JPH05556A - プリンタ及びその製造方法 - Google Patents

プリンタ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH05556A
JPH05556A JP3305054A JP30505491A JPH05556A JP H05556 A JPH05556 A JP H05556A JP 3305054 A JP3305054 A JP 3305054A JP 30505491 A JP30505491 A JP 30505491A JP H05556 A JPH05556 A JP H05556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mechanical
control board
printer
power supply
main frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3305054A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2763218B2 (ja
Inventor
Minoru Mizutani
実 水谷
Shoichi Watanabe
正一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3305054A priority Critical patent/JP2763218B2/ja
Publication of JPH05556A publication Critical patent/JPH05556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2763218B2 publication Critical patent/JP2763218B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的強度を確保しつつ部品点数を削減し
て、構造の簡略化を図り、組み立て性が優れ機械的強度
の強いプリンタを提供すること。 【構成】 ロアカバから起立させた壁面23a,23
b,23c,23dにより箱型に形成し、側壁23b,
23cにはプラテン支持部24,ピントラクタ支持部2
5,25’,ペーパーガイド部26,キャリッジシャフ
ト支持部27等を形成し、更に電源固定部28,29や
コントロール基板の固定部30,33a,33bを形成
し、これらがロアカバと一体成形されてメインフレーム
とし、その上に次々と部品を乗せて組み立てられるプリ
ンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタにおける筐体
を含めたフレームの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来における一般的なシリアルプ
リンタの筐体を含むフレームの一構成例を示す分解斜視
図である。図において1はプラスチックモールドやアル
ミダイキャストにより成形されたプリンタのロアカバで
あり、上面を開口した浅い箱型となっている。2はこの
ロアカバ1の底面に敷くように配置されたアース板であ
り、このアース板2は電気的にアース電位を保持する役
割の他に、ロアカバ1の剛性を向上させるために用いら
れている。
【0003】3はコントロール基板であり、プリンタの
動作内容をコントロールする電子回路やこの電子回路に
電源を供給する電源回路を実装しており、複数本のネジ
により前記アース板2上に重ねて取り付けるようになっ
ている。4は電源部(トランス)であり、やはり前記ア
ース板2上にネジ止め等の手段により取り付けられるも
ので、電源コード5により外部電源に接続するようにな
っている。
【0004】6は実際の処理動作を行うプリンタの機構
部を構成している機構部ユニットであり、まず全体を支
持するためにプラスチックモールドや板金にて形成した
メカフレーム7を有し、このメカフレーム7の両側面に
より両端を担持するようにして円筒状のプラテン8が回
転可能に設けられている。さらにこのプラテン8に先端
を対向させた印字ヘッド9、及びこの印字ヘッド9を搭
載し、前記プラテン8に沿ってその軸方向にスペース移
動可能としたキャリッジ10、そして該キャリッジ10
を支持しているキャリジシャフト11のほかに、各種の
レバやローラ及びガイド等が備えられている。
【0005】12は前記機構部ユニット6の所定の各機
構部と接続している複数のコネクタであり、これらのコ
ネクタ12は前記ロアカバ1に搭載されるコントロール
基板3のコネクタと接続することにより各機構部、つま
りプラテン8の駆動手段や印字ヘッド9及びキャリッジ
10等との電気的接続を行っている。13はアッパカバ
で、このアッパカバ13はロアカバ1と同様プラスチッ
クモールドあるいはアルミダイキャストにより下面を開
放させた箱型に成形されており、前記ロアカバ1と取り
つけた機構部ユニット6とを覆うようにして取り付けら
れている。
【0006】14はプラテン8を支持している図示せぬ
プラテンシャフトにアッパカバ13を介して取り付けら
れるプラテンノブであり、このプラテンノブ14を回転
することで前記プラテン8を手動回転することができ
る。また、前記アッパカバ13はその後部上面に印字処
理をおこなった後の媒体を繰り出す媒体繰り出し口15
を有すると共に、この媒体繰り出し口15から繰り出さ
れた媒体を案内するシートガイド16を背面側に有して
いる。
【0007】上述した構成による組立は、まずロアカバ
1の内側底面に取り付けられているアース板2の所定の
取り付け位置にコントロール基板3及び電源部4をネジ
止め等の固定手段により取りつけて固定する。次にメカ
フレーム7に印字ヘッド9を搭載したキャリッジ10及
びプラテン8等を備えた機構部ユニット6をロアカバ1
に重ねるようにして載置し、やはりネジ止め等により取
りつける。この時各コネクタ類12はそれぞれ対応する
相手方のコネクタに嵌合接続し、機構部ユニット6の電
気的接続を確保する。
【0008】最後にアッパカバ13を上方からメカフレ
ーム7及びロアカバ1とも覆うようにして組み付け、ネ
ジ止めにより複数箇所を固定して取り付ける。これによ
りプリンタは完成する。また、図6は前述した構成例に
おける機構部ユニット6の構成を多少軽減している他の
従来の構成例を示す分解斜視図であり、前述の従来例と
の相違は、印字処理を行おうとする媒体をプラテンへと
案内するペーパーシュートを、ロアカバと一体成形とし
ている点である。
【0009】なおこの図においてアッパカバは省略して
いる。図6において、17はプラスチックモールドやア
ルミダイキャストにより形成されたロアカバであり、印
字を行おうとする媒体を後述する機構部ユニットのプラ
テン8へと案内するためのペーパーシュート18を一体
成形している。これにより機構部ユニットはペーパーシ
ュート18を備える必要はなく、その構成は簡略化する
と共に小型軽量となる。
【0010】そして、このロアカバ17には処理動作を
駆動制御するための電子回路及び電源回路を搭載したコ
ントロール基板3、及び電源部4が図6の従来例同様ネ
ジ止め等の固定手段により取りつけられていると共に、
その下面側にはロアカバ17の剛性を向上し、かつ電気
的にアース電位を保つためのアース板2も同じくネジ止
めにより固定されている。
【0011】19は機構部ユニットであり、この機構部
ユニット19はそれぞれ左右のサイドフレーム19aと
19bにより、プラテン8、印字ヘッド9を搭載したキ
ャリッジ10をスペース移動可能に支持しているキャリ
ッジシャフト11、及びキャリッジ10の支持をサポー
トしているサポートシャフト20等を支持した構造とな
っている。
【0012】以上の構成による組み立ては、まずアース
板2をネジによりロアカバ17の底面に取りつけて固定
した後、コントロール基板3及び電源部4を一体成形さ
れたペーパーシュート18の後方のロアカバ17の所定
の位置に、これもネジ止めにより固定する。次に機構部
ユニット19を、該機構部ユニット19のプラテン8が
ロアカバ17のペーパーシュート18と対応するように
してその上方から重ねて組み付け、これも複数箇所のネ
ジ止めにより固定する。
【0013】最後に、これらロアカバ17と機構部ユニ
ット19とを覆うようにして図示しないアッパカバを取
りつけ、プリンタを完成させていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
各従来例の構造によればそれぞれ以下に示すような問題
点がある。まず、先に述べた図5の従来例においてはロ
アカバ1の上にコントロール基板3や電源部4、及び機
構部ユニット6を重ねていく構成であることから、装置
の機械的強度はロアカバ1とメカフレーム7の二重構造
となって向上するが、部品点数が増えて複雑になるうえ
に、コントロール基板3や電源部4を、ロアカバ1やア
ース板2にそれぞれ別個にネジにより取り付けなければ
ならず、組み立て性が非常に悪かった。
【0015】さらにコントロール基板3と機構部ユニッ
ト6の電気的接続も、各種のコネクタ12をひとつづつ
接続しなければならず、これも組み立て効率を低下させ
る要因となっていた。また、図6に示す他の従来例で
は、機構部ユニット19が左右のサイドフレーム19
a,19bによりプラテン8,キャリッジシャフト1
1,サポートシャフト20を支持しているだけのため
に、曲げや捩れ等の機械的強度に弱く、これにより印字
ヘッドギャップを不安定にしてしまうという問題があっ
た。
【0016】そしてこれを補強するためには大型のアー
ス板を取り付けなければならなかった。本発明は前述し
たそれぞれの問題点を解決するためになされたものであ
り、機械的強度を確保しつつ部品点数を削減して構造の
簡略化を図り、組み立て性が優れ機械的強度の強いプリ
ンタを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、従来例において示したロアカバと機構部
ユニットとを一体成形としたものである。つまり、印字
ヘッドを搭載したキャリッジやプラテン等の各機構部品
を有する機構部ユニットと、前記機構部ユニットの各機
構部品とコネクタを介して接続しているコントロール基
板及び電源部を備え、これら全体を上方からアッパカバ
にて覆って成るプリンタにおいて、水平な底面を有し、
該底面から起立させた壁面により箱型に囲って前記各機
構部品を取りつける機構部品取りつけ部と、この機構部
品取りつけ部の周囲に前記コントロール基板並びに電源
部を固定するための固定部とを有するメインフレーム
を、ガラス繊維入りのABS樹脂、あるいは変性PPO
樹脂、PC/ABSポリマアロイ樹脂、もしくはABS
/PBTポリマアロイ樹脂で、一体射出成形することと
したものである。
【0018】
【作用】上述した構成によれば、機構部品のプラテン、
印字ヘッドを搭載したキャリッジ、このキャリッジを支
持するキャリッジシャフト等はメインフレームの側壁に
形成された機構部品取りつけ部に取りつけることで、メ
インフレームの一部が機構部ユニットとなる。
【0019】さらにこの機構部ユニットの周囲にも、そ
れぞれコントロール基板並びに電源部を取りつけて固定
する各固定部が形成されているので、この固定部にネジ
を用いることなく取りつけることができる。これにより
一個のメインフレームに各機構部品及びコントロール基
板そして電源部を取りつけることでメインユニットが構
成され、このメインユニットを覆うようにしてアッパカ
バを取りつけるとプリンタが完成される。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。 図1は本発明の一実施例を示す分解斜視図、図2
は図1に示すメインフレームの構造を示す拡大斜視図、
図3は電源部の取り付け構造を示すメインフレームの要
部斜視図、図4は電源基板の取り付け構造を示すメイン
フレームの要部斜視図である。なお、これらの図におい
て従来とほぼ同様の部位については従来と同一の符号を
付し、その説明は省略する。
【0021】図1〜図4において、21はメインユニッ
トであり、このメインユニット21は各機構部品、たと
えばプラテン8や印字ヘッド9を搭載したキャリッジ1
0等を取りつけて支持する機構部品取りつけ部と、コン
トロール基板41(後述する電源基板31を含む)や電
源部4を固定する固定部とを一体に成形したメインフレ
ーム22を有している。
【0022】このメインフレーム22はガラス繊維で補
強されたABS樹脂や変性PPO樹脂,PC/ABSポ
リマアロイ樹脂、あるいはABS/PBTポリマアロイ
等のプラスチック材により、モールド成形され、図2に
示すようなロアカバ17と一体成形の構造となってい
る。まず、中央から手前側に各機構部品を配置するた
め、前面壁23aと左右の側壁23b,23c、及び後
面壁23dを起立させて内側を箱型に取り囲んでいる。
そして、この取り囲んだ内側及び外側に各機構部品を取
りつけるための取り付け構造が、前記各壁面に形成され
る。
【0023】24は前記側壁23b,23cの相対向す
る面に形成された図1に示すプラテン8を回転可能に支
持するためのプラテン支持部であり、略U字状に形成さ
れている。25と25’は図示せぬ媒体の送りを行うた
めのピントラクタを支持するためのピントラクタ支持部
であり、25はドライブシャフトを、25’はサポート
シャフトを支持する。26は媒体をプラテン8へと案内
するためのペーパーガイド部、27はキャリッジ10を
案内するキャリッジシャフト11を支持するためのキャ
リッジシャフト支持部であり、略U字状に形成されてい
る。
【0024】このように機構部の各部品を支持するため
の機構部品取りつけ部は、全てメインフレーム22に備
えており、更に自動組み立てに適する形状に形成されて
いる。また、28は前記図1に示す電源部4を取りつけ
るために設けられた係止部であり、この係止部28は前
記電源部4をネジを使用することなく取り付け可能な構
造としてロアカバ17と一体成形により形成されてお
り、また、29は同じく電源部4の他端側を押さえてロ
アカバ17への取り付けを保持するために一体成形にて
形成された押さえ部である。
【0025】この電源部4の取り付け構造は図3に示し
ており、この図に見られるように電源部4はメインフレ
ーム22に形成された係止部28と押さえ部29に対応
する取り付け手段として、電源部4の下部基台の一端側
に左右一対の突起4aを設けると共に、他端側に可撓性
を有するフック部4bを設けている。フック部4bは下
部基台から延在し、U字状に折り曲げて形成し、垂直に
立ち上がった部分をフック部4bとして形成している。
【0026】係止部28は電源部4の突起部4aに対応
して対向して配されており、電源部4を取りつける場合
は、まず電源部4の突起部4aを係止部28の溝28a
内に挿入して引っ掛けたらそのまま電源部4をメインフ
レーム22上に降ろして行くと、他端のフック部4bが
押さえ部29に当接する。このため押さえつけるように
して下方に加圧すると、フック部4bが撓み押さえ部2
9の内側に入り込む。
【0027】これにより電源部4は一端を係止部28
に、他端を押さえ部29により支持されることでメイン
フレーム22の所定の位置に、ネジ等の別部材を用いる
ことなく取りつけることができる。なお、同時に電源部
4の下側に配置された図示せぬアース板との接続を行う
ことにより、電気的にアース電位を保持する。電源部4
を取り外す場合は、図3に示すように下面側に形成され
た穴からドライバ等の器具を用い、フック部4bを内側
(図中矢印A方向)に押して、押さえ部29に対して働
いている付勢力を解除する。これにより電源部4はメイ
ンフレーム22から取り外すことができる。
【0028】図2に戻り、30は前記の電源部4の取り
付け位置の隣に設けられたコントロール基板のうちの電
源基板3取り付け用の保持用突起部であり、この保持用
突起部30を含めた電源基板用の取り付け構造は、図4
に示している。なお、本実施例の説明においては、コン
トロール基板のうち、電子回路を搭載した基板を単にコ
ントロール基板41といい、電源回路を搭載した基板を
電源基板という。
【0029】図4において、31は電源基板であり、上
面側に前記電源部4との接続用のコネクタ12並びにコ
ントロール基板41との接続用のコネクタ12’を備え
ている。32は保持用突起部30と共に電源基板31の
取り付け構造を成す係止爪であり、前記保持用突起部3
0と対向配置されており、可撓性を有する構造となって
いる。
【0030】これにより電源基板31の取り付けは、ま
ず電源基板31の一端辺を前記保持用突起30に押しつ
けるようにして係合させ、この状態で他端を下げて、他
端辺に対応して形成されている係止爪32を撓ませるよ
うに押しつけると、この係止爪32と前記保持用突起3
0により電源基板31はメインフレーム22に取り付け
られる。
【0031】また、電源基板31の取り外しは、図4に
示すように、係止爪32を電源基板31の外側(図中矢
印B方向)に撓ませて、電源基板31との噛み合いを外
す。これにより電源基板31は、メインフレーム22か
ら容易に取り外すことができる。上述したように、電源
基板31の取り付けにおいてもネジを使用することはな
い。
【0032】図1及び図2に戻り、メインフレーム22
にはさらにコントロール基板41を取りつけるための取
り付け構造が形成されている。メインフレーム22の一
側面(図中手前側に示す左側面)には、コントロール基
板41を取りつけるための座33a,33bが形成され
ていると共に、メインフレーム22の底面にコントロー
ル基板41の下端辺に突出させた嵌合部41aと嵌合す
る嵌合穴22aが形成されている。
【0033】34(図1に示す)は前記33aで用いら
れるロックプレートであり、また35は他方の座33b
にて用いられる取り付けポストである。コントロール基
板41の取り付けは、まずコントロール基板41の下端
辺の嵌合部41aをメインフレーム22の嵌合穴22a
に挿入嵌合する。この後、ロックプレート34により座
33aにコントロール基板41の上端を支持すると共
に、他方の座33bにコントロール基板41の穴を介し
て取り付けポスト35を挿入して固定し、これによりコ
ントロール基板41はメインフレーム22に取り付けら
れる。
【0034】また、コントロール基板41と各機構部品
との電気的接続は、本出願人等による別途出願に係わる
実開平2−65572号(実願昭63−144996
号)に開示してある接続方法によることができる。すな
わち、プラテンの駆動モータ(図示せず)、プラテンに
対向して印字動作を行う印字ヘッド9、この印字ヘッド
9を搭載してスペース移動するキャリッジのドライバ等
と、コントロール基板41との電気的接続は、該コント
ロール基板41の下部に設けられた図示せぬ端子部を、
メインフレーム22に配置されたコネクタにより行われ
る。これにより一回の操作で複数の電気的接続が可能と
なり、組み立て工数がさらに向上する。
【0035】プリンタの各機構部品、つまりプラテン8
や印字ヘッド9,キャリッジ10,キャリッジシャフト
11,プラテン駆動用モータ及びレバ類等は、図2に示
すメインフレーム22の前面壁23a及び両側面壁23
b,23c並びに後面壁23dに囲まれた内側及び外側
の各保持部により、図1に示すようにそれぞれ取り付け
られて組み立てられる。
【0036】こうして各々の部品がメインフレーム22
に取り付けられるとメインユニット21が完成し、この
メインユニット21にアッパカバ13を覆うように取り
付け、最後にアッパカバ13の他側面からプラテンノブ
14を取りつけることによりプリンタが完成する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、水
平な底面を有し、該底面から起立させた壁面により箱型
に囲って前記各機構部品を取りつける機構部品取りつけ
部と共に、この機構部品取りつけ部の周囲に前記コント
ロール基板並びに電源部を固定するための固定部を有す
るメインフレームを、ガラス繊維入りのABS樹脂、あ
るいは変性PPO樹脂、PC/ABSポリマアロイ樹脂
もしくはABS/PBTポリマアロイ樹脂で、ロアカバ
と一体射出成形することとしたので、一個のメインフレ
ームの各所定の箇所に、それぞれ機構部品及びコントロ
ール基板そして電源部を取りつければ良く、こうして構
成されたメインユニットにアッパカバを覆うようにして
取りつけることによりプリンタは完成する。
【0038】このためプリンタの組み立ては、非常に容
易となり、またコントロール基板及び電源部の取りつけ
には、成形時の構造によりネジが不要となっているため
に、さらに組み立ての効率を向上させている。また、前
記メインフレームは強度のある樹脂によりロアカバと一
体成形されることから、剛性を確保するための大型アー
ス板は不要となり、さらに機構部品取りつけ部は壁面を
起立させて箱型に囲っているために、機械的強度も強
く、曲げや捩れ等を防止し、かつ安定した印字ヘッドギ
ャップを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプリンタの分解斜視図
である。
【図2】第1図に示すメインフレームの構造を示す拡大
斜視図である。
【図3】電源部の取り付け構造を示すメインフレームの
要部斜視図である。
【図4】コントロール基板の取り付け構造を示すメイン
フレームの要部斜視図である。
【図5】従来の構造を示す分解斜視図である。
【図6】他の従来例の構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
8 プラテン 9 印字ヘッド 10 キャリッジ 13 アッパカバ 21 メインユニット 23a 前面壁 23b 側壁 23c 側壁 23d 後面壁 41 コントロール基板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字ヘッドを搭載したキャリッジやプラ
    テン等の各機構部品を有する機構部ユニットと、前記機
    構部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続して
    いるコントロール基板及び電源部を備え、これら全体を
    上方からアッパカバにて覆ってなるプリンタにおいて、
    水平な面を有し、該面から起立させた壁面により箱型に
    囲って前記各機構部品を取りつける機構部品取りつけ部
    と、この機構部品取りつけ部の周囲に前記コントロール
    基板並びに電源部を固定するための固定部とを有するメ
    インフレームをロアカバと一体成形としたことを特徴と
    するプリンタ。 【請求項2】 前記メインフレームを、ガラス繊維入り
    のABS樹脂、あるいは変性PPO樹脂、PC/ABS
    ポリマアロイ樹脂、もしくはABS/PBTポリマアロ
    イ樹脂で、一体射出成形したことを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ。 【請求項3】 印字ヘッドを搭載したキャリッジやプラ
    テン等の機構部品を有する機構部ユニットと、前記機構
    部ユニットの各機構部品とコネクタを介して接続してい
    るコントロール基板及び電源部を備え、これら全体を上
    方からアッパカバにて覆ってなるプリンタの製造方法に
    おいて、水平な面から起立させた壁面により箱型に囲っ
    て前記各機構部品を取りつける機構部品取りつけ部と、
    この機構部品取りつけ部の周囲に前記コントロール基板
    及び電源部を固定するための固定部とを有するメインフ
    レームをロアカバと一体に成形し、その後、前記壁面に
    前記各機構部品を取りつけ、前記固定部に前記電源やコ
    ントロール基板を固定することを特徴とするプリンタの
    製造方法。
JP3305054A 1991-11-20 1991-11-20 プリンタ及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2763218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305054A JP2763218B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 プリンタ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3305054A JP2763218B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 プリンタ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05556A true JPH05556A (ja) 1993-01-08
JP2763218B2 JP2763218B2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=17940565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3305054A Expired - Lifetime JP2763218B2 (ja) 1991-11-20 1991-11-20 プリンタ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2763218B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476765B1 (ko) * 2002-10-28 2005-03-17 삼성전자주식회사 복합기의 일체형 프레임
JP2010076421A (ja) * 2008-05-08 2010-04-08 Canon Inc プリンタ
JP2010241072A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2011161931A (ja) * 2008-05-08 2011-08-25 Canon Inc プリンタ
JP2012071983A (ja) * 2010-09-30 2012-04-12 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2014156091A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
US9033490B2 (en) 2013-02-18 2015-05-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet recording apparatus
US9517646B2 (en) 2014-09-25 2016-12-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus
US9580265B2 (en) 2014-09-25 2017-02-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110009A (en) * 1978-02-16 1979-08-29 Suwa Seikosha Kk Microprinter
JPS59107256U (ja) * 1983-01-05 1984-07-19 日本電気株式会社 プリンタハウジング構造
JPS60105577A (ja) * 1983-11-15 1985-06-11 Tokyo Electric Co Ltd 印字装置
JPS6190547U (ja) * 1984-11-19 1986-06-12
JP3106055U (ja) * 2004-05-26 2004-12-16 正 六角 管楽器の演奏音低減装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54110009A (en) * 1978-02-16 1979-08-29 Suwa Seikosha Kk Microprinter
JPS59107256U (ja) * 1983-01-05 1984-07-19 日本電気株式会社 プリンタハウジング構造
JPS60105577A (ja) * 1983-11-15 1985-06-11 Tokyo Electric Co Ltd 印字装置
JPS6190547U (ja) * 1984-11-19 1986-06-12
JP3106055U (ja) * 2004-05-26 2004-12-16 正 六角 管楽器の演奏音低減装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476765B1 (ko) * 2002-10-28 2005-03-17 삼성전자주식회사 복합기의 일체형 프레임
US8469506B2 (en) 2008-05-08 2013-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Printer
JP2011161931A (ja) * 2008-05-08 2011-08-25 Canon Inc プリンタ
JP2013049279A (ja) * 2008-05-08 2013-03-14 Canon Inc プリント装置
JP2010076421A (ja) * 2008-05-08 2010-04-08 Canon Inc プリンタ
US8746875B2 (en) 2008-05-08 2014-06-10 Canon Kabushiki Kaisha Printer
JP2010241072A (ja) * 2009-04-09 2010-10-28 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2012071983A (ja) * 2010-09-30 2012-04-12 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2014156091A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
US9028059B2 (en) 2013-02-18 2015-05-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet recording apparatus
US9033490B2 (en) 2013-02-18 2015-05-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet recording apparatus
US9517646B2 (en) 2014-09-25 2016-12-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus
US9580265B2 (en) 2014-09-25 2017-02-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2763218B2 (ja) 1998-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100383428B1 (ko) 액정 모듈 장착용 구조체와 이 구조체를 이용한 휴대용데이터 단말기 또는 정보 처리 장치
JPH05556A (ja) プリンタ及びその製造方法
US5366306A (en) Printer including integral one-piece main frame
JP2001307799A (ja) 電子部品ユニットの電気的接続構造、コンピュータ装置及び電子機器
JP2006202817A (ja) コネクタ端子を備えた電子機器
US5335083A (en) Circuit substrate holding apparatus for a facsimile
EP0442726B1 (en) Frame structure for a printer
CN110557543B (zh) 兼容性机芯外壳和具有其的摄像机
CN214312447U (zh) 一种显示模组
JPS6218944A (ja) 記録装置のモ−タ−取付け構造
CN219067320U (zh) 一种电源线/充电端子通用安装结构及清洁装置
US6152819A (en) Numerical control device
CN219360628U (zh) 一体平衡字车装置及打印机
JP3716487B2 (ja) コードホルダ
CN211742651U (zh) 一种硬盘壳体
CN218750603U (zh) 一种车载显示屏主机装置
CN218787465U (zh) 机壳及一体机
CN212431081U (zh) 一种端子连接结构及空调器
JP2566011Y2 (ja) 表示管取付具
CN110238367B (zh) 一种编码器内嵌式调模介轮结构
CN220753979U (zh) 一种用于显示屏背光端子插接辅助装置
JP2003008268A (ja) ファン固定装置
CN218446343U (zh) 一种导电条结构连接的时间数字显示的投影模组
CN213861481U (zh) 一种具有独立支撑组件的标签色带盒
CN218547131U (zh) 一种汽车抬头显示器内部光学部件安装结构

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080327

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090327

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100327

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term