JP2544837B2 - 住宅ユニット - Google Patents

住宅ユニット

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JP2544837B2
JP2544837B2 JP2323909A JP32390990A JP2544837B2 JP 2544837 B2 JP2544837 B2 JP 2544837B2 JP 2323909 A JP2323909 A JP 2323909A JP 32390990 A JP32390990 A JP 32390990A JP 2544837 B2 JP2544837 B2 JP 2544837B2
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JP
Japan
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shutter
housing unit
shutter case
blocking
unit
Prior art date
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JP2323909A
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English (en)
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Inventor
昭治 大野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業化住宅の住宅ユニットに係り、特に、
シャッタケースが設けられた住宅ユニットに関する。
〔背景技術〕
ユニット工法で建設される工業化住宅は、工場で予め
生産された住宅ユニットがトラック等で建設現場へ輸送
され、前後、左右、上下に組み合わせることにより建設
される。このトラックに積載可能な寸法は法律で定めら
れていて、住宅ユニットの大きさはこの法律に抵触しな
い略最大寸法とされている。このように、工場で予め住
宅ユニットが生産されることにより高工業化率の達成、
すなわち、建設現場での作業を減らし、建設期間の短縮
化とコストの低減が工業化住宅の目的に1つとされてい
た。
ところで、近年、窓用雨戸としてシャッタが用いられ
ることがあり、このシャッタケースは窓上端の外側に取
り付けられ、窓の庇としての機能も兼ね備えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら前述のような従来例によれば、輸送上の
寸法制限があるため、シャッタケースは建設現場で取り
付けざるを得ず、工業化住宅の目的に反するものとなっ
ていた。
また、一般に庇の角度は固定式であり、遮光、遮雨の
微調節は不可能とされていた。このため、遮光、遮雨の
微調節可能な庇が望まれていた。
本発明の目的は、シャッタケースを取り付けても容積
の減少を最小限に抑えることができるとともに、輸送制
限に抵触せずに輸送でき、かつ、高工業化率を達成でき
る住宅ユニットを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、工業化住宅を構成する住宅ユニットに工場
においてシャッタケースが設けられ、このシャッタケー
ス内部には、シャッタが下方に繰り出し可能かつロール
状に格納されるとともに、シャッタケース前面は、前記
住宅ユニットの外側面と同一または内側に位置し、か
つ、住宅ユニット輸送上許容されるスペース内に配置さ
れていることを特徴として構成される。
本発明において、シャッタケースの前面に、光、雨を
遮断する遮断部材が、シャッタケースの上端部を支点と
して開閉可能に設けられていることが好ましい。
〔作用〕
このような本発明において、シャッタケースは、工場
で住宅ユニットの外側面と同一または内側に位置すると
ともに、住宅ユニット輸送上で許容されるスペースの許
容範囲内に配置するため、例えば、住宅ユニットのフレ
ームを構成される上部の4本の梁のうち1本を、稜部か
ら所定寸法だけユニットの内側に設置することにより達
成できる。
また、シャッタケースに遮断部材を、揺動可能、引き
出し可能に設ければ、工業化住宅の建設作業完了後、シ
ャッタケースに設けられた遮断部材により、遮光、遮雨
の微調節を行うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には本実施例に係る住宅ユニット10が示されて
いる。住宅ユニット10のフレーム11は、4本の柱12と、
この4本の柱12の下端が連結される各2本の短辺梁13、
長辺梁14と、上端が平面コ字状に連結される2本の短辺
梁15、1本の長辺梁16と、前記短辺梁15間に架設される
上面中間梁17から構成されている。この上面中間梁17の
架設位置は、シャッタケース18の寸法に対応したものと
される。
シャッタケース18は、長手寸法が少なくとも長辺梁1
4,16以下の略同寸法、かつ、下方に繰り出し可能となっ
てロール状に格納されるシャッタ19が内蔵可能な略直方
体形状とされるとともに、室外に面した正面に開閉可能
な蓋18Aが設けられている。この蓋18Aの外側に、光、雨
の遮断部材である遮断板20が、上端の軸21を支点として
開閉可能に設けられている。遮断板20は、略全面に太陽
発電の受光板22が貼設されるとともに、シャッタケース
18の側面に設けられた開閉手段23により開閉可能とされ
ている。
このようなシャッタケース18が、正面、上面を住宅ユ
ニット10の輸送上で許容されるスペースの許容範囲から
突出することなく、背面が上面中間梁17に当接され、ボ
ルト締め等の適宜な手段により固着される。
第2図に開閉手段23を示す。開閉手段23は、太陽発電
器の受光板22により生じた電力を蓄電するバッテリ24
と、このバッテリ24を電源として、室内に設けられたス
イッチ25のON/OFFにより駆動するモータ26と、このモー
タ26の回転が、ブレーキ部27を介して遮断板20の開閉動
作に伝達する伝達機構28から構成されている。なお、電
気回路内に必要に応じて、例えば、過充電制御回路29等
を設けてもよい。
伝達機構28は、一対のはすば歯車を含む複数のギヤ
と、これらのギヤにより回動可能に設けられたセクタギ
ヤ30から構成されている。このセクタギヤ30は、一端が
遮断板20の横端部に固着されるとともに、円弧状の長孔
31が設けられている。長孔31は、シャッタケース18の側
面から横向きに突設されたガイドピン32に挿通され、こ
れにより、遮断板20の全開、全閉位置が規制される。こ
の遮断板20は、全開時の角度θがシャッタケース18の正
面に対して90度以下になるように設定されている。
次に作用を説明する。
第1図に示すようなフレーム11に工場で予めシャッタ
ケース18が取り付けられ、住宅ユニット10が生産され
る。この住宅ユニット10は、輸送上の寸法制限に抵触す
ることなく、建設現場に輸送され、工業化住宅が建設さ
れる。建設作業完了後、遮光、遮雨の微調節は、遮断部
材である遮断板20を開閉して行う。遮断板20は、室内に
設けられたスイッチ25をONにすることにより、軸21を中
心として90度の範囲で無段階に開閉し、スイッチ25をOF
Fにすることにより、任意の位置で停止、かつ、ブレー
キ部27により停止位置が保持される。
例えば第3図に示すように、日差しS1が室内に不要の
際、遮断板20を開放することにより目的が達成される。
また、日差しS2が室内に最大限必要の際、遮断板20を閉
鎖することにより目的が達成される。
なお、遮段板20は、降雨時に適宜開閉することによ
り、遮雨も微調節可能となる。
前述のような実施例によれば、次のような効果があ
る。
すなわち、工場で予めフレーム11にシャッタケース18
を取り付け、建設現場に輸送しても寸法制限に抵触しな
いため、現場作業を少なくでき、高工業化率が達成され
る。
また、シャッタケース18に設けられた遮断部材である
遮断板20が、軸21を中心として無段階に開閉し、かつ、
任意の停止位置で固定できるため、遮光、遮雨の微調節
ができる。
さらに、遮蔽板20の開閉手段23は太陽発電により駆動
されるため、太陽発電による電源以外の電源を必要とせ
ず、かつ、これらの操作は室内から行える。
その上、遮断板20の全開時の角度θが90度以下に設定
されているため、降雨時の排水性が良好であり、さらに
角度を小さくすれば降雪時にも積雪しにくい。
また、遮断板20上に積雪した際には、これを閉鎖して
雪を落下させることにより、容易に除雪することができ
る。
また、遮断板20の全開時、シャッタケース18の蓋18A
を開放することにより、シャッタ19のメンテナンスが外
部より容易に行える。
なお、本発明は前述の実施例に限定されるものではな
く、本発明を達成できる範囲での改良、変形等は本発明
に含まれるものである。
例えば、本実施例においてシャッタケース18は、フレ
ーム11の長辺方向の上方に取り付けられていたが、短辺
方向やフレーム11の下方など、要するに住宅ユニット10
の輸送上許容されるスペースの許容範囲内であればどこ
でもよく、寸法や形状は任意である。従って、シャッタ
ケース18の長さは、必ずしもフレーム11の横(長辺)、
あるいは縦(短辺)の全長にわたるものでなく、短くて
もよい。
また、上面中間梁17の数や架設箇所は任意であり、ま
た、シャッタケース18に十分な強度があれば必要ではな
い。しかし、本実施例のようにすれば、フレーム11は強
度的にも満足したものが得られる。
更に、遮断板20の軸21は、下方や中程に設けたり、遮
断部材を本実施例以外の方法、例えば、シャッタケース
18の上部に収納され、かつ、引き出し可能な遮断板によ
るものなどでもよく、要するに遮光、遮雨の微調節がで
きればよい。
また、開閉手段23の電源は屋内配線としてもよい。し
かし、本実施例のようにすれば屋内配線に影響なく、工
業化住宅の建設作業完了後、経済的負担を軽微なものと
することができる。
更に、遮断板20を調光ガラスとしてもよい。これによ
れば、遮雨のために遮断板20を全開としても、調光ガラ
スは降雨時に略透明となるため採光性は良好である。こ
の際、太陽発電の受光板22は、他所に設けるのが好まし
い。
また、本実施例では太陽発電は開閉手段23を駆動して
いたが、これ以外にも例えば、シャッタ19の昇降に用い
てもよい。
また、開閉手段23も、例えば伝達機構28の一部をプー
リ・ベルト、あるいはスプロケット・チェーンにした
り、モータ26に換えて人力で行ってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、シャッタケースを取り付けても容積
の減少を最小限に抑えることができるとともに、輸送制
限に抵触せずに輸送でき、かつ、高工業化率を達成でき
る住宅ユニットを提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る住宅ユニットの全体斜視図、第2
図は遮断部材である遮断板の開閉手段を示す要部拡大
図、第3図は遮光、遮雨の微調節を示す住宅ユニットの
断面図である。 10……住宅ユニット、17……上面中間梁、18……シャッ
タケース、19……シャッタ、20……遮断部材である遮断
板、23……開閉手段、28……伝達機構。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工業化住宅を構成する住宅ユニットに工場
    においてシャッタケースが設けられ、このシャッタケー
    ス内部には、シャッタが下方に繰り出し可能かつロール
    状に格納されるとともに、シャッタケース前面は、前記
    住宅ユニットの外側面と同一または内側に位置し、か
    つ、住宅ユニット輸送上許容されるスペース内に配置さ
    れていることを特徴とする住宅ユニット。
  2. 【請求項2】請求項第1項において、前記シャッタケー
    スの前面には、光、雨を遮断する遮断部材が、前記シャ
    ッタケースの上端部を支点として開閉可能に設けられて
    いることを特徴とする住宅ユニット。
JP2323909A 1990-11-26 1990-11-26 住宅ユニット Expired - Lifetime JP2544837B2 (ja)

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