JP2765670B2 - 高速ライトスルー機能を有するマルチポートメモリ - Google Patents

高速ライトスルー機能を有するマルチポートメモリ

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JP2765670B2
JP2765670B2 JP5002542A JP254293A JP2765670B2 JP 2765670 B2 JP2765670 B2 JP 2765670B2 JP 5002542 A JP5002542 A JP 5002542A JP 254293 A JP254293 A JP 254293A JP 2765670 B2 JP2765670 B2 JP 2765670B2
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  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリセル、ビット
線、ワード線、読み出しポート及び書き込みポートを有
し、これによって、読み出しに使用されるワード線が読
み出しアドレスデコーダに接続され、書き込みに使用さ
れるワード線が書き込みアドレスデコーダに接続され、
また、クロック信号が供給される、マルチポートメモリ
に関する。この発明は、さらに、マルチポートメモリセ
ルによりデータを書き込むための方法からなる。
【0002】
【従来の技術】中央処理装置(CPU)で用いられる高
速汎用レジスタは、マルチポートスタティックランダム
アクセスメモリ(SRAM)からなる。マルチポートS
RAMは、n個のデータ入力及びデータ出力ポートを有
し、また、n個の別個の書き込み及び読み出しアドレス
ポートを有する。それらは、このように、単一マシンサ
イクル間に、n個の別個のデータ転送を実行することが
できる。このようなレジスタは、いわゆるライトスルー
ケイパビリティを有することを、通常は必要とされる。
すなわち、書き込みポートを介してメモリのメモリセル
の1つに書き込まれるデータは、同一サイクル間で、1
つ以上の読み出しポートを介して読み出される必要があ
る。この手順は、ドイツ特許DE−C−28 17 4
31(IBM)を含む多くの従来技術に記載されてい
る。
【0003】ヨーロッパ特許出願EP−A−0 434
852(IBM)で知られている、1つのこのような
レジスタ10の実現例が図1に示される。図示の例は、
データ入力線20に接続される1個の書き込みポート3
0のみを有する。3個の読み出しポート50a、50b
及び50cは、図中に示される。それらは、別個のデー
タ出力線60a、60b及び60cにそれぞれ接続され
る。デコーダ70は、線100a−c及び80にそれぞ
れ生じる読み出しアドレス信号AR1、AR2、AR3
及び書き込みアドレス信号AWを復号し、セルアレー4
0内に指示されたワード線を選択する。セルアレー40
は、従来技術で周知のように、多くのスタティックラッ
チからなる。クロック信号(CE)は、線90を介して
セルデコーダ70及びセルアレー40に供給される。
【0004】図2には、従来技術のライトスルー手順の
タイミング図が示される。ライトスルー手順は、クロッ
ク信号(CE)でタイミング規定されると共にエッジで
トリガされる。クロック信号(CE)は、書き込みポー
ト30を介してセルアレー40へ供給されるデータ入力
線20に生じる有効入力データ(DI)をストローブす
るために使用される。クロック信号(CE)が立ち上が
る前に、データ入力線20のデータ入力(DI)信号及
びアドレス信号(AW、AR)が有効でなければならな
い。アドレス信号は、データ入力線20の入力データ
(DI)が書き込まれるアドレスを示す書き込みアドレ
ス信号(AW)と、出力データ(DO1、DO2、DO
3)が読み出しポート50a−50cを介してデータ出
力線60a−cに出力されるアドレスを示す読み出しア
ドレス信号(AR;AR1、AR2、AR3)とからな
る。アドレス信号(AW、AR)に関する最小必要セッ
トアップタイムが図2にTsとして示される。
【0005】クロック信号(CE)が正になると直ち
に、レジスタ10は、ライトスルーサイクルを開始す
る。アクセスタイムTac後、データ出力線60a−c
に有効出力データ(DO)が生じるまで、クロック信号
(CE)は、最小時間Tceの間でハイに保持される。
データ入力(DI)及びアドレス信号(AR、AW)
は、時間Tceよりも長く有効のままでなければならな
い。これらの信号が有効に保たれる延長時間は、Thで
示され、負のクロックエッジを基準とする。次の書き込
みサイクルが始まる前に、クロック信号(CE)はロー
になる。
【0006】この従来技術の問題点は、書き込みアドレ
スAWおよび読み出しアドレスARのタイミングが共通
のクロック信号CEによって制御されており、したがっ
て読み出しアドレスARのデコード(復号)動作が開始
してからデータ出力DOが発生されるまでの読み出しア
クセス時間Tacが、セルから出力されるデータを読み
出すために必要とされる時間ばかりでなく、SRAMセ
ルのラッチをオーバーライトするために必要とされる時
間をも含むので、長くなることである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、読み出しアクセス時間が短いマルチポートメモリ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、メモリセル
に対してスタティック読み出しワード線を提供すること
により、また、クロック信号を使用してメモリセルへの
書き込みワード線をクロックすることにより達成され
る。本発明のマルチポートメモリは、メモリセル(例え
ば、図3のラッチ290)と、上記メモリセルに書き込
まれるべきデータ入力(例えば、DI)を受け取る書き
込みポート(例えば、210)と、上記メモリセルから
読み出されるデータ出力を受け取る読み出しポート(例
えば、220)と、書き込み選択信号(例えば、書込み
ワード線信号WLW)に応答して上記書き込みポートの
データ入力を上記メモリセルに転送する第1の転送手段
(例えば、260)と、読み出し選択信号(例えば、読
み出しワード線信号WLR)に応答して上記メモリセル
からのデータ出力を上記読み出しポートに転送する第2
の転送手段(例えば、270、272、274)と、書
き込みアドレス信号(例えば、AW)をデコード(すな
わち、復号)し、クロック信号(例えば、CE)の制御
の下に、上記第1の転送手段へ上記書き込み選択信号を
与える第1の回路手段(例えば、書き込みアドレスワー
ドデコーダ244およびANDゲート245)と、読み
出しアドレス信号(例えば、AR)をデコードして上記
第2の転送手段へ上記読み出し選択信号を与える第2の
回路手段(例えば、読み出しアドレスワードデコーダ2
54)とを含む。上記第2の回路手段は上記クロック信
号に応答せずに動作し、上記第2の回路手段は書き込み
サイクルの期間中に上記読み出しアドレス信号のデコー
ド動作を開始し(例えば、図4および図5において、書
き込みサイクル開始時間ToからTwの時間の後に、書
き込みサイクル中に、読み出しアドレス信号ARのデコ
ードを開始し)、かつ上記第1の回路手段は上記第2の
回路手段が上記読み出し選択信号を発生するのとほぼ同
時に上記書き込み選択信号を終端させる(例えば、図5
および図6において、読み出しワード線信号WLRは読
み出しアドレス信号ARのデコード動作に続いて立上る
が、書込みワード線信号WLWは読み出しワード線信号
WLRの立上りとほほ同じ時間に終端する)ことを特徴
とする。
【0009】クロックされた書き込みワード線は、メモ
リセルの書き込みアドレスデコーダの出力をANDゲー
トに対して接続することにより構成され、その他方の入
力は、クロック信号に接続される。メモリレジスタのメ
モリセルは、バッファラッチを構成し、その一方のノー
ドは、書き込みビット線に接続され、他方のノードは、
転送デバイスを介して読み出しビット線に接続される。
【0010】読み出しアドレスデコーダは、クロックさ
れないので、読み出しアドレスのタイミングは、もはや
重要ではなく、従って、書き込みアドレスよりも後の時
間でセットアップ可能である。メモリセルは、パイプラ
インモードで動作され、そこでは、書き込み及び読み出
しのフェーズがインタリーブされる。
【0011】セルを介してデータを書き込むための方法
は、メモリセルに接続される書き込みビット線に対して
書き込まれるべきデータを配置するステップと、書き込
みアドレスポートからクロックされる書き込みワード線
へ書き込みアドレスをストローブするステップと、メモ
リセル内のラッチの内容をオーバーライトするステップ
と、スタティック読み出しワード線を選択するために、
読み出しアドレスをセットアップし、メモリセルのラッ
チの出力データを読み出しビット線上に読み出すステッ
プとからなる。
【0012】
【実施例】図3には、この発明の実施例が示される。こ
の実施例は、1つの書き込みポート210及び3つの読
み出しポート220の4ポートメモリセル200からな
る。書き込みポート210は、データ入力バッファ21
5に接続され、読み出しポート220のそれぞれは、デ
ータ出力バッファ225に接続される。実施例におい
て、4ポートメモリセル200は、クロックされた書き
込みワード線246及び3つの別個のスタティック読み
出しワード線256によりアクセスされる。読み出しワ
ード線256は、書き込みワード線246とは異なり、
メモリレジスタに供給されるクロック信号(CE)によ
りクロックされない。図3においては、簡単のために、
読み出しワード線256の1本のみが示される。
【0013】書き込みアドレス信号(AW)は書き込み
アドレスポート240に生じ、書き込みアドレスバッフ
ァ242によりバッファされる。書き込みアドレスワー
ドデコーダ244は、書き込みアドレス信号(AW)を
復号し、データが書き込まれるべきセルに対応する出力
線241に信号を出力する。この出力線241は、AN
Dゲート245に接続され、その他方の入力は、線23
0のクロック信号(CE)である。クロックされた信号
は、ANDゲート245からデータが書き込まれるべき
セル200の書き込みワード線246に対して渡され
る。
【0014】読み出しアドレス信号(AR)は、読み出
しアドレスポート250に生じ、読み出しアドレスバッ
ファ252によりバッファされる。読み出しアドレスワ
ードデコーダ254は、読み出しアドレス信号(AR)
を復号し、データが読み出されるべきセル200と対応
する読み出しワード線256に信号を出力する。
【0015】メモリセル200自体は、1個の書き込み
ポート及び3個の読み出しポートに接続されたCMOS
ラッチ290を含み、それぞれは、シングルエンド構成
に配置される。書き込みポートは、ラッチ290の第1
のラッチノード282と書き込みビット線217との間
に接続されたNFET転送デバイス260により実現さ
れ、また、書き込みビット線217は、データ入力バッ
ファ215に接続される。NFET転送デバイス260
は、クロックされた書き込みワード線246によりゲー
トされる。読み出しポートのそれぞれは、NFET転送
デバイス270、272、274により実現され、それ
らは、第2のラッチノード284と読み出しビット線2
27の適切な1つとの間に接続され、また、読み出しビ
ット線227は、データ出力バッファ225に接続され
る。NFET転送デバイス270、272、274のゲ
ートは、スタティック読み出しワード線256の適切な
1本に接続される。ラッチ290は、反転ラッチであ
り、インバータバッファ280は、ラッチ290の出力
と第2のラッチノード284との間に接続され、接続さ
れた読み出しビット線のために充分な駆動ケイパビリテ
ィを提供する。
【0016】図4を参照して、図3に示される回路のラ
イトスルー動作を説明する。図示のために、論理「0」
がメモリセル200のラッチ290に初期的に記憶され
ると共に、データがメモリセル200のラッチ290に
書き込まれる際には、書き込みビット線217がアップ
(up)レベルであると仮定する。
【0017】ライトスルー動作の第1のフェーズは、書
き込みパイプライン動作からなり、図4に示されるよう
に、書き込みアドレス(AW)がToの前の時間Tsで
先にセットアップされている限り、それは、立ち上がる
クロック信号(CE)によって時点Toで開始される。
書き込みパイプライン動作の第1ステージにおいて、A
NDゲート245を使用して、線230のクロック信号
(CE)は、クロックされた書き込みワード線246を
通じて選択されたメモリセルの書き込みポートへ、完全
にスタティックな書き込みアドレスワードデコーダ24
4の出力をストローブする。書き込みパイプライン動作
の第2ステージにおいて、書き込みワード線246が立
ち上がるので、書き込みポートNFET260はターン
オンし、このNFETが第1のラッチノード282をプ
ルアップする。このようにして、ラッチ290内に記憶
された「0」をオーバーライトする。図示されたこの発
明の実施例において、書き込みビット線217のデータ
は、図4に示されるように、To後の時間Tdiで有効
となる。第1のラッチノード282で獲得されたアップ
レベルは、ラッチ290により反転され、付加されたイ
ンバータバッファ280により再び反転され、このよう
に、また、第2のラッチノード284にアップレベルと
して生じる。ラッチ290中の値がオーバーライトされ
た後で、書き込み動作が完了し、また、ラッチ290
は、読み出しポートの選択に備えている。データ入力ポ
ート210での無効データがラッチ290の状態を変化
させないことを確実にするために、書き込みワード線
46は、このステージでオフとされる。To後の時間T
ceでクロック信号(CE)が立ち下がった後で、書き
込みアドレス信号(AW)は、さらなる時間であるホー
ルド時間Thで有効のままでなければならない。その
後、AW及びデータ入力信号(DI)は、無効となる。
【0018】ライトスルー動作の第2フェーズは、読み
出しパイプラインからなる。メモリセル200のラッチ
290の書き込みが実行されている間に、既に開始可能
とされており、また、読み出しアドレス信号(AR)が
有効となると直ちに開始される。読み出しパイプライン
動作の第1ステージにおいて、読み出しアドレス信号
(AR)は、読み出しアドレスデコーダ254で復号さ
れ、読み出しワード線256の1本への選択信号とな
る。図4に示されるように、読み出しアドレス信号(A
R)は、To後の時間Twで有効となる。第2ステージ
において、読み出しワード線256が立ち上がる時、読
み出しNFET転送デバイス270−274の選択され
た1つがターンオンされる。
【0019】図4に示されるように、インバータバッフ
ァ280は、選択された読み出しビット線227の1つ
を充電し、出力バッファ225による増幅後、オーバー
ライトされたセルデータは、To後の時間Tvで選択さ
れた出力ポート220に生じる。時間TvとTwとの差
は、Taaで示され、Taaは、セル内のデータのため
のアドレスアクセス時間である。それは、図1に示され
る従来技術のメモリレジスタの、図2に示されるアクセ
ス時間Tacよりも短い。
【0020】もしラッチ290が最初「1」に充電され
ており、そして、「0」でオーバーライトされる必要が
る場合、これは、同様の方法で実行される。第1のラ
ッチノード282は、書き込みポートNFET260を
介して電源電圧から接地へ放電され、このダウン(dow
n)レベル信号は、次の反転ステージを介して伝達さ
れ、選択された読み出しポート転送NFET270−2
74の1つを介して各出力ポート220に読み出され
る。
【0021】従来技術の解決に対して、この発明の利点
を図示するために、この発明の外部及び内部信号の基本
的タイミング図が図5に示される。図中に示される参照
文字は、以前に使用されたものと同一である。参照文字
WLWは、書き込みワード線246に発生した信号を示
す。BLWは、書き込みビット線217に発生した信号
を示す。WLRは、読み出しワード線256の1つに発
生した信号を示す。BLRは、読み出しビット線227
の1つに発生した信号を示す。NTは、メモリセル20
0の第1のラッチノード282に発生した信号を示す。
【0022】ライトスルー動作の第1フェーズが図5の
上側に示され、書き込み動作を含む。上述し、図5に示
されるように、それは、2つのステージに分割可能とさ
れ、第1のステージは、書き込みアドレスの復号(図5
にW−decとして示される)からなり、第2のステー
ジは、セル200へのデータの書き込み(図5にW−c
ellとして示される)からなる。同様に、図5の下側
に示される読み出し動作も、2つのステージに分割さ
れ、第1のステージは、読み出しアドレスの復号(図5
にR−decとして示される)からなり、第2のステー
ジは、セル200からのデータの読み出し(図5にR−
cellとして示される)からなる。
【0023】図5に示されるように、書き込みアドレス
信号(AW)は、書き込みクロック信号が時点Toで立
ち上がる前の時間Tsでセットアップされ、書き込みク
ロック信号(CE)がTo後の時間Tceで立ち下がる
後まで、有効のままでなければならない。これら2つの
信号は、ANDゲート245で結合され、書き込みワー
ド線246の信号が立ち上がる。To後の時間Tdi
で、データ入力信号(DI)が現れ、例示されるよう
に、もし、それが「1」であるならば、それによって書
き込みビット線信号(BLW)が書き込みビット線21
7に現れる。書き込みワード線(WLW)及び書き込み
ビット線(BLW)信号の効果により、上述のように、
セル200内で第1のラッチノード282の電位(信号
NT)が立ち上がる。
【0024】従来技術の装置とは異なり、書き込みクロ
ック信号(CE)が立ち上がる前に、読み出しアドレス
信号(AR)は、有効である必要はない。それは、To
後の時間Twの後で有効になる。遅れて、読み出しワー
ド線信号(WLR)が読み出しワード線256上で立ち
上がる。この信号の立ち上がりによって、上述のよう
に、メモリセル200の第1のラッチノード282の値
が読み出しビット線227に結合されることになり、立
ち上がる読み出しビット線信号(BLR)が読み出しビ
ット線227に生じる。この後に、データ出力信号(D
O)は、出力220に生じる。読み出しアドレスアクセ
スタイムTaaは、To後の時間Twで始まる読み出し
サイクル長として図5に示される。
【0025】図5に示される外部信号を用いて達成可能
とされるシミュレーションの結果を図6は示す。図6の
縦軸は信号の電圧値をボルトで示す。横軸は、ナノ秒間
隔で示された時間目盛である。図6は、2つの完全な書
き込み及び読み出しサイクルを示す。2つの書き込みサ
イクルは、W1−CYCLE及びW0−CYCLEで示
され、図の最上部に記入されている。2つの書き込みサ
イクルは、復号及び書き込みのステージに分割され、図
5と対応して、これらのステージは、W−DEC及びW
−CELLでそれぞれ印付けされる。2つの読み出しサ
イクルは、R1−CYCLE、R0−CYCLEで示さ
れ、図の最下部に記入されている。2つの読み出しサイ
クルは、2つの復号及び読み出しのステージに分割さ
れ、図5と対応して、これらのステージは、R−DEC
及びR−CELLでそれぞれ示される。
【0026】図6には、時間に対する以下の信号の信号
値が示される。すなわち、アドレス書き込み信号(A
W)、アドレス読み出し信号(AR)、クロック信号
(CE)、書き込みワード線246の信号(WLW)、
読み出しワード線256の信号(WLR)、データ入力
信号(DI)、データ出力信号(DO)及びラッチ29
0の第2のラッチノード284での信号(NB)であ
る。これらの信号のそれぞれは、図中の異なる線を用い
て示される。第2の読み出しサイクル(RO−CYCL
E)及び第2の書き込みサイクル(W0−CYCLE)
においては、書き込みアドレスの立ち下がり(時間2n
sにおけるAW)と読み出しアドレスの立ち下がり(時
間4nsにおけるAR)とによって形成される、書き込
みワード線信号(WLW)及び読み出しワード線信号
(WLR)が第1のサイクル(R1及びW1−CYCL
Eにおいて考慮されたメモリセルと同一の書き込みビッ
ト線(BLW)及び読み出しビット線(BLR)に対し
て付加された他の選択されたメモリセルに関して示され
る。
【0027】図中の第1の書き込みサイクルは、W1−
CYCLEである。このサイクルにおいて、1の値は、
メモリセル200のラッチ290内に置かれる。クロッ
ク信号(CE)が−2nsの時点で「1」(アクティ
ブ)と扱われるしきい値以上に到達する。この時点で、
有効アドレス書き込み信号(AW)も存在する。−1n
sの時点で、データ入力信号(DI)は、それ以上で論
理的「1」と扱われるしきい値を通過する。その後、こ
の値は、上述のように、メモリセル200のラッチ29
0に書き込まれる。読み出しアドレス信号(AR)は、
0nsの時点で有効となる。第1の読み出しサイクルで
あるR1−CYCLEが始まるのがこの時点である。約
3.5nsの時点において、データ出力信号(DO)が
そのしきい値以上に立ち上がり、有効データが読み出し
ポート220の1つに得られる。読み出しアドレス(A
R)のセットアップから有効データ出力信号(DO)を
受け取るまでの時間は、略々そ3.5nsであり、図6
にTaalとして示される。従来技術の解決において、
読み出しアドレス信号(AR)は、クロック信号(C
E)がそのしきい値を横切る時点で有効でなければなら
ない。これは、記載のシミュレーションの場合よりも
s早く、従って、従来技術の解決では、Taalの値
は、略5.5nsである。
【0028】第2の書き込みサイクルは、W0−CYC
LEである。このサイクルにおいて、0の値は、メモリ
セル200のラッチ290内に置かれる。クロック信号
(CE)は、2nsの時点で「1」(アクティブ)と扱
われるしきい値以上に到達する。この時点において、有
効アドレス書き込み信号(AW)も存在する。3nsの
時点において、データ入力信号(DI)は、それ以上で
論理的「0」と扱われるしきい値を通過する。それがし
きい値以下に低下するので、この値は、上述のように、
メモリセル200に書き込まれる。4nsの時点では、
その後、第2の読み出しサイクル、すなわち、R0−C
YCLEの読み出しアドレス信号(AR)は、有効とな
る。第2の読み出しサイクルであるR0−CYCLEが
始まるのはこの時点である。ライトスルーデータを他の
メモリセルから読み出しポート220に導く他の読み出
しワード線信号(WLR)が発生される。約7.5ns
の時点において、データ出力信号(DO)は、そのしき
い値以下に低下し、有効読み出しが読み出しポート22
0で得られる。第2の読み出しアドレス信号(AR)の
セットアップから有効データ出力信号(DO)の受け取
りまでの時間は、再び略々3.5nsであり、図にTa
a0として印付けされる。上述のように、これは、従来
技術の解決よりも2ns早いものである。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のレジスタの実現を示す図である。
【図2】図1の回路を用いるライトスルー手順のタイミ
ング図である。
【図3】この発明を用いる4ポートSRAMを示す図で
ある。
【図4】図3の回路を用いるライトスルー手順のタイミ
ング図である。
【図5】この発明のシミュレーションのために使用され
るインタリーブされたタイミング図である。
【図6】この発明のシミュレーションにより発生される
タイミング信号及び波形を示す図である。
【符号の説明】
200 4ポートメモリセル 210 書き込みポート 220 読み出しポート 282 第1のラッチノード 260 NFET転送デバイス 270、272、274 NFET転送デバイス 284 第2のラッチノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−201293(JP,A) 特開 平3−224197(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 11/41 G11C 11/401

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルと、 上記メモリセルに書き込まれるべきデータ入力を受け取
    る書き込みポートと、 上記メモリセルから読み出されるデータ出力を受け取る
    読み出しポートと、 書き込み選択信号に応答して上記書き込みポートのデー
    タ入力を上記メモリセルに転送する第1の転送手段と、 読み出し選択信号に応答して上記メモリセルからのデー
    タ出力を上記読み出しポートに転送する第2の転送手段
    と、 書き込みアドレス信号をデコードし、クロック信号の制
    御の下に、上記第1の転送手段へ上記書き込み選択信号
    を与える第1の回路手段と、 読み出しアドレス信号をデコードして上記第2の転送手
    段へ上記読み出し選択信号を与える第2の回路手段とを
    含み、 上記第2の回路手段は上記クロック信号に応答せずに動
    作し、上記第2の回路手段は書き込みサイクルの期間中
    に上記読み出しアドレス信号のデコード動作を開始し、
    かつ上記第1の回路手段は上記第2の回路手段が上記読
    み出し選択信号を発生するのとほぼ同時に上記書き込み
    選択信号を終端させることを特徴とする、マルチポート
    メモリ。
  2. 【請求項2】 書き込みサイクルは、上記書き込みアド
    レス信号をデコードする第1の部分と、データを上記メ
    モリセルに書き込む第2の部分からなり、読み出しサイ
    クルは、上記読み出しアドレス信号をデコードする第1
    の部分と、上記メモリセルからデータを読み出す第2の
    部分からなり、上記書き込みサイクルの上記第2の部分
    が上記読み出しサイクルの上記第1の部分と同時に生じ
    ることを特徴とする請求項1に記載のマルチポートメモ
    リ。
  3. 【請求項3】 上記第1の回路手段は、上記書き込みア
    ドレス信号を受け取る第1デコーダと、第1デコーダの
    出力およびクロック信号を受け取り、出力に上記書き込
    み選択信号を発生するANDゲートとよりなることを特
    徴とする請求項1または2に記載のマルチポートメモ
    リ。
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