JP2763581B2 - シフトレバー装置 - Google Patents
シフトレバー装置Info
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- JP2763581B2 JP2763581B2 JP1103514A JP10351489A JP2763581B2 JP 2763581 B2 JP2763581 B2 JP 2763581B2 JP 1103514 A JP1103514 A JP 1103514A JP 10351489 A JP10351489 A JP 10351489A JP 2763581 B2 JP2763581 B2 JP 2763581B2
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- shift lever
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H21/00—Switches operated by an operating part in the form of a pivotable member acted upon directly by a solid body, e.g. by a hand
- H01H21/02—Details
- H01H21/18—Movable parts; Contacts mounted thereon
- H01H21/22—Operating parts, e.g. handle
- H01H21/24—Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force
- H01H21/28—Operating parts, e.g. handle biased to return to normal position upon removal of operating force adapted for actuation at a limit or other predetermined position in the path of a body, the relative movement of switch and body being primarily for a purpose other than the actuation of the switch, e.g. door switch, limit switch, floor-levelling switch of a lift
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2300/00—Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
- H01H2300/02—Application transmission, e.g. for sensing the position of a gear selector or automatic transmission
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、シフトレバーがパーキングポジションに
シフトされたときそのポジションピンの位置を検出する
ための検出スイッチを設けた車両用自動変速機のシフト
レバー装置に関する。
シフトされたときそのポジションピンの位置を検出する
ための検出スイッチを設けた車両用自動変速機のシフト
レバー装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のシフトレバー装置の概略を第4図に基
いて説明する。シフトレバー51は機枠52に下端を枢軸53
により軸着されており、このシフトレバー51にはばね
(図示省略)により常に上方に付勢されたポジションピ
ン55が昇降可能に設けられている。ポジションプレート
56は機枠52に固着されており、このポジションプレート
56にはポジションピン55と係合する位置決め溝56aが形
成されている。この位置決め溝56aにはパーキングP、
リバースR、ニュートラルN、ドライブD、2速II及び
1速Iの各ポジションが設定されている。パーキングポ
ジションPにシフトされたときのシフトレバー51のポジ
ションピン55近傍には、検出スイッチ58が機枠52に固着
されており、この検出スイッチ58には下方に付勢された
作動子58aが昇降可能に設けられている。そしてシフト
レバー51がパーキングポジションPにシフトされると、
作動子58aはポジションピン55より押圧されて上方に移
動する。すると検出スイッチ58がONとなり、例えばパー
キングランプが点灯するようになっている。これにより
乗員はシフトレバー51が確実にパーキングポジションP
にシフトされたことを確認することができる。
いて説明する。シフトレバー51は機枠52に下端を枢軸53
により軸着されており、このシフトレバー51にはばね
(図示省略)により常に上方に付勢されたポジションピ
ン55が昇降可能に設けられている。ポジションプレート
56は機枠52に固着されており、このポジションプレート
56にはポジションピン55と係合する位置決め溝56aが形
成されている。この位置決め溝56aにはパーキングP、
リバースR、ニュートラルN、ドライブD、2速II及び
1速Iの各ポジションが設定されている。パーキングポ
ジションPにシフトされたときのシフトレバー51のポジ
ションピン55近傍には、検出スイッチ58が機枠52に固着
されており、この検出スイッチ58には下方に付勢された
作動子58aが昇降可能に設けられている。そしてシフト
レバー51がパーキングポジションPにシフトされると、
作動子58aはポジションピン55より押圧されて上方に移
動する。すると検出スイッチ58がONとなり、例えばパー
キングランプが点灯するようになっている。これにより
乗員はシフトレバー51が確実にパーキングポジションP
にシフトされたことを確認することができる。
(発明が解決しようとする課題) ところでパーキングポジションPにおけるポジション
ピン55が検出スイッチ58の作動子58aと当接してからパ
ーキングポジションPの位置決め溝56aに係合するまで
のストロークSは機種によってそれぞれ異なっている。
従って検出スイッチ58は、その作動子58aのストローク
がポジションピン55のストロークSと対応するものをそ
の都度用意する必要があり、このため高精度を要求され
る検出スイッチ58を共用化することができず、装置全体
がコスト高になるという問題があった。
ピン55が検出スイッチ58の作動子58aと当接してからパ
ーキングポジションPの位置決め溝56aに係合するまで
のストロークSは機種によってそれぞれ異なっている。
従って検出スイッチ58は、その作動子58aのストローク
がポジションピン55のストロークSと対応するものをそ
の都度用意する必要があり、このため高精度を要求され
る検出スイッチ58を共用化することができず、装置全体
がコスト高になるという問題があった。
またパーキングポジションP近傍には、各ポジション
の表示記号を照明する照明装置等が設けられており、こ
のため検出スイッチ58のレイアウトの自由度は極めて小
さいものであった。
の表示記号を照明する照明装置等が設けられており、こ
のため検出スイッチ58のレイアウトの自由度は極めて小
さいものであった。
この発明の目的は、ポジンションピンの作動力を中間
部材を介して検出スイッチに伝達することにより検出ス
イッチの共用化及び検出スイッチレイアウトの自由度拡
大ができるようにしたシフトレバー装置を提供すること
にある。
部材を介して検出スイッチに伝達することにより検出ス
イッチの共用化及び検出スイッチレイアウトの自由度拡
大ができるようにしたシフトレバー装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、昇降可能な
ポジションピンを有すると共に機枠に軸着されたシフト
レバーと、このシフトレバーのパーキングポジションを
検出する検出スイッチとを備えたシフトレバー装置であ
って、前記検出スイッチは、前記機枠に固定されてお
り、前記機枠には、シフトレバーがパーキングポジショ
ンに達した際に生じる前記ポジションピンの位置の変動
を前記検出スイッチの作動子に伝える中間レバーと、こ
の中間レバーを回動方向に付勢するばねと、中間レバー
の位置を規制するストッパとが設けられており、前記中
間レバーは、その一端部と他端部との間の中間部を支点
にして回動可能に機枠に軸着され、かつその一端部に前
記ポジションピンと当接する第1の当接部を有すると共
に、その他端部に前記検出スイッチと当接する第2の当
接部を有しており、前記ばねは、前記中間レバーにおけ
る前記第2の当接部を検出スイッチから離す方向に付勢
すると共に、前記パーキングポジションにおける前記ポ
ジションピンの位置の変動によって生じる中間レバーの
回動に伴ってたわみ、前記第2の当接部が検出スイッチ
の作動子を押すのを許容するように構成されており、前
記ストッパは、第2の当接部が前記ばねによって検出ス
イッチの作動子から離れる方向に回動するのを規制し、
作動子と第2の当接部との間に所定の隙間を生じさせる
ように構成されていることを特徴とするものである。
ポジションピンを有すると共に機枠に軸着されたシフト
レバーと、このシフトレバーのパーキングポジションを
検出する検出スイッチとを備えたシフトレバー装置であ
って、前記検出スイッチは、前記機枠に固定されてお
り、前記機枠には、シフトレバーがパーキングポジショ
ンに達した際に生じる前記ポジションピンの位置の変動
を前記検出スイッチの作動子に伝える中間レバーと、こ
の中間レバーを回動方向に付勢するばねと、中間レバー
の位置を規制するストッパとが設けられており、前記中
間レバーは、その一端部と他端部との間の中間部を支点
にして回動可能に機枠に軸着され、かつその一端部に前
記ポジションピンと当接する第1の当接部を有すると共
に、その他端部に前記検出スイッチと当接する第2の当
接部を有しており、前記ばねは、前記中間レバーにおけ
る前記第2の当接部を検出スイッチから離す方向に付勢
すると共に、前記パーキングポジションにおける前記ポ
ジションピンの位置の変動によって生じる中間レバーの
回動に伴ってたわみ、前記第2の当接部が検出スイッチ
の作動子を押すのを許容するように構成されており、前
記ストッパは、第2の当接部が前記ばねによって検出ス
イッチの作動子から離れる方向に回動するのを規制し、
作動子と第2の当接部との間に所定の隙間を生じさせる
ように構成されていることを特徴とするものである。
(作用) パーキングポジションにおけるポジションピン側の作
動量は中間レバーにより検出スイッチの作動子側に増大
又は減少されて伝達される。従って機種によってパーキ
ングポジションにおけるポジションピンのストロークが
種々変っても作動子側のストロークを一定にすることが
できる。
動量は中間レバーにより検出スイッチの作動子側に増大
又は減少されて伝達される。従って機種によってパーキ
ングポジションにおけるポジションピンのストロークが
種々変っても作動子側のストロークを一定にすることが
できる。
(実施例) 以下この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第3図はこの発明の実施例を示し、第1図
はシフトレバー装置の一部を切欠きした正面説明図、第
2図は第1図の一部を切欠きしたII−II矢視縦断面説明
図、第3図(a),(b)は検出スイッチの作動説明図
である。
はシフトレバー装置の一部を切欠きした正面説明図、第
2図は第1図の一部を切欠きしたII−II矢視縦断面説明
図、第3図(a),(b)は検出スイッチの作動説明図
である。
図において1はシフトレバー装置で、昇降可能なポジ
ションピン2を有し機枠3に軸着されたシフトレバー5
と、このシフトレバー5のパーキングポジションPを検
出する検出スイッチ6を備えている。
ションピン2を有し機枠3に軸着されたシフトレバー5
と、このシフトレバー5のパーキングポジションPを検
出する検出スイッチ6を備えている。
そしてこの発明は、特に、パーキングポジションPに
おけるポジションピン2と検出スイッチ6の作動子6aと
の間に、中間レバー8が介在している。
おけるポジションピン2と検出スイッチ6の作動子6aと
の間に、中間レバー8が介在している。
さらにこの構造を詳細に説明すると、シフトレバー5
は、機枠3に下端の軸部10bを枢軸9により軸着された
レバー本体10と、このレバー本体10内を軸線方向に摺動
しポジションピン2を植設したロッド11と、レバー本体
10の上部に配置したノブ12とからなっている。ロッド11
はレバー本体10内に収容された圧縮ばね13により常に上
方に付勢されており、ノブ12内に設けられた押しボタン
15を押すことにより下方に移動するように構成されてい
る。
は、機枠3に下端の軸部10bを枢軸9により軸着された
レバー本体10と、このレバー本体10内を軸線方向に摺動
しポジションピン2を植設したロッド11と、レバー本体
10の上部に配置したノブ12とからなっている。ロッド11
はレバー本体10内に収容された圧縮ばね13により常に上
方に付勢されており、ノブ12内に設けられた押しボタン
15を押すことにより下方に移動するように構成されてい
る。
ポジションピン2はレバー本体10の外周面に軸線方向
に沿って形成されたガイド孔10aに挿入され、機枠3に
シフトレバー5と平行に設けたポジションプレート16の
位置決め溝16aに挿入されている。この位置決め溝16aに
はフロントF側からリアR側に向ってパーキングP、リ
バースR、ニュートラルN、ドライブD、2速II及び1
速Iの各ポジションが設定されている。
に沿って形成されたガイド孔10aに挿入され、機枠3に
シフトレバー5と平行に設けたポジションプレート16の
位置決め溝16aに挿入されている。この位置決め溝16aに
はフロントF側からリアR側に向ってパーキングP、リ
バースR、ニュートラルN、ドライブD、2速II及び1
速Iの各ポジションが設定されている。
検出スイッチ6は機枠3に固定され、第3図において
矢印A−Bの方向に摺動可能な作動子6aが設けられてお
り、この作動子6aは図示しない圧縮ばねにより常には矢
印Aの方向に付勢されている。中間レバー8は、中間部
に形成されたボス部8aが枢軸18により機枠3に軸着され
ている。中間レバー8の一端部に形成された第1の当接
部としての二又部8bはパーキングポジションPに位置し
ているときのポジションピン2が挿入して当接し得るよ
うに、また他端部に形成された第2の当接部8dは作動子
6aと当接し得るように設定されている。またボス部8aに
は、一端部19aを機枠3に、他端部19bを中間レバー8に
それぞれ係止したねじりコイルばね19が巻回されてい
る。このねじりコイルばね19により中間レバー8は矢印
Dの方向、すなわち作動子6aから第2の当接部8dが離れ
る方向に回転するように付勢されており、その回転は機
枠3に植設されたストッパーピン20により規制されてい
る。
矢印A−Bの方向に摺動可能な作動子6aが設けられてお
り、この作動子6aは図示しない圧縮ばねにより常には矢
印Aの方向に付勢されている。中間レバー8は、中間部
に形成されたボス部8aが枢軸18により機枠3に軸着され
ている。中間レバー8の一端部に形成された第1の当接
部としての二又部8bはパーキングポジションPに位置し
ているときのポジションピン2が挿入して当接し得るよ
うに、また他端部に形成された第2の当接部8dは作動子
6aと当接し得るように設定されている。またボス部8aに
は、一端部19aを機枠3に、他端部19bを中間レバー8に
それぞれ係止したねじりコイルばね19が巻回されてい
る。このねじりコイルばね19により中間レバー8は矢印
Dの方向、すなわち作動子6aから第2の当接部8dが離れ
る方向に回転するように付勢されており、その回転は機
枠3に植設されたストッパーピン20により規制されてい
る。
なお第1図及び第2図において、21はフットブレーキ
非操作状態ではパーキングポジションPから他のポジシ
ョンへのシフトレバー5のシフト操作を阻止するシフト
ロック機構であり、ロッド11下端より下方のレバー本体
10の軸部10bに嵌挿されたロックブッシュ22と、このロ
ックブッシュ22を作動させるアクチュエータ23とからな
っているが、その詳細な説明は省略する。また25はレバ
ー本体10に一体的に固定されたセレクトレバーで、その
下端はコントロールロッド26により図示しないトランス
ミッションに連係されている。
非操作状態ではパーキングポジションPから他のポジシ
ョンへのシフトレバー5のシフト操作を阻止するシフト
ロック機構であり、ロッド11下端より下方のレバー本体
10の軸部10bに嵌挿されたロックブッシュ22と、このロ
ックブッシュ22を作動させるアクチュエータ23とからな
っているが、その詳細な説明は省略する。また25はレバ
ー本体10に一体的に固定されたセレクトレバーで、その
下端はコントロールロッド26により図示しないトランス
ミッションに連係されている。
つぎに、この発明の実施例の作用を説明する。
シフトレバー5が第3図(a)に示すようにパーキン
グポジションP以外のポジション、例えばニュートラル
ポジションNにシフトされているとき、ポジションピン
2は圧縮ばね13によりニュートラルポジションNに圧接
係止されている。一方中間レバー8は、その第2の当接
部8d側の左側面がねじりコイルばね19のばね力によりス
トッパーピン20に圧接されており、二又部8bはパーキン
グポジションP下方で他のポジションからのポジション
ピン2が挿入される位置に配置されている。そして、こ
の状態では中間レバー8の第2の当接部8dと検出スイッ
チ6の作動子6aとの間に隙間Cが設定されている。
グポジションP以外のポジション、例えばニュートラル
ポジションNにシフトされているとき、ポジションピン
2は圧縮ばね13によりニュートラルポジションNに圧接
係止されている。一方中間レバー8は、その第2の当接
部8d側の左側面がねじりコイルばね19のばね力によりス
トッパーピン20に圧接されており、二又部8bはパーキン
グポジションP下方で他のポジションからのポジション
ピン2が挿入される位置に配置されている。そして、こ
の状態では中間レバー8の第2の当接部8dと検出スイッ
チ6の作動子6aとの間に隙間Cが設定されている。
この状態からシフトレバー5をパーキングポジション
Pにシフトするときは、押しボタン15を圧縮ばね13のば
ね力に抗して押し、ポジションピン2を位置決め溝16a
の下側縁面近傍まで下降させた後、シフトレバー5をフ
ロントF側に引き、ポジションピン2を中間レバー8の
二又部8bに挿入させる。そしてシフトレバー5がパーキ
ングポジションPの下に達したところで押しボタン15を
離すと、第3図(b)に示すようにポジションピン2は
圧縮ばね13の復元力により上昇してパーキングポジショ
ンPに係止される。同時に中間レバー8はポジションピ
ン2によって押されて矢印Eの方向に回転し、その第2
の当接部8dが作動子6aと当接して作動子6aを矢印Bの方
向に押圧し変位させる。この変位により検出スイッチ6
がONとなり、例えばパーキングランプが点灯する。これ
により乗員はシフトレバー5がパーキングポジションP
に確実にシフトされたことを確認することができる。
Pにシフトするときは、押しボタン15を圧縮ばね13のば
ね力に抗して押し、ポジションピン2を位置決め溝16a
の下側縁面近傍まで下降させた後、シフトレバー5をフ
ロントF側に引き、ポジションピン2を中間レバー8の
二又部8bに挿入させる。そしてシフトレバー5がパーキ
ングポジションPの下に達したところで押しボタン15を
離すと、第3図(b)に示すようにポジションピン2は
圧縮ばね13の復元力により上昇してパーキングポジショ
ンPに係止される。同時に中間レバー8はポジションピ
ン2によって押されて矢印Eの方向に回転し、その第2
の当接部8dが作動子6aと当接して作動子6aを矢印Bの方
向に押圧し変位させる。この変位により検出スイッチ6
がONとなり、例えばパーキングランプが点灯する。これ
により乗員はシフトレバー5がパーキングポジションP
に確実にシフトされたことを確認することができる。
そしてこの状態からシフトレバー5を他のポジション
にシフトしたときは、中間レバー8は第3図(a)に示
す状態に復帰して検出スイッチ6がOFFとなり、パーキ
ングランプは消灯する。
にシフトしたときは、中間レバー8は第3図(a)に示
す状態に復帰して検出スイッチ6がOFFとなり、パーキ
ングランプは消灯する。
ここで、中間レバー8の二又部8b側の揺動量に対して
第2の当接部8d側の揺動量は中間レバー8の軸着部中心
0から二又部8bのポジションピン2との当接点及び第2
の当接部8dまでの距離l1,l2を変えることによって増大
又は減少する。例えば第2の当接部8dの揺動量を二又部
8b側の揺動量より減少させたい場合には、距離l2を距離
l1より小さくすればよい。従ってパーキングポジション
Pにおけるポジションピン2のストロークが機種によっ
て変更されても、所定の作動子ストロークを有する信頼
性の高い検出スイッチ6を共用することができる。また
検出スイッチ6の取付け位置は中間レバー8により自由
に設定することができるので、検出スイッチ6のレイア
ウトの自由度を大幅に拡大させることができる。さらに
検出スイッチ6の作動子6aに加わる荷重の方向は、中間
レバー8の取付け位置を変えることにより自由に設定す
ることができるので、作動子6aに偏荷重がかかるのを防
ぐことができ、これにより作動子6aを円滑に摺動させる
ことができると共に、検出スイッチ6の耐久性を向上さ
せることができる。
第2の当接部8d側の揺動量は中間レバー8の軸着部中心
0から二又部8bのポジションピン2との当接点及び第2
の当接部8dまでの距離l1,l2を変えることによって増大
又は減少する。例えば第2の当接部8dの揺動量を二又部
8b側の揺動量より減少させたい場合には、距離l2を距離
l1より小さくすればよい。従ってパーキングポジション
Pにおけるポジションピン2のストロークが機種によっ
て変更されても、所定の作動子ストロークを有する信頼
性の高い検出スイッチ6を共用することができる。また
検出スイッチ6の取付け位置は中間レバー8により自由
に設定することができるので、検出スイッチ6のレイア
ウトの自由度を大幅に拡大させることができる。さらに
検出スイッチ6の作動子6aに加わる荷重の方向は、中間
レバー8の取付け位置を変えることにより自由に設定す
ることができるので、作動子6aに偏荷重がかかるのを防
ぐことができ、これにより作動子6aを円滑に摺動させる
ことができると共に、検出スイッチ6の耐久性を向上さ
せることができる。
しかも、ねじりコイルばね19とストッパピン20によっ
て、作動子6aと第2の当接部8dとの間に所定の隙間Cが
生じるように構成されているから、例えば振動により、
中間レバー8が動いても、検出スイッチ6が誤動作する
ことがないという利点がある。
て、作動子6aと第2の当接部8dとの間に所定の隙間Cが
生じるように構成されているから、例えば振動により、
中間レバー8が動いても、検出スイッチ6が誤動作する
ことがないという利点がある。
なお、上記実施例ではスイッチ作動力伝達手段として
中間レバー8を使用したが、リンク機構を使用すること
も可能である。
中間レバー8を使用したが、リンク機構を使用すること
も可能である。
上述したとおり、この発明によれば、中間レバーをポ
ジションピンと検出スイッチの作動子との間に介在した
ことにより、パーキングポジションにおけるポジション
ピンのストロークが機種によって変更されても、既存の
検出スイッチを用いることができる一方、検出スイッチ
の取付け位置を自由に設定することができ、検出スイッ
チレイアウトの自由度を大幅に拡大させることができ
る。
ジションピンと検出スイッチの作動子との間に介在した
ことにより、パーキングポジションにおけるポジション
ピンのストロークが機種によって変更されても、既存の
検出スイッチを用いることができる一方、検出スイッチ
の取付け位置を自由に設定することができ、検出スイッ
チレイアウトの自由度を大幅に拡大させることができ
る。
すなわち、中間レバーの第1の当接部側の揺動量に対
して第2の当接部の揺動量は、中間レバーの軸着部中心
から第1の当接部のポジションピンとの当接点および第
2の当接部の検出スイッチの当接点までの距離(レバー
比)によって増大または減少させることができるため、
パーキングポジションにおけるポジションピンのストロ
ークが機種によって大幅に変更されても、所定の作動子
ストロークを有する検出スイッチを共用することができ
る。
して第2の当接部の揺動量は、中間レバーの軸着部中心
から第1の当接部のポジションピンとの当接点および第
2の当接部の検出スイッチの当接点までの距離(レバー
比)によって増大または減少させることができるため、
パーキングポジションにおけるポジションピンのストロ
ークが機種によって大幅に変更されても、所定の作動子
ストロークを有する検出スイッチを共用することができ
る。
さらに、中間レバーを機枠に設けているから、検出ス
イッチを、例えばパーキングポジションよりフロント側
に配置することができる。すなわち、比較的空間に余裕
のあるところに検出スイッチを配置することができる。
このため、検出スイッチや中間レバーの取付位置やレバ
ー比の設定の自由度を大幅に拡大することができる。
イッチを、例えばパーキングポジションよりフロント側
に配置することができる。すなわち、比較的空間に余裕
のあるところに検出スイッチを配置することができる。
このため、検出スイッチや中間レバーの取付位置やレバ
ー比の設定の自由度を大幅に拡大することができる。
従って、検出スイッチの共用化及び装置全体のコスト
ダウンを図ることができる。しかも、作動子と第2の当
接部との間に所定の隙間を生じさせるように構成されて
いるから、例えば振動により、中間レバーが動いても、
検出スイッチが誤動作することがないという利点があ
る。
ダウンを図ることができる。しかも、作動子と第2の当
接部との間に所定の隙間を生じさせるように構成されて
いるから、例えば振動により、中間レバーが動いても、
検出スイッチが誤動作することがないという利点があ
る。
第1図乃至第3図はこの発明の実施例を示し、第1図は
シフトレバー装置の一部を切欠きした正面説明図、第2
図は第1図の一部を切欠きしたII−II矢視縦断面説明
図、第3図(a),(b)は検出スイッチの作動説明図
であり、第4図は従来例のシフトレバー装置の一部を切
欠きした正面説明図である。 1……シフトレバー装置、 2……ポジションピン、 3……機枠、 5……シフトレバー、 6……検出スイッチ、 6a……作動子、 8……中間レバー、 8b……二又部(第1の当接部)、 8d……第2の当接部、 19……ばね(ねじりコイルばね) 20……ストッパピン(ストッパ) P……パーキングポジション。
シフトレバー装置の一部を切欠きした正面説明図、第2
図は第1図の一部を切欠きしたII−II矢視縦断面説明
図、第3図(a),(b)は検出スイッチの作動説明図
であり、第4図は従来例のシフトレバー装置の一部を切
欠きした正面説明図である。 1……シフトレバー装置、 2……ポジションピン、 3……機枠、 5……シフトレバー、 6……検出スイッチ、 6a……作動子、 8……中間レバー、 8b……二又部(第1の当接部)、 8d……第2の当接部、 19……ばね(ねじりコイルばね) 20……ストッパピン(ストッパ) P……パーキングポジション。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−144130(JP,U) 実開 平2−80259(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 20/00 - 20/08
Claims (1)
- 【請求項1】昇降可能なポジションピンを有する共に機
枠に軸着されたシフトレバーと、 このシフトレバーのパーキングポジションを検出する検
出スイッチとを備えたシフトレバー装置であって、 前記検出スイッチは、前記機枠に固定されており、 前記機枠には、シフトレバーがパーキングポジションに
達した際に生じる前記ポジションピンの位置の変動を前
記検出スイッチの作動子に伝える中間レバーと、この中
間レバーを回動方向に付勢するばねと、中間レバーの位
置を規制するストッパとが設けられており、 前記中間レバーは、その一端部と他端部との間の中間部
を支点にして回動可能に機枠に軸着され、かつその一端
部に前記ポジションピンと当接する第1の当接部を有す
ると共に、その他端部に前記検出スイッチと当接する第
2の当接部を有しており、 前記ばねは、前記中間レバーにおける前記第2の当接部
を検出スイッチから離す方向に付勢すると共に、前記パ
ーキングポジションにおける前記ポジションピンの位置
の変動によって生じる中間レバーの回動に伴ってたわ
み、前記第2の当接部が検出スイッチの作動子を押すの
を許容するように構成されており、 前記ストッパは、第2の当接部が前記ばねによって検出
スイッチの作動子から離れる方向に回動するのを規制
し、作動子と第2の当接部との間に所定の隙間を生じさ
せるように構成されていることを特徴とするシフトレバ
ー装置。
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