JPS6227835Y2 - - Google Patents

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JPS6227835Y2
JPS6227835Y2 JP1982201204U JP20120482U JPS6227835Y2 JP S6227835 Y2 JPS6227835 Y2 JP S6227835Y2 JP 1982201204 U JP1982201204 U JP 1982201204U JP 20120482 U JP20120482 U JP 20120482U JP S6227835 Y2 JPS6227835 Y2 JP S6227835Y2
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JP
Japan
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panels
edges
parts
rain cover
panel
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JP1982201204U
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JPS59101187U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、屋外設置冷蔵庫等組立建物におけ
る壁パネル連結部のシール装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、大型冷蔵庫を屋外に設置する場合には、
壁パネル同志の連結部からの雨漏りを防止するた
めに、連結部の目地にコーキング材を詰め込んで
いた。しかしながら、これでは紫外線によりコー
シング材の性能が劣化したり、あるいはコーキン
グ不良等により、雨漏りが生じるおそれがあつ
た。
そこで、従来、相互に連結せられるべき壁パネ
ルの外板に、垂直部と、垂直部の上縁より互いに
反対側に伸びる水平部とよりなる横断面倒L形の
外方突縁が設けられ、互いに対向状に配置された
外方突縁同志の中間にシール材が充填されるとと
もに、外方突縁の水平部の上面にキヤツプ材が被
せられて、リベツトで止められた壁パネル連結部
のシール装置が提案された(実開昭50−15060号
公報参照)が、このような従来のシール装置で
は、キヤツプ材が外板の外方突縁の水平部にリベ
ツト止めされているため、長期の使用によりリベ
ツトによる結合力が弱くなつて隙間が生じると、
雨水がキヤツプ材と水平部との間をいわゆる毛細
管現象によつてシール材側に移行し、シール材と
断熱パネル端面との間を通つて建物の内部に浸入
するおそれがあり、シール性が劣るという問題が
あつた。
考案の目的 この考案の目的は、上記の問題を解決し、長期
の使用によつても雨水が断熱パネルの内部に浸入
するようなことが全くない、きわめてシール性に
すぐれた屋外設置冷蔵庫等組立建物における壁パ
ネル連結部のシール装置を提供しようとするにあ
る。
考案の構成 この考案は、上記の目的を達成するために、屋
外設置冷蔵庫等組立建物の相互に連結せられるべ
き壁パネルが、内板および外板と、これらの中間
に充填された断熱材と、壁パネルの連結端面に嵌
め込まれた凹凸状の嵌合部材とによつてそれぞれ
構成され、両壁パネルの連結端部の外板に外方突
縁がそれぞれ設けられるとともに、外板の裏面に
壁パネルの内部に張り出した係止突部を有する嵌
合部材固定板が取り付けられ、凹凸状の嵌合部材
のそれぞれ外側縁部がこれらの固定板の係止突部
に掛り止められており、両壁パネルの凹凸状の嵌
合部材が互いに嵌め合わされた状態において外板
の外方突縁同志が互いに対向状に配置され、両者
の中間にシール材が充填されている壁パネル連結
部のシール装置において、外板の外方突縁が、相
対的に長い垂直部と、垂直部の上縁より互いに反
対側に伸びる水平部と、これらの先端より下方に
伸びる相対的に短い垂下部とによつて構成されて
いて、横断面略鉤形を有しており、これらの外方
突縁に横断面形の雨仕舞カバーが被せられて、
これらの両側垂下部の高さの中間部が外方突縁の
垂下部に合わせ止められるとともに、雨仕舞カバ
ーの両側垂下部の下縁がそれぞれ外板の外面に当
接せしめられていて、両側垂下部の下縁部と外板
の外面との間にシール材が施され、雨仕舞カバー
の内側に、外板の一部と、外方突縁と、雨仕舞カ
バーの両側垂下部とによつてそれぞれ囲まれた中
空部が形成されている、屋外設置冷蔵庫等組立建
物における壁パネル連結部のシール装置を要旨と
している。
実施例 つぎに、この考案の実施例を、図面に基づいて
説明する。
図示のものはいわゆるプレハブ冷蔵庫と称せら
れるもので、所要数の断熱パネルを連結して組立
てられ、屋外に設置されたものである。
図面において、1は大型冷蔵庫、2は上壁パネ
ル、3は側壁パネルで、これらのパネル2,3は
所定間隔をおいて平行に配置せられた2枚のアル
ミニウム製の内板4と外板5との間に断熱材6が
充填せられたものである。この断熱材6として
は、硬質ポリウレタン・フオームまたはフエノー
ル・フオームなどが適している。相互に連結せら
れるべき上壁パネル2,2のうち一方のパネル2
の連結端面には、横断面が半円よりやや短い凹状
の嵌合部材7が嵌め込まれ、他方のパネル2の連
結端面には横断面が半円よりやや長くかつ折返し
縁部9を有する凸状の嵌合部材8が嵌め込まれて
いる。10,10は両上壁パネル2,2の連結端
部2a,2aの外板5,5にそれぞれ設けられた
外方突縁で、これらは相対的に長い垂直部10
a,10aと、これらの上縁より互いに反対側に
伸びる水平部10b,10bと、これらの先端よ
り下方に伸びる相対的に短い垂下部10c,10
cとによつて構成され、横断面略鉤形を有してい
る。11,11は外板5,5の裏面に取り付けら
れた嵌合部材固定板で、これらの固定板11,1
1の連結側の縁部にはパネル2,2の内部に張り
出した係止突部12,12が形成されている。そ
して凹状の嵌合部材7の外側縁部7aと凸状の嵌
合部材8の外側折返し縁部9とがそれぞれ固定板
11,11の係止突部12,12に掛り止められ
ている。また凹状の嵌合部材7の内側縁部7aと
凸状の嵌合部材8の内側折返し縁部9とが内板
4,4の折曲げ縁部4a,4aに係り合わせられ
ている。これらの嵌合部材7,8は、たとえばポ
リ塩化ビニルのような合成樹脂製押出型材により
構成されており、相互に隣り合う上壁パネル2,
2同志はこれらの嵌合部材7,8が嵌め合わせる
ことにより連結されている。
13は上壁パネル2,2の連結部において対向
状に配置された外板5,5の外方突縁10,10
に嵌め被せられた横断面形の雨仕舞カバーで、
これの両側垂下部13a,13aが外方突縁1
0,10の短い垂下部10c,10cに所要数の
リベツト14,14により止められている。15
は雨仕舞カバー13の両側垂下部13a,13a
の下縁と、外板5,5上面との接触部を密封する
ように施されたコーキング材等のシール材、16
は外方突縁13,13の垂直部13a,13a同
志の間とこれより下側の固定板11,11の係止
突部12,12同志の間に充填されたコーキング
材等のシール材である。17,17は雨仕舞カバ
ー13の内側に形成された中空部で、これらは外
板5,5の一部と、外方突縁10,10と、カバ
ー13の両側垂下部13a,13aとによつてそ
れぞれ囲まれている。
なお、上記実施例においては、上壁パネル2,
2同志の連結部にこの考案によるシール装置を取
り付けた場合を示したが、冷蔵庫1の側壁パネル
3も上壁パネル2とほぼ同様の構成を有している
ので、側壁パネル3,3同志の連結部にこの考案
によるシール装置を適用することもできる。
また上記実施例では、この考案を屋外設置冷蔵
庫1に適用した場合を示したが、この考案は断熱
パネルにより組立てられたその他の屋外設置組立
建物にも同様に適用し得るのである。
考案の効果 この考案は、上述のように、相互に連結せられ
るべき壁パネル2,2の外板5,5の外方突縁1
0,10が、相対的に長い垂直部10a,10a
と、垂直部10a,10aの上縁より互いに反対
側に伸びる水平部10b,10bと、これらの先
端より下方に伸びる相対的に短い垂下部10c,
10cとによつて構成されていて、横断面略鉤形
を有しており、これらの外方突縁10,10に横
断面形の雨仕舞カバー13が被せられて、これ
らの両側垂下部13a,13aの高さの中間部が
外方突縁10,10の垂下部10c,10cに合
わせ止められるとともに、雨仕舞カバー13の両
側垂下部13a,13aの下縁がそれぞれ外板
5,5の外面に当接せしめられていて、両側垂下
部13a,13aの下縁部と外板5,5の外面と
の間にシール材15,15が施され、雨仕舞カバ
ー13の内側に、外板5,5の一部と、外方突縁
10,10と、雨仕舞カバー13の両側垂下部1
3a,13aとによつてそれぞれ囲まれた中空部
17,17が形成されているものであるから、長
期の使用によりリベツト等による結合力が弱くな
つて外方突縁10,10の垂下壁10c,10c
と雨仕舞カバー13の両側垂下部13a,13a
との間に隙間が生じた場合、この隙間より浸入し
た雨水は重力によつて下方に、すなわち中空部1
7,17の底部に流れ落ちて溜まるが、垂下壁1
0c,10cが相対的に短いので、雨水は毛細管
現象等によつて上昇するようなことが全く不可能
であり、中空部の底部を順次流れて、中空部の開
口端より断熱パネルの外部に押出されるものであ
る。従つて雨水が断熱パネルの内部に浸入するよ
うにことが全くなく、きわめてシール性にすぐれ
ているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は屋外設置冷蔵庫の斜視図、第2図は−線に
沿う拡大断面図である。 1……屋外設置冷蔵庫(組立建物)、2……上
壁パネル、4……内板、6……断熱材、7……凹
状の嵌合部材、8……凸状の嵌合部材、9……折
返し縁部、10……外方突縁、11……嵌合部材
固定板、12……係止突部、13……雨仕舞カバ
ー、15……シール材、16……コーキング材、
17……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋外設置冷蔵庫等組立建物1の相互に連結せら
    れるべき壁パネル2,2が、内板4および外板5
    と、これらの中間に充填された断熱材6と、壁パ
    ネル2,2の連結端面に嵌め込まれた凹凸状の嵌
    合部材7,8とによつてそれぞれ構成され、両壁
    パネル2,2の連結端部2a,2aの外板5,5
    に外方突縁10,10がそれぞれ設けられるとと
    もに、外板5,5の裏面に壁パネル2,2の内部
    に張り出した係止突部12,12を有する嵌合部
    材固定板11,11が取り付けられ、凹凸状の嵌
    合部材7,8のそれぞれ外側縁部7a,9がこれ
    らの固定板11,11の係止突部12,12に係
    り止められており、両壁パネル2,2の凹凸状の
    嵌合部材7,8が互いに嵌め合わされた状態にお
    いて外板5,5の外方突縁10,10同志が互い
    に対向状に配置され、両者の中間にシール材16
    が充填されている壁パネル連結部のシール装置に
    おいて、外板5,5の外方突縁10,10が、相
    対的に長い垂直部10a,10aと、垂直部10
    a,10aの上縁より互いに反対側に伸びる水平
    部10b,10bと、これらの先端より下方に伸
    びる相対的に短い垂下部10c,10cとによつ
    て構成されていて、横断面略鉤形を有しており、
    これらの外方突縁10,10に横断面形の雨仕
    舞カバー13が被せられて、これらの両側垂下部
    13a,13aの高さの中間部が外方突縁10,
    10の垂下部10c,10cに合わせ止められる
    とともに、雨仕舞カバー13の両側垂下部13
    a,13aの下縁がそれぞれ外板5,5の外面に
    当接せしめられていて、両側垂下部13a,13
    aの下縁部と外板5,5の外面との間にシール材
    15,15が施され、雨仕舞カバー13の内側
    に、外板5,5の一部と、外方突縁10,10
    と、雨仕舞カバー13の両側垂下部13a,13
    aとによつてそれぞれ囲まれた中空部17,17
    が形成されている、屋外設置冷蔵庫等組立建物に
    おける壁パネル連結部のシール装置。
JP20120482U 1982-12-23 1982-12-23 屋外設置冷蔵庫等組立建物における壁パネル連結部のシ−ル装置 Granted JPS59101187U (ja)

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JP20120482U JPS59101187U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 屋外設置冷蔵庫等組立建物における壁パネル連結部のシ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS59101187U JPS59101187U (ja) 1984-07-07
JPS6227835Y2 true JPS6227835Y2 (ja) 1987-07-16

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JP20120482U Granted JPS59101187U (ja) 1982-12-23 1982-12-23 屋外設置冷蔵庫等組立建物における壁パネル連結部のシ−ル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015060U (ja) * 1973-06-04 1975-02-17

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JPS59101187U (ja) 1984-07-07

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