JP2004011303A - 外壁パネル、その外壁パネルを備えたユニット式建物および外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外壁パネル10を構成する外壁本体11と外壁仕上げ材14との間に、下部が開口するとともに、外壁本体11との間で凹部17を形成し、内部が水の侵入を防止可能となった防水カバー15を設け、この防水カバー15の凹部17内にシャッターケース20の壁際上端部21Aを挿入してシャッターケース20が取り付けられている。そのため、現場では、シャッターケースを取り付けるだけでよく、現場でシャッターケースを取り付け、防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすみ、従って、現場作業を少なくすることができる。
【選択図】図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッター内蔵のシャッターケースが取り付けられた外壁パネル、その外壁パネルを備えたユニット式建物および外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、住宅等の建物において、窓開口部に雨戸の代わりにシャッターケースを付設し、このシャッターケースからシャッターを引き出して窓を覆うようにした例が増えている(特開平10−317845号公報)。
このようなシャッターケースを建物へ取り付けるには、従来、図11に示すように、通常、現場において行われている。
すなわち、シャッターケース40は、建物の外壁を構成する複数枚の外壁パネル10に取り付けられ、これらの外壁パネル10は、外壁本体であるパネル枠体11と、このパネル枠体11に取り付けられる外壁仕上げ部材である防火サイディング14とを含み構成され、パネル枠体11の表面には防水シート58が張られている。シャッターケース40の取り付けは、防水シート58の上から取付部材50を介して行われている。
【0003】
この取付部材50の上下には、ほぼL字状に形成され、かつ、上向きとなって、上フック53と下フック54とがそれぞれ設けられている。
これに対して、シャッターケース40の壁側には、シャッターケース40の上面から上方に突出する突出片41Aが設けられており、また、背板部41には、上フック53と下フック54とにそれぞれ係止可能な係止穴41B,41Cがあけられている。シャッターケース40の取り付けに際しては、シャッターケース40を上から落し込み、係止穴41B,41Cを上フック53と下フック54とに係合させた後、シャッターケース40の突出片41Aを外壁パネル10に押し当て、固定ビス16により外壁パネル10に固定している。なお、シャッターケース40内には、シャッター26が設けられ、下部にはレール28が設けられている。
また、上部からの水の侵入を防止するために、突出片41Aの表面に防水テープ58A等を張って防水処理を施すとともに、その防水テープ58A等が隠れるように、防火サイディング14等の外壁仕上げ材を取り付け、さらに、防火サイディング14とシャッターケース40上面との間にシーリング材45を詰め込んでいる。
【0004】
一方、工期の短縮、部材の均一化、現場作業の軽減化を図る等の目的で建てられる工業化建物が普及している。この工業化建物では、シャッターケースを予め工場で取り付けようとする試みが行われ、また、防火サイディング等の外壁仕上げ材も予め工場で取り付けられるようになっている。その結果、シャッターケース付き外壁パネルが工場で生産されている。そして、これらのシャッターケース付き外壁パネルがトラック等で工場から建築現場に輸送され、他の各種のパネルとが現場で組み合わせられて、工業化建物としてのユニット式建物が建てられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現場でシャッターケースを外壁パネルに取り付ける方法では、現場において、まず、シャッターケースをパネル枠体に取り付け、次いで、シャッターケースの突出片に防水テープ等を張り付け、その後、防火サイディング等の外壁仕上げ材を取り付け、さらに、シーリング材等を詰め込んでいるため、現場での作業が多くなるという問題が生じている。
また、シャッターケースと、防火サイディング等の外壁仕上げ材とを予め工場で取り付けておいて、その状態で現場に輸送する場合、シャッターケースは、内部にシャッターやモータ等が設けられていることから奥行き寸法がかなりあり、外壁表面からの突出量が大きくなっている。そのため、例えば、シャッターケース付きの外壁パネルを他のパネルと同じトラックで輸送しようとすると、シャッターケースが邪魔となって一度に多くを積み込めず、輸送効率が悪いという問題が生じている。
【0006】
本発明の目的は、現場作業を少なくできるとともに、輸送効率の向上を図れるようになる外壁パネル、その外壁パネルを備えたユニット式建物および外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、図面を参照して説明すると、図3に示すように、シャッター内蔵のシャッターケース20が取り付けられた外壁パネル10において、外壁本体11とこの外壁本体11に設けられる外壁仕上げ材14とを備えて構成され、予め、前記外壁本体11と外壁仕上げ材14との間に、下部が開口するとともに、前記外壁本体11との間で凹部17を形成し、内部が水の侵入を防止可能となった防水カバー15が設けられ、この防水カバー15の前記凹部17内に前記シャッターケース20の壁際上端部21Aを挿入して前記シャッターケース20が取り付けられることを特徴とする外壁パネル10である。
【0008】
このような本発明によれば、外壁パネルが、予め外壁本体に外壁仕上げ材を取り付けて構成されており、また、外壁本体と外壁仕上げ材との間に防水カバーが設けられているので、現場でシャッターケースを取り付け、防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすみ、現場では、シャッターケースを取り付けるだけでよく、従って、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースの取り付けを建築現場で行うことができるので、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができる。従って、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができるので、輸送効率の向上を図れる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、図3に示すように、請求項lに記載の外壁パネルにおいて、前記シャッターケース20は、当該シャッターケース20の壁際上端部21Aの先端を前記凹部17内に差し込んでから固定されることを特徴とするものである。
このような本発明によれば、シャッターケースがその壁際上端部の先端を防水カバーの凹部内に差し込んでから固定されるので、外壁の上部からの水がシャッターケース内に浸入することを防止することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、図3に示すように、請求項1または請求項2に記載の外壁パネルにおいて、前記外壁本体11には前記シャッターケース20を引掛ける引掛け部材30が設けられ、前記シャッターケース20は、当該シャッターケース20の壁際上端部21Aの先端が前記凹部17内に差し込まれかつ前記引掛け部材30に引掛けられた状態で、固定具25によって前記外壁本体11に固定されていることを特徴とするものである。
このような本発明によれば、シャッターケースが固定具によって外壁本体に固定されているので、シャッターケースに下方からの力が加わっても、引掛け部材から抜けることがない。
【0011】
請求項4に記載の発明は、図3に示すように、請求項3に記載の外壁パネルにおいて、前記固定具はビス25であり、前記シャッターケース20の壁際上端部21Aは、前記シャッターケース20の上面から上方に突出して形成されるとともに、シャッターケース20の上面部22と前記外壁仕上げ材14の下端との間には所定寸法の隙間Sが形成され、前記ビス25を前記隙間Sから差し込み、かつ、前記シャッターケース20の壁際上端部21Aを貫通させ、前記外壁本体11に打ち付けて前記シャッターケース20が固定されることを特徴とするものである。
【0012】
このような本発明によれば、シャッターケースの上面と外壁仕上げ材14の下端との間の隙間からビスを差し込めるので、外壁の外側からの固定が可能となり、シャッターケースの取り付け作業が容易である。
【0013】
請求項5に記載の発明は、図7に示すように、請求項3または請求項4に記載の外壁パネルにおいて、前記引掛け部材30には、前記シャッターケース20の壁際上端部21Aを前記凹部17内に挿入するとき、当該凹部17に向かって押し上げるようにガイドする傾斜ガイド片33Bが設けられていることを特徴とするものである。
このような本発明によれば、シャッターケースは、シャッターやモータ等を内蔵しており、また、窓を覆う幅に形成されていることから、大きくて重量も重く、取扱いも大変であるが、ガイド片にガイドさせて押し上げることで凹部にシャッターケースの壁際上端部を差し込めるようになっているので、取り付け作業が容易となる。
【0014】
請求項6に記載の発明は、図1に示すように、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の外壁パネルを備えて構成されていることを特徴とするユニット式建物1である。
このような本発明によれば、防水カバーを備えた外壁パネルにシャッターケースを現場で取り付けることができる。防水カバーは、内部への水の侵入を防止できるので、現場で防水テープ等を張ったり、外壁仕上げ材を設けたりせずにすみ、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができるので、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができ、これにより、輸送効率の向上を図ることができる。
【0015】
請求項7に記載の発明は、図3,6〜10に示すように、シャッター内蔵のシャッターケースを外壁パネルに取り付けるシャッターケース取り付け方法において、前記外壁パネル10が外壁本体11と外壁仕上げ材14とを備えて構成されるとともに、予め、前記外壁本体11と外壁仕上げ材14との間に、下部が開口するとともに、前記外壁本体11との間で凹部17を形成し、かつ、内部が水の侵入を防止可能となった防水カバー15が設けられ、前記外壁本体11には前記シャッターケース20を引掛けかつ前記凹部17内に向いて傾斜する傾斜ガイド片33Bを有する引掛け部材30が設けられ、現場において、前記シャッターケース20を前記引掛け部材30の前記傾斜ガイド片33Bに沿わせて凹部17に向かって押し上げるとともに、前記シャッターケース20の壁際上端部21Aを前記凹部17内に挿入させかつ前記引掛け部材30に引掛け、その後、固定具25によって前記壁際上端部21Aを前記外壁本体11に固定することを特徴とする外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法である。
【0016】
このような本発明によれば、外壁パネルに防水カバーが予め設けられており、現場で、シャッターケースを引掛け部材のガイド片に沿わせて凹部に向かって押し上げるとともに、シャッターケースの壁際上端部を凹部内に挿入させて固定するだけで取り付けることができ、現場で防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすむ。現場では、シャッターケースを取り付けるだけでシャッターケース付きの外壁パネルを構成でき、これにより、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースの取り付けを建築現場で行うことができるので、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができる。従って、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができるので、輸送効率の向上を図れる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態のユニット式建物1が示されている。この建物1は、予め工場で生産された床パネル、天井パネル、外壁パネル10、間仕切パネル、階段ユニット、および屋根パネル等を、建築現場に輸送するとともに、その現場で組立てることにより建てられるパネル工法の建物である。そして建物1は、基礎2の上に設けられる建物本体3と、この建物本体3の上方に設けられる屋根6とを備えて構成され、建物本体3は、1階部4と2階部5とで構成されている。
【0018】
1階部4および2階部5の外壁7の所定位置には窓部8が設けられ、これらの窓部8は、シャッターケース20に内蔵されたシャッターにより覆われるようになっている。また、外壁7は複数の外壁パネル10を含んで構成されている。
シャッターケース20は、建築現場において、図2に示すように、外壁パネル10に取り付けられるようになっており、いわゆる後付タイプである。そして、このシャッターケース20は、引掛け部材である取り付け金具30を介して外壁パネル10に取り付けられている。
【0019】
外壁パネル10は、図3に詳細を示すように、外壁本体としての枠体11と、この枠体11の室内側に張られた室内側面材12および枠体11の室外側に張られた室外側面材13と、室外側面材13の外側に設けられる外壁仕上げ材としての防火サイディング14とを備えて形成されている。また、室外側面材13と防火サイディング14との隙間には、防水カバーである水切部材15が固定具としての固定ビス25により取り付けられている。
【0020】
水切部材15は、例えば薄板鉄板を断面略クランク状に折り曲げて形成されており、外壁パネル10に取り付けられたとき、下方が開口し、水切部材15の一辺と外壁パネル10との間に凹部17が形成されるようになっている。また、水切部材15の凹部17に臨む内側には、スポンジ等の防水シール19が設けられている。この防水シール19は、後で述べる突出片21Aが凹部17内に差し込まれたとき、突出片21Aの外側面との間で挟まれ、これにより、凹部17内への水の侵入が確実に防止されるようになっている。さらに、水切部材15の上部には防水シート18が張られている。これらの水切部材15、防水シート18および防火サイディング14は、予め工場で前記枠体11に取り付けられている。なお、枠体11の室外側面材13の表面にも、図示しないが防水シートが張られている。
【0021】
シャッターケース20は、図4にも示すように、外壁パネル10の室外側面材13と当接する背板部21および上面部22を有し、ボックス状に形成されている。背板部21と上面部22の交差する角部には、例えばアングル材からなる補強部材23が設けられ、また、上面部22の外側端部の内部にも、上記と同様の補強部材24(図3参照)が設けられている。
【0022】
シャッターケース20の壁際には、上面部22から上方に所定寸法突出した壁際上端部としての突出片21Aが設けられ、この突出片21Aは、シャッターケース20を取り付け金具30に係止させた後、固定ビス25によって外壁パネル10に固定されるようになっている。また、背板部21の上部および下部には、それぞれ、上係合穴21B、下係合穴21Cがあけられている。このうち、上係合穴21Bの上縁と、前記補強部材23の下端とは同じ高さとなっている。
また、各係合穴21B,21Cは、後で述べる上フック33、下フック34を挿通可能な幅を有する角穴となっている。
【0023】
以上のようなシャッターケース20の内部には、シャッター26と、このシャッター26を上下動駆動するモータ27とが設けられ、シャッターケース20の下部側面には、シャッター26を案内するレール28が設けられている。
また、シャッターケース20を取り付けたとき、シャッターケース20の上面22と防火サイディング14の下端との間には、所定間隔の隙間Sが形成されている。
【0024】
前記取り付け金具30は、図5に詳細を示すように、例えば所定厚さの鉄板で形成されており、細長形状のプレート部31と、このプレート部31に設けられた係止部32とで形成され、この係止部32は、プレート部31の上部に形成された上フック33、およびプレート部31の下部に形成された下フック34を有して形成されている。
上フック33および下フック34とも、プレート部31の一部を切り起こし形成され、ほぼL字形状となっており、それぞれが、外側に突出する第1傾斜片33A,34Aと、第2傾斜片33B,34Bとを有している。
【0025】
上フック33の第1傾斜片33Aは、プレート部31の表面から外側かつ所定角度で斜め上方に延びて形成され、傾斜ガイド片としての第2傾斜片33Bは、第1傾斜片33Aの上端から外側かつ所定角度で斜め下方に延びて形成され、第2傾斜片33Bの先端には、当該第2傾斜片33Bとほぼ直交し、かつ、外側斜め上方に延びる引掛け片33Cが形成されている。なお、引掛け片33Cは、上記第1傾斜片33Aとほぼ平行になっている。また、第2傾斜片33Bは、水平に対してα1°の角度(図3参照)となっている。
第2傾斜片33Bは、前記凹部17側に向かって傾斜しており、第2傾斜片33Bの角度α1°は、シャッターケース20を第2傾斜片33Bに沿わせて押し上げるとき、シャッターケース20の突出片21Aを凹部17内に容易に差し込めるような角度に形成されている。
【0026】
下フック34の第1傾斜片34Aは、プレート部31の表面から外側かつ所定角度で斜め上方に延びて形成され、第2傾斜片34Bは、第1傾斜片34Aの上端から外側かつ所定角度で斜め下方に延びて形成されている。なお、第2傾斜片34Bは、水平に対してα2°の角度(図3参照)となっている。
【0027】
この下フック34の第2傾斜片34Bの角度α2°は、前記上フック33の第2傾斜片33Bの角度α1°に対して、水平に対する角度が小さく形成されている(図3参照)。そして、第2傾斜片34Bの角度α2°は、シャッターケース20を上フック33の第2傾斜片33Bに沿わせて押し上げるとき、突出片21Aを凹部17内に挿入した後、第2傾斜片33Bの所定位置を支点として、シャッターケース20の下部を回動させる際の半径に近い角度に形成されており、これにより、シャッターケース20の第2傾斜片34Bに沿った上下移動を極力抑えるようになっている。
また、上フック33および下フック34は、前記シャッターケース20の背板部21にあけられた上係合穴21B、下係合穴21C内に挿通可能となっている。
【0028】
プレート部31には、固定ビス用の取り付け穴31Aが複数あけられており、プレート部31を枠体11の室外側面材13に当接させ、上記取り付け穴31Aから固定ビス35をねじ込むことにより、枠体11に取り付けて固定するようになっている。
また、以上のような取り付け金具30は、勝手違いに形成されており、図4に示すように、シャッターケース20の幅方向両側に配置され、そのシャッターケース20を2箇所で支持できるようになっている。
【0029】
次に、図6〜10を参照して、シャッターケース20の取り付け作業を説明する。
予め、外壁パネル10の所定位置に取り付け金具30を取り付けておき、まず、図6に示すように、シャッターケース20を取り付け金具30の前面に位置させるとともに、補強部材23の一部で補強された背板部21の上係合穴21Bを、上フック33の引掛け片33Cに引掛けて載せる。
【0030】
その後、図7に示すように、シャッターケース20の突出片21Aの先端が水切部材15と外壁パネル10とで形成される凹部17内に嵌り込むように、シャッターケース20の上係合穴21Bを上フック33の第2傾斜片33Bに沿わせて斜め上方に押し上げて移動させる。
【0031】
突出片21Aの先端が凹部17内に入り込んだら、図8に示すように、シャッターケース20の下部を、シャッターケース20の上係合穴21Bを支点として外壁パネル10側に向けて回動させ、下係合穴21Cが下フック34の第2傾斜片34Bに挿入するようにする。このシャッターケース20の回動の際、上係合穴21Bと上フック33の第2傾斜片33Bとの支点位置は、刻々と変化している。
【0032】
下係合穴21Cと下フック34の第2傾斜片34Bとが係合した状態で、図9に示すように、シャッターケース20を、下係合穴21Cを下フック34の第2傾斜片34Bに沿わせて斜め上方に移動させる。さらに押し上げると図10に示すように、シャッターケース20の下係合穴21Cが下フック34の第2傾斜片34Bの頂部を越え、越えた後は、シャッターケース20が上フック33と下フック34の、それぞれの第1傾斜片33A,34Aに沿って外壁パネル10に向かって斜め下方に下ろされ、上係合穴21Bと補強部材23の下端と、上フック33の第1傾斜片33Aとが係合し合って位置決めされる。その後、図3に示すように、固定ビス25で背板部21を枠体11に固定してシャッターケース20の取り付けが終了したら、シャッターケース20の上面22と防火サイディング14の下端との間の隙間Sに、図11の従来例と同様にコーキング材が埋め込まれるようになっている(コーキング材の図示は省略)。
【0033】
このような実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)外壁パネル10が、予め枠体11に防火サイディング14を取り付けて構成されており、また、枠体11と防火サイディング14との間に水切部材15が設けられているので、現場でシャッターケースを取り付け、防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすみ、現場では、シャッターケースを取り付けるだけでよく、従って、現場作業を少なくすることができる。
【0034】
(2)シャッターケース20の取り付けを建築現場で行うことができるので、シャッターケース20と外壁パネル10とを別個に輸送することができる。従って、外壁パネル10を大きな出っ張りのない状態で輸送することができるので、輸送効率の向上を図れる。
(3)シャッターケース20が突出片21Aの先端を水切部材15の凹部17内に差し込まれて固定されるので、外壁7の上部からの水がシャッターケース20内に浸入することを防止することができ、容易にシャッターケース20の防水施行を行える。
【0035】
(4)シャッターケース20が固定ビス25によって枠体11に固定されているので、シャッターケース20に下方からの力が加わっても、そのシャッターケース20が取り付け金具30から抜けることがなく、安全である。
(5)シャッターケース20の取り付け時に、シャッターケース20の上面部22と防火サイディング14の下端との間の隙間Sから固定ビス25を差し込んで、枠体11に固定することができるので、外壁7の外側からの固定が可能となり、シャッターケース20の取り付け作業が容易である。
【0036】
(6)シャッターケース20は、シャッター26やモータ27等を内蔵しており、また、窓を覆う幅に形成されていることから、大きくて重量も重く、取扱いも大変であるが、上フック33の第2傾斜片33Bにガイドさせて押し上げることで、凹部17にシャッターケース20の突出片21Aを差し込めるようになっているので、取り付け作業が容易となる。
(7)取り付け金具30は、一枚の部材から上フック33および下フック34を打ち抜き成形で形成することができるので、複数の部材を組み立てて形成する場合と比べて製作が容易である。
【0037】
(8)シャッターケース20の取り付けに際して、取り付け位置に運んだシャッターケース20を、まず引掛け片33Cに引掛けて仮置きできるので、重いシャッターケース20を運んできて一休みしてから取り付け作業にかかることができ、慎重に作業を進めることができる。
(9)取り付け金具30の上フック33は引掛け片33Cを有しており、シャッターケース20の取り付け時に、シャッターケース20を第2傾斜片33Bにガイドさせて押し上げる作業中、何らかの理由により滑り落ちたとしても、引掛け片33Cで止められ、それ以上落下しないので、取り付け作業の安全性の向上を図ることができる。
【0038】
(10)上フック33の第2傾斜片33Bは、凹部17側に向かって角度α1°で傾斜しており、この角度α1°は、シャッターケース20を第2傾斜片33Bに沿わせて押し上げるとき、シャッターケース20の突出片21Aを凹部17内に容易に差し込めるような角度に形成されているので、シャッターケース20を第2傾斜片33Bに沿わせて押し上げるだけで、突出片21Aを凹部17内に差し込むことができ、これにより、取り付け作業が容易である。
【0039】
(11)水切部材15の凹部17に臨む内側には、スポンジ等の防水シール19が設けられており、この防水シール19は、シャッターケース20の突出片21Aが凹部17内に差し込まれたとき、突出片21Aの外側面との間で挟まれるようになっているので、凹部17内への水の侵入が確実に防止される。
(12)ユニット式建物1は、前述のように、現場でシャッターケース20を容易に取り付けることができる外壁パネル10を備えて構成されており、この外壁パネル10は、水切部材15を備えているので、現場で防水テープ等を張ったり、外壁仕上げ材を設けたりせずにすみ、現場では、外壁パネル10を他のパネル等と組み立てた後、外壁パネル10にシャッターケース20を取り付けるだけでよく、従って、現場作業を少なくすることができる。
【0040】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるものであれば、次のような変形形態でもよいものである。
例えば、前記実施形態では、取り付け金具30をシャッターケース20の幅方向両側に配置し、2箇所で支持するように形成したが、これに限らず、例えば1間以上の幅の窓部を覆うようなシャッターケースを取り付けるような場合、左右とその中間の3箇所に設けてもよい。
【0041】
また、前記実施形態では、取り付け金具30に上フック33と下フック34とが設けられ、上フック33に第1傾斜片33A、第2傾斜片33Bおよび引掛け片33C、下フック34に第1傾斜片34A、第2傾斜片34Bがそれぞれ形成されているが、これに限らず、下フック34の第2傾斜片34Bは、必ずしも設けなくてもよい。要は、シャッターケース20を上フック33の第2傾斜片33Bに沿わせて押し上げるとき、突出片21Aを凹部17内に挿入した後、第2傾斜片33Bの所定位置を支点として、シャッターケース20の下部を回動させる際にシャッターケース20の上下移動を極力抑えることができればよい。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の発明によれば、外壁パネルが、予め外壁本体に外壁仕上げ材を取り付けて構成されており、また、外壁本体と外壁仕上げ材との間に防水カバーが設けられているので、現場でシャッターケースを取り付け、防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすみ、現場では、シャッターケースを取り付けるだけでよく、従って、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースの取り付けを建築現場で行うことができるので、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができる。従って、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができるので、輸送効率の向上を図れる。
【0043】
請求項2の発明によれば、シャッターケースがその壁際上端部の先端を防水カバーの凹部内に差し込んでから固定されるので、外壁の上部からの水がシャッターケース内に浸入することを防止することができる。
【0044】
請求項3の発明によれば、シャッターケースが固定具によって外壁本体に固定されているので、シャッターケースに下方からの力が加わっても、引掛け部材から抜けることがない。
【0045】
請求項4の発明によれば、シャッターケースの上面と外壁仕上げ材14の下端との間の隙間からビスを差し込めるので、外壁の外側からの固定が可能となり、シャッターケースの取り付け作業が容易である。
【0046】
請求項5の発明によれば、シャッターケースは、シャッターやモータ等を内蔵しており、また、窓を覆う幅に形成されていることから、大きくて重量も重く、取扱いも大変であるが、ガイド片にガイドさせて押し上げることで凹部にシャッターケースの壁際上端部を差し込めるようになっているので、取り付け作業が容易となる。
【0047】
請求項6の発明によれば、ユニット式建物が、現場でシャッターケースを容易に取り付けることができる外壁パネルを備えて構成されており、この外壁パネルは、水切部材を備えているので、現場で防水テープ等を張ったり、外壁仕上げ材を設けたりせずにすみ、現場では、外壁パネルを他のパネル等と組み立てた後、外壁パネルにシャッターケースを取り付けるだけでよく、従って、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができるので、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができ、これにより、輸送効率の向上を図ることができる。
【0048】
請求項7の発明によれば、外壁パネルに防水カバーが予め設けられており、現場で、シャッターケースを引掛け部材のガイド片に沿わせて凹部に向かって押し上げるとともに、シャッターケースの壁際上端部を凹部内に挿入させて固定するだけで取り付けることができ、現場で防水テープ等を張った後、外壁仕上げ材を取り付けたりせずにすむ。現場では、シャッターケースを取り付けるだけでシャッターケース付きの外壁パネルを構成でき、これにより、現場作業を少なくすることができる。
また、シャッターケースの取り付けを建築現場で行うことができるので、シャッターケースと外壁パネルとを別個に輸送することができる。従って、外壁パネルを大きな出っ張りのない状態で輸送することができるので、輸送効率の向上を図れる。
【0049】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット式建物の実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】前記実施形態のユニット式建物を構成する外壁パネルを示す斜視図である。
【図3】前記実施形態のシャッターケースの取付構造を示す縦断面図である。
【図4】図3におけるIV矢視図である。
【図5】前記実施形態の取り付け金具の詳細を示す全体斜視図である。
【図6】前記実施形態のシャッターケースの取り付け手順を示す縦断面図である。
【図7】前記実施形態のシャッターケースの取り付け手順を示し、図5の状態から少し進んだ状態を示す縦断面図である。
【図8】前記実施形態のシャッターケースの取り付け手順を示し、図6の状態から少し進んだ状態を示す縦断面図である。
【図9】前記実施形態のシャッターケースの取り付け手順を示し、図7の状態から少し進んだ状態を示す縦断面図である。
【図10】前記実施形態のシャッターケースの取り付け手順を示し、図8の状態から少し進んだ状態を示す縦断面図である。
【図11】従来のシャッターケース取り付け構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 建物
10 外壁を構成する外壁パネル
11 外壁本体としての枠体
14 外壁仕上げ材としての防火サイディング
15 排水カバーである水切り部材
17 凹部
20 シャッターケース
21A 突出片
30 引掛け部材である取り付け金具
33 上フック
33B 傾斜ガイド片としての第2傾斜片
34 下フック
Claims (7)
- シャッター内蔵のシャッターケースが取り付けられた外壁パネルにおいて、
外壁本体とこの外壁本体に設けられる外壁仕上げ材とを備えて構成され、
予め、前記外壁本体と外壁仕上げ材との間に、下部が開口するとともに、前記外壁本体との間で凹部を形成し、内部が水の侵入を防止可能となった防水カバーが設けられ、
この防水カバーの前記凹部内に前記シャッターケースの壁際上端部を挿入して前記シャッターケースが取り付けられることを特徴とする外壁パネル。 - 請求項lに記載の外壁パネルにおいて、
前記シャッターケースは、当該シャッターケースの前記壁際上端部の先端を前記凹部内に差し込んでから固定されることを特徴とする外壁パネル。 - 請求項1または請求項2に記載の外壁パネルにおいて、
前記外壁本体には前記シャッターケースを引掛ける引掛け部材が設けられ、前記シャッターケースは、当該シャッターケースの壁際上端部の先端が前記凹部内に差し込まれかつ前記引掛け部材に引掛けられた状態で、固定具によって前記外壁本体に固定されることを特徴とする外壁パネル。 - 請求項3に記載の外壁パネルにおいて、
前記固定具はビスであり、前記シャッターケースの壁際上端部は、前記シャッターケースの上面部から上方に突出して形成されるとともに、シャッターケースの上面と前記外壁仕上げ材の下端との間には所定寸法の隙間が形成され、前記ビスを前記隙間から差し込み、かつ、前記シャッターケースの壁際上端部を貫通させ、前記外壁本体に打ち付けて前記シャッターケースが固定されることを特徴とする外壁パネル。 - 請求項3または請求項4に記載の外壁パネルにおいて、
前記引掛け部材には、前記シャッターケースの壁際上端部を前記凹部内に挿入させるとき、当該凹部に向かって押し上げるようにガイドする傾斜ガイド片が設けられていることを特徴とする外壁パネル。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の外壁パネルを備えて構成されていることを特徴とするユニット式建物。
- シャッター内蔵のシャッターケースを外壁パネルに取り付けるシャッターケース取り付け方法において、
前記外壁パネルが外壁本体と外壁仕上げ材とを備えて構成されるとともに、予め、前記外壁本体と外壁仕上げ材との間に、下部が開口するとともに、前記外壁本体との間で凹部を形成し、かつ、内部が水の侵入を防止可能となった防水カバーが設けられ、
前記外壁本体には前記シャッターケースを引掛けかつ前記凹部内に向いて傾斜する傾斜ガイド片を有する引掛け部材が設けられ、
現場において、前記シャッターケースを前記引掛け部材の前記傾斜ガイド片に沿わせて凹部に向かって押し上げるとともに、前記シャッターケースの壁際上端部を前記凹部内に挿入させかつ前記引掛け部材に引掛け、その後、固定具によって前記壁際上端部を前記外壁本体に固定することを特徴とする外壁パネルへのシャッターケース取り付け方法。
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