JP2763565B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2763565B2
JP2763565B2 JP1021387A JP2138789A JP2763565B2 JP 2763565 B2 JP2763565 B2 JP 2763565B2 JP 1021387 A JP1021387 A JP 1021387A JP 2138789 A JP2138789 A JP 2138789A JP 2763565 B2 JP2763565 B2 JP 2763565B2
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慎治 櫛田
政之 難波
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は燃焼器を用いた温風暖房機に関するものであ
る。
従来の技術 一般にこの種の温風暖房機、たとえばファンヒータ
は、第5図に示すように本体101内に気化燃料を燃焼さ
せるバーナ102を設け、このバーナ102からの燃焼ガスを
本体背面に設けた送風機103からの空気と混合して温風
吹き出し口104から吹出し室内を暖房するようになって
いる。そしてこの温風吹き出し口104には水平方向のル
ーバを多数設けて前記温風を略水平方向へ案内するよう
になっている。したがって、常に温風に混合された燃焼
ガスが吹き出し口から排出しているため、燃焼条件が悪
くなると臭気を伴う場合があった。特に、着火時・消火
時は燃焼条件が悪く臭気が出やすい条件となっている。
そこで、着火時には送風機103の動作を着火時より後ら
せ、また消火時には送風機103を一旦停止して所定時間
後再動作させ、着火時および消火時に燃焼ガスが温風吹
き出し口104から直接吹き出さないようにする等の提案
が行なわれている。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記従来の構成では温風吹き出し口に設け
られているルーバは本体に固定されているため、常に開
口しており送風機を停止しても臭気がもれてしまい完全
に着火および消火臭気が温風吹き出し口から出るのを押
さえることができなかった。
本発明はかかる課題を解消するもので、第1の目的は
暖房効果を向上させ、かつ着火時の臭気を低減すること
にあり、第2の目的は暖房効果を向上させ、かつ消火時
の臭気を低減することにあります。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明の第1の温風暖房機
は、温風吹き出し口を有する装置本体と、該装置本体内
に設けた気化燃料を燃焼させるバーナと、該バーナの燃
焼によって発生した熱を温風として装置本体の外部へ吹
き出させるための対流用送風機と、前記温風吹き出し口
に配設した吹き出し口閉塞装置と、運転開始から着火検
知までの間の任意に定められた時点より着火後の所定時
間をカウントするタイマー部と、燃焼開始時には前記対
流用送風機を停止すると共に、前記吹き出し口閉塞装置
で吹き出し口を閉塞し、着火後は前記タイマー部からの
出力に基づき前記対流用送風機を動作すると共に前記吹
き出し口閉塞装置を駆動して吹き出し口を開にする燃焼
制御部とを有し、前記吹き出し口閉塞装置は、上下揺動
自在に枢支する風向可変翼と、該風向可変翼を燃焼量あ
るいは対流用送風機からの送風量に応じて上下動させる
可変翼制御部とで構成してあり、第2の温風暖房機は温
風吹き出し口を有する装置本体と、該装置本体内に設け
た気化燃料を燃焼させるバーナと、該バーナの燃焼によ
って発生した熱を温風として装置本体の外部へ吹き出さ
せるための対流用送風機と、前記温風吹き出し口に配設
した吹き出し口閉塞装置とを備え、運転停止時からな所
定時間をカウントするタイマー部と、運転停止時には前
記対流用送風機を停止すると共に前記吹き出し口閉塞装
置で吹き出し口を閉塞し、その後前記タイマー部からの
出力に基づき前記対流用送風機を再動作すると共に前記
吹き出し口閉塞装置を駆動して吹き出し口を開にする燃
焼制御部を有し、前記吹き出し口閉塞装置、上下揺動自
在に枢支する風向可変翼と、該風向可変翼を燃焼量ある
いは対流用送風機からの送風量に応じて上下動させる可
変翼制御部とで構成してある。
作用 本発明は上記構成により、第1の温風暖房機において
は着火時の燃焼ガスが温風吹き出し口から排出されない
ので着火時に臭気を感じさせない作用がある。また、第
2の温風暖房機においては消火時の燃焼ガスが温風吹き
出し口から排出されないので消火時に臭気を感じさせな
い作用がある。そして上記第1、第2の温風暖房機は共
に温風吹き出し口の閉塞を温風吹き出し口に設けた可変
翼で行っており、運転中はその可変翼を燃焼量あるいは
送風量に応じて上下に揺動し吹き出し方向を変えるので
室内の温度分布は良くなる。したがって、臭気を感じさ
せないだけでなく、快適な温風暖房が得られるようにな
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図において、1は温風暖房器本体、2は温風吹き出
し口、3は温風暖房器本体1内に設けたバーナで、本実
施例では灯油を気化させて燃焼させるバーナを用いてい
る。4はバーナ3の上部を覆う燃焼筒、5は燃焼筒4を
覆う如く温風暖房器本体1内に設けたダクトで、前面に
開口部6が形成してある。7はこのダクト5の後部に臨
む如く取り付けた対流用送風機で、温風暖房機本体1外
より吸い込んだ室内空気をダクト5内に燃焼筒4からの
燃焼ガスと混合させて温風吹き出し口2より吹き出すよ
うになっている。8はダクト5の開口部に設けた吹き出
し口枠、9は前記温風吹き出し口2の内側に位置する如
く吹き出し口枠8に設けた可変翼で、吹き出し口枠8の
全体を覆うように幅広く形成してある。この可変翼9は
第2図に示すようにその両端に突設した軸13を暖房機本
体側板1aに取り付けた金具(図示せず)に貫通させて矢
印dで示す如く回転自在とし、軸13に連結して可変翼9
を上下に駆動するための正逆転可能なステッピングモー
タ10が接続してある。
20は温風暖房器を制御する制御回路で、第3図のブロ
ック図で示すように構成されている。21はマイクロコン
ピュータからなる燃焼制御部で、運転スイッチ22からの
信号により燃焼制御を開始し、サーミスター等からなる
温度検知部23、室内温度を設定する室温設定部24からの
信号を比較して燃焼量を設定する。そして、その設定に
よりバーナ3、対流用送風機7を制御すると共に、可変
翼制御部25に設定信号を送る。可変翼制御部25は、上記
設定信号によりあらかじめ決められた角度になるようス
テッピングモータ10を駆動し、可変翼9を上下に動作さ
せる。
次に上記燃焼制御部21の制御を第4図のフローチャー
トを用いながら説明する。
まず、停止時は、バーナ3及び対流用送風機7は停
止、可変翼制御部25へは「閉」指令が送られている。そ
こで、運転スイッチ22がONされると燃焼制御部21はバー
ナ3に運転指令を送る。そして、バーナ3が運転準備完
了すると燃焼制御部21に準備完了指令を送ると共に燃焼
がスタートする。その信号を受けて、燃焼制御部21は内
部のタイマー部21aをスタートさせる。この時点では、
燃焼は開始するが対流用送風機7は停止しており、また
可変翼制御部25には「閉」指令が送られているため吹き
出し口は閉まっているので着火時の臭気を持った燃焼ガ
スは対流用送風機7を通過し後方へ排出される。
そして、燃焼制御部21はタイマー部21aがタイムアッ
プした時点で対流用送風機7をスタートし可変翼制御部
25に「開」指令を送り吹き出し口を開け温風を前方に吹
き出す。そして、燃焼制御部21は温度検知部23、室温設
定部24からの信号に基づいて燃焼量を設定し、その設定
によりそれぞれバーナ3、対流用送風機7、可変翼制御
部25へ信号を送り、燃焼量、送風量を変える。その際、
可変翼9の角度も変えるので例えば弱燃焼の時には可変
翼9が下向きに大きく傾斜して温風の吹出しをかなり下
向きにするので遠くまで温風を供給することができ、快
適な暖房が可能となる。
次に、運転スイッチ22がOFFされると燃焼制御部21
は、タイマー部21aをスタートさせると共にバーナ3及
び対流用送風機7をストップし、可変翼制御部25に
「閉」指令を送り吹き出し口を閉める。したがって、消
火時の臭気を持った燃焼ガスは対流用送風機7を通過し
後方へ排出される。そして、燃焼制御部21はタイマー部
21aがタイムアップした時点で対流用送風機7を再スタ
ートし、可変翼制御部25に「開」指令を送り吹き出し口
を開けバーナ3等の冷却を行なうと共に余熱を前方に吹
き出す。
このように、着火時及び消火時に対流用送風機を停止
し、さらに可変翼により吹き出し口を閉塞することで、
着火及び消火臭気が吹き出し口から排出されなくなり匂
いを低減できる。
なお、本実施例では着火時のタイマー部のスタートを
バーナ3の運転準備完了信号でから行なったがタイムア
ップが着火後であればよく、例えば着火検知後でも運転
スイッチON時であってもかまわない。また、消火時に
は、運転スイッチのOFFと同時にバーナ3を即停止した
が、機構上吹き出し口がすぐに閉塞しない場合、あるい
は対流用送風機がすぐに停止しない場合にはタイマー部
の設定時間より短い時間、即ちタイムアップ前の前記吹
き出し口が閉塞あるいは前記対流用送風機が停止する頃
にバーナを停止させるようにしてもよい。さらに、燃焼
停止時については、運転スイッチのOFFとしたが、ほか
の条件による停止でもかまわない。
発明の効果 以上のように本発明の第1の温風暖房機においては着
火時には一定期間対流用送風機を停止し、さらに吹き出
し口を閉塞することで、着火臭気が吹き出し口から排出
されなくなり匂いを低減できる。また、第2の温風暖房
機においては消火時には一定期間対流用送風機を停止
し、さらに吹き出し口を閉塞することで、消火臭気が吹
き出し口から排出されなくなり匂いを低減できる。さら
に、上記第1、第2の温風暖房機は共に匂い低減だけで
なく燃焼量あるいは温風量に応じて可変翼を揺動させて
室内の温度分布をより均一なものにすることができ快適
な暖房ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す温風暖房器の断面図、
第2図は同要部の拡大斜視図、第3図は本発明の一実施
例を示す制御回路のブロック図、第4図は同フローチャ
ート、第5図は従来の温風暖房機を示す断面図である。 1……温風暖房器本体、2……温風吹き出し口、3……
バーナ、7……対流用送風機、9……吹き出し口閉塞装
置(可変翼)、21……燃焼制御部、21a……タイマー
部、25……可変翼駆動制御部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−38819(JP,A) 実開 昭59−151040(JP,U) 実開 昭61−23652(JP,U) 実開 昭63−134251(JP,U) 実開 昭62−112061(JP,U) 実開 昭60−130359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温風吹き出し口を有する装置本体と、該装
    置本体内に設けた気化燃料を燃焼させるバーナと、該バ
    ーナの燃焼によって発生した熱を温風として装置本体の
    外部へ吹き出させるための対流用送風機と、前記温風吹
    き出し口に配設した吹き出し口閉塞装置と、運転開始か
    ら着火検知までの間の任意に定められた時点より着火後
    の所定時間をカウントするタイマー部と、燃焼開始時に
    は前記対流用送風機を停止すると共に、前記吹き出し口
    閉塞装置で吹き出し口を閉塞し、着火後は前記タイマー
    部からの出力に基づき前記対流用送風機を動作すると共
    に前記吹き出し口閉塞装置を駆動して吹き出し口を開に
    する燃焼制御部とを有し、前記吹き出し口閉塞装置、上
    下揺動自在に枢支する風向可変翼と、該風向可変翼を燃
    焼量あるいは対流用送風機からの送風量に応じて上下動
    させる可変翼制御部とで構成した温風暖房機。
  2. 【請求項2】温風吹き出し口を有する装置本体と、該装
    置本体内に設けた気化燃料を燃焼させるバーナと、該バ
    ーナの燃焼によって発生した熱を温風として装置本体の
    外部へ吹き出させるための対流用送風機と、前記温風吹
    き出し口に配設した吹き出し口閉塞装置とを備え、運転
    停止時からな所定時間をカウントするタイマー部と、運
    転停止時には前記対流用送風機を停止すると共に前記吹
    き出し口閉塞装置で吹き出し口を閉塞し、その後前記タ
    イマー部からの出力に基づき前記対流用送風機を再動作
    すると共に前記吹き出し口閉塞装置を駆動して吹き出し
    口を開にする燃焼制御部を有し、前記吹き出し口閉塞装
    置、上下揺動自在に枢支する風向可変翼と、該風向可変
    翼を燃焼量あるいは対流用送風機からの送風量に応じて
    上下動させる可変翼制御部とで構成した温風暖房機。
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JPS60130359U (ja) * 1984-02-13 1985-08-31 松下精工株式会社 温風暖房機の吹出口制御装置
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JPH0623875Y2 (ja) * 1987-02-25 1994-06-22 株式会社コロナ 開放式温風暖房器

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