JP2748375B2 - 記憶媒体との接続可能な複写機 - Google Patents

記憶媒体との接続可能な複写機

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JP2748375B2
JP2748375B2 JP62278061A JP27806187A JP2748375B2 JP 2748375 B2 JP2748375 B2 JP 2748375B2 JP 62278061 A JP62278061 A JP 62278061A JP 27806187 A JP27806187 A JP 27806187A JP 2748375 B2 JP2748375 B2 JP 2748375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ICカードのような記憶媒体との接続可能な
複写機に関し、詳しくは、所定の条件下で設定される
「初期モード」の改良に関する。 〔従来の技術〕 所定の初期化条件の満足を条件として、複写モード
(複写倍率、露光量、複写用紙サイズ、コピー枚数、等
のように複写機の動作態様を規定するモード)を「所定
の初期モード」に復帰する複写機が提供されている。 上記に於いて「所定の初期モード」としては、例え
ば、複写倍率;1.0倍,露光量;中央,複写用紙サイズ;A
4,コピー枚数;1枚,等、通常の使用者にとって最も標準
的であるとされるモードが、予め定められている(以
下、上記「最も標準的なモード」を、「基本的初期モー
ド」という)。 また「所定の初期化条件」とは、例えば、使用者のキ
ー操作等によって複写機に設定されたすべての複写モー
ドの解除を指令するオールクリアキーの入力、或いは、
最後のキー操作時刻もしくはコピー動作の終了時刻から
の所定時間の経過である。 一方、ICカードに複写機の複写モード(例えば、複写
倍率;1.2倍,露光量;標準,複写用紙サイズ;A4,コピー
枚数;14枚,等、該ICカードの使用者が頻繁に使用する
モード)を記憶させ、該記憶させた複写モードを、複写
機に一括して設定することが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記ICカードをセットした複写機を使用する場合であ
って、前記カード規定される複写モードとは異なる複写
モードを操作パネル上のキー操作によって複写機に設定
して、使用する場合がある。 かかる場合に於いて、上記「所定の初期化条件」が満
たされると、複写機は上記「基本的初期モード」に復帰
する。 ところで、ICカード使用者にとっては、該カードに登
録されている複写モードが、最も標準的な複写モードで
ある場合が多い。 本発明は、かかる事情に鑑みて成されたものであり、
復帰すべき「初期モード」の適切化を企図するものであ
る。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明にかかる、記憶媒体と接続可能の複写機は、 複写機の複写モードに関するデータを記憶する記憶媒
体と、 複写機と前記記憶媒体との接続状態を検出する接続検出
手段と、 複写機と前記記憶媒体とが非接続である状態において、
オールクリアキーの入力があった場合、または、最後の
キー操作時刻あるいはコピー動作の終了時刻から所定時
間経過した場合は複写機に記憶された初期モードを複写
機の複写モードとして設定し、複写機と前記記憶媒体と
が接続されている状態において、オールクリアキーの入
力があった場合、または、最後のキー操作時刻あるいは
コピー動作の終了時刻から所定時間経過した場合は前記
記憶媒体に記憶されている複写モードを複写機の複写モ
ードとして設定するモード設定手段と、を有する。 かかる構成により、オールクリアキーの入力があった
場合、または、最後のキー操作時刻あるいはコピー動作
の終了時刻から所定時間経過した場合に、記憶媒体の接
続/非接続に応じた複写モードが設定される。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を説明する。 {機構説明} 第1図は、実施例にかかる複写機の概略的構成図であ
る。 図示の複写機は、本体300内の、上段部に光学系400
が、また、下段部に作像部500がそれぞれ配置され、さ
らに、本体300の図中左側の部分に、給紙カセット600が
配置された構成を成す。 (i)光学系400 光学系400は、原稿台ガラス16上にセットされる原稿
を露光走査し、原稿面からの反射光像を作像部500の感
光体ドラム1の表面に結像させるものである。 光学系400は、蛍光灯露光ランプ3、反射鏡11、12、1
3、15、及びレンズ14を有し、蛍光灯露光ランプ3及び
反射鏡11はV/N(V;感光体ドラム1の周速度,N;複写倍
率)の速度で、また、反射鏡12、13はV/2Nの速度で、そ
れぞれモータM3によって駆動されて原稿台ガラス16の下
面に沿って往復動し、原稿を露光走査する。 また、レンズ14及び反射鏡15の位置調整により複写倍
率の設定が、また、反射鏡15の角度調整により結像位置
の補正が、それぞれ行われる。なお、これらは、モータ
M4によって駆動される。また、SW50、SW51は、光学系の
移動体の位置を検出するセンサである。 (ii)作像部500 作像部500は、いわゆる電子写真プロセスによる作像
を実行するものであり、換言すれば、感光体ドラム1上
に形成された静電潜像をトナー現像し、これをコピー用
紙上に転写し、定着して、排出するものである。 作像部500は、図中反時計方向に回転可能に支持され
た感光体ドラム1と、該感光体ドラム1の周囲に配設さ
れたイレーサラン2、4、帯電チャージャ3、5、現像
装置6(モータM2で駆動)、転写チャージャ7、分離チ
ャージャ8、及びクリーニング装置9と、転写済のコピ
ー用紙を搬送する搬送ベルト27と、該搬送された用紙上
のトナー画像を定着する定着装置28と、画像定着を施さ
れたコピー用紙を作像部500から排出するローラ対29と
を有する。 なお73は、給紙されるコピー用紙を感光体ドラム1の
回転に同期して所定のタイミングで、感光体ドラム−転
写チャージャ間に送るタイミングローラ対であり、M1は
メインモータである。 (iii)給紙カセット600 給紙カセット600は、各異なるサイズの用紙を収納す
る上給紙トレイ20及び下給紙トレイ22を有する。各トレ
イ内の用紙は、給紙ローラ771、721によって引き出され
た後、作像部500のタイミングローラ対73へ給送され、
光学系400からの所定のタイミング信号に応じて、感光
体ドラム1の回転に同期して、感光体ドラム1−転写チ
ャージャ7間に送り出され、前記作像プロセスを施され
る。 {操作パネルの説明} 第2図は、上記実施例にかかる複写機の操作パネルの
説明図である。 図示のように、操作パネル上には、ICカード挿入部7
0、挿入されたICカードのデータが複写機の能力を越え
る場合に点滅して警告するオーバスペック警告表示LED9
6a、コピー枚数をセグメント表示する2桁の数値表示部
72、複写モードを「初期モード」にすることを指令する
オールクリアキー95、紙詰まり等のトラブルの発生を点
灯して表示するトラブル表示部LED73、コピー動作の開
始を指令するプリントキー71、コピー枚数等の数値デー
タを入力するテンキー群80〜89、複写濃度を設定する濃
度設定キー93、94、複写紙をサイズによって順次セレク
トする複写紙セレクトキー92、セレクトされた複写紙サ
イズを表示する複写紙表示LED92a〜92d、複写倍率セレ
クトする倍率キー100〜103、セレクトされた複写倍率を
表示する倍率表示LED100a〜103a、割り込みコピーモー
ドの設定を指令する割り込みキー94、及びクリア/スト
ップキー91で配置されている。 {制御回路の説明} 第3図は、上記複写機及びICカードの制御手段の構成
を示す回路構成図である。 図示のように制御部は、複写機本体の動作を制御する
主制御部201と、該主制御部201にバスを介して接続さ
れ、相互に通信しつつ光学系の動作を制御する光学系制
御部202とを中心として構成される。 主制御部201には、メインスイッチ、プリントスイッ
チ、テンキー、露光ボリューム等の各種操作スイッチ
(第2図;操作パネル参照)、及び複写機の各所に設置
された動作状態等を検出する各種センサ、及び図示しな
い他の制御CPU等からの信号が入力される。また、主制
御部201からは、感光体ドラム1の周囲に配設されてい
る各種装置の駆動を制御する信号、メインモータ、給紙
系の各種クラッチ等(第1図;複写機の概略構成参照)
の駆動を制御する信号、及び図示しない他の制御CPU等
への信号が出力される。なお、以上の入出力信号につい
ては、第3図中、「その他の入出力」として、一括して
示されている。 また、主制御部201は、ICカードコネクタ203にデータ
バス205を介して接続され、ICカード200とのデータの授
受を実行する。 さらに主制御部201は、表示部204の駆動回路に接続さ
れ、複写機の動作状態等に対応する各種表示を行う。表
示部204とは、例えば、オーバスペック警告表示96a、ト
ラブル表示部73、2桁の数値表示部72等である。 なお、光学系制御部202は、光学系駆動用モータの駆
動回路、各種センサ、露光ランプの駆動回路等に接続さ
れ、主制御部201と通信しつつ光学系の動作を制御す
る。 {作動説明} 〔A〕概略説明 第4図は、前記主制御部201を構成する制御CPUでの処
理のメインルーチンを示すフローチャートである。 制御CPUは、例えばメインスイッチのオンにより処理
をスタートし、まず、初期状態を設定する(S1)。 次に、1ルーチンの時間を規定する内部タイマをセッ
トし(S3)、S5〜S17の各処理を実行した後、S19にて前
記S3でセットされた内部タイマの終了を待って、前記S3
に戻り、処理を繰り返す。 (1)S5 オールクリアキー95の入力等、所定の初期化条件の満
たされた場合に、複写機の複写モードを「所定の初期状
態」に戻すステップである。なお、戻されるべき「初期
状態」は、ICカード200がセットされているか、セット
されていないか等によって、各異なるように選択され
る。 処理の詳細は後述する。 (2)S7 コピー動作を制御するステップである。なお、本ステ
ップで、前記初期化条件に関連するオートクリアタイマ
がセットされる。 処理の詳細は後述する。 (3)S9 ICカードの着脱に伴う複写モードの変更等を制御する
ステップである。 処理の詳細は後述する。 (4)S11 挿入されたICカードに登録されている複写モードが、
複写機の能力範囲外であるため対応できない場合(例え
ば、複写機の設定可能最大倍率が1.420倍であり、ICカ
ードに登録されている倍率が1.420倍より大きい場合)
に、警告するステップである。 処理の詳細は後述する。 (5)S13 コピーすべき枚数の表示を制御するステップである。
なお、ICカードから読み込まれるコピー枚数が、本複写
機の最大一括処理枚数である99枚を越える場合に於い
て、連続的にコピー動作を可能とするための制御につい
ても、本ステップで処理される。 処理の詳細は後述する。 (6)S15 複写機の紙詰まり時の処理ステップである。本ステッ
プで、紙詰まり時にICカードがセットされている場合に
おけるモードデータの退避処理が実行される。 処理の詳細は後述する。 (7)S17 キー入力処理、温度制御、他のCPUとの通信等、その
他の処理を制御するステップである。 公知であるため、詳細な説明は省略する。 〔B〕各サブルーチンの説明 (1)イニシャルルーチン 第5図は、前記S5の詳細を示すフローチャートであ
る。 いずれかのキー入力処理を条件として(S101;YES)、
オートクリアタイマをスタートさせ(S103)、該タイマ
の終了で(S105;YES)、「所定の初期状態」(S111また
はS113)を設定する。オールクリアキー95が押された場
合も(S107;YES)、同様である。なお、オートクリアタ
イマは、コピー動作の終了毎にもスタートされる(S24
7:コピー動作ルーチン参照)。 また、上記に於いて「所定の初期状態」とは、ICカー
ドがセットされている場合(S109;YES)は、該カードに
登録されているデータで規定される状態(S113)であ
り、一方、ICカードがセットされていない場合(S109;N
O)は、S1(第4図)と同じく、前記「基本的初期状
態」である(S111)。 なお、上記「所定の初期状態」として、ICカードの登
録データが採用された場合(S113)であって、該データ
で規定されるコピー枚数が、本複写機の最大一括処理枚
数である99枚を越える場合(S115;YES)は、オーバフラ
グをセットし(S117)、S119に示す「コピー枚数処理」
を実行する。「コピー枚数処理」は、設定されたコピー
枚数が99枚を越える場合にも、該設定された枚数分の連
続コピーを可能にするための処理であり、後述するICカ
ード抜き差しルーチンの説明にて詳述する。 (2)コピー動作ルーチン 第6図(a)及び(b)は、前記S7の詳細を示すフロ
ーチャートである。 S201〜S203は、コピー動作制御の開始を処理するステ
ップである。即ち、プリントスイッチ71のオンエッジ
(S201)に対応して、コピー開始フラグをセットする
(S203)。 S205〜S219は、コピー動作開始時の処理である。 即ち、コピー開始フラグがセットされていることを条
件として(S205;YES)、メインモータ,現像モータ,帯
電チャージャ,及び転写チャージャをONし、コピー開始
フラグを降ろし、タイマA,及びタイマBをスタートさせ
る(S207)。 次に、選択された用紙サイズに対応する給紙口の給紙
ローラクラッチをONして(S211、S215)、カセットから
の給紙を開始させ、前記タイマAの終了を条件として
(S217)、給紙ローラクラッチをOFFする(S219)。 S221〜S231は、コピー動作時の処理ステップである。 即ち、前記タイマBの終了を条件として(S221)、光
学系制御部202への走査信号を発生する(S223)。これ
により、光学系では、露光走査が開始される。 次に、光学系からのタイミング信号が入力される(S2
25;YES)と、タイミングローラ73のクラッチをONして転
写部への給紙を開始するとともに、タイマCをスタート
させる(S227)。 次に、上記タイマCの終了を条件として(S229;YE
S)、帯電チャージャ,スキャン信号,タイミングロー
ラクラッチをOFFする(S231)。 S233〜S241は、コピー動作終了時の処理ステップであ
る。 即ち、光学系スキャナーのリターン開始に対応して
(S233;YES)、マルチコピーがすべて終了したか否かを
判定する(S235)。 マルチコピー終了と判定された場合(S235;YES)は、
光学系制御部202からの定位置信号の入力を条件として
(S239)、現像モータ,転写チャージャをOFFし、タイ
マDをスタートさせる(S241)。 一方、前記S235で、マルチコピー未終了の場合は、コ
ピー開始フラグをセットして(S237)、同一原稿に対す
る次回のコピー動作に備える。 S243〜S247は、コピー動作制御の終了を処理するステ
ップである。 即ち、前記タイマDの終了を条件として(S243;YE
S)、メインモータをOFFし(S245)、また、オートクリ
アタイマをスタートさせる(S247)。該オートクリアタ
イマは、前記イニシャルルーチンに於いて、前記初期化
条件の1つとして用いられる。 なお、S249は、上記処理信号を出力するステップであ
る。 (3)ICカード抜差しルーチン 第7図(a)〜(c)は、前記S9の詳細を示すフロー
チャートである。 S310〜S315は、ICカード挿入時の処理である。 即ち、複写機のカード挿入部70にICカードがセットさ
れた場合(S301;YES)は、まず、該ICカードに割込モー
ドが登録されているか否か、換言すれば、該ICカードの
セットによって、複写機に割込モードを設定すべきか否
かを判定する(S303)。 割込モードが登録されている場合(S303;YES)は割り
込みを実行する。即ち、割り込み時に複写機がコピー状
態にあれば(S305;YES)、コピー状態を解除する(S30
7)とともに、該解除時の各種複写モードを複写機本体
内のメモリに退避させる(S309)。一方、複写機がコピ
ー状態になければ(S305;NO)、複写機に設定されてい
る各種複写モードを、複写機本体内のメモリに退避させ
る(S311)。 また、前記S303で、ICカードに割込モードが登録され
ていない場合はS313に進み、前記S305と同様に、複写機
がコピー状態にあるか否かを判定する。判定の結果、コ
ピー状態にある場合は、コピー終了待フラグをセットし
(S315)、S317〜S331をジャンプして、S333へ進む。一
方、前記S313でコピー状態にないとされた場合は、S309
及びS311と同様にS317に進む。 S317〜S331は、ICカードから読み込まれるデータで規
定される各種複写モードを、複写機に設定するステップ
である。 まず、ICカードの残りコピー枚数エリア(トラブルル
ーチン参照)にデータが入っているか否かを判定する
(S317)。 残りコピー枚数エリアにデータが入っていない場合
は、ICカードに登録されているデータ(コピー枚数、露
光量、複写倍率、ペーパーサイズを規定するモードデー
タであって、予め所定の入力手段を介して登録されたデ
ータ)で規定される複写モードを複写機に設定し(S31
9)、また、枚数表示部72に、上記設定されたコピー枚
数を表示する(S321)。 一方、上記S317で、残りコピー枚数エリアにデータが
入っていると判定された場合はS323に進み、コピー枚数
データとして、後述するトラブルルーチンに於いてICカ
ードの残りコピー枚数エリアに退避させたデータを複写
機に設定するとともに、露光強度、複写倍率、ペーパー
サイズのモードデータとして、ICカードに登録されてい
るデータを設定する(S323)。また、枚数表示部72に、
上記残りコピー枚数を表示する(S325)。 次に、上記S319またはS323で複写機に設定されたコピ
ー枚数が、本複写機の一括処理能力範囲(本実施例では
99枚迄)以上であるか否かを判定し(S327)、処理能力
範囲を越える場合は、前記「コピー枚数処理」を実行す
る。即ち、オーバーフラグをセットし(S329)、上記設
定されたコピー枚数値を、最大一括処理枚数である99で
除算し、その商をメモリBに、余りをメモリCにし、そ
れぞれ代入し(S331)、さらに、枚数表示部72に数値
「99」を表示する(S331)。これは、上記最大一括処理
枚数である99枚のコピー終了後に、引き続いて残り枚数
のコピーを実行させるための処理である(枚数表示ルー
チン参照)。 S333〜S353は、割り込みモードが登録されていないIC
カードのセット時に、複写機がコピー状態にあった場合
(S303、S313、S315参照)における、該ICカードデータ
の複写機への設定を、ICカードのセット時刻から遅延し
て処理するステップである。 即ち、コピー状態が終了した場合に於いて(S333;YE
S)、コピー終了待フラグがセットされている場合(S33
3;YES,S315参照)は、コピー終了待フラグを降ろし(S3
37)、カードデータで規定される複写モードの複写機へ
の設定を実行する(S339〜S353)。なお、S339〜S353の
処理は、前記S317〜S331と同様である。 S355〜S361のステップは、ICカードを複写機のカード
挿入部70から引き抜いた時の処理である。 即ち、ICカードの引き抜きが検出された場合(S355;Y
ES)は、複写機に「初期状態」を設定する(S359または
S361)。ここに、「初期状態」としては、引き抜かれた
ICカードに割り込みモードが登録されていた場合(S35
7;YES)は、該カードの挿入直前に複写機に設定されて
いたモードが選択され(S359:前記S309、S311参照)、
一方、ICカードに割り込みモードが登録されていなかっ
た場合(S357;NO)は、前記S1(第4図)で設定された
モードと同じ前記「基本的初期状態」が選択される。 (4)オーバースペック警告ルーチン 第8図は、前記S11の詳細を示すフローチャートであ
る。 即ち、複写機にICカードがセットされている場合に於
いて(S401;YES)、該ICカードから複写機に読み込まれ
るコピー枚数が前記最大一括処理枚数(99枚)を越える
場合(S403;NO)、または、読み込まれるコピー倍率が
複写機に設定可能な最大コピー倍率(1.420倍)を越え
る場合(S405;NO)、または、設定可能な最小コピー倍
率に満たない場合(S407;NO)は、オーバースペック警
告表示LED96aを点滅させ(S411)、警告する。 (5)枚数表示ルーチン 第9図(a)及び(b)は、前記S13の詳細を示すフ
ローチャートである。本ルーチンでは、光学系の走査終
了タイミングに同期して、換言すれば、各作像プロセス
の終了毎に、枚数表示部72に表示されているコピー枚数
を「1」デクリメントするとともに、その結果に応じた
処理を実行する。 まず、光学系のスキャン終了タイミングに同期して
(S501;YES)、枚数表示部72に表示されている数値を
‘1'を減算し(S503)、該減算後の枚数表示が「0」と
なったか否かを判定する(S505)。 S505で枚数表示が「0」と判定された場合は、さら
に、オーバーフラグがセットされているか否かを判定す
る(S507)。オーバーフラグは、前述したように、ICカ
ードから複写機に読み込まれるコピー枚数データが、該
複写機の最大一括処理枚数である99枚を越える場合にセ
ットされるフラグである(S117、S329、S351、S537参
照)。 S507でオーバーフラグがセットされていると判定され
た場合はS509に進み、メモリBの数値データを‘1'減算
し、該減算後の数値をメモリBに代入する。メモリBに
は、カードから読み込まれたコピー枚数データを前記最
大一括処理枚数「99」で除算した「商」が記憶されてい
る。したがって、S509におけるメモリBの数値データの
デクリメントは、99枚のコピー終了に対応する。 上記S509での減算の結果、メモリBに記憶されている
数値が「0」になった場合(S511;YES)は、オーバーフ
ラグをリセットし(S513)、S515に進む。なお、メモリ
Bの数値が「0」になった場合とは、残りコピー枚数が
98枚以下となった場合である。 S515は、メモリCの数値データを判定するステップで
ある。メモリCには、ICカードから読み込まれたコピー
枚数データを、前記最大一括処理枚数「99」で除算した
「余り」が記憶されている。換言すればメモリCには、
98枚以下の残りコピー枚数が記憶されている。 上記S515で、メモリCのデータの数値が、「0」でな
いと判定された場合、換言すれば、残りコピー枚数が、
1枚以上98枚以下の場合は、該数値を枚数表示部72に表
示し(S517)、コピー開始フラグを立てる(S523)。こ
れにより、該残りのコピーが続行される。 なお、前記S511で、メモリBに記憶されている数値が
「0」になっていない場合、即ち、残りコピー枚数がま
だ99枚以上ある場合は、枚数表示部72に99を表示し(S5
21)、コピー開始フラグを立てて(S523)、残りのコピ
ーを続行する。 一方、前記S507で、オーバーフラグがセットされてい
ない場合、または、前記S515で、メモリCに記憶されて
いる数値が「0」である場合は、ICカードから読み込ま
れた枚数分のコピーがすべて終了した場合であるため、
S529に進み、再び当初のコピー枚数値(ICカードに登録
されているコピー枚数値)を枚数表示部72に表示し、S5
31に進む。 S531〜S533は、ICカードの残りコピー枚数エリア(ト
ラブルルーチン参照)のデータをクリアするステップで
ある。 即ち、ICカードから読み込まれた枚数分(カードに登
録されている枚数分、または、カードの残りコピーエリ
アに記憶されている枚数分)のコピーがすべて終了した
場合(S507;YES,またはS515;YES)には、ICカードの残
りコピー枚数エリアのデータをクリアする(S533)。こ
れにより、前記S317(ICカード抜き差しルーチン)での
誤動作が防止される。 S535〜S539は、前記S529でICカードから読み込まれる
コピー枚数が、複写機の最大一括処理枚数を越える場合
の処理であり、前記S327〜S331(ICカード抜き差しルー
チン)と同様の処理である。 上記した様に、本枚数表示ルーチンでは、カードから
複写機に読み込まれたコピー枚数が、複写機の最大一括
処理枚数である99枚を越える場合には、99枚を単位とす
るコピー処理をメモリーBに保存された回数分繰り返
し、その後、メモリーCに保存されている余り分のコピ
ーを処理する。これにより、読み込まれた枚数分コピー
を連続して実行することが可能とされる。 (6)トラブルルーチン 第10図は、前記S15の詳細を示すフローチャートであ
る。 S601〜S609は、給紙ジャムを検出するステップであ
る。 まず、ペーパー給紙タイミングに同期して(S601)、
タイマXをスタートし(S603)、ペーパー排出タイミン
グに同期して(S605)タイマXをストップする(S60
7)。タイマXの値は、ペーパーが給紙されてから排出
されるまでに充分な時間にセットされている。したがっ
て、タイマXが終了した場合(S609;YES)は、給紙ジャ
ムの発生した場合である。 該給紙ジャムの発生した場合は、トラブル表示LED73
を点灯する(S611)とともに、ICカードがセットされて
いる場合(S613;YES)は、残りのコピー枚数を、ICカー
ドの残りコピー枚数エリアに退避する(S615)。 以上のようにして、本複写機は制御される。 〔効果〕 以上述べたように、本発明にかかる複写機は、オール
クリアキーの入力があった場合、または、最後のキー操
作時刻あるいはコピー動作の終了時刻から所定時間経過
した場合に、記憶媒体の接続/非接続に応じた複写モー
ドが設定される。例えば、記憶媒体であるICカードが複
写機に接続されている状態において、オールクリアキー
の入力があった場合、または、最後のキー操作時刻ある
いはコピー動作の終了時刻から所定時間経過した場合
に、複写機に登録されている基本的初期モードが設定さ
れるのではなく、ICカードに登録されている複写モード
が複写機に設定される。このため、ICカード利用者にと
って最も標準的な複写モードが設定されるので、記憶媒
体であるICカードが複写機に接続されている状態におい
て、オールクリアキーの入力があった場合、または、最
後のキー操作時刻あるいはコピー動作の終了時刻から所
定時間経過した場合に、ICカード利用者は、あらためて
ICカードに登録されている複写モードの設定をしなおさ
なくともよく、操作手数が低減される。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例にかかる複写機の概略構成図である。第
2図は該複写機の操作パネルの説明図である。第3図は
該複写機の制御回路のブロック図である。第4図は該複
写機の主制御部を構成するCPUの処理のメインルーチン
を示すフローチャートである。第5図は第4図のS5の詳
細を示すフローチャートである。第6図(a)及び
(b)は第4図のS7の詳細を示すフローチャートであ
る。第7図(a)、(b)、及び(c)は第4図のS9の
詳細を示すフローチャートである。第8図は第4図のS1
1の詳細を示すフローチャートである。第9図(a)及
び(b)は第4図のS13の詳細を示すフローチャートで
ある。第10図は第4図のS15の詳細を示すフローチャー
トである。 70……ICカード挿入口 72……枚数表示部、73……トラブル表示部 95……オールクリアキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−63568(JP,A) 特開 昭59−187360(JP,A) 実開 昭61−198956(JP,U) 実開 昭62−4762(JP,U) 実開 昭62−143956(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複写機の複写モードに関するデータを記憶する記憶
    媒体と、 複写機と前記記憶媒体との接続状態を検出する接続検出
    手段と、 複写機と前記記憶媒体とが非接続である状態において、
    オールクリアキーの入力があった場合、または、最後の
    キー操作時刻あるいは複写動作の終了時刻から所定時間
    経過した場合は複写機に記憶された初期モードを複写機
    の複写モードとして設定し、複写機と前記記憶媒体とが
    接続されている状態において、オールクリアキーの入力
    があった場合、または、最後のキー操作時刻あるいは複
    写動作の終了時刻から所定時間経過した場合は前記記憶
    媒体に記憶されている複写モードを複写機の複写モード
    として設定するモード設定手段と を有する記憶媒体との接続可能な複写機。
JP62278061A 1987-11-02 1987-11-02 記憶媒体との接続可能な複写機 Expired - Lifetime JP2748375B2 (ja)

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