JP2764409B2 - 駐車システム - Google Patents
駐車システムInfo
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- JP2764409B2 JP2764409B2 JP63267476A JP26747688A JP2764409B2 JP 2764409 B2 JP2764409 B2 JP 2764409B2 JP 63267476 A JP63267476 A JP 63267476A JP 26747688 A JP26747688 A JP 26747688A JP 2764409 B2 JP2764409 B2 JP 2764409B2
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- Japan
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- exit
- pallet
- storage
- control means
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入出車部と格納部とを備え、入出車部に置
かれたパレット上に搭載された車体を格納部へ移送する
駐車システムに関する。
かれたパレット上に搭載された車体を格納部へ移送する
駐車システムに関する。
従来、この種の駐車システムは、例えば、特公昭52−
26024号公報に開示されているように、2行N列に区画
された2×N(Nは2以上の整数)個の区分スペースを
備えた格納部を有し、該格納部内を循環して移動可能で
車体を搭載可能な2×(N−1)個のパレットを備えて
おり、区分スペースの最左列及び最右列にそれぞれ一つ
ずつ交互に出来る空スペースの方向へパレットを移動さ
せるように制御している。
26024号公報に開示されているように、2行N列に区画
された2×N(Nは2以上の整数)個の区分スペースを
備えた格納部を有し、該格納部内を循環して移動可能で
車体を搭載可能な2×(N−1)個のパレットを備えて
おり、区分スペースの最左列及び最右列にそれぞれ一つ
ずつ交互に出来る空スペースの方向へパレットを移動さ
せるように制御している。
ところが、従来の駐車システムでは、循環式であるの
で、出車要求を受けて該当パレットを入出車部に移動さ
せて(出庫という)入出車部から車体が出車するまで他
の出車要求を受けても、この他の出車要求に応じて該当
するパレットを入出車部方向に移動させることができ
ず、その結果、出車に多大の時間を必要とするという問
題点がある。つまり、出車予約ができないという問題点
がある。
で、出車要求を受けて該当パレットを入出車部に移動さ
せて(出庫という)入出車部から車体が出車するまで他
の出車要求を受けても、この他の出車要求に応じて該当
するパレットを入出車部方向に移動させることができ
ず、その結果、出車に多大の時間を必要とするという問
題点がある。つまり、出車予約ができないという問題点
がある。
本発明の目的は、短時間で出庫が可能な駐車システム
を提供することにある。
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、入出車部と格納部とを備え、前記入
出車部に置かれたパレット上に搭載された車体を前記格
納部へ移送して駐車する駐車システムであって、前記格
納部はマトリックス状に区画された区分スペースを備
え、前記区分スペース上には、少なくとも3個以上の空
スペースができるように、前記格納部内で移動するパレ
ットの数が選択され、前記各区分スペースには当該区分
スペース上に位置付けられたパレットを前及び後方向、
並びに左及び右方向に移動させることができる格納用駆
動手段が配置され、前記入出車部には車両の入出車を行
う入出車用駆動手段が配設されており、前記空スペース
の数に応じてパレットを駆動させる格納用駆動制御手段
を設けるとともに、該各々の格納用駆動制御手段に応じ
たバスを設け、該各々のバスには各々のバスに応じたス
イッチを介して各区分スペースの格納用駆動手段が接続
され、前記入出車用駆動手段を駆動させる入出車用駆動
制御手段が設けられ、前記各々の格納用駆動制御手段及
び各々の格納用駆動制御手段に応じたスイッチ群を制御
して前記各々の格納用駆動制御手段によって制御される
パレットを前記各々の格納用駆動制御手段に応じた空ス
ペースの方向へ移動させるとともに前記入出車用駆動制
御手段を制御する制御手段を有し、前記車体の出庫予約
があった際は、前記制御手段によって出庫予約があった
車体のパレットを前記空スペースの方向に移動させて入
出車部付近に待機させておくようにしたことを特徴とす
る駐車システムが得られる。
出車部に置かれたパレット上に搭載された車体を前記格
納部へ移送して駐車する駐車システムであって、前記格
納部はマトリックス状に区画された区分スペースを備
え、前記区分スペース上には、少なくとも3個以上の空
スペースができるように、前記格納部内で移動するパレ
ットの数が選択され、前記各区分スペースには当該区分
スペース上に位置付けられたパレットを前及び後方向、
並びに左及び右方向に移動させることができる格納用駆
動手段が配置され、前記入出車部には車両の入出車を行
う入出車用駆動手段が配設されており、前記空スペース
の数に応じてパレットを駆動させる格納用駆動制御手段
を設けるとともに、該各々の格納用駆動制御手段に応じ
たバスを設け、該各々のバスには各々のバスに応じたス
イッチを介して各区分スペースの格納用駆動手段が接続
され、前記入出車用駆動手段を駆動させる入出車用駆動
制御手段が設けられ、前記各々の格納用駆動制御手段及
び各々の格納用駆動制御手段に応じたスイッチ群を制御
して前記各々の格納用駆動制御手段によって制御される
パレットを前記各々の格納用駆動制御手段に応じた空ス
ペースの方向へ移動させるとともに前記入出車用駆動制
御手段を制御する制御手段を有し、前記車体の出庫予約
があった際は、前記制御手段によって出庫予約があった
車体のパレットを前記空スペースの方向に移動させて入
出車部付近に待機させておくようにしたことを特徴とす
る駐車システムが得られる。
[作用] 本発明では、所定の間隔で連続して出車要求を受ける
と、制御手段は最初に受けた出庫要求に該当する車体が
搭載されたパレットを空スペースの方向へ移動させるこ
とによって入出車部へ移動させ、このパレットが入出車
部に移動すると、第2に受けた出車要求に該当する車体
が搭載されたパレットを空スペースの方向へ移動させる
ことによって入出車部へ移動させている。つまり、出車
要求の予約を行い、パレットが入出車部に移動した段階
で、次のパレットを入出車部方向に移動させているか
ら、複数の車体の出車を短時間で行うことが可能とな
る。
と、制御手段は最初に受けた出庫要求に該当する車体が
搭載されたパレットを空スペースの方向へ移動させるこ
とによって入出車部へ移動させ、このパレットが入出車
部に移動すると、第2に受けた出車要求に該当する車体
が搭載されたパレットを空スペースの方向へ移動させる
ことによって入出車部へ移動させている。つまり、出車
要求の予約を行い、パレットが入出車部に移動した段階
で、次のパレットを入出車部方向に移動させているか
ら、複数の車体の出車を短時間で行うことが可能とな
る。
以下、本発明について実施例によって説明する。
まず、第2図を参照して、本発明が適用される駐車シ
ステムは、入出車部11と格納部13とを備えている。入出
車部11は、回転テーブル13を備え、回転テーブル13上に
はパレット14が置かれている。第2図の矢印Aで示され
る進入方向から進入してきた車両(車体)15は、入出車
ゲート16を介して回転テーブル13上のパレット14に載
る。車両15に搭乗していた搭乗者が車両15を降りて、入
出車部11より入出車ゲート16を介して出ていった後、第
2図の矢印Tで示されるように、回転テーブル13が反時
計回りに90゜回転し、パレット14上に搭載された車体15
は入出庫ゲート17を介して格納部12へ移送される。
ステムは、入出車部11と格納部13とを備えている。入出
車部11は、回転テーブル13を備え、回転テーブル13上に
はパレット14が置かれている。第2図の矢印Aで示され
る進入方向から進入してきた車両(車体)15は、入出車
ゲート16を介して回転テーブル13上のパレット14に載
る。車両15に搭乗していた搭乗者が車両15を降りて、入
出車部11より入出車ゲート16を介して出ていった後、第
2図の矢印Tで示されるように、回転テーブル13が反時
計回りに90゜回転し、パレット14上に搭載された車体15
は入出庫ゲート17を介して格納部12へ移送される。
格納部12はマトリックス状に区画された区分スペース
18を備えている。本実施例では、(9×6)−3=51個
の区分スペース18を有する。この51個の区分スペース18
の内、駐車可能な区分スペース18は、51−4=48個であ
る。何故なら、柱19等によって、4つの区分スペース18
が駐車不可能であるからである。この駐車不可能な区分
スペースはデッドスペースと呼ばれ、符号20で示してあ
る。
18を備えている。本実施例では、(9×6)−3=51個
の区分スペース18を有する。この51個の区分スペース18
の内、駐車可能な区分スペース18は、51−4=48個であ
る。何故なら、柱19等によって、4つの区分スペース18
が駐車不可能であるからである。この駐車不可能な区分
スペースはデッドスペースと呼ばれ、符号20で示してあ
る。
また、本実施例では、回転テーブル13上にパレット14
が載っている状態で、駐車可能な区分スペース18のう
ち、5つの区分スペースにはパレット14が存在していな
い。このパレット14が存在していない区分スペースは空
スペースと呼ばれ、符号21で示してある。従って、回転
テーブル13上に載っているパレット14が格納部12に移送
された後には、格納部12には4つの空スペース21が存在
する。又、パレット14が存在している区分スペースはパ
レットスペースと呼ばれる。
が載っている状態で、駐車可能な区分スペース18のう
ち、5つの区分スペースにはパレット14が存在していな
い。このパレット14が存在していない区分スペースは空
スペースと呼ばれ、符号21で示してある。従って、回転
テーブル13上に載っているパレット14が格納部12に移送
された後には、格納部12には4つの空スペース21が存在
する。又、パレット14が存在している区分スペースはパ
レットスペースと呼ばれる。
駐車可能な区分スペース18の各々には当該区分スペー
ス上に位置付けられたパレット14を前及び後方向F及び
B、並びに左及び右方向L及びRに移動させることがで
きる格納用駆動装置(第2図には図示せず、後で述べ
る)が配置されている。
ス上に位置付けられたパレット14を前及び後方向F及び
B、並びに左及び右方向L及びRに移動させることがで
きる格納用駆動装置(第2図には図示せず、後で述べ
る)が配置されている。
ここで、第2図に示された駐車システムの運転を制御
するための制御システムを第1図に示す。
するための制御システムを第1図に示す。
第1図も参照して、この制御システムは本駐車システ
ム全体の運転を管理する管理計算機30を有する。管理計
算機30は格納部12の駐車可能な区分スペース18にそれぞ
れ設けられる格納用駆動装置40と入出車部11の回転テー
ブル13を駆動するための入出車用駆動装置50とを制御す
るための指令信号を発生する。この指令信号は制御計算
機60に供給される。制御計算機60はこの指令信号に応答
して、格納用速度制御信号VC1と入出車用速度制御信号V
C2とスイッチ制御信号SCを発生する。管理計算機30と制
御計算機60は、一まとめにして制御装置と呼ばれる。
ム全体の運転を管理する管理計算機30を有する。管理計
算機30は格納部12の駐車可能な区分スペース18にそれぞ
れ設けられる格納用駆動装置40と入出車部11の回転テー
ブル13を駆動するための入出車用駆動装置50とを制御す
るための指令信号を発生する。この指令信号は制御計算
機60に供給される。制御計算機60はこの指令信号に応答
して、格納用速度制御信号VC1と入出車用速度制御信号V
C2とスイッチ制御信号SCを発生する。管理計算機30と制
御計算機60は、一まとめにして制御装置と呼ばれる。
格納用速度制御信号VC1は第1乃至第4の格納用駆動
制御器71、72、73、及び74に供給され、入出車用速度制
御信号VC2は入出車用駆動制御器75に供給される。第1
乃至第4の格納用駆動制御器71〜74は、格納用速度制御
信号VC1に応答して、格納用駆動装置40のモータ(後述
する)の回転数を制御するための格納用回転数制御信号
を発生する。入出車用駆動制御器75は、入出車用速度制
御信号VC2に応答して、入出車用駆動装置50のモータ
(図示せず)の回転数を制御するための入出車用回転数
制御信号を発生する。本実施例において、駆動制御器71
〜75の各々は、インバータから成る。第1乃至第4の格
納用駆動制御器71〜74は、空スペース21の数に応じて設
けられている。
制御器71、72、73、及び74に供給され、入出車用速度制
御信号VC2は入出車用駆動制御器75に供給される。第1
乃至第4の格納用駆動制御器71〜74は、格納用速度制御
信号VC1に応答して、格納用駆動装置40のモータ(後述
する)の回転数を制御するための格納用回転数制御信号
を発生する。入出車用駆動制御器75は、入出車用速度制
御信号VC2に応答して、入出車用駆動装置50のモータ
(図示せず)の回転数を制御するための入出車用回転数
制御信号を発生する。本実施例において、駆動制御器71
〜75の各々は、インバータから成る。第1乃至第4の格
納用駆動制御器71〜74は、空スペース21の数に応じて設
けられている。
スイッチ制御信号SCは、第1乃至第4の格納用駆動制
御器71〜74と格納用駆動装置40との間に設けられた格納
用スイッチ群81と、入出車用駆動装置50のオン・オフ用
の入出車用スイッチ82とに図示しない制御線を介して供
給される。
御器71〜74と格納用駆動装置40との間に設けられた格納
用スイッチ群81と、入出車用駆動装置50のオン・オフ用
の入出車用スイッチ82とに図示しない制御線を介して供
給される。
従って、制御装置30及び60は駆動制御器71〜75及びス
イッチ群81、82を制御することによってパレット14を空
スペース21の方向へ移動させるように制御する。
イッチ群81、82を制御することによってパレット14を空
スペース21の方向へ移動させるように制御する。
各格納用駆動装置40は、パレット14を走行駆動するた
めの走行駆動用モータ41と、パレット14の下部に取付け
られたレール(図示せず)を方向転換するための方向転
換用モータ42と、走行駆動用モータ41によって駆動され
るパレットの位置を検出するためのパレット位置センサ
43と、方向転換用モータ42によって駆動されるレールの
位置を検出するためのレール位置センサ44とを有する。
これら位置センサ43及び44の検出信号は制御計算機60に
供給される。
めの走行駆動用モータ41と、パレット14の下部に取付け
られたレール(図示せず)を方向転換するための方向転
換用モータ42と、走行駆動用モータ41によって駆動され
るパレットの位置を検出するためのパレット位置センサ
43と、方向転換用モータ42によって駆動されるレールの
位置を検出するためのレール位置センサ44とを有する。
これら位置センサ43及び44の検出信号は制御計算機60に
供給される。
入出車用駆動装置50は、回転テーブル13を回転駆動す
るためなどのモータ(図示せず)と、回転テーブル13の
回転位置を検出するためなどのセンサ(図示せず)と有
する。このセンサの検出信号も制御計算機60に供給され
る。
るためなどのモータ(図示せず)と、回転テーブル13の
回転位置を検出するためなどのセンサ(図示せず)と有
する。このセンサの検出信号も制御計算機60に供給され
る。
次に、第3図も参照して、本発明による出車動作につ
いて説明する。
いて説明する。
前述した各区分スペースには、(x,y)のアドレスが
割当てられており、xは列番号1〜9を示し、yは行番
号1〜6を示す。
割当てられており、xは列番号1〜9を示し、yは行番
号1〜6を示す。
今、管理計算機30に対して区分スペースのアドレス
(2,5)にあるパレット(以下第1の対象パレットと呼
ぶ)の出車要求が入力され、所定の間隔をおいて連続し
て区分スペースのアドレス(5,5)にあるパレット(以
下第2の対象パレットと呼ぶ)の出車要求(出車予約)
が入力されたとする。このとき、管理計算機30は指令信
号(パレット制御データ)を送出して、他のパレットを
移動させつつ第1の対象パレットを順次入出車部11方向
へ移動させる。これによって、第1の対象パレットを最
短コースを通ってアドレス(5,8)に移動させる。この
際、第2の対象パレットはアドレス(5,5)は他のアド
レスに移動しているけれども管理計算機30第2の対象パ
レットの移動アドレスを記憶している。
(2,5)にあるパレット(以下第1の対象パレットと呼
ぶ)の出車要求が入力され、所定の間隔をおいて連続し
て区分スペースのアドレス(5,5)にあるパレット(以
下第2の対象パレットと呼ぶ)の出車要求(出車予約)
が入力されたとする。このとき、管理計算機30は指令信
号(パレット制御データ)を送出して、他のパレットを
移動させつつ第1の対象パレットを順次入出車部11方向
へ移動させる。これによって、第1の対象パレットを最
短コースを通ってアドレス(5,8)に移動させる。この
際、第2の対象パレットはアドレス(5,5)は他のアド
レスに移動しているけれども管理計算機30第2の対象パ
レットの移動アドレスを記憶している。
次に、第1の対象パレットが入出庫ゲート17を介して
回転テーブル13上に乗せられ、これによって出庫が完了
する。第1の対象パレットの出庫が完了すると、管理計
算機30はパレット制御データを送出して、他のパレット
を移動させつつ第2の対象パレットを移動アドレスから
順次入出車部11方向へ移動させる。つまり、第2の対象
パレットを最短コースを通って予約アドレス、例えば
(5,7)に移動させる(予約出庫)。第2の対象パレッ
トの移動と並行して回転テーブル13が反時計回りに90゜
回転され(出車準備)、第1の対象パレット上に搭載さ
れた車体が入出車ゲート16を介して出車される。第3図
に示すように第2の対象パレット上に搭載された車体が
出車状態にあるとき、第2の対象パレットが予約出庫完
了状態となると、第2の対象パレットは第1の対象パレ
ット上に搭載された車体の出車が完了するまで待ち状態
となる。第1の対象パレット上に搭載された車体の出車
が完了すると、回転テーブル13が反時計回りに90゜回転
し(出庫準備)、第2の対象パレットは入出庫ゲート17
を介して回転テーブル13上に移動される(出庫)。そし
て、回転テーブル13が反時計回りに90゜回転され(出車
準備)、第2の対象パレット上に搭載された車体が入出
車ゲート16を介して出車される。
回転テーブル13上に乗せられ、これによって出庫が完了
する。第1の対象パレットの出庫が完了すると、管理計
算機30はパレット制御データを送出して、他のパレット
を移動させつつ第2の対象パレットを移動アドレスから
順次入出車部11方向へ移動させる。つまり、第2の対象
パレットを最短コースを通って予約アドレス、例えば
(5,7)に移動させる(予約出庫)。第2の対象パレッ
トの移動と並行して回転テーブル13が反時計回りに90゜
回転され(出車準備)、第1の対象パレット上に搭載さ
れた車体が入出車ゲート16を介して出車される。第3図
に示すように第2の対象パレット上に搭載された車体が
出車状態にあるとき、第2の対象パレットが予約出庫完
了状態となると、第2の対象パレットは第1の対象パレ
ット上に搭載された車体の出車が完了するまで待ち状態
となる。第1の対象パレット上に搭載された車体の出車
が完了すると、回転テーブル13が反時計回りに90゜回転
し(出庫準備)、第2の対象パレットは入出庫ゲート17
を介して回転テーブル13上に移動される(出庫)。そし
て、回転テーブル13が反時計回りに90゜回転され(出車
準備)、第2の対象パレット上に搭載された車体が入出
車ゲート16を介して出車される。
出車要求が所定の間隔をおいて連続して3つ以上あっ
た場合でも、同様にして出車要求順に順次出車が行われ
る。
た場合でも、同様にして出車要求順に順次出車が行われ
る。
このとき、3つ以上の出庫要求を予約する場合、先に
予約し入出車部付近へ移動を完了したパレットスペース
は管理計算機30内で仮にデッドスペースとして管理し、
次の予約で他のアドレスに移動しないように固定するこ
とも可能である。
予約し入出車部付近へ移動を完了したパレットスペース
は管理計算機30内で仮にデッドスペースとして管理し、
次の予約で他のアドレスに移動しないように固定するこ
とも可能である。
尚、上記実施例では、空スペースが4つの場合につい
て説明したが、空スペースは3つ以上あれば、十分に出
庫時の待ち時間を減少させることができる。また、入出
車部は複数あってもよく、この場合には入出車部は適宜
選択される。
て説明したが、空スペースは3つ以上あれば、十分に出
庫時の待ち時間を減少させることができる。また、入出
車部は複数あってもよく、この場合には入出車部は適宜
選択される。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、所定の間隔で
連続して出車要求を受けると、最初に受けた出車要求に
該当する車体が搭載されたパレットを空スペースの方向
へ移動させることによって入出車部へ移動させ、このパ
レットが入出車部に移動すると、第2に受けた出車要求
に該当する車体が搭載されたパレットを空スペースの方
向へ移動させることによって入出車部へ移動させてい
る。つまり、出車要求の予約を行い、パレットが入出車
部に移動した段階で、次のパレットを入出車部方向に移
動させているから、複数の車体の出車を短時間で行うこ
とが可能となるという効果がある。
連続して出車要求を受けると、最初に受けた出車要求に
該当する車体が搭載されたパレットを空スペースの方向
へ移動させることによって入出車部へ移動させ、このパ
レットが入出車部に移動すると、第2に受けた出車要求
に該当する車体が搭載されたパレットを空スペースの方
向へ移動させることによって入出車部へ移動させてい
る。つまり、出車要求の予約を行い、パレットが入出車
部に移動した段階で、次のパレットを入出車部方向に移
動させているから、複数の車体の出車を短時間で行うこ
とが可能となるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例による駐車システムを運転制
御するための制御システムの構成を示すブロック図、第
2図は第1図の制御システムが適用される駐車システム
の構成例を示す概略平面図、第3図は本発明による出車
動作を説明するための図である。 11……入出車部、12……格納部、13……回転テーブル、
14……パレット、15……車両(車体)、16……入出車ゲ
ート、17……入出庫ゲート、18……区分スペース、19…
…柱、20……デッドスペース、21……空スペース、30…
…管理計算機、40……格納用駆動装置、41……走行駆動
用モータ、42……方向転換用モータ、43……パレット位
置センサ、44……レール位置センサ、50……入出車用駆
動装置、60……制御計算機、71〜74……格納用駆動制御
器、75……入出車用駆動制御器、81……格納用スイッチ
群、82……入出車用スイッチ。
御するための制御システムの構成を示すブロック図、第
2図は第1図の制御システムが適用される駐車システム
の構成例を示す概略平面図、第3図は本発明による出車
動作を説明するための図である。 11……入出車部、12……格納部、13……回転テーブル、
14……パレット、15……車両(車体)、16……入出車ゲ
ート、17……入出庫ゲート、18……区分スペース、19…
…柱、20……デッドスペース、21……空スペース、30…
…管理計算機、40……格納用駆動装置、41……走行駆動
用モータ、42……方向転換用モータ、43……パレット位
置センサ、44……レール位置センサ、50……入出車用駆
動装置、60……制御計算機、71〜74……格納用駆動制御
器、75……入出車用駆動制御器、81……格納用スイッチ
群、82……入出車用スイッチ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/30
Claims (1)
- 【請求項1】入出車部と格納部とを備え、前記入出車部
に置かれたパレット上に搭載された車体を前記格納部へ
移送して駐車する駐車システムであって、前記格納部は
マトリックス状に区画された区分スペースを備え、前記
区分スペース上には、少なくとも3個以上の空スペース
ができるように、前記格納部内で移動するパレットの数
が選択され、前記各区分スペースには当該区分スペース
上に位置付けられたパレットを前及び後方向、並びに左
及び右方向に移動させることができる格納用駆動手段が
配置され、前記入出庫部には車両の入出車を行う入出車
用駆動手段が配設されており、前記空スペースの数に応
じてパレットを駆動させる格納用駆動制御手段を設ける
とともに、該各々の格納用駆動制御手段に応じたバスを
設け、該各々のバスには各々のバスに応じたスイッチを
介して各区分スペースの格納用駆動手段が接続され、前
記入出車用駆動手段を駆動させる入出車用駆動制御手段
が設けられ、前記各々の格納用駆動制御手段及び各々の
格納用駆動制御手段に応じたスイッチ群を制御して前記
各々の格納用駆動制御手段によって制御されるパレット
を前記各々の格納用駆動制御手段に応じた空スペースの
方向へ移動させるとともに前記入出車用駆動制御手段を
制御する制御手段を有し、前記車体の出庫予約があった
際は、前記制御手段によって出庫予約があった車体のパ
レットを前記空スペースの方向に移動させて入出車部付
近に待機させておくようにしたことを特徴とする駐車シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63267476A JP2764409B2 (ja) | 1988-10-24 | 1988-10-24 | 駐車システム |
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