JP3625715B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体のホルダーに記録媒体の入ったカートリッジを装填して前記記録媒体に対して記録の実行、または前記記録媒体からの再生を実行する記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の記録再生装置としては、図17〜図19に示す形式(昇降タイプと称す)と図20に示す形式(回動タイプと称す)が存在している。
図17に示す昇降タイプは、カートリッジ7の装填の前後で、ホルダー8が取り付けられた可動キャビネット1が、本体キャビネット2に対して図17(a)に示す上昇位置と図17(b)に示す降下位置とに平行移動する。
【0003】
図20に示す回動タイプは、前記ホルダー8が取り付けられた可動キャビネット1が本体キャビネット2の側に回動支点53を中心に実線で示す開放位置と仮想線で示す閉塞位置とに回動自在に支持されている。
昇降タイプと回動タイプの何れの形式のものも、本体キャビネット2の側に設けられたディスク回転駆動機構と光ピックアップが内蔵されており、装填されたカートリッジ7の記録媒体を回転駆動しながら光ピックアップによって記録/再生を実行している。
【0004】
ここでは、昇降タイプのポータブルミニディスクプレーヤ(以下、ポータブルMDという)の構成を図18と図19に基づいて説明する。
図18(a)と図19に示すように、カートリッジ7を装填する場合には、前面キャビネット6と挿入口蓋4に形成されている傾斜部を有する唇状の開口当接部分Gにカートリッジ7を押し付けて図18(b)のように押し込むと、ネジリコイルバネ36aの付勢に抗して挿入口蓋4が閉塞位置から開放位置に回動し、挿入口蓋4の支持アーム4Rの先端38eがシャーシ21に当接してホルダー8の入口側を上方へ持ち上げる。
【0005】
このとき、リンクアングル19は切欠部19cと中間キャビネット38の突部38cとの係合部を第1の支点H1として回動する。また、ホルダー8の後部はリンク板18R,18Lを介してシャーシ21に支持されており、リンクアングル19が図18(a)から図18(b)に回動することによって、リンク板18R,18Lの中間部分がリンクアングル19の係合片19aによって上方へ押し上げられて、リンク板18R,18Lの回転支軸24とシャーシ21の取付溝21aとの係合部を第2の支点H2としてリンク板18R,18Lが回動して、挿入口蓋4の閉塞位置から開放位置に回動に伴ってホルダー8がシャーシ21に対して平行に上昇する。ホルダー8の背面に切り起こしで形成されたバネ部8d(図19参照)に抗してカートリッジ7をホルダー8に押し込んで行くと、前面キャビネット6の上縁とカートリッジ7との係合が外れて、カートリッジ7による挿入口蓋4を開放している力が解除されて、挿入口蓋4がネジリコイルバネ36aの付勢で閉塞位置に回動するとともに、カートリッジ7が装填されたホルダー8が、ネジリコイルバネ36aの付勢によって降下し、カートリッジ7に内蔵されたディスクがディスク駆動ユニットに連結され、ディスクにアクセスできる。なお、昇降タイプの上記の具体的な構成は、本出願人が特願平10−251687号によって既に提案している。また、現在では昇降タイプのポータブルMD記録再生装置が市販されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図18に示す昇降タイプの場合に、図19に示すようにホルダー8の背面に切り起こしで形成されたバネ部8aに抗してカートリッジ7をホルダー8に押し込む深さは、前面キャビネット6の上縁とカートリッジ7との係合が外れて、カートリッジ7による挿入口蓋4を開放する力が解除される最奥部となり、カートリッジ7をこの最奥部まで挿入して初めて挿入口蓋4がネジリコイルバネ36aの付勢で閉塞位置に回動するため、指を奥まで差し込んでカートリッジに挿入する操作が必要となる。また、挿入口蓋4とオープン操作釦6aとに指が邪魔されて挿入操作性が悪くなるという問題がある。
【0007】
また、図18に示す昇降タイプと図20に示した回動タイプの場合の何れの場合も同じであるが、カートリッジ7を取り出す際にカートリッジを指で摘みやすくするためにバネ部8aが設けられているが、イジェクト釦(昇降タイプの場合にはオープン操作釦6a)を操作する場合の本体キャビネット2の姿勢が、特にカートリッジ取出口が水平から下方に向いた状態では、バネ部8aによって弾かれたカートリッジがホルダーから勢いよく飛び出して、ホルダーから落下する問題がある。
【0008】
本発明は、カートリッジの装填の操作性を良好にするとともに、イジェクトの際にホルダーからのカートリッジの脱落事故の発生を防止できる記録再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録再生装置は、カートリッジをホルダーへ挿入して装填する場合に、カートリッジが一定位置にまで挿入された時点でカートリッジをホルダー内に引き込む引き込み機構を設けたことを特徴とする。これによりカートリッジ挿抜操作性が良好となる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の記録再生装置は、ホルダーに記録媒体を内蔵したカートリッジを挿入して装填する記録再生装置であって、前記ホルダー内にて移動可能で前記カートリッジを受け止める壁部と挿入された前記カートリッジの凹部に係合して保持するバネ部を有しかつ挿入されたカートリッジに押されて前記ホルダーの奥端へスライドする係合部材と、前記ホルダーにおける前記係合部材の位置によってカートリッジの挿入初期区間ではカートリッジ挿入方向への移動が規制されカートリッジの挿入終了の直前区間ではカートリッジ挿入方向への移動の規制が解除される第1のスライダと、前記ホルダーにおける前記係合部材の位置によってカートリッジの挿入初期区間から挿入終了の直前区間では前記係合部材と一体的に移動し、挿入終了の直前区間からでは挿入終了区間では係合部材との前記一体的な移動状態が解除され前記ホルダーの側に係合して移動が規制される第2のスライダと、前記第1のスライダと前記第2のスライダとの間に掛け渡された引っ張りばねとを設け、前記カートリッジ挿入の初期位置から前記引っ張りばねに力を蓄えながら挿入し、挿入終了の直前区間から挿入終了区間への挿入はカートリッジを前記引っ張りばねに蓄えられた引っ張り力で引き込み、イジェクト時に前記引っ張りばねに蓄えられた引っ張り力でカートリッジを排出方向へ押し出してカートリッジが露出する位置まで排出すると共に、この排出位置で前記カートリッジは前記係合部のバネ部の保持力で保持されたままであり、この状態からのカートリッジの取り出し時に前記引っ張りばねに力を蓄えて前記係合部材を初期位置とするように構成したことを特徴とする。
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図16に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明を採用したポータブルMD記録再生装置を示す。
このポータブルMDは、ホルダー8を備えた可動キャビネット1が、カートリッジ7を着脱する際に図1(b)と図2(b)に示すように本体キャビネット2の上面開口部から上方へ突出量:dだけ移動する昇降タイプの記録再生装置で、カートリッジ7の非装填状態および装着完了状態(記録/再生時を含む)状態では、図1(a)と図2(a)に示すように可動キャビネット1が本体キャビネット2の内部に移動して沈み込んでキャビネットの厚み方向において近接した状態となっている。3は本体キャビネット2に設けられたディスク駆動ユニットである。2bは電池蓋である。
【0014】
図4及び図5はこのポータブルMDの分解斜視図で、可動キャビネット1と本体キャビネット2、ホルダー8と引き込み/排出のための装置は図6に示す固定片10,係合部材11を使用して以下に説明するように組み立てられている。
なお、この図5に示す分解図では第1のスライダ12aと第2のスライダ12bが、固定片10と係合部材11との間に図示されているが、組立状態では仮想線J1,J2で示すように係合部材11の内側から組み付けられる。
【0015】
図7はカートリッジ7の引き込み/排出を司るユニットの挿入動作時における天面からの断面であり、カートリッジ7は係合部材11の壁部11fに当接している。このため係合部材11を図7(b)に示すよう左側に動かせばカートリッジ7は排出される。
この排出にあたっての詳細な動きを図6〜図10を用いて説明する。
【0016】
図8と図9は引き込み/排出を司るユニット部分の側面図で、図7は本体キャビネット2に対して可動キャビネット1がその厚み方向において接近した第1の位置(図3bの状態)から離脱した第2の位置(図3aの状態)へと移動して行く途中の排出ユニットを示す。図8は第1の位置から第2の位置へと移動完了後の排出ユニットを示す。
【0017】
固定片10は、固定片10の内側に係合部材11の可動側溝部11a〜11dが固定片10の固定側溝部10a〜10dに一致するように配置した状態で、第1,第2のスライダ12a,12bを組み付けた後に、この固定片10がホルダー8に取り付けられている。
このようにして係合部材11は、ホルダー8の側にカートリッジ7の挿入方向にスライド移動可能に取り付けられており、係合部材11には挿入されたカートリッジ7の奥端に係合する壁部11fと、カートリッジ7の側面に形成された凹部7a(図11参照)に係合するバネ部11eと、図6(b)に示すようにカートリッジ7の引き込み/排出を制御する第1〜第4の可動側溝部11a〜11dが形成されている。
【0018】
ホルダー8に固定される固定片10は、図6(a)に示すように係合部材11の溝部と対をなして前記カートリッジ7の引き込み/排出を制御する第1〜第4の固定側溝部10a〜10dを有する。
第1,第2のスライダ12a,12bは、これら係合部材11,固定片10の可動側と固定側溝部のそれぞれに移動可能な状態で係合して保持されている。
【0019】
第1,第2のスライダ12a,12bに形成され上記のように組み立てられて固定片10の第1の固定側溝部10aからホルダー8の外側に突出した第1のスライダ12aの折曲部12aaと、固定片10の第4の固定側溝部10dからホルダー8の外側に突出した第2のスライダ12bの折曲部12baとの間に、引っ張りばね9が架張されている。
【0020】
図10はカートリッジ7をホルダー8に挿入する前の状態を示し、第1のスライダ12aの折曲部12aaは固定片10の第1の固定側溝部10aの下辺に形成された段部10aa(図6参照)に係合しており、係合部材11と第2のスライダ12bは、係合部材11の第4の可動側溝部11dの後端に設けた係止部11da(図6参照)に係合して一体となっている状態で、第2のスライダ12bが引っ張りばね9を介してホルダー8の前側に付勢して、第2のスライダ12bの折曲部12baが固定片10の第4の固定側溝部10dの前端面10dbに当接した状態に付勢されて係合部材11が安定して図10に示す状態で停止している。
【0021】
この状態からカートリッジ7を挿入すると、図12(a)(b)の状態を経て図12(c)に示すように係合部材11のバネ部11eが弾性変形してカートリッジ7の凹部7aに係合し、カートリッジ7の奥端が係合部材11の壁部11fに当接する。
さらにカートリッジ7の挿入を進めると、上記のように一体となっていた係合部材11と第2のスライダ12bとが図13に示すように引っ張りばね9の付勢に抗してホルダー8の奥端に向かってカートリッジ7とともにスライド移動し、カートリッジ7の挿入終了の直前に第2のスライダ12bの折曲部12baが、固定片10の第4の固定側溝部10dの後部の段部10daに図14に示すように係合し、固定片10の第1の固定側溝部10aの段部10aaに係合してそれまで係止されていた第1のスライダ12aの折曲部12baが、その直後に係合部材11の第1の可動側溝部11aの前端に形成された傾斜部11abによって上方に押し上げられて図15に示すように前記係合が解除され、段部10aaとの係合の解除された第2のスライダ12aの折曲部12baが、係合部材11の第1の可動側溝部11aの段部11aaに係合し、今度は第2のスライダ12aと係合部材11が、固定片10の第4の固定側溝部10dの後部の段部10daに係合して係止された第2のスライダ12bの折曲部12baの側に、引っ張りばね9によって付勢されてホルダー8の奥端側にスライド移動する。
【0022】
この状態の係合部材11は、図12(c)に示す段階で前記バネ部11eがカートリッジ7に係合しているので、係合部材11が引っ張りばね9によって付勢されてホルダー8の奥端側にスライド移動することによって、カートリッジ7が引っ張りばね9の付勢力だけでホルダー8の奥端側に自動的に引き込まれ始める。
【0023】
固定片10の第1,第2の固定側溝部10a,10bに沿ってスライド中の第1のスライダ12aの折曲部12aaは、固定片10の第1の固定側溝部10aの傾斜部10abを引っ張りばね9の付勢力で下方に移動することによって係合部材11の段部11aaとの係合が解除されて、図16に示すように第1のスライダ12aの折曲部12aaが固定片10の第1の固定側溝部10aの後端10acに当接して係止されて、カートリッジ7のほぼ挿入終了位置にまで達した係合部材11と第1のスライダ12aとの係合が解除されて、引っ張りばね9による係合部材11の付勢が解除される。
【0024】
なお、係合部材11が挿入終了位置にまで達して上記のように固定片10の第4の固定側溝部10dの後部の段部10daと第2のスライダ12bの折曲部12baとの係合状態は、第2のスライダ12bに形成されたばね部12bcが、図5に示すようにホルダー8に形成されたガイド片8bの上部に乗り上げた状態になって、折曲部12baを上方に付勢して不用意に固定片10の第4の固定側溝部10dの後部の段部10daとの係合状態が解除されないように考慮されてその信頼性を高めている。
【0025】
このようにカートリッジ7が引っ張りばね9の付勢力だけでホルダー8の奥端側に引き込まれて、カートリッジ7の前端部と前面キャビネット6との係合が外れると、ホルダー8を有する可動キャビネット1が突出量:dだけ下降して図2(a)に示すように記録/再生が可能な状態になる。
次に、記録/再生状態からカートリッジ7を排出するイジェクト動作を説明する。
【0026】
本体キャビネット2には、図8に示すように弾性を有するトリガーバネ部5Raがリンク板18Rを介し固定されている。
オープン操作釦6aおよびオープン操作ユニット6bを用いた開放手段により、可動キャビネット1を付勢力に抗して第1の位置から第2の位置に離脱させる方向に移動させると、本体キャビネット2に対して固定したトリガーバネ部5Raと第2のスライダ12bの折曲部12baとの距離が狭くなって、ついには図8に示すように接触し、第4の固定側溝部10dの後部の段部10daに係合していた第2のスライダ12bは、トリガーバネ部5Raに押されて段部10daから外れる。
【0027】
これにより第2のスライダ12bは引っ張りばね9の付勢力により図9に示すように右側に移動する。これによりトリガーバネ5Raに当たっていたものが無くなるため可動キャビネット1は本体キャビネット2に対して完全に離脱が完了する。
この状態において前記第1のスライダ12aと第2のスライダ12bに渡って掛けられている引っ張りばね9の力は未だ有効であるため係合部材11は更に右に動く。
【0028】
これによりカートリッジ7は係合部材11の壁部11fに押されて図7(a)から図7(b)と図9に示すようにホルダー8から取り出せる位置まで排出され、カートリッジ7の前端が露出する。
これを利用者が掴んで引っ張ることによってカートリッジ7が取り出されるが、この状態の係合部材11は、バネ部11eがカートリッジ7の凹部7aに掛かっているため、カートリッジ7が引っ張られることによって係合部材11はホルダー8の前側に引っ張られ、係合部材11の第1の可動側溝部11aの後端11acが第1のスライダ12aの折曲部12aaに当接して第1のスライダ12aを左に移動させ、固定片10の第1の固定側溝部10aの段部10aaまで運び、引っ張りばね9に力を蓄えた図10に示した初期位置に復帰し、バネ部11eが弾性変形してカートリッジ7の凹部7aから外れてイジェクトが完了する。
【0029】
このように、カートリッジ7を挿入してホルダー8に装填する際には、図15に示す位置にまで利用者が手で押し込むだけで、それ以後は引っ張りばね9の付勢力で自動装填され、挿入口蓋4とオープン操作釦6aとに指が邪魔されて挿入操作性が悪くなるという問題を回避できる。
また、上記実施の形態では、カートリッジ7をイジェクトする際には、係合部材11のバネ部11eがカートリッジ7の凹部7aに係合しているので、オープン操作釦6aを操作する場合の本体キャビネット2の姿勢が、特にカートリッジ取出口が水平から下方に向いた状態であっても、カートリッジ7の落下事故の発生を防止できる。
【0030】
上記の実施の形態では、前記昇降タイプの記録再生装置の場合を例に挙げて説明したが、図20に示すような前記回動タイプの記録再生装置であっても同様の考を期待できる。なお、前記回動タイプの場合に上記の昇降タイプの場合と異なるのは、昇降タイプの場合には図8に示したように可動キャビネット1が上昇することによって、本体キャビネット2に設けられたトリガーバネ部5Raに当接して第2のスライダ12bの折曲片12baの係止を解除したが、回動タイプの場合には、図20に示す可動キャビネット1が仮想線位置から実線位置に向かって回動することによって、本体キャビネット2に設けられたトリガーバネ部5Raの相当部材が第2のスライダ12bの折曲片12baの係止を解除するように構成される。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、カートリッジをホルダーへ挿入して装填する記録再生装置において、カートリッジが一定位置にまで挿入された時点でカートリッジをホルダー内に引き込む引き込み機構を設けたため、カートリッジを奥まで手動で挿入する必要が無いため、挿入作業性が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるポータブルMDの非装着状態および装着完了状態の外観側面図
【図2】同実施の形態の非装着状態および装着完了状態における側面からの断面図
【図3】同実施の形態のポータブルMDの斜視図
【図4】同実施の形態のポータブルMDの分解斜視図
【図5】同実施の形態のホルダー周辺の分解斜視図
【図6】同実施の形態における固定片と係合部材の側面図
【図7】同実施の形態のカートリッジ排出時における天面からの部分断面図
【図8】同実施の形態のカートリッジ排出時における側面の断面図
【図9】同実施の形態のカートリッジ排出時における側面の断面図
【図10】同実施の形態のカートリッジ挿入時における側面の断面図
【図11】カートリッジの斜視図
【図12】同実施の形態のカートリッジ挿入時における天面からの部分断面図
【図13】同実施の形態のカートリッジ挿入時における側面の断面図
【図14】同実施の形態のカートリッジ挿入時における側面の断面図
【図15】同実施の形態のカートリッジ挿入時における側面の断面図
【図16】同実施の形態のカートリッジ挿入時における側面の断面図
【図17】従来の昇降タイプの記録再生装置の外観斜視図
【図18】同従来例の断面図
【図19】同従来の要部の分解斜視図
【図20】従来の回動タイプの記録再生装置の外観斜視図
【符号の説明】
1 可動キャビネット
2 本体キャビネット
5Ra トリガーバネ部
7 カートリッジ
7a カートリッジ7の側面に形成された凹部
8 ホルダー
8b ホルダー8に形成されたガイド片
9 引っ張りばね
10 固定片
10a〜10d 固定片10の第1〜第4の固定側溝部
10aa 第1の固定側溝部10aの下辺に形成された段部
10ab 第1の固定側溝部10aの傾斜部
10ac 第1の固定側溝部10aの後端
10da 第4の固定側溝部10dの後部の段部
10db 第4の固定側溝部10dの前端面
11 係合部材
11a〜11d 係合部材11の第1〜第4の可動側溝部
11aa 第1の可動側溝部11aの段部
11ab 第1の可動側溝部11aの前端に形成された傾斜部
11da 第4の可動側溝部11dの後端に設けた係止部
11e バネ部
11f 係合部材11の壁部
12a,12b 第1,第2のスライダ
12aa 第1のスライダ12aの折曲部
12ba 第2のスライダ12bの折曲部
12bc 第2のスライダ12bに形成されたばね部

Claims (1)

  1. ホルダーに記録媒体を内蔵したカートリッジを挿入して装填する記録再生装置であって、
    前記ホルダー内にて移動可能で前記カートリッジを受け止める壁部と挿入された前記カートリッジの凹部に係合して保持するバネ部を有しかつ挿入されたカートリッジに押されて前記ホルダーの奥端へスライドする係合部材と、
    前記ホルダーにおける前記係合部材の位置によってカートリッジの挿入初期区間ではカートリッジ挿入方向への移動が規制されカートリッジの挿入終了の直前区間ではカートリッジ挿入方向への移動の規制が解除される第1のスライダと、
    前記ホルダーにおける前記係合部材の位置によってカートリッジの挿入初期区間から挿入終了の直前区間では前記係合部材と一体的に移動し、挿入終了の直前区間からでは挿入終了区間では係合部材との前記一体的な移動状態が解除され前記ホルダーの側に係合して移動が規制される第2のスライダと、
    前記第1のスライダと前記第2のスライダとの間に掛け渡された引っ張りばねとを設け、
    前記カートリッジ挿入の初期位置から前記引っ張りばねに力を蓄えながら挿入し、挿入終了の直前区間から挿入終了区間への挿入はカートリッジを前記引っ張りばねに蓄えられた引っ張り力で引き込み、イジェクト時に前記引っ張りばねに蓄えられた引っ張り力でカートリッジを排出方向へ押し出してカートリッジが露出する位置まで排出すると共に、この排出位置で前記カートリッジは前記係合部のバネ部の保持力で保持されたままであり、この状態からのカートリッジの取り出し時に前記引っ張りばねに力を蓄えて前記係合部材を初期位置とするように構成した記録再生装置。
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