JP4029500B2 - ディスクカートリッジのイジェクト機構 - Google Patents

ディスクカートリッジのイジェクト機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規なディスクカートリッジのイジェクト機構に関する。詳しくは、イジェクト時におけるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離を安定にし、これによってディスクカートリッジのイジェクトを確実に行えるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
カートリッジホルダーをメカシャーシーから離間させた状態でディスクカートリッジのカートリッジホルダーに対する挿脱を行い、ディスクカートリッジを保持したカートリッジホルダーをメカシャーシーに近接させてディスクカートリッジを所定の装着位置に装着させるようにしたディスクプレーヤーにあっては、ディスクカートリッジをカートリッジホルダーから取り出し易くするために、カートリッジホルダーのメカシャーシーから離間する動作に伴ってディスクカートリッジを排出方向に押圧してディスクカートリッジの一部をカートリッジホルダーから突出させるイジェクトスライダーが設けられている。従って、ユーザーはカートリッジホルダーから突出したディスクカートリッジの一部を持って該ディスクカートリッジをカートリッジホルダーから容易に取り出すことができる。
【0003】
上記した如きイジェクトスライダーを有する従来のディスクカートリッジのイジェクト機構を図35に示す。
【0004】
イジェクトスライダーaはカートリッジホルダーbに前後方向に摺動可能に取り付けられており、図示しないバネによってディスクカートリッジの排出方向に付勢されている。
【0005】
ロック部材cはカートリッジホルダーbに固定されており、カートリッジホルダーbは支点軸dを中心として回動するようにメカシャーシーeに支持されている。
【0006】
ロック解除部材fはメカシャーシーeに固定されている。
【0007】
ロック部材cは、取付部gがカートリッジホルダーbに固定され、該取付部gと作用部hとの間がバネ部iによって連結されている。そして、作用部hは係止部j、被ロック片k及び傾斜縁lを有する。
【0008】
上記イジェクトスライダーaは押圧片mと係止片nを有している。
【0009】
そして、カートリッジホルダーbに挿入されてくる図示しないディスクカートリッジの後端によって押圧片mが押圧されてイジェクトスライダーaが後方へ移動されてくると、イジェクトスライダーaの係止片nがロック部材cの傾斜縁lを摺動しながら下方へ押圧するので、バネ部iが上に凸となるように撓んで作用部hが下方へ移動する。そして、イジェクトスライダーaの係止片nが傾斜縁lを通り過ぎて係止部jの直ぐ後側まで来ると、作用部hを上方から押さえる力がなくなるので、バネ部iが元に戻って作用部hが上方へ移動し、係止部jがイジェクトスライダーaの係止片nの前側に来て、これによって、該係止片nがロック部材cの係止部jに係合して、イジェクトスライダーaはその位置でロックされる。
【0010】
ロック解除部材fは、主部oと該主部oの前端部下端から前方へ向けて延びるバネ部pとがバネ弾性を有する金属板材料によって一体に形成されて成る。主部oは右側から見てほぼ三角形状の板状をなし、その後縁部が左方へ折り曲げられて成る後側傾斜縁qと該後側傾斜縁qの下端に連続し左右に延びる係合縁rとを有している。そして、該主部oは、平面が左右方向を向く向きでその上端部が、メカシャーシーeの右側部の後端寄りの位置に平面が左右方向を向く向きで立設された支持片sに回動自在に支持されている。
【0011】
バネ部pは、その平面が上下方向を向く向きで上記主部oの前端部下部から前方へ向けて延びており、バネ部pの先端部がメカシャーシーeの右側部のほぼ中間の位置に突設された当接片tの下面に弾接されている。
【0012】
そして、カートリッジホルダーbの下方への回動動作に伴って、ロック部材cの作用部hが下方へ移動していくと、その被ロック片kがロック解除部材fの主部oの後側傾斜縁qを滑って下方へ移動していく。これによって、該主部oはバネ部pが上方へ凸となるように撓むことによって図中矢印方向に回動し、ロック部材cの被ロック片kの下方への移動を許容する。そして、被ロック片kがロック解除部材fの係合縁rより下方に来ると、バネ部pが元に戻ることによって主部oが図中矢印と反対の方向に回動して上記係合縁rがロック部材cの被ロック片kの上方に位置する。これによって、ロック部材cの被ロック片kがロック解除部材fの係合縁rと係合する。
【0013】
そして、ディスクカートリッジをイジェクトするときは、カートリッジホルダーbをメカシャーシーeに対して上方へ回動させる。カートリッジホルダーbを上方へ回動させると、カートリッジホルダーbに取り付けられているロック部材cも上方へ移動される。しかしながら、ロック部材cの被ロック片kがロック解除部材fの係合縁rと係合しているため、ロック部材cはバネ部iが上方に凸になるように撓んで作用部hが置いて行かれる形になる。それによって、イジェクトスライダーaの係止片nがロック部材cの係止部jよりも上方へ移動してロックが解除され、イジェクトスライダーaは図示しないバネの力によって前方へ移動し、該イジェクトスライダーaの押圧片mがディスクカートリッジの後端を押圧して、ディスクカートリッジの一部をカートリッジホルダーbから突出させる。
【0014】
そして、ロック部材cのバネ部iの撓みが大きくなっていって該バネ部iのバネ力とロック解除部材fのバネ部pのバネ力とが逆転すると、すなわち、ロック部材cのバネ力がロック解除部材fのバネ力よりも大きくなると、ロック解除部材fのバネ部pが下側に凸になるように撓んで主部oが図中矢印と反対の方向に回動し、ロック部材cの被ロック片kがロック解除部材fの係合縁rから後方へ外れてロックが解除され、これによって、両方のバネ部i、pの撓みが復帰し、ロック部材cの作用部h及びロック解除部材fの主部oがそれぞれ元の位置に戻る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のディスクカートリッジのイジェクト機構にあっては、ロック部材cのバネ部iのバネ力とロック解除部材fのバネ部pのバネ力とのバランスの如何によってディスクカートリッジのカートリッジホルダーbからの排出時期にずれが生ずる。すなわち、ロック解除部材fのバネ部pのバネ力が相対的に弱ければ、カートリッジホルダーbがシャーシーeに対してより大きく開いてからディスクカートリッジが排出されることになり、また、ロック解除部材fのバネ部pのバネ力が相対的に強ければ、カートリッジホルダーbがシャーシーeに対してあまり開いていない状態でディスクカートリッジが排出されることになる。つまり、イジェクトスライダーaのロックの解除の時期にバラツキが生じることになる。
【0016】
そこで、従来は、イジェクトスライダーaに対するロックの解除を確実にするために、イジェクトスライダーaのロックが解除されるときのカートリッジホルダーbのメカシャーシーeに対する設計上の開き角を小さめに設定せざるを得なかった。そして、イジェクト時におけるカートリッジホルダーbのシャーシーeに対する開き角を小さくすると、ディスクカートリッジのカートリッジホルダーbに対する挿脱を行い難いという問題と設計上の自由度が小さくなるという問題があった。
【0017】
そこで、本発明は、イジェクト時におけるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離を安定にし、これによってディスクカートリッジのイジェクトを確実に行えるようにすることを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構は、上記した課題を解決するために、ディスクカートリッジが挿入保持されると共にメカシャーシーに対して離接する方向に移動し、メカシャーシーから離間した状態でディスクカートリッジの挿脱が行われ、メカシャーシーに接した状態でディスクカートリッジを所定の装着位置に装着させるカートリッジホルダーと、上記カートリッジホルダーにディスクカートリッジの挿脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、ディスク押圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカートリッジを押圧してディスクカートリッジをカートリッジホルダーから排出させるイジェクトスライダーと、ディスクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入が完了した位置で上記イジェクトスライダーをロックするロック部材と、カートリッジホルダーのメカシャーシーから離間する方向への移動動作に伴って上記ロック部材によるイジェクトスライダーのロックを解除すると共に、イジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動をカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動するまで規制する規制部を有する保持手段とを備えたものである。
【0019】
従って、本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構にあっては、保持手段の規制部によってイジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動がカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動するまで規制されるので、イジェクト時におけるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離が安定になり、これによってディスクカートリッジのイジェクトを確実に行えるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
【0021】
なお、図示した実施の形態は、本発明をディスク状記録媒体の記録再生装置ににおけるディスクカートリッジのイジェクト機構に適用したものである。
【0022】
本実施の形態において、記録再生装置1はディスク状記録媒体としてミニディスク(MD)と称される64mm径の小型の光磁気ディスク又は光ディスク(以下、「ディスク」という。)2をカートリッジ3内に回転可能に収納して成るディスクカートリッジ4を使用するものである。
【0023】
上記ディスク3は、図33及び図34に示すように、カートリッジ3内に回転可能に収納されて、ディスクカートリッジ4が形成される。上記ディスク2を収納して記録及び再生用ディスクカートリッジ4を形成する上記カートリッジ3は、一辺の長さが該ディスク2の直径にほぼ対応した矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されている。このカートリッジ2は、図33に示すように、上面側の主面部に、上記ディスク2の信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開口部5を有している。また、このカートリッジ2は、図34に示すように、下面側の主面部の上記磁気ヘッド用開口部5に対向する位置に光学ピックアップ用開口部6を有し、この下面側の主面部のほぼ中央部分にチャッキング用開口部7を有している。この記録及び再生用ディスクカートリッジ4は、上記記録再生装置1に対して、図33中矢印Aで示すように、後方方向に挿入されて装着される。
【0024】
記録及び再生用ディスクカートリッジ4のカートリッジ2において、上記磁気ヘッド用開口部5及び光学ピックアップ用開口部6はシャッター部材8によって開閉可能にされている。このシャッター部材8は上記開口部5及び6に各々対応し互いに平行に対向したシャッター板部8a、8bとこれらシャッター板部8a、8bの一側縁間を連結する連結部8cとが、合成樹脂材料又は金属材料により一体に形成されて成る。このシャッター部材8は、上記連結部8cがカートリッジ4の一側部に形成された支持溝部2aに摺動自在に支持されている。すなわち、シャッター部材8は、カートリッジ2の一側部に沿って前方へ摺動されることにより上記開口部5及び6を開放し、前方側より後方へ摺動されることにより初期位置に復帰して各シャッター板部8a、8bにより各開口部5及び6を閉塞する。
【0025】
そして、再生専用カートリッジは、上記カートリッジ2から磁気ヘッド用開口部5を除去した形状を為す図示しないカートリッジにディスクを回転自在に収納して形成する。
【0026】
記録再生装置1の外筐10は下ケース11と、上ケース12と上カバー13とから成る。
【0027】
下ケース11は横長の浅い容器状をしており、後面壁の右端部が切り欠かれている。そして、その前面壁11aの前面が操作部とされている。該操作部には各種操作ノブが配置され、また、コネクタ接続部14が設けられている。下ケース11のその他の面には、入出力ジャック部、電源ジャック部等が配設されている。
【0028】
上ケース12は下ケース11の右端部の上面開口を覆うように配設されるものであり、天板部と側壁部と前面壁を有し後端は開放されている。そして、上ケース12の天板部には複数の操作釦15、15、・・・が配置されている。
【0029】
上カバー13は下ケース11の上面開口のうち上ケース12で覆われた右端部を除く部分を開閉するように配置される。また、該上カバー13の上面には液晶表示部16が配設されている。
【0030】
上記したケース11、上ケース12及び上カバー13は平面形状でほぼ矩形の枠状をした図示しないメインフレームに取着される。すなわち、下ケース11はメインフレームを下方から覆うにように固定され、メインフレームの右側面部に連続するように上ケースが固定される。そして、上カバー13はその後端部がメインフレームの後端部に回動可能に支持され、その前端部が上下方向に移動するように回動される。
【0031】
そして、上記メインフレームにメカシャーシー20が図示しない弾性体(例えば、ゴムダンパーやバネ等)を介してフローティング支持される。
【0032】
メカシャーシー20の下面側には、ディスク駆動回路や信号再生回路が構成される図示しない回路基板が固定されている。さらに、このメカシャーシー20には、上記ディスク2を載置しスピンドルモーターによって回転される図示しないターンテーブルや、ディスク2の信号を読み取るための図示しない光学ピックアップ等が配置されている。
【0033】
上記メカシャーシー20の上面部には、カートリッジホルダー30が配設されている。このカートリッジホルダー30は、上記ディスクカートリッジ4が前方より挿入され、挿入されたディスクカートリッジ4を保持し得るように、天板部31と、この天板部31の両側縁より下方に垂設された左右側壁部32、33と、これら各側壁部32、33の下縁より内方に突出された支持片部34、35とを有している。このカートリッジホルダー30は、金属板材料を屈曲形成して、上記各部が一体的に形成されている。
【0034】
このカートリッジホルダー30に、上記ディスクカートリッジ4は、前方側より、上記天板部31の下側の上記各側壁部32、33間に挿入され、上記各支持片部34、35により下側の主面部の両側部分を支持されて、保持される。このとき、上記ディスクカートリッジ4は、下側の主面部のほぼ全面を下方側に臨ませており、上記チャッキング用開口部7、上記光学ピックアップ用開口部6をカートリッジホルダー30の下方側に臨ませている。
【0035】
このカートリッジホルダー30の右側壁部33のほぼ中間部分には、内方に向けて、シャッター開放片36が突設されている。このシャッター開放片36は、カートリッジホルダー30にディスクカートリッジ4が挿入されたとき、上記シャッター部材8の連結部8cの前端に当接し、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30内に収納されたとき、該シャッター部材8を開蓋状態にする。また、上記右側壁部33の前端寄りの部分には、バネ部37aの先端に内方に向けて膨出するようにされた嵌合部37bを有するシャッター閉蓋バネ37が配設されている。このシャッター閉蓋バネ37は、カートリッジホルダー30にディスクカートリッジ4が挿入されたとき、上記シャッター部材8の連結部8cに形成されたシャッター閉蓋孔8dに嵌合部37bが係合し、該ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30より抜き出されるとき、シャッター部材8を閉蓋状態にするものである。
【0036】
上記カートリッジホルダー30の右側壁部33にはイジェクトスライダー40が前後方向に移動可能に支持されている。
【0037】
イジェクトスライダー40は前後方向に長い被支持部41を備え、該被支持部41には前後に離間して2つの前後方向に長い被ガイド孔41a、41aが形成されている。そして、被支持部41がカートリッジホルダー30の右側壁部33の外側面に接した状態で該右側壁部33に固定されたガイドピン41b、41bが被ガイド孔41a、41aに摺動自在に挿通され、これによって、イジェクトスライダー40はカートリッジホルダー30に前後方向に移動可能に支持される。また、上記被支持部41には被ガイド孔41aと41aとの間の位置からバネ掛け片41cが外方へ向けて突設されており、該バネ掛け片41cとカートリッジホルダー30の右側壁部33の外面に突設された図示しないバネ掛け片との間に引張コイルバネ41dが張設され、これによって、イジェクトスライダー40は前方へ向けて、すなわち、図中矢印B方向へ付勢されている。
【0038】
イジェクトスライダー40の被支持部41の後端部の上縁からは左方へ向けて連結片42が折り曲げ形成されており、該連結片42の後端にディスク押圧部43が形成されている。該ディスク押圧部43は板状を為し、その平面が前後方向を向く向きで形成されている。そして、連結片42の大部分及びディスク押圧部43はカートリッジホルダー30の右側壁部33の後端部に形成された前後方向に長い挿通切欠45を通してカートリッジホルダー30の内側に位置されている。
【0039】
さらに、イジェクトスライダー40の被支持部41の後端部寄りの部分の上縁からは右方へ向けて被係止片44が突設されている。
【0040】
カートリッジホルダー30の右側壁部33の後端部外側面にはロック部材50が固定されている。
【0041】
ロック部材50は板バネ材料で形成されており、被取付部51に形成された取付孔51a、51aを挿通された図示しない取付ネジによって該被取付部51がカートリッジホルダー30の右側壁部33の後端部外側面に固定される。
【0042】
被取付部51の下縁からはバネ部52が外方、すなわち、右方へ向けて突設されている。該バネ部52は後端部の左側縁が上記被取付部51の下縁に連設され、そして、バネ部52は平面が上下に向く向きで被取付部51から前方へ向かって延びている。
【0043】
バネ部52の前端部にはスライダー係止部53が設けられている。該スライダー係止部53はバネ部52の前端部からさらに前方に向かって延びており、後半部の下縁がバネ部52の前端部の左側縁に連設されている。該スライダー係止部53は平面が左右方向を向く向きで位置され、その後半部の上縁が右方から見てL字状に切り欠かれ、該切欠部の前縁53aが係止縁とされている。また、スライダー係止部53の前半部の上縁53bは緩やかに前下がりに傾斜した傾斜縁とされ、さらに、スライダー係止部53の前端部53cは前方に行くに従って外方、すなわち、右方へ傾斜した逃げ片とされている。そして、バネ部52が撓んでいない状態で、上記傾斜縁53bは、その前端がイジェクトスライダー40の被係止片44より下に位置し、また、後端が上記被係止片44より上方に位置する位置関係となっている。
【0044】
上記バネ部52の前端部から被ロック腕54が突設されている。該被ロック腕54は平面が左右方向を向いたほぼL字状を為しており、後端部の上縁がバネ部52の前端部右側縁に連設されており、後端部の下端部から前方へ延びた部分の下縁に左方へ突出した被ロック片54aが形成されている。
【0045】
メカシャーシー20の右側部の後端部上面には保持手段60が配置固定されている。保持手段60は、ホルダー支持部61とロック部62と規制部63とを有する。
【0046】
ホルダー支持部61は後端部に位置し、上方へ向けて突設された支持片61aと該支持片61aの右側面から右方へ突設された軸ピン61bとから成る。
【0047】
ロック部62は前端寄りの部分に位置し右下がりに傾斜した傾斜案内面62aと該傾斜案内面62aの下端から左方へ延びる下向きの平面であるロック面62bとから成る。
【0048】
規制部63は前端部に位置し、上記ロック部62より上方に突出しており、後方を向いた規制面63aを有している。
【0049】
該保持手段60の後端寄りの位置には取付孔64が形成され、また、後端部と前端部の下面には位置決めピン65、65が突設されている。そして、位置決めピン65、65がメカシャーシー20に形成された位置決め孔65a、65aに嵌合されることによってメカシャーシー20に対して位置決めされた状態で取付孔64を挿通されたネジ64aがメカシャーシー20に締着されることによって、保持手段60がメカシャーシー20の右端部の後端部に固定される。
【0050】
そして、保持手段60がメカシャーシー20に上記したように固定され、カートリッジホルダー30が下方に回動されてメカシャーシー20と平行に位置した状態において、ロック部材50の被ロック腕54の被ロック片54aは保持手段60の傾斜案内面62aに上方から対向するように位置しており、イジェクトスライダー40の被係止片44は保持手段60の規制部63の上端と傾斜案内面62aの上端との間の高さに対応した位置に位置している。
【0051】
なお、上記カートリッジホルダー30はその後端部が保持手段60に形成された軸ピン61b及びメカシャーシー20の左端部の後端部に設けられた図示しないもう一つの軸ピンによってメカシャーシー20に回動自在に支持される。
【0052】
次ぎに、ディスクカートリッジ4の装着とイジェクトについて説明する。
【0053】
図10に示す如く、メカシャーシー20に対しカートリッジホルダー30が持ち上げられた状態(上カバー13が開いた状態)でカートリッジホルダー30にディスクカートリッジ4を挿入する。上カバー13とカートリッジホルダー30とは図示しないリンク機構によってリンクされており、上カバー13を開くとカートリッジホルダー30がメカシャーシー20に対して上方へ回動されるようになっている。
【0054】
カートリッジホルダー30にディスクカートリッジ4を挿入すると、ディスクカートリッジ4の後端面の右端部がイジェクトスライダー40のディスク押圧部43に当接し、さらに、該ディスク押圧部43を後方へ向かって押圧する。イジェクトスライダー43は引張コイルバネ41dによる引張力に抗して後方へ移動される。そして、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30の最深部まで完全に挿入される間に、シャッター閉蓋バネ37の嵌合部37bがシャッター部材8のシャッター閉蓋孔8dに係合し、また、シャッター部材8がシャッター開放片36によって開放されて、磁気ヘッド用開口部5(記録及び再生用ディスクカートリッジの場合)、光学ピックアップ用開口部6及びチャッキング用開口部7が開放される。
【0055】
そして、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30の最深部まで完全に挿入されると、イジェクトスライダー40がロック部材50によってその位置にロックされる。すなわち、ディスクカートリッジ4に押されてイジェクトスライダー40がカートリッジホルダー30の奥に挿入されてくると、イジェクトスライダー40の被係止片44がロック部材50の傾斜縁53bに当接し(図11及び図21参照)、該傾斜縁53bを押圧するので、ロック部材50のバネ部52が上方に凸になるように撓むことによってスライダー係止部53が下方に移動し、これによって、イジェクトスライダー40の被係止片44はスライダー係止部53の上縁を滑って(図12及び図22参照)後方へ移動して行く。そして、被係止片44がロック部材50の係止縁53aの位置を後方へ通過すると、ロック部材50のバネ部52の撓みが元に戻り、スライダー係止部53が上方へ移動して該スライダー係止部53の係止縁53aがイジェクトスライダー40の被係止片44の前側に位置し、これによって、イジェクトスライダー40はカートリッジホルダー30の最深部まで移動された位置にロックされることになる(図13及び図23参照)。
【0056】
このようにディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30に完全に挿入されてイジェクトスライダー40がロックされた状態から、上カバー13を閉じることによってカートリッジホルダー30を下方へ回動させ、ディスクカートリッジ4をメカシャーシー20上の所定のディスクカートリッジ装着部に装着させる。これによって、ディスク2が図示しないターンテーブル上に載置され、且つ、図示しないチャッキング部材によってチャッキングされる。また、上カバー13とカートリッジホルダー30との間には図示しないバネ部材が介在されており、上カバー13が閉じられると、上記バネ部材がカートリッジホルダー30を下方へ押圧するように作用し、カートリッジホルダー30が下方に回動された状態、すなわち、ディスクカートリッジ4を所定のディスクカートリッジ装着部に装着させた状態に確実に保持するようになっている。そして、上カバー13及びカートリッジホルダー30はこの下方に回動された状態に図示しないロック機構によってロックされる。
【0057】
カートリッジホルダー30が下方へ回動されて行くと、先ず、ロック部材50の被ロック腕54の被ロック片54aが保持手段60の傾斜案内面62aに当接する(図14及び図24参照)。そこからさらに、カートリッジホルダー30が下方へ回動されて行くと、被ロック腕54が外方へ撓むことによって被ロック片54aは傾斜案内面62aを滑って外方、すなわち、右方へ変位していき(図15及び図25参照)、被ロック片54aが保持手段60のロック面62bより下に位置したときに、被ロック腕54の撓みが復帰するように動作して被ロック片54aがロック面62bの下側に潜り込み、これによって、ロック部材50はそのスライダー係止部53がロックされる(図16及び図26参照)。
【0058】
上記したように、カートリッジホルダー30が最下方まで回動され、該カートリッジホルダー30に保持されたディスクカートリッジ4がディスクカートリッジ装着位置に装着された状態から、上カバー13が開かれると、カートリッジホルダー30も上方へ回動して、ディスクカートリッジ4の一部がカートリッジホルダー30から突出される。
【0059】
すなわち、上カバー13が開かれるとき、該上カバー13とカートリッジホルダー30とは上記したようにリンクされているので、カートリッジホルダー30に上方へ回動させようとする力が加わる。ところが、ロック部材50の被ロック片54aが保持手段60のロック面62bに係合しているため、カートリッジホルダー30は直ぐには上方へ回動することができない。そして、カートリッジホルダー30を上方へ回動させようとする力が強くなってくると、ロック部材50のバネ部52が上方へ凸になるように撓み、これによってカートリッジホルダー30は上方へ回動することができる。
【0060】
これによって、ロック部材50のスライダー係止部53はカートリッジホルダー30に置いて行かれる形になり、イジェクトスライダー40の被係止片44がロック部材50の係止縁53aを滑って上方へ移動して行き、該被係止片44が係止縁53aより上方に位置した(図17及び図27参照)ところで、ロック部材50によるイジェクトスライダー40に対するロックが解除され、これによって、イジェクトスライダー40は引張コイルバネ41dの引張力によって前方へ向けて移動される。しかしながら、このロックが解除された直後では、イジェクトスライダー40の被係止片44の位置が保持手段60の規制部63より上には位置していないので、前進したイジェクトスライダー40の被係止片44は保持手段60の規制面63aに当接して、その位置で停止せしめられる(図18及び図28参照)。
【0061】
そこから、さらにカートリッジホルダー30が上方へ回動されて、イジェクトスライダー40の被係止片44の位置が保持手段60の規制部63の上端より上方に出ると、イジェクトスライダー40の前方への移動に対する保持手段60による規制が解除され、イジェクトスライダー40は引張コイルバネ41dの引張力によって前方へ移動される。そして、イジェクトスライダー40のディスク押圧部43によって押圧されてディスクカートリッジ4も前方へ移動せしめられ、該ディスクカートリッジ4の一部がカートリッジホルダー30の前端から突出せしめられる(図19及び図29参照)。従って、ユーザーはディスクカートリッジ4のカートリッジホルダー30から突出した部分を持ってディスクカートリッジ4をカートリッジホルダー30から容易に引き出すことができる。
【0062】
なお、この間に、シャッター閉蓋孔8dにシャッター閉蓋バネ37の嵌合部37bが係合しているシャッター部材8はカートリッジ3に対して置いて行かれる状態となって閉蓋される。そして、ディスクカートリッジ4がカートリッジホルダー30から取り出されるときには、シャッター閉蓋バネ37のバネ部37aが外側に撓むことによって嵌合部37bがシャッター閉蓋孔8dから外れることになる。
【0063】
また、上記したように、ディスクカートリッジ4がイジェクトされる間に、被ロック腕54が撓むことによって、被ロック片54aが外方へ移動して保持手段60のロック面62bから右方へ外れる。従って、保持手段60によるロック部材50のロックが解除され、バネ部52の撓みが解消されてスライダー係止部53は元の位置に戻る。
【0064】
上記したように、上記ディスクカートリッジのイジェクト機構にあっては、イジェクトスライダー40は、ロックが解除された直後においては、その前方への移動が保持手段60の規制部63によって規制され、カートリッジホルダー30のメカシャーシー20に対する回動角が所定以上(イジェクトスライダー40の被係止片44の高さが保持手段60の規制部63の上端より上に位置する状態)になって初めて前方へ移動されて、ディスクカートリッジ4のイジェクト(排出)を為すので、カートリッジホルダー30が開き始めてからイジェクト動作が開始するまでの開き角度を安定させることができ、そのため、イジェクト開始時のカートリッジホルダー30のメカシャーシー20に対する開き角度を設計上ぎりぎりまで大きくとることができ、設計上の自由度が増大する。
【0065】
また、上記したように、保持手段60にカートリッジホルダー30を回動自在に支持するためのホルダー支持部61を設けたので、部品点数の削減を図ることが出来る。
【0066】
なお、上記した実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
【0067】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構は、ディスクカートリッジが挿入保持されると共にメカシャーシーに対して離接する方向に移動し、メカシャーシーから離間した状態でディスクカートリッジの挿脱が行われ、メカシャーシーに接した状態でディスクカートリッジを所定の装着位置に装着させるカートリッジホルダーと、上記カートリッジホルダーにディスクカートリッジの挿脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、ディスク押圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカートリッジを押圧してディスクカートリッジをカートリッジホルダーから排出させるイジェクトスライダーと、ディスクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入が完了した位置で上記イジェクトスライダーをロックするロック部材と、カートリッジホルダーのメカシャーシーから離間する方向への移動動作に伴って上記ロック部材によるイジェクトスライダーのロックを解除すると共に、イジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動をカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動するまで規制する規制部を有する保持手段とを備えたことを特徴とする。
【0068】
従って、本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構にあっては、保持手段の規制部によってイジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動がカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動するまで規制されるので、イジェクト時におけるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離が安定になり、これによってディスクカートリッジのイジェクトを確実に行えるようになる。
【0069】
請求項2に記載した発明にあっては、上記保持手段にカートリッジホルダーの軸受を一体に形成したので、部品点数の削減を図ることが出来る。
【0070】
請求項3に記載した発明にあっては、上記保持手段をメカシャーシーに固定し、上記カートリッジホルダーを上記軸受を介してメカシャーシーに回動自在に支持するようにしたので、カートリッジホルダーと保持手段との位置関係が安定し、ディスクカートリッジのイジェクト開始のタイミングをより確実に規定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図32と共に本発明をディスク状記録媒体の記録再生装置におけるディスクカートリッジのイジェクト機構に適用した実施の形態を示すものであり、本図は記録再生装置の外観を示す斜視図である。
【図2】メカシャーシーとカートリッジホルダーとを分離して示す概略斜視図である。
【図3】カートリッジホルダーを分解しメカシャーシーと共に示す概略斜視図である。
【図4】イジェクトスライダーの拡大斜視図である。
【図5】図6と共にロック部材を示すものであり、本図は右上前方から見た拡大斜視図である。
【図6】左上前方から見た拡大斜視図である。
【図7】図8と共に保持手段を示すものであり、本図は右上前方から見た拡大斜視図である。
【図8】左上前方から見た拡大斜視図である。
【図9】イジェクトスライダー、ロック部材及び保持手段を組み合わせた状態を示す拡大斜視図である。
【図10】図11乃至図19と共にディスクカートリッジがカートリッジホルダーに保持されて所定のディスクカートリッジ装着位置に装着され、さらに、カートリッジホルダーから排出されるまでの動作を示す要部の拡大右側面図であり、本図はディスクカートリッジがカートリッジホルダーに挿入され始めた状態を示すものである。
【図11】図10の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の傾斜縁に当接した状態を示すものである。
【図12】図11の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の上縁に摺接している状態を示すものである。
【図13】図12の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の係止縁に係止された状態を示すものである。
【図14】図13の状態からカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段の傾斜案内面に当接した状態を示すものである。
【図15】図14の状態からさらにカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段のロック面に係合する直前の状態を示すものである。
【図16】図15の状態からさらにカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段のロック面に係合した状態を示すものである。
【図17】図16の状態からカートリッジホルダーが上方へ回動され、イジェクトスライダーの被係止片とロック部材のスライダー係止部の係止縁との係合が解除された直後の状態を示すものである。
【図18】イジェクトスライダーの被係止片が保持手段の規制部によって前方への移動を規制された状態を示すものである。
【図19】カートリッジホルダーが最上方まで回動されてディスクカートリッジの排出が為された状態を示すものである。
【図20】図21乃至図29と共にディスクカートリッジがカートリッジホルダーに保持されて所定のディスクカートリッジ装着位置に装着され、さらに、カートリッジホルダーから排出されるまでの動作を示す要部の拡大平面図であり、本図はディスクカートリッジがカートリッジホルダーに挿入され始めた状態を示すものである。
【図21】図20の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の傾斜縁に当接した状態を示すものである。
【図22】図21の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の上縁に摺接している状態を示すものである。
【図23】図22の状態からディスクカートリッジがさらにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトスライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の係止縁に係止された状態を示すものである。
【図24】図23の状態からカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段の傾斜案内面に当接した状態を示すものである。
【図25】図24の状態からさらにカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段のロック面に係合する直前の状態を示すものである。
【図26】図25の状態からさらにカートリッジホルダーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段のロック面に係合した状態を示すものである。
【図27】図26の状態からカートリッジホルダーが上方へ回動され、イジェクトスライダーの被係止片とロック部材のスライダー係止部の係止縁との係合が解除された直後の状態を示すものである。
【図28】イジェクトスライダーの被係止片が保持手段の規制部によって前方への移動を規制された状態を示すものである。
【図29】カートリッジホルダーが最上方まで回動されてディスクカートリッジの排出が為された状態を示すものである。
【図30】図24の30−30線に沿う拡大断面図である。
【図31】図25の31−31線に沿う拡大断面図である。
【図32】図26の32−32線に沿う拡大断面図である。
【図33】図34と共に上記記録再生装置において使用される記録及び再生用ディスクカートリッジを示すものであり、本図は上方から見た斜視図である。
【図34】下方から見た斜視図である。
【図35】従来のディスクカートリッジのイジェクト機構を示す概略分解斜視図である。
【符号の説明】
4…ディスクカートリッジ、20…メカシャーシー、30…カートリッジホルダー、40…イジェクトスライダー、43…ディスク押圧部、50…ロック部材、60…保持手段、61b…軸ピン(カートリッジホルダーの軸受)、63…規制部

Claims (3)

  1. ディスクカートリッジが挿入保持されると共にメカシャーシーに対して離接する方向に移動し、メカシャーシーから離間した状態でディスクカートリッジの挿脱が行われ、メカシャーシーに接した状態でディスクカートリッジを所定の装着位置に装着させるカートリッジホルダーと、
    上記カートリッジホルダーにディスクカートリッジの挿脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、ディスク押圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカートリッジを押圧してディスクカートリッジをカートリッジホルダーから排出させるイジェクトスライダーと、
    ディスクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入が完了した位置で上記イジェクトスライダーをロックするロック部材と、
    カートリッジホルダーのメカシャーシーから離間する方向への移動動作に伴って上記ロック部材によるイジェクトスライダーのロックを解除すると共に、イジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動をカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動するまで規制する規制部を有する保持手段とを備えた
    ことを特徴とするディスクカートリッジのイジェクト機構。
  2. 上記保持手段にカートリッジホルダーの軸受を一体に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジのイジェクト機構。
  3. 上記保持手段をメカシャーシーに固定し、上記カートリッジホルダーを上記軸受を介してメカシャーシーに回動自在に支持した
    ことを特徴とする請求項2に記載のディスクカートリッジのイジェクト機構。
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