作成する。項目については、表示コードと表
示範囲指定値が決まると、配置テーブル750中
の座標から、グラフイツクデイスプレイ404上
の座標が一意的に決まる。そこで、配置テーブル
750をスキヤンし、項目番号がセツトされてい
る時、グラフイツクデイスプレイ404上の対応
する位置に、長方形のボツクスを表示する。さら
に、当該項目番号の項目番号および項目意味を、
それぞれ項目記号741、項目意味リスト742
から読み出し、ボツクス内に表示する(但し、項
目意味は詳細表示モードの時のみ)。また、関連
線についても、表示モードと表示範囲指定値が決
まると、第13図に示した座標系における座標か
ら、グラフイツクデイスプレイ404上の座標が
一意的に決まる。そこで、作図テーブル760中
を座標データリスト763の各座標データを、グ
ラフイツクデイスプレイ404上の座標に変換し
た上で、順次送信する。作図テーブル760の説
明のところで述べたように、座標データリスト7
63中にポインタレコードが現われた時、次の座
標はビーム・オフで送信する。そうでない時は、
ビーム・オンで送信する。第14図、第15図を
例にとり、項目番号Iの項目から出る関連線を表
示する場合について説明する。先ず、a、b、
c、dの座標をビーム・オンで送信する。次に、
ポインタレコード(項目番号J)が現れるのでビ
ーム・オフにしてbの座標を送信することによ
り、ビームが分岐点bに戻される。続いて、e、
f、の座標をビーム・オンで送信する。次に、ポ
インタレコード(項目番号K)が現れるのでビー
ム・オフにしてeの座標を送信し、さらに、g、
h、i、jの座標をビーム・オンで送信する。以
上の結果、第15図のような表示が得られる。表
示後、補助コマンド入力解析2160において前
述の補助コマンド待の状態になる。補助コマンド
入力解析2160では、入力された補助コマンド
により、所定の値を補助コマンドIDにセツトす
る。各補助コマンドと対応する補助コマンドID
の値は、CNGFRM補助コマンドは1、SHIFT
補助コマンドは2、MODDIT補助コマンドは3、
JUMP補助コマンドは4、およびAMENDコマ
ンドの補助コマンドは10である。GRAPH処理
2100では、次に、補助コマンドIDの値によ
り、第18図に示すように処理を振り分ける。表
示範囲修正2170では、補助コマンドIDが1
のとき、表示コードを、CNGFRM補助コマンド
のオペランドで指定されたものに変更する。ま
た、補助コマンドDが2のとき、表示範囲指定値
を、SHIFT補助コマンドのオペランドで指定さ
れた値に変更する。項目配置補正2180では、
MODDIT補助コマンドのオペランドで指定され
た項目の階層構造図における位置を、指定された
位置に変更する。まず、項目配置図751におけ
る指定項目の位置を0にし、指定位置に指定項目
の項目番号をセツトする。その際、新しい位置
が、元の項目配置図751のレベル数より大きけ
れば、レベル数カウンタ752を、また、横幅が
増加すれば、横幅カウンタ753を修正する。ま
た、逆に、指定された項目を移動することによ
り、項目配置図751の行もしくは列が減少する
場合も、レベル数カウンタ752もしくは横幅カ
ウンタ753を変更する。さらに、部分グラフ定
義フアイル732内のデータ項目734の座標デ
ータをMODDIT補助コマンドのオペランドで示
された座標値に変更する。表示範囲修正2170
および項目配置修正2180の実行後、表示処理
2150に戻り、再表示を行なう。JUMP補助コ
マンドの場合には、補助コマンドIDが補助コマ
ンド入力解析2160で4セツトされ、GRAPH
処理2100を終了する。また、AMENDコマ
ンドの補助コマンドが入力された場合には、補助
コマンド入力解析2160では、補助コマンド
IDを10とし、後述のAMEND処理2200に制
御を移し、修正作業終了後、再び階層化処理21
20以下を実行する。 第20図は、AMENDコマンド(修正)を処
理するAMEND処理2200の概略フロー図で
ある。AMENDコマンドでは、修正内容ごとに
補助コマンドが第2表に示したごとく定義されて
いる。従つて、AMEND処理2200では、ま
ず、補助コマンド入力解析2210において、補
助コマンドを読み、その結果、第2表のごとく前
もつて定めてある補助コマンドIDとオペランド
情報を得る。次に、補助コマンドIDの値により、
第20図に示すように処理を振り分ける。各処理
が終了後、修正内容が項目意味の修正(補助コマ
ンドIDが4)の場合を除き、部分グラフフアイ
ル731内の該当するデータ項目733の構造化
フラグを、構造化フラグリセツト2280で0ク
リアする。構造化フラグリセツト2280では、
まず、修正した項目がある場合、その項目が属し
ている部分グラフを、部分グラフ定義テーブル7
30によつて調べ、該当する部分グラフの構造化
フラグを0にする。関連の修正の場合には、その
関連の両側にある項目が共通に含まれる部分グラ
フの構造化フラグを0にする。仮に、第21図に
示すようなグラフがあり、その中に、A、B、C
の3つの部分グラフが定義されているとする。そ
の場合の部分グラフ定義テーブル730は、第2
2図に示すようになる。この状態において、項目
aを削除したとすると、項目フアイル711の項
目aに対応するデータ項目のポインタAにより、
部分グラフ定義フアイル732を検索し、項目a
は部分グラフA、Bに属していることを調べる。
そして、部分グラフフアイル731内の部分グラ
フA、Bに対応する構造化フラグを0にリセツト
する。部分グラフDに対応する構造化フラグは1
のままである。また、第21図の状態で、関連
cd(項目cから項目dに行く関連)を追加した場
合では、項目Cが部分グラフDに属していないた
め、部分グラフBに対応する構造化フラグのみ0
にリセツトされる。 以下、各補助コマンドに対応する処理を説明す
る。第23図は、項目追加2220の概略フロー
図である。まず、ADDELE補助コマンドのオペ
ランドで指定された追加すべき項目に対応するデ
ータ項目を項目フアイル711に新規作成する。
次に、出発関連登録2222において、追加項目
から出発する関連に対応するデータ項目を関連フ
アイル721に新規作成する。次に、到着関連登
録2223において、追加項目へ到着する関連に
対応するデータ項目を関連フアイル721に新規
作成する。最後に、オペランドで指定された部分
グラフへの追加項目の登録を、部分グラフ登録2
224で行なう。項目フアイル711内の追加項
目に対応するデータ項目と、部分グラフフアイル
731内の該当する部分グラフに対応するデータ
項目よりポインタで指定されるデータ項目が、部
分グラフ定義フアイル732内に作成される。 項目削除2230においては、DELELE補助
コマンドのオペランドにおいて指定された項目に
対応する項目フアイル711内のデータ項目より
出ているすべてのポインタの先にあるデータ項目
を削除し、その後、項目フアイル711内の該当
データ項目も削除する。項目統合2240におい
ては、COMELE補助コマンドのオペラドで指定
された統合すべき2つの被統合項目に対応する項
目フアイル711内のデータ項目より出ているす
べてのポインタの先にあるデータ項目を、指定さ
れた新項目に対応する項目フアイル711内の新
規に追加されたデータ項目よりのポインタの先に
つけ直す。項目意味修正2250においては、
MODMEA補助コマンドのオペランドで指定さ
れた項目に対応する項目フアイル711内のデー
タ項目の項目意味を、オペランドで指定された項
目意味に入れ替える。項目関連追加2260にお
いては、ADDREL補助コマンドのオペランドで
指定された関連に対応するデータ項目を関連フア
イル721内に新規作成し、項目フアイル711
内の該当データ項目とポインタで結ぶ。項目関連
削除2270においては、DELREL補助コマン
ドのオペランドで指定された関連に対応する関連
フアイル721内のデータ項目を削除する。 第24図は、SELECTコマンド(グラフの分
割)の処理するSELECT処理2300の概略フ
ロー図である。SELECTコマンドは、階層構造
図をグラフイツクデイスプレイの画面上で見なが
ら、グラフを分割するためのコマンドであり、
SELECTコマンドのオペランドには、分割の対
象となるグラフIDが指定される。SELECT処理
2300では、まず、前述の部分グラフ読み出し
2110を実行し、次に、階層化処理2120を
実行し、作図処理2130を実行する。これらの
実行により、作図テーブル760に対象のグラフ
に関する関連線データが作成される。次に、分割
作業のために設けるエリア、サブグラフ項目集合
リストをクリアする。サブグラフ項目集合リスト
の構成を第25図に示す。サブグラフ項目集合リ
ストは、項目リスト2305とサブグラフ項目数
ポインタ2307より構成さている。SETSUB
補助コマンドで定義された項目の項目番号が、項
目リスト2305に順にセツトされ、その数がサ
ブグラフ項目数ポインタ2307にセツトされ
る。サブグラフ項目集合クリア2310では、こ
の項目リスト2305を0クリアし、サブグラフ
項目数ポインタ2307に0をセツトする。次
に、表示範囲セツト2140により、階層構造図
表示部分を決め、表示処理2150により、画面
上に階層構造図を表示する。なお、サブグラフ項
目集合2310は、表示範囲セツト2140、ま
たは、表示処理2150の後で行なつてもよい。
補助コマンド入力解析2320では、第3表に示
した補助コマンドを読み込み、第3表に示した補
助コマンドIDを決め、オペランド情報を分析す
る。SELECT処理2300では、補助コマンド
IDの値に従つて、処理を第24図に示すように
振り分ける。 補助コマンドIDが1のとき(SETSUB補助コ
マンドのとき)は、サブグラフ項目追加230が
実行される。サブグラフ項目追加2330では、
オペランドで指定された項目を項目リスト230
5に登録する。その項目に対応する項目関連行列
743の列を調べ、その中で1がセツトされてい
る行に対応する項目の項目番号を、項目リスト2
305に順にセツトする。その際、すでに項目リ
スト2305に登録されている項目は登録しな
い。この操作を、項目リスト2305に新たに登
録された項目について、繰り返す。繰り返し回数
は、オペランドで指定される場合もあるが、指定
がなければ、項目リスト2305の項目が増えな
くなるまで続ける。項目リスト2305に登録さ
れている項目数をサブグラフ項目数ポインタ23
07にセツトする。次に、サブグラフ強調表示2
340では、項目リスト2305内の項目と、そ
の項目から出る関連の内、行き先の項目が項目リ
スト2305内に存在する関連線を太線で強調表
示する。強調表示するべき関連線データを作成す
る処理を以下に説明する。説明は、項目リスト2
305に含まれる一つの項目に着目し、当該項目
から出る関連線データのうちで強調表示すべき部
分を取り出す処理について述べる。この処理を、
項目リスト2305に含まれる各項目について繰
り返すことにより、階層構造図全体において強調
表示すべき部分を得ることができる。着目してい
る項目に対応するAポインタリスト761を参照
することにより、当該項目から出る関連線データ
を座標データリスト763から読み出したあと、
以下に述べる処理により、当該項目から出る関連
線データのうち、項目リスト2305に含まれな
い項目に入る関連データを消去する。関連線デー
タは、うしろから順にスキヤンしていく。最初の
レコードはポインタレコードであるが、そこに書
かれた項目番号が項目リスト2305に含まれて
いなければ、項目リスト2305に含まれる項目
番号を持つポインタレコードに現れるまで、レコ
ードを消去する。項目リスト2305に含まれる
項目番号を持つポインタレコードが現れたなら
ば、項目リスト2305に含まれない項目番号を
持つポインタレコードが現れるまで、レコードは
そのまま残す。項目リスト2305に含まれない
項目番号を持つポインタレコードが現れたなら
ば、その直前にスキヤンしたレコードと同一の座
標データを持つレコードが再び現れるまで、レコ
ードを消去する。そのあとのレコードはそのまま
残すが、項目リスト2305に含まれない項目番
号を持つポインタレコードが現れる都度、同様の
処理を行なう。これを、関連線データの先頭レコ
ードに至るまで繰り返すことにより、強調表示す
べき関連線データのみが残ることになる。第26
図に例を示す。第26図aの階層構造図の項目の
うち、項目番号IおよびLの項目が項目リスト2
305に含まれるとする。項目番号Iの項目から
出る関連線データは、第26図bに示すとおりで
ある。これを後ろから順に(…の順に)ス
キヤンしていく。先ず、のレコード中の項目番
号Lは項目リスト2305に含まれるので、
…の各レコードはそのまま残される。次に、
のレコード中の項目番号Kは項目リスト2305
に含まれないので、の直前のレコードすなわち
と同じレコードが再び現れるまでレコードを消
去する。がと同じレコードであるので、
が消去され、それに続くからあとのレコード
は残される。さらに、のレコード中の項目番号
Jは項目リスト2035に含まれないので、の
直前のレコードすなわちと同じレコードが再び
洗われるまでレコードを消去する。がと同じ
レコードであるので、が消去され、それ
に続くからあとのレコードは残される。以上の
結果、第26図cに示す座標データが得られる。
これは、第25図a中、太線で示した関連線に対
応している。以上、強調表示すべき関連線データ
の作成処理について述べた。この結果得られるデ
ータの構造は、作図テーブル760中の座標デー
タリスト763と全く同様であり、強調表示デー
タの送信については、すでに述べた階層構造図の
表示処理2150と同様である。強調表示後、補
助コマンド入力解析2320に戻る。 補助コマンドIDが2のとき(DELSUB補助コ
マンドのとき)、サブグラフ項目削除2350が
実行される。DELSUB補助コマンドのオペラン
ドで指定された項目の項目番号を項目リスト23
05より削除し、項目リスト2305内の残りの
項目番号を上からつめ直し、サブグラフ項目数ポ
インタ2307に新しい項目数をセツトし直す。
その後、再び表示処理2150を実行し、階層構
造図を表示し直し、サブグラフ強調表示2340
において、DELSUB補助コマンドで削除されず
に残つているサブグラフ集合内の項目および関連
を強調表示する。 補助コマンドIDが3のとき(DIVSUB補助コ
マンドのとき)、分割処理2360が実行される。
分割処理2360では、項目リスト2305内に
存在する項目を、DIVSUB補助コマンドのオペ
ランドで指定された部分グラフIDをつけ部分グ
ラフ定義テーブル730に登録する。すなわち、
指定された部分グラフIDを検索キーとして持つ
部分グラフフアイル731内のデータ項目733
を新規作成する。なお、その際、構造化フラグは
0にセツトする。さらに、部分グラフ定義フアイ
ル732内に、部分グラフ集合内の項目に対応す
る項目フアイル711のデータ項目712と、部
分グラフフアイル731内の上記の規則作成のデ
ータ項目733に、関連を持つデータ項目734
を部分グラフ集合内の項目数だけ作成し、それぞ
れをポインタで結ぶ。分割処理2360実行後、
SELECT処理2300を終了する。 補助コマンドIDが4のとき(CANSUB補助コ
マンドのとき)、サブグラフ項目集合2310に
戻り、初期状態に戻し、再び分割操作をやり直
す。補助コマンドIDが5のとき(SHIFT補助コ
マンドのとき)、表示範囲修正2170により、
所定の表示範囲に変更し、表示処理2150、サ
ブグラフ強調表示2340を実行し、補助コマン
ド入力解析2320に戻す。補助コマンドIDが
6のとき(JUMP補助コマンドのとき)、分割処
理2360を行なわず、SELECT処理2300を終
了する。 第27図は、FILEコマンド(グラフの管理)
の処理を行なうFILE処理2400の概略フロー
図である。FILEコマンドでは、作業内容に補助
コマンドが第4表に示したごとく定義されてい
る。従つて、FILE処理2400では、まず補助
コマンド入力解析2410において、補助コマン
ドを入力し、その解析結果を第4表に示した前も
つて定めてある補助コマンドIDとオペランド情
報を得る。なお、ADDGRH補助コマンドについ
ては、そのオペランドの値により補助コマンド
IDの値を区別する。FILE処理2400では、補
助コマンドIDの値により、第27図に示すよう
に処理を振り分け、処理終了後、再び補助コマン
ド入力解析に戻る。以下、各処理の内容について
説明する。 新規登録2420では、まず、ADDGRH補助
コマンドのオペランドで指定されたグラフIDを
部分グラフフアイル731に登録し、次に、その
中に含まれる項目を端末より順次入力し、項目フ
アイル711および部分グラフ定義フアイル73
3に登録する。さらに、項目間の関連に入力し、
関連フアイル721に登録する。 コピー2430のフロー図を第28図に示す。
まず、ADDGRH補助コマンドのオペランドで指
定された被コピーグラフを部分グラフ読み出し2
110により部分グラフテーブル740にセツト
し、次に、部分グラフID登録2432で同じく
オペランドで指定された新グラフのグラフIDを
部分グラフフアイル731に登録する。そのまま
コピーする場合(補助コマンドIDが2の場合)
には、グラフ登録2434で、部分グラフテーブ
ル740の全ての内容を、新グラフとして新規登
録2420と同様に登録する。項目関連を反転し
てコピーする場合(補助コマンドIDが3の場合)
には、関連反転2436で項目関連行列743の
行と列を入れ替えてから、グラフ登録2434を
行なう。 グラフ削除2440では、DELGRH補助コマ
ンドのオペランドで指定された部分グラフを、部
分グラフ定義テーブル730より削除する。 グラフ統合2450のフロー図を第29図に示
す。GOMGRA補助コマンドのオペランドでは統
合すべき2つのグラフ(以下、これをAグラフ、
Bグラフと呼ぶ)の部分グラフIDと、統合後の
新しいグラフ(以下、これをCグラフと呼ぶ)の
部分グラフIDを指定する。グラフ統合2450
では、まず、Aグラフのデータを部分グラフ読み
出し2110により部分グラフテーブル740に
セツトする。次に、部分グラフテーブル740と
まつたく同じ構成を持つた部分グラフテーブルB
にBグラフのデータを、部分グラフ読み出し(2)2
451にセツトする。次に、重複チエツク245
2において、部分グラフテーブル740内の項目
記号リスト741と、部分グラフテーブルB内の
項目記号リストとを比較し、同じ項目記号を持つ
項目の項目番号対を項目番号対Aリストに順にセ
ツトし、その総数を重複数Aにセツトする。次
に、項目番号対Aリストに登録されている項目対
の内、項目意味が同一のもの(除く、すべてがス
ペース)をすべて項目番号対Bリストに登録し、
項目番号対Aリストから取り除く。重複数Bに、
項目番号対Bリストに登録されている項目対数、
重複数Aに、項目番号対Aリストに登録されてい
る項目対数をそれぞれリセツトする。次に、重複
数Aが0でなければ、処理方法決定2453にお
いて、AグラフおよびBグラフの両方の項目の項
目番号を全部リネームし項目番号の重複なくする
(処理コード1)が、重複した項目番号のみを個
別に端末から修正する(処理コード2)が、すべ
ての重複している項目と同じと見なし統合する
(処理コード3)かを入力する。処理コードが1
の場合には、項目リネーム2454において、A
グラフの項目については、項目番号順に、A01、
A02、…、A99、B01、B02、…B99という項目記
号に項目記号リスト741の項目記号を変換す
る。Bグラフの項目については、同様に項目番号
順に、C01、C02、…、C99、D01、D02、…、D
99という項目記号に部分グラフテーブルBの項
目記号リストの項目記号を変換する。重複数Bは
0とし、項目番号対Bリストをクリアする。処理
コードが2の場合には、個別修正2455におい
て、重複している項目対を、項目番号対Aリスト
より順々に読み出し、それぞれ個別に統合する
か、どちらかの項目記号を変更するかを端末より
入力し、項目統合の場合にその項目対を項目番号
対Aリストから項目番号対Bリストに移し、項目
記号変更の場合には端末入力により指定されたグ
ラフの項目記号リスト上の項目記号を端末入力に
より指定された項目記号に変更する。個別修正2
455は、項目番号対Aリストが空になり重複数
が0になるまで行なう。処理コードが3のときに
は、項目番号対Aリスト上の全項目対を、項目番
号対Bリストに移し、重複度Bを重複度Aの値だ
け増加する。グラフ統合2450では、次に、統
合処理2457において、部分グラフテーブル7
40上で統合操作を行なう。まず、項目記号リス
ト741のAグラフの項目記号の後に、Bグラフ
の項目記号を部分グラフテーブルBの項目記号リ
ストより移す。また、項目意味リスト742のA
グラフの項目記号の後に、Bグラフの項目意味を
部分グラフテーブルBの項目意味リストより移
す。上記2つのリストの移動に際しては、項目番
号対Bリストに含まれているBグラフの項目の項
目番号および項目意味は削除し、削除した部分は
残りの部分でつめる。次に、Aグラフに含まれる
項目数をnAとすると、項目関連行列743のnA
1行のnA+1列目にBグラフの項目関連行列の1
行1列目が来るように、Bグラフの項目関連連行
列を移す。第30図にその様子を示す。ただし、
nBはBグラフに含まれる項目数である。第1行か
ら第nA行までの各行の第nA+1列から第nA+nB
までは0クリアする。同様に、第nA+1行から第
nA+nBまでの各行の第1列から第nA列までは0ク
リアする。項目番号対Bリストに含まれる項目対
のすべてについて、次の操作を行なう。今、検討
対象となつている項目対のAグラフの項目番号を
a、Bグラフの項目番号をbとする。このとき、
項目関連行列743の第a行と第nA+b行の各要
素ごとに論理和を取り、それを第a行に格納す
る。さらに第a列と第nA+b列の各要素ごとに論
理和を取り、それを第a列に格納する。さらに、
第nA+b列、第nA+b行を削除し、その行および
列以後の行および列を1つつめる。以上の操作
を、項目番号対Bリストのすべての項目対につい
て実施する。統合処理2457では、最後に、項
目数カウンタ744の値を、nAプラスnBマイナス
重複数Bにセツトする。グラフ統合2450で
は、次に、部分グラフID登録2432により、
Cグラフの部分IDを部分グラフフアイル731
に登録する。最後に、グラフ登録2434によ
り、部分グラフテーブル740上に作成された部
分グラフを項目テーブル710、関連テーブル7
20、部分グラフ定義テーブル730に登録す
る。 グラフ分割2460のフロー図を第31図に示
す。DIVGRH補助コマンドのオペランドでは、
分割する対象となる元の部分グラフ(以下Dグラ
フと呼ぶ)と分割後生成された部分グラフ(以下
Eグラフと呼び)とDグラフからEグラフを除い
た残りのグラフ(以下Fグラフと呼ぶ)の各部分
グラフIDと、分割の際にキーとなる項目記号
(以下キー項目記号と呼ぶ)の4つが指定される。
本コマンドは、SELECTコマンドの機能を簡易
化したものであるので、その処理は、SELECT
処理2300内の処理と共通している。まず、部
分グラフ読み出し2110でDグラフを部分グラ
フテーブル上に読み出し、サブグラフ項目集合ク
リア2310およびサブグラフ項目追加2330
で、サブグラフに属する項目を項目リスト230
5上にセツトし、分割処理2360によつて、分
割された部分グラフ(Eグラフ)および残りのグ
ラフ(Fグラフ)をフアイルに登録する。 補助コマンドIDが7のとき(JUMP補助コマ
ンドのとき)には、FILE処理2400を終了す
る。 第32図は、DISPLAYコマンド(データ表
示)を処理するDISPLAY処理2500の概略フ
ロー図である。DISPLAYコマンドでは、その第
1オペランドで、表示すべきデータの種類、第2
オペランドで、対象のグラフの部分グラフIDを
指定するようになつている。表示データの種類と
それに対応するオペランドIDは、第5表のよう
である。
【表】 第1オペランドの内容は、コマンド解析120
0において、オペランドIDに変換され、
DISPLAY処理2500に渡される。DISPLAY
処理2500では、まず、部分グラフ読み出し2
110により対象の部分グラフのデータを部分グ
ラフテーブル740にセツトし、その後、オペラ
ンドIDにより、第32図に示すごとくそれぞの
処理に振り分けられる。項目一覧表2510で
は、項目記号リスト741と項目意味リスト74
2の内容が表示される。項目関連表示2520で
は、項目関連行列743と項目記号リスト741
の内容が行列形式で表示される。一方、項目関連
表表示2530では、上記と同じ内容が項目対の
形式で表示される。項目配置図表示の場合(オペ
ランドIDが4の場合)には、まず階層化処理2
120で配置テーブル750に項目配置をセツト
し、表示範囲セツト2140により、表示部分を
決め、項目配置図表示2540により所定の範囲
の項目配置図を表示する。DISPLAYコマンドに
おいては、項目配置図を表示の場合表示範囲を移
動するためのSHIFT補助コマンド(補助コマン
ドID1)と、項目配置修正のためのMODDIT補
助コマンド(補助コマンドID2)と、DISPLAY
コマンド終了のためのJUMP補助コマンド(補助
コマンドID3)の3つの補助コマンドが使用でき
る。補助コマンド入力処理2550では、上記の
補助コマンドを処理し、補助コマンドIDに所定
の値をセツトし、オペランド情報を分析する。
DISPLAY処理2500では、補助コマンドIDの
値により、第32図に示すごとく処理を振り分け
る。SHIFT補助コマンドの場合には、表示範囲
修正2170により表示範囲を変更する。
MODDIT補助コマンドの場合には、項目配置修
正2180により項目配置を修正する。JUMP補
助コマンドの場合には、DISPLAY処理2500
を終了する。 第33図は、REPORTコマンド(データの出
力)を処理するREPORT処理2600の概略フ
ロー図である。REPORTコマンドでは、その第
1オペランドで、出力すべきデータの種類、第2
オペランドで、対象のグラフの部分グラフIDを
指定するようになつている。出力データの種類と
それに対応するオペランドIDは、第5表のもの
の他、階層構造図の出力(オペランドID5)が設
定されている。第1オペランドの内容は、コマン
ド解析1200において、オペランドIDに変換
され、REPORT処理2600に渡される。
REPORT処理2600では、まず、部分グラフ
読み出し2110により対象の部分グラフのデー
タを部分グラフテーブル740にセツトし、その
後、オペランドIDにより、第33図に示すごと
く、それぞれの処理に振り分けられる。項目一覧
表2610では、項目記号リスト741と項目意
味リスト742の内容を出力する。項目関連行列
出力2620では、項目関連行列743と項目記
号リスト741の内容が行列形式で出力される。
一方、項目関連表表示2630では、上記と同じ
内容が項目対の形式で表示される。項目配置図出
力(オペランドID4)および階層構造図出力(オ
ペランドID5)の場合には、まず、階層化処理2
120で配置テーブル750に項目配置をセツト
する。項目配置図出力2640では、配置テーブ
ルの内容を出力する。一方、階層構造図出力26
50では、プリンタイメージの階層構造図を作成
し、順次、それを出力する。 HELPコマンド(ガイダンスの表示)を処理す
るHELP処理2700では、オペランドの指定内
容に従い、前もつて定めたガイダンスを表示す
る。ただし、オペランドでGまたはGRAPHを指
定した場合には、部分グラフフアイル731の全
てのデータ項目733の内容が表示される。 以上、階層構造化の支援システムの一実施例に
ついて説明した。本実施例により、大規模な目的
樹木を効率的に作成することができるようにな
る。(Proceeding of 5th Intemational
Conference on Software Engineering、pp305
−313参照)GRAPHコマンドにより、概略表示
モードと詳細表示モードの2つのモードにより、
対象の階層構造図の任意の部分を表示することが
できる。また、SELECTコマンドにより、任意
の項目を指定し、それにつながる項目および関連
線を太線で強調表示することにより、複雑に入り
組んだ関連を持つ階層構造図においても、関連を
容易にたどつていけるようになる。SELECTコ
マンドによる分割では、分割の案を画面上で見な
がら分割範囲を決定でき、こみ入つた分割が実施
できる。なお、この場合の分割案の初期指定の方
法には、本実施例で述べた方法の他、ライトペン
などで対象となる項目をすべて指定する方法や、
画面上に長方形を描き、その中に含まれる項目を
分割の対象とする方法などもある。SELECTコ
マンドやFILEコマンドにより分割した部分グラ
フについて、修正を加えた場合元のグラフのデー
タも実施的に修正され(内部では1つのデータし
か記憶していない)るので、データの一元性が保
たれる。また、いくつかのグラフを統合して1つ
にする場合には、同じ項目記号を持つ項目を統合
もしくはリネームすることにより、効率的にグラ
フの統合が行なえるようにしている。さらに、部
分グラフフアイルに、各部分グラフが階層化され
ているかどうかのフラグを設け、階層化されてい
る場合には階層構造図における項目位置を記憶す
ることにより、端末より人手によつて修正された
項目配置による階層構造図をいつでも再現するこ
とが可能となる。 項目フアイルのデータ項目のアトリビユートと
して項目に付随する数値や項目の属性のコードな
どを付加することにより、フオールトトリの作成
(昭和56年電気学会全国大会予講集、pp1770−
1771参照)などにも利用できる。 本発明によれば、以下のような効果がある。 (1) 2つの表示モードの導入と強調表示機能によ
り、画面に比べ大規標な階層構造図の理解しや
すい表示が可能となつた。 (2) 部分グラフの管理と、項目関連の管理を分離
することにより、部分グラフの取り扱い中に行
なつた修正が、全体のグラフについても有効と
することが可能となつた。 (3) 画面上に表示されている階層構造図上で、グ
ラフの分割の案を見ながら考察でき、こみ入つ
た分割操作が可能となつた。 (4) グラフの統合において同じ記号名称を持つ項
目が存在した場合、個別に端末入力により修正
していくほか、すべての項目記号を一括して変
更する方式および、項目の意味が同じ場合には
同じ項目と見なすことにより、グラフの統合操
作が効率化された。 (5) 部分グラフ対応に、それぞれの部分グラフに
おける項目の配置を記憶しておくことにより、
アルゴリズムにより計算された項目配置以外
に、端末より修正した結果をも再現することが
できるようになつた。 以上のような機能を実現することにより、階層
構造図の作成時間、作成期間を短縮することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は目的樹木の一例を示す図、第2図は目
的樹木作成手順を示す図、第3図はPPDS利用の
手順を示す図、第4図はシステム構成の実施例を
示す図、第5図は概略表示モードの表示例を示す
図、第6図は詳細表示モードの表示例を示す図、
第7図はPPDSシステムの処理の流れの概略図、
第8図は項目意味テーブルの一構成図、第9図は
項目関連テーブルの一構成図、第10図は部分グ
ラフ定義テーブルの一構成図、第11図は部分グ
ラフテーブルの一構成図、第12図は配置テーブ
ルの一構成図、第13図は関連線データの座標系
の図、第14図は作図テーブルの一構成図、第1
5図は階層構造図、第16図はSELECTコマン
ドによる分割操作例を示す図、第17図はシステ
ムの全体処理フロー図、第18図はGRAPH処理
の概略フロー図、第19図は階層化処理の概略フ
ロー図、第20図はAMEND処理の概略フロー
図、第21図は階層構造の例を示す図、第22図
は部分グラフ定義テーブルの例を示す図、第23
図は項目追加の概略フロー図、第24図は
SELECT処理の概略フロー図、第25図はサブ
グラフ項目集合リストの構成図、第26図は強調
表示の動作説明図、第27図はFILE処理の概略
フロー図、第28図はコピーの概略フロー図、第
29図はグラフ統合の概略フロー図、第30図は
項目関連行列の統合方式の図、第31図はグラフ
分割の概略フロー図、第32図はDISPLAY処理
の概略フロー図、第33図はREPORT処理の概
略フロー図である。 401……カードリーダ、402……キーボー
ド、403……CPU、404……グラフイツク
デイスプレイ、405……XYプロツク、406
……デイスク、710……項目意味テーブル、7
11……項目フアイル、712……データ項目、
720……項目関連テーブル、721……関連フ
アイル、722……データ項目、730……部分
グラフ定義テーブル、731……部分グラフフア
イル、732……部分グラフ定義フアイル、73
3……データ項目、734……データ項目、74
0……部分グラフテーブル、741……項目記号
リスト、742……項目意味リスト、743……
項目関連行列、744……項目数カウンタ、75
0……配置テーブル、751……項目配置図、7
52……レベル数カウンタ、753……横幅カウ
ンタ、760……作図テーブル、761……Aポ
インタリスト、762……Bポインタリスト、7
63……座標データリスト、1100……初期設
定、1200……コマンド解析、2100……
GRAPH処理、2120……階層化処理、213
0……作図処理、2150……表示処理、218
0……項目配置修正、2200……AMEND処
理、2300……SELECT処理、2400……
FILE処理、2500……DISPLAY処理、26
00……REPORT処理、2700……HELP処
理。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 システムを構成する項目の項目記号と該項目
    間の関連データをデータフアイルに格納する処理
    と、該項目記号と関連データから所定のアルゴリ
    ズムによりシステムの構造を表わす階層構造図を
    作成する処理と、作成された階層構造図をデイス
    プレイ面上に表示する処理と、表示された階層構
    造図にもとづき上記項目記号または関連データを
    修正した結果を上記データフアイルに再格納する
    ことによりデータフアイルの内容を更新する処理
    と、修正した項目記号と関連データにもとづき作
    成された階層構造図を上記デイスプレイ面上に再
    表示する処理と、上記更新する処理と再表示する
    処理とを繰り返す過程の途中または最後に作成さ
    れた階層構造図を所定の形式で出力する処理とか
    らなる階層構造図作成支援方法において、システ
    ムを構成する各項目対応に該項目から出発する関
    連線のデータの格納場所を指定するポインタと、
    各項目対応に該項目に入つて来る関連線のデータ
    の格納場所を指定するポインタと、すべての関連
    線のデータの格納場所を示す座標データとから成
    る作図データとをあらかじめメモリに格納してお
    き、任意の指定された項目から出発する関連線の
    データ、もしくは、該項目に入つて来る関連線の
    データを上記メモリから取り出して階層構造図を
    作成することを特徴とする階層構造図作成支援方
    法。 2 上記格納する処理は、上記階層構造図のデー
    タを部分グラフ毎に保持するため、部分グラフ定
    義テーブル内に定義された部分グラフに対応して
    階層化の有無を示すフラグおよび部分グラフに対
    応して階層化の有無を示すフラグおよび部分グラ
    フに含まれる各項目の部分階層構造図上の位置を
    格納する処理からなる第1項記載の階層構造図作
    成支援方法。 3 上記格納する処理は、上記階層構造図中の分
    割すべき部分を該システムを構成する項目のうち
    最上位の項目の項目記号と、その項目からの関連
    の深さを指定することにより指定し、指定された
    分割対象部分をまず階層構造図の表示面上に他の
    部分と異なつた表示を行ない、異なつた表示を行
    なわれた項目のうち不要な項目の削除または必要
    な項目の追加により、分割対象部分を修正し、異
    なつた表示をされている部分のみを全体より分割
    し、新しい部分グラフとして登録する処理からな
    る第1項記載の階層構造図作成支援方法。 4 上記作成する処理は、上記階層構造図中の個
    別に作成された2個以上の被統合グラフを統合
    し、新しく別の統合グラフを合成するために、被
    統合グラフ中の項目に同一の項目が存在するか否
    か判定する処理と、存在した場合に1つの項目に
    統合する処理と、存在しない場合には該当項目を
    1つの項目に統合するか、個々の該当項目のベア
    ごとにどちらかの項目の項目記号を変更するか、
    被統合グラフの全項目記号をすべてあらかじめ定
    められたパタンにより変更するか、のいずれかの
    処理とを行なわせる第1項記載の階層構造図作成
    支援方法。 5 上記更新する列理は、上記階層構造図のグラ
    フに関するデータとして少なくともグラフに含ま
    れる項目の項目記号と項目間の関連データのう
    ち、グラフ内に定義されたいくつかの部分グラフ
    に所属する項目の項目記号のみを部分グラフに付
    けられた記号とセツトで記憶する部分グラフ定義
    テーブルを参照することにより、部分グラフの分
    析中に部分グラフに対し項目および関連データの
    修正をおこないグラフに所属する項目および項目
    間の関連データを更新する第1項記載の階層構造
    図作成支援方法。
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