JP3239198B2 - 機械式駐車装置 - Google Patents

機械式駐車装置

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元司 跡部
将男 山崎
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石川島播磨重工業株式会社
石川島運搬機械株式会社
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両を上下方向に並べて
格納する機械式駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】限られた敷地に効率よく車両を駐車する
ための設備の一つとしてエレベータ方式の機械式駐車装
置が知られている。
【0003】上記エレベータ方式の機械式駐車装置は、
図4及び図5に一例を示す如く、地上に立設した建屋1
内の中央部に、入出庫口2と通じる昇降路3を上下方向
に形成すると共に、該昇降路3を左右で挟む位置に格納
スペース10を形成して、該格納スペース10に車両4
を搭載するためのパレット5の長手方向(前後方向)両
端部を横送り装置6を介して支持できるようにした棚7
を、所要の配列ピッチで上下方向へ多段に階層状に設
け、且つ上記横送り装置6と対応する横送り装置8を備
えたリフトケージ9を、上記昇降路3に配置して、建屋
1内の頂部に設置した巻上装置12のチェーン11に吊
り下げ支持させ、該チェーン11を巻上下することによ
り上記リフトケージ9が昇降路3を昇降させられるよう
にし、更に、上記建屋1内の底部に、上記リフトケージ
9を吊り降ろすためのピット13を掘り、予め、該ピッ
ト13内にリフトケージ9を吊り降ろしておいて、リフ
トケージ9上にセットされたパレット5上に入出庫口2
より進入した車両が搭載されると、上記リフトケージ9
を吊り上げてパレット5を所要段の棚7の位置まで上昇
させ、しかる後、リフトケージ9の送り装置8で車両4
をパレット5毎横行させて棚7に格納させられるように
してある。
【0004】上記エレベータ方式の機械式駐車装置で
は、定期的に、あるいは、必要に応じて、各棚7段を点
検しなければならないので、通常は、図5に示す如く、
左右の格納スペース10の後側に上下方向に延びる点検
スペース14を形成して、該各点検スペース14にタラ
ップ15を配置し、この点検スペース14のタラップ1
5を利用して作業員が昇降し所要の棚7の段に乗り移れ
るようにしてある。16はリフトケージ9用のバランス
ウエイト、17は建屋1の鉄骨、18は入出庫口2の屋
根となる庇を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
エレベータ方式の機械式駐車装置の場合、点検スペース
14はなるべく広く形成した方がよいが、点検スペース
を広くとると、その分、建屋の奥行寸法が大きくなって
平面積が大きくなり、その結果、コンパクト性の面で問
題が生じ、狭い敷地に建設しようとする場合に不利とな
る。
【0006】そこで、本発明は、点検スペースは広く確
保しつつ建屋の奥行寸法をできるだけ小さくして狭い敷
地への建設に対して有利となるような機械式駐車装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、車両を上下方向に並べて格納するための
格納スペースを有する建屋の前面部における入出庫口用
の庇の上に、建屋内と連通する点検スペースを上下方向
に沿わせて形成し、且つ該点検スペースにタラップを配
置し、更に、上記庇の適宜位置に、該庇の上まで昇るた
めのハッチを設けてなる構成とする。
【0008】
【0009】
【作用】点検スペースを建屋の前面部の庇の上に形成し
てあるので、建屋内に点検スペースがない分、建屋の奥
行寸法を小さくできることになる。格納スペース側の点
検を行うときは、作業員は庇の適宜位置に設けたハッチ
の部分から一旦庇の上に昇ってから、点検スペース内に
入り、目的とする高さ位置までタラップを用いて昇った
後、格納スペース側に乗り移るようにする。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1及び図2は本発明の一実施例を示すも
ので、図4及び図5に示したと同様に地上に立設した建
屋内の中央部に、入出庫口2と通じる昇降路3を上下方
向に形成すると共に、該昇降路3を左右で挟む位置に、
車両を格納するための格納スペース10が形成してある
エレベータ方式の機械式駐車装置において、リフトケー
ジ9用のバランスウエイト16を、薄型として左右の格
納スペース10の後側に振り分け配置して、建屋1の奥
行寸法を小さくし、且つ上記入出庫口2の屋根となる庇
18の上の左右方向中央部に、建屋1内と連通するよう
にした点検スペース19を、建屋1の前面部から前方に
突出するように設けた囲壁20により上下方向に形成す
ると共に、該点検スペース19内にタラップ15を配置
し、更に、上記囲壁20の下端部に、出入用の扉21を
設け、上記庇18の適宜位置に、ハッチ22を設けた構
成とする。
【0013】格納スペース10内の棚7段の点検を行う
場合には、先ず、図示しない簡易タラップを用いてハッ
チ22の部分から庇18の上まで昇り、次に、囲壁20
の下端部の扉21を開いて点検スペース19内に入り、
タラップ15を用いて所要高さまで昇り、鉄骨17を介
して格納スペース10の目的とする段の棚7のところへ
乗り移るようにする。
【0014】本発明においては、従来、建屋1の格納ス
ペース10の後側に形成していた点検スペース14に代
えて、建屋1の前面部の庇18の上の位置に点検スペー
ス19を形成したことから、建屋1の奥行寸法を小さく
することができて平面積を小さくすることができ、更
に、庇18にはハッチ22を設けて該ハッチ22の部分
から庇18の上に昇ることにより、建屋1の外から上記
点検スペース19に入ることができるため、庇18の上
に昇るための手段を建屋1内の1階部分に何ら設ける必
要がなくて、建屋1の平面積をより小さくすることがで
きる。したがって、狭い敷地に対する建設に有利とな
る。ここで、建屋1の後面を、敷地の奥側境界に合わせ
て建設する場合を考えると、建屋1の奥行寸法が小さく
なった分だけ建屋1の前面を道路境界より後退させるこ
とができる。このため、建築基準法上の道路斜線に抵触
する部分を減らすことができ、その分高層化を図ること
が可能となる。更に、従来のものと同一高さとして考え
ると、建屋1の平面積が小さくなって全体の容積が低減
することから、消化設備として備え付けるべきCO
ンベの本数を減らすことが可能となる点でも有利であ
る。
【0015】又、上記において、点検スペース19は建
屋1の前面部から前方へはみ出した位置にあるため、作
業員は、リフトケージ9やチェーン11、バランスウエ
イト16、ケーブル等の装置可動部を気にせずに昇降す
ることができる。更に、点検スペース19を形成する囲
壁20は硝子等を用いてシースルー化することができる
ので、採光窓として機能させることができるだけでな
く、点検スペース19に照明を設置すれば、夜間の景観
アップにつなげることができる。又、上記囲壁20は図
示した形状にとらわれることなく、丸形、四角、三角
等、任意の形状を選定し得るので、従来のエレベータ方
式の機械式駐車装置に比して建築意匠のグレードアップ
化を図ることができる。
【0016】次に、図3は本発明の他の実施例を示すも
ので、上記実施例と同様な構成において、点検スペース
19を、建屋1の前面部の庇18上の中央部に形成する
ことに代えて、庇18上の左右位置に対称的に形成する
と共に、庇18の各点検スペース19と対応する位置に
ハッチ22を設けたものである。
【0017】図3の実施例の場合には、点検スペース1
9が左右2個所あることから、点検すべき棚7段側の格
納スペース10と対応する点検スペース19を利用する
ことで、乗り移りを楽に行うことができる利点がある。
【0018】なお、上記実施例では、機械式駐車装置と
して、エレベータ方式の場合を示したが、エレベータス
ライド方式や垂直循環方式のタワー形式のパーキング等
においても同様に実施できること、その他、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の機械式駐車場
によれば、車両を上下方向に並べて格納するための格納
スペースを有する建屋の前面部における入出庫口用の庇
の上に、建屋内と連通する点検スペースを上下方向に沿
わせて形成し、且つ該点検スペースにタラップを配置
し、更に、上記庇の適宜位置に、該庇の上まで昇るため
のハッチを設けてなる構成としてあるので、従来、建屋
内の格納スペースの後ろ側にあった点検スペースを不要
にでき、その分、建屋の奥行寸法を小さくすることがで
きてコンパクト化を図ることができ、更に、庇に設けた
ハッチの部分から庇の上に昇ることで建屋の外から点検
スペースに入ることができるため、建屋の1階部分の内
部に庇に昇るための手段を何ら設ける必要がなくて、建
屋の平面積をより小さくすることができ、これにより、
狭い敷地への建設に有利となると共に、作業員は、装置
可動部を気にせずに昇降することができるようになると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機械式駐車装置の一実施例を示す全体
の概要図である。
【図2】図1の切断拡大平面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す切断平面図である。
【図4】従来のエレベータ方式の機械式駐車装置の一例
を示す概略切断側面図である。
【図5】図4の切断平面図である。
【符号の説明】
1 建屋 2 入出庫口 4 車両 10 格納スペース 15 タラップ 18 庇 19 点検スペース 22 ハッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−47456(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/14 E04H 6/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を上下方向に並べて格納するための格
    納スペースを有する建屋の前面部における入出庫口用の
    庇の上に、建屋内と連通する点検スペースを上下方向に
    沿わせて形成し、且つ該点検スペースにタラップを配置
    し、更に、上記庇の適宜位置に、該庇の上まで昇るため
    のハッチを設けてなる構成を有することを特徴とする機
    械式駐車装置。
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