JP2777367B2 - 暖房機 - Google Patents

暖房機

Info

Publication number
JP2777367B2
JP2777367B2 JP62268541A JP26854187A JP2777367B2 JP 2777367 B2 JP2777367 B2 JP 2777367B2 JP 62268541 A JP62268541 A JP 62268541A JP 26854187 A JP26854187 A JP 26854187A JP 2777367 B2 JP2777367 B2 JP 2777367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation
room temperature
damper
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62268541A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01111165A (ja
Inventor
敏雄 桜井
比左夫 長沼
正春 吉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP62268541A priority Critical patent/JP2777367B2/ja
Publication of JPH01111165A publication Critical patent/JPH01111165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2777367B2 publication Critical patent/JP2777367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、換気機能を備えた室外給排気式温風暖房機
等の暖房機に関する。 (ロ)従来の技術 此種暖房機において、バーナ部へ室外空気を供給する
給気路に室内空気の通気路を分岐して設け、この分岐部
分に室内空気と室外空気の吸い込みの切換えを行うダン
パーを設けて、換気を行うことができるようにしたもの
が実公昭53−24123号にて知られている。しかし乍ら、
この従来構成のものでは、使用者が換気を必要とする度
にダンパーの回動操作を行わなければならず、その操作
が大変面倒であった。 (ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、
バーナ部に供給する空気を室内空気と室外空気とに切換
える電動ダンパーを使用し、室内の温度に応じて換気を
自動的に行うことのできる暖房機の提供を目的としてい
る。 (ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、温度設定器、室温検出器、給気路から室外
空気を吸い込み燃焼排気を排気路から室外へ排出するバ
ーナ部、室内空気を前記バーナ部に供給する換気用通気
路、この換気用通気路を開閉する電動ダンパーを備え、
前記室温検出器にて検出した室内温度が前記温度設定器
の設定温度に達した時に、前記電動ダンパーを作動させ
て換気用通気路を開口させるダンパー制御器を設けた構
成としている。 (ホ)作用 運転開始に伴って室内温度が上昇し、室温検出器(2
5)により検出した室内温度T1が温度設定器(23)の設
定温度T2に達すると、電動ダンパー(19)が作動し、換
気用通気路(17)を開口して自動的に換気を行うので、
使用者が換気を必要とする度に換気操作を行う必要がな
く、面倒な操作を必要とせずに換気を行うことができ
る。又、室内温度T1が設定温度に達した時に換気を行う
ので、暖まり始めた室内空気が室外に排出されるのを防
止でき、暖房開始時の室温上昇の立ち上がりを遅らせる
ことがない。 (ヘ)実施例 以下、本発明を第1図ないし第5図の一実施例に基づ
いて説明する。(1)は室内に設置して温風により室内
を暖房する暖房機本体で、その背面上方部にフィルター
(2)を備えた温風用空気吸込用の開口(3)を有する
と共に前面下方部には温風吹出口(4)を設けている。
この暖房機本体(1)内の下方部にはバーナ部(5)及
び熱交換器(6)を連結した燃焼熱源機(7)が配設さ
れると共に、暖房機本体(1)内の上方部には温風用送
風機(8)が配設され、この温風用送風機(8)の回転
によって温風吹出口(4)から室内に温風を放出するよ
うになっている。前記バーナ部(5)には、ヒータ
(9)にて加熱され灯油等の燃料を気化して炎孔部(1
0)で燃焼させる気化式バーナ(11)と、この気化式バ
ーナ(11)に燃焼空気を供給する給気用送風機(12)が
内蔵され、このバーナ部(5)で燃焼した後の燃焼排気
は熱交換器(6)を通過し、排気路(13)を通って給排
気筒(14)の排気部(14A)より室外(屋外)へ排出さ
れる。 前記気化式バーナ(11)は、給気用送風機(12)の回
転数及び燃料供給管(15)にて供給する燃料供給量を可
変することによって燃焼量を可変できるが、燃焼させた
り燃焼停止させることで暖房能力を可変させてもよい。 (16)は前記給気用送風機(12)の回転によって給排
気筒(14)の給気部(14B)から吸い込んだ室外空気を
前記バーナ部(5)の気化式バーナ(11)に供給する給
気路で、この給気路(16)の途中には室内空気を吸い込
んで前記バーナ部(11)に供給する換気用通気路(17)
が給気路(16)に合流するように設けてあり、また暖房
機本体(1)の後方の室内に開口した通気路(17)の入
口部分にはフィルター(18)が設けてある。 (19)は給気路(16)と前記通気路(17)との合流部
分に設けた電動ダンパーで、この電動ダンパー(19)は
ソレノイド(20)とこのソレノイド(20)によって作動
するダンパー板(21)を備え、このダンパー板(21)が
給気路(16)側と通気路(17)側を交互に開閉するよう
に構成している。即ち、ソレノイド(20)にダンパー制
御器(22)で通電するとダンパー板(21)が第2図で示
すように給気路(16)側を閉塞して通気路(17)側を開
放し、ダンパー制御器(22)がソレノイド(20)への通
電を停止すると第1図で示すようにダンパー板(21)が
通気路(17)側を閉塞して給気路(16)側を開放する。 (23)は暖房機本体(1)の操作部(24)に設けた温
度調節用ボリウム等の温度設定器、(25)は室温を検出
する室温検出器で、この室温検出器(25)にて検出した
室内温度T1が温度設定器(23)で設定した設定温度T2
達していない時には、前記ダンパー制御器(22)による
ソレノイド(20)への通電は停止されると共に、気化式
バーナ(11)が強燃焼し、そして室内温度T1が設定温度
T2に達した時には、ダンパー制御器(22)がソレノイド
(20)へ通電すると共に、気化式バーナ(11)が弱燃焼
するように構成してある。 次に本発明の暖房機の動作を説明する。先ず、運転ス
イッチ(図示せず)をオンして運転を開始すると、設定
温度T2に対して室内温度T1が低いために、電動ダンパー
(19)のソレノイド(20)へは通電されず(OFFの状
態)、ダンパー板(21)が通気路(17)側を閉塞して給
気路(16)側を開放し、バーナ部(5)には室外空気が
供給され強燃焼状態での燃焼を開始する。このバーナ部
(5)の燃焼開始後に熱交換器(6)が所定の温度に上
昇すると、温風用送風機(8)が回転して室内に温風を
放出し、室内を温風暖房する。そして、第4図で示すよ
うに室温が徐々に上昇し、この室内温度T1が設定温度T2
に達するとダンパー制御器(22)が前記ソレノイド(2
0)へ通電(ONの状態)し、バーナ部(5)が弱燃焼と
する。このソレノイド(20)への通電によって、第2図
で示すようにダンパー板(21)が通気路(17)側を開口
して給気路(16)側を閉塞するため、通気路(17)の入
口部分から室内空気が給気用送風機(12)によって吸い
込まれてバーナ部(5)に供給され、このバーナ部
(5)に供給された室内空気は、バーナ部(5)の燃焼
排気として排気路(13)を通って室外へ排出される。 又、室内空気の換気及びバーナ部(5)の弱燃焼等に
よって室内温度T1が設定温度T2よりも低下すると、再び
ダンパー制御器(22)がソレノイド(20)ヘの通電を停
止すると共にバーナ部(5)が強燃焼となり、ダンパー
板(21)が第1図で示すように通気路(17)側を閉塞し
て室内空気の換気を停止し、以降は上述の動作を繰り返
して行うものである。従って、使用者が換気のためにダ
ンパーをその都度操作するという面倒な手間を必要とせ
ずに済む。又、室温検出器(25)によって検出した室内
温度T1が室温設定器(23)の設定温度T2に達してから、
電動ダンパー(19)が通気路(21)側を開口して換気を
行うので、室内温度T1がまだ設定温度T2に達しない低い
室温の時に、暖まり始めた室内空気を排気路から室外に
排出してしまうことがなく、暖房開始時の室温上昇の立
ち上がりを遅らせることがない。 なお、第6図は他の実施例を示すフローチャートで、
電動ダンパー(19)のソレノイド(20)を一定時間の間
隔でオン、オフするタイマーを設け、室内温度T1が設定
温度T2に一度達した後には、タイマーによってソレノイ
ド(20)への通電を制御するようにしてもよい。 (ト)発明の効果 以上の如く本発明によれば、室温検出器にて検出した
室内温度が温度設定器の設定温度に達すると、電動ダン
パーが作動して自動的に換気を行うので、使用者が換気
を必要とする度に換気のための操作を行う必要がなく、
面倒な操作を必要とせずに換気を行うことができる。
又、室内温度が設定温度に達してから換気を行うので、
暖まり始めた室内空気が室外に排出されるのを防止で
き、暖房開始時の室温上昇の立ち上がりを遅らせること
がなく、立ち上がりの良好な暖房が行える。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例である温風暖房機を室内に設
置した状態の断面図、第2図は換気状態を説明するため
の断面図、第3図はバーナ部を説明するための断面図、
第4図は本発明における電動ダンパーへの通電状態と室
温との関係を示す特性図、第5図は電動ダンパーの動作
説明用のフローチャート、第6図は他の動作説明用のフ
ローチャートである。 (5)……バーナ部、(13)……排気路、(16)……給
気路、(17)……換気用通気路、(19)……電動ダンパ
ー、(22)……ダンパー制御器、(23)……温度設定
器、(25)……室温検出器。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−135039(JP,U) 実公 昭53−24123(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 9/02 302 F24F 7/08 F24F 1/00 431 F24F 1/00 441

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.温度設定器、室温検出器、給気路から室外空気を吸
    い込み燃焼排気を排気路から室外へ排出するバーナ部、
    室内空気を前記バーナ部に供給する換気用通気路、この
    換気用通気路を開閉する電動ダンパーを備え、前記室温
    検出器にて検出した室内温度が前記温度設定器の設定温
    度に達した時に、前記電動ダンパーを作動させて換気用
    通気路を開口させるダンパー制御器を設けたことを特徴
    とする暖房機。
JP62268541A 1987-10-23 1987-10-23 暖房機 Expired - Lifetime JP2777367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268541A JP2777367B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 暖房機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62268541A JP2777367B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 暖房機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01111165A JPH01111165A (ja) 1989-04-27
JP2777367B2 true JP2777367B2 (ja) 1998-07-16

Family

ID=17459959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62268541A Expired - Lifetime JP2777367B2 (ja) 1987-10-23 1987-10-23 暖房機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2777367B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100633365B1 (ko) * 2005-09-22 2006-10-16 주식회사 경동나비엔 공기비례 가스보일러

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01111165A (ja) 1989-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3973551B2 (ja) ハイブリッド式温風暖房器
JP2924998B2 (ja) 温風暖房機
JP2777367B2 (ja) 暖房機
JP2751994B2 (ja) フィルタ目詰まり検知方法
JP2887305B2 (ja) 燃焼装置
JPH0720514Y2 (ja) 温風暖房機
JP3394699B2 (ja) 空気清浄器付温風暖房装置
US4217876A (en) Heater
JPH09273805A (ja) 風呂設備
JP2555996Y2 (ja) 温風暖房器
JPH0648116B2 (ja) 温風式暖房装置
JP3171556B2 (ja) ガス温風暖房機
JP4165986B2 (ja) 開放燃焼式暖房機
JP2732443B2 (ja) 温風暖房機
JP2763565B2 (ja) 温風暖房機
JP3316193B2 (ja) 温風暖房機
JP3435468B2 (ja) 温風暖房機
JP3489590B2 (ja) 温風暖房機の制御装置
JP3604508B2 (ja) 燃焼器具
JP2686312B2 (ja) 家庭用燃焼機器
JPH0566404U (ja) 加熱調理器
JPH09178268A (ja) 温風暖房機
JPH0689941B2 (ja) 燃焼式暖房装置
JPH07269957A (ja) 温風暖房機
JPH03217757A (ja) 温風暖房機

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080501

Year of fee payment: 10