JPH08296735A - 車両用変速装置 - Google Patents
車両用変速装置Info
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- JPH08296735A JPH08296735A JP10217695A JP10217695A JPH08296735A JP H08296735 A JPH08296735 A JP H08296735A JP 10217695 A JP10217695 A JP 10217695A JP 10217695 A JP10217695 A JP 10217695A JP H08296735 A JPH08296735 A JP H08296735A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/24—Providing feel, e.g. to enable selection
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
化しないように持続できる車両用変速装置を提供する。 【構成】 この発明の車両用変速装置Eは、ポジション
プレート51のアップシフト位置U近傍及びダウンシフ
ト位置D近傍並びにリバースシフト位置R近傍のボール
54の軌道部に、操作フィーリング持続手段59として
のR溝59a,59bをそれぞれ設けたことを特徴とし
ており、ポジションプレート51のボール54の軌道部
に、R溝59a,59bによりあらかじめ初期摩耗に相
当する部分が設けられている。これによって、操作フィ
ーリングを長期間にわたって殆ど変化しないように持続
させることができる。
Description
に関する。
の変速装置にあっては、操作レバーをアップダウン方向
及びリバース方向に操作することにより変速機を作動さ
せるように構成されている。また、操作レバーの操作に
節度感を付与するためにポジションプレートが設けられ
ている。すなわち、操作レバー側に取付けられたボール
を、付勢手段によりポジションプレートに圧接し、この
ポジションプレートに設けられた節度感付与手段により
付勢手段の付勢力を変化させて操作レバーの操作に節度
感を付与している。
用変速装置では、長期間使用していると操作フィーリン
グが変化するという現象が発生する。この現象を解明す
るために耐久試験を行った結果、ポジションプレートの
ボールとの接触部が摩耗し、このため操作フィーリング
が変化するということが判明した。さらに、ポジション
プレートのボールとの接触部の摩耗は、初期摩耗が大き
く、ある一定以上摩耗すると、その後は殆ど摩耗しない
ことが判明した。すなわち、操作フィーリングの変化
は、初期段階において発生し、その後は殆ど変化しない
ということが判明した。
もので、その目的とするところは、操作フィーリングを
長期間にわたって殆ど変化しないように持続できる車両
用変速装置を提供することにある。
め、この発明の請求項1の車両用変速装置では、セレク
ト列の一方側にアップダウンシフト列を前記セレクト列
と直交せしめて形成し、さらにセレクト列の他方側にリ
バースシフト列を前記アップダウンシフト列と平行に形
成し、筐体内に配置した操作レバーによりアップダウン
シフト及びリバースシフトを行うようにし、前記操作レ
バーのアップダウンシフト方向並びにリバースシフト方
向の傾動に際し、操作レバーを中立位置途中から機能す
る反力手段及び前記操作レバーをリバースシフト位置に
保持する保持手段を有するディテント機構を備え、さら
に、このディテント機構は、反力手段としての傾斜面及
び保持手段として凹部を設けたポジションプレートと、
このポジションプレートに圧接するボールとからなり、
前記ポジションプレートを前記筐体側に、前記ボールを
前記操作レバー側にそれぞれ取付けた車両用変速装置で
あって、前記ポジションプレートのアップシフト位置近
傍及びダウンシフト位置近傍並びにリバースシフト位置
近傍に、操作フィーリング持続手段をそれぞれ設けたこ
とを特徴としている。
記ポジションプレートのリバースシフト位置近傍に、リ
バースシフト用節度感付与手段を設けたことを特徴とし
ている。
記ポジションプレートのアップシフト位置近傍及びダウ
ンシフト位置近傍に、ボール乗り上げ防止手段をそれぞ
れ設けたことを特徴としている。
ーをアップシフト又はダウンシフトさせると、中立位置
保持手段により操作レバーの操作力を変化させることが
できる。また操作レバーをニュートラル方向へセレクト
させると、セレクト位置保持手段及びディテント機構の
反力手段により操作力を変化させることができる。また
操作レバーをニュートラル位置から、リバースシフト方
向へ操作させると、構の保持手段により操作レバーをリ
バースシフト位置に保持することができる。このよう
に、操作レバーをシフトセレクト操作したときの操作力
を変化させることができるので、運転者に変速操作をし
たという感触を与えることができ、操作フィーリングを
向上させることができる。
部に、操作フィーリング持続手段によりあらかじめ初期
摩耗に相当する部分が設けられている。これによって、
操作フィーリングを長期間にわたって殆ど変化しないよ
うに持続させることができる。
ば、リバースシフト位置近傍における操作力を、リバー
スシフト用節度感付与手段により大きくすることができ
るので、リバースシフト操作時の操作フィーリングをさ
らに向上させることができる。
ば、アップシフト位置近傍及びダウンシフト位置近傍に
おけるボールの乗り上げにより操作フィーリングが悪く
なることを、ボール乗り上げ防止手段により防止するこ
とができるので、アップダウンシフト操作時の操作フィ
ーリングをより一層向上させることができる。
に示す実施例に基づいて説明する。
はポジションプレートの平面視説明図、図3は図2のII
I −III 矢視断面説明図、図4は図2のIV−IV矢視断面
説明図、図5はポジションプレートの斜視説明図、図6
は図1のVI−VI矢視断面説明図、図7は図6のVII −VI
I 矢視断面説明図、図8は図7のVIII−VIII矢視断面説
明図、図9はスイッチユニットの平面説明図、図10は
ガイドプレートの斜視説明図、図11はシフトセレクト
パターンの平面説明図である。
クト列11の一方側にアップダウンシフト列12をセレ
クト列11と直交せしめて形成し、さらにセレクト列1
1の他方側にリバースシフト列13をアップダウンシフ
ト列12と平行に形成することによりシフトセレクトパ
ターン10を形成し、このシフトセレクトパターン10
に基づいて筐体80内に配置した操作レバー20により
アップダウンシフト及びリバースシフトを行うようにし
てあり、操作レバー20のアップダウンシフト方向並び
にリバースシフト方向の傾動に際し、操作レバー20を
中立位置に保持できるように付勢する中立位置保持手段
30と、操作レバー20のセレクト方向の傾動に際し、
操作レバー20をリバースシフト列側からアップダウン
シフト列側に付勢するセレクト位置保持手段40と、こ
のセレクト位置保持手段40のストロークの途中から機
能する反力手段52及び操作レバー20をリバースシフ
ト位置に保持する保持手段53を有するディテント機構
50を備えている。
としての傾斜面52及び保持手段としての凹部53を設
けたポジションプレート51と、このポジションプレー
ト51に圧接するボール54とからなり、ポジションプ
レート51は筐体80側に、ボール54は操作レバー2
0側にそれぞれ取付けられている。
レート51のアップシフト位置U近傍及びダウンシフト
位置D近傍並びにリバースシフト位置R近傍に、操作フ
ィーリング持続手段59をそれぞれ設けたことを特徴と
している。
ト側、矢印Rは車両のリヤ側を示している。
る。
において、アップダウンシフト列12にアップシフト位
置12a(U)とダウンシフト位置12b(D)が配設
されており、アップダウンシフト列12とセレクト列1
1との交点12c(H)は、アップダウンシフト列12
側における操作レバー20の中立位置、いわゆるホール
ド位置である。また、リバースシフト列13のアップシ
フト位置12a(U)と対向する位置にリバースシフト
位置13a(R)が配設されており、リバースシフト列
13とセレクト列11との交点13b(N)は、リバー
スシフト列13側における操作レバー20の中立位置、
いわゆるニユ−トラル位置である。
角形状の筐体80に主軸21及び外筒22を介して取付
けられており、主軸21は筐体80にセレクト方向に沿
って配置されている。外筒22の両端には合成樹脂製の
ブッシュ23がそれぞれ圧入されており、各ブッシュ2
3に主軸21が嵌挿されている。操作レバー20の中間
部20aは外筒22に突設された円筒状のソケット24
内に収容され、このソケット24に固定された枢軸25
により軸着されている。また、操作レバー20の基部に
形状された球状部20bは、主軸21の軸線に直交して
貫通形成された支持孔21aに嵌挿されている。さら
に、操作レバー20の上部にはノブ26が取付けられて
いる。
と、保持スプリング32と、スプリングストッパ33を
備えており、支持ローラ31は、外筒22に、その軸線
と直交してフロントF側に突設した支持軸34に回転自
在に取付けられている。保持スプリング32は捩りコイ
ル状で、筐体80のフロントF側内壁80aに突設した
取付軸35に巻装された円弧状の基部32aと、この基
部32aから接線方向に延出し上下に対向してセレクト
方向に沿って平行な一対の挟持部32b,32cとから
なり、この一対の挟持部32b,32c間に、操作レバ
ー20の基部側に取付けられた支持ローラ31を挟持さ
せている。スプリングストッパ33は筐体80の内壁8
0bに突設されており、上面33a及び下面33bに保
持スプリング32の一対の挟持部32b,32cの各先
端が圧接している。
6が形成されており、このガイドピン36は筐体80の
内壁80aに固定したガイドプレート37に形成された
ガイド溝38に係合するように設定されている。ガイド
溝38はシフトセレクトパターン10のセレクト列1
1、アップダウンシフト列12及びリバースシフト列1
3に対応するよう溝38a,38b,38cが形成され
ており、溝38bの下端がアップシフト位置U、溝38
bの上端がダウンシフト位置D、溝38cの下端がリバ
ースシフト位置R、溝38aと溝38bの交点がホール
ド位置H、溝38aと溝38cの交点がニュートラル位
置Nにそれぞれ対応するよう設定されている。
ング40は、筐体80の内壁80c側の外筒22に巻装
されている。
51は合成樹脂製で、筐体80のリヤR側内壁80dに
固定されており、このポジションプレート51には、主
軸21の軸心Oを中心とする半径Rの円弧面55及びこ
の円弧面55に連続して反力手段としての傾斜面52が
形成されている。円弧面55には、操作レバー20をア
ップシフト位置U及びダウンシフト位置Dにシフトした
時、ボール54が嵌入するアップシフト用及びダウンシ
フト用の円弧状のチェック溝55a及び55bがそれぞ
れ形成されている。また、傾斜面52は、アップダウン
シフト列12側からリバースシフト列13に向って主軸
21の軸線と斜交して形成されており、図7に示すよう
に左上りに傾斜している。また、この傾斜面52には、
操作レバー20をリバースシフト位置Rにシフトした
時、ボール54が嵌入する保持手段としての円弧状の凹
部53が形成されている。
グ持続手段59は、アップダウンシフト列12上に設け
られたR溝59aと、セレクト列11上に設けられたR
溝59bとからなっており、各R溝59a,59bは円
弧面55上に深さhをもって形成されている。また、ア
ップダウンシフト列12側のR溝59aの両端部59
c,59dはチェック溝55a,55bの各入口側に臨
むように設定されており、セレクト列11側のR溝59
bの先端部59eは、凹部53と対向する位置まで延出
している。そして、各R溝59a,59bは、初期摩耗
を考慮した形状に形成されており、また、図4に示すよ
うにボール54との接触が点接触から線接触になるよう
に設定されている。
22の中間部に主軸21と直交してリヤR側に突設され
た筒体56内に収容されており、筒体56に内蔵された
スプリング受体57を介して圧縮スプリング58により
ポジションプレート51の円弧面55及び傾斜面52に
圧接し得るように設定されている。
軸27が操作レバー20の軸線上に一体的に固定されて
おり、操作軸27の下端に形成された球状部27aは、
スイッチユニット90の駒部材91に嵌入されている。
スイッチユニット90には、駒部材91を介してセレク
ト方向に摺動するセレクト摺動部材92及びシフト方向
に摺動するシフト摺動部材93がそれぞれ設けられてお
り、また各摺動部材92,93に対応してマグネットス
イッチ94,95がそれぞれ配設されている。そして、
操作レバー20のセレクト方向及びシフト方向の作動を
マグネットスイッチ94,95により検出して変速機の
変速段を指定するセレクト信号及びシフト信号を出力す
るように設定されている。
弾性部材、例えばゴム状弾性体60が圧入されており、
また、筐体80には、操作レバー20のシフト方向作動
時、ゴム状弾性体60に当接する断面略逆U字状のスト
ッパブラケット61が取付けられている。このストッパ
ブラケット61の頂面には、操作軸27が遊嵌するにげ
孔61aが形成されている。そして、操作レバー20の
シフト方向作動時において、ストッパブラケット61に
ゴム状弾性体60を当接させてこれを撓ませながらガイ
ドピン36をガイドプレート37のガイド溝38端部に
当接させることにより、ガイドピン36のガイド溝38
端部との衝撃を緩和するように構成されている。
る。
保持スプリング32により中立位置に保持されている。
この状態から操作レバー20をアップシフト方向(矢印
A方向)又はダウンシフト方向(矢印B方向)に主軸2
1を中心として傾動させると、保持スプリング32が徐
々に撓み、これにより操作レバー20の操作力が変化す
る。また、この際ボール54がチェック溝55a又は5
5bに嵌入することによって節度感を得ることができ
る。そして、この状態で手を離すと、保持スプリング3
2のスプリング力により操作レバー20はホールド位置
Hに復帰する。
バースシフトさせるには、操作レバー20を圧縮スプリ
ング40のスプリング力に抗して球状部20bを中心と
して主軸21のブッシュ23が筐体80の内壁80cに
当接するまで、矢印C方向に傾動させる。すると、まず
圧縮スプリング40が撓み操作レバー20に初期操作力
を発生させる。さらに操作レバー20を同方向へ傾動さ
せると操作途中で、圧縮スプリング40をさらに撓ませ
ると共に、ボール54がポジションプレート51の傾斜
面52に当接し、圧縮スプリング58を撓ませる。これ
により操作レバー20の操作力が変化する。
レバー20をリバースシフト方向に傾動させると保持ス
プリング32が徐々に撓む。この際、保持スプリング3
2の一対の挟持部32b,32c間に挟持されている支
持ローラ31は、ニュートラル位置N側に配置されてお
り、ホールド位置H側に配置されている場合より基部3
2aに接近しているので、保持スプリング32のスプリ
ング力は、アップダウン操作時の場合より大きくなる。
これによって、アップダウン操作時とリバース操作時に
おける操作感を変えることができるので、運転の安全性
を向上させることができる。また、操作レバー20がリ
バーシフト位置Rにシフトされると、ポジションプレー
ト51の凹部53にボール54が嵌入し、リバースシフ
ト位置Rに保持される。
シフト方向に傾動させ、ポジションプレート51の凹部
53からボール54を離脱させた後、手を離すと、保持
スプリング32及び圧縮スプリング40のスプリング力
により操作レバー20はホールド位置Hに復帰する。
シフト又はダウンシフトさせると、中立位置保持手段3
0の保持スプリング32により操作レバー20の操作力
を変化させることができる。また、操作レバー20をニ
ュートラル方向へセレクトさせると、セレクト位置保持
手段としての圧縮スプリング40及びディテント機構5
0の反力手段としての傾斜面52により操作レバー20
の操作力を変化させることができる。
Nからリバースシフト方向へ操作させると、中立位置保
持手段30の保持スプリング32により操作レバー20
の操作力を変化させることができると共に、ディテント
機構50の保持手段として凹部53により操作レバー2
0をリバースシフト位置Rに保持することができる。こ
のように、操作レバー20をシフトセレクト操作したと
きの操作力を変化させることができるので運転者に変速
操作をしたという感触を与えることができ、操作フィー
リングを向上させることができる。
54の軌道部に、操作フィーリング持続手段59として
のR溝59a,59bにより初期摩耗に相当する部分が
設けられているので、操作フィーリングを長期間にわた
って殆ど変化しないように持続させることができる。し
かも、R溝59a,59bにより、図4に示すようにボ
ール54が点接触から線接触になるので、この部分の摩
耗を大幅に減少させることができ、操作フィーリングの
変化をより一層防止することができる。
示す斜視説明図で、ポジションプレート51の傾斜面5
2には、ボール54が凹部53に嵌入する直前の部位
に、リバースシフト用節度感付与手段としての凸部52
aが設けられている。これによって、リバースシフト位
置R近傍における操作力を大きくすることができ、リバ
ースシフト操作時の操作フィーリングをさらに向上させ
ることができる。
ョンプレート51と同一であり、その説明は省略する。
他の別実施例に係り、図13はポジションプレートの斜
視説明図、図14は図13のXIV −XIV 矢視拡大断面説
明図である。
弧面55には、ボール54がチェック溝55a,55b
に嵌入した直後の部位に、ボール乗り上げ防止手段とし
ての円弧面55e,55fがチェック溝55a,55b
の底面に連続してそれぞれ設けられている。円弧面55
e,55fは、円弧面55と同心で円弧面55の半径R
より大きい半径R1 で形成されており、傾斜面55g,
55hによりそれぞれ円弧面55に連続している。その
他の構成は、図5に示すポジションプレート51と同一
であり、その説明は省略する。
ジションプレート51の作用を説明する。
フト方向(矢印A方向)又はダウンシフト方向(矢印B
方向)に操作し、弾性部材60がストッパブラケット6
1に当接する前に所定のフルストロークになった場合、
さらに、操作レバー20を弾性部材60がストッパブラ
ケット61に当接するまで操作すると、図5に示すポジ
ションプレート51では、図14に仮想線で示すように
ボール54がチェック溝55a,55bの斜面55m,
55nに乗り上げ、操作荷重の急激な変化により操作フ
ィーリングが悪くなる(コクン感又はカクン感)ことが
ある。しかし、この実施例に係るポジションプレート5
1によれば、チェック溝55a,55bに連続して円弧
面55e,55fが設けられているので、上記ボール5
4の乗り上げ現象をなくすことができる。これによって
ボールの乗り上げにより操作フィーリングが悪くなるこ
とを防止することができ、アップダウンシフト操作時の
操作フィーリングをより一層向上させることができる。
両用変速装置によれば、ポジションプレートのボール軌
道部に、操作フィーリング持続手段によりあらかじめ初
期摩耗に相当する部分が設けられている。このように、
ポジションプレートには、初期摩耗に相当する部分があ
らかじめ設けられており、その後は殆ど摩耗しない。こ
れによって、操作フィーリングを長期間にわたって殆ど
変化しないように持続させることができる。
ば、リバースシフト位置近傍における操作力を、リバー
スシフト用節度感付与手段により大きくすることができ
るので、リバースシフト操作時の操作フィーリングをさ
らに向上させることができる。
ば、アップシフト位置近傍及びダウンシフト位置近傍に
おけるボールの乗り上げにより操作フィーリングが悪く
なるのを、ボール乗り上げ防止手段により防止すること
ができるので、アップダウンシフト操作時の操作フィー
リングをより一層向上させることができる。
説明図である。
明図である。
図である。
である。
である。
斜視説明図である。
示す斜視説明図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 セレクト列の一方側にアップダウンシフ
ト列を前記セレクト列と直交せしめて形成し、さらにセ
レクト列の他方側にリバースシフト列を前記アップダウ
ンシフト列と平行に形成し、筐体内に配置した操作レバ
ーによりアップダウンシフト及びリバースシフトを行う
ようにし、前記操作レバーのアップダウンシフト方向並
びにリバースシフト方向の傾動に際し、操作レバーを中
立位置に保持できるように付勢する中立位置保持手段
と、 前記操作レバーのセレクト方向の傾動に際し、操作レバ
ーをリバースシフト列側からアップダウンシフト列側に
付勢するセレクト位置保持手段と、 このセレクト位置保持手段のストロークの途中から機能
する反力手段及び前記操作レバーをリバースシフト位置
に保持する保持手段を有するディテント機構を備え、 さらに、このディテント機構は、反力手段としての傾斜
面及び保持手段として凹部を設けたポジションプレート
と、このポジションプレートに圧接するボールとからな
り、 前記ポジションプレートを前記筐体側に、前記ボールを
前記操作レバー側にそれぞれ取付けた車両用変速装置で
あって、 前記ポジションプレートのアップシフト位置近傍及びダ
ウンシフト位置近傍並びにリバースシフト位置近傍に、
操作フィーリング持続手段をそれぞれ設けたことを特徴
とする車両用変速装置。 - 【請求項2】 前記ポジションプレートのリバースシフ
ト位置近傍に、リバースシフト用節度感付与手段を設け
たことを特徴とする請求項1記載の車両用変項1記載の
車両用変速装置。 - 【請求項3】 前記ポジションプレートのアップシフト
位置近傍及びダウンシフト位置近傍に、ボール乗り上げ
防止手段をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1記
載の車両用変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217695A JP3400182B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 車両用変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217695A JP3400182B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 車両用変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08296735A true JPH08296735A (ja) | 1996-11-12 |
JP3400182B2 JP3400182B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=14320383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10217695A Expired - Fee Related JP3400182B2 (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 車両用変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3400182B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0999384A1 (de) * | 1998-11-04 | 2000-05-10 | Ford Global Technologies, Inc., A subsidiary of Ford Motor Company | Schaltvorrichtung für Wechselgetriebe von Kraftfahrzeugen |
EP0995931A3 (de) * | 1998-10-20 | 2001-11-07 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Wählvorrichtung zur manuellen Beeinflussung einer Fahrstufe eines automatisierten Getriebes und Steuerung zum Vermitteln eines Schaltgefühls am Wählhebel |
JP2018194164A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | ギョン・チャン・インダストリアル・カンパニー・リミテッド | 手動変速機のデテント装置 |
CN110892176A (zh) * | 2017-05-24 | 2020-03-17 | Ghsp公司 | 具有改进触感定位器的变速换档器 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10217695A patent/JP3400182B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018194164A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | ギョン・チャン・インダストリアル・カンパニー・リミテッド | 手動変速機のデテント装置 |
CN110892176A (zh) * | 2017-05-24 | 2020-03-17 | Ghsp公司 | 具有改进触感定位器的变速换档器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3400182B2 (ja) | 2003-04-28 |
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