JPS63229323A - 三相式ロ−タリエンコ−ダの内挿方式 - Google Patents

三相式ロ−タリエンコ−ダの内挿方式

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JPS63229323A
JPS63229323A JP6117787A JP6117787A JPS63229323A JP S63229323 A JPS63229323 A JP S63229323A JP 6117787 A JP6117787 A JP 6117787A JP 6117787 A JP6117787 A JP 6117787A JP S63229323 A JPS63229323 A JP S63229323A
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JP
Japan
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signal
phase
signals
output
rotary encoder
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JP6117787A
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Inventor
Keiji Sakamoto
坂本 啓二
Akihito Nakayama
明仁 中山
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロータリエンコーダの内挿方式に関する。
従来の技術 ロータリエンコーダには光学式と磁気式とがあるが、光
学式ロークリエンコーダを例にとって説明すると、第6
図は該光学式ロータリエンコーダの説明図で、円盤状の
符号板1はその中心に回転軸6が固着されており、該回
転軸6は継手7を介して回転位置を検出しようとする回
転体の1袖に固着される。第6図においてはサーボモー
タ9のモータ軸8に継手7により固着された例を示して
いる。2は発光源で、3は固定板、4は受光部、5は信
号処理回路であり、上記符号板1は第7図の一部拡大図
が示すように、その周辺部に金属蒸着等によって光の通
過を阻止する光遮断部1bと光を透過させる光透過部1
aが交互に同一ピッチで設けられている。また、固定板
3には第7図に示すように符号板1の光透過部1a、光
遮断部1bのピッチに合わせて4つの光透過部3A、3
8゜3A、3Bの組合せが、通過光量を増加するために
符号板1の周辺部に沿って複数設けられており、第7図
には、その1つの組合せのみを示している。
これら光透過部3A、3B、3A、3Bに対応して受光
素子(図示せず)が受光部4に設けられている。そして
、上記固定板3の光透過部3△と光透過部3Bは符号板
1の上記ピッチに合わせ90度位相がずれて配設されて
おり、また、光透過部3Aと光透過部3A及び光透過部
3Bと光透過部3Bは180度位相がずれて配設されて
いる。
そこで、発光源2からの光は符号板1の光透過部1a、
固定板3の光透過部3A、38.3A。
3Bを通り受光部4の各受光素子に受光され、各受光素
子からの電気信号の出力が出されるが、光透過部3A、
3Bに対応する受光素子から出力される信号を例にとっ
て説明すると、サーボモータ9が駆動され、符号板1が
回転すると、各受光素子に受光される光の量は、符号板
1の光透過部1a、光遮断部1bの通過に応じ変化し、
正弦波的に変動する。なお、固定板3の光透過部3Aに
対応する受光素子の出力をA相、光透過部3Bに対応す
る受光素子の出力を8相と、以下呼ぶとする。
このA相、B相の信号は符号板1の光透過部1a。
光遮断部1bのピッチに対し、光透過部3A、3Bの位
相が90度ずれて配設されていることによりA相、B相
の正弦波信号は位相が90度ずれている。
この受光素子のA、A、B、B相の出力を信号処理回路
5に入力し、信号処理回路5では、これらの信号をヒス
テリシス付コンパレータによって方形波のΔ相信号、B
相信号を作り、この方形波のA相、B相信号より回転軸
8の正転、逆転を判別すると共に、正転であれば、A相
信号の立上り信号を正転信号として出力し、逆転であれ
ば、A相信号の立下り信号を逆転信号(図示路)として
出力している。即ち、符号板1が1ピツチ回転して得ら
れる1周期内に1パルスの信号1が得られる。また、こ
の1周期内を分割する場合、上記A相、B相の方形波の
立上り、立下り信号をすべて利用して、1周期内を最高
4分割することができる。
なお、磁気式ロータリエンコーダにおいても同様で、回
転盤の周辺に交互に極性が変るよう所定ピッチで配設さ
れたマグネットからの磁束をボール素子等で磁束を検出
して電気信号を出力する検出手段によって検出し、該検
出手段を上記マグネットの配列ピッチに対し90度位相
をずらして配設した2相式ロータリエンコーダにおいて
は、検出手段から得られる信号の立上り、立下り信号に
よって、上記マグネットの配列の1ピツチ間を最高4分
割まですることができることは、光学式と同様である。
発明が解決しようとする問題点 上述したように、従来の2相式ロータリエンコーダにお
いては、回転盤(符号板1)の1ピツチの回転によって
最高4パルスの信号しか得られない。
さらに、ロータリエンコーダの分解能をよくするには、
1ピツチ内の回転すなわち1周期内を分解し、1周期内
の内挿信号を得るようにすればよいが、受光素子等の検
出手段の出力は正弦波であるため、検出手段の出力を等
分に分解すると、検出手段の出力の最大値及び最小値近
傍とその中間位置では、検出手段の出力変化に対する回
転量の割合が異なり、正確な位置を検出することができ
ない。また、検出手段の出力に対し、回転量を求める際
に重みを持たせて換算する方式も考えられるが、検出手
段の出力の最大、最小部〈正弦波の頂部)では該出力の
わずかな差で大きな回転mとなるため、この方式で処理
する場合も非常に難しい。
そこで、本発明の目的は、正確な内挿信号の得られるロ
ータリエンコーダの内挿方式を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、回転する符号板から120度位相のずれた正
弦波を得る三相式ロータリエンコーダにおいて、一周期
内を12領域に等分割し、各領域を示す領域信号を求め
、求められた領域内の各正弦波信号中リニアに変化する
2つの相の正弦波を選択し、該2つの相の内絶対値の小
さい相の値を絶対値の大きい相の値で除して得られた値
と、上記領域信号によって一周期内の内挿信号を得るよ
うに構成することによって上記問題点を解決した。
作  用 120度位相のずれた3相の正弦波信号を出力する三相
式ロータリエンコーダの一周期内を12分割すると、第
4図(イ)に示ずように、各領域内には、各相の正弦波
信号の内、略リニアに変化する2つの相の正弦波が存在
する。この2つの略リニアに変化する相の絶対値の小さ
い方の相の値を絶対値の大きい相の値で除すと、O〜1
内の値となる。この値と上記各領域を示す領域信号より
一周期内の位置が検出されることとなり一周期内が内挿
されることとなる。
実施例 本発明の一実施例を光学式ロータリエンコーダについて
説明すると、該光学式ロータリエンコーダの構成は、従
来と同様、第6図に示すような構成になっており、ただ
、固定板、受光部、信号処理部の構成が以下に述べるよ
うに相違する。
第1図は本発明の一実施例における光学式ロータリエン
コーダの固定板10の拡大図であり、従来の光学式ロー
タリエンコーダの固定板と相違する点は、光透過部10
R,108,IOTが符号板に設けられた光透過部、光
遮断部のピッチ(1周期360度)に対し、120度位
相がずれて各々複数組配設されている点であり、符号板
は従来のものと同一で第7図に示すような符号板であり
、光透過部1a、光進断部1bが同一の幅で交互に配設
されている。そして、上記固定板10の光透過部10R
,108,IOTは符号板1の光透過部 1aの幅と同
一幅で形成されている。また、固定板10には上記透過
部10R,IO8,10王と位相が180度ずれて光透
過部10R,10S、10Tが各々設けられている。
上記固定板10の各光透過部10R,108゜10T、
10R,108,107に対応して各々受光素子が受光
部に設けられており、発光源からの光は符号板の光透過
部を通り、固定板10の各光透過部10R,10S、I
OT、10R,10S、10Tを通り、各受光素子に受
光されるようになっている。
なお、固定板10の光透過部10R,108゜10Tに
ついては、光透過部10R,108゜10Tに対し位相
的に180度ずれているものであり、説明を省略する。
そこで、発光源からの光は上記符号板1の光透過部la
、固定板10の各光透過部10R,10S、10Tを通
り、各受光素子に受光されるが、固定板10の光透過部
10Rに対応する受光素子をR相愛光素子、光透過部1
0Sに対応する受光素子をS相愛光素子、光透過部10
Tに対応する受光素子をT相愛光素子と呼び、各R相、
S相。
T相の受光素子の出力信号を相信号R1相信号S。
相信号Tと呼ぶとすると、各R,S、T相の受光素子か
ら出力される相信号R,S、Tは第4図(イ)に示すよ
うに、固定板10の光透過部10R,108,10Tが
位相的に120度ずれていることから120度位相がず
れた正弦波が出力されることとなる。
この相信号R,S、Tは信号処理回路に入力されること
となる。第2図は本実施例における信号処理回路のブロ
ック図で、上記各相信号R,S。
■は、第4図(イ)に示すような120度位相のずれた
相信号R,S、Tの信号が出力されることとなる。各相
の信号は反転増幅器21R,218゜21Tによって反
転され各相反私信QR、S 、 −1−を得て、これら
各相の信号R,S、T、各相の反転信号R,S、Tを第
1.第2の切換スイッチ回路24X、24Yの各相端子
に入力されるようになっている。又、各相の信号R,S
、Tは比較手段22にも入力されており、後述するよう
に該比較手段22は各相信号R,S、Tの大小等を比較
するもので、該比較手段22の出力によって領域決定手
段23が第4図(イ)に示づように一周明内を12等分
割した12の領域の内現在どの領域にあるか決定し、領
域信号E1〜E12を出力するようになっている。25
は周期パルス発生回路で、1周期毎に正回転信号PP、
逆回転信号NPを出力するようになっている。上記領域
決定回路23からの出力される領域信号E1〜E12は
切換スイッチ回路24X、24Yに入力されており、領
域信号E1〜E12に応シテ、スイッチXR−XT。
YR−YTの各々1つをオンさせ、各相信号R〜T又は
反転信号8〜丁を出力し、除算器26に入力し、第1切
換スイッチ回路24Xの出力を第2切換スイツチ24Y
の出力で除算するようになっており、除算して得られた
値はアナログスイッチAS1 、AS2を介してアナロ
グデジタル変換器(以下A/D変換器という)27.2
8に入力され、A/D変換器28の出力はさらにビット
反転器29によって各ビットが反転させられるようにな
っている。
第3図は、比較回路22.領域決定回路23゜周期パル
ス発生回路25の詳細を示すブロック図であり、比較回
路22は比較器30〜35とインバータ11〜I6で構
成され、比較器30.33゜35はレベル調整回路2O
R,208,20Tからの相信号R,S、Tと各々比較
電圧RVが比較され、各々相信号R,S、Tの方が大き
いとHレベルの信@a、d、fを各々出力するようにな
っており、本実施例においては上記比較電圧RVはOV
としており、比較器30.33.35の出力信号a、d
、fは第4図(ロ)、(ホ)、(ト)に示すように、0
■より各相信号R,S、Tが高いときHレベルの信号が
出力される。
比較器31は相信号Rと相信号Sが入力され相信号Rが
相信号Sより大きいとき、第4図(ハ)に示すようにH
レベルの信号すを出力する。比較器32は相信号Rと相
信号Tが入力され、相信号Rが相信Q Tより大きいと
第4図(ニ)に示すようにHレベルの信号Cを出力する
比較器34は相信号Sと相信号Tが入力され相信号Sが
相信号Tより大きいとき、第4図(へ)に示すようにH
レベルの信号eが出力される。又、インバータ■1〜1
6は各信号a−fの信号を反転した信号a−fを出力す
るものであり、各信号a−f、a−fは領域決定回路2
3に入力され、1〜12の領域を決定するために利用り
°るものであるが、一周期内を第4図〈イ)に示すよう
に12の領域に等分割したとき、各領域における各信号
a−fの状態、及び、当該領域における略りニアに変化
する相の正弦波の関係を第5図に示しており、第5図に
おいて、最上段は領域1〜12を示し、各領域1〜12
における信号a−fの状態をHレベルr1J、Lレベル
をrOJと表わしており、又、各領域でリニアに変化す
る相として選択され、第1切換スイッチ回路24Xで選
択される相信号をXの欄に記し、第2切換スイッチ回路
24Yで選択される相信号をYの欄に記している。
即ち、ml、ilにおいては第4図(イ)〜(ト)に示
すように、相信号Rは正で信号aが「1」。
相信号Rが相信号Sより大きく信号すが「1」。
相信号Rが相信号Tより小さく信号Cが[0]。
相信号Sは負で信号dは「0」、相信号Sは相信号Tよ
り小さく信号eは「O」、相信号Tは正で信号fは「1
」を出力することとなる。そして、略リニアに変化する
相信号はRとTであり、除算器26で割られる相は相信
号Rであり、割る相は王である。以下同様に、各領域2
〜12における信号a〜f及び第1.第2の切換スイッ
チ24X。
24Yから出力される相信号は第5図に示すようになる
そこで、各領域を決定するにあたり、信号aが「1」で
信号CがrOJとなる領域は領域1しかない。同様に、
信号Cが「1」で信号fが「1」のときは領域2のとき
にしか生じない。以下同様に第5図でOをつけた2つの
信号の状態が共に生じるときは当該領域のみである。そ
の結果、領域決定手段23は2人力のアンド回路01〜
G12で構成され、各アンド回路G1〜G12は第5図
で○印をつけた信号(「1」の場合はその信号a−fを
、「0」の場合はその信号の反転信号a−f)をアンド
をとって領域信号E1〜E12を出力することとなる。
即ち以下のようになる。
G1の出力E1=a−c G2の出力E2=c−f G3の出力E3 =e −f G4の出力E4 =d −e G5の出力E5=b−d G6の出力1:6=a−b G1の出力E7=a−c G8の出力E8=c−f G9の出力E9=e−f GIOの出力E10=d−e G11の出力E11=b−d G12の出力E12=a−b かくして、領域信号E1〜E12は第4図(す)に示す
ように出力され、該領域信号によって一周明内のどの領
域に現在あるかを検出することができる。
一方、領域信号E1が出力されると、第1切換スイッチ
回路24×のスイッチXRをONにし、第2切換スイッ
チ回路24YのスイッチYTをONにする。その結果ぐ
相信PiRがスイッチXRを介して除算器26に入力さ
れ、相信号TがスイッチYTを介して除算器26に入力
され、相信号Rが相信号Tにより除算される。第4図(
イ)に示すように領域1では相信号Rは相信号Tより小
さいので、除算された結果はON1の値となる。一方、
領域信号E1が出力されているときは、オア回路G15
を介して該信号E1によりアブログスイッチ△81がオ
ンとなり、上記除算された値はA/D変換器27に入力
され、デジタル信号に変換される。1領域内を例えば4
分割する場合には、A/D変換器の出力を2ビツトで構
成すれば、符号板が正回転中(第4図(イ)において左
から右への移動)のときは領域1内ではA/D変換器2
7の出力はFool、rolJ、riot。
「11」と増加し、領域1内を4分割した符号を得るこ
とができる。
次に、領域信号E2が出力されている領域2のときは、
スイッチXT、YRがオンし、除算器26で相信号Tが
相信号Rで除算され(第4図(イ)に示すように相信号
Tは相信号Rよりより小さいので0〜1の値の出力が除
算器26から出力される)、かつ、領域信号E2により
オア回路G16を介してアナログスイッチAS2がオン
となり、A/D変換器28がデジタル信号に変換され、
正回転中は該A/D変換器28の出力は領域2の始点(
領域2の左端)よりN1J、MOJ。
rolJ、roOJと変化することとなり、これは始点
を「0」とすると逆の出力となる。そこで、ビット変換
器29によって各ビットを変換すれば、該ビット変換器
29の出力はroof、roIJ。
rlOJ、m」となり、領域2を4分潤し、その始点か
らの距離を示す値が出力されることとなる。
領域3中で領域信号E3が出力されているときは、スイ
ッチXT、YSがオンとなり、反転相信号Tが反転相信
号Sで除され、その値は、領域信号E3によりオア回路
G15を介してアナログスイッチ△S1をONにされる
ため、A/D変換器27でデジタル信号に変換され出力
される。以下同様に処理されるが、この領域信号E1〜
E12と除痒器26で除算する被除数の相、除数の相、
A/D変換fi27.28、ビット変換の関係を一覧表
で示すと次のようになる。
領域信号 除算器 A/D変換器 ビット変換EI  
 R/T    27     なしE2   T/R
2B     あり E3   T/S    27     なしE4  
 S/T    28     ありE5   S/R
27なし E6   R/S    28     ありE7  
 R/T    27     なしE8   T/R
28あり E9   T/S    27     なしElo 
  S/T    28     ありEll   S
/R27なし E12   R/S    28     ありかくし
て、各領域1〜12内はA/D変換器27.28の出力
ビツト数に応じた値に分割された内挿伍号を得ることが
できる。
また、周期パルス発生回路25は、本実施例では相信号
Rを基準にとって、該相信号Rが負から正になる点にお
いて正回転パルスPP、逆回転バ。
ルスNPを発生させるようにしており(領域1〜12も
、この正転パルスPP、逆転パルスNPを発生する点を
基準点として1周期内を12に分割されている。)、信
号aと信号aが各々微分回路36.37に入力され、微
分回路36.37の出力は各々アンド回路G13. G
14に入力され、該アンド回路G13. G14の他方
の端子には各々信号fが入力されており、その結果、第
4図(ロ)。
(ト)に示すように、信号aが立上るとき、信号fがH
レベルであるとアンド回路G13より第4図(チ)に示
すように正転パルスPPを出力する。
同様に、逆転時には、信号了の立上り時(信号aの立下
り時に等しい)に信号fがHレベルのとき、逆転パルス
NPがアンド回路G14より出力され、第4図(チ)に
示すようにこの出力位置は正転パルスPPと同位置で発
生されることとなる。
以上のように、本実施例においては、符号板が回転する
と、120度位相のずれたR、S、T相の正弦波の相信
号R,S、T及び反転増幅器21R,218,21Tで
反転された反転相信号R1S、Tが作り出され、これら
相信号R,S、T、反転相信号R,S、Tは第1.第2
の切換スイッチ24X、24Yの各端子に入力されると
共に、相信号R,S、Tは比較手段22に入力され、第
4図(ロ)〜(ト)に示すような方形波信号を作り出す
。そして、この方形波信号を利用して、周期パルス発生
回路25は、−周期毎の正転又は逆転パルスPP、NP
を出力し、又、上記方形波信号を利用して領域決定手段
23は一周期内を12分i1 L/た領域信号E1〜E
12を第4図(す)に示すように出力し、この領域信号
に応じて第1.第2の切換スイッチ回路のスイッチXR
−XT。
YR−YTの各々1つを選択してオンとさせ、当該領域
中略リニアに変化する2つの相信号を選択し、除算器2
6で除シフして、この除n器26の出力をA/D変換器
27.28でデジタル信号に変換し、当該領域内で、正
転時に順次増加する領域E1.E3.E5.E、7.E
9.EllにおいてはA/D変換器27の出力をそのま
ま当該領域内の内挿信号として出力し、正転時に順次減
少する領域E2 、  E4 、  E6 、  E8
 、  Elo、  E12には、A/D変換器28の
出力をビット反転回路29で各ビットを反転させて領域
内の内挿信号を得る。
その結果、周期パルス発生回路25から出力される正転
、又は逆転パルスによって一周期単位の位置が判別され
、かつ、一周期内を12分割した内挿信号は領域信号E
1〜E12によって得られ、ざらに各領域内を内挿した
信号はA/D変換器27又はビット反転回路29より得
られる。そのため、△/D変換器27.28を2ビツト
の出力で構成すれば、一周期内は12X4=48に分別
された内挿信号を得ることができ、3ビツトで構成すれ
ば12X8=96に分割された内挿信号を1qることか
でき、さらに分解能をよくするにはA/D変換器27.
28のビット数を増加すればよいこととなる。
なお、上記実施例においては、光学式ロータリエンコー
ダの例を示したが、磁気式ロータリエンコーダにおいて
も120度位相のずれた3相信号を得れば、同様な処理
を行うことによって高分解能のロータリエンコーダを得
ることができる。
発明の効果 本発明は、ロータリエンコーダより120度位相のずれ
た3相正弦波信号を得て、該3相正弦波信号の一周期内
を12の領域に分割し、各領域内で略リニアに変化する
2つの相の正弦波を利用して各領域内をさらに分割して
内挿信号を得るようにしたから、ロータリエンコーダか
ら発生する一周期内は上記各領域を示す領域信号と上記
内挿信号によって内挿され高分解能のロータリエンコー
ダを(qることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における光学式ロータリエン
コーダの固定板の構成を示す図、第2図は同実施例の信
号処理回路のブロック図、第3図は同実施例における信
号処理回路内の比較手段、領域決定手段、周期パルス発
生回路等の詳細ブロック図、第4図は同実施例における
各信号のタイミングチセート、第5図は同実施例におり
る各領域における信号の状態を説明する説明図、第6図
は光学式ロータリエンコーダの説明図、第7図は従来の
光学式ロータリエンコーダの固定板と符号板との関係を
示す図である。 1・・・符号板、2・・・発光源、3.10・・・固定
板、4・・・受光部、5・・・信号処理回路、21R〜
21T・・・反転増幅器、22・・・比較手段、23・
・・領域決定手段、24X・・・第1切換スイッチ回路
、24Y・・・第2切換スイツヂ回路、25・・・周期
パルス発生回路、26・・・除算器、27.28・・・
A/D変換器、29・・・ピッ1ル反転回路、ASl、
AS2・・・アナログスイッチ、30〜35・・・比較
器、■1〜I6・・・インバータ、36.37・・・微
分回路、G1−G14・・・アンド回路、G15〜G1
6・・・オア回路。 ASI  AS2 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 120度位相のずれた正弦波を得る三相式ロータリエン
    コーダの内挿方式において、一周期内を12領域に等分
    割した各領域信号を求め、求められた領域内の各正弦波
    信号中リニアに変化する2つの相の正弦波を選択し、該
    2つの相の内絶対値の小さい相の値を絶対値の大きい相
    の値で除して得られた値と、上記領域信号によって一周
    期内の内挿信号を得るようにした三相式ロータリエンコ
    ーダの内挿方式。
JP6117787A 1987-03-18 1987-03-18 三相式ロ−タリエンコ−ダの内挿方式 Pending JPS63229323A (ja)

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JP6117787A JPS63229323A (ja) 1987-03-18 1987-03-18 三相式ロ−タリエンコ−ダの内挿方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0375522A (ja) * 1989-08-18 1991-03-29 Anritsu Corp レゾルバ/ディジタルコンバータ
JPH04130217A (ja) * 1990-09-21 1992-05-01 Hitachi Ltd 回転角度信号処理装置
DE102007042073B4 (de) 2007-09-05 2018-07-12 Delta Electronics, Inc. Vorrichtung und Verfahren zur Winkelberechnung für einen dreiphasigen optischen Codierer

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