JP2555819Y2 - アクセルペダル - Google Patents

アクセルペダル

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JP2555819Y2
JP2555819Y2 JP1991009676U JP967691U JP2555819Y2 JP 2555819 Y2 JP2555819 Y2 JP 2555819Y2 JP 1991009676 U JP1991009676 U JP 1991009676U JP 967691 U JP967691 U JP 967691U JP 2555819 Y2 JP2555819 Y2 JP 2555819Y2
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JP
Japan
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accelerator pedal
arm
switch
bracket
accelerator
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JP1991009676U
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保幸 池上
義信 近藤
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Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のアクセルペダ
ル、特に、アクセルペダルスイッチを有してクラッチ電
流の信号とスロットルバルブ作動制御を同時に行うアク
セルペダルに関する。
【0002】
【従来の技術】アクセルペダルスイッチを有してクラッ
チ電流の断続コントロールとスロットルバルブの作動制
御を同時に行うようにした電磁粉式オートクラッチ車の
アクセルペダルは、アクセルペダルを踏んだ瞬間にアク
セルペダルスイッチが作動して信号が発生し、アクセル
ペダルを戻したとき信号が消滅するようにし、スロット
ルバルブ作動以前にクラッチ電流が発生し、またスロッ
トルバルブ作動中は常にクラッチ電流信号が発生してお
り、更に、スロットルバルブが全閉になったときはクラ
ッチ電流信号が必ず切れるようにしたものである(実公
昭59−21057号公報参照)。
【0003】従来の上記電磁粉式オートクラッチ車のア
クセルペダルを図5から図7に基づき説明すれば、1は
アクセルペダルレバー、2は該アクセルペダルレバー1
に溶接等で一体に結合されたスイッチアームで、上記ア
クセルペダルレバー1及びスイッチアーム2は軸3によ
りブラケット4に回動可能に軸支されている。ブラケッ
ト4は車体(図示略)に固定される。5はアクセルアー
ムで上記軸3に回動可能に取り付けられ、その先端部に
はアクセルケーブル6の一端が連結され、該アクセルア
ーム5の回動により該アクセルケーブル6を介してスロ
ットルバルブ(図示略)が作動するようになっている。
スイッチアーム2にはマイクロスイッチ等のアクセルペ
ダルスイッチ7が取り付けられ、ペダル1aを踏み込ん
でいないときは、スイッチアーム2はリターンスプリン
グ8により図示の状態を保持され、またアクセルアーム
5もスイッチアーム2に押されて図示の位置を保持さ
れ、またアクセルアーム5も当接部51をスイッチアー
ム2に押されて図示のごときスロットルバルブ全閉状態
位置に保持され、その状態において図7のごとく、スイ
ッチ7の作動片71はアクセルアーム5に設けたストッ
パ面52に対向若しくはほぼ接触した状態となり、か
つ、スイッチアーム2の押圧部21は上記ストッパー面
52に所定の間隔a(図7)をもって対向している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
磁粉式オートクラッチ車のアクセルペダルによれば、リ
ターンスプリング8の両端部は、ブラケット4の穴とス
イッチアーム2の切欠きにそれぞれ係止している。この
リターンスプリング8は、車両に組み付けたときは、ア
クセルアーム5の端面51が図示しない車両側からのス
トッパーに衝接するので、張力を保持しているのである
が、組み付ける前は、そのリターンスプリング8の張力
でスイッチアーム2が反時計方向へ回動してリターンス
プリング8の張力が実質的にゼロとなる。
【0005】かかるときは、リターンスプリング8はブ
ラケット4の穴又はスイッチアーム2の切欠きから外れ
ることが多く、そのまま組み付けると正常な作動をしな
いことは言うまでもない。そこで、リターンスプリング
8が外れていないか否かを確認して車両に組み付ければ
よいのであるが、そのようなことをしていると作業工数
が増えるし、かといって、リターンスプリング8を正常
に掛ける為に取りつけ直しをすると、更に作業工数が増
えることは明らかである。。
【0006】そこでこの考案は電磁式オートクラッチ車
のアクセルペダルスイッチを改良して上記欠点を解決せ
んとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案にかかるアクセ
ルペダルは、車体に固定するブラケットに、アクセルペ
ダルレバーと一体となって回動するスイッチアームとア
クセルペダルアームとをそれぞれ回転可能に軸支し、
アクセルペダルアームとブラケット間にスプリングを弾
装して反踏み込み方向に回転付勢したアクセルペダルで
あって、該アクセルペダルの軸支部近傍には、車体に取
り付ける以前において前記アクセルペダルアームが反踏
み込み方向に回転した際に前記ブラケットの内底部と当
接する角部が形成されるとともに、車体への取り付け以
後においては該角部と内底部との間に所定の間隙が形成
されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】車体に取り付けられる前において、アクセルペ
ダルアームは、リターンスプリングで回転付勢されてい
るのでブラケット側へ回動するが、その角部がブラケッ
トの内底部に当接してストッパーとなり、リターンスプ
リングの張力がゼロとなることを阻止する。
【0009】
【実施例】以下にこの考案の実施例を図に基づき説明す
る。図1は側面図、図2は正面図であり、図において前
記従来例と同一若しくは実質的に同一部分には同一符号
を用いて説明する。すなわち、1はアクセルペダルレバ
ーで軸3に直交して溶接され、かつ、ブラケット4に回
転可能に軸支されている。軸3にはリターンばね10が
捲回され、その一端部はアクセルペダルレバー1に、他
端部はブラケット4に穿設した透孔11にそれぞれ係止
してアクセルペダルレバー1を時計方向へ回転付勢して
いる。
【0010】スイッチアーム2はアクセルペダルレバー
1と略平行に延伸してブラケット4に軸3を介して回転
可能に軸支されたコ字型の回動基部12を有し、その上
端部にはアクセルペダルレバー1を挟持するコ字型の係
合部13が形成され、その係合部13の下部にはマイク
ロスイッチ等の第1のスイッチ14がねじ15で固定さ
れている。第1のスイッチ14の下部には同じくマイク
ロスイッチ等の第2のスイッチ16がねじ17で固定さ
れている。第1のスイッチ14はクラッチ電流の信号を
取り扱い、第2のスイッチ16はトランスミッションの
変速比を変化させるためのペダル開度スイッチである。
【0011】アクセルペダルアーム5は上記スイッチア
ーム2の上端部を挟む所定の間隔を有するコ字型の係合
部18と中間部に係合部18aを有し、上記回動基部1
2に抱持される回動基部9を介してブラケット4に回動
可能に軸支されてスイッチアーム2と同方向へ延伸する
部材であって、かつ、ブラケット4との間にはリターン
スプリング8が弾装されている。軸3近傍のアクセルペ
ダルアーム5には、反踏込方向に回転した際にブラケッ
ト4の内底部4aに当接可能な角部5aが形成されてい
る。なお、車体への取り付け以後においては、図示しな
い車両側からのストッパーに当接するので、リターンス
プリング8で回転付勢されるアクセルペダルアーム5の
角部5aと内底部4aとの間には一定の間b(図3)
が常時形成されるようになっている。
【0012】そこで上記実施例装置の作用につき説明す
れば、初めに、車体に取り付ける以前、すなわち組み立
て製造後に納入するまでの間において、アクセルペダル
アーム5はリターンスプリング8で反踏込方向すなわ
ち、図1中時計方向へ回転付勢され、かつ、アクセルペ
ダルアーム5に当接するストッパーが存在しないのでリ
ターンスプリング8の張力により、アクセルペダルアー
ム5が時計方向へ回動し、その角部5aがブラケット4
の内底部4aに当接してストッパーとしての作用を果
し、アクセルペダルアーム5が時計方向へ回動すること
を阻止する。したがって、リターンスプリング8が常に
張力を有する状態として保持されるから、容易に外れる
ことがない。
【0013】次に、上記実施例装置を車体に取り付けた
とき、リターンばね10の力に抗してペダル1aを踏み
込むと、初めにアクセルペダルレバー1が軸3を中心と
して回動し、スイッチアーム2の上端部の係合部13に
挟持されている範囲内において踏み込み方向すなわち、
図示時計方向へ回動して第1のスイッチ14の作動片
19を押す。
【0014】そして、なおもペダル1aを踏み込むと、
アクセルペダルレバー1が第1のスイッチ14を作動さ
せた状態のままで、アクセルペダルレバー1はスイッチ
アーム2を軸3を中心として時計方向へ回動させ、そ
の回動により第2のスイッチ16がアクセルペダルアー
ム5の係合部18aに当接してその作動片20が押され
るとともに、スイッチアーム2が係合部18aを介し
クセルペダルアーム5を押し、かくしてアクセルペダ
ルレバー1、スイッチアーム2、及びアクセルペダルア
ーム5の三つが一体となって時計方向へ回動するので
ある。なお、この場合、アクセルペダルアーム5の回転
はペダル1aの踏み込みによるアクセルペダルレバー1
によるものであり、角部5aは内底部4aから離れる方
向に回動するので、角部5aが内底部4aに当接するこ
とはない。
【0015】かくして、第1のスイッチ14の作動片1
9は前記アクセルペダルレバー1の上端部が当接して作
動し、第2のスイッチ16の作動片20はアクセルペダ
ルアーム5の係合部18aが当接して作動するものであ
る。したがって、第1のスイッチ14と第2のスイッチ
16がそれぞれタイミングをずらして作動する。
【0016】なお、本考案の他の実施例として、図4に
示したように、前記従来例におけるアクセルペダルアー
ム5に三角形の角部5bを一体形成してもよいのであ
る。
【0017】
【考案の効果】以上説明したこの考案によれば、アクセ
ルペダルの軸支部近傍には、車体に取り付ける以前にお
いて前記アクセルペダルアームが反踏み込み方向に回転
した際に前記ブラケットの内底部と当接する角部が形成
されるとともに、車体への取り付け以後においては該角
部と内底部との間に所定の間隙が形成されるから、アク
セルペダルアームをスプリングで回転付勢しても、アク
セルペダルアームの角部がブラケットに当接しストッパ
ーとしての作用を果すので、車体に取り付ける以前にあ
って、アクセルペダルアームのストッパーが存在しない
状態にあっても、アクセルペダルアームが反時計方向へ
回動してスプリングが外れる恐れは全く生じなくなるか
ら、車体にアクセルペダルを取り付ける作業時に不便を
生じさせない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す側面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】作用説明図。
【図4】他の実施例を示す側面図。
【図5】従来例の側面図。
【図6】図5の正面図。
【図7】従来例の要部断面図。
【符号の説明】
1…アクセルペダルレバー、2…スイッチアーム、3…
軸、4…ブラケット、4a…内底部、5…アクセルペダ
ルアーム、5a…角部、8…リターンスプリング、1
3,18…係合部、14,16…スイッチ、19,20
…作動片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定するブラケットに、アクセル
    ペダルレバーと一体となって回動するスイッチアームと
    アクセルペダルアームとをそれぞれ回転可能に軸支し、
    該アクセルペダルアームとブラケット間にスプリングを
    弾装して反踏み込み方向に回転付勢したアクセルペダル
    であって、該アクセルペダルの軸支部近傍には、車体に
    取り付ける以前において前記アクセルペダルアームが反
    踏み込み方向に回転した際に前記ブラケットの内底部と
    当接する角部が形成されるとともに、車体への取り付け
    以後においては該角部と内底部との間に所定の間隙が形
    成されることを特徴とするアクセルペダル。
JP1991009676U 1991-02-27 1991-02-27 アクセルペダル Expired - Lifetime JP2555819Y2 (ja)

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JP1991009676U JP2555819Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 アクセルペダル

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JP1991009676U JP2555819Y2 (ja) 1991-02-27 1991-02-27 アクセルペダル

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JPH04106027U JPH04106027U (ja) 1992-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2907538B2 (ja) * 1990-11-30 1999-06-21 日産自動車株式会社 車両用アクセルペダル装置

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