JP2959607B2 - カートリッジ及び該カートリッジを具備した記録装置 - Google Patents

カートリッジ及び該カートリッジを具備した記録装置

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JP2959607B2 JP29612292A JP29612292A JP2959607B2 JP 2959607 B2 JP2959607 B2 JP 2959607B2 JP 29612292 A JP29612292 A JP 29612292A JP 29612292 A JP29612292 A JP 29612292A JP 2959607 B2 JP2959607 B2 JP 2959607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来フレキシブルケーブルは、キャリア
と装置の回路基板を接続しており、キャリアとディスポ
ーザブルヘッド間は、フレキコンタクト機構にてヘッド
とキャリアフレキを接続していた。
【0003】また、ディスポーザブルインクヘッドは、
駆動手段を有するキャリアユニットに搭載され、キャリ
ア上のクランピング機構により支持されていた。
【0004】さらに、記録ヘッドの信号と電源の供給等
は、フレキシブルプリントケーブル等で行っていた。
【0005】記録ヘッドはキャリアとは別体で、記録ヘ
ッドの交換時はキャリア上の搭載クランプ機構を操作
し、電気的な接続、断続はコネクターや接点コンタクト
装置を介して行われていたのが通常であった。
【0006】また、シリアルプリンタは記録ヘッドを搭
載する機構を有するキャリア装置を具備し、キャリアは
リードスクリュにより往復移動を行っていた。さらに、
キャリアヘッドタイプのものは記録ヘッド交換ができな
い装置も多かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では印字中、常にフレキシブルケーブルは屈曲を繰
り返し、疲労等による断線やその他故障が多発するとい
う欠点があった。
【0008】また、次の様な欠点があった。 (1)インクヘッドのクランピング時、ヘッドの位置精
度が低下する。 (2)クランピング機構やキャリア自身の質量が大き
く、インクヘッドのライン駆動力が大きく、スピードア
ップや消費電力の低減が難しい。 (3)キャリアはインクヘッドの搭載とクランピング機
能を有し大きくなる為、インクヘッドのライン移動のス
ペースが大となり、装置が大型になった。 (4)キャリアは複雑な形状で部品点数が多く、精度も
要求される為コストが高い。
【0009】さらに、次の様な欠点もあった。 (1)ディスポーザルヘッド交換時にコンタクト用コネ
クターや着脱機構が必要であり、操作が面倒であるとと
もにコンタクト不良が出易かった。 (2)記録時フレキシブルケーブルの屈曲が繰り返さ
れ、ヘッド移動時の駆動負荷になるとともにワイヤ損傷
や耐久性がしばしば問題となった。 (3)ケーブルペースや着脱機構等が装置の大型化を招
いた。 (4)ヘッドとキャリアに対し位置出し精度が要求さ
れ、機構が複雑化し、コストが高くなり、また印字精度
の低下等を招いた。 (5)電気的接続や断続機構が複雑化し、またフレキ等
使用時は耐久性やコンタクト不良等に問題が多発した。 (6)キャリアヘッドタイプでキャリアガイドの片側支
持によるキャリアヘッドの挿入、取り出しでは、キャリ
アガイドの歪が大きくなり、強度的にも弱く印字精度が
悪かった。 (7)キャリヘッドタイプでヘッドが交換できない場
合、プリンタ装置寿命は記録ヘッド寿命で決まり、一般
に記録ヘッドは故障等が多く、プリンタ装置寿命が短く
なってしまう懸念があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の諸欠点、問題点は
以下の各発明により解決できる。
【0011】第1の発明によれば、前記カートリッジ
は、前記記録ヘッドに対して直に一体的に取り付けられ
た一端側と、前記記録装置側に備えられたコネクタと着
脱可能なコネクタパッドが配されている他端側とを備え
たフレキシブルケーブルを有しているとともに、前記記
録装置のシリアル走査を行なうための構成部材に対し
て、ワンタッチ着脱が行なえるようにスナップ機構を備
えたことにより、カートリッジの交換とともに、一体化
されたフレキシブルケーブルを同時に交換できるので、
印字中に屈曲し疲労や断線等破損のおそれある部材を適
宜交換でき故障のない安定した記録を長期にわたって実
行できるとともに、着脱のための構成が簡略化でき、ガ
イド部材との係合も簡便に行え、装置の小型化に寄与で
きる。
【0012】第2〜第3の発明によれば、前記シリアル
走査を行なうための構成部材はリードスクリューであ
り、前記カートリッジのスナップ機構は前記リードスク
リューのリード溝に係合する弾性支持されたリードピン
を具えていること、及び前記カートリッジは、前記リー
ドスクリューと係合するリードスクリューガイド穴を有
しており、前記リードスクリューガイド穴はその一部が
開放されており、この開放部分が前記リードスクリュー
を支持する支持部材を通してカートリッジのリードスク
リューに対する挿入、抜脱を可能にしているとともに、
前記リードスクリューガイド穴の一部に前記リードピン
が配されていることにより、着脱のための構成が簡略化
でき、ガイド部材との係合も簡便に行なえ、装置の小型
化に寄与できる。
【0013】第の発明によれば、記録ヘッドとキャリ
アが一体的に構成されたカートリッジを着脱自在とし、
シリアル走査して記録を行なう記録装置において、前記
カートリッジが案内走査されるガイドレールには、所定
の個所に弾性変形可能な逃げレール部が設けられ、前記
カートリッジの装着、抜脱を行なうことにより、カート
リッジの着脱のための構成が簡略化でき、ガイド部材と
の係合も簡便に行なえ、装置の小型化に寄与できる。
【0014】第の発明によれば、前記カートリッジに
はコンタクトブラシが具えられており、前記ガイドレー
ルには前記コンタクトブラシが接触して信号を受けるス
リップラインが設けられ、前記ガイドレールに設けられ
た逃げレール部において行われる前記カートリッジの着
脱によって、カートリッジの駆動走査手段との接断及び
コンタクトブラシとスリップラインとの接断が同時に行
われることにより、カートリッジの装着で走査手段との
接続と電気コンタクトの接続が同時に行われ、装着の簡
略化を達成しつつ、電気接続部の装着の確実性を確保で
きる。
【0015】第6〜第8の発明によれば、記録ヘッドと
キャリアが一体的に構成されたカートリッジを着脱自在
とし、シリアル走査して記録を行なう記録装置におい
て、前記カートリッジが案内走査されるガイドレールの
両端に設けられた支持部材のうち一端の支持部材がガイ
ドレールから外すことができ、支持部材を外した一端側
において前記カートリッジの交換を行なうこと、記録ヘ
ッドとキャリアが一体的に構成されたカートリッジを着
脱自在とし、シリアル走査して記録を行なう記録装置に
おいて、前記カートリッジが案内走査されるガイドレー
ルの両端に設けられた支持部材のうち一端の支持部材
は、前記カートリッジに設けられた前記ガイドレール用
のガイド穴の一部の切り欠き部分において前記カートリ
ッジの挿入、抜脱を可能にするように縮径しているこ
と、及び前記ガイドレールは、リードスクリューであ
り、カートリッジの交換を行なう一端側のリード溝は前
記カートリッジに備えられたガイドピンの導入を容易に
するために導入端側が広くなっていることにより構成を
複雑化せずに印字精度を維持できる装着部の構成を得る
ことができた。
【0016】
【0017】
【実施例】以下に実施例により本発明の各々を説明す
る。 実施例1 本発明のディスポーザルヘッドの要部を図1に示す。1
はキャリアヘッドで、キャリアガイド3上をキャリアロ
ープ4によりロープジョイント5を介して往復動する。
1cはヘッド基板で、このヘッド基板1cよりダイレク
トにフレキシブルケーブル1dがパッド1bで補強され
接続されている。1eはコネクタパッドで、キャリアヘ
ッド1は1a〜1eの範囲でディスポーザブルヘッドと
して形成する。2は回路基板等で2aはフレキシブルケ
ーブルコネクターであり、キャリアヘッド1を交換した
時、更新されたフレキシブルケーブル1d,コネクタパ
ッド1eをコネクトすることで、常にキャリアヘッド1
の寿命以上に屈曲を繰り返すことはない。
【0018】 実施例2 実施例1におけるヘッド基板1cを、フレキシブルケー
ブル部と一体物にすることでより部品点数が少なくな
り、接続箇所も少なくなる為高い信頼性と、低コスト化
を招くことができる。 実施例3 本発明のインクジェット記録装置に要部を図2に示す。
11はキャリア一体インクヘッドで11aはインク吐出
口であり、11bはティースロフック、11cはティー
スロ部分であり、各々レール部12aに案内され移動す
る。レール12にはドライブワイヤ14の通る溝部12
bがあり、ドライブワイヤ14にはスライドジョイント
13が具備され、キャリア一体インクヘッド11の溝部
(図示せず)にスライドジョイント13の突起部が嵌合
し、ドライブワイヤ14の駆動によりインクヘッド11
はスライドジョイント13に引掛けられライン方向に案
内移動する。12cはレール12の弾性を利用した逃げ
レール部で、キャリア一体ヘッド11の取りつけ、取り
はずし時、ディースロフック11bがこの位置にある
時、スナップアクションするようになっている。
【0019】 実施例4 図3に示す。キャリア一体ヘッドの駆動をリードスクリ
ュ17で行うタイプで、リードに案内される部分11d
がスナップ構造になっており、キャリア一体ヘッド11
の取り付け、取りはずしはワンタッチで行い、取り付け
時、ライン方向に移動してリードピン18をリード溝1
7aにさぐり落とすようにする。 実施例5 本発明のシリアルプリンタの要部を図に示す。31は
キャリアヘッドで、ティースロフック31bとティース
ロ31cの部分がレール32のレール部32aに掛りラ
イン方向に案内移動する。ヘッド部31よりポリ塩化ビ
ニルを介してコンタクトブラシ38がレール32の上面
部に向って必要ポイント数配設されており、レール32
の上面にはスリップライン32dがコンタクトブラシ3
8のポイント数分各ブラシに対応して配設されており、
キャリアヘッド31がレール32上を移動する時コンタ
クトブラシ38はスリップライン32dに沿って摺動す
る。34はキャリアロープで、スライドジョイント33
がキャリアヘッド31の凹部に嵌合されキャリアヘッド
31をライン駆動させる。39はフレキシブルケーブル
でフレキシブルパッド40で各スリップライン32dに
コンタクトされており、キャリアヘッド31への信号や
電源の送受を機械的に不動状態で行うようになってい
る。
【0020】 実施例6 図に示す。インクヘッド41は、キャリア42に搭載
され、キャリア42にコンタクトブラシ38が具備され
ている。42aはレバーでインクヘッド41の取り付
け、取りはずし時に使用し、42b,42cはティース
ロ部でレール32に掛り、インクヘッド41はレール3
2上でレール部32aに沿って案内移動される。レール
32上にはスリップライン32dが施設されており各々
のコンタクトブラシ38が対応して摺動するようになっ
ている。 実施例7 本発明のシリアルプリンタの要部を図に示す。51は
キャリアヘッドであり、ガイドレール52上を走行す
る。キャリアヘッド51には合わせマーク51eがあ
り、ガイドレール52にはラインマーク52eがあり、
合わせマーク51eとラインマーク52eを合わせた位
置でキャリアヘッド51のガイドレール52からの取り
付け、取りはずしがワンタッチで行われるようにしてあ
る。キャリアヘッド51はティースロ部51cがガイド
部52aの片側に掛り、フック部51bがもう一方のガ
イド部52aに掛るようになっており、ガイド部52a
の一部のテーバ部52cでフック51bが自身の弾性構
造によりはずすことができるようにしてある。キャリア
ヘッド51の取り付けは合わせマーク51e、ラインマ
ーク52eを合わせる位置ではキャリアロープ54に設
置してあるジョイント部材53の溝が待期しており、キ
ャリアヘッド51に具備されている突起物51dが嵌合
するようになっており、キャリアヘッド51の取り付
け、取りはずし時、同時に駆動手段との係合、はずしが
行われる。58はコンタクトブラシで52dはスリップ
ラインなのでキャリアヘッドがガイドレールに位置決め
されて取り付け、取りはずしされれば同時に電気的接
続、断続が行われることになる。
【0021】 実施例8 図に示す。キャリアヘッド51の駆動をリードスクリ
ュ61で行うタイプで、62はリードピン、63はバネ
であり、フック部51bがリードスクリュ61ヘパチン
と嵌合することで取り付け、取りはずしを行う。ティー
スロ部51cをレール部52aにあらかじめ掛けておい
てからフック部51b側をリードスクリュ61へ押し付
けてキャリアヘッド51を取り付け、キャリアヘッドを
ライン方向へ移動させリードピン62をリードスクリュ
61のリード溝へ落とし込むようにする。電気的接続、
断続は実施例7と同様である。 実施例9 本発明の記録装置の要部を図ないし、図に示す。7
1はキャリアヘッドでガイトピン71cがキャリアガイ
ド73上の廻り止め溝73bに沿って、キャリアロープ
76によりキャリアヘッド71はキャリアガイド73上
を往復移動する。74は可動支持部材で固定支持部材7
2とともにキャリアガイド73を支持しており、固定支
持部材72はキャリアヘッド71の交換時はキャリアガ
イド73よりはずれてキャリアヘッドがキャリアガイド
に挿入あるいは取りはずせるようにしてあり、嵌合穴7
4aが嵌合部73aにスナップアクションで嵌合可能に
してある。嵌合時はキャリアガイド73の強度と位置精
度が保てるようにしてある。
【0022】 実施例10 図10に示す。図10はキャリア駆動をリードスクリュ
78で行うタイプでキャリアヘッド71はキャリア廻り
止め部材72aとリードスクリュ78に沿って往復移動
する、78bはリードスクリュ78の駆動ギアであり、
スフェリカル軸受け74bに軸部78aが嵌合するよう
になっている。
【0023】 実施例11 支持部材として可動支持部材74を使用する場合の位置
固定用のスナップアクション材をキャリアガイドに設け
ず、バネ突起部72bにて可動支持部材74の外側を押
えるようにする。 実施例12 本発明のシリアルプリンタ記録装置を図11に示す。8
1はキャリアヘッドでリードスクリュ83により支持部
材86のガイド部86bに沿って、ライン方向へ往復移
動する。キャリアヘッド81のリードスクリュ83、ガ
イド穴81cは開放部81dを有し、開放部はガイド部
86bにガイドされるようになっており、リードスクリ
ュ83は端にギア87を有し、キャリアモータ89によ
り回転し、リード溝83bにリードピン90が嵌合し、
キャリアヘッド81が移動する。キャリアヘッドの交換
時は、図13で左方にキャリアヘッド81を寄せ、支持
部86aはリードスクリュ83の径より小さくしてあり
支持部86aは、開放部81dが通る為、キャリアヘッ
ド81がこの位置にある時上方あるいは左方に取り除く
ことができる。キャリアヘッド81のリードスクリュ8
3への挿入はリード溝83bの端をリードピン90に合
わせ支持部86aにキャリアガイド穴81cをかぶせた
形から右へ移し、リード溝83bとリードピン90を探
り合わせて挿入させる。
【0024】 実施例13 図12に示す。実施例12でキャリアヘッド81をリー
ドスクリュ83へ挿入する場合、リード溝83bとリー
ドピン90を探り合わせ易いようにリード溝端に呼び込
み口81fを設ける。又キャリアガイド穴81c一端に
呼び込み用面取り部81eを設けることによりキャリア
ヘッドのリードスクリュ83への挿入がし易くなる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に於て
は、カートリッジの前記記録ヘッドに対して直に一体的
に取り付けられた一端側と、前記記録装置側に備えられ
たコネクタと着脱可能なコネクタパッドが配されている
他端側とを備えたフレキシブルケーブルを有しているこ
とによりカートリッジの交換とともに、一体化されたフ
レキシブルケーブルも同時に交換できるので、印字中に
屈曲し疲労や断線等の破損のおそれのある部材を適宜交
換でき故障のない安定した記録を長期にわたって実行で
きる。
【0026】第2〜4の発明に於ては次の効果がある。
前記カートリッジは、前記記録装置のシリアル走査を行
なうための構成部材に対して、ワンタッチ着脱が行なえ
るようにスナップ機構を備えたこと、前記カートリッジ
は、前記記録装置のシリアル走査を行なうためのリード
スクリューのリード溝に係合するリードピンを具えてお
り、該リードピンはワンタッチ着脱が可能なように弾性
支持されていること、及び前記カートリッジは、前記記
録装置のシリアル走査を行なうためのリードスクリュー
と係合するリードスクリューガイド穴を有しており、前
記リードスクリューガイド穴はその一部が開放されてお
り、この開放部分が前記リードスクリューを支持する支
持部材を通してカートリッジのリードスクリューに対す
る挿入、抜脱を可能にしていることにより、着脱のため
の構成が簡略化でき、ガイド部材との係合も簡便に行な
え、装置の小型化に寄与できる。
【0027】第の発明に於ては次の効果がある。記録
ヘッドとキャリアが一体的に構成されたカートリッジを
着脱自在とし、シリアル走査して記録を行なう記録装置
において、前記カートリッジが案内走査されるガイドレ
ールには、所定の箇所に弾性変形可能な逃げレール部が
設けられ、前記カートリッジの装着、抜脱を行なうこと
により、カートリッジ着脱のための構成が簡略化でき、
ガイド部材との係合も簡便に行なえ、装置の小型化に寄
与できる。
【0028】第の発明に於ては次の効果がある。前記
カートリッジにはコンタクトブラシが具られており、前
記ガイドレールには前記コンタクトブラシが接触して信
号を受けるスリップラインが設けられ、前記ガイドレー
ルに設けられた逃げレール部において行なわれる前記カ
ートリッジの着脱によって、カートリッジの駆動走査手
段との切断及びコンタクトブラシとスリップラインとの
接断が同時に行なわれることにより、カートリッジの装
着で走査手段との接続と電気コンタクトの接続が同時に
行なわれ、装着の簡略化を達成しつつ、電気接続部の装
着の確実性を確保できる。
【0029】第7〜第9の発明に於ては次の効果があ
る。記録ヘッドとキャリアが一体的に構成されたカート
リッジを着脱自在とし、シリアル走査して記録を行なう
記録装置において、前記カートリッジが案内走査される
ガイドレールの両端に設けられた支持部材のうち一端の
支持部材がガイドレールから外すことができ、支持部材
を外した一端側において前記カートリッジの交換を行な
うこと記録ヘッドとキャリアが一体的に構成されたカー
トリッジを着脱自在とし、シリアル走査して記録を於子
亜ぬ記録装置において、前記カートリッジが案内走査さ
れるガイドレールの両端に設けられた支持部材のうち一
端の支持部材は、前記カートリッジに設けられた前記ガ
イドレール用のガイド穴の一部の切り欠き部分において
前記カートリッジの挿入、抜脱を可能にするように縮係
していること、及び前記ガイドレールは、リードスクリ
ューであり、カートリッジの交換を行なう一端側のリー
ド溝は前記カートリッジに備えられたガイドピンの導入
を容易にするためいに導入端側が広くなっていることに
より、構成を複雑化せずに印字精度を維持できる装着部
の構成を得ることができた。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1発明のディスポーザブルヘッドの要部を
表わす斜視図である。
【図2】本第2発明のインクジェット記録装置の要部を
表す斜視図である。
【図3】実施例4のキャリア一体ヘッドを説明する側断
面図である。
【図4】 本第3発明のシリアルプリンタの要部を説明す
る斜視図である。
【図5】 実施例6のシリアルプリンタの要部斜視図であ
る。
【図6】 実施例7のシリアルプリンタの要部を表す斜視
図である。
【図7】 実施例8のシリアルプリンタを説明する側断面
図である。
【図8】 実施例9の記録装置の要部を表わした斜視図で
ある。
【図9】 実施例9の記録装置の被記録材側より見た側断
面図である。
【図10】 実施例10と実施例11の記録装置の被記録
材側より見た側面図である。
【図11】 実施例12のシリアルプリンタ記録装置の斜
視図である。
【図12】 実施例13のシリアルプリンタ記録装置の斜
視図である。
【符号の説明】
1 キャリアヘッド 1a インク吐出口 1b パッド 1c ヘッド基板 1d フレキシブルケーブル 1e コネクタパッド 2 回路基板 2a フレキシブルケーブルコネクタ 3 キャリアガイド 4 キャリアロープ 5 ロープジョイント 6 プーリ 11 キャリア一体インクヘッド 11a インク吐出口 11b ティースロフック 11c ティースロ 11d 軸受クリップ 12 レール 12a レール部 12b 溝部 12c 逃げレール部 13 スライドジョイント 14 ドライブワイヤ 15 プーリ 16 ドライブプーリ 17 リードスクリュ 17a リード溝 18 リードピン 19 バネ 20 ガイドレール 21 インクヘッド 22 キャリア 31 キャリアヘッド 31a インク吐出口 31b ティースロフック 31c ティースロ 32 レール 32a レール部 32b ロープ溝 32c 逃げレール部 32d スリップライン 33 スライドジョイント 34 キャリアロープ 35 プーリ 36 ドライブプーリ 37 ピニオン 38 コンタクトブラシ 39 フレキシブルケーブル 40 フレキシブルパッド 41 インクヘッド 42 キャリア 42a レバー 42b ティースロ 42c ティースロ 45 キャリアヘッド 46 フレキシブルケーブル 48 フレキシブルコネクタ 51 キャリアヘッド 51a インク吐出口 51b フック部 51c ティースロ部 51d 突起部 51e 合わせマーク 52 ガイドレール 52a ガイド部 52b ロープ溝 52c テーパ部 52d スリップライン 52e ラインマーク 53 ジョイント部材 54 キャリアロープ 55 プーリ 56 駆動プーリ 57 ピニオン 58 コンタクトブラシ 61 リードスクリュ 62 リードピン 63 バネ 71 キャリアヘッド 71a インク吐出部 71b キャリアフレキ 71c ガイドピン 72 固定支持部材 72a キャリア廻り止め部材 72b バネ突起部 73 キャリアガイド 73a 嵌合部 73b 廻り止め溝 74 可動支持部材 74a 嵌合穴 74b スフェリカル軸受 75 ロープジョイント 76 キャリアロープ 77 プーリ 78 リードスクリュ 78a 軸部 78b 駆動ギア 81 キャリアヘッド 81a インク吐出部 81b サブインクタンク開口部 81c キャリアガイド穴 81d 開放部 81e 呼び込み用面取り部 81f 呼び込み口 82 サブインクタンク 83 リードスクリュ 83a インク供給口 83b リード溝 83c 軸部 84 シャッター 85 バネ 86 支持部材 86a 支持部 86b ガイド部 87 ギア 88 ピニオン 89 キャリアモータ 90 リードピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/00 B41J 2/01 B41J 19/18 B41J 25/312 B41J 25/316

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置に対して着脱可能に搭載され、
    シリアル走査を行ない得る、記録ヘッドとキャリアが一
    体化されて構成されたカートリッジにおいて、前記カートリッジは、前記 記録ヘッドに対して直に一体
    的に取り付けられた一端側と、前記記録装置側に備えら
    れたコネクタと着脱可能なコネクタパッドが配されてい
    る他端側とを備えたフレキシブルケーブルを有している
    とともに、前記記録装置のシリアル走査を行なうための
    構成部材に対して、ワンタッチ着脱が行なえるようにス
    ナップ機構を備えたことを特徴とするカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記シリアル走査を行なうための構成部
    材はリードスクリューであり、前記カートリッジのスナ
    ップ機構は前記リードスクリューのリード溝に係合する
    弾性支持されたリードピンを具えていることを特徴とす
    請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジは、前記リードスクリ
    ューと係合するリードスクリューガイド穴を有してお
    り、前記リードスクリューガイド穴はその一部が開放さ
    れており、この開放部分が前記リードスクリューを支持
    する支持部材を通してカートリッジのリードスクリュー
    に対する挿入、抜脱を可能にしているとともに、前記リ
    ードスクリューガイド穴の一部に前記リードピンが配さ
    れていることを特徴とする請求項に記載のカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドとキャリアが一体的に構成さ
    れたカートリッジを着脱自在とし、シリアル走査して記
    録を行なう記録装置において、 前記カートリッジが案内走査されるガイドレールには、
    所定の箇所に弾性変形可能な逃げレール部が設けられ、
    前記カートリッジの装着、抜脱を行なうことを特徴とす
    る記録装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジにはコンタクトブラシ
    が具えられており、前記ガイドレールには前記コンタク
    トブラシが接触して信号を受けるスリップラインが設け
    られ、前記ガイドレールに設けられた逃げレール部にお
    いて行われる前記カートリッジの着脱によって、カート
    リッジの駆動走査手段との接断及びコンタクトブラシと
    スリップラインとの接断が同時に行われることを特徴と
    する請求項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 記録ヘッドとキャリアが一体的に構成さ
    れたカートリッジを着脱自在とし、シリアル走査して記
    録を行なう記録装置において、 前記カートリッジが案内走査されるガイドレールの両端
    に設けられた支持部材のうち一端の支持部材がガイドレ
    ールから外すことができ、支持部材を外した一端側にお
    いて前記カートリッジの交換を行なうことを特徴とする
    記録装置。
  7. 【請求項7】 記録ヘッドとキャリアが一体的に構成さ
    れたカートリッジを着脱自在とし、シリアル走査して記
    録を行なう記録装置において、 前記カートリッジが案内走査されるガイドレールの両端
    に設けられた支持部材のうち一端の支持部材は、前記カ
    ートリッジに設けられた前記ガイドレール用のガイド穴
    の一部の切り欠き部分において前記カートリッジの挿
    入、抜脱を可能にするように縮径していることを特徴と
    する記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイドレールは、リードスクリュー
    であり、カートリッジの交換を行なう一端側のリード溝
    は前記カートリッジに備えられたガイドピンの導入を容
    易にするために導入端側が広くなっていることを特徴と
    する請求項に記載の記録装置。
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