JP2008057144A - 引戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自閉機能を有する引戸装置に関し、簡単な構造で、出入口の意匠が点検側(室内側)と固定側(室外側)でほぼ同じ意匠となって、全体の美観の向上が図れる引戸装置を提供する。
【解決手段】点検側ランマ下地パネル7と固定側ランマ下地パネル19の下端部には下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部73と固定側化粧突部193が形成され、点検側化粧突部73は化粧突部731と隠蔽突部75より構成され、隠蔽突部75が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取り外し可能で、レール部材5に対する引戸6の保持部が下方に臨み、レール部材5と引戸6が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネル7の点検側表面基板71にブレーキ装置9の操作片が取付け可能に構成されている事を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、自閉機能を有する引戸装置に関するものである。
従来、この種の引戸装置は、引戸の急激な閉鎖運動を阻止するため、閉鎖間近で引戸の閉鎖スピードを減少させ、緩やかに閉鎖させる手段として、エアーシリンダー(ブレーキ装置の調整部側)とエアーシリンダーを作動させる作動片からなるブレーキ装置を有している。
又、意匠性の向上のため、出入口以外の表面が、建物の壁面と同じ化粧用ボードで面一覆われる事も一般的である。
さらに、引戸装置の引戸等は建物の内装が完了したあとで据付けられるため、予め建物に組み込まれた引戸枠のレール部材に出入口から引戸等を取付け、その後、引戸の摺動確認、閉鎖スピードの調整等を含む各種微調整を行っている。
さらに、定期的な点検、あるいは故障の修理等を考慮すると、出入口から引戸、レール部材等を完全に取り外せることも考慮する必要があった。
このため、着脱自在なパネル(いわゆる点検パネル)を出入口の点検側(通常は室内側)の上部に構成し、パネルを取り外した状態で、引戸の据付け、引戸の摺動確認、エアーシリンダーの調整(引戸の閉鎖スピードの調整)を含む各種微調整等を行った後、パネルを再び出入口の上部に取付け、レール部材、エアーシリンダー等を隠蔽していた。
このため、上記作業はパネル側から行われる事が前提となり、エアーシリンダーは、パネルに対向する固定部分で、引戸の摺動に最も影響されにくい、レール部材の上方に取付けられる事となり、これらを隠蔽する必要から、パネルは必然的に相当の高さ寸法に構成されていた。(例えば、特許文献1参照。)
このため、出入口上部の意匠が点検側(通常は室内側)と固定側(通常は室外側)で著しく異なることとなっていた。
すなわち、出入口以外の表面を建物の壁面と同じ化粧用ボードで面一に覆って、全体の意匠性の向上を図りながら、出入口部分の意匠的配慮が十分でないという問題があった。
特開平10−8818号公報(第3頁、図1、図3)
本発明は、従来の問題点に鑑みて、簡単な構造で、出入口の意匠が点検側(室内側)と固定側(室外側)でほぼ同じ意匠となって、全体の美観の向上が図れると共に、取り外される部分を小型化することで、取り扱いが容易で、取り外し作業も安全に行うことができ、天井面にちかい大きな出入口を得ることもできる引戸装置を提供する事を課題とする。
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より門形に形成されて建物側の鉄骨に固定される引戸枠にレール部材が配設され、レール部材に自閉可能に引戸が吊り下げられて、引戸の閉鎖状態で引戸の位置する側を出入口側とし、引戸の開放状態で引戸の位置する側を戸袋側となし、少なくとも出入口側の上部に点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルが所定間隔を有して対向して配設され、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの表面が壁面と略面一とした点検側化粧ボードと固定側化粧ボード化粧ボードで覆われてなる引戸装置において、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部には点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁の外側と引戸側に突出して、点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁と出入口の上方空間を隠蔽し、下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部と固定側化粧突部が形成され、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取外し可能で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨み、レール部材と引戸が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板にブレーキ装置の作動片が取付け可能に構成されているものである。
次に本発明が第2の手段として構成したところは、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より門形に形成されて建物側の鉄骨に固定される引戸枠に、点検側と固定側に所定間隔を有して点検側中枠と固定側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と点検側中枠間を戸袋点検側、戸尻側縦枠と固定側中枠間を戸袋固定側となし、戸先側縦枠と点検側中枠間を出入口点検側、戸先側縦枠と固定側中枠間を出入口固定側となし、戸袋側と出入口側を摺動自在で、出入口側を開閉自在となす引戸を点検側中枠と固定側中枠間に自閉可能に配設し、出入口点検側と出入口固定側の上部に点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルが所定間隔を有して対向して配設され、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの表面と戸袋点検側及び戸袋固定側の表面が建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆われてなる引戸装置において、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部には点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁の外側と引戸側に突出して、点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁と出入口の上方空間を隠蔽し、下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部と固定側化粧突部が形成され、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取外し可能で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨み、レール部材と引戸が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板にブレーキ装置の作動片が取付け可能に構成されているものである。
次に本発明が第3の手段として構成したところは、上記第1の手段として構成したところ、又は、上記第2の手段として構成したところに加え、引戸は、引戸本体と、引戸本体の戸尻側端面に着脱自在に取付られる戸尻側戸幅調整部材と、引戸本体の戸先側端面に着脱自在に取付けられる戸当たり部材より構成され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材が取付けられた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材を合わせた開閉方向の寸法は出入口側の開閉方向の寸法より小さく設定され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材が取付けられた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材を合わせた開閉方向の寸法は、出入口側の開閉方向の寸法より大きく設定されているものである。
請求項1に記載の発明によると、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部に、下端面がほぼ同一高さとなる点検側化粧突部と固定側化粧突部を形成し、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取外された状態で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨むので、下方側から保持部の締め付け等が行え、レール部材の取付け高さ、ブレーキ装置の取付け高さとは関係なく、引戸上部ののみ込み代を考慮するだけの小さい高さ寸法に点検側化粧突部の高さ寸法を設定できので、固定側化粧突部の高さ寸法と同等にする事が可能となり、出入口上部の点検側と固定側の意匠に違和感がなくなり、全体の美観の向上が図れる。
さらに、隠蔽突部は、従来のパネル(点検パネル)に比べて、小型化、軽量化されているので、取付け取外し時の取り扱いが容易で、取外す部分がランマ下地パネルの点検側表面基板の内面側であるから、出入口の開口高さは、化粧突部の高さ寸法に影響されるだけであるから、出入口の開口を天井面の近くまで形成することも可能である。
請求項2に記載の発明によると、上記効果に加え、出入口以外の表面を建物の壁面と同じ化粧用ボードで面一に覆っているので、全体の意匠性の向上をより一層図る事ができる。
請求項3に記載の発明によると、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加え、引戸は、引戸本体と、引戸本体の戸尻側端面に着脱自在に取付られる戸尻側戸幅調整部材と、引戸本体の戸先側端面に着脱自在に取付けられる戸当たり部材より構成され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材が取付られた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材を合わせた開閉方向の寸法は出入口側の開閉方向の寸法より小さく設定され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材が取付られた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材を合わせた開閉方向の寸法は、出入口側の開閉方向の寸法より大きく設定されているので、レール部材に対する引戸の取付け時に、まず、出入口側の開閉方向の寸法より小さい引戸本体をレール部材に取付けることで、取付作業が容易となり、引戸本体の取付後、戸尻側戸幅調整部材を取付けることで、戸当たり部材の幅寸法を小さくすることが可能となり、さらに、戸当たり部材を引戸本体に取付けることにより、開閉方向の寸法を出入口側を閉塞する寸法とし、閉鎖時にも戸尻側戸幅調整部材を目立たなくすることができる。
本発明は、戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より門形に形成されて建物側の鉄骨に固定される引戸枠に、点検側と固定側に所定間隔を有して点検側中枠と固定側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と点検側中枠間を戸袋点検側、戸尻側縦枠と固定側中枠間を戸袋固定側となし、戸先側縦枠と点検側中枠間を出入口点検側、戸先側縦枠と固定側中枠間を出入口固定側となし、戸袋側と出入口側を摺動自在で、出入口側を開閉自在となす引戸を点検側中枠と固定側中枠間に自閉可能に配設し、出入口点検側と出入口固定側の上部に点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルが所定間隔を有して対向して配設され、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの表面と戸袋点検側及び戸袋固定側の表面が建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆われてなる引戸装置において、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部には点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁の外側と引戸側に突出して、点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁と出入口の上方空間を隠蔽し、下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部と固定側化粧突部が形成され、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取外し可能で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨み、レール部材と引戸が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板にブレーキ装置の作動片が取付け可能に構成され、引戸は、引戸本体と、引戸本体の戸尻側端面に着脱自在に取付られる戸尻側戸幅調整部材と、引戸本体の戸先側端面に着脱自在に取付けられる戸当たり部材より構成され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材が取付けられた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材を合わせた開閉方向の寸法は出入口側の開閉方向の寸法より小さく設定され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材が取付けられた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材を合わせた開閉方向の寸法は、出入口側の開閉方向の寸法より大きく設定されているものである。
以下、第実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1において、符号1は引戸枠を示している。
引戸枠1は、図1から図4に示すように、建物側の鉄骨11・・・にブラケット12・・・を介して固定された戸尻側縦枠13および戸先側縦枠14と、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14の上端間に連結座を介して配設された上枠15より門形に形成されている。
そして、戸尻側縦枠13と戸先側縦枠14間で、上枠15の点検側(実施例では室内側)と固定側(実施例では室外側)の両面に上端が固定され、下端部が床面に埋め込まれ、点検側と固定側に所定間隔を有して点検側中枠3と固定側中枠30が配設されている。
以下、戸尻側縦枠13と点検側中枠3間を戸袋点検側、戸尻側縦枠13と固定側中枠30間を戸袋固定側、戸袋点検側と戸袋固定側をあわせて戸袋側、戸先側縦枠14と点検側中枠3間を出入口点検側、戸先側縦枠14と固定側中枠30間を出入口固定側、出入口点検側と出入口固定側をあわせて出入口側と云う。
図2、図3において、符号2はレール取付材を示している。
レール取付材2は、戸尻側端部が、上枠15の戸尻側端部に設けられた戸尻側支持部材200に支持され、戸先側端部が、上端部が上枠15に連結された固定側ランマ下地パネル19の内面に設けられた、固定用補強材158に固定用ボルト212を介して、高さ調節可能に配設され、下面にレール部材5が着脱自在に連結されている。
符号6は、レール部材5に吊り下げられた引戸を示し、符号16はベース材を示している。
ベース材16は、戸袋側の床面全幅にわたって固定され、出入口側にやや突出した端部上面に、ガイドローラー17を回転自在に設けたガイドローラー取付部材164が、ベース材16の固定側中枠30と点検側中枠3間に設けられている。(図4に示す。)
図1、図3において、符号4・・・は、戸袋点検側及び戸袋固定側の両面上下方向に所定間隔を有して配設された下地桟を示している。
図2において符号7は、上枠15の点検出入口側に取付けられる点検側ランマ下地パネルを示し、符号19は上枠15の固定出入口側に取付けられた固定側ランマ下地パネルを示している。
そして、上記引戸枠1、ベース材16、点検側中枠3、固定側中枠30、下地桟4・・・、点検側ランマ下地パネル7、固定側下地パネル19、レール部材5が取付られたレール取付材2は、内装仕上げ(化粧ボード等の張り付け)が行われるまでに施工され、内装仕上げが終了した後、点検側ランマ下地パネル7の一部を取り外して、引戸6がレール部材5に吊り込まれ、引戸6の摺動確認、閉鎖スピードの調整等が行われる。
以下、各部材について詳述する。
戸尻側縦枠13は、図4に示す如く、戸袋側面131と点検側面132と固定側面133より横断面略コ字形に形成され、建物側鉄骨11側の上下方向に所定間隔を有して設けられた固定用部材134・・・が、建物用鉄骨11の戸袋側面に突出して固着されたブラッケット12・・・に溶接され、下端部は床面仕上げ時に床面に埋め込まれて立設されている。
そして、戸袋側面131の戸袋側に引戸6が開放された時、引戸6の戸尻側端面が当接する緩衝部材135が取付られている。
戸先側縦枠14は、図4に示す如く、建物側鉄骨11側の上下方向に所定間隔を有して固定用部材141・・・が設けられ、出入口側方向で点検側(室内側)に突出して点検側(室内側)の化粧ボード100の出入り口側端面を隠蔽する点検側ボード閉塞部146と、出入口側方向で固定側に突出して固定側の化粧ボード100の出入口側端面を隠蔽する固定側ボード閉塞部147を有する扁平な略コ字形に形成され、引戸6の戸先側端部が位置する出入口側部分に閉鎖用凹部148が上下方向に渡って形成されている。
上枠15は、図2、図3に示す如く、下面壁151と下面壁151の点検側端部を立ち上げた点検側壁152と、下面壁151の固定側端部を立ち上げた固定側壁153より上向き略コ字形に形成され、固定側壁153の出入口側部分には固定側ランマ下地パネル19の上端部がネジ止め連結され、点検側壁152の出入口側部分には、点検側ランマ下地パネル7の上端部がネジ止め連結されている。
ベース材16は、図3に示す如く、戸袋側の床面全幅に位置する固定面161と、固定面161の点検側および固定側の端部に形成された立ち上がり面162、162より断面上向きコ字形に形成され出入口側に位置する端部に、引戸6の下端面に形成された嵌合溝60内に嵌合するガイドローラー17を上面で回転自在に保持するガイドローラー取付部材164が固定面161の出入口側端部に取付けられている。
そして、ガイドローラー取付部材164の戸尻側縦枠13側の端部側はアンカーボルトにてベース材16と共に床面に固定され、立ち上がり面162、162の出入口側端部は点検側中枠3、固定側中枠30の内面と連結されている。
点検側中枠3は、図4に示す如く、内面側に位置する補強枠31と、補強枠31の出入り口側の端部から点検側に突出し、点検側戸袋化粧ボード100の出入口側端部を隠蔽する点検側中枠突部32と、点検側中枠突部32の内面側端部から戸尻側縦枠13方向に突出し、点検側戸袋化粧ボード100が貼り付けられる化粧ボード支持部33と、化粧ボード支持部33の戸尻側縦枠13側の端部からL字形に戸尻側縦枠13方向に突出し、下地桟4・・・の点検側中枠3側の端部が連結される下地桟連結部34より形成され、上端部が上枠15の点検側壁152に連結され、下端部がベース材16と連結され、床面仕上げ時に下端が床面に埋め込まれて立設される。
固定側中枠30は、図4に示す如く、内面側に位置する固定側補強枠301と、固定側補強枠301の出入り口側の端部から固定側に突出し、固定側戸袋化粧ボード100の出入口側端部を隠蔽する固定側中枠突部302と、固定側中枠突部302の内面側端部から戸尻側縦枠13方向に突出し、固定側戸袋化粧ボード100が貼り付けられる固定側化粧ボード支持部303と、固定側化粧ボード支持部303の戸尻側縦枠13側の端部からL字形に戸尻側縦枠13方向に突出し、下地桟4・・・の固定側中枠30側の端部が連結される固定側下地桟連結部304より形成され、上枠15の固定側壁153に上端部が連結され、下端部がベース材16と連結され、床面仕上げ時に床面に下端が埋め込まれて立設される。
下地桟4は、図1、図3、図4に示すように、基板表面部41と、基板表面部41の上下端部をL字形に折り曲げた上下フランジ部42、43と、基板表面部41の戸尻側端部を内側にL字形に折り曲げた連結用フランジ部44と、基板表面部41の点検側中枠3側の端部に形成された中枠側連結部45より構成、戸尻側縦枠13と点検側中枠3及び固定側中枠30間の上下方向に所定間隔を有して配設され、下地桟4・・・の連結用フランジ部44・・・間、及びベース材16の立ち上がり面162、162と連結用フランジ44・・・間、連結用フランジ44・・・と上枠15の点検側壁152及び固定側壁153間に下地ボード101・・・が貼付けられ、下地ボード101・・・の表面に化粧ボード100・・・が貼り付けられる。
固定側ランマ下地パネル19は、図2に示す如く、固定側化粧ボード100が表面に貼り付けられる固定側表面基板191と、固定側表面基板191の上端部に形成され、上枠15の固定側壁153にネジ止めされる固定側上部連結突片192と、固定側表面基板191の下端部に形成され、固定側化粧ボード100の下端縁の外側と引戸6側に突出して
固定側化粧ボード100の下端縁を隠蔽すると共に、出入口の固定側上方空間を隠蔽する
固定側化粧突部193より形成されている。
そして、固定側化粧突部193の戸先側端部と戸尻側端部は、戸先側縦枠14の固定側ボード閉塞部147の出入口側の上部と、固定側中枠突部302の出入口側の上部内面にネジ止めされた逆L字形の連結座190に上方からネジ止め連結されている。
点検側ランマ下地パネル7は、図2に示すように、点検側化粧ボード100が表面に貼り付けられる点検側表面基板71と、点検側表面基板71の上端部に形成され上枠15の点検側壁152にネジ止めされる点検側上部連結突片72と、点検側表面基板71の下端部に形成され、点検側化粧ボード100の下端縁の外側と引戸6側に突出して点検側化粧ボード100の下端縁を隠蔽すると共に、出入口の点検側上方空間を隠蔽する点検側化粧突部73より形成されている。そして、固定側化粧突部193と点検側化粧突部73の下端面はほぼ同一高さとなるよう構成されている。
点検側化粧突部73は、図5に示すように、点検側ランマ下地パネル7の点検側表面基板71の下端部外側に突出し、点検側化粧ボード100の下端部を隠蔽する化粧突部731と、引戸6側に位置し、出入口の点検側上方空間を隠蔽する隠蔽突部75より構成されている。
そして、化粧突部731の戸先側端部と戸尻側端部は、戸先側縦枠14の点検側ボード閉塞部146の出入口側の上部と、点検側中枠突部32の出入口側の上部内面にネジ止めされた逆L字形の連結座190に上方からネジ止め連結されている。
すなわち、化粧突部731と前記固定側化粧突部193の高さ寸法は同一に形成されているので、出入口上部は点検側(室内側)、固定側(室外側)とも同じ意匠に形成される。
一方、隠蔽突部75は、図5に示すように、点検側ランマ下地パネル7の点検側表面基板71の戸先側端部と戸尻側端部の内面下端部に設けられた突部連結座711、711とネジ止め連結される上部連結突片751と、上部連結突片751の所定寸法下方に位置し、突部連結座711、711に対応する個所にドライバーの挿通孔(図示せず。)が形成された下部隠蔽用突片752等より断面略コ字形に形成され、出入口の点検側上方空間を隠蔽している。
符号753は、下部隠蔽用突片752の挿通孔に取り外し可能に設けられた挿通孔閉塞用キャップである。
点検側ランマ下地パネル7は上記のように形成され、点検側上部連結突片72が上枠15の点検側壁152にネジ止めされ、点検側化粧突部73が連結座190にネジ止めされた後、戸袋側等にも下地ボード101が貼り付けられた後、点検側ランマ下地パネル7の点検側表面基板71の表面と、固定側ランマ下地パネル19の固定側表面基板191の表面と、戸袋側に、点検側化粧ボード100、固定側化粧ボード100、及び戸袋側の化粧ボード100が貼り付けられ状態で、出入口以外の表面が建物の壁面と同じ化粧用ボード100で面一に覆われることとなる。
すなわち、戸先側縦枠14の点検側ボード閉塞部146と、固定側ボード閉塞部147と、点検側中枠突部32と固定側中枠突部302と、点検側化粧突部73と固定側化粧突部193が化粧用ボード100より外側に突出してあらわれることとなる。
そして、点検側化粧突部73の隠蔽突部75を取り外した状態で、レール部材5が取付けられたレール取付材2、引戸6等が引戸枠1に取り外し自在に構成されている。
レール取付材2は、図2に示ように、下面にレール部材5が連結される上面連結壁21と、上面連結壁21の固定側端部の下方に連設され、固定側ランマ下地パネル19の内面に設けられた固定用補強材158に固定用ボルト212を介して高さ調節可能に連結される側面連結壁24等より断面略下向きコ字形に形成され、戸尻側端部に戸尻側支持部材200に嵌入支持される嵌入取付座400がネジ止め連結されている。
戸尻側支持部材200は、図5に示すように上枠15の下面壁151の下方に突出した状態に固着されており、正面支持片202と、正面支持片202の固定側端部で戸尻側に突出する固定側側片201と、正面支持片202の点検側端部で固定側側片201と平行に戸尻側に突出する点検側側片203より横断面略コ字形に形成されている。
そして、正面支持片202には水平方向に所定間隔を有して嵌入取付座400の一部が嵌入支持される2つの嵌入支持孔204、204が形成されている。
嵌入取付座400は、図5に示すように固定側の嵌入支持孔204の内側下方に下端部が突出する第1戻り止め係止突片401を戸尻側端部に有する第1嵌入突片402が戸尻側端部に形成された内側取付基板403と、点検側の嵌入支持孔204の内側下方に下端部が突出する第2戻り止め係止突片401を戸尻側端部に有する第2嵌入突片402が第1嵌入突片402と所定間隔有して戸尻側端部に形成され、戸先側半部が内側取付基板403の戸先側半部の点検側に連結一体化された外側取付基板406より構成され、連結ボルト407にてレール取付材2の戸尻側端部に取付けられている。
そして、嵌入支持孔204、204は、第1、第2戻り止め係止突片401、401、
第1、第2嵌入突片402、402が嵌入する大きさの嵌入孔205、205と、嵌入孔205、205の下方に連設され、第1、第2嵌入突片402、402の下端面と点検側及び固定側面を支持する支持孔206、206より構成されている。
尚、嵌入支持孔204、204より嵌入突片202、202を抜き出す時、一旦、第1、第2戻り止め係止突片401、401が支持孔206、206の下端縁の下方内面に当接してレール取付材2の移動は停止する。 この状態でレール取付材2の戸尻側端部を持ち上げる事で、戸尻側支持部材200からレール取付材2取り外される。(第1、第2戻り止め係止突片401、401ないと、嵌入支持孔204、204より嵌入突片202、202が急に抜き出されると戸尻側が重みで落下する恐れがあり危険である。)
すなわち、実施例では嵌入突片402の長さは、レール取付材2の取付け状態で、戸尻側支持部材200の戸尻側の中程まで達する長さに設定しているが、これはレール取付材2の戸尻側端部を持ち上げるタイミングが、認知できる長さに設定されておれば良い。
レール取付材2は、上記のように構成され、内面にレール部材5が取付られた状態で固定側ランマ下地パネルに取付けられる。
すなわち、点検側化粧突部73の隠蔽突部75を取り外した状態で、点検側中枠3と固定側中枠30間の下方から戸袋側の上部方向に、レール取付材2の戸尻側端部を出入口側から差し込んで、上枠15の戸尻側端部に設けられた戸尻側支持部材200の嵌入支持孔204、204に第1、第2嵌入突片402、402を嵌入し、次にレール取付材2の戸先側を持ち上げて、固定側ランマ下地パネル19の内面に設けられた固定用補強材158に固定用ボルト212を介して仮連結し、次にレール取付材2を下方に引き込むようにして、第1、第2嵌入突片402、402を支持孔206、206内に位置させる。
次に、引戸6をレール部材5に吊り下げた状態で引戸6が自閉するよう、レール取付材2(レール部材5)を戸先側が下がった所定の傾斜状態とし、固定用ボルト212を螺合する。
レール部材5は、図6に示すように、アウターメンバー51と、アウターメンバー51にボールリテーナ52に回転自在に保持された複数個のボール53・・・・を介してスライド自在に保持されたインナーメンバー54より構成され、レール支持材2の上面連結壁23の下面にネジ止めにて着脱自在に取付られている。
アウターメンバー51は、帯状の金属板をプレスで成形し、平らな取付板部511の両側縁を互いに向き合う内向きに湾曲させてボールガイド部512、512を形成し、取付板部511に固定用ネジの貫通孔を設けている。
インナーメンバー54は、出入口の幅寸法より短めの長さの帯状金属板を用いてプレスで成形し、中央で断面略コ字形状に屈曲させた取付部541の両側縁を互いに離れる外向きに湾曲させて、ボールガイド部542、542を形成してなる。
ボールリテーナ52は、アウターメンバー51とインナーメンバー54のボールガイド部512、512、542、542間に突出し、引戸6の開閉方向に所定間隔を有して複数個のボール53・・・を回転自在に保持するボール保持部521、521と、インナーメンバー54のボールガイド部512、512とアウターメンバー51の取付板部511間に位置する基板522より断面下向き略コ字形に形成されている。
したがって、引戸6の開閉移動の距離(インナーメンバー54の移動距離)に対し、ボールリテーナ52は2分の1の移動距離となるので、アウターメンバー51は、レール取付材2よりやや短目の長さに形成され、インナーメンバー54は引戸6の幅寸法よりやや短目に形成され、ボールリテーナ52は、引戸6の幅寸法に移動距離の2分の1の寸法を加えた長さよりやや長めに形成されている。
そして、レール部材5のインナーメンバー54の下面には、戸先側端部と戸尻側端部に吊りボルト65、65が下方から螺合する断面略コ字形の吊りボルト保持体66がネジ止めされ、吊りボルト65、65には引戸吊り下げ体67を介して引戸6が吊り下げられている。
すなわち、吊りボルト65は、吊りボルト保持体66に設けたナット部に螺合する螺軸部651と、螺軸部651の下端に位置する頭部652よりなり、頭部652に引戸吊り下げ体67を係止し、頭部652が回動されることにより、引戸6は上下方向に微動し、水平状態に吊り下げられる。
引戸吊り下げ体67は、吊り下げ支持面671と、吊り下げ支持面671の固定側端部を垂下させたブレーキ装置9の取付け空間を形成する下方突出面672と、下方突出面の下端から点検側に突出する引戸連結面673より断面略コ字形に形成され、吊り下げ支持面671には点検側が開口し、前記吊りボルト65の螺軸部651が挿通可能で、頭部651より小さい幅の係止用きり欠き674、674が形成され、係止用きり欠き674、674を挟む開閉側には、脱落防止部材68を下方から取付けるための螺孔670・・・が形成され、係止用きり欠き674、674間にはブレーキ装置9のエアーシリンダー92が連結される連結用螺孔675、675が設けられ、引戸連結面673の開閉方向には所定間隔を有して引戸6の上面に連結する為の連結孔676・・・が形成されている。
引戸吊り下げ体67の吊り下げ支持面671の下面に連結され、引戸6(引戸吊り下げ体67)が吊りボルト65から脱落するのを防止する脱落防止部材68は、図8に示すように、引戸吊り下げ体67に連結された状態で、吊りボルト65の頭部652の下方に位置する底壁681と、底壁681の点検側端部に連設された、吊りボルト65の頭部652の点検側で上方に突出し、引戸吊り下げ体67が固定側に移動するのを防止する移動防止突壁682と、底壁681の開閉側端部に連設された、吊りボルト65の頭部652の開閉側で上方に突出する逆L字形で、前記螺孔670、670に対応して連結孔684、684が形成された連結用翼壁683、383より構成され、連結ネジ685(図2に示す。)・・・にて下方より引戸吊り下げ体67に連結される。
エアーシリンダー92は、逆L字形のシリンダー取付座920に連結された状態で、吊り下げ支持面671の下面にシリンダー取付座920が連結用螺孔675、675を介して連結される事で下方突出面672の点検側に位置して設けられる。
一方、エアーシリンダー92を作動させる作動片91は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板71の内面で開閉方向の中央部でやや戸先側よりに取付けられた、突部連結座711と同形の作動片取付座911に、引戸6が取付けられた後連結される。
引戸6は、図1から図4に示すように、パネル形状の引戸本体61と、引戸本体61の戸尻側端面に着脱自在に取付られる戸尻側戸幅調整部材62と、引戸本体61の戸先側端面に着脱自在に取付けられる戸当たり部材600より構成されている。
そして、引戸本体61の下端面の開閉方向にガイドローラー17が嵌合する嵌合溝60が形成され、上端面の開閉方向に所定間隔を有して、引戸吊り下げ体67が連結される連結用螺孔(図示せず。)が形成され、戸尻側戸幅調整部材62が取付られた状態で引戸本体61と戸尻側戸幅調整部材62を合わせた開閉方向の寸法は出入口側の開閉方向の寸法より小さく設定され、引戸本体61に戸尻側戸幅調整部材62と戸当たり部材600が取付られた状態で引戸本体61と戸尻側戸幅調整部材62と戸当たり部材600を合わせた開閉方向の寸法は、出入口側の開閉方向の寸法より大きく設定されている。
戸尻側戸幅調整部材62は、引戸本体61の戸尻側端面に着脱自在に連結される連結用正面片621と、連結用正面片621の固定側と点検側を所定寸法でL字形に折り曲げた折り曲げ片より戸尻側が開口する横断面略コ字形に形成されている。
そして、引戸本体61の戸尻側端面の上下方向に所定間隔を有して設けられた複数個のネジ頭611・・・に対応して、連結用正面片621に複数個のダルマ形の連結孔622・・・が形成され、ネジ頭611・・・をダルマ形の連結孔622・・・の大径部分に嵌入させた後、下方にスライドさせることにより、引戸本体61の戸尻側端面に戸尻側戸幅調整部材62は連結される。
戸当たり部材600は合成樹脂材の押し出し成形により形成され、脚片部601,601を戸先側から、引戸本体61の戸先側端面の中央部上下方向に形成された引戸嵌合溝612に嵌入することにより取付けられる。
符号300は、引戸6の戸先側端部で、点検側(室内側)と固定側(室外側)に設けられた取手を示している。
引戸6は上記のように構成され、レール部材5に吊り下げられるときは、戸尻側戸幅調整部材62と戸当たり部材600を取り外して、引戸本体61のみを吊り下げ、次に、引戸本体61の戸尻側端面に戸尻側戸幅調整部材62に取付け、嵌合溝60にガイドローラー17を嵌合させながら、戸袋側に引戸本体61を移動させた状態で、戸先側端面に戸当たり部材600を取付けて、引戸6の開閉方向の幅寸法を出入口の幅寸法より大きく構成する。
本発明は上記のように構成され、引戸枠1、ベース材16、ガイドローラー17を回転自在に設けたガイドローラー取付部材164、点検側中枠3、固定側中枠30、下地桟4・・・、固定側ランマ下地パネル19、点検側ランマ下地パネル7、戸先側が下がる傾斜状態(引戸6が自閉可能な状態)に配設されたレール取付材2(レール部材5)が取付られ、内装仕上げが終了した後、点検側ランマ下地パネル7の、隠蔽突部75を取り外した状態で、出入口の点検側の下方から、引戸本体61をやや傾倒させた状態で(図11に示す状態)、引戸本体61の上面に連結された引戸吊り下げ体67の吊り下げ支持面671の下方に、レール部材5に取付けられた吊りボルト保持体66の吊りボルト65、65の頭部652、652が位置するように、螺軸部651、651を係止用きり欠き674、674内に位置させながら引戸本体61を吊り下げ、吊りボルト65、65を回動させて、引戸本体61を所定の状態に調整する(図10に示した状態)。
次に、引戸本体61の戸尻側端面に戸尻側戸幅調整部材62に取付け、嵌合溝60にガイドローラー17を嵌合させながら、戸袋側に引戸本体61を移動させた状態で、戸先側端面に戸当たり部材600を取付けて、引戸6の開閉方向の幅寸法を出入口の幅寸法より大きく構成する。
次に、エアーシリンダー92が取付けられたシリンダー取付座920を吊り下げ支持面671の下面にネジ止め連結し、さらに、作動片91を作動片取付座911に下方から仮連結し、引戸6の閉鎖スピードの調節、引戸6の摺動確認をした後、作動片91を作動片取付座911に連結固定し、さらに、点検側に移動防止突壁682が位置するよう、脱落防止部材68を吊り下げ支持面671の下面にと連結ネジ685・・・にて連結する。これによって、引戸6は引戸吊り下げ体67、吊りボルト65、65、吊りボルト保持体66を介してレール部材5に保持される事となる。
すなわち、本発明のレール部材5に対する引戸6の保持部とは、引戸6がレール部材5から脱落するのを最終的に防止する(引戸吊り下げ体67が吊りボルト65の頭部652
との脱落するのを防止する)脱落防止部材68と引戸吊り下げ体67の連結に供される連結ネジ685をさす。
そして、最後に隠蔽突部75を突部連結座711、711に連結し、出入口の点検側上方空間を隠蔽する。
本発明の点検側(室内側)からの正面図 図1のA―A線拡大断面図 図1のB―B線拡大断面図 図1のC―C線拡大断面図 点検側化粧突部部分の拡大断面図 戸尻側支持部材と嵌入取付座部分の斜視図 レール部材部分の拡大断面図 引戸吊り下げ体部分の斜視図 脱落防止部材の斜視図 引戸本体の取付け状態を示す要部横断面図 引戸本体の取付け初期状態を示す説明図
符号の説明
1 引戸枠
11 鉄骨
13 戸尻側縦枠
14 戸先側縦枠
15 上枠
100 化粧ボード
3 点検側(室内側)中枠
30 固定側(室外側)中枠
4 下地桟
5 レール部材
6 引戸
61 引戸本体
62 戸尻側戸幅調整部材
600 戸当たり部材
7 点検側ランマ下地パネル
71 点検側表面基板
73 点検側化粧突部
75 隠蔽突部
9 ブレーキ装置
91 作動片

Claims (3)

  1. 戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より門形に形成されて建物側の鉄骨に固定される引戸枠にレール部材が配設され、レール部材に自閉可能に引戸が吊り下げられて、引戸の閉鎖状態で引戸の位置する側を出入口側とし、引戸の開放状態で引戸の位置する側を戸袋側となし、少なくとも出入口側の上部に点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルが所定間隔を有して対向して配設され、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの表面が壁面と略面一とした点検側化粧ボードと固定側化粧ボード化粧ボードで覆われてなる引戸装置において、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部には点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁の外側と引戸側に突出して、点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁と出入口の上方空間を隠蔽し、下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部と固定側化粧突部が形成され、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取外し可能で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨み、レール部材と引戸が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板にブレーキ装置の作動片が取付け可能に構成されている事を特徴とする引戸装置。
  2. 戸先側縦枠と戸尻側縦枠と上枠より門形に形成されて建物側の鉄骨に固定される引戸枠に、点検側と固定側に所定間隔を有して点検側中枠と固定側中枠が戸先側縦枠と戸尻側縦枠間に設けられ、戸尻側縦枠と点検側中枠間を戸袋点検側、戸尻側縦枠と固定側中枠間を戸袋固定側となし、戸先側縦枠と点検側中枠間を出入口点検側、戸先側縦枠と固定側中枠間を出入口固定側となし、戸袋側と出入口側を摺動自在で、出入口側を開閉自在となす引戸を点検側中枠と固定側中枠間に自閉可能に配設し、出入口点検側と出入口固定側の上部に点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルが所定間隔を有して対向して配設され、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの表面と戸袋点検側及び戸袋固定側の表面が建物の壁面と略面一とした化粧ボードで覆われてなる引戸装置において、点検側ランマ下地パネルと固定側ランマ下地パネルの下端部には点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁の外側と引戸側に突出して、点検側化粧ボードと固定側化粧ボードの下端縁と出入口の上方空間を隠蔽し、下端面がほぼ同一高さとなるよう点検側化粧突部と固定側化粧突部が形成され、点検側化粧突部は、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の外面側に位置し、点検側化粧ボードの下端部を隠蔽する化粧突部と、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板下端部の内面側に着脱自在に取付けられる隠蔽突部より構成され、隠蔽突部が取り外された状態で、レール部材、引戸等が出入口側から取付け取外し可能で、レール部材に対する引戸の保持部が下方に臨み、レール部材と引戸が取付けられた状態で、点検側ランマ下地パネルの点検側表面基板にブレーキ装置の作動片が取付け可能に構成されている事を特徴とする引戸装置。
  3. 引戸は、引戸本体と、引戸本体の戸尻側端面に着脱自在に取付られる戸尻側戸幅調整部材と、引戸本体の戸先側端面に着脱自在に取付けられる戸当たり部材より構成され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材が取付られた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材を合わせた開閉方向の寸法は出入口側の開閉方向の寸法より小さく設定され、引戸本体に戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材が取付けられた状態で引戸本体と戸尻側戸幅調整部材と戸当たり部材を合わせた開閉方向の寸法は、出入口側の開閉方向の寸法より大きく設定されている事を特徴とする請求項1、又は、請求項2に記載の引戸装置。
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