JPH10196147A - 駐車装置 - Google Patents

駐車装置

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Publication number
JPH10196147A
JPH10196147A JP35086097A JP35086097A JPH10196147A JP H10196147 A JPH10196147 A JP H10196147A JP 35086097 A JP35086097 A JP 35086097A JP 35086097 A JP35086097 A JP 35086097A JP H10196147 A JPH10196147 A JP H10196147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking
elevator
vehicle
areas
parking device
Prior art date
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Pending
Application number
JP35086097A
Other languages
English (en)
Inventor
Boul Wolfgang
ボール ウォルフガンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otto Woehr GmbH
Original Assignee
Otto Woehr GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Otto Woehr GmbH filed Critical Otto Woehr GmbH
Publication of JPH10196147A publication Critical patent/JPH10196147A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車装置内での自動車の入れ替えの際の走行
・待機時間を短縮する。 【解決手段】 上下に重なって配置された複数の駐車ス
ペース2と、該駐車スペース2に隣接して設けられ、中
をエレベータ10が移動可能なエレベータシャフト7
と、エレベータ10に対する少なくとも一つの入口10
とを具えた自動車用駐車装置であって、エレベータ8は
上下に重なって配置された自動車用駐車領域11,12
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下に重ねて配置
された複数の駐車スペースと、該駐車スペースに隣接し
て設けられたコンベヤシャフトと、少なくとも一つの入
口を具えて前記スペースの中を移動可能なエレベータと
を具えた駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】スペース
を節約して車両を駐車可能にするために、上下に重なっ
て配置された多くの駐車スペースに車両を駐車させる比
較的丈の高い駐車装置が増加している。入口から車両を
駐車スペースへ出し入れすることができるように、車両
は駐車スペースに隣接して配置されたエレベータによっ
て搬送される。駐車スペースと、エレベータと、入口と
の間での車両の入れ替えには、車両をそれ自体の動力で
駆動するか、車両を載せて入口とエレベータとの間又は
エレベータと駐車スペースの間をそれ自体の動力か別の
駆動装置によって移動可能な駐車プラットフォームによ
って行われる。
【0003】しかし、特に上下に重なって配置された多
数の駐車スペースを有する丈の高い駐車装置の場合に
は、エレベータは比較的長い距離を走行する必要があ
る。この走行している間は、他の車両の入れ替え作業は
行われない。本発明の目的は、このような駐車装置の容
量を増加し、走行時間及び待機時間を短縮することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、エレベータ
が上下に重なった少なくとも二つの駐車領域を有するよ
うに構成された、前述のタイプの駐車装置によって達成
可能である。
【0005】この構成によって、エレベータ内に同時に
1台より多くの車両、即ち上下に重なって配置されたエ
レベータ内の駐車領域の数に応じた車両を搬送すること
が可能になる。例えば、エレベータを短い距離だけ動か
すことによって数台の車両を迅速に次々とエレベータ内
に入れ、次いでこれらをいっしょにして長い距離を移動
させて駐車スペースに入れることができ、そこにおいて
車両はエレベータを僅かに動かすだけで駐車スペース上
に動かされるので、複数の車両に対して、駐車スペース
へのエレベータの長い接近ルートを一旦設定すればよい
ことになる。或る状況下では、数箇所の駐車スペースへ
接近する必要があるので、僅かの遅れが生じる場合があ
るが、駐車スペースに関する限りは、長い接近ルートに
よって生じる遅れよりもかなり短いものとなる。
【0006】好適実施例においては、駐車領域同士の間
の垂直距離は隣接する駐車スペース同士の間の垂直距離
に等しく設定されている。この場合、上下に重なった高
さ位置において、一方ではエレベータの駐車領域同士の
間で、他方では駐車スぺース同士の間で車両の入れ替え
を同時に行うことが可能になる。その結果、一回のエレ
ベータの走行で複数の高さ位置において、車両の入れ替
えを行うことができ、時間を大幅に短縮できる。特に好
適な実施例においては、エレベータの駐車領域同士の間
の垂直距離が調節可能になっている。これは、この距離
を接近するべき駐車スペース同士の間の距離に等しくで
きることを意味し、例えば、乗用車、オフロード車、ト
ラックを収容する場合に、異なる垂直スペースにするこ
とができる。この調節を、駐車スペースまでの走行時間
中に行えば、余分な時間がかからないので好ましい。
【0007】特に、入口まで接近する間に駐車領域同士
の間の距離を増加させ、駐車スペースまで接近する間に
駐車スペース同士の間の垂直距離までこれを減少させる
ために、制御装置が設けられている。このことは、例え
ば入口領域での車両の出し入れを容易にするために大き
い距離が望ましい場合に特に重要である。入口の高さ位
置に、シャフトの両側に二つの入口を配置すれば、作業
が迅速に行える。即ち、特に、エレベータの一つの駐車
領域で同時に車の出し入れが可能になり、時間が短縮で
きる。
【0008】上下に重なった少なくとも二つの高さ位置
に入口を設けることが特に有利である。この場合、エレ
ベータが入口の高さ位置に適合する少なくとも二つの駐
車領域を具えているので、互いに独立に同時に車両の出
し入れを行うことが可能になる。
【0009】上下に重なった複数の駐車領域を有するエ
レベータの利点は、一つの駐車領域を車両の搬送領域と
して使用し、他方を車両の保管領域として使用できるこ
とから得られる。2台以上の車両が駐車スペースに前後
に並んで駐車しており、前方に駐車している車両を先に
移動・除去しないと後方の車両を駐車領域に搬送できな
い場合に、これは特に有用である。従来のシステムで
は、前方の車両をエレベータ内に押し込み、これによっ
て別のフロアまで移動させ、そこで別の駐車スペースに
駐車させることによって、この移動・除去を行ってい
る。しかし、多数階建てのエレベータの場合には、移動
・除去すべき車両用の中間的保管領域として、一つ以上
の駐車領域を使用することができる。即ち、例えば、1
台のエレベータに二つの駐車領域が設けられている場
合、前方の車両が先ずエレベータの一つの駐車領域に乗
り入れ、次にエレベータは第2の駐車領域が駐車スペー
スに整合するように移動する。そして、所望の車両を第
2駐車領域に入れることができる。引き続いて、エレベ
ータは再び移動して、前方の車両を再び駐車スペースに
戻す。したがって、前方の車両を別の高さ位置に中間的
に駐車させることはもはや必要なく、長い走行経路は不
要となり、更に、空きスペースが無いように車両を駐車
させることが可能になる。それにもかかわらず、後方の
車両に接近が可能である。
【0010】原理的には、多くの場合、上下に重なって
配置された二つの駐車領域を具えたエレベータを設ける
ことが好ましいが、特別な場合には、三つ以上の駐車領
域をエレベータに上下に重ねて配置することも可能であ
る。特に、駐車装置の高さが非常に高い場合に、これは
好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す好適実施例に基
づいて、本発明を更に詳細に説明する。図面に示す駐車
装置は、建物1の中に上下に重なって配置された複数の
駐車スペースを具えている。この駐車スペース2は各階
の天井によって形成され、そこに自動車が自力で、或い
は押して入れられる。別の実施例においては、駐車スペ
ース2は上下に重なって配置されたレール3の上を移動
可能なプラットフォーム4によって形成され、その上に
自動車5が収容される。本発明を、このような駐車装置
の実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】レール3は建物1に設置された支持フレー
ム6の上に配置されている。内部をエレベータ8が駆動
装置9によって垂直方向に移動可能なエレベータシャフ
ト7が、上下に重なって配置された駐車スペース2に隣
接して設けられている。図示の実施例において、駐車ス
ペース2はエレベータシャフト7の両側に配置されてお
り、これによって駐車装置の容量を増加することができ
るが、必須のものではない。駐車スペース上に互いに隣
接して2台以上の自動車を駐車させることも可能であ
る。そのような場合には、駐車スペース2は図示のもの
よりも広く設計されている。自動車を運ぶためには、前
方に置かれた自動車を取り除いて後ろに置かれた自動車
に到達することが必要である。
【0013】一つの高さ位置に入口10が設けられ、接
近する自動車はそこからプラットフォーム4上に乗り入
れ、次にプラットフォームはこの地点においてそれに隣
接して位置しているエレベータ8内に移動することがで
きる。入口10は一つの高さ位置の一方の側に設けられ
てもよいが、図1と2の実施例の場合には、入口10は
エレベータシャフト7の一つの高さ位置の両側にそれぞ
れ設けられ、原理的には入車と出車を同時に行うことが
可能である。エレベータ8は上下に重なって配置された
二つの駐車領域11,12を有し、これらの上にそれぞ
れが自動車5を載せたプラットフォーム4が置かれてい
る。このようなエレベータ8に入口10から自動車を入
れ、そして出すために、エレベータ8は駆動装置9によ
って異なる高さに保持され、例えば上部駐車領域11と
下部駐車領域12に対して直ぐに順次に入車できるよう
にしている。エレベータは2台の自動車が入車されてい
る駐車スペース2まで順次に移動し、ここで駐車領域1
1と12を接近するべき駐車スペース2に順次に整列す
る。
【0014】駐車領域11と12の間の距離が駐車スペ
ース2同士の間の距離と等しい場合には、原理的には前
記二つの駐車領域とこれに隣接する駐車スペースとの間
で同時に自動車の入れ替えを行うことが可能であるが、
この距離が等しくない場合には、エレベータは前述の順
次の入車・出車の手順の間のように、僅かに移動しなけ
ればならない。図1と2の実施例においては、入口10
の高さ位置は、駐車装置の構造高さのほぼ中心に設けら
れている。勿論、場合によってはその必要はなく、任意
の高さ位置に入口を設けてもよい。
【0015】図3と4の実施例では、対応する部分には
同じ符号が付されている。この駐車装置と図1、2の駐
車装置との違いは、二つの入口10が上下に重なった異
なる高さ位置に設けられている点にある。これらの高さ
位置の間の距離は、エレベータの駐車領域11、12の
間の距離に等しいことが好ましく、それによって二つの
入口を通じて同時に駐車領域に接近することができる。
その結果、エレベータに対する入車と出車が大幅に加速
される。勿論、この場合に、入口をエレベータの片側の
みもしくは両側に設けてもよい。図4の実施例では、上
部入口は片側に設けられ、下部入口は図1、2の実施例
と同様に両側に設けられている。
【0016】入口領域の垂直距離を比較的大きくして、
車の出し入れを楽にするのが普通である。エレベータへ
の入車と出車を同時に行えるように、駐車領域11と1
2の間の距離は、対応するサイズになるように選ばれる
必要がある。しかし、実際の駐車領域即ち駐車スペース
2においては、この距離は自動車の高さに対応してより
小さく選ばれるのが普通である。エレベータの駐車領域
11、12とこれに隣接する駐車スペースとの間での自
動車の入れ替えを可能にするために、エレベータ内での
駐車領域11、12の間のスペースを変更可能に構成す
ることが望ましい。これは、例えば、当業者であれば公
知のように、チェーンやスクリュースピンドル等によっ
て駐車プラットフォームを垂直方向に調整することで可
能である。駐車領域11と12の間の距離は、必要に応
じて入口同士の間の距離に合わせたり、駐車スペース同
士の間の距離に合わせたりできるように調節・制御さ
れ、この調節はエレベータの走行中に行って余分な遅れ
を生じないようにすることが望ましい。このようにし
て、駐車スペース2を異なるタイプの自動車に使用でき
る異なる大きさとなるようにエレベータを構成すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】二階建てのエレベータと一つの高い位置の両側
に二つの入口とを具えた駐車装置の模式的側面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】大きさの変更可能な駐車領域を有する二階建て
のエレベータと上下に重なった二つの高さ位置に入口と
を具えた、図1と同様の駐車装置の模式的側面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1…建物 2…駐車スペース 3…レール 4…プラットフォーム 5…自動車 6…支持フレーム 7…エレベータシャフト 8…エレベータ 9…駆動装置 10…入口 11,12…駐車領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に重なって配置された複数の駐車ス
    ペースと、該駐車スペースに隣接して設けられ、中をエ
    レベータが移動可能なエレベータシャフトと、該エレベ
    ータに対する少なくとも一つの入口とを具えた駐車装置
    であって、前記エレベータ(8)は上下に重なって配置
    された少なくとも二つの駐車領域(11、12)を有す
    ることを特徴とする駐車装置。
  2. 【請求項2】 駐車領域(11、12)間の垂直距離
    が、駐車スペース(2)間の垂直距離に等しいことを特
    徴とする請求項1記載の駐車装置。
  3. 【請求項3】 エレベータ(8)の駐車領域(11、1
    2)間の垂直距離が調節可能であることを特徴とする請
    求項1記載の駐車装置。
  4. 【請求項4】 入口(10)への接近の際には、駐車領
    域(11、12)間の垂直距離を増加させ、駐車スペー
    ス(2)への接近の際には、これを駐車スペース(2)
    間の垂直距離に等しくなるように減少させることを特徴
    とする請求項1記載の駐車装置。
  5. 【請求項5】 エレベータシャフト(7)の両側に配置
    された二つの入口が、所定入口高さ位置に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の駐車
    装置。
  6. 【請求項6】 入口(10)が、上下に重なった少なく
    とも二つの高さ位置に設けられていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか1項記載の駐車装置。
  7. 【請求項7】 所定入口(10)高さ位置及び駐車スペ
    ース(2)高さ位置において、自動車(5)が、エレベ
    ータ(8)内を移動可能なプラットフォーム(4)上に
    載せられ、又はそこから駐車スペース(2)に入れられ
    ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の
    駐車装置。
JP35086097A 1996-12-21 1997-12-19 駐車装置 Pending JPH10196147A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19654001:1 1996-12-21
DE19654001 1996-12-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10196147A true JPH10196147A (ja) 1998-07-28

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ID=7815998

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35086097A Pending JPH10196147A (ja) 1996-12-21 1997-12-19 駐車装置

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JP (1) JPH10196147A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106854944A (zh) * 2017-02-27 2017-06-16 唐文华 一种用于载车楼的智能电梯
US11467516B2 (en) 2012-06-03 2022-10-11 Ricoh Company, Ltd. Powder container and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11467516B2 (en) 2012-06-03 2022-10-11 Ricoh Company, Ltd. Powder container and image forming apparatus
CN106854944A (zh) * 2017-02-27 2017-06-16 唐文华 一种用于载车楼的智能电梯
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