JP2765785B2 - 立体駐車場における車の出入部構造 - Google Patents

立体駐車場における車の出入部構造

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JP2765785B2
JP2765785B2 JP24107792A JP24107792A JP2765785B2 JP 2765785 B2 JP2765785 B2 JP 2765785B2 JP 24107792 A JP24107792 A JP 24107792A JP 24107792 A JP24107792 A JP 24107792A JP 2765785 B2 JP2765785 B2 JP 2765785B2
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JP
Japan
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entrance
parking lot
safety door
story parking
exit
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JP24107792A
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巌 橋本
茂敏 岡崎
睦男 大渕
良司 池本
俊 安部
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NITSUKEN SETSUKEI KK
Hitachi Zosen Corp
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NITSUKEN SETSUKEI KK
Hitachi Zosen Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車場における車
の出入部の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、図4に示すように、地上の空間を
ゆとりあるものとするために、地下に立体駐車場が設け
られており、この場合、立体駐車場の車の出入部である
リフト室51だけが地上に突出して設けられている(オ
ープンタイプステーションともいう)。
【0003】そして、この地上に突出して設けられてい
るリフト室51の側壁部に形成された開口部51aに
は、安全扉52が開閉自在に設けられていた。ところ
で、従来、この安全扉52は防火用扉としての機能を兼
用しているために、非常に厚く、例えば1.6mm以上の
厚さを有する鉄製の扉体が使用されていた。なお、図4
中、53は車Aの搬出入位置に設けられた搬出入用コン
ベヤ装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によると、そのリフト室51の開口部51aに設けら
れる安全扉52は防火用扉としての機能を有するよう
に、厚い鉄板で構成されており、したがって安全扉52
自体が非常に重いので、扉の開閉動作が遅くなるととも
に、重ぐるしい雰囲気を周囲に与えるという欠点があっ
た。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得る立
体駐車場における車の出入部構造を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の立体駐車場における車の出入部構造は、
下に配置される立体駐車場における車の出入部構造であ
って、建物の一階に設けられた車の出入室を構成する
体部の一側面に形成された開口部を開閉自在な安全扉を
設けるとともに、この安全扉の外側位置における上記壁
体部側に、巻取ドラムを介して上記開口部を上方から開
閉自在な防火用シャッターを設けたものである。
【0007】
【作用】上記の構成によると、車の出入用開口部には、
通常の使用時にだけ開口部を閉じるために使用される安
全扉の他に、危険時に使用される防火用シャッターを別
個に設けたので、安全扉自体に防火用機能を持たせる必
要がない。
【0008】すなわち、安全扉を簡単な構成にすること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。図1〜図3において、1は地下に配置され
た立体駐車場で、その地上には車Aの出入部であるリフ
ト室(出入室)2が突出して設けられており、またこの
リフト室2の両側部には、リフト室2に車Aを搬出入す
るためのコンベヤ装置3が配置されている。なお、この
立体駐車場1のリフト室2は、2箇所にかつ平行に設け
られており、したがってその両側部いずれからでも車A
を出入し得るように、コンベヤ装置3が3台設けられて
おり、また上記リフト室2は、通常、建物の一階に配置
されており、したがってリフト室2自体の屋根は、特別
に設けられていない。
【0010】上記リフト室2は、前後位置に立設された
支柱部4間に車収納用の空間部が形成されるとともに、
両支柱部4間の左右側部に形成される開口部5には、シ
ンプルな構造にされた軽量の安全扉(例えば、柵状部材
で構成されている)6が策体(例えば、ワイヤーロープ
などが使用される)7を介して巻上げ装置8により、昇
降自在に配置されている。この巻上げ装置8は、例えば
支柱部4内に配置されている。
【0011】さらに、上記所定位置における開口部5の
安全扉6の外側位置には、防火用シャッター(防火用
扉)11が、やはり巻取ドラム12を介して下方に出退
自在に設けられており、必要な時にだけ、防火用シャッ
ター11を降ろして、開口部5を確実に閉鎖するように
されている。なお、この防火用シャッター11は、リフ
ト室2の周囲を覆うことができればよいので、本実施例
で示したように、2つのリフト室2の外側の開口部5お
よび両リフト室2間の車の出入用空間部の前後部を遮蔽
し得るように4箇所に設けられている。
【0012】勿論、上記安全扉5および防火用シャッタ
ー11は、前後部に立設された支柱部4に取り付けられ
ている。このように、リフト室2の車の出入用開口部5
には、通常の使用時にだけ開口部5を閉じるために使用
される安全扉6の他に、危険時に使用される防火用シャ
ッター11を別個に設けたので、従来のように、安全扉
6自体に防火用機能を持たせる必要がないため、簡単な
構成でかつ軽量化を図ることができ、したがってスマー
トなデザインにすることができる。
【0013】ところで、上記実施例においては、安全扉
を上方から下方に向かって昇降自在に設けたが、例えば
地下側から上方に向かって出退自在に設けることもでき
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、車
の出入用開口部には、通常の使用時にだけ開口部を閉じ
るために使用される安全扉の他に、危険時に使用される
防火用シャッターを別個に設けたので、従来のように、
安全扉自体に防火用機能を持たせる必要がないため、安
全扉の構造を簡単にかつ軽量化することができ、したが
って出入部をスマートなデザインにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における立体駐車場の要部断
面図である。
【図2】同実施例における立体駐車場の要部平面図であ
る。
【図3】同実施例における立体駐車場の概略構成を示す
鳥瞰図である。
【図4】従来例の立体駐車場における車の出入部構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 立体駐車場 2 リフト室 5 開口部 6 安全扉 11 防火用シャッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大渕 睦男 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 池本 良司 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 安部 俊 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−83236(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/18 601 - 612 E04H 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下に配置される立体駐車場における車の
    出入部構造であって、建物の一階に設けられた車の出入
    室を構成する壁体部の一側面に形成された開口部を開閉
    自在な安全扉を設けるとともに、この安全扉の外側位置
    における上記壁体部側に、巻取ドラムを介して上記開口
    部を上方から開閉自在な防火用シャッターを設けたこと
    を特徴とする立体駐車場における車の出入部構造。
JP24107792A 1992-09-10 1992-09-10 立体駐車場における車の出入部構造 Expired - Lifetime JP2765785B2 (ja)

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JPH0688448A JPH0688448A (ja) 1994-03-29
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JP3031235B2 (ja) * 1996-03-08 2000-04-10 王子製紙株式会社 インクジェット記録用シート

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