JP2000149375A - ディスクカートリッジのイジェクト機構 - Google Patents

ディスクカートリッジのイジェクト機構

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JP2000149375A
JP2000149375A JP10323787A JP32378798A JP2000149375A JP 2000149375 A JP2000149375 A JP 2000149375A JP 10323787 A JP10323787 A JP 10323787A JP 32378798 A JP32378798 A JP 32378798A JP 2000149375 A JP2000149375 A JP 2000149375A
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disk cartridge
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真 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 イジェクト時におけるカートリッジホルダー
のシャーシーからの移動距離を安定にし、ディスクカー
トリッジのイジェクトを確実に行えるようにする。 【解決手段】 ディスクカートリッジのイジェクト機構
では、イジェクトスライダは、ロックが解除された直後
は、前方への移動が保持手段の規制部によって規制さ
れ、カートリッジホルダのメカシャーシーに対する回転
角がインジェクトスライダの被係止片の高さが保持手段
の規制部の上端より上に位置する状態になって初めて前
方に移動されて、イジェクトをなすようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なディスクカー
トリッジのイジェクト機構に関する。詳しくは、イジェ
クト時におけるカートリッジホルダーのシャーシーから
の移動距離を安定にし、これによってディスクカートリ
ッジのイジェクトを確実に行えるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カートリッジホルダーをメカシャーシー
から離間させた状態でディスクカートリッジのカートリ
ッジホルダーに対する挿脱を行い、ディスクカートリッ
ジを保持したカートリッジホルダーをメカシャーシーに
近接させてディスクカートリッジを所定の装着位置に装
着させるようにしたディスクプレーヤーにあっては、デ
ィスクカートリッジをカートリッジホルダーから取り出
し易くするために、カートリッジホルダーのメカシャー
シーから離間する動作に伴ってディスクカートリッジを
排出方向に押圧してディスクカートリッジの一部をカー
トリッジホルダーから突出させるイジェクトスライダー
が設けられている。従って、ユーザーはカートリッジホ
ルダーから突出したディスクカートリッジの一部を持っ
て該ディスクカートリッジをカートリッジホルダーから
容易に取り出すことができる。
【0003】上記した如きイジェクトスライダーを有す
る従来のディスクカートリッジのイジェクト機構を図3
5に示す。
【0004】イジェクトスライダーaはカートリッジホ
ルダーbに前後方向に摺動可能に取り付けられており、
図示しないバネによってディスクカートリッジの排出方
向に付勢されている。
【0005】ロック部材cはカートリッジホルダーbに
固定されており、カートリッジホルダーbは支点軸dを
中心として回動するようにメカシャーシーeに支持され
ている。
【0006】ロック解除部材fはメカシャーシーeに固
定されている。
【0007】ロック部材cは、取付部gがカートリッジ
ホルダーbに固定され、該取付部gと作用部hとの間が
バネ部iによって連結されている。そして、作用部hは
係止部j、被ロック片k及び傾斜縁lを有する。
【0008】上記イジェクトスライダーaは押圧片mと
係止片nを有している。
【0009】そして、カートリッジホルダーbに挿入さ
れてくる図示しないディスクカートリッジの後端によっ
て押圧片mが押圧されてイジェクトスライダーaが後方
へ移動されてくると、イジェクトスライダーaの係止片
nがロック部材cの傾斜縁lを摺動しながら下方へ押圧
するので、バネ部iが上に凸となるように撓んで作用部
hが下方へ移動する。そして、イジェクトスライダーa
の係止片nが傾斜縁lを通り過ぎて係止部jの直ぐ後側
まで来ると、作用部hを上方から押さえる力がなくなる
ので、バネ部iが元に戻って作用部hが上方へ移動し、
係止部jがイジェクトスライダーaの係止片nの前側に
来て、これによって、該係止片nがロック部材cの係止
部jに係合して、イジェクトスライダーaはその位置で
ロックされる。
【0010】ロック解除部材fは、主部oと該主部oの
前端部下端から前方へ向けて延びるバネ部pとがバネ弾
性を有する金属板材料によって一体に形成されて成る。
主部oは右側から見てほぼ三角形状の板状をなし、その
後縁部が左方へ折り曲げられて成る後側傾斜縁qと該後
側傾斜縁qの下端に連続し左右に延びる係合縁rとを有
している。そして、該主部oは、平面が左右方向を向く
向きでその上端部が、メカシャーシーeの右側部の後端
寄りの位置に平面が左右方向を向く向きで立設された支
持片sに回動自在に支持されている。
【0011】バネ部pは、その平面が上下方向を向く向
きで上記主部oの前端部下部から前方へ向けて延びてお
り、バネ部pの先端部がメカシャーシーeの右側部のほ
ぼ中間の位置に突設された当接片tの下面に弾接されて
いる。
【0012】そして、カートリッジホルダーbの下方へ
の回動動作に伴って、ロック部材cの作用部hが下方へ
移動していくと、その被ロック片kがロック解除部材f
の主部oの後側傾斜縁qを滑って下方へ移動していく。
これによって、該主部oはバネ部pが上方へ凸となるよ
うに撓むことによって図中矢印方向に回動し、ロック部
材cの被ロック片kの下方への移動を許容する。そし
て、被ロック片kがロック解除部材fの係合縁rより下
方に来ると、バネ部pが元に戻ることによって主部oが
図中矢印と反対の方向に回動して上記係合縁rがロック
部材cの被ロック片kの上方に位置する。これによっ
て、ロック部材cの被ロック片kがロック解除部材fの
係合縁rと係合する。
【0013】そして、ディスクカートリッジをイジェク
トするときは、カートリッジホルダーbをメカシャーシ
ーeに対して上方へ回動させる。カートリッジホルダー
bを上方へ回動させると、カートリッジホルダーbに取
り付けられているロック部材cも上方へ移動される。し
かしながら、ロック部材cの被ロック片kがロック解除
部材fの係合縁rと係合しているため、ロック部材cは
バネ部iが上方に凸になるように撓んで作用部hが置い
て行かれる形になる。それによって、イジェクトスライ
ダーaの係止片nがロック部材cの係止部jよりも上方
へ移動してロックが解除され、イジェクトスライダーa
は図示しないバネの力によって前方へ移動し、該イジェ
クトスライダーaの押圧片mがディスクカートリッジの
後端を押圧して、ディスクカートリッジの一部をカート
リッジホルダーbから突出させる。
【0014】そして、ロック部材cのバネ部iの撓みが
大きくなっていって該バネ部iのバネ力とロック解除部
材fのバネ部pのバネ力とが逆転すると、すなわち、ロ
ック部材cのバネ力がロック解除部材fのバネ力よりも
大きくなると、ロック解除部材fのバネ部pが下側に凸
になるように撓んで主部oが図中矢印と反対の方向に回
動し、ロック部材cの被ロック片kがロック解除部材f
の係合縁rから後方へ外れてロックが解除され、これに
よって、両方のバネ部i、pの撓みが復帰し、ロック部
材cの作用部h及びロック解除部材fの主部oがそれぞ
れ元の位置に戻る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来のディスクカートリッジのイジェクト機構にあって
は、ロック部材cのバネ部iのバネ力とロック解除部材
fのバネ部pのバネ力とのバランスの如何によってディ
スクカートリッジのカートリッジホルダーbからの排出
時期にずれが生ずる。すなわち、ロック解除部材fのバ
ネ部pのバネ力が相対的に弱ければ、カートリッジホル
ダーbがシャーシーeに対してより大きく開いてからデ
ィスクカートリッジが排出されることになり、また、ロ
ック解除部材fのバネ部pのバネ力が相対的に強けれ
ば、カートリッジホルダーbがシャーシーeに対してあ
まり開いていない状態でディスクカートリッジが排出さ
れることになる。つまり、イジェクトスライダーaのロ
ックの解除の時期にバラツキが生じることになる。
【0016】そこで、従来は、イジェクトスライダーa
に対するロックの解除を確実にするために、イジェクト
スライダーaのロックが解除されるときのカートリッジ
ホルダーbのメカシャーシーeに対する設計上の開き角
を小さめに設定せざるを得なかった。そして、イジェク
ト時におけるカートリッジホルダーbのシャーシーeに
対する開き角を小さくすると、ディスクカートリッジの
カートリッジホルダーbに対する挿脱を行い難いという
問題と設計上の自由度が小さくなるという問題があっ
た。
【0017】そこで、本発明は、イジェクト時における
カートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離を安
定にし、これによってディスクカートリッジのイジェク
トを確実に行えるようにすることを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明ディスクカートリ
ッジのイジェクト機構は、上記した課題を解決するため
に、ディスクカートリッジが挿入保持されると共にメカ
シャーシーに対して離接する方向に移動し、メカシャー
シーから離間した状態でディスクカートリッジの挿脱が
行われ、メカシャーシーに接した状態でディスクカート
リッジを所定の装着位置に装着させるカートリッジホル
ダーと、上記カートリッジホルダーにディスクカートリ
ッジの挿脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、デ
ィスク押圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカート
リッジを押圧してディスクカートリッジをカートリッジ
ホルダーから排出させるイジェクトスライダーと、ディ
スクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入が完
了した位置で上記イジェクトスライダーをロックするロ
ック部材と、カートリッジホルダーのメカシャーシーか
ら離間する方向への移動動作に伴って上記ロック部材に
よるイジェクトスライダーのロックを解除すると共に、
イジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向
への移動をカートリッジホルダーがメカシャーシーから
所定距離移動するまで規制する規制部を有する保持手段
とを備えたものである。
【0019】従って、本発明ディスクカートリッジのイ
ジェクト機構にあっては、保持手段の規制部によってイ
ジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向へ
の移動がカートリッジホルダーがメカシャーシーから所
定距離移動するまで規制されるので、イジェクト時にお
けるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離
が安定になり、これによってディスクカートリッジのイ
ジェクトを確実に行えるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ディスクカートリ
ッジのイジェクト機構の実施の形態を添付図面を参照し
て説明する。
【0021】なお、図示した実施の形態は、本発明をデ
ィスク状記録媒体の記録再生装置ににおけるディスクカ
ートリッジのイジェクト機構に適用したものである。
【0022】本実施の形態において、記録再生装置1は
ディスク状記録媒体としてミニディスク(MD)と称さ
れる64mm径の小型の光磁気ディスク又は光ディスク
(以下、「ディスク」という。)2をカートリッジ3内
に回転可能に収納して成るディスクカートリッジ4を使
用するものである。
【0023】上記ディスク3は、図33及び図34に示
すように、カートリッジ3内に回転可能に収納されて、
ディスクカートリッジ4が形成される。上記ディスク2
を収納して記録及び再生用ディスクカートリッジ4を形
成する上記カートリッジ3は、一辺の長さが該ディスク
2の直径にほぼ対応した矩形状の主面部を有する薄い筐
体状に構成されている。このカートリッジ2は、図33
に示すように、上面側の主面部に、上記ディスク2の信
号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開
口部5を有している。また、このカートリッジ2は、図
34に示すように、下面側の主面部の上記磁気ヘッド用
開口部5に対向する位置に光学ピックアップ用開口部6
を有し、この下面側の主面部のほぼ中央部分にチャッキ
ング用開口部7を有している。この記録及び再生用ディ
スクカートリッジ4は、上記記録再生装置1に対して、
図33中矢印Aで示すように、後方方向に挿入されて装
着される。
【0024】記録及び再生用ディスクカートリッジ4の
カートリッジ2において、上記磁気ヘッド用開口部5及
び光学ピックアップ用開口部6はシャッター部材8によ
って開閉可能にされている。このシャッター部材8は上
記開口部5及び6に各々対応し互いに平行に対向したシ
ャッター板部8a、8bとこれらシャッター板部8a、
8bの一側縁間を連結する連結部8cとが、合成樹脂材
料又は金属材料により一体に形成されて成る。このシャ
ッター部材8は、上記連結部8cがカートリッジ4の一
側部に形成された支持溝部2aに摺動自在に支持されて
いる。すなわち、シャッター部材8は、カートリッジ2
の一側部に沿って前方へ摺動されることにより上記開口
部5及び6を開放し、前方側より後方へ摺動されること
により初期位置に復帰して各シャッター板部8a、8b
により各開口部5及び6を閉塞する。
【0025】そして、再生専用カートリッジは、上記カ
ートリッジ2から磁気ヘッド用開口部5を除去した形状
を為す図示しないカートリッジにディスクを回転自在に
収納して形成する。
【0026】記録再生装置1の外筐10は下ケース11
と、上ケース12と上カバー13とから成る。
【0027】下ケース11は横長の浅い容器状をしてお
り、後面壁の右端部が切り欠かれている。そして、その
前面壁11aの前面が操作部とされている。該操作部に
は各種操作ノブが配置され、また、コネクタ接続部14
が設けられている。下ケース11のその他の面には、入
出力ジャック部、電源ジャック部等が配設されている。
【0028】上ケース12は下ケース11の右端部の上
面開口を覆うように配設されるものであり、天板部と側
壁部と前面壁を有し後端は開放されている。そして、上
ケース12の天板部には複数の操作釦15、15、・・
・が配置されている。
【0029】上カバー13は下ケース11の上面開口の
うち上ケース12で覆われた右端部を除く部分を開閉す
るように配置される。また、該上カバー13の上面には
液晶表示部16が配設されている。
【0030】上記したケース11、上ケース12及び上
カバー13は平面形状でほぼ矩形の枠状をした図示しな
いメインフレームに取着される。すなわち、下ケース1
1はメインフレームを下方から覆うにように固定され、
メインフレームの右側面部に連続するように上ケースが
固定される。そして、上カバー13はその後端部がメイ
ンフレームの後端部に回動可能に支持され、その前端部
が上下方向に移動するように回動される。
【0031】そして、上記メインフレームにメカシャー
シー20が図示しない弾性体(例えば、ゴムダンパーや
バネ等)を介してフローティング支持される。
【0032】メカシャーシー20の下面側には、ディス
ク駆動回路や信号再生回路が構成される図示しない回路
基板が固定されている。さらに、このメカシャーシー2
0には、上記ディスク2を載置しスピンドルモーターに
よって回転される図示しないターンテーブルや、ディス
ク2の信号を読み取るための図示しない光学ピックアッ
プ等が配置されている。
【0033】上記メカシャーシー20の上面部には、カ
ートリッジホルダー30が配設されている。このカート
リッジホルダー30は、上記ディスクカートリッジ4が
前方より挿入され、挿入されたディスクカートリッジ4
を保持し得るように、天板部31と、この天板部31の
両側縁より下方に垂設された左右側壁部32、33と、
これら各側壁部32、33の下縁より内方に突出された
支持片部34、35とを有している。このカートリッジ
ホルダー30は、金属板材料を屈曲形成して、上記各部
が一体的に形成されている。
【0034】このカートリッジホルダー30に、上記デ
ィスクカートリッジ4は、前方側より、上記天板部31
の下側の上記各側壁部32、33間に挿入され、上記各
支持片部34、35により下側の主面部の両側部分を支
持されて、保持される。このとき、上記ディスクカート
リッジ4は、下側の主面部のほぼ全面を下方側に臨ませ
ており、上記チャッキング用開口部7、上記光学ピック
アップ用開口部6をカートリッジホルダー30の下方側
に臨ませている。
【0035】このカートリッジホルダー30の右側壁部
33のほぼ中間部分には、内方に向けて、シャッター開
放片36が突設されている。このシャッター開放片36
は、カートリッジホルダー30にディスクカートリッジ
4が挿入されたとき、上記シャッター部材8の連結部8
cの前端に当接し、ディスクカートリッジ4がカートリ
ッジホルダー30内に収納されたとき、該シャッター部
材8を開蓋状態にする。また、上記右側壁部33の前端
寄りの部分には、バネ部37aの先端に内方に向けて膨
出するようにされた嵌合部37bを有するシャッター閉
蓋バネ37が配設されている。このシャッター閉蓋バネ
37は、カートリッジホルダー30にディスクカートリ
ッジ4が挿入されたとき、上記シャッター部材8の連結
部8cに形成されたシャッター閉蓋孔8dに嵌合部37
bが係合し、該ディスクカートリッジ4がカートリッジ
ホルダー30より抜き出されるとき、シャッター部材8
を閉蓋状態にするものである。
【0036】上記カートリッジホルダー30の右側壁部
33にはイジェクトスライダー40が前後方向に移動可
能に支持されている。
【0037】イジェクトスライダー40は前後方向に長
い被支持部41を備え、該被支持部41には前後に離間
して2つの前後方向に長い被ガイド孔41a、41aが
形成されている。そして、被支持部41がカートリッジ
ホルダー30の右側壁部33の外側面に接した状態で該
右側壁部33に固定されたガイドピン41b、41bが
被ガイド孔41a、41aに摺動自在に挿通され、これ
によって、イジェクトスライダー40はカートリッジホ
ルダー30に前後方向に移動可能に支持される。また、
上記被支持部41には被ガイド孔41aと41aとの間
の位置からバネ掛け片41cが外方へ向けて突設されて
おり、該バネ掛け片41cとカートリッジホルダー30
の右側壁部33の外面に突設された図示しないバネ掛け
片との間に引張コイルバネ41dが張設され、これによ
って、イジェクトスライダー40は前方へ向けて、すな
わち、図中矢印B方向へ付勢されている。
【0038】イジェクトスライダー40の被支持部41
の後端部の上縁からは左方へ向けて連結片42が折り曲
げ形成されており、該連結片42の後端にディスク押圧
部43が形成されている。該ディスク押圧部43は板状
を為し、その平面が前後方向を向く向きで形成されてい
る。そして、連結片42の大部分及びディスク押圧部4
3はカートリッジホルダー30の右側壁部33の後端部
に形成された前後方向に長い挿通切欠45を通してカー
トリッジホルダー30の内側に位置されている。
【0039】さらに、イジェクトスライダー40の被支
持部41の後端部寄りの部分の上縁からは右方へ向けて
被係止片44が突設されている。
【0040】カートリッジホルダー30の右側壁部33
の後端部外側面にはロック部材50が固定されている。
【0041】ロック部材50は板バネ材料で形成されて
おり、被取付部51に形成された取付孔51a、51a
を挿通された図示しない取付ネジによって該被取付部5
1がカートリッジホルダー30の右側壁部33の後端部
外側面に固定される。
【0042】被取付部51の下縁からはバネ部52が外
方、すなわち、右方へ向けて突設されている。該バネ部
52は後端部の左側縁が上記被取付部51の下縁に連設
され、そして、バネ部52は平面が上下に向く向きで被
取付部51から前方へ向かって延びている。
【0043】バネ部52の前端部にはスライダー係止部
53が設けられている。該スライダー係止部53はバネ
部52の前端部からさらに前方に向かって延びており、
後半部の下縁がバネ部52の前端部の左側縁に連設され
ている。該スライダー係止部53は平面が左右方向を向
く向きで位置され、その後半部の上縁が右方から見てL
字状に切り欠かれ、該切欠部の前縁53aが係止縁とさ
れている。また、スライダー係止部53の前半部の上縁
53bは緩やかに前下がりに傾斜した傾斜縁とされ、さ
らに、スライダー係止部53の前端部53cは前方に行
くに従って外方、すなわち、右方へ傾斜した逃げ片とさ
れている。そして、バネ部52が撓んでいない状態で、
上記傾斜縁53bは、その前端がイジェクトスライダー
40の被係止片44より下に位置し、また、後端が上記
被係止片44より上方に位置する位置関係となってい
る。
【0044】上記バネ部52の前端部から被ロック腕5
4が突設されている。該被ロック腕54は平面が左右方
向を向いたほぼL字状を為しており、後端部の上縁がバ
ネ部52の前端部右側縁に連設されており、後端部の下
端部から前方へ延びた部分の下縁に左方へ突出した被ロ
ック片54aが形成されている。
【0045】メカシャーシー20の右側部の後端部上面
には保持手段60が配置固定されている。保持手段60
は、ホルダー支持部61とロック部62と規制部63と
を有する。
【0046】ホルダー支持部61は後端部に位置し、上
方へ向けて突設された支持片61aと該支持片61aの
右側面から右方へ突設された軸ピン61bとから成る。
【0047】ロック部62は前端寄りの部分に位置し右
下がりに傾斜した傾斜案内面62aと該傾斜案内面62
aの下端から左方へ延びる下向きの平面であるロック面
62bとから成る。
【0048】規制部63は前端部に位置し、上記ロック
部62より上方に突出しており、後方を向いた規制面6
3aを有している。
【0049】該保持手段60の後端寄りの位置には取付
孔64が形成され、また、後端部と前端部の下面には位
置決めピン65、65が突設されている。そして、位置
決めピン65、65がメカシャーシー20に形成された
位置決め孔65a、65aに嵌合されることによってメ
カシャーシー20に対して位置決めされた状態で取付孔
64を挿通されたネジ64aがメカシャーシー20に締
着されることによって、保持手段60がメカシャーシー
20の右端部の後端部に固定される。
【0050】そして、保持手段60がメカシャーシー2
0に上記したように固定され、カートリッジホルダー3
0が下方に回動されてメカシャーシー20と平行に位置
した状態において、ロック部材50の被ロック腕54の
被ロック片54aは保持手段60の傾斜案内面62aに
上方から対向するように位置しており、イジェクトスラ
イダー40の被係止片44は保持手段60の規制部63
の上端と傾斜案内面62aの上端との間の高さに対応し
た位置に位置している。
【0051】なお、上記カートリッジホルダー30はそ
の後端部が保持手段60に形成された軸ピン61b及び
メカシャーシー20の左端部の後端部に設けられた図示
しないもう一つの軸ピンによってメカシャーシー20に
回動自在に支持される。
【0052】次ぎに、ディスクカートリッジ4の装着と
イジェクトについて説明する。
【0053】図10に示す如く、メカシャーシー20に
対しカートリッジホルダー30が持ち上げられた状態
(上カバー13が開いた状態)でカートリッジホルダー
30にディスクカートリッジ4を挿入する。上カバー1
3とカートリッジホルダー30とは図示しないリンク機
構によってリンクされており、上カバー13を開くとカ
ートリッジホルダー30がメカシャーシー20に対して
上方へ回動されるようになっている。
【0054】カートリッジホルダー30にディスクカー
トリッジ4を挿入すると、ディスクカートリッジ4の後
端面の右端部がイジェクトスライダー40のディスク押
圧部43に当接し、さらに、該ディスク押圧部43を後
方へ向かって押圧する。イジェクトスライダー43は引
張コイルバネ41dによる引張力に抗して後方へ移動さ
れる。そして、ディスクカートリッジ4がカートリッジ
ホルダー30の最深部まで完全に挿入される間に、シャ
ッター閉蓋バネ37の嵌合部37bがシャッター部材8
のシャッター閉蓋孔8dに係合し、また、シャッター部
材8がシャッター開放片36によって開放されて、磁気
ヘッド用開口部5(記録及び再生用ディスクカートリッ
ジの場合)、光学ピックアップ用開口部6及びチャッキ
ング用開口部7が開放される。
【0055】そして、ディスクカートリッジ4がカート
リッジホルダー30の最深部まで完全に挿入されると、
イジェクトスライダー40がロック部材50によってそ
の位置にロックされる。すなわち、ディスクカートリッ
ジ4に押されてイジェクトスライダー40がカートリッ
ジホルダー30の奥に挿入されてくると、イジェクトス
ライダー40の被係止片44がロック部材50の傾斜縁
53bに当接し(図11及び図21参照)、該傾斜縁5
3bを押圧するので、ロック部材50のバネ部52が上
方に凸になるように撓むことによってスライダー係止部
53が下方に移動し、これによって、イジェクトスライ
ダー40の被係止片44はスライダー係止部53の上縁
を滑って(図12及び図22参照)後方へ移動して行
く。そして、被係止片44がロック部材50の係止縁5
3aの位置を後方へ通過すると、ロック部材50のバネ
部52の撓みが元に戻り、スライダー係止部53が上方
へ移動して該スライダー係止部53の係止縁53aがイ
ジェクトスライダー40の被係止片44の前側に位置
し、これによって、イジェクトスライダー40はカート
リッジホルダー30の最深部まで移動された位置にロッ
クされることになる(図13及び図23参照)。
【0056】このようにディスクカートリッジ4がカー
トリッジホルダー30に完全に挿入されてイジェクトス
ライダー40がロックされた状態から、上カバー13を
閉じることによってカートリッジホルダー30を下方へ
回動させ、ディスクカートリッジ4をメカシャーシー2
0上の所定のディスクカートリッジ装着部に装着させ
る。これによって、ディスク2が図示しないターンテー
ブル上に載置され、且つ、図示しないチャッキング部材
によってチャッキングされる。また、上カバー13とカ
ートリッジホルダー30との間には図示しないバネ部材
が介在されており、上カバー13が閉じられると、上記
バネ部材がカートリッジホルダー30を下方へ押圧する
ように作用し、カートリッジホルダー30が下方に回動
された状態、すなわち、ディスクカートリッジ4を所定
のディスクカートリッジ装着部に装着させた状態に確実
に保持するようになっている。そして、上カバー13及
びカートリッジホルダー30はこの下方に回動された状
態に図示しないロック機構によってロックされる。
【0057】カートリッジホルダー30が下方へ回動さ
れて行くと、先ず、ロック部材50の被ロック腕54の
被ロック片54aが保持手段60の傾斜案内面62aに
当接する(図14及び図24参照)。そこからさらに、
カートリッジホルダー30が下方へ回動されて行くと、
被ロック腕54が外方へ撓むことによって被ロック片5
4aは傾斜案内面62aを滑って外方、すなわち、右方
へ変位していき(図15及び図25参照)、被ロック片
54aが保持手段60のロック面62bより下に位置し
たときに、被ロック腕54の撓みが復帰するように動作
して被ロック片54aがロック面62bの下側に潜り込
み、これによって、ロック部材50はそのスライダー係
止部53がロックされる(図16及び図26参照)。
【0058】上記したように、カートリッジホルダー3
0が最下方まで回動され、該カートリッジホルダー30
に保持されたディスクカートリッジ4がディスクカート
リッジ装着位置に装着された状態から、上カバー13が
開かれると、カートリッジホルダー30も上方へ回動し
て、ディスクカートリッジ4の一部がカートリッジホル
ダー30から突出される。
【0059】すなわち、上カバー13が開かれるとき、
該上カバー13とカートリッジホルダー30とは上記し
たようにリンクされているので、カートリッジホルダー
30に上方へ回動させようとする力が加わる。ところ
が、ロック部材50の被ロック片54aが保持手段60
のロック面62bに係合しているため、カートリッジホ
ルダー30は直ぐには上方へ回動することができない。
そして、カートリッジホルダー30を上方へ回動させよ
うとする力が強くなってくると、ロック部材50のバネ
部52が上方へ凸になるように撓み、これによってカー
トリッジホルダー30は上方へ回動することができる。
【0060】これによって、ロック部材50のスライダ
ー係止部53はカートリッジホルダー30に置いて行か
れる形になり、イジェクトスライダー40の被係止片4
4がロック部材50の係止縁53aを滑って上方へ移動
して行き、該被係止片44が係止縁53aより上方に位
置した(図17及び図27参照)ところで、ロック部材
50によるイジェクトスライダー40に対するロックが
解除され、これによって、イジェクトスライダー40は
引張コイルバネ41dの引張力によって前方へ向けて移
動される。しかしながら、このロックが解除された直後
では、イジェクトスライダー40の被係止片44の位置
が保持手段60の規制部63より上には位置していない
ので、前進したイジェクトスライダー40の被係止片4
4は保持手段60の規制面63aに当接して、その位置
で停止せしめられる(図18及び図28参照)。
【0061】そこから、さらにカートリッジホルダー3
0が上方へ回動されて、イジェクトスライダー40の被
係止片44の位置が保持手段60の規制部63の上端よ
り上方に出ると、イジェクトスライダー40の前方への
移動に対する保持手段60による規制が解除され、イジ
ェクトスライダー40は引張コイルバネ41dの引張力
によって前方へ移動される。そして、イジェクトスライ
ダー40のディスク押圧部43によって押圧されてディ
スクカートリッジ4も前方へ移動せしめられ、該ディス
クカートリッジ4の一部がカートリッジホルダー30の
前端から突出せしめられる(図19及び図29参照)。
従って、ユーザーはディスクカートリッジ4のカートリ
ッジホルダー30から突出した部分を持ってディスクカ
ートリッジ4をカートリッジホルダー30から容易に引
き出すことができる。
【0062】なお、この間に、シャッター閉蓋孔8dに
シャッター閉蓋バネ37の嵌合部37bが係合している
シャッター部材8はカートリッジ3に対して置いて行か
れる状態となって閉蓋される。そして、ディスクカート
リッジ4がカートリッジホルダー30から取り出される
ときには、シャッター閉蓋バネ37のバネ部37aが外
側に撓むことによって嵌合部37bがシャッター閉蓋孔
8dから外れることになる。
【0063】また、上記したように、ディスクカートリ
ッジ4がイジェクトされる間に、被ロック腕54が撓む
ことによって、被ロック片54aが外方へ移動して保持
手段60のロック面62bから右方へ外れる。従って、
保持手段60によるロック部材50のロックが解除さ
れ、バネ部52の撓みが解消されてスライダー係止部5
3は元の位置に戻る。
【0064】上記したように、上記ディスクカートリッ
ジのイジェクト機構にあっては、イジェクトスライダー
40は、ロックが解除された直後においては、その前方
への移動が保持手段60の規制部63によって規制さ
れ、カートリッジホルダー30のメカシャーシー20に
対する回動角が所定以上(イジェクトスライダー40の
被係止片44の高さが保持手段60の規制部63の上端
より上に位置する状態)になって初めて前方へ移動され
て、ディスクカートリッジ4のイジェクト(排出)を為
すので、カートリッジホルダー30が開き始めてからイ
ジェクト動作が開始するまでの開き角度を安定させるこ
とができ、そのため、イジェクト開始時のカートリッジ
ホルダー30のメカシャーシー20に対する開き角度を
設計上ぎりぎりまで大きくとることができ、設計上の自
由度が増大する。
【0065】また、上記したように、保持手段60にカ
ートリッジホルダー30を回動自在に支持するためのホ
ルダー支持部61を設けたので、部品点数の削減を図る
ことが出来る。
【0066】なお、上記した実施の形態において示した
各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際し
て行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0067】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ディスクカートリッジのイジェクト機構は、
ディスクカートリッジが挿入保持されると共にメカシャ
ーシーに対して離接する方向に移動し、メカシャーシー
から離間した状態でディスクカートリッジの挿脱が行わ
れ、メカシャーシーに接した状態でディスクカートリッ
ジを所定の装着位置に装着させるカートリッジホルダー
と、上記カートリッジホルダーにディスクカートリッジ
の挿脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、ディス
ク押圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカートリッ
ジを押圧してディスクカートリッジをカートリッジホル
ダーから排出させるイジェクトスライダーと、ディスク
カートリッジのカートリッジホルダーへの挿入が完了し
た位置で上記イジェクトスライダーをロックするロック
部材と、カートリッジホルダーのメカシャーシーから離
間する方向への移動動作に伴って上記ロック部材による
イジェクトスライダーのロックを解除すると共に、イジ
ェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向への
移動をカートリッジホルダーがメカシャーシーから所定
距離移動するまで規制する規制部を有する保持手段とを
備えたことを特徴とする。
【0068】従って、本発明ディスクカートリッジのイ
ジェクト機構にあっては、保持手段の規制部によってイ
ジェクトスライダーのディスクカートリッジ排出方向へ
の移動がカートリッジホルダーがメカシャーシーから所
定距離移動するまで規制されるので、イジェクト時にお
けるカートリッジホルダーのシャーシーからの移動距離
が安定になり、これによってディスクカートリッジのイ
ジェクトを確実に行えるようになる。
【0069】請求項2に記載した発明にあっては、上記
保持手段にカートリッジホルダーの軸受を一体に形成し
たので、部品点数の削減を図ることが出来る。
【0070】請求項3に記載した発明にあっては、上記
保持手段をメカシャーシーに固定し、上記カートリッジ
ホルダーを上記軸受を介してメカシャーシーに回動自在
に支持するようにしたので、カートリッジホルダーと保
持手段との位置関係が安定し、ディスクカートリッジの
イジェクト開始のタイミングをより確実に規定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図32と共に本発明をディスク状記録
媒体の記録再生装置におけるディスクカートリッジのイ
ジェクト機構に適用した実施の形態を示すものであり、
本図は記録再生装置の外観を示す斜視図である。
【図2】メカシャーシーとカートリッジホルダーとを分
離して示す概略斜視図である。
【図3】カートリッジホルダーを分解しメカシャーシー
と共に示す概略斜視図である。
【図4】イジェクトスライダーの拡大斜視図である。
【図5】図6と共にロック部材を示すものであり、本図
は右上前方から見た拡大斜視図である。
【図6】左上前方から見た拡大斜視図である。
【図7】図8と共に保持手段を示すものであり、本図は
右上前方から見た拡大斜視図である。
【図8】左上前方から見た拡大斜視図である。
【図9】イジェクトスライダー、ロック部材及び保持手
段を組み合わせた状態を示す拡大斜視図である。
【図10】図11乃至図19と共にディスクカートリッ
ジがカートリッジホルダーに保持されて所定のディスク
カートリッジ装着位置に装着され、さらに、カートリッ
ジホルダーから排出されるまでの動作を示す要部の拡大
右側面図であり、本図はディスクカートリッジがカート
リッジホルダーに挿入され始めた状態を示すものであ
る。
【図11】図10の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
傾斜縁に当接した状態を示すものである。
【図12】図11の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
上縁に摺接している状態を示すものである。
【図13】図12の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
係止縁に係止された状態を示すものである。
【図14】図13の状態からカートリッジホルダーが下
方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段の傾
斜案内面に当接した状態を示すものである。
【図15】図14の状態からさらにカートリッジホルダ
ーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手
段のロック面に係合する直前の状態を示すものである。
【図16】図15の状態からさらにカートリッジホルダ
ーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手
段のロック面に係合した状態を示すものである。
【図17】図16の状態からカートリッジホルダーが上
方へ回動され、イジェクトスライダーの被係止片とロッ
ク部材のスライダー係止部の係止縁との係合が解除され
た直後の状態を示すものである。
【図18】イジェクトスライダーの被係止片が保持手段
の規制部によって前方への移動を規制された状態を示す
ものである。
【図19】カートリッジホルダーが最上方まで回動され
てディスクカートリッジの排出が為された状態を示すも
のである。
【図20】図21乃至図29と共にディスクカートリッ
ジがカートリッジホルダーに保持されて所定のディスク
カートリッジ装着位置に装着され、さらに、カートリッ
ジホルダーから排出されるまでの動作を示す要部の拡大
平面図であり、本図はディスクカートリッジがカートリ
ッジホルダーに挿入され始めた状態を示すものである。
【図21】図20の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
傾斜縁に当接した状態を示すものである。
【図22】図21の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
上縁に摺接している状態を示すものである。
【図23】図22の状態からディスクカートリッジがさ
らにカートリッジホルダー内に挿入され、イジェクトス
ライダーの被係止片がロック部材のスライダー係止部の
係止縁に係止された状態を示すものである。
【図24】図23の状態からカートリッジホルダーが下
方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手段の傾
斜案内面に当接した状態を示すものである。
【図25】図24の状態からさらにカートリッジホルダ
ーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手
段のロック面に係合する直前の状態を示すものである。
【図26】図25の状態からさらにカートリッジホルダ
ーが下方へ回動され、ロック部材の被ロック片が保持手
段のロック面に係合した状態を示すものである。
【図27】図26の状態からカートリッジホルダーが上
方へ回動され、イジェクトスライダーの被係止片とロッ
ク部材のスライダー係止部の係止縁との係合が解除され
た直後の状態を示すものである。
【図28】イジェクトスライダーの被係止片が保持手段
の規制部によって前方への移動を規制された状態を示す
ものである。
【図29】カートリッジホルダーが最上方まで回動され
てディスクカートリッジの排出が為された状態を示すも
のである。
【図30】図24の30−30線に沿う拡大断面図であ
る。
【図31】図25の31−31線に沿う拡大断面図であ
る。
【図32】図26の32−32線に沿う拡大断面図であ
る。
【図33】図34と共に上記記録再生装置において使用
される記録及び再生用ディスクカートリッジを示すもの
であり、本図は上方から見た斜視図である。
【図34】下方から見た斜視図である。
【図35】従来のディスクカートリッジのイジェクト機
構を示す概略分解斜視図である。
【符号の説明】
4…ディスクカートリッジ、20…メカシャーシー、3
0…カートリッジホルダー、40…イジェクトスライダ
ー、43…ディスク押圧部、50…ロック部材、60…
保持手段、61b…軸ピン(カートリッジホルダーの軸
受)、63…規制部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジが挿入保持される
    と共にメカシャーシーに対して離接する方向に移動し、
    メカシャーシーから離間した状態でディスクカートリッ
    ジの挿脱が行われ、メカシャーシーに接した状態でディ
    スクカートリッジを所定の装着位置に装着させるカート
    リッジホルダーと、 上記カートリッジホルダーにディスクカートリッジの挿
    脱方向と同方向に移動可能に取り付けられ、ディスク押
    圧部を有し該ディスク押圧部がディスクカートリッジを
    押圧してディスクカートリッジをカートリッジホルダー
    から排出させるイジェクトスライダーと、 ディスクカートリッジのカートリッジホルダーへの挿入
    が完了した位置で上記イジェクトスライダーをロックす
    るロック部材と、 カートリッジホルダーのメカシャーシーから離間する方
    向への移動動作に伴って上記ロック部材によるイジェク
    トスライダーのロックを解除すると共に、イジェクトス
    ライダーのディスクカートリッジ排出方向への移動をカ
    ートリッジホルダーがメカシャーシーから所定距離移動
    するまで規制する規制部を有する保持手段とを備えたこ
    とを特徴とするディスクカートリッジのイジェクト機
    構。
  2. 【請求項2】 上記保持手段にカートリッジホルダーの
    軸受を一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載
    のディスクカートリッジのイジェクト機構。
  3. 【請求項3】 上記保持手段をメカシャーシーに固定
    し、上記カートリッジホルダーを上記軸受を介してメカ
    シャーシーに回動自在に支持したことを特徴とする請求
    項2に記載のディスクカートリッジのイジェクト機構。
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