JP2783715B2 - ユニット式カーテンウォールにおける接合部の水密構造 - Google Patents
ユニット式カーテンウォールにおける接合部の水密構造Info
- Publication number
- JP2783715B2 JP2783715B2 JP4003953A JP395392A JP2783715B2 JP 2783715 B2 JP2783715 B2 JP 2783715B2 JP 4003953 A JP4003953 A JP 4003953A JP 395392 A JP395392 A JP 395392A JP 2783715 B2 JP2783715 B2 JP 2783715B2
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- JP
- Japan
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- curtain wall
- frame
- unit
- wall unit
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- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高さ方向と横方向に隣
接するユニットが互いにインターロック式に接続される
ユニット式カーテンウォールにおいて、4枚のユニット
が集合する接合部の水密性を確保した、ユニット式カー
テンウォールにおける接合部の水密構造に関するもので
ある。
接するユニットが互いにインターロック式に接続される
ユニット式カーテンウォールにおいて、4枚のユニット
が集合する接合部の水密性を確保した、ユニット式カー
テンウォールにおける接合部の水密構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】高さ方向
と横方向に隣接するユニットを互いに噛み合わせて接続
する、インターロック式のカーテンウォールのユニット
間の水密性は従来、ユニットの各枠の対向する面に敷設
されたシール材を互いに密着させることにより確保され
ているが、この水密構造は施工精度が悪い場合の他、層
間変位時や熱膨張時に隣接するユニット間に相対変位が
生じた場合に容易に密着状態が外れるため水密性能の確
実さに欠けている。
と横方向に隣接するユニットを互いに噛み合わせて接続
する、インターロック式のカーテンウォールのユニット
間の水密性は従来、ユニットの各枠の対向する面に敷設
されたシール材を互いに密着させることにより確保され
ているが、この水密構造は施工精度が悪い場合の他、層
間変位時や熱膨張時に隣接するユニット間に相対変位が
生じた場合に容易に密着状態が外れるため水密性能の確
実さに欠けている。
【0003】これに対し、実開平2-49410号に対向する
縦枠や上下枠の面に互いに噛み合う凹部と凸部を形成
し、双方の噛合い部分にシール材を敷設し、これを対向
する側の枠に密着させることにより縦枠間と上下枠間の
水密性を確保する構造が提案されている。これは各枠に
つき、見込み幅方向に並列する噛合い部のそれぞれにシ
ール材を設置することから、噛合い部分、すなわち対向
する枠間の水密性は確保されるが、4枚のユニットの隅
角部が集合する接合部の水密性までは解決されない。
縦枠や上下枠の面に互いに噛み合う凹部と凸部を形成
し、双方の噛合い部分にシール材を敷設し、これを対向
する側の枠に密着させることにより縦枠間と上下枠間の
水密性を確保する構造が提案されている。これは各枠に
つき、見込み幅方向に並列する噛合い部のそれぞれにシ
ール材を設置することから、噛合い部分、すなわち対向
する枠間の水密性は確保されるが、4枚のユニットの隅
角部が集合する接合部の水密性までは解決されない。
【0004】接合部の水密処理は通常、下側で隣接する
2枚のユニットの上枠間に両者に跨るジョイント材を設
置し、これと上側に隣接するユニットの下枠との接触部
分に、ユニットの組み立て後に湿式のシール材を充填し
て接合部の目地を塞ぐことにより行われるが、層間変位
時に隣接するユニットが相対移動したときにシール材が
切断され易く、またユニットが層間変位に追従したり、
振動した場合にはジョイント材がユニットに拘束されて
いるため外力を負担し、ジョイント材やユニットに変形
を生じさせる恐れがある。
2枚のユニットの上枠間に両者に跨るジョイント材を設
置し、これと上側に隣接するユニットの下枠との接触部
分に、ユニットの組み立て後に湿式のシール材を充填し
て接合部の目地を塞ぐことにより行われるが、層間変位
時に隣接するユニットが相対移動したときにシール材が
切断され易く、またユニットが層間変位に追従したり、
振動した場合にはジョイント材がユニットに拘束されて
いるため外力を負担し、ジョイント材やユニットに変形
を生じさせる恐れがある。
【0005】この発明はインターロック式カーテンウォ
ールの接合部における水密性の問題に着目してなされた
もので、ユニット間に相対移動が生じた場合にも確実に
水密性を保持する水密構造を提案するものである。
ールの接合部における水密性の問題に着目してなされた
もので、ユニット間に相対移動が生じた場合にも確実に
水密性を保持する水密構造を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では横方向に隣接
するカーテンウォールユニットの上枠間に、上枠に内接
する形状で、両上枠間に跨る長さの連結材を跨設し、こ
の連結材に上側のユニットの下枠に密着するシール材を
取り付けておくことにより平常時と相対移動時の密着状
態を維持し、接合部における水密性を常に確保する。
するカーテンウォールユニットの上枠間に、上枠に内接
する形状で、両上枠間に跨る長さの連結材を跨設し、こ
の連結材に上側のユニットの下枠に密着するシール材を
取り付けておくことにより平常時と相対移動時の密着状
態を維持し、接合部における水密性を常に確保する。
【0007】カーテンウォールユニットの上枠は上方が
開放した溝形の断面形状をし、連結材は両上枠間に跨る
長さを持ち、上枠上に載る基部とその見込み幅方向の両
側から立ち上がる起立片から溝形の形状をする。連結材
の室内側の起立片の室外側の面には、上側に隣接するカ
ーテンウォールユニットの下枠の室内側の面に密着する
シール材が取り付けられる。
開放した溝形の断面形状をし、連結材は両上枠間に跨る
長さを持ち、上枠上に載る基部とその見込み幅方向の両
側から立ち上がる起立片から溝形の形状をする。連結材
の室内側の起立片の室外側の面には、上側に隣接するカ
ーテンウォールユニットの下枠の室内側の面に密着する
シール材が取り付けられる。
【0008】連結材が下側で横方向に隣接するユニット
の上枠間に跨り、室内側の起立片のシール材が上側に隣
接するユニットの下枠に密着することにより、シール材
は接合部の縦目地を挟んで両上枠間で連続し、平常時の
上枠間の水密性と、上枠と下枠間の水密性を確保する。
シール材はまた、下側のユニットの上枠と、上側のユニ
ットの下枠から分離していることにより各ユニットの相
対移動時にも上側のユニットの下枠への密着状態を維持
したまま追従可能となり、高さ方向と横方向に隣接する
ユニット間の相対移動時の上枠間の水密性と、上枠と下
枠間の水密性も確保する。
の上枠間に跨り、室内側の起立片のシール材が上側に隣
接するユニットの下枠に密着することにより、シール材
は接合部の縦目地を挟んで両上枠間で連続し、平常時の
上枠間の水密性と、上枠と下枠間の水密性を確保する。
シール材はまた、下側のユニットの上枠と、上側のユニ
ットの下枠から分離していることにより各ユニットの相
対移動時にも上側のユニットの下枠への密着状態を維持
したまま追従可能となり、高さ方向と横方向に隣接する
ユニット間の相対移動時の上枠間の水密性と、上枠と下
枠間の水密性も確保する。
【0009】連結材は上に凸,もしくは下に凸の曲面を
有する座金を挟み、隣接する上枠の少なくとも一方の上
面にユニットの面外方向の軸回りに回転自在に連結さ
れ、ユニットが層間変位に追従したり、振動した時には
揺動することでユニットに追従する。
有する座金を挟み、隣接する上枠の少なくとも一方の上
面にユニットの面外方向の軸回りに回転自在に連結さ
れ、ユニットが層間変位に追従したり、振動した時には
揺動することでユニットに追従する。
【0010】連結材がユニット間の相対変位に追従する
ことで、その変位時に外力を負担する、あるいはユニッ
トに外力を負担させることがなく、連結材自身とユニッ
トの変形が防止される。
ことで、その変位時に外力を負担する、あるいはユニッ
トに外力を負担させることがなく、連結材自身とユニッ
トの変形が防止される。
【0011】
【実施例】この発明は図5に示すように縦枠F1,F2と上
枠F3及び下枠F4を方形状に組み立ててユニット化された
カーテンウォールユニット(以下ユニット)Uが高さ方
向と横方向に互いに噛み合って隣接するユニット式カー
テンウォールにおいて、4枚のユニットU,U,U,U
の隅角部が集合する接合部の水密性を確保したものであ
る。
枠F3及び下枠F4を方形状に組み立ててユニット化された
カーテンウォールユニット(以下ユニット)Uが高さ方
向と横方向に互いに噛み合って隣接するユニット式カー
テンウォールにおいて、4枚のユニットU,U,U,U
の隅角部が集合する接合部の水密性を確保したものであ
る。
【0012】高さ方向に隣接するユニットU,Uの上枠
F3と下枠F4の対向する面には互いに噛み合う噛合い部
3,4が形成され、横方向に隣接するユニットU,Uの
縦枠F1と縦枠F2の対向する面には互いに噛み合う噛合い
部1,2が形成され、各ユニットUはこれらの噛合い部
1,2、3,4が対向する側に噛み合うことにより隣接
するユニットUに接続する。
F3と下枠F4の対向する面には互いに噛み合う噛合い部
3,4が形成され、横方向に隣接するユニットU,Uの
縦枠F1と縦枠F2の対向する面には互いに噛み合う噛合い
部1,2が形成され、各ユニットUはこれらの噛合い部
1,2、3,4が対向する側に噛み合うことにより隣接
するユニットUに接続する。
【0013】ユニットUの上枠F3の上面には図1に示す
ように上側のユニットUの下枠F4と噛み合う噛合い部
3,3が起立し、上枠F3は上方が開放した溝形の断面形
状をしている。この上枠F3の噛合い部3,3に内接し、
横方向に隣接するユニットU,Uの上枠F3,F3間に図3
に示すように連結材5が跨設される。
ように上側のユニットUの下枠F4と噛み合う噛合い部
3,3が起立し、上枠F3は上方が開放した溝形の断面形
状をしている。この上枠F3の噛合い部3,3に内接し、
横方向に隣接するユニットU,Uの上枠F3,F3間に図3
に示すように連結材5が跨設される。
【0014】上側のユニットUの下枠F4は下側のユニッ
トUの上枠F3の噛合い部3,3に噛み合う断面形状をす
るが、実施例では上枠F3の断面形状を溝形にすると同時
に、後述の、連結材5のシール材6を室外側に向けて配
置したことに伴い、室外側の噛合い部4を凹部状に、室
内側の噛合い部4を噛合い部3と連結材5に接する形に
している。
トUの上枠F3の噛合い部3,3に噛み合う断面形状をす
るが、実施例では上枠F3の断面形状を溝形にすると同時
に、後述の、連結材5のシール材6を室外側に向けて配
置したことに伴い、室外側の噛合い部4を凹部状に、室
内側の噛合い部4を噛合い部3と連結材5に接する形に
している。
【0015】連結材5は上枠F3の上面に載る基部50と、
その見込み幅方向の両側から立ち上がる室内側と室外側
の起立片51,51とから溝形の断面形状をし、上枠F3の噛
合い部3,3に内接して設置される。
その見込み幅方向の両側から立ち上がる室内側と室外側
の起立片51,51とから溝形の断面形状をし、上枠F3の噛
合い部3,3に内接して設置される。
【0016】この連結材5の室内側の起立片51の室外側
の面に、図1〜図3に示すように2条の乾式のシール材
6が横方向に敷設される。シール材6は上側のユニット
Uの、下側のユニットUとの接続時にその下枠F4の室内
側の噛合い部4の室内側の面に密着する。
の面に、図1〜図3に示すように2条の乾式のシール材
6が横方向に敷設される。シール材6は上側のユニット
Uの、下側のユニットUとの接続時にその下枠F4の室内
側の噛合い部4の室内側の面に密着する。
【0017】連結材5は図2に示すように隣接するユニ
ットU,Uの一方の上枠F3の噛合い部3,3間にスライ
ドさせられて差し込まれ、その上枠F3に対向するユニッ
トU側へ張り出した状態で連結される。張り出し部分は
そのまま図3に示すように対向するユニットUの上枠F3
の噛合い部3,3内に差し込まれる。
ットU,Uの一方の上枠F3の噛合い部3,3間にスライ
ドさせられて差し込まれ、その上枠F3に対向するユニッ
トU側へ張り出した状態で連結される。張り出し部分は
そのまま図3に示すように対向するユニットUの上枠F3
の噛合い部3,3内に差し込まれる。
【0018】連結材5は上に凸,もしくは下に凸の曲面
を有する座金9を挟み、隣接する上枠F3,F3の少なくと
も一方の上面に、底面が点で,もしくはユニットUの面
外方向の線で接触することにより、少なくとも一方の上
枠F3にユニットUの面外方向の軸回りに回転自在に連結
される。これにより連結材5は枚のユニットU,U,
U,U間の相対変位に追従可能に上枠F3に連結される。
を有する座金9を挟み、隣接する上枠F3,F3の少なくと
も一方の上面に、底面が点で,もしくはユニットUの面
外方向の線で接触することにより、少なくとも一方の上
枠F3にユニットUの面外方向の軸回りに回転自在に連結
される。これにより連結材5は枚のユニットU,U,
U,U間の相対変位に追従可能に上枠F3に連結される。
【0019】連結材5が上枠F3に回転自在に連結される
ことにより、層間変位時のユニットUの変位時には、連
結材5は横方向と高さ方向に跨る上枠F3,F3と下枠F4,
F4との接続状態を維持したまま揺動することで追従す
る。ユニットU,U間の相対的な変位に連結材5が追従
することにより連結材5とユニットUには外力が加わら
ないため、連結材5やユニットUの変形が防止され、ま
た水密性能の低下も免れる。
ことにより、層間変位時のユニットUの変位時には、連
結材5は横方向と高さ方向に跨る上枠F3,F3と下枠F4,
F4との接続状態を維持したまま揺動することで追従す
る。ユニットU,U間の相対的な変位に連結材5が追従
することにより連結材5とユニットUには外力が加わら
ないため、連結材5やユニットUの変形が防止され、ま
た水密性能の低下も免れる。
【0020】高さ方向に隣接するユニットU,Uの上枠
F3と下枠F4の噛合い部3,4、及び横方向に隣接するユ
ニットU,Uの縦枠F1と縦枠F2の噛合い部1,2との間
は図1,図4に示すようにそのいずれか一方側に敷設さ
れ、他方側に密着するシール材7によって水密される。
また隣接する上枠F3,F3の室外側の噛合い部3,3間に
は図3に示すように双方に跨る継手板8が設置され、噛
合い部3,3間の縦目地の1次シールが施される。
F3と下枠F4の噛合い部3,4、及び横方向に隣接するユ
ニットU,Uの縦枠F1と縦枠F2の噛合い部1,2との間
は図1,図4に示すようにそのいずれか一方側に敷設さ
れ、他方側に密着するシール材7によって水密される。
また隣接する上枠F3,F3の室外側の噛合い部3,3間に
は図3に示すように双方に跨る継手板8が設置され、噛
合い部3,3間の縦目地の1次シールが施される。
【0021】連結材5が接合部において下側で隣接する
ユニットU,Uの上枠F3,F3間に跨って設置されること
により、連結材5上には図4に示すように縦枠F1,F2間
のシール材7を越えて浸入した雨水がその目地を伝って
落下するが、この雨水は連結材5が受け皿状をすること
により一旦連結材5に受けられた後、両側の上枠F3,F3
上へ流され、更に上枠F3に明けられた排水孔f3より排出
される。また図1に示すように上下のユニットU,U間
の目地から浸入し、継手板8とシール材7を越えた雨水
も同様の経路で排水孔f3から排出される。
ユニットU,Uの上枠F3,F3間に跨って設置されること
により、連結材5上には図4に示すように縦枠F1,F2間
のシール材7を越えて浸入した雨水がその目地を伝って
落下するが、この雨水は連結材5が受け皿状をすること
により一旦連結材5に受けられた後、両側の上枠F3,F3
上へ流され、更に上枠F3に明けられた排水孔f3より排出
される。また図1に示すように上下のユニットU,U間
の目地から浸入し、継手板8とシール材7を越えた雨水
も同様の経路で排水孔f3から排出される。
【0022】
【発明の効果】横方向に隣接するカーテンウォールユニ
ットの上枠間に、上枠に内接する形状で、両上枠間に跨
る長さの連結材を跨設し、この連結材に上側のユニット
の下枠に密着するシール材を取り付けているため、シー
ル材が接合部の縦目地を挟んで両上枠間で連続し、平常
時の水密性が確保される。またシール材が下側のユニッ
トの上枠と、上側のユニットの下枠から分離しているた
め、各ユニットの相対移動時にも上側のユニットの下枠
への密着状態を維持したまま追従可能となり、高さ方向
と横方向に隣接するユニット間の相対移動時の水密性も
確保できる。
ットの上枠間に、上枠に内接する形状で、両上枠間に跨
る長さの連結材を跨設し、この連結材に上側のユニット
の下枠に密着するシール材を取り付けているため、シー
ル材が接合部の縦目地を挟んで両上枠間で連続し、平常
時の水密性が確保される。またシール材が下側のユニッ
トの上枠と、上側のユニットの下枠から分離しているた
め、各ユニットの相対移動時にも上側のユニットの下枠
への密着状態を維持したまま追従可能となり、高さ方向
と横方向に隣接するユニット間の相対移動時の水密性も
確保できる。
【0023】連結材は上に凸,もしくは下に凸の曲面を
有する座金を挟み、隣接する上枠の少なくとも一方の上
面にユニットの面外方向の軸回りに回転自在に連結され
るため、ユニットが層間変位に追従したり、振動した時
にも揺動することでユニットに追従できる。
有する座金を挟み、隣接する上枠の少なくとも一方の上
面にユニットの面外方向の軸回りに回転自在に連結され
るため、ユニットが層間変位に追従したり、振動した時
にも揺動することでユニットに追従できる。
【0024】連結材が層間変位時や振動時のユニットに
追従できることで、その変位時に連結材が外力を負担す
る、あるいはユニットに外力を負担させることはなく、
連結材自身とユニットの変形が防止される。
追従できることで、その変位時に連結材が外力を負担す
る、あるいはユニットに外力を負担させることはなく、
連結材自身とユニットの変形が防止される。
【図1】高さ方向に隣接するユニットの連結部分を示し
たもので、図7のX−X線断面図である。
たもので、図7のX−X線断面図である。
【図2】連結材の設置の様子を示した斜視図である。
【図3】連結材の設置状態を示した斜視図である。
【図4】横方向に隣接するユニットの連結部分を示した
もので、図7のY−Y線断面図である。
もので、図7のY−Y線断面図である。
【図5】カーテンウォールの外観を示した立面図であ
る。
る。
U……カーテンウォールユニット、F1……縦枠、1……
噛合い部、F2……縦枠、2……噛合い部、F3……上枠、
3……噛合い部、f3……排水孔、F4……下枠、4……噛
合い部、5……連結材、50……基部、51……起立片、5a
……ひれ、5b……中間部、6……シール材、7……シー
ル材、8……継手板、9……座金、10……ボルト。
噛合い部、F2……縦枠、2……噛合い部、F3……上枠、
3……噛合い部、f3……排水孔、F4……下枠、4……噛
合い部、5……連結材、50……基部、51……起立片、5a
……ひれ、5b……中間部、6……シール材、7……シー
ル材、8……継手板、9……座金、10……ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】 縦枠F1,F2と上枠F3及び下枠F4を方形状
に組み立ててユニット化されたカーテンウォールユニッ
トUを高さ方向と横方向に連続させて構成され、高さ方
向に隣接するカーテンウォールユニットU,Uの上枠F3
と下枠F4の対向する面に互いに噛み合う噛合い部3,4
が形成され、横方向に隣接するカーテンウォールユニッ
トU,Uの縦枠F1と縦枠F2の対向する面に互いに噛み合
う噛合い部1,2が形成されたユニット式カーテンウォ
ールにおいて、4枚のカーテンウォールユニットU,
U,U,Uが集合する接合部の水密構造であり、カーテ
ンウォールユニットUの上枠F3は上方が開放した溝形の
断面形状をし、横方向に隣接するカーテンウォールユニ
ットU,Uの上枠F3,F3間には、両者間に跨る長さを持
ち、上枠F3上に載る基部50とその見込み幅方向の両側か
ら立ち上がる起立片51,51からなる溝形の連結材5が跨
設され、連結材5は上に凸,もしくは下に凸の曲面を有
する座金9を挟み、上枠F3,F3の少なくとも一方の上面
にカーテンウォールユニットUの面外方向の軸回りに回
転自在に連結され、連結材5の室内側の起立片51の室外
側の面には上側に隣接するカーテンウォールユニットU
の下枠F4の室内側の面に密着するシール材6が取り付け
られているユニット式カーテンウォールにおける接合部
の水密構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003953A JP2783715B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ユニット式カーテンウォールにおける接合部の水密構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003953A JP2783715B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ユニット式カーテンウォールにおける接合部の水密構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05187084A JPH05187084A (ja) | 1993-07-27 |
JP2783715B2 true JP2783715B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=11571472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4003953A Expired - Lifetime JP2783715B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | ユニット式カーテンウォールにおける接合部の水密構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783715B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202216A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Agc Glass Kenzai Engineering Co Ltd | ガラスパネルユニット及びガラスカーテンウォール並びにガラスカーテンウォールの施工方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0596226U (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-27 | 日本建鐵株式会社 | グリットカーテンウォールの止水構造 |
KR101445119B1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-09-29 | 주식회사 케이씨씨 | 커튼월 배수 시스템 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414563Y2 (ja) * | 1986-09-08 | 1992-04-02 | ||
JPS6375240A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-05 | 住友金属工業株式会社 | 建築用外装材の接合工法 |
JPH0740006Y2 (ja) * | 1988-09-30 | 1995-09-13 | セントラル硝子株式会社 | カーテンウオールのパネル構造 |
JP3115650B2 (ja) * | 1991-08-27 | 2000-12-11 | 茂林 郭 | ガラス板の取付装置 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4003953A patent/JP2783715B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202216A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Agc Glass Kenzai Engineering Co Ltd | ガラスパネルユニット及びガラスカーテンウォール並びにガラスカーテンウォールの施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05187084A (ja) | 1993-07-27 |
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