JP2776972B2 - 回転角度信号処理装置 - Google Patents

回転角度信号処理装置

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JP2776972B2
JP2776972B2 JP2250202A JP25020290A JP2776972B2 JP 2776972 B2 JP2776972 B2 JP 2776972B2 JP 2250202 A JP2250202 A JP 2250202A JP 25020290 A JP25020290 A JP 25020290A JP 2776972 B2 JP2776972 B2 JP 2776972B2
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正治 村松
博 菅井
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転位置検出装置に係り、特にACサーボモ
ータの回転位置信号得るに好適な回転位置検出装置に関
する。
[従来の技術] 従来のACサーボモータで回転位置検出装置として用い
られているエンコーダでは、モータの磁極位置を検出す
るU、V、W相信号、モータ軸の回転角および回転方向
を検出するA、B相信号、モータ軸の1回転を検出する
Z相信号を出力するパルスエンコーダが一般に知られて
いる。
またU、V、A、B相の各信号が正弦波状の出力であ
る正弦波エンコーダも使用されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術ではU、V、W、A、B、Z相の各信号
それぞれに検出センサを持ち、更にそれぞれの信号用ア
ンプを使っているので構造が複雑であった。本発明の目
的は、エンコーダの実装部品の点数をできる限り少なく
し安価、堅固にすることにある。またエンコーダからサ
ーボコントローラへの配線引き回し本数を減らすことに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、サーボコントローラと、サーボモータ
と、前記サーボモータに取り付けられたエンコーダとを
備え、前記エンコーダは前記サーボモータの磁極位置を
位相の異なる少なくとも2つの正弦波信号として検出し
て前記サーボコントローラに出力し、前記エンコーダか
ら入力された前記正弦波信号に基づいて前記正弦波信号
より繰り返し周期の短い互いに90度位相の2つの信号を
前記サーボコントローラ内部において作成するようにし
た回転角度信号処理装置とすることにより達成される。
[作用] エンコーダから出力されたサーボモータの磁極位置を
示す少なくとも2つの正弦波信号がサーボコントローラ
に出力されると、サーボコントローラ内ではこの正弦波
信号に基づいて、この正弦波信号より細分された90度位
相のA,B相に相当する信号が作成される。これによりエ
ンコーダから出力すべき信号の数が減り、エンコーダ内
の信号検出回路が簡単になり、エンコーダから伝送され
る信号本数を減らすことができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明の概略構成図を示したものである。AC
サーボモータ11の回転軸と共に回転するエンコーダ12か
ら磁極位置を検出するS1、S2信号(U、V相信号に相当
する正弦波信号)とZ相信号が出力され、サーボコント
ローラのディジタル処理部に入力される。
ディジタル処理部ではS1、S2信号をもとに第3図に示
すように、原信号を細分し互いに90゜位相差のあるA、
B相信号を出力する。
第1図はディジタル処理部の詳細を示したものであ
る。
磁極位置信号S1(=E1sinθ)、S2(=E2sin(θ+12
0゜))を位相シフタ1により90゜位相とする。
この位相シフトは第4図に示すようにS2信号をS2′信
号(点線で示す)の様に移動する。ただしS1、S2信号の
位相関係が90゜の場合はこの位相シフタ1は不要であ
る。
またS1、S2信号の位相が120゜でない場合でも位相シ
フタでそれ相当分位相シフトし、90゜位相とすることが
できる。
S1、S2′信号はA/D変換器(アナログ/ディジタル変
換器)2、3によりディジタル量に変換されS1′、S3
なる。
次に割算器4で X=S1′/S3 =(E1・sinθ)/(E2・cosθ) =(E1/E2)・tanθ を計算する。
ROMテーブル5には、第5図の斜線部に示す関数(tan
-1関数)が記憶されており、割算器4の信号Xを入力し
て θ=tan-1(E2・X/E1) を出力する。
ここでS1、S2信号が両方共同様に温度ドリフトするな
らばθは一定値になる。すなわちE2・X/E1が割算の形を
しているので温度ドリフトの影響がキャンセルされる。
このθは第5図の斜線部のみの領域D、Aしか記憶し
ていないので、信号S1′、S3から弁別回路6を通して領
域A、B、C、Dの区分を行う(第6図参照)。すなわ
ち信号のS1′、S3の値が正か負かによって領域が90゜毎
に区分される。
このように領域の区分を行えばS1′、S3信号の1周期
についてθの絶対値信号を得ることができる。領域の区
分を行わない場合にはS1′、S3信号の半周期についてし
かθの絶対値信号を得ることができないが、弁別回路を
省略できる。
こうしてθを決め、最後にパルス化ROM(ROM3、ROM
4)を通す。パルス化ROMにはアドレス入力θに対して第
7図に示すようなデータを出力する。ROM3、ROM4の出力
は図に示すように90゜位相のずれたデータになるように
1、0のデータが記憶されている。
ここでROM3、ROM4の記憶内容を変えればA,B相の分解
能を変えることができる。
θはディジタル量なので、サーボコントローラがディ
ジタル方式の場合は、このままで位置信号として使うこ
とができる。
以上の演算過程の入出力信号の流れに関して纏めたの
が第8図である。
すなわち、E1・sinθとE2・cosθを入力し割算器4に
よりX=(E1/E2)tanθを得る。
ROMテーブル5は、割算器4の信号Xを入力して θ=tan-1(E2・X/E1) を出力する。
このθをパルス化ROM3(A相の場合)に入力するとA
相データが出力される。
このようにエンコーダのS1、S2信号およびZ信号から
ACサーボモータの制御に必要な信号すべてが得られる。
次に120゜位相の正弦波から位相シフタを使用しない
でA,B相データを求める方法を説明する。S1、S2信号の
位相を便宜上90゜進めると下式のように変形できる。
S1信号でS2信号を割算すると、 したがって X′とθの関係(第9図)をROMテーブルに記憶してお
くことにより同様にA,B相を求めることができる。第6
図に相当する弁別回路の領域区分は第10図のようにすれ
ばよい。
この実施例で判るように2つの正弦波からθを逆算す
るには計算手法に関し、種々の方法が考えられる。本発
明のこの部分は、ようは2つの正弦波の比を求めてθを
逆算できればよい。
なおZ相に相当する信号はS1信号またはS2信号から得
ることもできる。すなわち先に述べた絶対値信号を利用
すればS1信号またはS2信号の一周期がわかるので、ある
回転角度をもってZ相の位置であると指定することがで
きる。このようにすればさらにエンコーダからの信号配
線を少なくすることができる。
[発明の効果] 以上本発明によれば、エンコーダから出力されたサー
ボモータの磁極位置を示す少なくとも2つの正弦波信号
がサーボコントローラに出力されると、サーボコントロ
ーラ内ではこの正弦波信号に基づいて、この正弦波信号
より細分された90度位相のA,B相に相当する信号が作成
されるので、エンコーダから出力すべき信号の数が減
り、エンコーダ内の信号検出回路が簡単になり、エンコ
ーダから伝送される信号配線本数を減らすことができる
効果がある。エンコーダはA,B送信号を出力しなくても
よいので、構成が簡単、小形でこのため安価なエンコー
ダとすることができる。またエンコーダの原信号はモー
タの磁極位置信号で、モータ1回転に対し1〜12サイク
ル程度なので、フィライト磁石とホール素子などで構成
でき、堅固な構造がとれる(A,B相は分解能の関係で一
般に微細構造となるので堅固な構造がとれない)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は本発明の
一実施例を示す概略構成図、第3図は本発明のディジタ
ル処理部の入出力関係を説明する図、第4図は本発明の
位相シフタの説明図、第5図は本発明のROMテーブル5
の記憶内容説明図、第6図は本発明の弁別回路6の説明
図、第7図は本発明のROMテーブル7、8の記憶内容説
明図、第8図は本発明のディジタル処理部の信号の流れ
を説明する図、第9図、第10図は本発明の他の実施例を
説明する図、 1……位相シフタ、2、3……A/D変換器、4……割算
器、5……ROMテーブル、6……弁別回路、7、8……
パルス化ROMテーブル、9、10……バッファ、11……AC
サーボモータ、12……エンコーダ、13……サーボコント
ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−216209(JP,A) 特開 昭63−229323(JP,A) 特開 昭63−50719(JP,A) 特開 平2−12013(JP,A) 特開 昭63−105264(JP,A) 特開 昭63−140846(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 5/245

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボコントローラと、 サーボモータと、 前記サーボモータに取り付けられたエンコーダとを備
    え、 前記エンコーダは前記サーボモータの磁極位置を位相の
    異なる少なくとも2つの正弦波信号として検出して前記
    サーボコントローラに出力し、 前記エンコーダから入力された前記正弦波信号に基づい
    て前記正弦波信号より繰り返し周期の短い互いに90度位
    相の2つの信号を前記サーボコントローラ内部において
    作成するようにした回転角度信号処理装置。
  2. 【請求項2】サーボコントローラと、サーボモータと、
    前記サーボモータに取り付けられたエンコーダとを備
    え、 前記エンコーダは、前記サーボモータが回転することに
    より位相の異なる少なくとも2つの正弦波信号として検
    出される前記サーボモータの磁極位置信号と、前記サー
    ボモータの軸が1回転する毎に1パルス出力される信号
    とを検出して前記サーボコントローラに出力し、 前記エンコーダから入力された前記正弦波信号に基づい
    て前記正弦波信号より繰り返し周期の短い互いに90度位
    相の2つの信号を前記サーボコントローラ内部において
    作成するようにした回転角度信号処理装置。
  3. 【請求項3】サーボコントローラと、サーボモータと、
    前記サーボモータに取り付けられたエンコーダとを備
    え、 前記エンコーダは前記サーボモータが回転することによ
    り位相の異なる少なくとも2つの正弦波信号として検出
    される前記サーボモータの磁極位置信号を検出して前記
    サーボコントローラに出力し、 前記エンコーダから入力された前記正弦波信号に基づい
    て前記正弦波信号より繰り返し周期の短い互いに90度位
    相の2つの信号と、前記サーボモータの軸が1回転する
    毎に1パルス出力される信号とを前記サーボコントロー
    ラ内部において作成するようにした回転角度信号処理装
    置。
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JP2005037302A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Yazaki Corp 相対舵角センサ
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