JP2759599B2 - ブレーキ付キャスター - Google Patents

ブレーキ付キャスター

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JP2759599B2
JP2759599B2 JP5179452A JP17945293A JP2759599B2 JP 2759599 B2 JP2759599 B2 JP 2759599B2 JP 5179452 A JP5179452 A JP 5179452A JP 17945293 A JP17945293 A JP 17945293A JP 2759599 B2 JP2759599 B2 JP 2759599B2
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brake
caster
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brake shoe
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清春 浅井
栄太郎 西田
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HANMAA KYASUTAA KK
Daiwa Sangyo Co Ltd
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HANMAA KYASUTAA KK
Daiwa Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、買い物用カートやそ
の他の運搬車などに使用されるブレーキ付キャスターに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のブレーキ付キャスター
は、運搬車のハンドル等からブレーキ機構を遠隔操作で
きるものとして、例えば図5に示したような手押し運搬
車に使用されたものが存在する。このブレーキ付キャス
ターは、図6に示したように、手押し運搬車のカートフ
レーム20の下端に取り付けられ、カートフレーム20
に沿ってその上部から垂下させたブレーキロッド21の
下端に連結されたブレーキ機構22によって、手押し運
搬車を停止させている間は、車輪4に制動力を常時与え
るようにしている。そして、手押し運搬車を移動させる
ときは、ハンドル23においてブレーキロッド21の上
端に連結された操作レバー24を操作して、車輪4に与
えられた制動力を解除するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のブレーキ付キャスターは、車輪4の旋回軸とブレー
キロッド21が同一直線上にないため、車輪4を旋回さ
せるとブレーキロッド21が捩じれてしまうため旋回輪
とすることができず、手押し運搬車等における固定輪と
してしか使用できないので、用途が限定されてしまうと
いう課題を有していた。
【0004】そこで、この発明は、上記従来のブレーキ
付キャスターが有する課題を解決するためになされたも
のであり、旋回輪としても使用することのできるブレー
キ付キャスターを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明のブ
レーキ付キャスターは、支軸1の軸心に貫通させたブレ
ーキ操作部材5を、支軸1に旋回自在に取り付けたフレ
ーム3に回動自在に取り付けたブレーキシュー6に連結
したブレーキ付キャスターであって、ブレーキ操作部材
5を1本のワイヤーとし、ブレーキシュー6をねじりバ
ネの付勢により車輪4に制動力を常時与えるようにする
と共に、ブレーキシュー6にその一端側に開放した挿入
溝6aを形成し、ブレーキ操作部材5を前記挿入溝6a
に差し込み、ブレーキ操作部材5の下端を前記挿入溝6
aより幅を大きく形成してブレーキシュー6に係着する
ようにしたものとしている。
【0006】
【作用】この発明のブレーキ付キャスターは、上記構成
としたため、車輪4を旋回させてもブレーキ操作部材5
が捩じれてしまうことがない。また、ブレーキ操作部材
5が1本のワイヤーとなっているため、容易にこれを支
軸1の軸心に貫通させブレーキシュー6に連結させるこ
とができる。さらに、ブレーキ操作部材5とブレーキシ
ュー6が連結したままの状態で、ブレーキ操作部材5に
よりブレーキシュー6を確実に操作できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明のブレーキ付キャスターの構
成について、実施例に基づき詳細に説明する。図1、2
は、この発明のブレーキ付キャスターの一実施例を示し
ており、支軸1の下部にベアリング2を介し旋回自在に
取り付けたフレーム3に、車輪4を回転自在に取り付け
ている。支軸1はボルトとして上方に突出させ、この突
出した部分を利用して、運搬車に螺着により取り付けら
れるようにしている。支軸1は、図に示されたようなキ
ャップボルト以外に、六角ボルトとすることもできる。
そして、支軸1の軸心には、1本のワイヤーとしたブレ
ーキ操作部材5を貫通させている。
【0008】このブレーキ操作部材5は、下端を後に述
べるブレーキシュー6の回動端に連結したものとしてい
る。この実施例では、ブレーキシュー6に、その一端側
に開放した挿入溝6aを形成し、この挿入溝6aにブレ
ーキ操作部材5を差し込み、ブレーキ操作部材5の下端
を、ボール形状として前記挿入溝6aより幅を大きく形
成して係着するようにし、ブレーキ操作部材5がブレー
キシュー6に回動自在となるようにしている。なお、前
記下端はボール形状以外にも、筒形状、円錐形状、角錐
形状等、適宜の形状とすることができる。ブレーキ操作
部材5は1本のワイヤーとなっているので、これを挿入
溝6aにその開放側から差し込むだけで、容易にブレー
キシュー6に連結することができる。
【0009】前記ブレーキシュー6は、基端をフレーム
3の上端部にねじりバネ7を介して回動自在に取り付け
られている。そして、このブレーキシュー6は、ねじり
バネ7の付勢力により接触部6bを車輪4に接触させ、
車輪4に制動力を常時与えるようにしている。図3、4
は、この発明のブレーキ付キャスターの他の実施例を示
しており、この実施例に示したブレーキ付キャスター
は、図1、2に示した実施例のものに旋回停止機構を備
えたものとしている。
【0010】前記旋回停止機構は、ベアリング2の保持
体8の周囲に放射状切込溝8aを形成し、この放射状切
込溝8aに停止体9を係脱自在としたものしている。停
止体9は、ねじりバネ10を介して一端が前記ブレーキ
シュー6の他端を押圧するようにして、このブレーキシ
ュー6と共にフレーム3の上端部に回動自在に取り付け
られている。そして、ブレーキシュー6により車輪4に
制動力が与えられているときは、前記放射状切込溝8a
に引っ掛かかって車輪4の旋回を停止するようにしてお
り、車輪4への制動力が解除されると、前記放射状切込
溝8aから外れて車輪4が旋回するようにしている。
【0011】なお、実施例に示したブレーキ付キャスタ
ーでは、車輪4を旋回自在としたり、車輪4の旋回停止
機構を設けたものとしているが、車輪4が旋回しないも
のとしてもよい。以上のように構成されたこの発明のブ
レーキ付キャスターは、図1、3に示したように車輪4
に制動力が常時与えられている状態から、ねじりバネ7
またはねじりバネ10の付勢力に打ち勝つ力でブレーキ
操作部材5を引き上げると、ブレーキシュー6が回動し
て、その接触部6bが車輪4から離れ、車輪4の制動が
解除される。ブレーキ操作部材5を引き上げると、その
下端が挿入溝6aに引っ掛かった状態のままで、ブレー
キシュー6を回動させ車輪4の制動を解除することがで
きるので操作性が優れている。
【0012】なお、図3に示した実施例では、ブレーキ
シュー6の回動と共に停止体9が回動して、ブレーキシ
ュー6の接触部6bが車輪4から離れると共に停止体9
が放射状切込溝8aから外れて、車輪4の制動が解除さ
れると共にこの車輪4が旋回自在となる。
【0013】
【発明の効果】この発明のブレーキ付キャスターは、以
上に述べたように構成されているので、運搬車等のハン
ドル等からブレーキ操作部材5を遠隔操作する場合に、
車輪4を旋回させても、このブレーキ操作部材5が捩じ
れてしまうことがなく、運搬車等における固定輪、旋回
輪の何れとしても使用でき、用途の広いものとなった。
また、ブレーキ操作部材5が1本のワイヤーとなってい
るため、これを支軸1の軸心に貫通させブレーキシュー
6に連結させるだけで、極めて容易に組立てることがで
きる。さらに、ブレーキ操作部材5とブレーキシュー6
が連結したままの状態で、ブレーキ操作部材5によりブ
レーキシュー6を確実に操作できるため、操作性が優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブレーキ付キャスターの一実施例の
要部を断面して示す側面図である。
【図2】この発明のブレーキ付キャスターの一実施例を
示す平面図である。
【図3】この発明のブレーキ付キャスターの他の実施例
の要部を断面して示す側面図である。
【図4】この発明のブレーキ付キャスターの他の実施例
を示す平面図である。
【図5】手押し運搬車の側面図である。
【図6】手押し運搬車に使用された従来のブレーキ付キ
ャスターを一部断面して示す側面図である。
【符号の説明】
1 支軸3 フレーム 4 車輪 5 ブレーキ操作部材 6 ブレーキシュー6a 挿入溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−116753(JP,A) 特開 昭55−160604(JP,A) 特開 昭62−77202(JP,A) 実開 昭55−179904(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸(1)の軸心に貫通させたブレーキ
    操作部材(5)を、支軸(1)に旋回自在に取り付けた
    フレーム(3)に回動自在に取り付けたブレーキシュー
    (6)に連結したブレーキ付キャスターであって、ブレ
    ーキ操作部材(5)を1本のワイヤーとし、ブレーキシ
    ュー(6)をねじりバネの付勢により車輪(4)に制動
    力を常時与えるようにすると共に、ブレーキシュー
    (6)にその一端側に開放した挿入溝(6a)を形成
    し、ブレーキ操作部材(5)を前記挿入溝(6a)に差
    し込み、ブレーキ操作部材(5)の下端を前記挿入溝
    (6a)より幅を大きく形成してブレーキシュー(6)
    に係着するようにしたことを特徴とするブレーキ付キャ
    スター。
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JPS55160604A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Nanshin Gomme Kogyosho:Kk Brake for rack truck or the like

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