JP2729674B2 - テーププレーヤにおけるスライド部片 - Google Patents

テーププレーヤにおけるスライド部片

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JP2729674B2
JP2729674B2 JP1196729A JP19672989A JP2729674B2 JP 2729674 B2 JP2729674 B2 JP 2729674B2 JP 1196729 A JP1196729 A JP 1196729A JP 19672989 A JP19672989 A JP 19672989A JP 2729674 B2 JP2729674 B2 JP 2729674B2
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cassette
slide piece
guide rib
guide
tape player
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環 大橋
偉奇 大島
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Chuunaa Kk
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Chuunaa Kk
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、テーププレーヤにおけるスライド部片に関す
る。
従来の技術 従来テープカセットを挿脱可能に保持すると共に、非
プレー位置とプレー位置との間で上下動可能なカセット
ホルダと、このカセットホルダに取り付けられてカセッ
トの挿脱方向に摺動自在であり、かつ、遊端部にカセッ
トのリールホールと係脱可能な係合部を有したスライド
部片と、このスライド部片を非プレー状態でカセットの
脱出方向に弾圧付勢しており、カセットの挿入に伴いス
ライド部片が同方向に移動する過程で反転変位して前記
スライド部片をカセットの挿入方向に弾圧付勢する反転
スプリングと、カセットホルダに水平回動自在に取り付
けられ、常態でカセットホルダを非プレー位置に保持
し、カセットの挿入に伴いこれに押圧されて水平回動す
ることにより前記保持状態を解いてカセットホルダのプ
レー位置への移動を許容する保持プレートとを備えて成
るテーププレーヤは例えば実開昭62−15137号公報にお
いて公知であり、この構成のテーププレーヤにおいて
は、一般にスライド部片をカセットの挿脱方向に摺動案
内する案内孔がカセットホルダに設けてあり、この案内
孔の一方の側縁には切欠凹部を有しており、またスライ
ド部片の遊端部には、前記係合部の両側に位置して、前
記案内孔の両側縁の下面に摺接する案内リブが突設して
ある。またスライド部片の基端部には、案内孔の両側縁
の上面に摺接する突部と遊離片とが設けてあり、前記切
欠凹部の位置で、カセットホルダの内面側から先ず前記
基端部の突部を案内孔を介してカセットホルダの上面に
表出し、次いで遊離片を押圧しながら切欠凹部よりカセ
ットホルダの上面に表出することにより、スライド部片
を案内孔に摺動自在に組付けるものである。
発明が解決しようとする課題 ところが、カセットホルダが非プレー位置にある状態
では、スライド部片の遊端部は案内孔より脱出した状態
にあり、この状態でカセットホルダにカセットを挿入し
たとき、係合部及び案内リブが上向きに一時的に撓み、
次いで先のリールホールが係合部に係合したとき、その
撓みが消失するものであるので、スライド部片の遊端部
が、撓みぐせにより或いは撓み復元力の不足によりスラ
イド部片がカセットと共にカセットホルダ内に引き込ま
れるとき、或いはカセットホルダから排出されるとき
は、案内リブが切欠凹部の前後端縁に引っ掛かって、カ
セット挿脱の円滑性を欠いたり或いは故障を誘発するな
どの不都合があった。
そこで本願はこのような不都合を解消することを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、カセットホル
ダに設けたカセットの挿脱方向に延び、かつ、一方の側
縁に切欠凹部を有した案内孔に、摺動自在に取り付けら
れ、遊端部に、カセットのリールホールと係脱可能な係
合部と、前記案内孔の側縁下面と摺接する案内リブとを
夫々有して成るテーププレーヤにおけるスライド部片に
おいて、前記切欠凹部を通過する前記案内リブの端部
に、下向きの傾斜部を形成したことを特徴とするもので
あり、傾斜部を設ける方法として案内リブの厚みを利用
する場合と、案内リブの端部に延設して成る場合とがあ
る。
作用 しかして、非プレー位置にあるカセットホルダにカセ
ットを挿入すると、スライド部片の遊端部に設けた係合
部が一時的に上向きに撓み、次いでカセットのリールホ
ールに係止し、この状態でカセットと共にスライド部片
が案内孔に沿って摺動し、その摺動過程で例えば反転ス
プリングの反転作用によりカセットはカセットホルダに
充分挿入されて該カセットホルダはプレー位置に下降す
る。またこのプレー位置においてイジェクト操作すると
カセットホルダが非プレー位置に上動すると共に、スラ
イド部片が排出方向に付勢されてカセットと共に案内孔
を摺動し、その摺動過程で例えば反転スプリングの反転
作用によりカセットは排出位置に導かれる。
そして上記において、スライド部片が案内孔に沿って
挿入方向及び排出方向に摺動する過程で案内リブが切欠
凹部を通過し、この通過の際にスライド部片の遊端部が
多少とも上向きに傾いて案内リブの端縁が切欠凹部の端
縁に当接しても、傾斜部によって案内リブは自動的に下
向きに導かれ案内リブが切欠凹部の端部に引っ掛かる惧
れはない。
実施例 以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、第
1,2図においてカセットホルダ(1)は後端部(図にお
いて左端)両側が器枠(2)に枢軸(3)を介して上下
方向に傾動する傾動部材(1)aと、その前縁部に係合
連結手段(4)を介して連結され、傾動部材(1)aの
傾動に伴って水平状態で上下動する保持部材(1)bか
ら成り、前記傾動部材(1)aの上面中央位置には、カ
セットPの挿脱方向に延び一側円に切欠凹部(5)を有
した案内孔(6)が、また傾動部材(1)aの前縁には
前記案内孔(6)を閉じるように、横方向に長いストッ
パー(7)が設けてある。また前記保持部材(1)bに
はその上面中央位置に後端が前記ストッパー(7)と対
峙する橋架片(8)により閉じられた窓孔(9)が設け
られ、かつ、前縁開口部には案内リブ(10)が屈曲して
形成してある。
前記案内孔(6)に摺動自在に係合されるスライド部
片(11)は第1図から明らかなように、遊端部に、カセ
ットPのリールホールP′と係合する下向きに膨出した
係合部(12)と、その左右に位置して前記案内孔(6)
の両側縁の下面に摺接する案内リブ(13),(13)′と
を有し、また基端部に、上面に前記ストッパー(7)に
当接し、かつ、案内孔(6)の他方の側縁上面で摺接す
る膨出部(4)と一方の側縁上面で摺接する遊離片(1
5)と、下向きに延びてカセットPの側面に当接する受
片(16)とを有すると共に、中間部の左右側面に撓み可
能な肉薄部(17)を有した合成樹脂製の長尺な部片から
成り、このように構成されたスライド部片(11)が従来
と同様に切欠凹部(5)の位置で案内孔(6)に対し摺
動可能に組付けられる。(18)は一端が支持部材(1)
bの上面に、他端が前記スライド部片(11)の基端部に
夫々係止され反転動作によりスライド部片(11)をカセ
ットPと共に強制的に引き込み方向に或いは排出方向に
弾圧付勢する反転スプリングである。
本願は上記した構成において、前記切欠凹部(5)を
通過する前記案内リブ(13)の端部に下向きの傾斜部を
形成したことを特徴とするものである。実施例において
は、係合部(12)の膨出高さの範囲内において案内リブ
(13)の先端に下向きに屈曲して長い傾斜部(20)を延
設し、かつ、案内リブ(13)の後端に、その厚みを利用
して傾斜部(20)′を形成した場合を示している。
しかして、スライド部片(11)は、カセットホルダ
(1)が非プレー位置にあるときは、第2,3図で示すよ
うに膨出部(14)がストッパー(7)に当接し、かつ、
その遊端部が窓孔(9)内に臨んで傾動可能な状態にあ
る。
この状態で、カセットホルダ(1)はカセットPを挿
入すると、第4図で示すように、係合部(12)がカセッ
トPにより上向きに撓み、それが第5図で示すように、
カセットPのリールホールP′に係合したとき、水平状
に復元すると共に、カセットPの側面が受片(16)に当
接し、この状態でさらにカセットPを挿入すると、反転
スプリング(18)の反転動作により、カセットPはスラ
イド部片(11)と共に強制的に引き込まれて、第6,7図
で示すようにカセットホルダ(1)内に充分に挿入さ
れ、図示しないが周知の機構によりカセットホルダ
(1)はプレー位置に下降する。
またこのプレー位置からイジェクト操作すると、周知
の機構により、カセットホルダ(1)は非プレー位置に
上動すると共に、スライド部片(11)は付勢力により案
内孔(6)をカセットPの排出方向に摺動し、その過程
で、反転スプリング(18)の反転動作により、カセット
Pはスライド部片(11)と共に強制的にカセットPの排
出位置に導かれる。
そして上記において、案内リブ(13)はカセットPの
挿脱動作に伴って切欠凹部(5)を通過し、その通過の
際に、スライド部片(11)の遊端部が多少とも上向きに
傾いて案内リブ(13)の端縁が切欠凹部(5)の前後端
縁に当接しても、傾斜部(20)乃至(20)′によって案
内リブ(13)は自動的に下向きに導かれ、案内リブ(1
3)が切欠凹部(5)の前後端縁に引っ掛かる惧れはな
い。
またカセットPの挿入により、反転スプリング(18)
が反転し、カセットPはスライド部片(11)により強制
的に引き込まれるが、このときカセットPを保持したま
まカセットPの交換を思いつきカセットPを引き抜こう
とすると、スライド部片(11)の引き込み方向の付勢力
に抗してカセットPが排出方向に引き出されるため、ス
ライド部片(11)の膨出部(12)がカセットPのリール
ホールP′から脱出しようとして、スライド部片(11)
の遊端部が大きく上向きに傾いても、傾斜部(20)によ
り案内リブ(13)が切欠凹部(5)の後端縁に当接して
下向きに導かれ、引っ掛かる惧れはない。
発明の効果 本願は叙上のように構成されているので、カセットホ
ルダの案内孔におけるスライド部片の摺動が円滑に行わ
れるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はスライド部
片の斜視図、第2図はカセットの排出状態におけるカセ
ットホルダの平面図、第3図はそのA−A線断面図、第
4,5図は第3図に対応する動作状態の断面図、第6図は
カセットの装填状態におけるカセットホルダの平面図、
第7図はそのB−B線断面図である。 図中、(1)はカセットホルダ、(5)は切欠凹部、
(6)は案内孔、(11)はスライド部片、(12)は係合
部、(13),(13)′は案内リブ、(14)は膨出部、
(15)は遊離片、(16)は受片、(20),(20)′は傾
斜部である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットホルダに設けたカセットの挿脱方
    向に延び、かつ、一方の側縁に切欠凹部を有した案内孔
    に、摺動自在に取り付けられ、遊端部に、カセットのリ
    ールホールと係脱可能な係合部と、前記案内孔の側縁下
    面と摺接する案内リブとを夫々有して成るテーププレー
    ヤにおけるスライド部片において、前記切欠凹部を通過
    する前記案内リブの端部に、下向きの傾斜部を形成した
    ことを特徴とするテーププレーヤにおけるスライド部
    片。
  2. 【請求項2】傾斜部を、案内リブの厚みを利用して形成
    した請求項1記載のテーププレーヤにおけるスライド部
    片。
  3. 【請求項3】傾斜部を案内リブの端部に延設して成る請
    求項1記載のテーププレーヤにおけるスライド部片。
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