JPS6218944A - 記録装置のモ−タ−取付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は記録装置における紙送りローラやキャリジなど
の動作機器を駆動するためのモーター取付は部の構造に
関する。

〔従来技術〕

プリンタ、ファクシミリ、複写機あるいはタイプライタ
−等の記録装置においては、紙送りローラ、キャリジあ
るいは記録ヘッドのアップダウン等を動作させるための
モーターが使用されている。　　。

これらのモーターから紙送りローラー等の動作機器への
動力伝達には通常減速用の歯車伝動機構が使用されてい
る。

また、前記モーターは歯車筐または歯車支持用枠体に取
付けられ、その出力軸を前記歯車伝動機構に連動させる
よう組付けられる。

しかし、従来のこの種モーターの取付は部の構造では、
モーターに接続された電源用および制御用の配線が勝手
な方向に垂れ下がったままの状態で該モーターを組付け
ていたので、モーター組付は作業およびモーター配線の
相手コネクターへの接続作業を自動化することが不可能
または困難であるという問題があった。

〔目的〕

本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決でき
、記録装置におけるモーター組付けおよびその配線接続
を容易に自動化しうるモーター取付は構造を提供するこ
とである。

〔概要〕

本発明は、ふたをモーター取付は部材としかつ該ふたの
上面にコネクターポストを設けておき、ふたにモーター
を取付けるとともにモーター配線のコネクターをコネク
ターポストに仮止めした後該ふたをベースに装着し、該
ふたおよび該ベースで歯車伝動機構収納室を形成する構
成により、上記目的を達成するものである。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明を紙送りローラ駆動用のモーターの取付
は部に通用する場合の一実施例の分解図である。

第１図において、記録装置の本体の一部でありかつ歯車
軸保持部材を形成するベース１は上面開放形状を有し、
その上面にふた２との合せ面３Ａ、３Ｂが形成されてい
る。

前記ベース１およびふた２は歯車伝動機構収納室を形成
するものであり、また駆動源の紙送りモーター４はふた
２の側面にボルト等で取付けられている。

紙送り用の減速機構を兼ねた歯車伝動機構はモーター４
の出力軸に歯車係合された第一の歯車５と該歯車５に歯
車係合された第二の歯車６とを有する。

これらの歯車５．６は、図示のように、前記ベース１の
ふた合せ面３Ａ、３Ｂに形成さえた上端開放の溝７Ａ、
７Ｂ内にそれらの歯車軸８．９を挿入するとともに、ふ
た２を合せ面３Ａ、３Ｂに装着することにより、回転可
能に軸支されている。

各歯車軸８．９には軸方向位置決め用の段差部１０．１
１が設けられている。なお、ふた２側の合せ面は図示の
ように平面になっている。

前記ふた２は紙送りモーター４の取付は部材を兼ねるも
のであり、その上面には該モーター４に接続された配線
１２をガイドするためのクリップ１３が設けられている
。配線１２の先端には記録装置の制御回路基板に接続す
るためのコネクター１４が設けられている。

ふた２は通常プラスチック成形品で作られ、その場合前
記クリップ１３はこれと一体のばね性を有する挟持式突
起で形成することができる。

さらに、ふた２の上面には、前記モーター配線１２のコ
ネクター１４を仮止めするためのコネクターポスト１５
が設けられている。

モーター配線１２はモーター４に組付けた状態ですでに
接続されており、この配線付きのモーター４は予めふた
２に取付けられて第２図の状態にされ、しかる後該ふた
をベース１に取付けることにより記録装置に組付けられ
る。

このようなモーター４の組付は手順において、該モータ
ー４をふた２にボルト等で取付ける時（その直前直後を
含む）モーター配線１２のコネクター１４が前記コネク
ターポスト１５に着脱自在に仮止めされる。

コネクターポスト１５はふた２と一体にプラスチックで
突設成形されるものであり、その一部または全体をばね
性を有する形状に成形され、コネクター１４を弾性力で
所定位置に着脱自在に保持する構造になっている。

ふた２をベース１に取付け、前述のごと（歯車５．６を
所定位置に軸支して組付は他後、コネクター１４をコネ
クターポスト１５からｍａさせて記録装置の制御回路基
板の相手コネクターに接続させ、同時に配線１２の途中
を前記クリップ１３に挿入支持することにより、モータ
ー４および配線１２の組付けが完了する。

以上説明した実施例によれば、ふた２に取付けたモータ
ー４を記録装置に組付ける時モーター配せ１２のコネク
ター１４がコネクターポストに仮止めされているので、
このモーター４および配線１２の記録装置への組付は及
び接続を容易に自動化することができる。

また、歯車５．６の組付けも、その歯車軸８．９を溝７
Ａ、７Ｂに落し込み、ふた２を取付けるだけで実行でき
るので、前述のモーター４の組付けと同方向から自動機
械で行なうことができ、容易に自動化することができる
。

なお、図示の実施例ではコネクターボスト１５を突起で
形成したが、これはコネクター１４を弾性力で着脱自在
に所定位置に保持できる形状構造のものであればよく、
開口あるいは凹みで形成することもできる。

以上、紙送りモーター４およびその動力伝達機構を例に
挙げて本発明を具体的に説明したが、本発明はキャリジ
モーターあるいはキャリジに搭載される記録ヘッドのア
ップダウン駆動用モーター並びにこれらのモーターの動
力伝達機構に対しても同様に適用することができる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、モー
ターの組付は作業を容易に自動化しうるモーター取付は
部構造を備えた記録装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る記録装置のモーター取
付は構造の分解斜視図、第２図は第１図のモーターとふ
たとの組付は途中の状態を示す斜視図である。 １−・−ベース、２−・・−・・ふた、３Ａ、３Ｂ−・
−・−合せ面、４−・−・・・モーター、５．６−・−
歯車、？Ａ。 ７Ｂ・−一一一一一溝、８．９−・−・−歯車軸、１２
−・−・−モーター配線、１４−・−・−・コネクター
、１５−・−・−コネクターポスト。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ふたをモーター取付け部材としかつ該ふたの上面
   にコネクターポストを設けておき、ふたにモーターを取
   付けるとともにモーター配線のコネクターを前記コネク
   ターに仮止めした後該ふたをベースに装着し、該ふたお
   よび該ベースで歯車伝動機構収納室を形成することを特
   徴とする記録装置。
2. （２）前記ベースのふたとの合せ面に溝を形成し、歯車
   軸を該溝に落とし込んだ後ふたを装着することにより歯
   車を軸支することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の記録装置のモーター取付け構造。