JP2790631B2 - 自己走査形発光素子アレイ - Google Patents
自己走査形発光素子アレイInfo
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Description
レイへの自己走査機能の付与と、その駆動の簡略化に関
するものである。
Diode)及びLD(Laser Diode)が知られている。
はPIN接合を形成し、これに順方向電圧を加えることに
より接合内部にキャリアを注入、その再結合の過程で生
じる発光現象を利用するものである。
いる。あるしきい値電流以上の電流をながすと注入され
る電子−正孔対が増加し反転分布状態となり、誘導放射
による光子の増倍(利得)が発生し、へき開面などを利
用した平行な反射鏡で発生した光が再び活性層に帰還さ
れレーザ発振が起こる。そして導波路の端面からレーザ
光が出ていくものである。
子として発光機能を持つ負性抵抗素子(発光サイリス
タ、レーザサイリスタ等)も知られている。発光サイリ
スタは先に起べたような化合物半導体でPNPN構造を作る
ものであり、シリコンではサイリスタとして実用化され
ている(青木昌治編著、「発光ダイオード」工業調査
会、pp167〜169参照)。
第12図、第13図に示す。第12図に示す構造はN形GaAs基
板上にPNPN構造を形成したもので通常のサイリスタとま
ったく同じ構成である。第13図も同様に通常のサイリス
タとまったく同じS字形負性抵抗を表している。サイリ
スタも第12図の2端子のみでなく、第14図に示す3端子
サイリスタも知られている。この3端子サイリスタのエ
ートはON電圧を制御する働きを持ち、ON電圧はゲート電
圧に拡散電位を加えた電圧となる。またONした後、ゲー
ト電極はカソード電圧とほぼ一致するようになる。カソ
ード電極が接地されていればゲート電極は零ボルトとな
る。またこの発光サイリスタは外部から光を入射するこ
とによりそのしきい電圧が低下することが知られてい
る。
ったく同じ原理でレーザサイリスタを形成する事もでき
る(田代他、1987年秋応用物理学会講演、番号18p−ZG
−10)。
上に多数個作られ、切断されて一つづつの発光素子とし
てパッケージングされ販売されている。また密着イメー
ジセンサ用及びプリンタ用光源としてのLEDは一つのチ
ップ上に複数個のLEDを並べたLEDアレイとして販売され
ている。
取るポイント、書き込むポイントを指定するため、これ
ら発光素子による発光点の走査機能(光走査機能)が必
要である。
うためには、LEDアレイのなかに作られている一つ一つ
のLEDをワイヤボンディング等の技術により駆動ICに接
続し、このICで一つ一つのLEDを駆動させてやる必要が
あった。このためLEDの数が多い場合、同数のワイヤボ
ンディングが必要で、かつ、駆動ICも数多く必要となり
コストが高くなってしまうという欠点があった。これは
駆動ICを設置するスペースを確保することが必要とな
り、コンパクト化が困難という欠点を誘発していた。ま
たLEDを並べるピッチもワイヤボンディングの技術で定
まり、短ピッチ化が難しいという欠点があった。
能をもたせることにより、先に挙げたワイヤボンディン
グの数の問題、駆動ICの問題、コンパクト化、短ピッチ
化の問題を解決する発明を行ない、先に出願した。(時
願昭63−65392「発光素子アレイとその駆動方法」)こ
の、先の発明の内容を以下簡単に記す。
電流が、べつの発光素子のON状態によって影響を受ける
よう、即ち、相互作用をするよう構成することにより発
光の自己走査機能を実現することである。
発光素子として先に述べた発光サイリスタを用い、発生
した光の一部が隣接する発光サイリスタに入射するよう
構成したもので、光が入った発光サイリスタのON電圧が
低下する現象を利用するものである。今転送クロックパ
ルスφ3がハイレベルとなり、発光サイリスタT(0)
がONしているとする。このためその両側に位置する発光
サイリスタT(−1)、T(1)のON電圧が低下する。
このため次の転送クロックパルスφ1にハイレベル電圧
が印加されるとT(1)のみONさせる事が可能となる。
これから自己走査を行なうことができる。
As基板上にP形(23)、N形(22)、P形(21)からな
る発光サイリスタを設け、それぞれのP形(21)層に接
触した電極(40)に転送クロックラインを接続した構成
となっている。動作は先に説明した通りである。
に示した三端子サイリスタのゲート端子を図中RL、RIで
お互いに接続した構成である。今φ3がハイレベル電圧
となりT(0)がON状態になっているとする。このとき
ノードG0はほぼ零ボルトとなっている。すると抵抗ネッ
トワークから電流が流れ、T(0)に近いノードが最も
電圧が引き下げられ、離れていくほど影響は少なくな
る。次の転送クロックφ1にハイレベル電圧が加わると
T(1)とT(−2)がON可能となるが、ノードG1のほ
うがノードG-2より低い電圧となっているため、T
(1)のみをONさせることができる。
ングの数の問題、駆動ICの問題、コンパクト化、短ピッ
チ化の問題等を解決することが可能となった。
はON発光素子から出射する光量を左右で変えることによ
り転送クロック数を2つに減少させることができる。
る方法)では2相駆動化はできない。このため転送動作
をさせるための駆動回路がそれほど簡単化出来ないとい
う欠点があった。
気的手段により接続する方法によっても、2相の転送ク
ロック数で転送動作を可能とするものである。
あって、 a. しきい電圧もしくはしきい電流が外部から制御可能
な制御電極をそれぞれ有する発光素子を多数個、一次
元、二次元、もしくは三次元的に配列し、 b. 各発光素子の制御電極を近傍に位置する少なくとも
2つの発光素子の制御電極と互いに電気的手段にて接続
したネットワーク配線を形成し、 c. 各発光素子に、外部から電圧もしくは電流を印加す
るクロックラインを接続させた、発光素子アレイであっ
て、 該電気的手段として、電圧もしくは電流の一方向性を
持つ電気素子を用い、該ネットワーク配線に電圧もしく
は電流が一定方向で流れるようにさせたことを特徴とす
る発光素子アレイである。
に、先の発明の例で示したような抵抗のみを介した電気
的接続方向を取らず、ダイオード、トランジスタ等を介
した電気的接続方法を用いる。
一方向性、非対称性を利用し、転送クロックを2相化す
ることができる。
はしきい電流が外部から制御可能な発光素子であれば、
任意の素子が使用できる。なかでも、例えばP導電形半
導体領域及びN導電形半導体領域を複数積層した発光素
子等の負性抵抗を有する発光素子を用いることが望まし
い。
持つ素子としてダイオード、トランジスタを用いてもよ
い。
光素子を形成している第1導電形半導体部及び第2導電
形半導体部(P形、N形層)を用いて(組み合わせて)
形成することにより、簡単な製造方法にて、本発明を実
現できる。
タ等を介して、発光素子間の電気的接続を行なうことに
より、実施例にて詳細に説明するように2相の転送クロ
ックにて自己走査を行なうことが可能となる。
イオードを用いるものである。
発光しきい電圧、電流が外部から制御できる発光素子の
一例として、最も標準的な三端子の発光サイリスタを用
いた場合を表している。T(−2)〜T(+2)は発光
サイリスタの番号であり、それらが一列に並べられた構
成となっている。G-2〜G+2はT(−2)〜T(+2)の
それぞれの発光サイリスタのゲート電極を表す。RLはゲ
ート電極の負荷抵抗を表し、D-2〜D2は電気的相互作用
を行なうダイオードを表す。またVGKは電源電圧を表
す。各単体発光サイリスタのアノード電極に2本の転送
クロックライン(φ1、φ2)がそれぞれ1素子おきに
接続される。
となり、発光素子T(0)がONしているとする。この
時、3端子サイリスタの特性からゲート電極G0は零ボル
ト近くまで引き下げられる(シリコンサイリスタの場合
約1ボルトである)。VGKを5Vとすると、抵抗RL、ダイ
オードD-2〜D2のネットワークから各発光サイリスタの
ゲート電圧が決まる。そして発光素子T(0)に近い素
子のゲート電圧が最も低下し、以降順にT(0)から離
れるに従いゲート電圧は上昇していく。しかしながら、
ダイオード特性の一方向性、非対称性から電圧を下げる
効果はT(0)の右半分しか働かない。即ちG1はG0にた
いし、ダイオードの順方向立ち上がり電圧Vdfだけ高い
電圧に設定され、G2はG1にたいし、さらにダイオードの
順方向立ち上がり電圧Vdfだけ高い電圧に設定される。
一方左半分に相当するG-1はダイオードD-1が逆バイアス
となっているため電流が流れず、従ってVGKと同電位と
なる。次の転送クロックパルスφ1は最近接のT
(1)、T(−1)及びT(3)、T(−1)、T(−
3)等に加わるが、これらの中で最もON電圧が低い素子
はT(1)で、約2Vdfである。次に低い素子はT(3)
であり、約4Vdfとなる。T(−3)のON電圧は約VGK+V
dfとなる。以上から転送クロックパルスのハイレベル電
圧を2Vdfから4Vdfの間に設定しておけばT(1)のみON
させることができ、転送動作を行なうことができる。
ゲート電極間を結ぶ素子としてダイオードのみを挙げて
いるが、このダイオードに直列に抵抗を加えても良い。
この場合G0とG1との電位差がダイオードの立ち上がり電
圧Vdf以上となり、転送動作可能なクロックハイレベル
電圧範囲を拡大できる。
を説明したが、3相以上であってももちろん動作する。
さらに第1図は発光素子を一列に並べているが、配列を
直線にする必要はなく、応用によって蛇行させてもよい
し、途中から二列以上に増やすことも可能である。また
この説明では発光サイリスタに限定して説明したが同様
な機能を持つデバイスであればこれに限られず何であっ
ても良い。本考案の別の実施例でも説明するが、発光素
子としてレーザサイリスタであってもよい。この駆動方
法は発光素子を単体部品で構成してもよく、また次の実
施例で示すようになんらかの方法により集積化してもよ
い。
は実施例1を集積化して作成する場合の構成についての
実施例を説明するものである。本実施例の要点は電気的
結合を行なうためのダイオードを発光素子の一部を利用
して設けることにより、発光サイリスタと同じ工程で、
ダイオードまで形成することのできる構造にある。
GaAs基板(1)上にN形半導体層(24)、P形半導体層
(23)、N形半導体層(22)、P形半導体層(21)の各
層を形成する。そしてホトリソグラフィ等及びエッチン
グにより、各単体発光素子に分離する(分離溝(5
0))。T(−1)〜T(+1)はこれらの単体発光素
子の番号を表す。アノード電極(40)はP形半導体層
(21)とオーミック接触を有し、ゲート電極(41)はn
形半導体層(22)とオーミック接触を有する。絶縁層
(30)は素子と配線との短絡を防ぐためのものであり、
同時に特性劣化を防ぐための保護膜でもある。
通る材質をもちいることが望ましい。N形GaAs基板
(1)はこのサイリスタのカソードとして働く。各単体
発光素子のアノード電極(40)に2本の転送クロックラ
イン(φ1、φ2)がそれぞれ1素子おきに接続され
る。またゲート電極には負荷抵抗RLが接続される。一方
各素子間に光結合が発生すると本実施例の転送動作が影
響されることがある。これを防止するため、ゲート電極
の一部を発光素子間の分離溝のなかに入れ、光結合を防
止する構造としている。
路と全く同じ構成であり、全く同じ動作をする。従っ
て、転送クロックφ1、φ2のハイレベル電圧を交互に
互いに少しづつ重なるように設定すれば、発光サイリス
タのON状態は順次転送されていく。即ち、発光点が順次
転送される。本実施例によると、従来ではできなかった
集積化された電位結合による2相駆動自己走査形発光素
子アレイを実現することができる。
の2相を想定したが、より安定な転送動作を求める場合
にはこれを3相、4相と増加させてもよい。
場合について示したが、発光効率を上げるために、より
複雑な構造、層構成を導入することも本発明の範囲に含
まれる。その具体的な例としてダブルヘテロ構造の採用
が挙げられる。一例を第18図に示す(田代他1987年春応
用物理学会講演、番号28p−ZE−8)。これはN形GaAs
基板上に0.5μmのN形GaAs層を積み、その上にバンド
ギャップの広いN形AlGaAsを1μm、P形GaAs層を5n
m、N形GaAs層を1μm、ハンドギャップの広いP形AlG
aAsを1μm、そして取り出し電極とのオーミック接触
をとるためのP形GaAs層を0.15μm積層した構成であ
る。発光層は間に挟まれた、1μmのN形GaAs層であ
る。これは注入された電子、正孔がバンドギャップの狭
いGaAs層に閉じ込められ、この領域で再結合し発光す
る。
が、この電位を検知し、しきい電圧が低下し、これを利
用して転送動作を行わせるという構成は、PNPN構成のみ
に限られず、その機能が達成できる素子であれば特に限
定されない。例えば、PNPN4層構成ではなく、6層以上
の構成でも同様な効果を期待でき、まったく同様な自己
走査機能を達成することが可能である。さらには静電誘
導(SI)サイリスタまたは電界制御サイリスタ(FCT)
と呼ばれるサイリスタを用いてもまったく同様であり、
本発明に含まれるものである。このSIサイリスタまたは
FCTは電流ブロックとして働く中央のP形半導体層を空
乏層で起き換えた構造となっている(S.M.Sze著、Physi
cs of Semiconductor Physics、2nd Edition pp238−24
0)。
例2の、より現実的な構造を示したものである。第3図
に本実施例の平面図を、第4図に第3図のY−Y′ライ
ンの断面図を示す。T(−2)〜T(+1)は各発光素
子の素子番号を表す。
L(63)と表し、発光サイリスタを構成する半導体層を
流用している。ダイオードD-2〜D1はT(−2)〜T
(+1)につながり、そのアノード側はゲート電極(4
1)を介して次の発光サイリスタのゲート及び負荷抵抗
(63)に接続される。
続される。スルーホールC2は、発光サイリスタのアノー
ド電極(40)と転送クロックラインφ1、φ2との接続
孔である。電源ライン(42)は電源電圧VGKおよび負荷
抵抗RLに接続される。またこれはゲート電極(41)と同
時に形成される。ここでゲート電極(41)は発光素子T
(−2)〜T(+1)がその発光によりお互いに影響し
あう事を防ぐための遮光層をも兼ねている。
上にN形GaAs層(24b)、N形AlGaAs(24a)、P形GaAs
層(23)、N形GaAs層(22)、P形AlGaAs(21b)、P
形GaAs層(21a)の各層を形成する。そしてホトリソグ
ラフィ等及びエッチングにより、各単体発光素子に分離
する(分離溝(50))。また分離溝(51)は発光素子T
(0)と結合用ダイオードD0とを分離するための溝であ
る。負荷抵抗(63)RLは発光素子のN形GaAs層(22)を
用いている。これは別の層を用いてもよい。例えばp層
(23)を用いる、あるいは別の抵抗領域を設け、これを
用いてもよい。
上にN形GaAs層(24b)、N形AlGaAs層(24a)、P形Ga
As層(23)、N形GaAs層(22)、P形AlGaAs(21b)、
P形GaAs層(21a)の各層を順次形成する。そして分離
溝(50)を形成し、発光素子及び抵抗間の分離を行な
う。次に分離溝(51)を形成し、発光素子と結合ダイオ
ード間の分離を行なう。この(51)形成工程と同じ工程
で抵抗(63)の形成を行なう。即ちP形GaAs層(21a),
P形AlGaAs層(21b)の除去を行なう。絶縁膜(30)を形
成し、コンタクト孔(C1)を設ける。電極(40)(41)
(42)を形成する。層間絶縁膜(31)を形成して、スル
ーホールC2を設け、電極φ1、φ2を形成する。以上の
工程により本実施例3の構造が完成する。
なく、例えば分離溝(50)と分離溝(51)の形成順序が
逆転してもよい。また第4図の上にさらに透光性絶縁膜
を設け、信頼度を向上させるようにしてもよい。さらに
は発光素子上の絶縁膜が厚くなり光透過率が低下するこ
とを嫌うなら、発光素子の上部絶縁膜の一部または全部
をホトエッチング等の方法により除去してもよい。
るものである。
した発光サイリスタをPNPトランジスタTr1とNPNトラン
ジスタTr2との組合せで表わした。サイリスタと同じ動
作をさせるため、Tr1のコレクタをTr2のベースに、Tr1
のベースをTr2のコレクタに接続している。Tr1のベー
ス、即ちTr2のコレクタが三端子サイリスタのゲートに
相当する。このTr1、Tr2の組合せをT(−1)〜T
(1)で表わしている。さて本実施例4は隣接素子との
結合に実施例1で示したダイオードでなく、PNPトラン
ジスタTr3を用いたものである。Tr3のベースはTr1のベ
ースに接続され、Tr3のコレクタはTr2のベースに接続さ
れる。この時の転送動作は実施例1で説明したものと全
く同じである。実施例1のサイリスタをTr1とTr2との組
合せと考え、実施例1のダイオードをTr3と考えれば良
い。
び実施例3でしめしたものと同じになる。
実施例1に示した等価回路に対し、電源VGK及び負荷抵
抗RLを削除したものである。実施例1の等価回路では電
源電圧VGKに対してサイリスタのターンオン電圧が定ま
っており、ONした素子のゲート電圧がほぼ零ボルトとな
ること、そしてそれがダイオードを通して隣接素子に影
響を与えることを利用していた。本実施例5ではこの電
源VGKを削除しており、この動作を説明する。
え、発光サイリスタT(0)がONしているとする。ゲー
トG0はほぼ零ボレトとなる。この時隣接する発光サイリ
スタT(−1)のゲートG-1の電圧は不定となる。ダイ
オードD-1はゲートG-1の電圧が零ボルト以上であれば逆
バイアスとなり、電流は流れないからである。また発光
サイリスタT(1)のゲートG1の電圧はダイオードD0の
順方向に立ち上がり電圧Vdfより高くなることができな
い。これから発光サイリスタT(−1)のON電圧は発光
サイリスタT(−1)のデバイス構造から定まるON電圧
となる。一方発光サイリスタT(1)のON電圧はゲート
G0の電位からさらにVdfだけ高い電圧となる。従って約2
Vdfとなる。デバイス構造から定まるON電圧をこの2Vdf
より高く設定しておけば実施例1にて説明した通りに二
相駆動が可能となる。
線も転送クロック2本のみでよく、簡単な構造とするこ
とができる。
施例5で示した等価回路を現実に構成する場合の構造を
示したものである。第7図は平面図を示し、第8図は第
7図のX−X′の断面図を示す。
1、φ2、発光素子T(−1)〜T(1)は上述と同様
である。ゲート電極41は、結合のためのダイオードD-1
〜D1と発光素子のゲートとを接続している。第8図に示
す発光素子部は、基本的に第4図の発光素子部と同じで
ある。
上にN形GaAs層(24b)、N形AlGaAs(24a)、P形GaAs
層(23)、N形GaAs層(22)、P形AlGaAs層(21b)、
P形GaAs層(21a)の各層を順次形成する。そして分離
溝(50)を形成し、発光素子間の分離を行なう。次に分
離溝(51)を形成し、発光素子と結合ダイオード間の分
離を行なう。即ちP形GaAs層(21a),P形AlGaAs層(21
b)の除去を行なう。絶縁膜(30)を形成し、コンタク
ト孔(C1)を設ける。電極(41)、φ1、φ2を形成す
る。以上の工程により本実施例6の構造が完成する。
なり、二相配線を使用していないことが挙げられる。第
7図をみれば明らかなように配線パターンが重ならずに
形成でき、配線形成は一層配線で良いことになる。また
抵抗が不要となることから製造が簡単となり、これから
製造コストをさらに低減できることになる。
は実施例5をトランジスタによる等価回路に書き直した
ものに相当する。実施例4の負荷抵抗および電源電圧を
取り去った構成になっており、動作は実施例5と同じで
ある。また本実施例7を現実に構成した場合、実施例6
に示した構造となる。
きる。
スタを念頭に説明してきた。しかし本考案は発光サイリ
スタに限られるものではなく、例えばレーザサイリスタ
を用いても全く同様に動作する。以下の実施例にてレー
ザサイリスタを用いた場合を説明する。
発明をレーザに適用した場合を示す。第10図は本実施例
8の平面図を、第11図は断面図を示す。基本的にはサイ
リスタ部をレーザサイリスタとし、そのキャビティ部に
結合用ダイオードを設けた構成となっている。これは実
施例5、7の等価回路を適用したものである。
GaAs(25)、p形AlGaAs(24)、I形(ノンドウプ)Ga
As(23)、n形AlGaAs(22)、p形AlGaAs(21)、上部
電極(20)を順次積層する。(p形AlGaAs(21)と上部
電極(20)との間にオーミック接触を良好とするために
p形GaAs相を挟む場合もある。) 次にホトエッチングにより上部電極(20)を図中n形
AlGaAs層(25)の幅と同じ幅を持つ長方形に加工し、こ
れをマスクとして、p形AlGaAs(21)〜n形AlGaAs(2
5)の各層をエッチングする。この時に素子間の分離溝
(50)が形成される。次にホトエッチングにより同じ上
部電極(20)をさらにエッチングし、10μm以下の幅を
持つストライプ状パターン(レーザサイリスタの電流注
入部)と結合用ダイオードパターン(D-1〜D1部分)を
設ける。これをマスクとして、p形AlGaAs(21)n形Al
GaAs(22)の層をエッチングする。n形AlGaAs(22)層
は全部除去せず一部残すようにする。さらに絶縁膜(3
0)を成膜する。この絶縁膜は絶縁と光遮蔽の二つの機
能を持つようにしたものが望ましく、複数種類の膜をも
ちいて形成してもよい。この絶縁膜として例えばSiO2膜
を使用した場合、GaAsの発光波長である870nmを透過す
るため、光結合を誘発する可能性があり、その間に例え
ば非昌質シリコンのような光吸収物質による光遮蔽膜を
設ける必要がある可能性があるからである。次にホトエ
ッチングによりコンタクト穴(C1)を設け、転送クロッ
クライン用の配線金属を蒸着またはスパッタ等により形
成し、ホトエッチングにより転送クロックライン
(φ1、φ2)を形成する。そして最後にへき開等の手
法によりレーザ光出力側の端面を平行度よく形成し、本
実施例の構造ができあがる。
用した場合を示したが、実施例1、4の等価回路、即ち
抵抗を設けたタイプでもレーザを形成できることは言う
までもない。
例えばTJS形、BH形、CSP形、VSIS形等を用いてももちろ
んよい(S.M.Sze著、Physics of Semiconductor Physic
s,2nd Edition pp724−730)。また材料についてもAlGa
Asを主体に説明したが、これ以外の材料(例えばAlGaIn
P、InGaAsP、ZnSe、GaP等)であってもよい。
て半導体基板を用い、その電位を零ボルト(接地)とし
た例を示してきたが、本発明はこれに限られず基板とし
て他の物質を用いてもよい。もっとも近い例でいえばク
ロム(Cr)等のドウプした半絶縁性GaAs基板上に実施例
のn形GaAs基板に相当するn形GaAs層を形成し、この上
に実施例で説明した構造を形成してもよい。
膜を形成し、この半導体を用いて実施例の構造を形成し
てもよい。
とNをそれぞれ逆転してもバイアス条件を反転すれば、
全く同様に動作する。
子アレイは、各種応用が期待できる。例として、光走査
の密着イメージセンサ、光プリンタの書き込みヘッド、
ディスプレイ等が挙げられ、これらの機器の低価格化、
高性能化に大きな寄与をすることができる。
電極を互いに電気的手段に接続してネットワークを形成
しているが、例えば各々正続する発光素子を1つおきの
発光素子として、1つの発光素子アレーに2系列の走査
機能を設けることもできる。また、2次元,3次元の発光
素子アレーの場合には、各発光素子は近傍の4つまたは
6つ以上の発光素子と電気的手段にて接続される。
ダイオードまたはトランジスタで結合させることによ
り、2相の転送クロックで発光点の転送を行なうことが
できる、即ち、2相クロック駆動の光シフトレジスタを
形成できる。また、ワイヤボンディングの数の減少、駆
動ICの減少、コンパクト化、短ピッチ化等ができる。
ィスプレイ等へ応用でき、これらの機器の性能向上、低
価格化に大きく寄与することができる。
図、第2図は実施例2で説明した発光素子アレイの構造
概念図、第3図および第4図は実施例3で説明した発光
素子アレイの平面図および断面図、第5図は実施例4で
説明した発光素子アレイの等価回路図、第6図は実施例
5で説明した発光素子アレイの等価回路図、第7図およ
び第8図は実施例6で説明した発光素子アレイの平面図
および断面図、第9図は実施例7で説明した発光素子ア
レイの等価回路図、第10図およい第11図は実施例8で説
明した発光素子アレイの平面図および断面図、第12図は
従来の発光サイリスタの基本構造を示す側面図、第13図
は従来の発光サイリスタの電気−電圧特性を示す図、第
14図は従来の3端子発光サイリスタの基本構造を示す側
面図、第15図は先の出願の発光素子アレイの等価回路
図、第16図は先の出願の発光素子アレイの断面図、第17
図は先の出願の発光素子アレイの等価回路図、第18図は
ダブルヘテロ構造の発光サイリスタの概略を示す断面図
である。 図中、 40はアノード電極、41はゲート電極 を各々示す。
Claims (8)
- 【請求項1】発光のためのしきい電圧もしくはしきい電
流が外部から電気的に制御可能な3端子発光素子多数個
を、一次元的に配列し、 隣接する発光素子のしきい電圧もしくはしきい電流を制
御する制御電極を、電圧もしくは電流の一方向性をもつ
電気的手段にて互いに接続し、 前記一次元的に配列された各発光素子の残りの2端子の
うちの一方に、外部から2相の転送クロックを、それぞ
れ1素子おきに供給し、 一方の相の転送クロックにより、ある発光素子が発光し
ているとき、その発光素子近傍の発光素子のしきい電圧
もしくはしきい電流を、前記電気的手段を介して変化さ
せ、 他方の相の転送クロックにより、前記ある発光素子に隣
接する発光素子を発光させる、 自己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項2】前記電気的手段は、ダイオードである、請
求項1記載の自己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項3】前記電気的手段は、トランジスタである、
請求項1記載の自己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項4】前記制御電極は、それぞれ抵抗を介して電
源ラインに接続されている、請求項2または3記載の自
己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項5】前記3端子発光素子が、P導電形半導体領
域及びN導電形半導体領域を複数積層した負性抵抗を有
する3端子発光素子である、請求項1〜4のいずれかに
記載の自己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項6】前記3端子発光素子が、3端子発光サイリ
スタまたは3端子レーザサイリスタである、請求項5記
載の自己走査形発光素子アレイ。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の発光素子
アレイを二次元的または三次元的に配列した自己走査形
発光素子アレイ。 - 【請求項8】同一の基板上に集積されて構成された、請
求項1〜7のいずれかに記載の自己走査形発光素子アレ
イ。
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