JP2763218B2 - プリンタ及びその製造方法 - Google Patents
プリンタ及びその製造方法Info
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- JP2763218B2 JP2763218B2 JP3305054A JP30505491A JP2763218B2 JP 2763218 B2 JP2763218 B2 JP 2763218B2 JP 3305054 A JP3305054 A JP 3305054A JP 30505491 A JP30505491 A JP 30505491A JP 2763218 B2 JP2763218 B2 JP 2763218B2
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- mechanical
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- substrate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタにおける筐体
を含めたフレームの構造に関するものである。
を含めたフレームの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来における一般的なシリアルプ
リンタの筐体を含むフレームの一構成例を示す分解斜視
図である。図において1はプラスチックモールドやアル
ミダイキャストにより成形されたプリンタのロアカバで
あり、上面を開口した浅い箱型となっている。2はこの
ロアカバ1の底面に敷くように配置されたアース板であ
り、このアース板2は電気的にアース電位を保持する役
割の他に、ロアカバ1の剛性を向上させるために用いら
れている。
リンタの筐体を含むフレームの一構成例を示す分解斜視
図である。図において1はプラスチックモールドやアル
ミダイキャストにより成形されたプリンタのロアカバで
あり、上面を開口した浅い箱型となっている。2はこの
ロアカバ1の底面に敷くように配置されたアース板であ
り、このアース板2は電気的にアース電位を保持する役
割の他に、ロアカバ1の剛性を向上させるために用いら
れている。
【0003】3はコントロール基板であり、プリンタの
動作内容をコントロールする電子回路やこの電子回路に
電源を供給する電源回路を実装しており、複数本のネジ
により前記アース板2上に重ねて取り付けるようになっ
ている。4は電源部(トランス)であり、やはり前記ア
ース板2上にネジ止め等の手段により取り付けられるも
ので、電源コード5により外部電源に接続するようにな
っている。
動作内容をコントロールする電子回路やこの電子回路に
電源を供給する電源回路を実装しており、複数本のネジ
により前記アース板2上に重ねて取り付けるようになっ
ている。4は電源部(トランス)であり、やはり前記ア
ース板2上にネジ止め等の手段により取り付けられるも
ので、電源コード5により外部電源に接続するようにな
っている。
【0004】6は実際の処理動作を行うプリンタの機構
部を構成している機構部ユニットであり、まず全体を支
持するためにプラスチックモールドや板金にて形成した
メカフレーム7を有し、このメカフレーム7の両側面に
より両端を担持するようにして円筒状のプラテン8が回
転可能に設けられている。さらにこのプラテン8に先端
を対向させた印字ヘッド9、及びこの印字ヘッド9を搭
載し、前記プラテン8に沿ってその軸方向にスペース移
動可能としたキャリッジ10、そして該キャリッジ10
を支持しているキャリジシャフト11のほかに、各種の
レバやローラ及びガイド等が備えられている。
部を構成している機構部ユニットであり、まず全体を支
持するためにプラスチックモールドや板金にて形成した
メカフレーム7を有し、このメカフレーム7の両側面に
より両端を担持するようにして円筒状のプラテン8が回
転可能に設けられている。さらにこのプラテン8に先端
を対向させた印字ヘッド9、及びこの印字ヘッド9を搭
載し、前記プラテン8に沿ってその軸方向にスペース移
動可能としたキャリッジ10、そして該キャリッジ10
を支持しているキャリジシャフト11のほかに、各種の
レバやローラ及びガイド等が備えられている。
【0005】12は前記機構部ユニット6の所定の各機
構部と接続している複数のコネクタであり、これらのコ
ネクタ12は前記ロアカバ1に搭載されるコントロール
基板3のコネクタと接続することにより各機構部、つま
りプラテン8の駆動手段や印字ヘッド9及びキャリッジ
10等との電気的接続を行っている。13はアッパカバ
で、このアッパカバ13はロアカバ1と同様プラスチッ
クモールドあるいはアルミダイキャストにより下面を開
放させた箱型に成形されており、前記ロアカバ1と取り
つけた機構部ユニット6とを覆うようにして取り付けら
れている。
構部と接続している複数のコネクタであり、これらのコ
ネクタ12は前記ロアカバ1に搭載されるコントロール
基板3のコネクタと接続することにより各機構部、つま
りプラテン8の駆動手段や印字ヘッド9及びキャリッジ
10等との電気的接続を行っている。13はアッパカバ
で、このアッパカバ13はロアカバ1と同様プラスチッ
クモールドあるいはアルミダイキャストにより下面を開
放させた箱型に成形されており、前記ロアカバ1と取り
つけた機構部ユニット6とを覆うようにして取り付けら
れている。
【0006】14はプラテン8を支持している図示せぬ
プラテンシャフトにアッパカバ13を介して取り付けら
れるプラテンノブであり、このプラテンノブ14を回転
することで前記プラテン8を手動回転することができ
る。また、前記アッパカバ13はその後部上面に印字処
理をおこなった後の媒体を繰り出す媒体繰り出し口15
を有すると共に、この媒体繰り出し口15から繰り出さ
れた媒体を案内するシートガイド16を背面側に有して
いる。
プラテンシャフトにアッパカバ13を介して取り付けら
れるプラテンノブであり、このプラテンノブ14を回転
することで前記プラテン8を手動回転することができ
る。また、前記アッパカバ13はその後部上面に印字処
理をおこなった後の媒体を繰り出す媒体繰り出し口15
を有すると共に、この媒体繰り出し口15から繰り出さ
れた媒体を案内するシートガイド16を背面側に有して
いる。
【0007】上述した構成による組立は、まずロアカバ
1の内側底面に取り付けられているアース板2の所定の
取り付け位置にコントロール基板3及び電源部4をネジ
止め等の固定手段により取りつけて固定する。次にメカ
フレーム7に印字ヘッド9を搭載したキャリッジ10及
びプラテン8等を備えた機構部ユニット6をロアカバ1
に重ねるようにして載置し、やはりネジ止め等により取
りつける。この時各コネクタ類12はそれぞれ対応する
相手方のコネクタに嵌合接続し、機構部ユニット6の電
気的接続を確保する。
1の内側底面に取り付けられているアース板2の所定の
取り付け位置にコントロール基板3及び電源部4をネジ
止め等の固定手段により取りつけて固定する。次にメカ
フレーム7に印字ヘッド9を搭載したキャリッジ10及
びプラテン8等を備えた機構部ユニット6をロアカバ1
に重ねるようにして載置し、やはりネジ止め等により取
りつける。この時各コネクタ類12はそれぞれ対応する
相手方のコネクタに嵌合接続し、機構部ユニット6の電
気的接続を確保する。
【0008】最後にアッパカバ13を上方からメカフレ
ーム7及びロアカバ1とも覆うようにして組み付け、ネ
ジ止めにより複数箇所を固定して取り付ける。これによ
りプリンタは完成する。また、図6は前述した構成例に
おける機構部ユニット6の構成を多少軽減している他の
従来の構成例を示す分解斜視図であり、前述の従来例と
の相違は、印字処理を行おうとする媒体をプラテンへと
案内するペーパーシュートを、ロアカバと一体成形とし
ている点である。
ーム7及びロアカバ1とも覆うようにして組み付け、ネ
ジ止めにより複数箇所を固定して取り付ける。これによ
りプリンタは完成する。また、図6は前述した構成例に
おける機構部ユニット6の構成を多少軽減している他の
従来の構成例を示す分解斜視図であり、前述の従来例と
の相違は、印字処理を行おうとする媒体をプラテンへと
案内するペーパーシュートを、ロアカバと一体成形とし
ている点である。
【0009】なおこの図においてアッパカバは省略して
いる。図6において、17はプラスチックモールドやア
ルミダイキャストにより形成されたロアカバであり、印
字を行おうとする媒体を後述する機構部ユニットのプラ
テン8へと案内するためのペーパーシュート18を一体
成形している。これにより機構部ユニットはペーパーシ
ュート18を備える必要はなく、その構成は簡略化する
と共に小型軽量となる。
いる。図6において、17はプラスチックモールドやア
ルミダイキャストにより形成されたロアカバであり、印
字を行おうとする媒体を後述する機構部ユニットのプラ
テン8へと案内するためのペーパーシュート18を一体
成形している。これにより機構部ユニットはペーパーシ
ュート18を備える必要はなく、その構成は簡略化する
と共に小型軽量となる。
【0010】そして、このロアカバ17には処理動作を
駆動制御するための電子回路及び電源回路を搭載したコ
ントロール基板3、及び電源部4が図6の従来例同様ネ
ジ止め等の固定手段により取りつけられていると共に、
その下面側にはロアカバ17の剛性を向上し、かつ電気
的にアース電位を保つためのアース板2も同じくネジ止
めにより固定されている。
駆動制御するための電子回路及び電源回路を搭載したコ
ントロール基板3、及び電源部4が図6の従来例同様ネ
ジ止め等の固定手段により取りつけられていると共に、
その下面側にはロアカバ17の剛性を向上し、かつ電気
的にアース電位を保つためのアース板2も同じくネジ止
めにより固定されている。
【0011】19は機構部ユニットであり、この機構部
ユニット19はそれぞれ左右のサイドフレーム19aと
19bにより、プラテン8、印字ヘッド9を搭載したキ
ャリッジ10をスペース移動可能に支持しているキャリ
ッジシャフト11、及びキャリッジ10の支持をサポー
トしているサポートシャフト20等を支持した構造とな
っている。
ユニット19はそれぞれ左右のサイドフレーム19aと
19bにより、プラテン8、印字ヘッド9を搭載したキ
ャリッジ10をスペース移動可能に支持しているキャリ
ッジシャフト11、及びキャリッジ10の支持をサポー
トしているサポートシャフト20等を支持した構造とな
っている。
【0012】以上の構成による組み立ては、まずアース
板2をネジによりロアカバ17の底面に取りつけて固定
した後、コントロール基板3及び電源部4を一体成形さ
れたペーパーシュート18の後方のロアカバ17の所定
の位置に、これもネジ止めにより固定する。次に機構部
ユニット19を、該機構部ユニット19のプラテン8が
ロアカバ17のペーパーシュート18と対応するように
してその上方から重ねて組み付け、これも複数箇所のネ
ジ止めにより固定する。
板2をネジによりロアカバ17の底面に取りつけて固定
した後、コントロール基板3及び電源部4を一体成形さ
れたペーパーシュート18の後方のロアカバ17の所定
の位置に、これもネジ止めにより固定する。次に機構部
ユニット19を、該機構部ユニット19のプラテン8が
ロアカバ17のペーパーシュート18と対応するように
してその上方から重ねて組み付け、これも複数箇所のネ
ジ止めにより固定する。
【0013】最後に、これらロアカバ17と機構部ユニ
ット19とを覆うようにして図示しないアッパカバを取
りつけ、プリンタを完成させていた。
ット19とを覆うようにして図示しないアッパカバを取
りつけ、プリンタを完成させていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
各従来例の構造によればそれぞれ以下に示すような問題
点がある。まず、先に述べた図5の従来例においてはロ
アカバ1の上にコントロール基板3や電源部4、及び機
構部ユニット6を重ねていく構成であることから、装置
の機械的強度はロアカバ1とメカフレーム7の二重構造
となって向上するが、部品点数が増えて複雑になるうえ
に、コントロール基板3や電源部4を、ロアカバ1やア
ース板2にそれぞれ別個にネジにより取り付けなければ
ならず、組み立て性が非常に悪かった。
各従来例の構造によればそれぞれ以下に示すような問題
点がある。まず、先に述べた図5の従来例においてはロ
アカバ1の上にコントロール基板3や電源部4、及び機
構部ユニット6を重ねていく構成であることから、装置
の機械的強度はロアカバ1とメカフレーム7の二重構造
となって向上するが、部品点数が増えて複雑になるうえ
に、コントロール基板3や電源部4を、ロアカバ1やア
ース板2にそれぞれ別個にネジにより取り付けなければ
ならず、組み立て性が非常に悪かった。
【0015】さらにコントロール基板3と機構部ユニッ
ト6の電気的接続も、各種のコネクタ12をひとつづつ
接続しなければならず、これも組み立て効率を低下させ
る要因となっていた。また、図6に示す他の従来例で
は、機構部ユニット19が左右のサイドフレーム19
a,19bによりプラテン8,キャリッジシャフト1
1,サポートシャフト20を支持しているだけのため
に、曲げや捩れ等の機械的強度に弱く、これにより印字
ヘッドギャップを不安定にしてしまうという問題があっ
た。
ト6の電気的接続も、各種のコネクタ12をひとつづつ
接続しなければならず、これも組み立て効率を低下させ
る要因となっていた。また、図6に示す他の従来例で
は、機構部ユニット19が左右のサイドフレーム19
a,19bによりプラテン8,キャリッジシャフト1
1,サポートシャフト20を支持しているだけのため
に、曲げや捩れ等の機械的強度に弱く、これにより印字
ヘッドギャップを不安定にしてしまうという問題があっ
た。
【0016】そしてこれを補強するためには大型のアー
ス板を取り付けなければならなかった。本発明は前述し
たそれぞれの問題点を解決するためになされたものであ
り、機械的強度を確保しつつ部品点数を削減して構造の
簡略化を図り、組み立て性が優れ機械的強度の強いプリ
ンタを提供することを目的とする。
ス板を取り付けなければならなかった。本発明は前述し
たそれぞれの問題点を解決するためになされたものであ
り、機械的強度を確保しつつ部品点数を削減して構造の
簡略化を図り、組み立て性が優れ機械的強度の強いプリ
ンタを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、印字ヘッドを搭載したキャリッジやプ
ラテン等の各機構部品を有する機構部ユニットと、前記
機構部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続す
るコントロール基板及び電源基板を備え、これら全体を
上方からアッパカバにて覆ってなるプリンタにおいて、
水平な面を有するロアカバと、前記各機構部品を取りつ
けるために前記水平面から起立させた連続する壁面によ
り四方を箱型に囲って成る機構部品取りつけ部と、この
機構部品取りつけ部の外側に設けられた複数の基板固定
部とを有するメインフレームを、ガラス繊維入りのAB
S樹脂、あるいは変性PPO樹脂、PC/ABSポリマ
アロイ樹脂、もしくはABS/PBTポリマアロイ樹脂
で一体に成形すると共に、前記基板固定部の1つは、前
記基板のうちの少なくとも1つを前記機構部品取りつけ
部の壁面に立設して保持し、別の固定部は、該固定部に
取りつけられるべき基板が載置されたとき、この基板を
弾性的に固定するように構成したことを特徴とする。
ため、本発明は、印字ヘッドを搭載したキャリッジやプ
ラテン等の各機構部品を有する機構部ユニットと、前記
機構部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続す
るコントロール基板及び電源基板を備え、これら全体を
上方からアッパカバにて覆ってなるプリンタにおいて、
水平な面を有するロアカバと、前記各機構部品を取りつ
けるために前記水平面から起立させた連続する壁面によ
り四方を箱型に囲って成る機構部品取りつけ部と、この
機構部品取りつけ部の外側に設けられた複数の基板固定
部とを有するメインフレームを、ガラス繊維入りのAB
S樹脂、あるいは変性PPO樹脂、PC/ABSポリマ
アロイ樹脂、もしくはABS/PBTポリマアロイ樹脂
で一体に成形すると共に、前記基板固定部の1つは、前
記基板のうちの少なくとも1つを前記機構部品取りつけ
部の壁面に立設して保持し、別の固定部は、該固定部に
取りつけられるべき基板が載置されたとき、この基板を
弾性的に固定するように構成したことを特徴とする。
【0018】
【作用】上述した構成によれば、機構部品のプラテン、
印字ヘッドを搭載したキャリッジ、このキャリッジを支
持するキャリッジシャフト等はメインフレームの側壁に
形成された機構部品取りつけ部に取りつけることで、メ
インフレームの一部が機構部ユニットとなる。
印字ヘッドを搭載したキャリッジ、このキャリッジを支
持するキャリッジシャフト等はメインフレームの側壁に
形成された機構部品取りつけ部に取りつけることで、メ
インフレームの一部が機構部ユニットとなる。
【0019】さらにこの機構部ユニットの周囲にも、そ
れぞれコントロール基板並びに電源基板用を取りつけて
固定する基板固定部が形成されているので、この基板固
定部にネジを用いることなく基板を固定することができ
る。これにより一個のメインフレームに各機構部品及び
コントロール基板そして電源基板を取り付けることでメ
インユニットが構成され、このメインユニットを覆うよ
うにアッパカバをとりつけるとプリンタが完成される。
れぞれコントロール基板並びに電源基板用を取りつけて
固定する基板固定部が形成されているので、この基板固
定部にネジを用いることなく基板を固定することができ
る。これにより一個のメインフレームに各機構部品及び
コントロール基板そして電源基板を取り付けることでメ
インユニットが構成され、このメインユニットを覆うよ
うにアッパカバをとりつけるとプリンタが完成される。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。 図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図、図2
は図1に示すメインフレームの構造を示す拡大斜視図、
図3は電源部の取り付け構造を示すメインフレームの要
部斜視図、図4は電源基板の取り付け構造を示すメイン
フレームの要部斜視図である。なお、これらの図におい
て従来とほぼ同様の部位については従来と同一の符号を
付し、その説明は省略する。
る。 図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図、図2
は図1に示すメインフレームの構造を示す拡大斜視図、
図3は電源部の取り付け構造を示すメインフレームの要
部斜視図、図4は電源基板の取り付け構造を示すメイン
フレームの要部斜視図である。なお、これらの図におい
て従来とほぼ同様の部位については従来と同一の符号を
付し、その説明は省略する。
【0021】図1〜図4において、21はメインユニッ
トであり、このメインユニット21は各機構部品、たと
えばプラテン8や印字ヘッド9を搭載したキャリッジ1
0等を取りつけて支持する機構部品取りつけ部と、コン
トロール基板41(後述する電源基板31を含む)や電
源部4を固定する固定部とを一体に成形したメインフレ
ーム22を有している。
トであり、このメインユニット21は各機構部品、たと
えばプラテン8や印字ヘッド9を搭載したキャリッジ1
0等を取りつけて支持する機構部品取りつけ部と、コン
トロール基板41(後述する電源基板31を含む)や電
源部4を固定する固定部とを一体に成形したメインフレ
ーム22を有している。
【0022】このメインフレーム22はガラス繊維で補
強されたABS樹脂や変性PPO樹脂,PC/ABSポ
リマアロイ樹脂、あるいはABS/PBTポリマアロイ
等のプラスチック材により、モールド成形され、図2に
示すようなロアカバ17と一体成形の構造となってい
る。また、中央から手前側に各機構部品を取りつけるた
めの機構部品取りつけ部として、前面壁23aと左右の
側壁23b,23c、及び後面壁23dを箱型を成すよ
うに連続して起立形成しており、その内側及び外側に各
機構部品を取りつけるための取り付け構造が、前記各壁
面に形成される。
強されたABS樹脂や変性PPO樹脂,PC/ABSポ
リマアロイ樹脂、あるいはABS/PBTポリマアロイ
等のプラスチック材により、モールド成形され、図2に
示すようなロアカバ17と一体成形の構造となってい
る。また、中央から手前側に各機構部品を取りつけるた
めの機構部品取りつけ部として、前面壁23aと左右の
側壁23b,23c、及び後面壁23dを箱型を成すよ
うに連続して起立形成しており、その内側及び外側に各
機構部品を取りつけるための取り付け構造が、前記各壁
面に形成される。
【0023】24は前記側壁23b,23cの相対向す
る面に形成された図1に示すプラテン8を回転可能に支
持するためのプラテン支持部であり、略U字状に形成さ
れている。25と25’は図示せぬ媒体の送りを行うた
めのピントラクタを支持するためのピントラクタ支持部
であり、25はドライブシャフトを、25’はサポート
シャフトを支持する。26は媒体をプラテン8へと案内
するためのペーパーガイド部、27はキャリッジ10を
案内するキャリッジシャフト11を支持するためのキャ
リッジシャフト支持部であり、略U字状に形成されてい
る。
る面に形成された図1に示すプラテン8を回転可能に支
持するためのプラテン支持部であり、略U字状に形成さ
れている。25と25’は図示せぬ媒体の送りを行うた
めのピントラクタを支持するためのピントラクタ支持部
であり、25はドライブシャフトを、25’はサポート
シャフトを支持する。26は媒体をプラテン8へと案内
するためのペーパーガイド部、27はキャリッジ10を
案内するキャリッジシャフト11を支持するためのキャ
リッジシャフト支持部であり、略U字状に形成されてい
る。
【0024】このように機構部の各部品を支持するため
の機構部品取りつけ部は、全てメインフレーム22に備
えており、これにより自動組み立てに適する形状となっ
ている。また、28は前記図1に示す電源部4を取りつ
けるために設けられた係止部であり、この係止部28は
前記電源部4をネジを使用することなく取り付け可能な
構造としてロアカバ17と一体成形により形成されてお
り、また、29は同じく電源部4の他端側を押さえてロ
アカバ17への取り付けを保持するために一体成形にて
形成された押さえ部である。
の機構部品取りつけ部は、全てメインフレーム22に備
えており、これにより自動組み立てに適する形状となっ
ている。また、28は前記図1に示す電源部4を取りつ
けるために設けられた係止部であり、この係止部28は
前記電源部4をネジを使用することなく取り付け可能な
構造としてロアカバ17と一体成形により形成されてお
り、また、29は同じく電源部4の他端側を押さえてロ
アカバ17への取り付けを保持するために一体成形にて
形成された押さえ部である。
【0025】この電源部4の取り付け構造は図3に示し
ており、この図に見られるように電源部4はメインフレ
ーム22に形成された係止部28と押さえ部29に対応
する取り付け手段として、電源部4の下部基台の一端側
に左右一対の突起4aを設けると共に、他端側に可撓性
を有するフック部4bを設けている。フック部4bは下
部基台から延在し、U字状に折り曲げて形成し、垂直に
立ち上がった部分をフック部4bとして形成している。
ており、この図に見られるように電源部4はメインフレ
ーム22に形成された係止部28と押さえ部29に対応
する取り付け手段として、電源部4の下部基台の一端側
に左右一対の突起4aを設けると共に、他端側に可撓性
を有するフック部4bを設けている。フック部4bは下
部基台から延在し、U字状に折り曲げて形成し、垂直に
立ち上がった部分をフック部4bとして形成している。
【0026】係止部28は電源部4の突起部4aに対応
して対向して配されており、電源部4を取りつける場合
は、まず電源部4の突起部4aを係止部28の溝28a
内に挿入して引っ掛けたらそのまま電源部4をメインフ
レーム22上に降ろして行くと、他端のフック部4bが
押さえ部29に当接する。このため押さえつけるように
して下方に加圧すると、フック部4bが撓み押さえ部2
9の内側に入り込む。
して対向して配されており、電源部4を取りつける場合
は、まず電源部4の突起部4aを係止部28の溝28a
内に挿入して引っ掛けたらそのまま電源部4をメインフ
レーム22上に降ろして行くと、他端のフック部4bが
押さえ部29に当接する。このため押さえつけるように
して下方に加圧すると、フック部4bが撓み押さえ部2
9の内側に入り込む。
【0027】これにより電源部4は一端を係止部28
に、他端を押さえ部29により支持されることでメイン
フレーム22の所定の位置に、ネジ等の別部材を用いる
ことなく取りつけることができる。なお、同時に電源部
4の下側に配置された図示せぬアース板との接続を行う
ことにより、電気的にアース電位を保持する。電源部4
を取り外す場合は、図3に示すように下面側に形成され
た穴からドライバ等の器具を用い、フック部4bを内側
(図中矢印A方向)に押して、押さえ部29に対して働
いている付勢力を解除する。これにより電源部4はメイ
ンフレーム22から取り外すことができる。
に、他端を押さえ部29により支持されることでメイン
フレーム22の所定の位置に、ネジ等の別部材を用いる
ことなく取りつけることができる。なお、同時に電源部
4の下側に配置された図示せぬアース板との接続を行う
ことにより、電気的にアース電位を保持する。電源部4
を取り外す場合は、図3に示すように下面側に形成され
た穴からドライバ等の器具を用い、フック部4bを内側
(図中矢印A方向)に押して、押さえ部29に対して働
いている付勢力を解除する。これにより電源部4はメイ
ンフレーム22から取り外すことができる。
【0028】図2に戻り、30は前記の電源部4の取り
付け位置の隣に設けられたコントロール基板のうちの電
源基板用の保持用突起部であり、この保持用突起部30
を含めた電源基板用の取り付け構造(電源基板固定部)
は、図4に示している。なお、本実施例の説明において
は、コントロール基板のうち、電子回路を搭載した基板
を単にコントロール基板といい、電源回路を搭載した基
板を電源基板という。
付け位置の隣に設けられたコントロール基板のうちの電
源基板用の保持用突起部であり、この保持用突起部30
を含めた電源基板用の取り付け構造(電源基板固定部)
は、図4に示している。なお、本実施例の説明において
は、コントロール基板のうち、電子回路を搭載した基板
を単にコントロール基板といい、電源回路を搭載した基
板を電源基板という。
【0029】図4において、31は電源基板であり、上
面側に前記電源部4との接続用のコネクタ12並びにコ
ントロール基板41との接続用のコネクタ12’を備え
ている。32は保持用突起部30と共に電源基板31の
取り付け構造を成す係止爪であり、前記保持用突起部3
0と対向配置されており、可撓性を有する構造となって
いる。
面側に前記電源部4との接続用のコネクタ12並びにコ
ントロール基板41との接続用のコネクタ12’を備え
ている。32は保持用突起部30と共に電源基板31の
取り付け構造を成す係止爪であり、前記保持用突起部3
0と対向配置されており、可撓性を有する構造となって
いる。
【0030】これにより電源基板31の取り付けは、ま
ず電源基板31の一端辺を前記保持用突起30に押しつ
けるようにして係合させ、この状態で他端を下げて、他
端辺に対応して形成されている係止爪32を撓ませるよ
うに押しつけると、この係止爪32と前記保持用突起3
0により電源基板31はメインフレーム22に取り付け
られる。
ず電源基板31の一端辺を前記保持用突起30に押しつ
けるようにして係合させ、この状態で他端を下げて、他
端辺に対応して形成されている係止爪32を撓ませるよ
うに押しつけると、この係止爪32と前記保持用突起3
0により電源基板31はメインフレーム22に取り付け
られる。
【0031】また、電源基板31の取り外しは、図4に
示すように、係止爪32を電源基板31の外側(図中矢
印B方向)に撓ませて、電源基板31との噛み合いを外
す。これにより電源基板31は、メインフレーム22か
ら容易に取り外すことができる。上述したように、電源
基板31の取り付けにおいてもネジを使用することはな
い。
示すように、係止爪32を電源基板31の外側(図中矢
印B方向)に撓ませて、電源基板31との噛み合いを外
す。これにより電源基板31は、メインフレーム22か
ら容易に取り外すことができる。上述したように、電源
基板31の取り付けにおいてもネジを使用することはな
い。
【0032】図1及び図2に戻り、メインフレーム22
にはさらにコントロール基板41を取りつけるための取
り付け構造(コントロール基板固定部)が形成されてい
る。すなわち、メインフレーム22の一側面(図中手前
側に示す左側面)には、コントロール基板41を取りつ
けるための座33a,33bが形成されていると共に、
メインフレーム22の底面にコントロール基板41の下
端辺に突出させた嵌合部41aと嵌合する嵌合穴22a
が形成されている。
にはさらにコントロール基板41を取りつけるための取
り付け構造(コントロール基板固定部)が形成されてい
る。すなわち、メインフレーム22の一側面(図中手前
側に示す左側面)には、コントロール基板41を取りつ
けるための座33a,33bが形成されていると共に、
メインフレーム22の底面にコントロール基板41の下
端辺に突出させた嵌合部41aと嵌合する嵌合穴22a
が形成されている。
【0033】34(図1に示す)は前記座33aで用い
られるロックプレートであり、また35は他方の座33
bにて用いられる取り付けポストである。コントロール
基板41の取り付けは、まずコントロール基板41の下
端辺の嵌合部41aをメインフレーム22の嵌合穴22
aに挿入嵌合する。この後、ロックプレート34により
座33aにコントロール基板41の上端を支持すると共
に、他方の座33bにコントロール基板41の穴を介し
て取り付けポスト35を挿入して固定し、これによりコ
ントロール基板41はメインフレーム22に取り付けら
れる。このように電源部4、電源基板31、及びコント
ロール基板41は、前記係止部28や押さえ部29から
成る固定部、係止用突起30や係止爪32から成る固定
部、及び嵌合穴22aやロックプレート34等から成る
固定部により固定される。
られるロックプレートであり、また35は他方の座33
bにて用いられる取り付けポストである。コントロール
基板41の取り付けは、まずコントロール基板41の下
端辺の嵌合部41aをメインフレーム22の嵌合穴22
aに挿入嵌合する。この後、ロックプレート34により
座33aにコントロール基板41の上端を支持すると共
に、他方の座33bにコントロール基板41の穴を介し
て取り付けポスト35を挿入して固定し、これによりコ
ントロール基板41はメインフレーム22に取り付けら
れる。このように電源部4、電源基板31、及びコント
ロール基板41は、前記係止部28や押さえ部29から
成る固定部、係止用突起30や係止爪32から成る固定
部、及び嵌合穴22aやロックプレート34等から成る
固定部により固定される。
【0034】
【0035】プリンタの各機構部品、つまりプラテン8
や印字ヘッド9,キャリッジ10,キャリッジシャフト
11,プラテン駆動用モータ及びレバ類等は、図2に示
すメインフレーム22の前面壁23a及び両側面壁23
b,23c並びに後面壁23dに囲まれた内側及び外側
の各保持部により、図1に示すようにそれぞれ取り付け
られて組み立てられる。
や印字ヘッド9,キャリッジ10,キャリッジシャフト
11,プラテン駆動用モータ及びレバ類等は、図2に示
すメインフレーム22の前面壁23a及び両側面壁23
b,23c並びに後面壁23dに囲まれた内側及び外側
の各保持部により、図1に示すようにそれぞれ取り付け
られて組み立てられる。
【0036】こうして各々の部品がメインフレーム22
に取り付けられるとメインユニット21が完成し、この
メインユニット21にアッパカバ13を覆うように取り
付け、最後にアッパカバ13の他側面からプラテンノブ
14を取りつけることによりプリンタが完成する。
に取り付けられるとメインユニット21が完成し、この
メインユニット21にアッパカバ13を覆うように取り
付け、最後にアッパカバ13の他側面からプラテンノブ
14を取りつけることによりプリンタが完成する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
アカバと機構部品取り付け部等から構成されるメインフ
レームとを所定の樹脂により一体に成形しているため、
部品点数を削減できると共に、樹脂による弾性により部
品を止めることができるので、部品の取り付けが容易に
なり、しかもロアカバとメインフレームとを所定の樹脂
により形成したことで剛性が高く、歪みの少ない構造が
得られるという効果がある。 また、メインフレームの機
構部品取り付け部はロアカバの水平面から起立させた連
続する壁面により四方を箱型に囲うように形成している
ため、ロアカバとメインフレームを所定の樹脂により成
形するにも係わらず曲げやねじれ等の応力に対する機械
的強度が強いという効果も得られる。また、本発明は、
機構部品取りつけ部の外側周囲に固定部を設けているた
め、プラテンやシャフト等の機構部品を機構部品取りつ
け部に取りつけた後でも、コントロール基板や電源基板
並びに電源部を固定部に固定することができるという効
果も得られ、しかもコントロール基板や電源基板並びに
電源部が故障した場合でも容易に改修したり、交換する
ことが可能になるという効果も得られる。
アカバと機構部品取り付け部等から構成されるメインフ
レームとを所定の樹脂により一体に成形しているため、
部品点数を削減できると共に、樹脂による弾性により部
品を止めることができるので、部品の取り付けが容易に
なり、しかもロアカバとメインフレームとを所定の樹脂
により形成したことで剛性が高く、歪みの少ない構造が
得られるという効果がある。 また、メインフレームの機
構部品取り付け部はロアカバの水平面から起立させた連
続する壁面により四方を箱型に囲うように形成している
ため、ロアカバとメインフレームを所定の樹脂により成
形するにも係わらず曲げやねじれ等の応力に対する機械
的強度が強いという効果も得られる。また、本発明は、
機構部品取りつけ部の外側周囲に固定部を設けているた
め、プラテンやシャフト等の機構部品を機構部品取りつ
け部に取りつけた後でも、コントロール基板や電源基板
並びに電源部を固定部に固定することができるという効
果も得られ、しかもコントロール基板や電源基板並びに
電源部が故障した場合でも容易に改修したり、交換する
ことが可能になるという効果も得られる。
【0038】また、ロアカバとメインフレームを所定の
樹脂により一体に成形するため、このメインフレームに
設けられる固定部にコントロール基板や電源基板並びに
電源部を弾性的に固定することができ、これらの基板や
電源部をネジを用いることなく容易に固定できるので、
プリンタとしての組み立てが容易になるという効果も得
られる。そして組み立てが非常に容易となるので、自動
組み立てが可能になると共に、手作業による組み立てに
おいても上方からみながら組み立てができるので、組み
立て効率を向上させることができるという効果も得られ
る。更に、メインフレームの機構部品取りつけ部の外側
周囲に複数の基板固定部を一体に形成しているので、こ
れらの基板固定部に実質的に上方からコントロール基板
や電源基板を載置して固定することができ、しかもその
うちの基板の1つは基板固定部により立設するので立体
的な基板の固定が可能になり、基板スペースを有効に利
用できる。 すなわち、各基板を基板固定部に実質的に上
方からを載置して固定するだけでなく、コントロール基
板と電源基板の1つは基板固定部により立設し、別の基
板は別の基板固定部に弾性的に保持するので、基板同士
や部品が重なることがなくなり、取り付けが容易になる
と共に、固定形状も自由に選べるという効果が得られ
る。
樹脂により一体に成形するため、このメインフレームに
設けられる固定部にコントロール基板や電源基板並びに
電源部を弾性的に固定することができ、これらの基板や
電源部をネジを用いることなく容易に固定できるので、
プリンタとしての組み立てが容易になるという効果も得
られる。そして組み立てが非常に容易となるので、自動
組み立てが可能になると共に、手作業による組み立てに
おいても上方からみながら組み立てができるので、組み
立て効率を向上させることができるという効果も得られ
る。更に、メインフレームの機構部品取りつけ部の外側
周囲に複数の基板固定部を一体に形成しているので、こ
れらの基板固定部に実質的に上方からコントロール基板
や電源基板を載置して固定することができ、しかもその
うちの基板の1つは基板固定部により立設するので立体
的な基板の固定が可能になり、基板スペースを有効に利
用できる。 すなわち、各基板を基板固定部に実質的に上
方からを載置して固定するだけでなく、コントロール基
板と電源基板の1つは基板固定部により立設し、別の基
板は別の基板固定部に弾性的に保持するので、基板同士
や部品が重なることがなくなり、取り付けが容易になる
と共に、固定形状も自由に選べるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタの分解斜視図
である。
である。
【図2】第1図に示すメインフレームの構造を示す拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図3】電源部の取り付け構造を示すメインフレームの
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図4】コントロール基板の取り付け構造を示すメイン
フレームの要部斜視図である。
フレームの要部斜視図である。
【図5】従来の構造を示す分解斜視図である。
【図6】他の従来例の構造を示す分解斜視図である。
8 プラテン 9 印字ヘッド 10 キャリッジ 13 アッパカバ 21 メインユニット 23a 前面壁 23b 側壁 23c 側壁 23d 後面壁 41 コントロール基板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−110009(JP,A) 特開 昭60−105577(JP,A) 実開 昭61−90547(JP,U) 実開 昭59−107256(JP,U) 実開 昭61−90543(JP,U) 実開 昭57−156360(JP,U) 実開 平1−141055(JP,U) 実開 昭64−48099(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 B41J 29/02
Claims (4)
- 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジやプラ
テン等の各機構部品を有する機構部ユニットと、前記機
構部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続する
コントロール基板及び電源基板を備え、これら全体を上
方からアッパカバにて覆ってなるプリンタにおいて、 水平な面を有するロアカバと、前記各機構部品を取りつ
けるために前記水平面から起立させた連続する壁面によ
り四方を箱型に囲って成る機構部品取りつけ部と、この
機構部品取りつけ部の外側に設けられた複数の基板固定
部とを有するメインフレームを、ガラス繊維入りのAB
S樹脂、あるいは変性PPO樹脂、PC/ABSポリマ
アロイ樹脂、もしくはABS/PBTポリマアロイ樹脂
で一体に成形すると共に、 前記基板固定部の1つは、前記基板のうちの少なくとも
1つを前記機構部品取りつけ部の壁面に立設して保持
し、別の固定部は、該固定部に取りつけられるべき基板
が載置されたとき、この基板を弾性的に固定するように
構成した ことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 基板固定部により機構部品取りつけ部の
壁面に立設して保持する基板はコントロール基板である
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項3】 印字ヘッドを搭載したキャリッジやプラ
テン等の機構部品を有する機構部ユニットと、前記機構
部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続するコ
ントロール基板及び電源基板を備え、これら全体を上方
からアッパカバにて覆ってなるプリンタの製造方法にお
いて、 水平な面を有するロアカバと、前記各機構部品を取りつ
けるために前記水平面から起立させた連続する壁面によ
り四方を箱型に囲って成る機構部品取りつけ部と、この
機構部品取りつけ部の外側に設けられた複数の基板固定
部とを有する請求項1記載のメインフレームを、ガラス
繊維入りのABS樹脂、あるいは変性PPO樹脂、PC
/ABSポリマアロイ樹脂、もしくはABS/PBTポ
リマアロイ樹脂で一体に成形し、 その後、前記機構部品取りつけ部の内側に前記各機構部
品を前記機構部品取りつけ部に支持されるように取りつ
け、前記基板のうちの少なくとも1つを上方から載置して前
記基板固定部の1つにより前記機構部品取りつけ部の壁
面に立設して保持すると共に、別の基板固定部には別の
基板を上方から載置して弾性的に 固定することを特徴と
するプリンタの製造方法。 - 【請求項4】 基板固定部により機構部品取りつけ部の
壁面に立設して保持する基板はコントロール基板である
ことを特徴とする請求項3記載のプリンタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305054A JP2763218B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プリンタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305054A JP2763218B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プリンタ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05556A JPH05556A (ja) | 1993-01-08 |
JP2763218B2 true JP2763218B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17940565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3305054A Expired - Lifetime JP2763218B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | プリンタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763218B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100476765B1 (ko) * | 2002-10-28 | 2005-03-17 | 삼성전자주식회사 | 복합기의 일체형 프레임 |
JP5132623B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2013-01-30 | キヤノン株式会社 | プリンタ |
JP5127954B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2013-01-23 | キヤノン株式会社 | プリンタ |
JP5403231B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2014-01-29 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP5771932B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-09-02 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP6020244B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2016-11-02 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP5949593B2 (ja) | 2013-02-18 | 2016-07-06 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP6460311B2 (ja) | 2014-09-25 | 2019-01-30 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
JP6446947B2 (ja) | 2014-09-25 | 2019-01-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54110009A (en) * | 1978-02-16 | 1979-08-29 | Suwa Seikosha Kk | Microprinter |
JPS59107256U (ja) * | 1983-01-05 | 1984-07-19 | 日本電気株式会社 | プリンタハウジング構造 |
JPS60105577A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-11 | Tokyo Electric Co Ltd | 印字装置 |
JPS6190547U (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-12 | ||
JP3106055U (ja) * | 2004-05-26 | 2004-12-16 | 正 六角 | 管楽器の演奏音低減装置 |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP3305054A patent/JP2763218B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05556A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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