JP2732707B2 - ユニット建物の製造方法 - Google Patents
ユニット建物の製造方法Info
- Publication number
- JP2732707B2 JP2732707B2 JP2237458A JP23745890A JP2732707B2 JP 2732707 B2 JP2732707 B2 JP 2732707B2 JP 2237458 A JP2237458 A JP 2237458A JP 23745890 A JP23745890 A JP 23745890A JP 2732707 B2 JP2732707 B2 JP 2732707B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- site
- unit
- shutter device
- factory
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建物ユニットに関する。
[従来の技術] 建物の工業生産化率を高める一方式として、特公昭59
−50835号公報のようなユニット建物の方式が知られて
いる。このユニット建物の方式は、一個の建物を複数の
建物ユニットに分割し、各建物ユニットを工場で生産し
た後、それらの建物ユニットを建築現場に移送し、予め
準備してある基礎の上に据付けるものである。
−50835号公報のようなユニット建物の方式が知られて
いる。このユニット建物の方式は、一個の建物を複数の
建物ユニットに分割し、各建物ユニットを工場で生産し
た後、それらの建物ユニットを建築現場に移送し、予め
準備してある基礎の上に据付けるものである。
他方、ユニット建物にあっても、一般の建物における
と同様に、実開昭58−64798号公報のような窓等の開口
部を閉鎖可能とするシャッター装置を、壁の外面に取着
することを要求されることがある。
と同様に、実開昭58−64798号公報のような窓等の開口
部を閉鎖可能とするシャッター装置を、壁の外面に取着
することを要求されることがある。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、従来技術では、シャッター装置は、建物
ユニットの据付け時に、その建築現場で取着されてい
る。このため、下記〜の問題点がある。
ユニットの据付け時に、その建築現場で取着されてい
る。このため、下記〜の問題点がある。
シャッター装置の開梱とその片付け、取着作業等の現
場工数が多く、工期の短縮を阻害する。
場工数が多く、工期の短縮を阻害する。
雨天や2階外壁まわりの高所における劣悪な環境で取
着作業を行なう必要を生じ、作業の安全性確保に困難が
ある。
着作業を行なう必要を生じ、作業の安全性確保に困難が
ある。
工場にてガラス戸を嵌め込んだ後、建築現場への輸送
及び据付段階で、ガラス戸を破損から保護するための手
段を特に設けないとき、ガラス戸の破損や防犯上の不都
合を生ずる虞れがある。
及び据付段階で、ガラス戸を破損から保護するための手
段を特に設けないとき、ガラス戸の破損や防犯上の不都
合を生ずる虞れがある。
本発明は、シャッター装置を設けるに際し、現場工数
を削減するとともに、現場作業の安全を確保し、かつ建
築現場への輸送及び据付段階でのガラス戸の破損や防犯
上の不都合を回避することを目的とする。
を削減するとともに、現場作業の安全を確保し、かつ建
築現場への輸送及び据付段階でのガラス戸の破損や防犯
上の不都合を回避することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、箱型の建物ユニット複数を工場において生
産し、これら建物ユニットを現場に輸送し、接合して一
戸の建物とするユニット建物の製造方法であって、壁に
開口部を備え、該開口部に窓が組み込まれた建物ユニッ
トの上記壁の外面に、上記開口部前面を遮蔽可能とする
シャッター装置を工場にて取り付けておくものである。
産し、これら建物ユニットを現場に輸送し、接合して一
戸の建物とするユニット建物の製造方法であって、壁に
開口部を備え、該開口部に窓が組み込まれた建物ユニッ
トの上記壁の外面に、上記開口部前面を遮蔽可能とする
シャッター装置を工場にて取り付けておくものである。
[作用] 本発明によれば、シャッター装置は、建物ユニットの
工場生産段階で取着済となる。このため、下記〜の
作用効果がある。
工場生産段階で取着済となる。このため、下記〜の
作用効果がある。
建築現場でのシャッター装置の開梱とその片付け、取
着作業等がなくなり、現場工数を削減し、工期の短縮が
可能となる。
着作業等がなくなり、現場工数を削減し、工期の短縮が
可能となる。
建築現場での雨天や高所作業がなくなり、現場作業の
安全を確保できる。
安全を確保できる。
建築現場への輸送及び据付段階で、シャッター装置の
スラットを降ろしておくことにより、ガラス戸の破損や
防犯上の不都合を回避できる。
スラットを降ろしておくことにより、ガラス戸の破損や
防犯上の不都合を回避できる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る建物ユニットを示す
模式図、第2図は床パネルを示す模式図、第3図は壁パ
ネルを示す模式図、第4図はシャッター装置の取着構造
を示す断面図、第5図はユニット建物を示す模式図であ
る。
模式図、第2図は床パネルを示す模式図、第3図は壁パ
ネルを示す模式図、第4図はシャッター装置の取着構造
を示す断面図、第5図はユニット建物を示す模式図であ
る。
第5図に示したユニット建物10は、一個の建物を複数
の建物ユニット11(部屋ユニットまたは屋根ユニット)
に分割し、各建物ユニット11を工場で生産した後、それ
らの建物ユニット11を建築現場に輸送し、予め準備して
ある基礎12の上に据付けたものである。
の建物ユニット11(部屋ユニットまたは屋根ユニット)
に分割し、各建物ユニット11を工場で生産した後、それ
らの建物ユニット11を建築現場に輸送し、予め準備して
ある基礎12の上に据付けたものである。
このとき、建物ユニット11は、例えば第1図に示す如
く、床パネル13の側縁に壁パネル14を立設することにて
構成される。そして、床パネル13は、第2図に示す如
く、根太によって方形に組立てられた床枠組の上面に構
造用合板やパーティクルボード等の面材を取付けること
によって床構面として構成される。また、壁パネル14
は、上枠、下枠及び縦枠によって組立てられた壁枠組の
内外両側に石膏ボードや木片セメント板等の面材を取付
けることによって構成された耐力壁とされている。
く、床パネル13の側縁に壁パネル14を立設することにて
構成される。そして、床パネル13は、第2図に示す如
く、根太によって方形に組立てられた床枠組の上面に構
造用合板やパーティクルボード等の面材を取付けること
によって床構面として構成される。また、壁パネル14
は、上枠、下枠及び縦枠によって組立てられた壁枠組の
内外両側に石膏ボードや木片セメント板等の面材を取付
けることによって構成された耐力壁とされている。
ここで、建物ユニット11は、壁パネル14に開口部15を
備えており、工場での生産段階で、この開口部15にサッ
シ16を組込み、このサッシ16にガラス戸16Aを納めてあ
る。
備えており、工場での生産段階で、この開口部15にサッ
シ16を組込み、このサッシ16にガラス戸16Aを納めてあ
る。
更に、建物ユニット11は、上記開口部15を閉鎖可能と
するシャッター装置17を、工場での生産段階で、壁パネ
ル14の外面に予め取着してある。シャッター装置17は、
巻取機18と、巻取機18から巻出されるスラット19と、巻
取機18を収納するケース20と、スラット19の両側のガイ
ドレール21と、スラット19の座板22が衝合する水切り23
等を有して構成されている。
するシャッター装置17を、工場での生産段階で、壁パネ
ル14の外面に予め取着してある。シャッター装置17は、
巻取機18と、巻取機18から巻出されるスラット19と、巻
取機18を収納するケース20と、スラット19の両側のガイ
ドレール21と、スラット19の座板22が衝合する水切り23
等を有して構成されている。
上記実施例によれば、シャッター装置17は、建物ユニ
ット11の工場生産段階で取着済となる。このため、下記
〜の作用効果がある。
ット11の工場生産段階で取着済となる。このため、下記
〜の作用効果がある。
建築現場でのシャッター装置17の開梱とその片付け、
取着作業がなくなり、現場工数を削減し、工期の短縮が
可能となる。
取着作業がなくなり、現場工数を削減し、工期の短縮が
可能となる。
建築現場での雨天や高所作業がなくなり、現場作業の
安全を確保できる。
安全を確保できる。
建築現場への輸送及び据付段階で、シャッター装置17
のスラット19を降ろしておくことにより、ガラス戸16A
の破損や防犯上の不都合を回避できる。
のスラット19を降ろしておくことにより、ガラス戸16A
の破損や防犯上の不都合を回避できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、シャッター装置を設け
るに際し、現場工数を削減するとともに、現場作業の安
全を確保し、かつ建築現場への輸送及び据付段階でのガ
ラス戸の破損や防犯上の不都合を回避することができ
る。
るに際し、現場工数を削減するとともに、現場作業の安
全を確保し、かつ建築現場への輸送及び据付段階でのガ
ラス戸の破損や防犯上の不都合を回避することができ
る。
第1図は本発明の一実施例に係る建物ユニットを示す模
式図、第2図は床パネルを示す模式図、第3図は壁パネ
ルを示す模式図、第4図はシャッター装置の取着構造を
示す断面図、第5図はユニット建物を示す模式図であ
る。 11……建物ユニット、 14……壁パネル、 15……開口部、 16……サッシ(窓)、 17……シャッター装置。
式図、第2図は床パネルを示す模式図、第3図は壁パネ
ルを示す模式図、第4図はシャッター装置の取着構造を
示す断面図、第5図はユニット建物を示す模式図であ
る。 11……建物ユニット、 14……壁パネル、 15……開口部、 16……サッシ(窓)、 17……シャッター装置。
フロントページの続き (56)参考文献 特公 平2−11698(JP,B2) 実願 昭56−152342号(実開 昭58− 57444号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭56−160445号(実開 昭58− 64798号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】箱型の建物ユニット複数を工場において生
産し、これら建物ユニットを現場に輸送し、接合して一
戸の建物とするユニット建物の製造方法であって、壁に
開口部を備え、該開口部に窓が組み込まれた建物ユニッ
トの上記壁の外面に、上記開口部前面を遮蔽可能とする
シャッター装置を工場にて取り付けておくことを特徴と
するユニット建物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2237458A JP2732707B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | ユニット建物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2237458A JP2732707B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | ユニット建物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118436A JPH04118436A (ja) | 1992-04-20 |
JP2732707B2 true JP2732707B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17015641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2237458A Expired - Lifetime JP2732707B2 (ja) | 1990-09-06 | 1990-09-06 | ユニット建物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732707B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2544837B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1996-10-16 | ミサワホーム株式会社 | 住宅ユニット |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857444U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-19 | 日本興業株式会社 | 組立式コンクリ−ト車庫 |
JPS5864798U (ja) * | 1981-10-27 | 1983-05-02 | ナショナル住宅産業株式会社 | 壁開口部構造 |
US4963368A (en) * | 1988-04-18 | 1990-10-16 | Nabisco Brands, Inc. | Oxidoreductase enzyme stabilized highly unsaturated fatty acids and derivatives of such acids |
-
1990
- 1990-09-06 JP JP2237458A patent/JP2732707B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04118436A (ja) | 1992-04-20 |
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