JP2756242B2 - 孔版印刷方法および孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷方法および孔版印刷装置

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JP2756242B2
JP2756242B2 JP8053335A JP5333596A JP2756242B2 JP 2756242 B2 JP2756242 B2 JP 2756242B2 JP 8053335 A JP8053335 A JP 8053335A JP 5333596 A JP5333596 A JP 5333596A JP 2756242 B2 JP2756242 B2 JP 2756242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、孔版印刷方法およ
び孔版印刷装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】印刷に際して、製版済みの孔版原紙を自
動的に円筒状版胴に巻きつける自動給版巻きつけ動作の
後、この円筒状版胴に巻きつけられた孔版原紙を用いて
用紙に対する印刷を行う孔版印刷方法および孔版印刷装
置がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような孔版印刷方
法および孔版印刷装置では、製版済みの孔版原紙は自動
的に円筒版胴にその先端をクランプされて巻きつけられ
るのであるが、その自動給版巻き付け時に、もし版胴の
軸方向位置が中央位置でなく片側にずれていると、製版
済の孔版原紙は版胴の中央位置に正しく巻き付けられ
ず、片側に寄ってしまう。そうすると、画像が端部まで
きれいに出なかったり、画像位置の左右調整をやろうと
しても調整代の関係で一方には殆ど移動させることがで
きない等の問題が発生する。 【0004】従って、本発明の目的は、上記の問題を解
消することのできる孔版印刷方法および孔版印刷装置を
提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、 (1).印刷に際して、製版済みの孔版原紙を自動的に
円筒状版胴に巻きつける自動給版巻きつけ動作の後、こ
の円筒状版胴に巻きつけられた孔版原紙を用いて用紙に
対する印刷を行う孔版印刷方法であって、前記自動給版
動作を行うときには必ずその前に、前記版胴の軸方向位
置を所定のホームポジョンに自動復帰させることとした
(請求項1)。 【0006】(2).(1)記載の孔版印刷方法におい
て、所定のホームポジションを、製版済みの孔版原紙を
前記版胴の中央位置に正しく巻きつけることのできる版
胴の軸方向位置とした(請求項2)。 【0007】(3).円筒状版胴を回転自在に軸支して
いるドラムユニットを印刷機本体に対して前記版胴の軸
長手方向に摺動可能としていて、印刷に際して、製版済
みの孔版原紙を自動的に円筒状版胴に巻きつけてから、
この孔版原紙を用いて用紙に対する印刷を行う製版印刷
一体機において、前記ドラムユニットを前記軸長手方向
に案内する案内手段と、前記ドラムユニットを前記案内
手段に沿って微小距離移動させる運動伝達系と、前記運
動伝達系に駆動力を与えるモータと、給版の前に前記版
胴を所定のホームポジションに自動復帰させるプログラ
ムがインプットされる制御部とを有することとした(請
求項3) (4).(3)記載の孔版印刷装置において、所定のホ
ームポジションを、製版済みの孔版原紙を前記版胴の中
央位置に正しく巻きつけることのできる版胴の軸方向位
置とした。 【0008】 【発明の実施の形態】 (一).各請求項に共通する実施の形態 先ず、本発明の実施に適する孔版印刷装置について、そ
の概要を説明する。図6において、符号1は原稿読み取
りユニットを示し、ADF機能を有する原稿搬送部と、
原稿に光を照射してその反射光を受ける読み取り部とを
備えている。 【0009】原稿受台11上に置かれた複数枚の原稿1
2は、分離部13によって最下部のものより1枚ずつ分
離されて、原稿搬送ローラ14に向けて送られ、さらに
該ローラにより正確に搬送される。 【0010】蛍光灯15の光は、上記搬送中の原稿面で
反射されてからミラー16で光路変更され、レンズユニ
ット17で収束されてCCDセンサ18で光電変換さ
れ、原稿画像情報が電気信号に変換される。 【0011】書込ユニット2はロール状の感熱孔版原紙
21と、それを搬送しつつサーマルヘッド23へ押しつ
けるプラテンローラ22と、感熱孔版原紙21に画像情
報を穿孔するサーマルヘッド23と、原紙切断カッター
24と、円筒状版胴(以下、単に版胴という。)47の
クランパ部へ感熱孔版原紙の先端を送り込むための給版
ローラ25とを備えている。 【0012】排版ユニット3は、版胴47の外周から使
用済みの感熱孔版原紙の先端をはがしとる剥離ローラ3
1と、上記排版原紙を搬送する搬送ローラ32と、版胴
47から剥離された使用済原紙を収納する排版収納ボッ
クス33とを備えている。 【0013】給紙台41上に積載された用紙102は呼
出コロ43の回転によって最上部のものより送出され、
給紙コロ44と分離ブレード45との間で1枚だけ分離
されてフィードローラ46部へ送られる。このフィード
ローラ46は、版胴47の回転に同期して用紙を当該版
胴47とプレスローラ48との間に向けて送り込む。 【0014】外周に製版済みの感熱孔版原紙を巻き付け
られた版胴47は、その内部にインキ供給部を有してお
り、プレスローラ48との間に用紙を挟み付けることで
印刷インキが感熱孔版原紙の開孔に従って用紙に転移す
る。使用済みの用紙は、排紙搬送吸着ユニット49で搬
送されて、排紙台50上に順次積載される。 【0015】版胴47はドラムユニットとして、インキ
補給容器、インキ供給ポンプ、インキ供給ユニット等と
一体となって、その軸方向に摺動して印刷機本体と脱着
できるようになっており、黒インキの入ったドラムユニ
ット、赤インキの入ったドラムユニット等、複数のドラ
ムユニットと順次交換して使用できるようになってい
る。 【0016】(二).請求項1、2に対応する実施の形
態 このような孔版印刷装置は、印刷に際して、製版済みの
孔版原紙を自動的に円筒状版胴に巻きつける自動給版巻
きつけ動作の後、この円筒状版胴に巻きつけられた孔版
原紙を用いて用紙に対する印刷を行うことが可能な製版
印刷一体機として構成することができる。製版、印刷を
連続して行う場合、予め製版済みの孔版原紙は自動的に
円筒版胴にその先端をクランプされて巻きつけられるの
であるが、その自動給版巻き付け時に、もし版胴の軸方
向位置が中央位置でなく片側にずれていると、製版済の
孔版原紙は版胴の中央位置に正しく巻き付けられず、片
側に寄ってしまう。 【0017】そこで、本発明にかかる孔版印刷方法で
は、円筒状版胴を回転自在に軸支しているドラムユニッ
トを、印刷機本体に対して上記版胴の軸長手方向に摺動
可能としていることを前提に、ドラムユニットの中央ホ
ームポジション、つまり、製版済みの孔版原紙を版胴の
中央位置に正しく巻きつけることのできる版胴の軸方向
位置、を予め所定のホームポジションとしてして定めて
おき、図1に示される如く、自動給版(製版)を行う場
合には必ずその前に版胴の軸方向位置を上記中央ホーム
ポジションに位置させておくという操作を行うこととし
た。 【0018】図5に示す第1ステップでは、「印刷か製
版か?」のモード判断が行われる。製版のモードであれ
ば、第2ステップに進み「円筒状版胴は中央にあるか
?」の判断が行われる。版胴が中央、つまり、ドラムユ
ニットの中央ホームポジションにないと判断されれば、
第3ステップに進み「版胴位置中央自動復帰」の処理が
行われる。この第3ステップでの処理の内容は、前記第
2ステップにおいて「円筒状版胴は中央にある」と判断
されたときの位置と同じ位置に版胴を位置決めすること
である。第3ステップで版胴位置が中央に自動復帰され
た後、第4ステップに進み、「製版及び給版」が行われ
る。このようなプロセスは、印刷機の制御部のプログラ
ムにインプットさせておくことで容易に実行可能とな
る。 【0019】(三).請求項3、4に対応する実施の形
態 上記のようなプロセスを実行するためには、版胴を含む
ドラムユニットが機械的な手段により版胴の軸方向に機
械的手段により自動的に移動されるようになっていなけ
ればならない。以下にその例を説明する。 【0020】図2、図3において、符号51は、版胴4
7を回転自在に軸支しているドラムユニットの一部であ
るフレームを構成する前側板を示し、その基端部がレー
ル52に固定されている。 【0021】レール52には又、上記前側板51と所要
の間隔つまりドラムユニットを収容し得る間隔をおいて
後側板53の基端部が固定されている。この後側板53
も又、ドラムユニットのフレームを構成している。 【0022】図3に示すごとく、印刷機本体の前側板1
00の開口部にはレールガイドとしての二つのガイドコ
ロが軸支されていて、レール52がこれらのガイドコロ
70上に載せられて版胴47が支持されている。なお、
図1には煩雑を避けるため、ガイドコロ70は省略され
ている。これらレールガイドを以って、ドラムユニット
の着脱時の案内手段が構成される。 【0023】前側板51には左右に二つのガイド穴54
があり、印刷機本体の前側板100に植設された二本の
ガイドピン55が嵌入して、これらによりドラムユニッ
トのラジアル方向での位置決めが行われている。又、版
胴47の中心軸の後端56もガイドシャフトとなって印
刷機本体の後側板107に設けられたガイドブロック5
7の穴に入り込んでドラムユニットのラジアル方向を位
置決めしている。 【0024】かかる構成により、ドラムユニットはその
微動範囲については、ガイドピン55とガイド穴54と
の嵌合関係及び後端56とガイドブロック57の穴との
嵌合関係により、且つ、ガイドコロ70の回転に応じて
版胴47の軸方向での正確な摺動が可能であり、上記各
嵌合関係がなくなった場合でも、しばらくガイドコロ7
0によるレール52の支持が行われ、遂にはガイドコロ
70からレール52が外れることにより印刷機本体より
ドラムユニットは離脱され得る。ここで、ガイド穴54
及びガイドブロック57の穴は、ドラムユニットを微動
させる際の案内手段を構成する。 【0025】次に、前側板51には、その前後方向(図
3における左右方向)に対向して曲げ部51a,51b
が形成されていて、これら各曲げ部51a,51bに形
成された穴を貫通してロック解除軸58が取付けてあ
る。そして、上記各曲げ部51a,51bを回転自在に
貫通し、外側に突出したロック解除軸58の両軸端には
二つのフック板59の各基端側がそれぞれ固着されてい
る。 【0026】一方、ロック解除軸58の中央部にはロッ
ク解除レバー60が固定されている。従って、ロック解
除レバー60の操作によりロック解除軸58と共にフッ
ク板59も回動される。 【0027】フック板59の自由端側には凹部59Aが
形成されていて、この凹部59は上記フック板59の回
動に応じて後述するロックピン64に係脱自在である。
通常の印刷状態においては、図2、図3に示されるよう
に、凹部59Aはロックピン64に係合してドラムユニ
ットを構成する版胴47の中心軸の長手方向での位置決
めがなされている。 【0028】なお、上記の係合状態を保持させるため、
ロック解除軸58には、ねじりスプリング65が装着さ
れている。そして、このスプリング65の一端はロック
解除レバー60に、同他端は曲げ部51bにそれぞれ固
定されており、スプリングの弾性がロック解除軸58を
介してフック板59に作用して、該フック板59がロッ
クピン64に当接させる向きに回動させられ、その付勢
力によって凹部59Aがロックピン64から簡単に外れ
ることのないようになっている。 【0029】ここで、上記ロックピン64はフック板5
9の両側に位置するロックアーム63の下部にお互いに
内向きに植設されたものであり、このロックアーム63
の基端部は前側板100と一体のブラケット61の軸6
2に枢着されている。 【0030】さらに、ロックアーム63の中間部にはナ
ット66が設けられており、このナット66に螺合して
送りねじ軸67が左右調整モータ68の軸と一体になっ
て回転するようになっている。 【0031】左右調整モータ68は前側板100に固定
されており、且つ、この左右調整モータ68の他端には
このモータの回転量を検知するためのセンサ69が設け
られている。図2、図3に示すように、これらブラケッ
ト61、ロックアーム63、ナット66、送りねじ軸6
7を以って、ドラムユニットを案内手段を利用して微動
させる運動伝達系が構成される。該運動伝達系は、ドラ
ムユニットを、微動時の案内手段であるガイド穴54及
びガイドブロック57に沿って、版胴の軸長手方向に摺
動させる。 【0032】図5において、符号80は操作パネルを示
す。この操作パネル80上には、ドラムユニットを移動
するための各種操作キー及びディスプレイが配置されて
おり、版胴47に感熱孔版原紙を巻いて試し刷りした印
刷物を見て、印刷画像の左右調整をしたい場合には、上
記キーの操作により目的を達成する。 【0033】例えば、印刷画像を左にずらしたい時に
は、左行指示のキー81を、右にずらしたい時には右行
指示のキー82を押せばよい。画像移動量等の確認はデ
ィスプレイ83を見て行う。ディスプレイ83は、ドラ
ムユニットが左寄りであることを示す発光部84と、同
右寄りであることを示す発光部85、それに2桁の数字
を表示する7セグメントの発光部86とで構成されてい
る。 【0034】印刷画像位置が用紙に対して設定された中
央位置にある場合には発光部84、85は点灯せず、7
セグメント発光部86が0を示している。この0を表示
している状態で試し刷りをして、その印刷物を確認した
結果、印刷画像を左にあと5mm移動しないといけない
ことがわかったとする。 【0035】この場合は左行指示のキー81を押す。す
ると、発光部84が点灯して7セグメント発光部86が
移動量をmm単位で表示するので、その表示が1から順
に5になるまで押し続け、5になったらキー81から手
を離せば、ドラムユニットの移動は停止し、左に5mm
移動される。 【0036】上記過程において、機械の方は次の作動が
行われる。キー81からの信号を受けた制御部からの指
令により、該キー81が押されている間、左右調整モー
タ68が回転し、同時に送りねじ軸67が回転するの
で、図2においてナット66が左の方へ移動される。そ
して、ロックアーム63はその基端部を軸62で前側板
100に枢着されているので、軸62の周りに時計回り
の向きに回動され、ロックピン64との係合を介して凹
部59Aも左行させられる。ロックピン64は前側板5
1を含むドラムユニットと一体的であるので、版胴47
も左行する訳である。 【0037】こうして、ドラムユニット全体が図2にお
いて左の方向に移動することになり、これにより、用紙
に対する印刷画像位置も左にずれることになる。ドラム
ユニットの上記移動は、レール52を支持するガイドコ
ロ70の回転及びガイドピン55によるガイド穴54の
嵌合案内、ガイドブロック57の穴による後端56の嵌
合案内により円滑且つ、正確に行われる。 【0038】移動量は、左右調整モータ68の回転セン
サ69が検知して制御部へ送るので制御部はそれをmm
単位に換算して7セグメント発光部86がそれを表示す
るのである。 【0039】なお、上記ロックアーム63の回動操作に
際し、送りねじ軸67とナット66との螺合がきつく、
且つ、ロックアームの回動量も大きい場合には回動動作
は困難であろうが必要とされるドラムユニットの移動量
を与えるためのロックアームの回動量はそれ程大きくな
く、又、送りねじ軸とナットとの螺合についても通常の
許容誤差範囲では十分にナットの移動は確保される。ナ
ット66の移動に懸念が生ずる場合には、ナット66を
ロックアーム63上に回転自在且つ、上下方向の長孔に
そって摺動自在とすればよい。 【0040】而して、ロックアーム63、ナット66、
送りねじ軸67、左右調整モータ68等はドラムユニッ
トを微動させる微動手段の一例を構成する。微動手段と
しては、上記例の他に送りねじ軸67に代えて前側板1
00に設けたモータ駆動のピニオンと、ナット66に代
えてロックアーム63に設けたラックとの組合せや、リ
ンク機構等が考えられる。 【0041】又、フック板59、凹部59A、ロックピ
ン64等はドラムユニットを前記ドラムユニットを微動
させる際の案内手段に沿って微小距離移動させる運動伝
達系を任意に連結し、あるいは、連結を断つ連断手段の
一例を構成する。 【0042】このように、版胴47は軸方向に動かすこ
とが可能であり、かつ、正確に印刷画像位置を左右方向
に調整することができる。 【0043】ドラムユニットを印刷機本体から取り外す
場合には、ロック解除レバー60を手前に引いてロック
ピン64と凹部59Aとの係合を解き、前側板51を手
前に引き出す。すると、版胴47、前側板51等を含む
ドラムユニットはレール52等と共に図4に示す如く引
き出され、やがて、前側板100及び後側板107、す
なわち印刷機本体からドラムユニットを取り外すことが
できる。こうして印刷機本体から取り外されたドラムユ
ニットは、他のドラムユニットに交換して色替えに容易
に対応することができる。 【0044】以上に述べた運動伝達系、左右モータ、制
御部などを有する製版一体機としての孔版印刷装置によ
り、自動給版に際して、その前に予め版胴を所定のホー
ムポジションに自動復帰させておくことができる。 【0045】 【発明の効果】本発明によれば、自動給版巻き付け時に
は、必ずその前に版胴の軸方向位置が所定のホームポジ
ションに自動復帰するので、製版済の孔版原紙は版胴の
中央位置に正しく巻き付けられ、片側に寄ることはなく
なる。よって、従来問題となっていた、画像が端部まで
きれいに出なかったり、画像位置の左右調整をやろうと
しても調整代の関係で一方には殆ど移動させることがで
きない、などの問題が解消される。
【図面の簡単な説明】 【図1】版胴の自動復帰プロセスを説明した流れ図であ
る。 【図2】孔版印刷装置の要部を示す正面図である。 【図3】図1に示す画像左右位置調節装置の左側側面図
である。 【図4】図1に示す画像左右位置調節装置の状態よりも
ドラムユニットを引き出した状態を示す同装置の正面図
である。 【図5】操作パネルの正面図である。 【図6】本発明の実施に適する孔版印刷装置の概略構成
図である。 【符号の説明】 47 版胴 61 (運動伝達系としての)ブラケット 63 (運動伝達系としての)ロックアーム 68 左右調整モータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.印刷に際して、製版済みの孔版原紙を自動的に円筒
    状版胴に巻きつける自動給版巻きつけ動作の後、この円
    筒状版胴に巻きつけられた孔版原紙を用いて用紙に対す
    る印刷を行う孔版印刷方法であって、 前記自動給版動作を行うときには必ずその前に、前記版
    胴の軸方向位置を所定のホームポジションに自動復帰さ
    せることを特徴とする孔版印刷方法。 2.請求項1記載の孔版印刷方法において、 所定のホームポジションを、製版済みの孔版原紙を前記
    版胴の中央位置に正しく巻きつけることのできる版胴の
    軸方向位置としていることを特徴とする孔版印刷方法。 3.円筒状版胴を回転自在に軸支しているドラムユニッ
    トを印刷機本体に対して前記版胴の軸長手方向に摺動可
    能としていて、印刷に際して、製版済みの孔版原紙を自
    動的に円筒状版胴に巻きつけてから、この孔版原紙を用
    いて用紙に対する印刷を行う製版印刷一体機において、前記ドラムユニットを前記軸長手方向に案内する案内手
    段と、 前記 ドラムユニットを前記案内手段に沿って微小距離移
    動させる運動伝達系と、 前記運動伝達系に駆動力を与えるモータと、 給版の前に前記版胴を所定のホームポジションに自動復
    帰させるプログラムがインプットされる制御部とを有す
    ることを特徴とする孔版印刷装置。 4.請求項3記載の孔版印刷装置において、所定のホー
    ムポジションを、製版済みの孔版原紙を前記版胴の中央
    位置に正しく巻きつけることのできる版胴の軸方向位置
    としていることを特徴とする孔版印刷装置。
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