JP2753737B2 - テーププレーヤ - Google Patents

テーププレーヤ

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JP2753737B2
JP2753737B2 JP1206649A JP20664989A JP2753737B2 JP 2753737 B2 JP2753737 B2 JP 2753737B2 JP 1206649 A JP1206649 A JP 1206649A JP 20664989 A JP20664989 A JP 20664989A JP 2753737 B2 JP2753737 B2 JP 2753737B2
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JP
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cassette
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環 大橋
偉奇 大島
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Chuunaa Kk
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Chuunaa Kk
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、スライド部片を円滑に摺動できるように構成
したテーププレーヤに関する。
従来の技術 従来テープカセットを挿脱可能に保持すると共に、非
プレー位置とプレー位置との間で上下動可能なカセット
ホルダと、このカセットホルダに取り付けられてカセッ
トの挿脱方向に摺動自在であり、かつ、遊端部にカセッ
トのリールホールと係脱可能な係合部を有したスライド
部片と、このスライド部片を非プレー状態でカセットの
脱出方向に弾圧付勢しており、カセットの挿入に伴いス
ライド部片が同方向に移動する過程で反転変位して前記
スライド部片をカセットの挿入方向に弾圧付勢する反転
スプリングと、カセットホルダに水平回動自在に取り付
けられ、常態でカセットホルダを非プレー位置に保持
し、カセットの挿入に伴いこれに押圧されて水平回動す
ることにより前記保持状態を解いてカセットホルダのプ
レー位置への移動を許容する保持プレートとを備えて成
るテーププレーヤは例えば実開昭62−15137号公報にお
いて公知であり、この構成のテーププレーヤにおいて
は、一般にカセットホルダは、器枠に前端両側部が傾動
自在に枢着された傾動部材と、この傾動部材の後縁に連
結されて、前記傾動部材の傾動に伴って水平状態で上下
動する保持枠とから成り、スライド部片をカセットの挿
脱方向に摺動案内する案内孔が、前記傾動部材の上面中
央位置に、後端で開口して前方に延び、かつ、一側縁に
切欠凹部を有した案内孔が設けてあり、また保持枠の前
部には案内孔と対向して大きく開口された開口部を有し
ている。またスライド部片は、その遊端部両側に、前記
案内孔の両側縁の下面に摺接する案内リブが突設してあ
り、また基端部には、案内孔の両側縁の上面に摺接する
突部と遊離片とが設けてあり、前記切欠凹部の位置で、
カセットホルダの内面側から先ず前記基端部の突部を案
内孔を介してカセットホルダの上面に表出し、次いで遊
離片を押圧しながら切欠凹部よりカセットホルダの上面
に表出することにより、スライド部片を案内孔に摺動自
在に組付け、遊端部は、非プレート状態で案内孔から脱
出して保持枠の開口部に臨んでいる。
発明が解決しようとする課題 ところが、カセットホルダが非プレー状態で、カセッ
ト部片の遊端部は案内孔より脱出した状態にあり、この
状態でカセットホルダにカセットを挿入したとき、係合
部及び案内リブが上向きに一時的に撓み、次いで先のリ
ールホールが係合部に係合したとき、その撓みが消失す
るので、スライド部片の遊端部が、撓みぐせにより或い
は撓み復元力の不足によりスライド部片がカセットと共
にカセットホルダ内に引き込まれるとき、案内リブが案
内孔の後端開口部に引掛かって、カセットの引き込みの
円滑性を欠いたり或いは故障を誘発するなどの不都合が
あり、この不都合は、スライド部片の摺動に伴って案内
リブが案内孔の切欠凹部を通過するとき、その前後端縁
との引掛かりによっても生じる。
そこで本願はこのような不都合を解消することを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、器枠に対し傾
動可能な傾動部材と、これに連結されてその傾動により
上下動する保持枠とから成るカセットホルダを備え、前
記傾動部材に、カセットの挿脱方向に延びてその後端で
開口する案内孔を形成し、この案内孔に、遊端部にカセ
ットのリールホールと係脱可能な係止部と、前記案内孔
の側縁下面と摺接する案内リブとを有し、不作動位置で
前記遊端部が、前記案内孔の後端開口部より脱出するス
ライド部片を摺動自在に取り付けて成るテーププレーヤ
において、前記スライド部片の遊端上面に膨出部を形成
し、かつ、前記カセットホルダに、前記スライド部片が
不作動位置から作動位置に摺動するとき、前記膨出部と
摺接して、前記スライド部片の遊端部に下向きの押圧力
を付与する押圧部を設けたことを特徴とするものであ
り、上記において押圧部として、保持枠に設けた橋架片
を使用し、または傾動部材に設けたストッパ部片を使用
して成るものである。
作用 しかして、非プレー位置にあるカセットホルダにカセ
ットを挿入すると、スライド部片の遊端部に設けた係合
部が一時的に上向きに撓み、次いでカセットのリールホ
ールに係合し、この状態でカセットと共にスライド部片
が案内孔に沿って摺動し、その摺動過程で例えば反転ス
プリングの反転作用によりカセットはカセットホルダに
充分挿入されて該カセットホルダはプレー位置に下降す
る。またこのプレー位置においてイジェクト操作すると
カセットホルダが非プレー位置に上動すると共に、スラ
イド部片が排出方向に付勢されてカセットと共に案内孔
を摺動し、その摺動過程で例えば反転スプリングの反転
作用によりカセットは排出位置に導かれる。
そして上記において、スライド部片の遊端部が案内孔
に介入する際に、スライド部片の遊端部が多少とも上向
きに傾いた場合に膨出部が、例えばカセットホルダの保
持枠に設けた橋架片の下面に潜入して遊端部が下向きに
押圧され、これによって、案内リブの前方端縁が案内孔
の後端開口部に当接することはなく、さらにカセットと
共にスライド部片が前進すると膨出部が再び例えば傾動
部材に設けたストッパ部片の下面に潜入して、その遊端
部が下向きに押圧され、これによって、案内リブが切欠
凹部を通過する際に、その端縁に引掛かる惧れはなく、
このことは、カセットの排出過程において、案内リブが
切欠凹部を通過する際にも同様である。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、第
1,2図においてカセットホルダ(1)は前端部(図にお
いて左端)の両側が器枠(2)の枢軸(3)を介して上
下方向に傾動する傾動部材(1)aと、その後縁部に係
合連結手段(4)を介して連結され、傾動部材(1)a
の傾動に伴って水平状態で上下動する保持部材(1)b
から成り、前記傾動部材(1)aの上面中央位置には、
カセットPの挿脱方向に延びて後端で開口し、かつ、一
側縁に切欠凹部(5)を有した案内孔(6)が、また傾
動部材(1)aの前縁には前記案内孔(6)の後端開口
部(6)′を跨ぐように、横方向に長いストッパ部片
(7)が設けてある。また前記保持部材(1)bにはそ
の上面中央位置に前記案内孔(6)と対向して大きく開
口する窓孔(8)が設けられ、その開口端を跨ぐように
橋架片(9)が設けられ、かつ、前縁開口部には上向き
の案内鍔(10)が屈曲して形成してある。
前記案内孔(6)に摺動自在に係合されるスライド部
片(11)は第3図から明らかなように、遊端部に、カセ
ットPのリールホールP′と係合する下向きに膨出した
係合部(12)と、その左右に位置して前記案内孔(6)
の両側縁の下面に摺接する案内リブ(13),(13)とを
有し、また基端部に、上面に前記ストッパ部片(7)に
当接し、かつ、案内孔(6)の他方の側縁上面で摺接す
る突出部(14)と一方の側縁上面で摺接する遊離片(1
5)と、下向きに延びてカセットPの側面に当接する受
片(16)とを有すると共に、中間部の左右側面に撓み可
能な肉薄部(17)を有した合成樹脂製の長尺な部片から
成り、このように構成されたスライド部片(11)が従来
と同様に案内孔(6)に対し摺動可能に組付けられ、非
プレー状態において、突出部(14)が、ストッパ部片
(7)に当接し、かつ、遊端部が案内孔(6)より脱出
して窓孔(8)に臨んでいる。(18)は一端が支持部材
(1)bの上面に、他端が前記スライド部片(11)の基
端部に夫々係止され反転動作によりスライド部片(11)
をカセットPと共に強制的に引き込み方向に或いは排出
方向に弾圧付勢する反転スプリングである。
本願は上記した構成において、スライド部片(11)を
遊端部の上面に円弧状に膨出し、それが前記橋架片
(9)乃至ストッパ部片(7)の下面と摺接して、その
遊端部に下向きの押圧力を付与する膨出部(20)を一体
に設けて成るものである。
しかして、スライド部片(11)は、カセットホルダ
(1)が非プレー位置にあるときは、第1,2図で示すよ
うに突出部(14)がストッパ部片(7)に当接し、か
つ、その案内孔(6)から膨出して窓孔(8)内に臨ん
でいて傾動可能な状態にある。
この状態で、カセットホルダ(1)にカセットPを挿
入すると、第4図に示すように、係合部(12)がカセッ
トPにより上向きに撓み、次いでそれが第5図で示すよ
うにカセットPのリールホールP′に係合したとき、水
平状に復元すると共に、カセットPの側面が受片(16)
に当接し、この状態でさらにカセットPを挿入すると、
反転スプリング(18)の反転動作により、カセットPは
スライド部片(11)と共に強制的に引き込まれて、第9,
10図で示すようにカセットホルダ(1)内に充分に挿入
され、図示しないが周知の機構によりカセットホルダ
(1)はプレー位置に下降する。
またこのプレー位置からイジェクト操作すると、周知
の機構により、カセットホルダ(1)は非プレー位置に
上動すると共に、スライド部片(11)は付勢力により案
内孔(6)をカセットPの排出方向に摺動し、その過程
で、反転スプリング(18)の反転動作により、カセット
Pはスライド部片(11)と共に強制的にカセットPの排
出位置に導かれる。
そして上記において、係合部(12)がカセットPのリ
ールホールP′に係合した第5図の状態から、カセット
Pと共にスライド部片(11)が前進する際に、スライド
部片(11)の遊端部が多少とも上向きに傾いていたとす
ると、第6図で示すように、案内リブ(13)の前方端部
が案内溝(6)の後端開口部(6)′のコーナ部に当接
して、引掛かりが生じるが、第7図で示すように、膨出
部(20)の上部が橋架片(9)に当接してその下面に潜
入し、これによって遊端部は強制的に下向きに押圧され
るので、案内リブ(13)が案内孔(6)の後端開口部
(6)′のコーナ部に引掛かる惧れはない。
次いで、カセットPと共にスライド部片(11)がさら
に前進して、その遊端部が切欠凹部(5)を通過する際
にも、前記膨出部(20)が今度はストッパ部片(7)と
作用して下面に潜入し、これによって遊端部は強制的に
下向きに押圧され、従って案内リブ(13)の前方端縁
が、切欠凹部(5)の端縁に引掛かる惧れはなく、この
作用は、カセットPの排出に伴ってスライド部片(11)
の遊端部が切欠凹部(5)を通過する際にも同様に行わ
れて、案内リブ(13)の後方端縁が、切欠凹部(5)の
端縁に引掛かる惧れはない。
またカセットPの挿入により、反転スプリング(18)
が反転し、カセットPはスライド部片(11)により強制
的に引き込まれるが、このときカセットPを保持したま
まカセットPの交換を思いついてカセットPを途中で引
き抜こうとすると、スライド部片(11)の引き込み方向
の付勢力に抗してカセットPが排出方向に引き出される
ため、スライド部片(11)の係合部(12)がカセットP
のリールホールP′から脱出しようとして、スライド部
片(11)の遊端部が上向きに傾いて、膨出部(20)と、
ストッパ部片(7)との作用により案内リブ(13)が切
欠凹部(5)の後端縁に引掛かる惧れはない。
なお本願実施例において、スライド部片の摺動がより
円滑にできるように、案内リブ(13)の前方及び後方端
部を下向きに傾斜させる場合を示している。
また、実施例においては、スライド部片(11)の遊端
の膨出部(20)の上部が橋架片(9)に当接して案内リ
ブ(13)が後端開口部(6)′のコーナに引掛ける惧れ
を防止したが、これに換えて、膨出部(20)の上部がス
トッパ片(7)に当接して案内リブ(13)が後端開口部
(6)′のコーナに引掛らないように、ストッパ片
(7)乃至膨出部(20)を変形してもよいことは勿論で
ある。
発明の効果 本願は叙上のように構成されるので、極めて簡単な構
成により、カセットホルダの案内孔に対するスライド部
片の摺動が円滑に行われるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面Aカセットの排出状態におけるカセットホルダの平
面図、第2図はそのA−A線断面図、第3図はスライド
部片の斜視図、第4,5,7及び8図は第3図に対応する動
作状態の断面図、第6図は動作状態における一部切欠し
たカセットホルダの平面図、第9図はカセットの装填状
態におけるカセットホルダの平面図、第10図はそのB−
B線断面図である。 図中、(1)はカセットホルダ、(5)は切欠凹部、
(6)は案内孔、(6)′は後端開口部、(11)はスラ
イド部片、(12)は係合部、(13)は案内リブ、(20)
は膨出部である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器枠に対し傾動可能な傾動部材と、これに
    連結されてその傾動により上下動する保持枠とから成る
    カセットホルダを備え、前記傾動部材に、カセットの挿
    脱方向に延びてその後端で開口する案内孔を形成し、こ
    の案内孔に、遊端部にカセットのリールホールと係脱可
    能な係止部と、前記案内孔の側縁下面と摺接する案内リ
    ブとを有し、不作動位置で前記遊端部が、前記案内孔の
    後端開口部より脱出するスライド部片を摺動自在に取り
    付けて成るテーププレーヤにおいて、前記スライド部片
    の遊端上面に膨出部を形成し、かつ、前記カセットホル
    ダに、前記スライド部片が不作動位置から作動位置に摺
    動するとき、前記膨出部と摺接して、前記スライド部片
    の遊端部に下向きの押圧力を付与する押圧部を設けたこ
    とを特徴とするテーププレーヤ。
  2. 【請求項2】押圧部として、保持枠に設けた橋架片を使
    用した請求項1記載のテーププレーヤ。
  3. 【請求項3】押圧部として、傾動部材に設けたストッパ
    部片を使用した請求項1または2記載のテーププレー
    ヤ。
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