JP2917104B2 - 自動変速機用シフトレバー装置 - Google Patents

自動変速機用シフトレバー装置

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JP2917104B2
JP2917104B2 JP10355995A JP10355995A JP2917104B2 JP 2917104 B2 JP2917104 B2 JP 2917104B2 JP 10355995 A JP10355995 A JP 10355995A JP 10355995 A JP10355995 A JP 10355995A JP 2917104 B2 JP2917104 B2 JP 2917104B2
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shift lever
roller
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珠貴 小出
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の自動変速機用
シフトレバー装置に関し、とくにシフトレバーを車両前
後方向および車両幅方向にシフトさせることが可能なゲ
ート式シフトレバー装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機用シフトレバー装置には、シ
フトレバーが車両前後方向にのみシフト可能なストレー
ト式シフトレバー装置と、シフトレバーが車両前後方向
および車両幅方向にシフト可能なゲート式シフトレバー
装置が存在する。ゲート式シフトレバー装置は、ストレ
ート式シフトレバー装置と異なり、シフト操作の際にシ
フトボタンを押圧する必要がないという長所を有してい
る。
【0003】図6は、従来のゲート式シフトレバー装置
の一例を示している。図6に示すように、シフトレバー
1は、P、R、N、D、3、2、Lレンジにそれぞれ位
置決め可能となっている。従来装置では、シフトレバー
を各レンジにシフトさせる際の節度感(位置決め感覚)
を出すために、図7に示す節度機構が設けられている。
図7において、シフトレバー1の外周面には、ホルダケ
ース2が取付けられている。ホルダケース2には、鉄製
の節度ピン3が上下方向に摺動自在に保持されている。
節度ピン3の上方には、合成樹脂からなるアッパベース
7が配置されている。アッパベース7の下面側には、傾
斜面9を有するカム部8が形成されている。節度ピン3
の頂部は、球面状に形成されている。
【0004】ホルダケース2の底部には、節度ピン3を
カム部8の傾斜面9に押圧するスプリング10が収納さ
れている。カム部8は、シフトレバー1の揺動方向に延
びている。節度ピン3は、シフトレバー1のシフト時に
は、傾斜面9と摺接しながらシフト方向に移動するよう
になっている。シフトレバー1は、節度ピン3が傾斜面
9を押圧することにより、アッパベース7のディテント
部12に密着するようになっている。カム部8には、シ
フトレバー1が各レンジに位置するときに節度ピン3が
進入する窪み(図示略)が形成されている。したがっ
て、シフトレバー1のシフト操作時には、節度ピン3が
窪みに進入することにより、適度な節度感が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示すゲ
ート式シフトレバー装置には、つぎの問題が存在した。 シフトレバー1のシフト操作時には、節度ピン3の
頂部とカム部8の傾斜面9との摺接による摩擦抵抗が大
きく、シフトレバー1の操作フィーリングが悪化する。 カム部8が形成されるアッパベース7は、合成樹脂
からなるので、アッパベース7が節度ピン3との摺接に
よって摩耗しやすく、耐久性の面で問題がある。
【0006】本発明の目的は、シフトレバーのシフト操
作時における節度機構とアッパベースとの摩擦抵抗を低
減するとともに、アッパベースの摩耗に対する耐久性を
向上させることが可能な自動変速用シフトレバー装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る自動変速機用シフトレバー装置は、次の通りで
ある。 (1)ロアベースに車両前後方向および車両幅方向に揺
動可能に取付けられ、車両前後方向の動きをトランスミ
ッションに伝達するシフトレバーと、前記ロアベースに
固定され、前記シフトレバーを各レンジに位置決め可能
なディテント部が設けられるアッパベースと、前記アッ
パベースの下面にシフトレバーの揺動方向に延びるよう
に形成され、シフトレバーに対し斜め上方に延びる傾斜
面を有するカム部と、前記シフトレバーに設けられ、車
両前後方向にのみ回転可能なローラと、前記ローラを前
記カム部の傾斜面に向けて押圧しシフトレバーをアッパ
ベースのディテント部に密着させる付勢手段と、を備え
たことを特徴とする自動変速機用シフトレバー装置。 (2)アッパベースに、シフトレバーがディテント部に
密着しない特定のレンジに位置決めされる際にローラと
係合しシフトレバーを車両幅方向に位置決めする凹部を
形成した請求項1記載の自動変速機用シフトレバー装
置。
【0008】
【作用】上記(1)の自動変速機用シフトレバー装置で
は、付勢手段によりローラをカム部の傾斜面に押圧する
ので、ローラには傾斜面によって外方への力が作用し、
ローラが設けられるシフトレバーも外方に移動する。そ
のため、シフトレバーはアッパベースのディテント部に
密着し、シフトレバーの車両幅方向の位置決めが行われ
る。ローラは、車両前後方向にのみ回転可能なローラが
設けられているので、シフトレバーの車両前後方向のシ
フト操作時には、ローラはアッパベースのカム部を転動
することになる。すなわち、ローラはカム部の傾斜面を
ころがるので、ローラと傾斜面との摩擦はころがり摩擦
となり、従来のすべり摩擦に対して摩擦抵抗が著しく小
となる。したがって、シフトレバーの車両前後方向のシ
フト操作時の操作力は小さくて済み、操作フィーリング
が向上する。また、ローラと傾斜面との摩擦抵抗が小さ
くなることから、アッパベースの摩耗も抑制され、アッ
パベースの耐久性が高められる。上記(2)の自動変速
機用シフトレバー装置では、シフトレバーがディテント
部に密着しない特定のレンジに位置決めされる際には、
ローラがアッパベースの凹部と係合するので、シフトレ
バーを車両幅方向に位置決めすることができる。したが
って、特定のレンジではディテント部によることなく、
シフトレバーの位置決めが可能となる。
【0009】
【実施例】図1ないし図5は、本発明の一実施例に係る
自動変速機用シフトレバー装置を示している。図2にお
いて、20は車体(図示略)側に固定されるロアベース
を示している。ロアベース20には、連結レバー21が
取付けられたシャフト22が挿入される支持穴23が形
成されている。連結レバー21は、シャフト22を中心
として車両前後方向に揺動可能となっている。連結レバ
ー21の下端部は、図示しないロッドを介して車両のト
ランスミッション(図示略)に連結されている。ロアベ
ース20の直上には、合成樹脂からなるアッパベース2
6が配置されている。アッパベース26の脚部は、ロア
ベース20に設けられたねじ24と螺合するナット25
によりロアベース20に締結されている。
【0010】ロアベース20に揺動可能に支持された連
結レバー21のシャフト22には、シフトレバー30が
連結されている。シフトレバー30の下端部31は逆U
字状に形成されており、シャフト22をまたいでいる。
下端部31は、シャフト22を貫通する連結ピン(図示
略)を介してシャフト22と連結されている。シフトレ
バー30は、下端部31から上方に延びるロッド32を
有している。ロッド32は、頂部にノブ33を備えてい
る。下端部31のロッド32が固定される近傍には、車
両の前後方向に水平に延びる板状のアーム部34が形成
されている。アーム部34の先端部には、U字状の第1
の係合部35が形成されている。下端部31の第1の係
合部35と隣接する位置には、車両幅方向に水平に延び
るボス部36が形成されている。
【0011】シフトレバー30は、シャフト22を中心
に車両前後方向(矢印X方向)に揺動可能となってい
る。シフトレバー30の車両前後方向の動きは、シャフ
ト22を介して連結レバー21に伝達される。シフトレ
バー30は、シャフト22を貫通する連結ピン(図示
略)を中心として車両幅方向(矢印Y方向)に揺動可能
となっている。シフトレバー30の車両幅方向の動き
は、シャフト部22および連結レバー21に伝達されな
い。アッパベース26の頂部には、シフトレバー30の
ロッド32が挿通される階段状の長穴28が形成されて
いる。アッパベース26の頂面には、ディテント部とし
てのディテントプレート40が取付けられている。ディ
テントプレート40には、長穴28と相似形の階段状の
位置決め段差部41が形成されている。
【0012】シフトレバー30は、ディテントプレート
40によってPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレン
ジ、3レンジ、2レンジ、Lレンジにそれぞれ位置決め
可能となっている。Pレンジは、車両の駐停車時に使用
され、Rレンジは車両の後退時に使用される。Nレンジ
は、ニュートラルの状態であり、エンジンの回転駆動力
が車輪に伝達されない。Dレンジは、ドライブレンジで
あり、アクセルペダル(図示略)の踏込み量に応じて1
〜4速のうちいずれかの変速比に自動選択される。3レ
ンジは、Dレンジのうち1〜3速の範囲に固定して使用
するものであり、2レンジはDレンジのうち1〜2速の
範囲に固定して使用するものである。
【0013】アッパベース26の外周には、車両の前後
方向に延びる取付台座46が形成されている。取付台座
46には、ソレノイド50と位置検出スイッチ52とが
一体で固定されている。位置検出スイッチ52は、ソレ
ノイド50の上に重ねて取付けられており、ソレノイド
50が取付台座46にビス等によって締結されている。
シフトレバー30は、Pレンジに位置している状態では
図示しないシフトロック機構によって動きがロックされ
ており、ブレーキペダル(図示略)を踏込まない限り他
のレンジへのシフト操作ができないようになっている。
ソレノイド50は、シフトレバー30がPレンジに位置
している状態で図示しないブレーキペダルを踏込んだ場
合に励磁され、シフトレバー30のシフトロックを解除
するようになっている。
【0014】アッパベース26の隅の外側面には、上方
に延びる軸60が形成されている。軸60には、L字状
のスイッチドライブリンク61が水平方向に揺動可能に
支持されている。スイッチドライブリンク61は、軸6
0に嵌合される支点部62と、支点部62から延びる2
つのアーム63、64を有している。一方のアーム63
の端部には、シフトレバー30のボス部36と当接可能
なカム面65が形成されている。他方のアーム64の端
部には、位置検出スイッチ52のホルダ55と係合可能
なU字状の第2の係合部66が形成されている。ホルダ
55は、シフトレバー30の第1の係合部35とも係合
可能となっている。アッパベース26の上方は、アッパ
ハウジング70により覆われている。アッパハウジング
70は、係合片71をアッパベース26の係合部72に
係合させることにより、アッパベース26に固定されて
いる。
【0015】スイッチドライブリンク61は、アッパハ
ウジング70により覆われている。スイッチドライブリ
ンク61は、支点部62の外周に配置されたスプリング
74によりアーム63がシフトレバー30側に近づく方
向に付勢されている。位置検出スイッチ52のホルダ5
5の上部は、ケース53に形成されたへの字状のガイド
穴53aに挿通されており、ホルダ55はガイド穴53
aに沿って水平方向に移動するようになっている。位置
検出スイッチ52は、シフトレバー30がPレンジにあ
るのを検知するとともに、シフトレバー30が3レンジ
にあるのを検知する機能を有している。
【0016】アッパベース26の下面には、下方に突出
しシフトレバー30の揺動方向に延びるカム部75が形
成されている。すなわち、カム部75は、階段状の長穴
28の一側の周縁に沿って延びている。カム部75の長
穴28側と反対側の面は、斜め上方に延びる傾斜面76
に形成されている。傾斜面76は、カム部75の全長に
わたって形成されている。図1および図4に示すよう
に、シフトレバー30の下端部31に隣接する位置に
は、節度機構80が設けられている。節度機構80は、
ホルダケース81、スライダ82、ピン83、ローラ8
4、スプリング88等を有している。ホルダケース81
は、シフトレバー30の下端部31と一体成形されてい
る。ホルダケース81は、上部が開口している。ホルダ
ケース80には、スライダ82が上下方向に摺動自在に
保持されている。スライダ82の上部には、水平方向に
延びるピン83が挿入される穴85が形成されている。
ピン83の一端部には、抜け止め用のEリング86が装
着されている。ピン83には、合成樹脂からなるローラ
84が回転自在に保持されている。
【0017】ローラ84は、そろばんの玉とほぼ同じ形
状に形成されている。すなわち、ローラ84は左右が円
錐台に形成されており、外径が最大となる外径部の断面
形状は円弧状となっている。ローラ84を保持するピン
83は、水平方向に延びるように配置され、かつ車両前
後方向に対して垂直方向に延びるように配置されてい
る。これにより、ローラ84は車両前後方向にのみ回転
するようになっている。ローラ84には、アッパベース
26と同じ硬さのものを使用することが摩耗を抑制する
点で望ましい。なお、ローラ84はピン83を介してス
ライダ82に支持させているが、ピン83を用いずスラ
イダ82の弾性変形を利用したスナップフィット構造に
より直接スライダ82に支持させる構成であってもよ
い。ホルダケース81内の下部には、付勢手段としての
スプリング88が収納されている。スプリング88は、
スライダ82を介してローラ84をカム部75の傾斜面
76に押圧する機能を有している。
【0018】アッパベース26のカム部75には、シフ
トレバー30のシフト操作時の節度感を出すための窪み
90が形成されている。窪み90は、P、R、N、D、
3、2、Lレンジにそれぞれ形成されている。シフトレ
バー30は、Dレンジから3レンジへのシフト操作時お
よび3レンジからDレンジへのシフト操作時に車両幅方
向にのみ揺動する。アッパベース26の下面には、シフ
トレバー30がディテントプレート40に密着しないD
レンジに位置決めされる際に、ローラ84と係合しシフ
トレバー30を車両幅方向に位置決めする凹部91が形
成されている。そのため、Dレンジの凹部91と3レン
ジの窪み90は、図5に示すように、車両幅方向に横並
びに形成されている。これに対し、P、R、N、3、
2、Lレンジの窪み90は、車両前後方向に所定の間隔
をおいて縦並びに形成されている。
【0019】シフトレバー30の車両前後方向の動き
は、図示しないロッドを介してトランスミッション(図
示略)に伝達されるので、トランスミッション側の節度
機構によりシフトレバー30を各レンジに位置決めする
ことが可能であり、必ずしも上述の窪み90による車両
前後方向の節度感を必要とすることがない。これに対
し、シフトレバー30の車両幅方向の動きは、トランス
ミッションに伝達されないので、シフトレバー30を確
実に車両幅方向に位置決めする必要がある。本実施例で
は、カム部75の傾斜面76にスプリング88によって
ローラ84を押圧しローラ84に外方への力を作用させ
ることにより、シフトレバー30のロッド32をディテ
ントプレート40の位置決め段差部41に密着させてい
る。これにより、シフトレバー30は、Dレンジを除く
各レンジにおいてディテントプレート40との接触によ
り車両幅方向の位置決めが行われる。Dレンジでは、上
述したように、ローラ84と凹部91との係合によりシ
フトレバー30の車両幅方向の位置決めが行われる。
【0020】つぎに、上記の自動変速機用シフトレバー
装置における作用について説明する。車両を発進させる
際には、ブレーキペダル(図示略)を踏込むことにより
ソレノイド50が励磁され、シフトレバー30のシフト
ロックが解除される。シフトレバー30をディテントプ
レート40に沿ってPレンジから3レンジまでシフトさ
せる際には、シフトレバー30のシフト操作に伴ってロ
ーラ84がカム部75の傾斜面76を転動する。この場
合のローラ84と傾斜面76との摩擦は、ころがり摩擦
となるので、すべり摩擦に比べて摩擦抵抗が著しく小さ
くなる。したがって、シフトレバー30の操作力も小さ
くて済み、シフトレバー30の操作フィーリングが向上
する。また、摩擦抵抗が小さくなることから、カム部7
5の摩耗も著しく抑制される。
【0021】シフトレバー30を3レンジまでシフトさ
せた状態では、ローラ84が3レンジの窪み90に嵌合
するので、適度な節度感(位置決め感覚)が得られる。
車両の発進後、シフトレバー30を3レンジからDレン
シにシフトさせると、ローラ84は車両幅方向に移動
し、窪み90と隣接する凹部91と係合する。この場
合、ローラ84は転動はせず、アッパベース26とのす
べり摩擦によって凹部91に進入する。したがって、シ
フトレバー30の車両幅方向のシフト時の節度感は、車
両前後方向のシフト時の節度感よりも大きくすることが
できる。
【0022】
【発明の効果】
(1)請求項1の自動変速機用シフトレバー装置によれ
ば、シフトレバーに、車両前後方向にのみ回転可能なロ
ーラを設け、このローラを付勢手段によりアッパベース
に形成されたカム部の傾斜面に押圧したので、シフトレ
バーの車両前後方向のシフト操作時には、ローラがカム
部の傾斜面を転動することになり、ローラと傾斜面の摩
擦抵抗を低減することができる。したがって、シフトレ
バーの車両前後方向の操作力は小さくて済み、シフトレ
バーの操作フーリングを向上させることができる。ま
た、ローラと傾斜面の摩擦抵抗が小さくなることから、
アッパベースの摩耗を抑制することができ、アッパベー
スの耐久性を高めることができる。 (2)請求項2の自動変速機用シフトレバー装置によれ
ば、アッパベースに、シフトレバーがディテント部に密
着しない特定のレンジに位置決めされる際にローラと係
合する凹部を形成したので、シフトレバーをディテント
部を用いることなく車両幅方向に位置決めすることがで
き、適度な節度感も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動変速機用シフトレ
バー装置の要部断面図である。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】図1のアッパベースに取付けられるディテント
プレートとアッパハウジングの斜視図である。
【図4】図1のシフトレバーの要部斜視図である。
【図5】図4のローラとアッパベースの凹部との係合状
態を示す拡大断面図である。
【図6】従来のゲート式シフトレバー装置におけるシフ
トレバーのシフトパターンを示す平面図である。
【図7】従来のゲート式シフトレバー装置の要部断面図
である。
【符号の説明】
20 ロアベース 26 アッパベース 30 シフトレバー 75 カム部 76 傾斜面 84 ローラ 88 付勢手段 91 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 20/00 - 20/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアベースに車両前後方向および車両幅
    方向に揺動可能に取付けられ、車両前後方向の動きをト
    ランスミッションに伝達するシフトレバーと、 前記ロアベースに固定され、前記シフトレバーを各レン
    ジに位置決め可能なディテント部が設けられるアッパベ
    ースと、 前記アッパベースの下面にシフトレバーの揺動方向に延
    びるように形成され、シフトレバーに対し斜め上方に延
    びる傾斜面を有するカム部と、 前記シフトレバーに設けられ、車両前後方向にのみ回転
    可能なローラと、 前記ローラを前記カム部の傾斜面に向けて押圧しシフト
    レバーをアッパベースのディテント部に密着させる付勢
    手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機用シフト
    レバー装置。
  2. 【請求項2】 アッパベースに、シフトレバーがディテ
    ント部に密着しない特定のレンジに位置決めされる際に
    ローラと係合しシフトレバーを車両幅方向に位置決めす
    る凹部を形成した請求項1記載の自動変速機用シフトレ
    バー装置。
JP10355995A 1995-04-27 1995-04-27 自動変速機用シフトレバー装置 Expired - Lifetime JP2917104B2 (ja)

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