JPH0430169Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430169Y2 JPH0430169Y2 JP1986019022U JP1902286U JPH0430169Y2 JP H0430169 Y2 JPH0430169 Y2 JP H0430169Y2 JP 1986019022 U JP1986019022 U JP 1986019022U JP 1902286 U JP1902286 U JP 1902286U JP H0430169 Y2 JPH0430169 Y2 JP H0430169Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- moving
- platform
- axis direction
- vehicles
- storage
- Prior art date
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は物品、車輌の収納保管装置に係り、更
に詳しくは矩形状、水平面状の収納空間内に、物
品や車輌等の保管物を載せることができる移動プ
ラツトホームを所定数配列して構成した収納保管
装置であつて、上記各々の移動プラツトホームを
個々独立的にX軸方向、Y軸方向に移動せしめる
ことができるようにした、物品、車輌の収納保管
装置に関する。
に詳しくは矩形状、水平面状の収納空間内に、物
品や車輌等の保管物を載せることができる移動プ
ラツトホームを所定数配列して構成した収納保管
装置であつて、上記各々の移動プラツトホームを
個々独立的にX軸方向、Y軸方向に移動せしめる
ことができるようにした、物品、車輌の収納保管
装置に関する。
[従来の技術]
周知の通り、限られた水平面内に多数の物品、
車輌等を収納し、且つ収納したこれらの物品、車
輌等を自動的に所定の取出位置迄移動させて取り
出すことができる収納保管装置が種々考案されて
いる。上記技術の一つとしてはエンドレスベルト
上に物品、車輌等を収納したものがある。このよ
うにエンドレスベルトを使用した場合には、収納
した物品、車輌等の移動が容易であるという利点
があるものの、水平面内の有効利用という点に関
しては改善の余地がある。
車輌等を収納し、且つ収納したこれらの物品、車
輌等を自動的に所定の取出位置迄移動させて取り
出すことができる収納保管装置が種々考案されて
いる。上記技術の一つとしてはエンドレスベルト
上に物品、車輌等を収納したものがある。このよ
うにエンドレスベルトを使用した場合には、収納
した物品、車輌等の移動が容易であるという利点
があるものの、水平面内の有効利用という点に関
しては改善の余地がある。
そこで、水平面内のスペースを有効に利用する
ための技術として、特開昭60−930096号公報に、
床面上に縦横に走行可能に台車を設け台車の1区
画分を空所として、この空所を台車の移動用空間
とした物品移動保管装置が提案されるに至つた。
ための技術として、特開昭60−930096号公報に、
床面上に縦横に走行可能に台車を設け台車の1区
画分を空所として、この空所を台車の移動用空間
とした物品移動保管装置が提案されるに至つた。
上記公報にて提案されている装置の場合には、
台車を水平面内に配列したものであり、且つ各台
車の移動のための空間は台車1個分だけで済むの
で、水平面内を物品、車輌等の収納スペースとし
て有効に利用することができるものの、次のよう
な不具合、又は改善すべき問題点を内在してい
る。即ち、台車の裏面にラツクを設けるととも
に、駆動装置としてピニオンを設けている。そし
て、上記ピニオンを台車側に向けて選択的に進退
させることにより、所望の台車のみをX軸方向お
よびY軸方向に移動させるようにしている。した
がつて、装置の構成が複雑で大掛かりになるの
で、この結果製造コストが高くなつてしまう問題
があつた。また、ラツクとピニオンとを良好に噛
合させる場合には、全体の構成を高精度にしなけ
ればならない問題もあつた。
台車を水平面内に配列したものであり、且つ各台
車の移動のための空間は台車1個分だけで済むの
で、水平面内を物品、車輌等の収納スペースとし
て有効に利用することができるものの、次のよう
な不具合、又は改善すべき問題点を内在してい
る。即ち、台車の裏面にラツクを設けるととも
に、駆動装置としてピニオンを設けている。そし
て、上記ピニオンを台車側に向けて選択的に進退
させることにより、所望の台車のみをX軸方向お
よびY軸方向に移動させるようにしている。した
がつて、装置の構成が複雑で大掛かりになるの
で、この結果製造コストが高くなつてしまう問題
があつた。また、ラツクとピニオンとを良好に噛
合させる場合には、全体の構成を高精度にしなけ
ればならない問題もあつた。
ところで、このような不都合の一部を解決する
ことが可能な技術が特開昭52−118776号公報にて
提案されている。上記特開昭52−118776号公報に
提案されている「物品処理装置」は台車の駆動手
段として、上記台車の下面と接触してほとんど滑
らない材質にて形成される車輪円板を設け、上記
車輪円板を上記台車に接触させたり、上記台車に
対して離間させたりして、所望の台車を移動させ
るようにしている。
ことが可能な技術が特開昭52−118776号公報にて
提案されている。上記特開昭52−118776号公報に
提案されている「物品処理装置」は台車の駆動手
段として、上記台車の下面と接触してほとんど滑
らない材質にて形成される車輪円板を設け、上記
車輪円板を上記台車に接触させたり、上記台車に
対して離間させたりして、所望の台車を移動させ
るようにしている。
[考案が解決しようとする問題点]
このように、台車と駆動手段とを摩擦的に接触
させるようにすれば、ラツクとピニオンとを用い
て台車を移動させる場合よりも、装置の構成精度
を緩和することができる。また、騒音の発生も少
なくすることができる利点がある。
させるようにすれば、ラツクとピニオンとを用い
て台車を移動させる場合よりも、装置の構成精度
を緩和することができる。また、騒音の発生も少
なくすることができる利点がある。
しかしながら、上記特開昭52−118776号公報に
提案されている「物品処理装置」の場合にも、上
記車輪円板を上記台車に向けて進退させなければ
ならないので、装置の構成を簡略化するのに限界
があつた。
提案されている「物品処理装置」の場合にも、上
記車輪円板を上記台車に向けて進退させなければ
ならないので、装置の構成を簡略化するのに限界
があつた。
本考案は述上の点に鑑み成されたものでありそ
の目的とする所は、床面のX軸方向およびY軸方
向に台車を選択的に移動させる機構を簡略に構成
することができるようにするにある。
の目的とする所は、床面のX軸方向およびY軸方
向に台車を選択的に移動させる機構を簡略に構成
することができるようにするにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は上記目的を達成するために次の技術的
手段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面
に使用した符号を用いて説明すると、矩形状、水
平面状の収納空間内に、物品や車輌等の保管物を
載せることができる、矩形状の移動プラツトホー
ムの所定数を配列するとともに、この移動プラツ
トホームの1台分の空所を設け、上記各々の移動
プラツトホームを収納空間のX方向、Y方向に動
かしてこれを1つづつ空所に移動させる順序動作
により、目的とする移動プラツトホームを収納空
間の定位置に設けた出入口に位置させて、上記移
動プラツトホーム上の物品、車輌等を出し入れす
るようにした物品、車輌の収納保管装置に於い
て、 上記移動プラツトホーム4の各々を収納空間2
のX軸方向5、Y軸方向6に移動させるための駆
動機構であつて、この駆動機構10はX軸方向駆
動機構11とY軸方向駆動機構12の2種類を有
し、その各々は各移動プラツトホーム4の下方に
配されていて、各移動プラツトホームの裏面4a
に対して摩擦接触的に接する摩擦接触回転手段1
4と、 上記摩擦接触回転手段14を制御命令に基いて
発停させる駆動モータ15と、 上記摩擦接触回転手段14を非動作時に制御命
令に基いて移動プラツトホームの裏面4aから離
接させるための離接手段16とから成り、 上記摩擦接触回転手段14を制御命令に基いて
発停させる駆動モーター15と、 上記摩擦接触回転手段14を非動作時に制御命
令に基いて移動プラツトホームの裏面4aから離
接させるための離接手段16とから成り、 摩擦接触回転手段14を、上記移動プラツトホ
ームの裏面に接する外周面に摩擦抵抗が大きい材
質よりなる接触用部材がライニングされている駆
動車輪17で構成するとともに、 上記離接手段16を、上記駆動車輪17の周面
の一部に切欠部27を設けて構成するようにした
ことを特徴とする物品、車輌の収納保管装置であ
る。
手段を有する。即ち、実施例に対応する添付図面
に使用した符号を用いて説明すると、矩形状、水
平面状の収納空間内に、物品や車輌等の保管物を
載せることができる、矩形状の移動プラツトホー
ムの所定数を配列するとともに、この移動プラツ
トホームの1台分の空所を設け、上記各々の移動
プラツトホームを収納空間のX方向、Y方向に動
かしてこれを1つづつ空所に移動させる順序動作
により、目的とする移動プラツトホームを収納空
間の定位置に設けた出入口に位置させて、上記移
動プラツトホーム上の物品、車輌等を出し入れす
るようにした物品、車輌の収納保管装置に於い
て、 上記移動プラツトホーム4の各々を収納空間2
のX軸方向5、Y軸方向6に移動させるための駆
動機構であつて、この駆動機構10はX軸方向駆
動機構11とY軸方向駆動機構12の2種類を有
し、その各々は各移動プラツトホーム4の下方に
配されていて、各移動プラツトホームの裏面4a
に対して摩擦接触的に接する摩擦接触回転手段1
4と、 上記摩擦接触回転手段14を制御命令に基いて
発停させる駆動モータ15と、 上記摩擦接触回転手段14を非動作時に制御命
令に基いて移動プラツトホームの裏面4aから離
接させるための離接手段16とから成り、 上記摩擦接触回転手段14を制御命令に基いて
発停させる駆動モーター15と、 上記摩擦接触回転手段14を非動作時に制御命
令に基いて移動プラツトホームの裏面4aから離
接させるための離接手段16とから成り、 摩擦接触回転手段14を、上記移動プラツトホ
ームの裏面に接する外周面に摩擦抵抗が大きい材
質よりなる接触用部材がライニングされている駆
動車輪17で構成するとともに、 上記離接手段16を、上記駆動車輪17の周面
の一部に切欠部27を設けて構成するようにした
ことを特徴とする物品、車輌の収納保管装置であ
る。
[作用]
本考案は上記技術手段より成るので、収納空間
2を有効利用することができる。すなわち、各々
の移動プラツトホーム4の下方には、これらの移
動プラツトホームを個々独立的に収納空間のX軸
方向5およびY軸方向6に移動させることができ
る、X軸方向駆動機構11と、Y軸方向駆動機構
12がそれぞれ配設されているので、これらのX
軸方向駆動機構11やY軸方向駆動機構12を順
序駆動させることによつて、目的とする物品、車
輌等を載せた移動プラツトホーム4や、又は物
品、車輌等を載せるための空の移動プラツトホー
ム4をスムースに取出口30に移動させることが
できて、物品、車輌等の収納保管や出し入れを円
滑に行うことができる。また、本考案において
は、駆動車輪17の周面の一部に切欠部27を形
成したので、上記切欠部27をを移動プラツトホ
ーム4に対面させるだけで、上記駆動車輪17と
上記移動プラツトホーム4と非接触にすることが
できる。
2を有効利用することができる。すなわち、各々
の移動プラツトホーム4の下方には、これらの移
動プラツトホームを個々独立的に収納空間のX軸
方向5およびY軸方向6に移動させることができ
る、X軸方向駆動機構11と、Y軸方向駆動機構
12がそれぞれ配設されているので、これらのX
軸方向駆動機構11やY軸方向駆動機構12を順
序駆動させることによつて、目的とする物品、車
輌等を載せた移動プラツトホーム4や、又は物
品、車輌等を載せるための空の移動プラツトホー
ム4をスムースに取出口30に移動させることが
できて、物品、車輌等の収納保管や出し入れを円
滑に行うことができる。また、本考案において
は、駆動車輪17の周面の一部に切欠部27を形
成したので、上記切欠部27をを移動プラツトホ
ーム4に対面させるだけで、上記駆動車輪17と
上記移動プラツトホーム4と非接触にすることが
できる。
[実施例]
次に、添付図面第1図〜第6図に従い本考案の
好適な実施例を詳述する。
好適な実施例を詳述する。
図中1は収納保管装置を示し、矩形状、水平面
状の収納空間2内に、車輌3を載せるための移動
プラツトホーム4を複数個配設して構成したもの
である。上記移動プラツトホーム4は鉄板にて形
成されているものであつて、本実施例に於いて
は、収納空間2のX軸方向5に5台、Y軸方向6
に11台配列した例を示し、移動プラツトホームの
1台分を空所とし、その空所とした場所を各々の
移動プラツトホームを順序的に移動させるための
移動空間7としている。
状の収納空間2内に、車輌3を載せるための移動
プラツトホーム4を複数個配設して構成したもの
である。上記移動プラツトホーム4は鉄板にて形
成されているものであつて、本実施例に於いて
は、収納空間2のX軸方向5に5台、Y軸方向6
に11台配列した例を示し、移動プラツトホームの
1台分を空所とし、その空所とした場所を各々の
移動プラツトホームを順序的に移動させるための
移動空間7としている。
上記各々の移動プラツトホーム4は、走行面8
上に所定間隔で複数個配設されたフリーベアリン
グ9によつて支持されていて、収納空間のX軸方
向5およびY軸方向6に自由に摺動することがで
きるように成されている。これらの移動プラツト
ホーム4は駆動機構10によつてX軸方向5およ
びY軸方向6に移動せしめられるものである。こ
の駆動機構10はX軸方向駆動機構11とY軸方
向駆動機構12によつて構成されていて、それぞ
れの移動プラツトホーム4の下側に配設されてい
る。すなわち、各々の移動プラツトホーム4の下
側の走行面8には、ピツト13が形成されてお
り、これらのピツト13にそれぞれX軸方向駆動
機構11とY軸方向駆動機構12より成る駆動機
構10が配設されている。
上に所定間隔で複数個配設されたフリーベアリン
グ9によつて支持されていて、収納空間のX軸方
向5およびY軸方向6に自由に摺動することがで
きるように成されている。これらの移動プラツト
ホーム4は駆動機構10によつてX軸方向5およ
びY軸方向6に移動せしめられるものである。こ
の駆動機構10はX軸方向駆動機構11とY軸方
向駆動機構12によつて構成されていて、それぞ
れの移動プラツトホーム4の下側に配設されてい
る。すなわち、各々の移動プラツトホーム4の下
側の走行面8には、ピツト13が形成されてお
り、これらのピツト13にそれぞれX軸方向駆動
機構11とY軸方向駆動機構12より成る駆動機
構10が配設されている。
上記X軸方向駆動機構11は、移動プラツトホ
ーム4をX軸方向5に移動せしめるために配設さ
れているものであり、Y軸方向駆動機構12は移
動プラツトホームをY軸方向6に移動せしめるた
めに配設されているものである。そして、その
各々は摩擦接触回転手段14と、駆動モーター1
5と、離接手段16とよつて構成されているもの
である。
ーム4をX軸方向5に移動せしめるために配設さ
れているものであり、Y軸方向駆動機構12は移
動プラツトホームをY軸方向6に移動せしめるた
めに配設されているものである。そして、その
各々は摩擦接触回転手段14と、駆動モーター1
5と、離接手段16とよつて構成されているもの
である。
上記摩擦接触回転手段14は、移動プラツトホ
ーム4の裏面4aに摩擦接触的に接して、移動プ
ラツトホーム4をX軸方向5およびY軸方向6に
走行せしめるためのものであり、本実施例に於い
てはこの摩擦接触回転手段14として駆動車輪1
7を配設した例を示している。駆動車輪17は、
ピツトの床面13a上に配設された軸受18によ
つて回転自在に支持された回転シヤフト19上に
固着されているものであり、その周面には摩擦係
数が大であるゴム20が巻設されている。
ーム4の裏面4aに摩擦接触的に接して、移動プ
ラツトホーム4をX軸方向5およびY軸方向6に
走行せしめるためのものであり、本実施例に於い
てはこの摩擦接触回転手段14として駆動車輪1
7を配設した例を示している。駆動車輪17は、
ピツトの床面13a上に配設された軸受18によ
つて回転自在に支持された回転シヤフト19上に
固着されているものであり、その周面には摩擦係
数が大であるゴム20が巻設されている。
本実施例に於いては、上記駆動車輪17をX軸
方向駆動用として、第2図中上側の左右に2個、
下側に左右に2個の合計4個配設するとともに、
Y軸方向駆動用として、中央の左右方向に2個配
設した例を示している。
方向駆動用として、第2図中上側の左右に2個、
下側に左右に2個の合計4個配設するとともに、
Y軸方向駆動用として、中央の左右方向に2個配
設した例を示している。
上記の如く配設された各駆動車輪17は、駆動
モーター15によつて回転駆動せしめられるもの
であり、X軸方向駆動車輪17aはX軸駆動モー
ター15aによつて駆動せしめられ、Y軸方向駆
動車輪17bはY軸駆動モーター15bによつて
駆動せしめられるようになつている。すなわち、
X軸駆動モーター15aの出力軸上に固着された
プーリー21と、X軸方向駆動車輪17aを固着
している回転シヤフト19,19はベルト22,
23を介して接続されており、X軸駆動モーター
15aが制御命令に基いて正逆方向に駆動して時
にX軸方向駆動車輪17aが正逆方向に回転する
ようになつている。
モーター15によつて回転駆動せしめられるもの
であり、X軸方向駆動車輪17aはX軸駆動モー
ター15aによつて駆動せしめられ、Y軸方向駆
動車輪17bはY軸駆動モーター15bによつて
駆動せしめられるようになつている。すなわち、
X軸駆動モーター15aの出力軸上に固着された
プーリー21と、X軸方向駆動車輪17aを固着
している回転シヤフト19,19はベルト22,
23を介して接続されており、X軸駆動モーター
15aが制御命令に基いて正逆方向に駆動して時
にX軸方向駆動車輪17aが正逆方向に回転する
ようになつている。
また、Y軸駆動モーター15bの出力軸上に固
着されたプーリー24と、Y軸方向駆動車輪17
bを固着している回転シヤフト19,19はベル
ト25,26を介して接続されており、Y軸駆動
モーター15bが制御命令に基いて正逆方向に回
転せしめられた時にY軸方向駆動車輪17bが正
逆方向に回転するようになつている。
着されたプーリー24と、Y軸方向駆動車輪17
bを固着している回転シヤフト19,19はベル
ト25,26を介して接続されており、Y軸駆動
モーター15bが制御命令に基いて正逆方向に回
転せしめられた時にY軸方向駆動車輪17bが正
逆方向に回転するようになつている。
次に、離接手段16について説明する。上記駆
動車輪17は駆動モーター15によつて回転せし
められる時に、移動プラツトホーム4の裏面4a
と接触し、移動プラツトホーム4をX軸方向5や
Y軸方向6に移動せしめるものであつて、常時は
駆動車輪17と裏面4aは離接させておかなけれ
ばならない。
動車輪17は駆動モーター15によつて回転せし
められる時に、移動プラツトホーム4の裏面4a
と接触し、移動プラツトホーム4をX軸方向5や
Y軸方向6に移動せしめるものであつて、常時は
駆動車輪17と裏面4aは離接させておかなけれ
ばならない。
これをより具体的に説明すると、例えばX軸方
向駆動車輪17aを回転せしめて移動プラツトホ
ーム4をX軸方向5に移動せしめようとした時
に、Y軸方向駆動車輪17bが移動プラツトホー
ム4の裏面4aに接触していたのでは、移動プラ
ツトホーム4をX軸方向5にスムースに移動させ
ることができない。そのために、常時は駆動車輪
17と裏面4aを非接触にしておき、回転して移
動プラツトホーム4を移動せしめる時だけ接触す
るようにしたのが離接手段16である。本実施例
に於いては上記離接手段16として、第4図に示
すように駆動車輪17の周面の一部に切欠部27
を形成した例を示したいる。このようにして形成
した切欠部27が上方、すなわちプラツトホーム
4の裏面4a側を向いている時には、駆動車輪1
7とプラツトホーム4の裏面4aは非接触とな
る。したがつて、駆動車輪17を停止させる時に
は切欠部27が上向きに停止させるように制御す
るだけでよい。
向駆動車輪17aを回転せしめて移動プラツトホ
ーム4をX軸方向5に移動せしめようとした時
に、Y軸方向駆動車輪17bが移動プラツトホー
ム4の裏面4aに接触していたのでは、移動プラ
ツトホーム4をX軸方向5にスムースに移動させ
ることができない。そのために、常時は駆動車輪
17と裏面4aを非接触にしておき、回転して移
動プラツトホーム4を移動せしめる時だけ接触す
るようにしたのが離接手段16である。本実施例
に於いては上記離接手段16として、第4図に示
すように駆動車輪17の周面の一部に切欠部27
を形成した例を示したいる。このようにして形成
した切欠部27が上方、すなわちプラツトホーム
4の裏面4a側を向いている時には、駆動車輪1
7とプラツトホーム4の裏面4aは非接触とな
る。したがつて、駆動車輪17を停止させる時に
は切欠部27が上向きに停止させるように制御す
るだけでよい。
より具体的には駆動車輪17の回転数を常に整
数回だけ回転させるようにすればよい。上記回転
数の制御は後述するコンピユーターによつて確実
に行なわれるように成されているものであるが、
それを確認するために駆動車輪17上に切欠部の
検出センサー28を配設しておき、駆動車輪17
が切欠部27を上向きにして停止したことが検出
されるようになつている。本実施例に於いてはこ
のようにして離接手段16を構成するようにして
ので、駆動機構10を移動プラツトホーム4に対
して進退させる機構を省略することができ、装置
構成を簡略化することができる。
数回だけ回転させるようにすればよい。上記回転
数の制御は後述するコンピユーターによつて確実
に行なわれるように成されているものであるが、
それを確認するために駆動車輪17上に切欠部の
検出センサー28を配設しておき、駆動車輪17
が切欠部27を上向きにして停止したことが検出
されるようになつている。本実施例に於いてはこ
のようにして離接手段16を構成するようにして
ので、駆動機構10を移動プラツトホーム4に対
して進退させる機構を省略することができ、装置
構成を簡略化することができる。
次いで、29は移動プラツトホーム4の周面上
に配設されたベアリングであり、移動プラツトホ
ーム4がX軸方向5やY軸方向6に移動せしめら
れながら取出口30に向かう間に、収納空間2の
周面壁31や他の移動プラツトホーム4と接触す
るが、この接触抵抗を小さくするために配設され
ているものである。
に配設されたベアリングであり、移動プラツトホ
ーム4がX軸方向5やY軸方向6に移動せしめら
れながら取出口30に向かう間に、収納空間2の
周面壁31や他の移動プラツトホーム4と接触す
るが、この接触抵抗を小さくするために配設され
ているものである。
次に、制御部32について説明する。該制御部
32は各移動プラツトホーム4上に載置された車
輌3を記憶し、必要に応じて目的とする車輌3を
載せたプラツトホーム4を取出口30迄移動せし
めたり、空のプラツトホーム4を取出口30迄移
動せしめたりするためのものであり、コンピユー
ターによつて構成されたもので、CPU33、
ROM34、RAM35および入出力3インター
フエイス36から成る演算回路37に、記憶手段
38を接続するとともに、前記入出力インターフ
エイス36を介して、キーボード39とドライバ
ー40から成る入出力部41を接続して構成され
ている。
32は各移動プラツトホーム4上に載置された車
輌3を記憶し、必要に応じて目的とする車輌3を
載せたプラツトホーム4を取出口30迄移動せし
めたり、空のプラツトホーム4を取出口30迄移
動せしめたりするためのものであり、コンピユー
ターによつて構成されたもので、CPU33、
ROM34、RAM35および入出力3インター
フエイス36から成る演算回路37に、記憶手段
38を接続するとともに、前記入出力インターフ
エイス36を介して、キーボード39とドライバ
ー40から成る入出力部41を接続して構成され
ている。
上記ドライバー40は、制御線42を介して、
X軸駆動モーター15aやY軸駆動モーター15
bを動作せしめるための動作回路43に接続され
ており、演算回路37で求められた駆動データに
基いて動作回路43を動作させるとともに、
CRTデイスプレー44も動作させるものである。
X軸駆動モーター15aやY軸駆動モーター15
bを動作せしめるための動作回路43に接続され
ており、演算回路37で求められた駆動データに
基いて動作回路43を動作させるとともに、
CRTデイスプレー44も動作させるものである。
次に、上記実施例に基き動作を説明する。
収納空間2上に配列された移動プラツトホーム
4の上に載せられる車輌3には、個々に固有番
号、車輌名、持主の氏名等のデータが作成され、
このデータと実際に載せる移動プラツトホーム4
の固有番号が前記制御部32に入力される。この
入力はキーボード39を介して行なわれる。
4の上に載せられる車輌3には、個々に固有番
号、車輌名、持主の氏名等のデータが作成され、
このデータと実際に載せる移動プラツトホーム4
の固有番号が前記制御部32に入力される。この
入力はキーボード39を介して行なわれる。
第5図は、この実施例の収納保管装置のプログ
ラムのフローチヤートを示し、このプログラムチ
ヤートは上記ROM34に記憶されているもので
あつて、本実施例の収納保管装置はこのプログラ
ムに従つて動作する。動作は車輌の取出しと、入
庫の各動作がある。図中aは車輌を取出しのフロ
ーであつて、bは入庫の場合のフローである。す
なわち、P1でデータを入力すると、P2で入力さ
れたデータが車輌の取出しを指定するデータであ
るが、車輌の収納するためのデータであるかを判
定する。入力データが車輌の取出しを指定するデ
ータである場合にはP3に進み、記憶手段38に
記憶されている管理データを検索し、入力データ
に対応する車輌3を載せた移動プラツトホーム4
の番号を探し出す。このようにして判明した移動
プラツトホーム上にその車輌があるか無いかを
P4に於いて判定し、無い場合はP5に進みその旨
の情報がドライバー40を介してCRTデイスプ
レー44に与えられて表示される。P4に於いて
指定の移動プラツトホーム4上に車輌3がある場
合にはP6に進み、ここでその移動プラツトホー
ム4を取出口30迄移動させるための順序が演算
される。そして、その演算した結果はP7で順序
出力信号として出力され、P8に於いて順序出力
信号に基いて、それに対応する移動プラツトホー
ムの移動方向が演算される。この演算結果に基い
て、P9では1つ1つの移動プラツトホームのX
軸モーター、Y軸モーターの移動量が出力され
る。
ラムのフローチヤートを示し、このプログラムチ
ヤートは上記ROM34に記憶されているもので
あつて、本実施例の収納保管装置はこのプログラ
ムに従つて動作する。動作は車輌の取出しと、入
庫の各動作がある。図中aは車輌を取出しのフロ
ーであつて、bは入庫の場合のフローである。す
なわち、P1でデータを入力すると、P2で入力さ
れたデータが車輌の取出しを指定するデータであ
るが、車輌の収納するためのデータであるかを判
定する。入力データが車輌の取出しを指定するデ
ータである場合にはP3に進み、記憶手段38に
記憶されている管理データを検索し、入力データ
に対応する車輌3を載せた移動プラツトホーム4
の番号を探し出す。このようにして判明した移動
プラツトホーム上にその車輌があるか無いかを
P4に於いて判定し、無い場合はP5に進みその旨
の情報がドライバー40を介してCRTデイスプ
レー44に与えられて表示される。P4に於いて
指定の移動プラツトホーム4上に車輌3がある場
合にはP6に進み、ここでその移動プラツトホー
ム4を取出口30迄移動させるための順序が演算
される。そして、その演算した結果はP7で順序
出力信号として出力され、P8に於いて順序出力
信号に基いて、それに対応する移動プラツトホー
ムの移動方向が演算される。この演算結果に基い
て、P9では1つ1つの移動プラツトホームのX
軸モーター、Y軸モーターの移動量が出力され
る。
これによつてX軸駆動モーター15a、および
Y軸駆動モーター15bがそれぞれ独立的に、且
つ交互的に駆動せしめられて目的の移動プラツト
ホーム4が取出口30に向けて移動せしめられ
る。上記移動プラツトホーム4の移動を、第3図
で具体的に説明すると、目的とする車輌3を載せ
た移動プラツトホーム4を、Y軸方向6である矢
示45方向に移動せしめる場合には、進行方向の
前方にある移動プラツトホーム4′がX軸方向5、
又はY軸方向6に移動せしめられて、目的の移動
プラツトホーム4が移動しようとする前方に移動
空間7が形成される。このようにして、進行方向
に移動空間7が形成された後に、YY軸駆動モー
ター15bが駆動せしめられ、Y軸方向駆動車輪
17b,17bが回転する。これらY軸方向駆動
車輪17b,17bは停止時には切欠部27が上
方を向いていて、移動プラツトホームの裏面4a
と非接触となつているが、このように回転せしめ
られた時にはその周面が裏面4aと摩擦接触し、
移動プラツトホーム4を移動せしめる。このよう
にしてY軸方向駆動車輪17b,17bが回転し
て移動プラツトホーム4を移動せしめるものであ
るが、第3図中矢示45方向に移動せしめる場
合、ピツト13の左側に配設されたY軸方向駆動
車輪17bから移動プラツトホーム4が離れた場
合に於いても、移動プラツトホーム4は、次の移
動場所であるピツト13′上に正しく位置せしめ
られていない。移動プラツトホーム4には移動方
向である矢示45方向に移動する慣性が働いてい
るので、そのままでも結局は次の場所に位置する
ものがあるが、ピツト13′内に配設されたY軸
方向駆動機構が、前位置のY軸方向駆動機構の動
作に引き続いてこの移動プラツトホーム4を移動
させるようにすれば、正しい位置に確実に移動せ
しめることができる。
Y軸駆動モーター15bがそれぞれ独立的に、且
つ交互的に駆動せしめられて目的の移動プラツト
ホーム4が取出口30に向けて移動せしめられ
る。上記移動プラツトホーム4の移動を、第3図
で具体的に説明すると、目的とする車輌3を載せ
た移動プラツトホーム4を、Y軸方向6である矢
示45方向に移動せしめる場合には、進行方向の
前方にある移動プラツトホーム4′がX軸方向5、
又はY軸方向6に移動せしめられて、目的の移動
プラツトホーム4が移動しようとする前方に移動
空間7が形成される。このようにして、進行方向
に移動空間7が形成された後に、YY軸駆動モー
ター15bが駆動せしめられ、Y軸方向駆動車輪
17b,17bが回転する。これらY軸方向駆動
車輪17b,17bは停止時には切欠部27が上
方を向いていて、移動プラツトホームの裏面4a
と非接触となつているが、このように回転せしめ
られた時にはその周面が裏面4aと摩擦接触し、
移動プラツトホーム4を移動せしめる。このよう
にしてY軸方向駆動車輪17b,17bが回転し
て移動プラツトホーム4を移動せしめるものであ
るが、第3図中矢示45方向に移動せしめる場
合、ピツト13の左側に配設されたY軸方向駆動
車輪17bから移動プラツトホーム4が離れた場
合に於いても、移動プラツトホーム4は、次の移
動場所であるピツト13′上に正しく位置せしめ
られていない。移動プラツトホーム4には移動方
向である矢示45方向に移動する慣性が働いてい
るので、そのままでも結局は次の場所に位置する
ものがあるが、ピツト13′内に配設されたY軸
方向駆動機構が、前位置のY軸方向駆動機構の動
作に引き続いてこの移動プラツトホーム4を移動
させるようにすれば、正しい位置に確実に移動せ
しめることができる。
上記は目的とする移動プラツトホーム4をY軸
方向に1つ移動させる場合について示したが、こ
れをX軸方向に移動させる場合にはX軸駆動モー
ター15aが駆動して、同様の動作でX軸方向に
移動させるものである。
方向に1つ移動させる場合について示したが、こ
れをX軸方向に移動させる場合にはX軸駆動モー
ター15aが駆動して、同様の動作でX軸方向に
移動させるものである。
このようにして、目的とする移動プラツトホー
ム4をX軸方向5、およびY軸方向6に順序的に
移動させながら取出口30迄移動せしめるもので
あり、この移動プラツトホーム4の移動は、台車
検出センサー46によつて検出されて、制御部3
2にフイードバツクされており、目的位置に到達
した時にはCRTデイスプレー44にその旨が表
示されるようになつている。
ム4をX軸方向5、およびY軸方向6に順序的に
移動させながら取出口30迄移動せしめるもので
あり、この移動プラツトホーム4の移動は、台車
検出センサー46によつて検出されて、制御部3
2にフイードバツクされており、目的位置に到達
した時にはCRTデイスプレー44にその旨が表
示されるようになつている。
上記は、既に収納保管されている車輌3を取出
す場合について示したが、入力データが車輌の取
出しを指定するデータで無い場合には、P2から
b側の車輌を収納する側のフローチヤートに進
む。そしてP11に於いて空の移動プラツトホーム
の検索を行ない、P12に於いて空のプラツトホー
ムの有無の判定を行ない、空の移動プラツトホー
ムが無い場合にはP13に進みCRTデイスプレー4
4にその旨が表示される。そして、空の移動プラ
ツトホームがある場合にはP14に進み、その空の
移動プラツトホームを取出口30迄移動させるた
めの駆動順序が演算され、P15に於いてその演算
結果が順序信号として出力される。そして、P16
に於いて順序信号に基いて空の移動プラツトホー
ムの移動方向が演算され、P17に於いて、1つ1
つの移動プラツトホームについてX軸駆動モータ
ー15a、Y軸駆動モーター15bの移動量が出
力される。この出力に基いて上記と同様に各々の
X軸駆動モーター15a、Y軸駆動モーターも1
5bが駆動されて、目的とする空の移動プラツト
ホームが取出口30迄移動される。
す場合について示したが、入力データが車輌の取
出しを指定するデータで無い場合には、P2から
b側の車輌を収納する側のフローチヤートに進
む。そしてP11に於いて空の移動プラツトホーム
の検索を行ない、P12に於いて空のプラツトホー
ムの有無の判定を行ない、空の移動プラツトホー
ムが無い場合にはP13に進みCRTデイスプレー4
4にその旨が表示される。そして、空の移動プラ
ツトホームがある場合にはP14に進み、その空の
移動プラツトホームを取出口30迄移動させるた
めの駆動順序が演算され、P15に於いてその演算
結果が順序信号として出力される。そして、P16
に於いて順序信号に基いて空の移動プラツトホー
ムの移動方向が演算され、P17に於いて、1つ1
つの移動プラツトホームについてX軸駆動モータ
ー15a、Y軸駆動モーター15bの移動量が出
力される。この出力に基いて上記と同様に各々の
X軸駆動モーター15a、Y軸駆動モーターも1
5bが駆動されて、目的とする空の移動プラツト
ホームが取出口30迄移動される。
上記実施例では、移動プラツトホーム4上に車
輌3を載せるようにした場合、すなわち収納保管
装置1を駐車場とした場合について示したが、移
動プラツトホーム4の上には物品、ワークを載せ
るようにしてもよい。
輌3を載せるようにした場合、すなわち収納保管
装置1を駐車場とした場合について示したが、移
動プラツトホーム4の上には物品、ワークを載せ
るようにしてもよい。
又、上記実施例に於いては各々の移動プラツト
ホーム4をX軸方向5、およびY軸方向6に移動
させるために、ピツト8内にそれぞれ移動プラツ
トホーム4の各々に対応させながらX軸駆動モー
ター15a、Y軸駆動モーター15bを配設した
例を示した。しかし、X軸駆動モーター15a、
Y軸駆動モーター15bをこのように多数配設す
ることなく、X軸シヤフト47Y軸シヤフト48
を第6図に示すように格子状に配設し、これらの
X軸シヤフト47を1個のX軸モーター49で駆
動せしめるようにするとともに、Y軸シヤフト4
8をY軸モーター50で駆動せしめるように成
し、且つこれらのX軸シヤフト47、Y軸シヤフ
ト48中に電磁クラツチ51を介設し、この電磁
クラツチ51を断続させて目的とする移動プラツ
トホーム4に対応するX軸シヤフトやY軸シヤフ
トを回転せしめるようにしてもよい。
ホーム4をX軸方向5、およびY軸方向6に移動
させるために、ピツト8内にそれぞれ移動プラツ
トホーム4の各々に対応させながらX軸駆動モー
ター15a、Y軸駆動モーター15bを配設した
例を示した。しかし、X軸駆動モーター15a、
Y軸駆動モーター15bをこのように多数配設す
ることなく、X軸シヤフト47Y軸シヤフト48
を第6図に示すように格子状に配設し、これらの
X軸シヤフト47を1個のX軸モーター49で駆
動せしめるようにするとともに、Y軸シヤフト4
8をY軸モーター50で駆動せしめるように成
し、且つこれらのX軸シヤフト47、Y軸シヤフ
ト48中に電磁クラツチ51を介設し、この電磁
クラツチ51を断続させて目的とする移動プラツ
トホーム4に対応するX軸シヤフトやY軸シヤフ
トを回転せしめるようにしてもよい。
而して上記実施例に於いてはX,Y軸方向駆動
機構をピツト内に入れたものとして示したが、ピ
ツトを形成することなく実施することもできる。
又、出入口を設ける場合、出口と入口を別々の所
に設けて、物品や車輌を取出し易くすることもで
きる。
機構をピツト内に入れたものとして示したが、ピ
ツトを形成することなく実施することもできる。
又、出入口を設ける場合、出口と入口を別々の所
に設けて、物品や車輌を取出し易くすることもで
きる。
[考案の効果]
以上詳述した如く本考案は、各移動プラツト
ホーム4を収納空間2のX軸方向5やY軸方向6
に順序移動せしめるためのX軸方向駆動機構11
やY軸方向駆動機構12等の駆動機構10を、
各々の移動プラツトホーム4の下側に位置せしめ
ることができ、これによつて所定のスペースの
略全部を物品、車輌の収納スペースとして利用す
ることができ、スペースの有効利用が図れ、又
駆動機構10を各移動プラツトホーム4に対応さ
せて配設したので、各々の移動プラツトホーム4
を個々独立的にX軸方向5およびY軸向6に自由
に移動させることができて、1個当たりの駆動機
構を小型に形成することができ、しかも摩擦接
触回転手段14を、上記移動プラツトホームの裏
面に接する外周面に摩擦抵抗が大きい材質よりな
る接触用部材がライニングされている駆動車輪1
7で構成するとともに、上記離接手段16を、上
記駆動車輪17の周面の一部に切欠27を設けて
構成するようにしたので、移動プラツトホーム4
の裏面4aと駆動機構10との接触を簡単に行う
ことができるようにするとともに、上記駆動機構
10を上記移動プラツトホーム4に対して進退さ
せる機構を省略することができ、物品、車輌の収
納保管装置の構成を簡略化する等種々の利点を有
する。
ホーム4を収納空間2のX軸方向5やY軸方向6
に順序移動せしめるためのX軸方向駆動機構11
やY軸方向駆動機構12等の駆動機構10を、
各々の移動プラツトホーム4の下側に位置せしめ
ることができ、これによつて所定のスペースの
略全部を物品、車輌の収納スペースとして利用す
ることができ、スペースの有効利用が図れ、又
駆動機構10を各移動プラツトホーム4に対応さ
せて配設したので、各々の移動プラツトホーム4
を個々独立的にX軸方向5およびY軸向6に自由
に移動させることができて、1個当たりの駆動機
構を小型に形成することができ、しかも摩擦接
触回転手段14を、上記移動プラツトホームの裏
面に接する外周面に摩擦抵抗が大きい材質よりな
る接触用部材がライニングされている駆動車輪1
7で構成するとともに、上記離接手段16を、上
記駆動車輪17の周面の一部に切欠27を設けて
構成するようにしたので、移動プラツトホーム4
の裏面4aと駆動機構10との接触を簡単に行う
ことができるようにするとともに、上記駆動機構
10を上記移動プラツトホーム4に対して進退さ
せる機構を省略することができ、物品、車輌の収
納保管装置の構成を簡略化する等種々の利点を有
する。
添付図面第1図〜第6図は本考案の一実施例を
示し、第1図は本考案の概念図、第2図は移動プ
ラツトホームの走行面のある一区画を示す平面
図、第3図は第2図中A−A線に沿う断面図、第
4図は第3図中P部の拡大図、第5図は収納保管
装置を駆動させるための実施例のフローチヤート
図、第6図は駆動機構の変形例を示す図である。 尚、図中1……本体、2……収納空間、4……
移動プラツトホーム、5……X軸方向、6……Y
軸方向、10……駆動機構、11……X軸方向駆
動機構、12……Y軸方向駆動機構、14……摩
擦接触回転手段、15……駆動モーター、30…
…取出口をそれぞれ示している。
示し、第1図は本考案の概念図、第2図は移動プ
ラツトホームの走行面のある一区画を示す平面
図、第3図は第2図中A−A線に沿う断面図、第
4図は第3図中P部の拡大図、第5図は収納保管
装置を駆動させるための実施例のフローチヤート
図、第6図は駆動機構の変形例を示す図である。 尚、図中1……本体、2……収納空間、4……
移動プラツトホーム、5……X軸方向、6……Y
軸方向、10……駆動機構、11……X軸方向駆
動機構、12……Y軸方向駆動機構、14……摩
擦接触回転手段、15……駆動モーター、30…
…取出口をそれぞれ示している。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 矩形状、水平面状の収納空間内に、物品や車
輌等の保管物を載せることができる、矩形状の
移動プラツトホームの所定数を配列するととも
に、この移動プラツトホームの1台分の空所を
設け、上記各々の移動プラツトホームを収納空
間のX方向、Y方向に動かしてこれを1つづつ
空所に移動させる順序動作により、目的とする
移動プラツトホームを収納空間の定位置に設け
た出入口に位置させて、上記移動プラツトホー
ム上の物品、車輌等を出し入れするようにした
物品、車輌の収納保管装置に於いて、 上記移動プラツトホーム4の各々を収納空間
2のX軸方向5、Y軸方向6に移動させるため
の駆動機構であつて、この駆動機構10はX軸
方向駆動機構11とY軸方向駆動機構12の2
種類を有し、その各々は各移動プラツトホーム
4の下方に配されていて、各移動プラツトホー
ムの裏面4aに対して摩擦接触的に接する摩擦
接触回転手段14と、 上記摩擦接触回転手段14を制御命令に基い
て発停させる駆動モータ15と、 上記摩擦接触回転手段14を非動作時に制御
命令に基いて移動プラツトホームの裏面4aか
ら離接させるための離接手段16とから成り、 摩擦接触回転手段14を、上記移動プラツト
ホームの裏面に接する外周面に摩擦抵抗が大き
い材質よりなる接触用部材がライニングされて
いる駆動車輪17で構成するとともに、 上記離接手段16を、上記駆動車輪17の周
面の一部に切欠部27を設けて構成するように
したことを特徴とする物品、車輌の収納保管装
置。 (2) 上記収納保管装置1は、車輌を収納保管する
ための駐車場であることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の物品、車輌の収納
保管装置。 (3) 上記収納保管装置1は、物品、ワークを収納
保管するためのものであることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の物品、車輌
の収納保管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986019022U JPH0430169Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986019022U JPH0430169Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132016U JPS62132016U (ja) | 1987-08-20 |
JPH0430169Y2 true JPH0430169Y2 (ja) | 1992-07-21 |
Family
ID=30813239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986019022U Expired JPH0430169Y2 (ja) | 1986-02-13 | 1986-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430169Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2711867B2 (ja) * | 1988-10-24 | 1998-02-10 | 住友重機械工業株式会社 | 駐車システム |
JP2764409B2 (ja) * | 1988-10-24 | 1998-06-11 | 住友重機械工業株式会社 | 駐車システム |
JP2764410B2 (ja) * | 1988-10-24 | 1998-06-11 | 住友重機械工業株式会社 | 駐車システム |
JP4660253B2 (ja) * | 2005-04-05 | 2011-03-30 | 日精株式会社 | トレー送り機構及びこれを用いた物品格納装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118776A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-05 | Gibbs James W | Device of treating article |
JPS6093006A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-24 | Shunichiro Kurosaki | 駐車場,倉庫等への搬入,出装置 |
-
1986
- 1986-02-13 JP JP1986019022U patent/JPH0430169Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52118776A (en) * | 1976-03-29 | 1977-10-05 | Gibbs James W | Device of treating article |
JPS6093006A (ja) * | 1983-10-25 | 1985-05-24 | Shunichiro Kurosaki | 駐車場,倉庫等への搬入,出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62132016U (ja) | 1987-08-20 |
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