JPH11200653A - 複合型エレベータパーキング - Google Patents

複合型エレベータパーキング

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JPH11200653A
JPH11200653A JP530998A JP530998A JPH11200653A JP H11200653 A JPH11200653 A JP H11200653A JP 530998 A JP530998 A JP 530998A JP 530998 A JP530998 A JP 530998A JP H11200653 A JPH11200653 A JP H11200653A
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JP
Japan
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elevator parking
cage
ground
parking
underground
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Pending
Application number
JP530998A
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English (en)
Inventor
Minoru Hasegawa
稔 長谷川
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IHI Corp
IHI Transport Machinery Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by IHI Corp, Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd filed Critical IHI Corp
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 奥側に2台の独立したケージを有するエレベ
ータパーキングを備え、更にその手前に別の設備を縦列
に配置して、車の収容台数を増大できる複合型エレベー
タパーキングを提供する。 【解決手段】 地上部に車が入出庫する奥側乗り込み部
(11)が設けられ、乗り込み部を含む地下昇降路内を
昇降する地下ケージ(12)と、乗り込み部を含む地上
昇降路内を昇降する地上ケージ(13)とを備えた奥側
エレベータパーキング(10)と、奥側エレベータパー
キングの入出庫方向手前に設置され、地上部に前側乗り
込み部(21)を有し、かつ、地上部に車が通過可能か
つ退避可能な可動通路床(22)を有し、ケージ可動中
に落下を防止する可動天井(25)を有する前側エレベ
ータパーキング(20)とからなる。地下ケージと地上
ケージをそれぞれ地下と地上で上部・下部各々の領域で
作動させることにより、入出庫時の円滑性を高めること
ができる。また、2台のエレベータパーキングにより収
容台数も大幅に増大できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円滑性が高く収容
台数が多い複合型エレベータパーキングに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、エレベータパーキングの基本形
式である下部乗り込み式エレベータパーキングの全体構
成図である。この形式のエレベータパーキングでは、車
1が入出庫する乗り込み部2が装置の下部(例えば地
上)に設けられ、昇降路3内を昇降するケージ4と、昇
降路3に沿ってその両側に多段に設けられた駐車棚5を
備え、乗り込み部2でケージ上に車1が乗り込み、ケー
ジ4が上昇して所定の棚5で停止し、ケージに組み込ま
れた横行装置6により、各棚上に車1を格納するように
なっている。なお、出庫時にはこの逆動作により、乗り
込み部2から車1を出庫する。
【0003】また、ケージ4内にロータリーテーブル
(図示せず)を内蔵し、入出庫時に車の向きを反転させ
て常に前進で入出庫できるようにしたもの、更に、ケー
ジ4と駐車棚5の向きを車の走行方向に対して直交する
配置にし、ロータリーテーブルを90°回転させて車を
入出庫させるようにしたもの、等がある。
【0004】一方、図3に模式的に示すように、図2の
エレベータパーキングを地下部まで拡張し、昇降路3内
に2台のエレベータ(ケージ4a,4b)を備え、それ
ぞれ独立に駆動するようにした立体駐車装置(エレベー
タパーキング)も提案されている(例えば、特開平4−
153475号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平4−1
53475号のエレベータパーキングでは、2台のケー
ジ4a,4bをそれぞれ独立に駆動して、共通の中間乗
り込み部2において入出庫するので、乗り込み部2の稼
働率が高まり全体の円滑性を高めることができる。
【0006】しかし、このエレベータパーキングでは、
同一の昇降路3内に2台のケージ4a,4bを昇降させ
るため、ケージ4a,4bの干渉防止の制御が複雑とな
る。また、特に下側のケージ4bが乗り込み部2より上
方に移動している際には、そのケージ4bの入出庫作業
が完了するまで、上側のケージ4aは上方で待機する必
要があり、乗り込み部2における円滑性をそれ以上高め
ることができない。更に、設置スペースに余裕がある場
合でも、2基以上を縦列に配置することができず、収容
台数の大幅な増大はできない問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、複
数のケージを有するエレベータパーキングの他に、別の
駐車設備を縦列に配置することができ、かつ各入出庫口
での円滑性を更に高めることができ、これにより全体と
して高い円滑性を保持したままで、収容台数を大幅に増
大することができる複合型エレベータパーキングを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、地上部
に車が入出庫する奥側乗り込み部(11)が設けられ、
乗り込み部を含む地下昇降路内を昇降する地下ケージ
(12)と、乗り込み部を含む地上昇降路内を昇降する
地上ケージ(13)とを備えた奥側エレベータパーキン
グ(10)と、奥側エレベータパーキングの入出庫方向
手前に設置され、地上部に前側乗り込み部(21)を有
し、地上部に車が通過可能な可動通路床(22)と前側
ケージ(23)が退避可能な落下防止可動天井(25)
を有する前側エレベータパーキング(20)とからな
る、ことを特徴とする複合型エレベータパーキングが提
供される。
【0009】上記本発明の構成によれば、奥側エレベー
タパーキング(10)が地下ケージ(12)と地上ケー
ジ(13)を備えているので、いずれか一方が奥側乗り
込み部(11)に位置して入出庫作業を行っている間
に、もう一方が棚に車を格納して待機位置に戻る作業を
並行して行うことができる。従って、1台のケージしか
持たない従来のエレベータパーキングに比べて、入出庫
作業の円滑性を高めることができる。
【0010】また、奥側エレベータパーキングが入出庫
作業中においても、前側エレベータパーキングは落下防
止可動天井(25)を有しているので、前側エレベータ
パーキングは、パレット(空パレット又は実車パレッ
ト)を待機することができる。更に、奥側エレベータパ
ーキングの入出庫作業完了後、直ぐに前側のパレットを
前側乗り込み部(21)に移動して着床可能なため、円
滑性を高め高能率にすることができる。
【0011】更にまた、奥側エレベータパーキング(1
0)の他に前側エレベータパーキング(20)を備えて
いるので、全体として収容台数を大幅に増大することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の複合型エレベータパーキングの全
体構成図である。この図に示すように、本発明の複合型
エレベータパーキングは、奥側エレベータパーキング1
0と、前側エレベータパーキング20とからなる、この
2基のエレベータパーキング10,20が、車1の入出
庫方向に密接して配置されている。なお、この例では、
2基が縦列する2縦列型を示しているが、前側エレベー
タパーキング20を更に増設して3基以上を縦列配置し
てもよい。
【0013】奥側エレベータパーキング10は、地上部
に車が入出庫する奥側乗り込み部11を備えている。地
上ケージ13が退避可能で可動中に落下防止する落下防
止可能天井25を備えている。また、この乗り込み部1
1を含む地下昇降路内を昇降する地下ケージ12と、同
一の乗り込み部11を含む地上昇降路内を昇降する地上
ケージ13とを備えている。乗り込み部11の高さは、
後述する前側エレベータパーキング20の高さと同一に
設定されており、この乗り込み部11でケージ12(又
は13)上に車が入出庫し、ケージ12,13が昇降路
3内を昇降し、ケージ12,13内に内蔵された横行装
置により隣接する棚5に車1を格納するようになってい
る。
【0014】この構成により、ケージ12,13のいず
れか一方が乗り込み部11で車の入出庫作業をしている
間に、地上部には落下防止可能天井25を有しているた
め、他方のケージは、地下部又は地上部を昇降して所定
の棚に車を格納し、所定の棚から空パレットを引き込ん
で、乗り込み部11の直前で待機することができる。従
って、この構成により、ケージ12,13相互の干渉領
域は乗り込み部11だけなので、干渉防止の制御が簡単
となり、かつそれぞれ独立して待機位置まで作動できる
ので、全体の円滑性を高めることができる。
【0015】前側エレベータパーキング20は、奥側エ
レベータパーキング10の入出庫方向手前(この図で左
側)に設置され、地上部に前側乗り込み部21を有し、
かつ、地上部に車1が通過可能かつ退避可能な可動通路
床22を有する。前側乗り込み部21の高さは、奥側エ
レベータパーキング10の奥側乗り込み部11の高さと
同一に設定されている。
【0016】この前側エレベータパーキング20は、更
に、昇降路3内を昇降する前側ケージ23と、このケー
ジ23が乗り込み部21に位置する際に、ケージ23の
下部を収容するピット24とを備えている。可動通路床
22は、ケージ23が上方に位置する間は、ピット24
の開口部を塞いで、その上を車1が奥側エレベータパー
キング10の乗り込み部11まで自由に通過できるよう
になっている。前側ケージ23が退避可能な落下防止可
能天井25を備えている。また、前側ケージ23が乗り
込み部21に位置する際には、この可動通路床22は、
ピット24の開口部を開放して通路の床下又はピット2
4の下部に収容され、ケージ23との干渉を避けるよう
になっている。
【0017】かかる前側エレベータパーキング20を設
けることにより、収容台数を大幅に増大することができ
る。また、前側乗り込み部21における入出庫時以外
は、ピット24が可動通路床22で塞がれて通常の通路
として機能するので、奥側エレベータパーキング10の
入出庫作業を円滑に行うことができる。
【0018】なお本発明は、上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変更ができることは勿論である。例えば、上述した
実施形態では、前側エレベータパーキング20を、基本
的な下部乗り込み型エレベータパーキングとして説明し
たが、中間乗り入れ型のエレベータパーキングであって
もよい。更に、上述の説明では、車の入出庫方向と格納
方向とが直交するエレベータパーキングを示したが、こ
れは互いに平行な配置のものでもよい。
【0019】
【発明の効果】上述した本発明の構成によれば、奥側エ
レベータパーキング10が地下ケージ12と地上ケージ
13を備えているので、いずれか一方が奥側乗り込み部
11に位置して入出庫作業を行っている間に、もう一方
が棚に車を格納して待機位置に戻る作業を並行して行う
ことができる。従って、1台のケージしか持たない従来
のエレベータパーキングに比べて、入出庫作業の円滑性
を高めることができる。
【0020】また、奥側のエレベータパーキングが入出
庫作業中においても、前側エレベータパーキングは落下
防止可能天井25を有しているので、前側エレベータパ
ーキングは、パレット(空パレット又は実車パレット)
を待機することができる。更に、奥側エレベータパーキ
ングの入出庫作業完了後、直ぐに前側のパレットを前側
乗り込み部21に移動して着床可能なため、円滑性を高
め高能率にすることができる。
【0021】更にまた、奥側エレベータパーキング10
の他に前側エレベータパーキング20を備えているの
で、全体として収容台数を大幅に増大することができ
る。
【0022】従って、本発明の複合型エレベータパーキ
ングは、複数のケージを有するエレベータパーキングの
他に、別の駐車設備を縦列に配置することができ、かつ
各入出庫口での円滑性を更に高めることができ、これに
より全体として高い円滑性を保持したままで、収容台数
を大幅に増大することができる、等の優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合型エレベータパーキングの全体構
成図である。
【図2】従来のエレベータパーキングの構成図である。
【図3】従来の複数のケージを備えたエレベータパーキ
ングの模式図である。
【符号の説明】
1 車 2 乗り込み部 3 昇降路 4 ケージ 5 駐車棚 6 横行装置 10 奥側エレベータパーキング 11 奥側乗り込み部 12 地下ケージ 13 地上ケージ 20 前側エレベータパーキング 21 前側乗り込み部 22 可動通路床 23 前側ケージ 24 ピット 25 落下防止可能天井

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上部に車が入出庫する奥側乗り込み部
    (11)が設けられ、該乗り込み部を含む地下昇降路内
    を昇降する地下ケージ(12)と、前記乗り込み部を含
    む地上昇降路内を昇降する地上ケージ(13)とを備え
    た奥側エレベータパーキング(10)と、 奥側エレベータパーキングの入出庫方向手前に設置さ
    れ、地上部に前側乗り込み部(21)を有し、かつ、地
    上部に車が通過可能な可動通路床(22)と前側ケージ
    (23)が退避可能な落下防止可動天井(25)を有す
    る前側エレベータパーキング(20)とからなる、こと
    を特徴とする複合型エレベータパーキング。
JP530998A 1998-01-14 1998-01-14 複合型エレベータパーキング Pending JPH11200653A (ja)

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JP530998A JPH11200653A (ja) 1998-01-14 1998-01-14 複合型エレベータパーキング

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254528A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 縦列型エレベータ式駐車装置
CN1317474C (zh) * 2005-03-31 2007-05-23 上海交通大学 双层搬运器平面移动式滚道存放停车设备
JP2013143041A (ja) * 2012-01-11 2013-07-22 Mitsubishi Heavy Industries Parking Co Ltd 機械式駐車装置、及びその制御装置、方法、並びにプログラム
CN104234480A (zh) * 2013-06-06 2014-12-24 任丘市永基建筑安装工程有限公司 垂直运输解决方案

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