JP2008285898A - 扉装置及び扉装置における換気・密閉の切替方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】扉装置(A1)は、出入り口に設けられている枠部材(1)と、枠部材(1)に水平方向に開閉回動可能に取り付けられている扉部材(5)と、枠部材(1)のうち扉部材(5)を停止させる側に上下方向に設けられており、扉部材(5)の回動を止めることができる戸当たり部材(2)と、扉部材(5)と枠部材(1)及び戸当たり部材(2)の間に通気空間(a1)を形成する位置に扉部材(5)を停止させる換気位置停止穴(3)と、扉部材(5)と戸当たり部材(2)との間で気密性を保つことができる位置に扉部材(5)を停止させる密閉位置停止穴(4)を備えている。
【選択図】図1
Description
すなわち、密閉部材及びそれを操作する関連部品が必要なため、部品の点数が多く、構造も複雑になっていた。このため、故障しやすくコスト高になる課題があった。
また、扉内外の換気(通気)は、扉の幅方向の扉下端と床面の隙間を利用して行い、扉の短辺側を利用する構造のため、隙間の上下幅を考慮すれば、開口面積を大きく取ることは難しいので、十分な換気性能が得にくい。
第1の発明は、
開口の一方の側に垂直な回転軸を有し、扉を水平方向に回動することによって開口の他方の側に通気空間を形成して停止する第1の停止位置から該通気空間を閉塞して停止する第2の停止位置へ移動するようにした、
扉装置における換気・密閉の切替方法である。
開口の一方の側に垂直な回転軸を有し、扉部材と枠部材との間で通気空間を形成して扉部材を停止する第1の停止位置と、前記扉部材と枠部材との間で形成された通気空間を閉塞した状態で扉部材を停止する第2の停止位置とを有し、第1の停止位置から第2の停止位置への移動は、扉部材を水平方向に回動することによって行うようにした、
扉装置における換気・密閉の切替方法である。
扉部材と、枠部材及び戸当たり部材の間に通気空間を形成する位置に扉部材を停止させた状態から扉部材を動かし、枠部材のうち扉部材を停止させる側に上下方向に設けられており、扉部材の回動を止めることができる戸当たり部材に直接または間接的に接触させて、戸当たり部材との間で気密性を保つことができる位置に扉部材を停止させる、
扉装置における換気・密閉の切替方法である。
開口の一方の側に垂直な回転軸を有して扉を水平方向に回動できるよう設けてあり、該扉を開口の他方の側に通気空間を形成して停止する第1の停止位置と、該通気空間を閉塞して停止する第2の停止位置と、を有する、
扉装置である。
開口の一方の側に垂直な回転軸を有して扉部材を水平方向に回動できるように設けてあり、扉部材と枠部材との間で通気空間を形成して扉部材を停止する第1の停止位置と、前記扉部材と枠部材との間で形成された通気空間を閉塞した状態で扉部材を停止する第2の停止位置と、を有する、
扉装置である。
出入り口に設けられている枠部材と、
枠部材に水平方向に開閉回動可能に取り付けられている扉部材と、
枠部材のうち扉部材を停止させる側に上下方向に設けられており、扉部材の回動を止めることができる戸当たり部材と、
扉部材と、枠部材及び戸当たり部材の間に通気空間を形成する位置に扉部材を停止させる換気位置停止手段と、
扉部材と戸当たり部材との間で気密性を保つことができる位置に扉部材を停止させる密閉位置停止手段と、
を備えている扉装置である。
扉部材を換気位置から密閉位置へ動かすことができる切替操作手段を備えている、
第6の発明の扉装置である。
扉のノブまたはハンドルのボルトまたはラッチを係止して扉を停止する係止具であって、
開口の一方の側に垂直な回転軸を有して水平方向に回動できるよう設けてある扉を開口の他方の側に通気空間を形成して停止させる第1の停止部と、該通気空間を閉塞して停止させる第2の停止部を有する、
扉のノブまたはハンドルのボルトまたはラッチの係止具である。
本発明に係る扉装置の作用を説明する。なお、ここでは本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を容易にするためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
図2は図1に示す扉装置の枠部材側の構造を示す説明図、
図3は図1に示す扉装置の扉部材の換気停止位置と密閉停止位置を示す説明図、
図4は図3におけるP1部分拡大図である。
図1ないし図4を参照して扉装置A1の作用を説明する。
扉装置A1の扉部材5を開いた状態から閉じる方向へ回動させ、扉部材5のラッチボルト6を換気位置停止穴3に係止させる(図3、図4参照)。この状態では、扉部材5の前後面は、枠部材1の前端面と平行になっており、図4に示すように扉部材5の先端と枠部材1及びと当たり部材2との間には通気空間(通気経路)a1が形成される。
なお、扉部材5の前後面は、枠部材1の前端面と必ずしも平行にする必要はなく、例えば気密停止位置の扉角度を浅くするため、通気停止位置をやや斜めにすることもできる。これについては、後述する扉部材5aの場合も同様である。
図6は図5に示す扉装置の枠部材側の構造を示す説明図、
図7は図5に示す扉装置の扉部材の換気停止位置と密閉停止位置を示す説明図、
図8は図7におけるP2部分拡大図である。
なお、本実施の形態では、図において前記扉装置A1の各部と同等箇所には同一符号を付して示し、構造について重複する説明は基本的に省略する。
また、密閉位置停止穴4aの前壁寄りには、軸方向を縦にしてローラ40が設けられている。ローラ40は、ロックボルト7の曲面部70を案内してロックボルト7を突出させるときの動きを助けるものである(図8(b)参照)。
図5ないし図8を参照して扉装置A2の作用を説明する。
扉装置A2の扉部材5aを開いた状態から閉じる方向へ回動させ、扉部材5aのラッチボルト6aを換気位置停止穴3aに係止させる(図7、図8(a)参照)。なお、ロックボルト7はあらかじめサムターン71を操作してフェイス板51から突出しないように内部に収容されている。この状態では、扉部材5aの前後面は、枠部材1の前端面と平行になっており、図8(a)に示すように扉部材5aの先端と枠部材1及び戸当たり部材2との間には通気空間(通気経路)a2が形成される。
1 枠部材
11 係止具
2 戸当たり部材
21 パッキン
3 換気位置停止穴
30 ローラ
34 隔壁
4 密閉位置停止穴
40 ローラ
5 扉部材
51 フェイス板
52 ヒンジ
6 ラッチボルト
60 曲面部
61 サムターン
62 ハンドル
100、101 側面
102 床面
103 天井面
A2 扉装置
11a 係止具
3a 換気位置停止穴
4a 密閉位置停止穴
5a 扉部材
6a ラッチボルト
63 ハンドル
7 ロックボルト
70 曲面部
71 サムターン
Claims (8)
- 開口の一方の側に垂直な回転軸を有し、扉を水平方向に回動することによって開口の他方の側に通気空間を形成して停止する第1の停止位置(3)から該通気空間を閉塞して停止する第2の停止位置(4)へ移動するようにした、
扉装置における換気・密閉の切替方法。 - 開口の一方の側に垂直な回転軸を有し、扉部材(5)と枠部材(1)との間で通気空間を形成して扉部材(5)を停止する第1の停止位置(3)と、前記扉部材(5)と枠部材(1)との間で形成された通気空間を閉塞した状態で扉部材(5)を停止する第2の停止位置(4)とを有し、第1の停止位置(3)から第2の停止位置(4)への移動は、扉部材(5)を水平方向に回動することによって行うようにした、
扉装置における換気・密閉の切替方法。 - 扉部材(5)と、枠部材(1)及び戸当たり部材(2)の間に通気空間(a1)を形成する位置に扉部材(5)を停止させた状態から扉部材(5)を動かし、枠部材(1)のうち扉部材(5)を停止させる側に上下方向に設けられており、扉部材(5)の回動を止めることができる戸当たり部材(2)に直接または間接的に接触させて、戸当たり部材(2)との間で気密性を保つことができる位置に扉部材(5)を停止させる、
扉装置における換気・密閉の切替方法。 - 開口の一方の側に垂直な回転軸を有して扉を水平方向に回動できるよう設けてあり、該扉を開口の他方の側に通気空間を形成して停止する第1の停止位置と、該通気空間を閉塞して停止する第2の停止位置と、を有する、
扉装置。 - 開口の一方の側に垂直な回転軸を有して扉部材(5)を水平方向に回動できるように設けてあり、扉部材(5)と枠部材(1)との間で通気空間を形成して扉部材(5)を停止する第1の停止位置と、前記扉部材(5)と枠部材(1)との間で形成された通気空間を閉塞した状態で扉部材(5)を停止する第2の停止位置と、を有する、
扉装置。 - 出入り口に設けられている枠部材(1)と、
枠部材(1)に水平方向に開閉回動可能に取り付けられている扉部材(5)と、
枠部材(1)のうち扉部材(5)を停止させる側に上下方向に設けられており、扉部材(5)の回動を止めることができる戸当たり部材(2)と、
扉部材(5)と、枠部材(1)及び戸当たり部材(2)の間に通気空間(a1)を形成する位置に扉部材(5)を停止させる換気位置停止手段(3,6)と、
扉部材(5)と戸当たり部材(2)との間で気密性を保つことができる位置に扉部材(5)を停止させる密閉位置停止手段(4,6)と、
を備えている扉装置。 - 扉部材(5a)を換気位置から密閉位置へ動かすことができる切替操作手段(7,71)を備えている、
請求項6の扉装置。 - 扉のノブまたはハンドルのボルトまたはラッチを係止して扉を停止する係止具(11)であって、
開口の一方の側に垂直な回転軸を有して水平方向に回動できるよう設けてある扉を開口の他方の側に通気空間を形成して停止させる第1の停止部(3)と、該通気空間を閉塞して停止させる第2の停止部(4)を有する、
扉のノブまたはハンドルのボルトまたはラッチの係止具。
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JP2011157762A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Ntt Facilities Inc | 扉の解錠装置 |
JP2011157763A (ja) * | 2010-02-02 | 2011-08-18 | Ntt Facilities Inc | 扉の解錠装置 |
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JPH08284512A (ja) * | 1995-04-17 | 1996-10-29 | Tostem Corp | 窓 |
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