JP2005132517A - エレベータドアの改修方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータホールに設けられた既設のドア装置を、大幅な改造を要することなく、容易にかつ安価に気密性の高い構造に改修することができるエレベータドアの改修方法を提供する。
【解決手段】エレベータホールに設けられた既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、既設のドアパネル12の戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材24を取り付ける一方、既設の三方枠3の側枠部4の戸袋側の一部を切り落とし、その切り落としの縁部に前記密閉部材24と近づいて配置するようにアングル材41を取り付け、このアングル材41の戸袋側角部41aにドアパネル12の戸閉時に前記密閉部材24を接触させて既設のドアパネル12と既設の三方枠3の側枠部4との間の隙間Gを密閉する構造に改修する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、エレベータホールの乗り場ドア装置の気密性を高めて、火災発生時にエレベータホールからエレベータの昇降路内に煙が流入しないように改修するエレベータドアの改修方法に関する。
建屋のエレベータホールと昇降路との間には、エレベータに対する乗降部としての出入口が設けられ、この出入口に三方枠および敷居が取り付けられている。そして、三方枠に対向して前記敷居の上にドアパネルが設置されている。このドアパネルは、昇降路内を昇降するかごが当該エレベータホールに着床する際に開き、そのかごが当該エレベータホールから離れる際に閉じる。
ところで、ドアパネルと三方枠や敷居との間には僅かな隙間があり、このためエレベータホールで火災が発生した際に、その煙が前記隙間を通して昇降路内に流入し、昇降路が煙を上昇させる煙突として働き、火勢を強めてしまう恐れがある。
そこで、従来においては、三方枠の前方側に、火災発生時に格納状態から展開してドアパネルを含む三方枠の前面側全体を覆うスクリーンやシャッター設け、このスクリーンやシャッターでエレベータホール側から昇降路内への煙の流入を防止する防災装置が設けられることが多くなってきている。
また、スクリーンやシャッターを用いずに、既設のドア装置に弾性体からなる密閉部材を組み付けて気密性を高めて煙の流入を防止する手段も知られている。
しかしながら、火災発生時にスクリーンやシャッターを格納状態から展開させて三方枠の前面側全体を覆うような防煙手段では、動作に時間がかかり、昇降路内への煙の流入を速やかに遮断することが困難であるばかりでなく、その煙の流入を遮断する性能も低く、さらにコストもかかり、またスクリーンやシャッターを格納するための格納装置を三方枠の前面に設ける必要があるためエレベータホールの美観を損ねてしまう。
また、既設のドア装置に弾性体からなる密閉部材を組み付けて密閉性を高める手段を採用する場合、従来においては、その既設のドア装置の多くの構成部材を新規の部材と交換する大幅な改造が必要となっており、このためその作業に多大な時間と労力ならびにコストがかかるという問題が生じている。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、既設のドア装置を、大幅な改造を要することなく、容易にかつ安価に気密性の高い構造に改修することができるエレベータドアの改修方法を提供することにある。
請求項1の発明は、建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、前記既設のドアパネルに弾性体からなる密閉部材を取り付け、この密閉部材により前記ドアパネルと前記三方枠との間の隙間をその戸閉時に密閉する構造に改修することを特徴としている。
請求項2の発明は、建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、前記既設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付ける一方、前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側の一部を切り落とし、その切り落としの縁部に前記密閉部材と近づいて配置するようにアングル材を取り付け、このアングル材の戸袋側角部に戸閉時に前記密閉部材を接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴としている。
請求項3の発明は、建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、前記既設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付ける一方、前記既設の三方枠の側枠部のドアパネルと対向する面に突片を設け、この突片にドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴としている。
請求項4の発明は、建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、前記既設のドアパネルの戸袋側端部にアダプターを取り付け、このアダプターの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付け、前記ドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側角部に接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴としている。
請求項5の発明は、建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、前記既設のドアパネルをそれより横幅の大きいドアパネルと交換し、その交換した新設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付け、その新設のドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側角部に接触させて新設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴としている。
この発明によれば、エレベータホールに設けられた既設のドア装置を、大幅な改造を要することなく、容易にかつ安価に気密性の高い構造に改修することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないし図3には第1の実施形態を示してある。図1は、エレベータの乗降部を昇降路側から見た正面図、図2は図1中のA−A線に沿う断面図、図3は図1中のB−B線に沿う断面図である。
エレベータの乗降部は、建物壁1に形成された開口部(図示せず)に三方枠3を取り付けてなる。三方枠3は、上下方向に延びて両側に配置する一対の側枠部4と、これら側枠部4の上部間に配置する幕板部5とから門形をなし、この三方枠3の内側の空間が出入口6となっている。
建物壁1の昇降路側壁面の上部には左右方向に延びるヘッダーケース7が図示しないバックアングルにより取り付けられ、このヘッダーケース7にドアレール8が水平に架設されている。また、三方枠3の下部にはエレベータホールの床面と面一をなすように敷居9が設けられ、この敷居9は昇降路側に突出して左右方向に延びるように水平に支持されている。
三方枠3の昇降路側には、三方枠3と対向して例えば両開き式の一対のドアパネル12が設けられている。各ドアパネル12の上部には、それぞれヘッダー13が取り付けられ、これらヘッダー13にそれぞれドアローラ14が回転自在に設けられ、これらドアローラ14が前記ドアレール8の上に転動自在に懸架され、これにより前記各ドアパネル12がドアレール8に沿って左右に移動し、この移動で前記出入口6が開閉されるようになっている。
各ドアパネル12の下部にはガイドシュー31が取り付けられ、これらガイドシュー31が前記敷居9のガイド溝(図示せず)内に摺動自在に嵌合されている。
図1及び図2の状態は、各ドアパネル12の戸当り側の縁部が互に突き当たる戸閉時の状態であり、この状態から各ドアパネル12がそれぞれその左右側の戸袋部15に向って移動することにより出入口6が開く戸開状態となる。
各ドアパネル12と三方枠3および敷居9との間には、その相互の接触を避けてドアパネル12に対する傷付き等を防止するための僅かな隙間が確保されている。図3には、三方枠3の側枠部4とドアパネル12との間に確保された隙間Gを示してある。ドアパネル12の戸袋側の縁部の端面には、その隙間Gを密閉するゴム等の弾性体からなる密閉部材24が設けられている。
この密閉部材24は、基部24aを有し、この基部24aに金属製の押え板25が接着剤で接着され、この状態でその基部24aが押え板25と一体的にドアパネル12の端面に締結部材としてのねじ26を介して締結固定されている。
この密閉部材24は、ドアパネル12の上下方向のほぼ全長区間に渡って連続して延び、所定のピッチごとにねじ26を介してドアパネル12に固定されている。
この密閉部材24の一側縁側は、基部24aから三方枠3における側枠部4の配置側に延びるリップ部24bとなっており、このリップ部24bが側枠部4の表面に対して傾斜する姿勢を保ちつつ円弧状に反るように湾曲してその中間部の側面が側枠部4の戸袋側角部4aに弾性的に接触し、この接触でドアパネル12と側枠部4との間の隙間Gが気密的に密閉されている。
ドアパネル12が戸開方向に移動する際には、密閉部材24のリップ部24bが側枠部4から離れ、またドアパネル12が戸閉方向に移動して閉合する際にはリップ部24bが側枠部4の戸袋側角部4aに接触し、隙間Gが密閉される。
なお、図1に示すように、各ドアパネル12の上部には、その上部と三方枠3の幕板部5との間の隙間を密閉するゴム等の弾性体からなる密閉部材17が設けられ、また各ドアパネル12の下部には、その下部と敷居9との間の隙間を密閉するゴム等の弾性体からなる密閉部材32が設けられ、さらに各ドアパネル12の戸当り側の縁部にはその戸当り間の隙間を密閉するゴム等の弾性体からなる密閉部材21が取り付けられている。
このような構成においては、戸閉時において、各ドアパネル12と三方枠3および敷居9との間の隙間が密閉され、このためエレベータホールから昇降路内への空気の流通が遮断され、エレベータホールのフロアで火災が発生した際に、その火災による煙がエレベータホールから昇降路内に流入するようなことがなく、したがって昇降路の煙突化を防止して火災の発展を抑えることができ、また他の階のフロアへの煙の拡散を防止することができる。
従来のスクリーンやシャッターを用いる防災装置では、火災発生時にそのスクリーンやシャッターを格納状態から展開させる動作時間が必要となるが、この発明に係るドア装置ではそのような動作時間が不要で、火災発生時に的確に昇降路内への煙の流入を防止でき、またエレベータホールの外観的な美観を損ねるようなこともない。
三方枠3の側枠部4とドアパネル12との間の隙間Gを密閉するための密閉部材24を取り付ける際には、ドアパネル12の戸袋側の端面に、密閉部材24の基部24aを押え板25と共にねじ26で締結して固定し、その基部24aから延出するリップ部24bの中間部を三方枠3における側枠部4の戸袋側角部4aに接触させる。これにより前記隙間Gを密閉することが可能となる。
この際、ドアパネル12や三方枠3には大幅な改造を加えることなく、建屋に設置されている既設のドアパネル12の戸袋側端面に単にねじ26を螺挿するためのねじ孔を加工するだけでよく、したがって既設のドアパネル12をそのまま用い、大幅な改造を要することなく容易に安価に気密性の高いドア装置に改修することができる。なお、前記密閉部材24はねじ26で既設のドアパネル12に取り付ける場合に限らず、例えば接着剤や粘着テープで取り付ける場合であってもよい。
図4には第2の実施形態を示してあり、この実施形態は三方枠3における側枠部4の背面4b(ドアパネル12の表面と対向する側の面)の横幅Lが大きいドア装置を気密性の高いドア装置に改修する場合の例である。この場合のドアパネル12の戸袋側端面に、図4(A)に鎖線で示すようにそのまま密閉部材24を取り付けようとすると、その密閉部材24のリップ部24bが広い面積で側枠部4の背面4bに密着してしまい、この結果、ドアパネル12が戸開方向に移動する際に、その密着力でリップ部24bが剥離しにくくなってしわが寄ったり丸まったりしてリップ部24bが早期に損傷してしまう恐れがある。
そこで、この第2の実施形態においては、図4(B)に示すように、まず側枠部4の戸袋側の所定幅寸法部分を切り落とし、その切り落とし後の側枠部4の縁部に断面L状のアングル材41を複数のねじ42で取り付ける。アングル材41は側枠部4の上下方向のほぼ全長区間に渡って延びる長さを有し、所定ピッチごとにねじ42で側枠部4に締結する。
次に、ドアパネル12の戸袋側の端面に、密閉部材24の基部24aを押え板25と共にねじ26で締結して固定し、その基部24aから延出するリップ部24bの中間部を戸袋側に向く前記アングル材41の角部41aに接触させ、隙間Gを密閉する。
ドアパネル12が戸開方向に移動する際には、密閉部材24のリップ部24bがアングル材41の角部41aから離れ、ドアパネル12が戸閉方向に移動する際に密閉部材24のリップ部24bがアングル材41の角部41aに接触して隙間Gが密閉される。この際、密閉部材24は、そのリップ部24bの中間部がアングル材41の角部41aと接離するだけであるから、しわが寄ったり丸まるようなことがなく、したがってその損傷が長期に渡って防止される。
このような方法によれば、既設の三方枠3の一部を切り落とし、その切り落としの部分にアングル材41を取り付ける一方、既設のドアパネル12に密閉部材24を取り付けるだけで、容易にかつ安価に既設のドア装置を密閉性の高いドア装置に改修することができる。なお、前記アングル材41はねじ42で三方枠3に取り付ける場合に限らず、例えば接着剤や粘着テープで取り付ける場合であってもよい。また、密閉部材24についても、例えば接着剤や粘着テープで取り付ける場合であってもよい。
図5には第3の実施形態を示してあり、この実施形態は三方枠3における側枠部4の背面4bの横幅Lが大きいドア装置を気密性の高いドア装置に改修する別の例である。この第3の実施形態においては、まず側枠部4の戸袋側の側面に当て板43を複数のねじ44で取り付ける。当て板43の一側縁には厚さの薄いシート45が一体的に取り付けられており、このシート45を側枠部4の背面4bに接着剤や接着テープで貼り付ける。
シート45のドアパネル12と対向する側の面には、ゴム等の弾性体からなる突片46が設けられている。前記当て板43、シート45、突片46は側枠部4の上下方向のほぼ全長区間に渡って延びる長さを有している。
次に、ドアパネル12の戸袋側の端面に、密閉部材24の基部24aを押え板25と共にねじ26で締結して固定し、その基部24aから延出するリップ部24bの先端縁部を突片46の側縁に接触させ、隙間Gを密閉する。
ドアパネル12が戸開方向に移動する際には、密閉部材24のリップ部24bが突片46から離れ、ドアパネル12が戸閉方向に移動する際に密閉部材24のリップ部24bが突片38に接触して隙間Gが密閉される。
このような方法によれば、既設の三方枠3にシート45を有する当て板43を取り付け、ドアパネル12に密閉部材24を取り付けるだけで、容易に安価に既設のドア装置を密閉性の高いドア装置に改修することができる。なお、前記当て板43はねじ44で三方枠3に取り付ける場合に限らず、例えば接着剤や粘着テープで取り付ける場合であってもよい。また、前記密閉部材24についても、例えば接着剤や粘着テープで取り付ける場合であってもよい。
図6には第4の実施形態を示してあり、この実施形態は三方枠3における側枠部4の背面4bの横幅Lが大きいドア装置を気密性の高いドア装置に改修するさらに異なる別の例である。この第4の実施形態においては、ドアパネル12の戸袋側の端面に断面コ字状のアダプター47を複数のねじ48で取り付ける。アダプター47はドアパネル12の上下方向のほぼ全長区間に渡って延びる長さを有している。
次に、このアダプター47の戸袋側の端面に密閉部材24の基部24aを押え板25と共にねじ26で締結して固定し、その基部24aから延出するリップ部24bの中間部を側枠部4の戸袋側角部4aに接触させ、隙間Gを密閉する。
このような方法によれば、ドアパネル12の戸袋側の端面にアダプター47を取り付け、このアダプター47に密閉部材24を取り付けるだけで、容易にかつ安価に既設のドア装置を密閉性の高いドア装置に改修することができる。アダプター47としては、断面コ字状の部材を用いる場合のほか、例えば平板材を複数枚重ね合わせたものや、ゴム等の弾性材料からなる部材を用いることも可能である。
図7には第5の実施形態を示してあり、この実施形態は三方枠3における側枠部4の背面4bの横幅Lが大きいドア装置を気密性の高いドア装置に改修するさらに異なる別の例である。この第4の実施形態においては、鎖線で示す既設のドアパネル12ではその戸袋側の端面が側枠部4の戸袋側角部4aより大きく離れている。
そこで、既設のドアパネル12をそれより横幅の大きいドアパネル12aと交換する。そして新設のドアパネル12aの戸袋側端面に密閉部材24の基部24aを押え板25と共にねじ26で締結して固定し、その基部24aから延出するリップ部24bの中間部を側枠部4の戸袋側角部4aに接触させ、隙間Gを密閉する。
このような方法によれば、既設のドアパネル12を新設のドアパネル12aに交換し、その新設のドアパネル12aの戸袋側の端面に密閉部材24を取り付けるだけで、大幅な改造を要することなく既設のドア装置を密閉性の高いドア装置に改修することができる。
なお、この発明は、両開き式のドア装置に限らず、1枚あるいは複数枚のドアパネルが同一方向に移動する片開き式のドア装置においても同様に適用することが可能である。
この発明の第1の実施形態を示し、エレベータの乗降部を昇降路側から見た正面図。 図1中のA−A線に沿う断面図。 図1中のB−B線に沿う断面図。 この発明の第2の実施形態を示す要部の断面図。 この発明の第3の実施形態を示す要部の断面図。 この発明の第4の実施形態を示す要部の断面図。 この発明の第5の実施形態を示す要部の断面図。
符号の説明
1…建物壁
3…三方枠
4…側枠部
4a…戸袋側角部
9…敷居
12…ドアパネル
17…密閉部材
21…密閉部材
24…密閉部材
41…アングル材
43…当て板
45…シート
46…突片
47…アダプター

Claims (5)

  1. 建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、
    前記既設のドアパネルに弾性体からなる密閉部材を取り付け、この密閉部材により前記ドアパネルと前記三方枠との間の隙間をその戸閉時に密閉する構造に改修することを特徴とするエレベータドアの改修方法。
  2. 建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、
    前記既設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付ける一方、前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側の一部を切り落とし、その切り落としの縁部に前記密閉部材と近づいて配置するようにアングル材を取り付け、このアングル材の戸袋側角部に前記ドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴とするエレベータドアの改修方法。
  3. 建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、
    前記既設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付ける一方、前記既設の三方枠の側枠部のドアパネルと対向する面に突片を設け、この突片にドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴とするエレベータドアの改修方法。
  4. 建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、
    前記既設のドアパネルの戸袋側端部にアダプターを取り付け、このアダプターの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付け、前記ドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側角部に接触させて既設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴とするエレベータドアの改修方法。
  5. 建屋のエレベータホールと昇降路との間の乗降部に設けられた三方枠と、この三方枠に対向して配置されて前記乗降部を開閉するドアパネルとを備える既設のドア装置を気密性の高いドア装置に改修する方法であって、
    前記既設のドアパネルをそれより横幅の大きいドアパネルと交換し、その交換した新設のドアパネルの戸袋側端部に弾性体からなる密閉部材を取り付け、その新設のドアパネルの戸閉時に前記密閉部材を前記既設の三方枠の側枠部の戸袋側角部に接触させて新設のドアパネルと既設の三方枠の側枠部との間の隙間を密閉する構造に改修することを特徴とするエレベータドアの改修方法。
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