JPH10232585A - 画像形成装置と接続可能な記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置と接続可能な記憶媒体

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JPH10232585A
JPH10232585A JP10035219A JP3521998A JPH10232585A JP H10232585 A JPH10232585 A JP H10232585A JP 10035219 A JP10035219 A JP 10035219A JP 3521998 A JP3521998 A JP 3521998A JP H10232585 A JPH10232585 A JP H10232585A
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JP
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JP10035219A
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English (en)
Inventor
Masazumi Ito
正澄 伊藤
Kimihiko Too
公彦 東尾
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ICカードを複写機にセットして使用する場
合に、カードセット前に複写機に設定されていたモード
との関係が問題となる。即ち、カードのセットによって
即座にカードのデータで規定されるモードを複写機に設
定するか否かという点である。本発明は、上記問題点の
解決を企図するものであり、ICカードの使用者及び他
の使用者の双方にとって、最も好ましいモードの設定が
できるようにするものである。 【解決手段】 画像形成装置の動作モードに関するモー
ドデータを記憶した、画像形成装置と接続可能な記憶媒
体において、画像形成装置に設定されている動作モード
とは異なる動作モードを、画像形成装置に接続されてい
る状態において優先的に設定するか否かを決定するため
の割り込み許可情報を書き込み可能であることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、例
えば複写機との接続が可能なICカードのような記憶媒
体に関し、詳しくは、カード着脱時の動作モードの設定
に関する。
【0002】
【従来の技術】操作パネル上のキー操作によって、種々
の動作モード(複写倍率、露光量、複写用紙サイズ、コ
ピー枚数、等のように複写機の動作態様を規定するモー
ド)を設定することのできる複写機が提供されている。
【0003】また、「割り込みコピーモード」の設定可
能な複写機が提供されている。これは、特定の動作モー
ドで複写機を使用している場合に於いて、該特定のモー
ドとは異なるモードを一時的に複写機に設定し、該異な
るモードでのコピー終了後、前記特定のモードを再び一
括して設定し得るようにしたものである。
【0004】また、ICカードに複写機の動作モード
(例えば、複写倍率:1.2倍、露光量:標準、複写用
紙サイズ:A4、コピー枚数:14枚、等、核ICカー
ドの使用者が頻繁に使用するモード)を記憶させ、該記
憶させた動作モードを、複写機に一括して設定すること
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ICカードを複写
機にセットして使用する場合に、カードセット前に複写
機に設定されていたモードとの関係が問題となる。
【0006】即ち、カードのセットによって即座にカー
ドのデータで規定されるモードを複写機に設定するか否
かという点である。例えば、カードセット前に複写機を
使用していたユーザーの作業は、カードセットで割り込
みが行なわれた場合には、中断されてしまう。カードを
使用するユーザーは、複写機がカードセットで割り込み
が行われない場合には、カードセット前の作業が終わる
まで、作業開始を待たなくてはならない。
【0007】本発明は、上記問題点の解決を企図するも
のであり、ICカードの使用者及び他の使用者の双方に
とって、最も好ましいモードの設定ができるようにする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICカードの
セットによって「割り込みコピーモード」を設定するこ
とにより、該カードのデータで規定されるモードを複写
機に設定することが可能であり、「割り込みコピーモー
ド」を設定すべきか否かのデータをICカードに登録さ
せておき、該データが在る場合にのみ、上記設定をを行
なうものである。
【0009】即ち、本発明にかかる記憶媒体は、画像形
成装置の動作モードに関するモードデータを記憶した、
画像形成装置と接続可能な記憶媒体において、画像形成
装置に設定されている動作モードとは異なる動作モード
を、画像形成装置に接続されている状態において優先的
に設定するか否かを決定するための割り込み許可情報を
書き込み可能であることを特徴とする画像形成装置と接
続可能な記憶媒体である。
【0010】かかる構成によりICカードの挿入により
該カードのデータで規定されるモードが複写機に設定さ
れるとともに、「割り込みコピーモード」を設定すべき
か否かのデータをICカードに登録させておき、該デー
タが在る場合にのみ、上記設定をを行なうことができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0012】(機能説明)第1図は、実施例にかかる複
写機の概略的構成図である。
【0013】図示の複写機は、本体300内の、上段部
に光学系400が、また、下段部に作像部500がそれ
ぞれ配置され、さらに、本体300の図中左側の部分
に、給紙カセット600が配置された構成を成す。
【0014】(i)光学系400 光学系400は、原稿台ガラス16上にセットされる原
稿を露光走査し、原稿面からの反射光像を作像部500
の感光体ドラム1の表面に結像させるものである。
【0015】光学系400は、蛍光灯露光ランプ3、反
射鏡11、12、13、15、及びレンズ14を有し、
蛍光灯露光ランプ3及び反射鏡11はV/N(V;感光
体ドラム1の周速度,N;複写倍率)の速度で、また、
反射鏡12、13はV/2Nの速度で、それぞれモータ
M3によって駆動されて原稿台ガラス16の下面に沿っ
て往復動し、原稿を露光走査する。
【0016】また、レンズ14及び反射鏡15の位置調
整により複写倍率の設定が、また、反射鏡15の角度調
整により結像位置の補正が、それぞれ行われる。
【0017】なお、これらは、モータM4によって駆動
される。また、SW50、SW51は、光学系の移動体
の位置を検出するセンサである。
【0018】(ii)作像部500 作像部500は、いわゆる電子写真プロセスによる作像
を実行するものであり、換言すれば、感光体ドラム1上
に形成された静電潜像をトナー現像し、これをコピー用
紙上に転写し、定着して、排出するものである。
【0019】作像部500は、図中反時計方向に回転可
能に支持された感光体ドラム1と、該感光体ドラム1の
周囲に配設されたイレーサランプ2、4、帯電チャージ
ャ3、5、現像装置6(モータM2で駆動)、転写チャ
ージャ7、分離チャージャ8、及びクリーニング装置
9と、転写済のコピー用紙を搬送する搬送ベルト27
と、該搬送された用紙上のトナー画像を定着する定着装
置28と、画像定着を施されたコピー用紙を作像部50
0から排出するローラ対29とを有する。
【0020】なお73は、給紙されるコピー用紙を感光
体ドラム1の回転に同期して所定のタイミングで、感光
体ドラム−転写チャージャ間に送るタイミングローラ対
であり、M1はメインモータである。
【0021】(iii)給紙カセット600給紙カセット
600は、各異なるサイズの用紙を収納する上給紙トレ
イ20及び下給紙トレイ22を有する。各トレイ内の用
紙は、給紙ローラ771、721によって引き出された
後、作像部500のタイミングローラ対73へ給紙さ
れ、光学系400からの所定のタイミング信号に応じ
て、感光体ドラム1の回転に同期して、感光体ドラム1
−転写チャージャ7間に送り出され、前記作像プロセス
を施される。
【0022】(操作パネルの説明)第2図は、上記実施
例にかかる複写機の操作パネルの説明図である。
【0023】図示のように、操作パネル上には、ICカ
ード挿入部70、挿入されたICカードのデータが複写
機の能力を越える場合に点滅して警告するオーバースペ
ック警告表示LED96a、コピー枚数をセグメント表
示する2桁の数値表示部72、動作モードを「初期モー
ド」にすることを指令するオールクリアキー95、紙詰
まり等のトラブルの発生を点灯して表示するトラブル表
示部LED73、コピー動作の開始を指令するプリント
キー71、コピー枚数等の数値データを入力するテンキ
ー群80〜89、複写濃度を設定する濃度設定キー9
3、94、複写紙をサイズによって順次セレクトする複
写紙セレクトキー92、セレクトされた複写紙サイズを
表示する複写−紙表示LED92a〜92d、複写倍率
をセレクトする倍率キー100〜103、セレクトされ
た複写倍率を表示する倍率表示LED100a〜103
a、割り込みコピーモードの設定を指令する割り込みキ
ー94、及びクリア/ストップキー91が配置されてい
る。
【0024】(制御回路の説明)第3図は、上記複写機
及びICカードの制御手段の構成を示す回路構成図であ
る。
【0025】図示のように制御部は、複写機本体の動作
を制御する主制御部201と、該主制御部201にバス
を介して接続され、相互に通信しつつ光学系の動作を制
御する光学系制御部202とを中心として構成される。
【0026】主制御部201には、メインスイッチ、プ
リントスイッチ、テンキー、露光ボリューム等の各種操
作スイッチ(第2図:操作パネル参照)、及び複写機の
各所に設置されて動作状態等を検出する各種センサ、及
び図示しない他の制御CPU等からの信号が入力する。
また、主制御部201からは、感光体ドラム1の周囲に
配設されている各種装置の駆動を制御する信号、メイン
モータ、給紙系の各種クラッチ等(第1図:複写機の概
略構成参照)の駆動を制御する信号、及び図示しない他
の制御CPU等への信号か出力される。なお、以上の入
出力信号については、第3図中、「その他の入出力」と
して、一括して示されている。
【0027】また、主制御部201は、ICカードコネ
クタ203にデータバス205を介して接続され、IC
カード200とのデータの授受を実行する。
【0028】さらに主制御部201は、表示部204の
駆動回路に接続され、複写機の動作状態等に対応する各
種表示を行う。表示部204とは、例えば、オーバース
ペック警告表示96a、トラブル表示部73、2桁の数
値表示部72等である。
【0029】なお、光学系制御部202は、光学系駆動
用モータの駆動回路、各種センサ、露光ランプの駆動回
路等に接線され、主制御部201と通信しつつ光学系の
動作を制御する。
【0030】(作動説明) [A]概略説明 第4図は、前記主制御部201を構成する制御CPUで
の処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【0031】制御CPUは、肉えはメインスイッチのオ
ンにより処理をスタートし、まず、初期状態を設定する
(S1)。
【0032】次に、1ルーチンの時間を規定する内部タ
イマをセットし(S3)、S5〜S17の各処理を実行
した後、SI9にて前記S3でセットされた内部タイマ
の終了を待って、前記S3に戻り、処理を繰り返す。
【0033】(1)S5 オールクリアキー95の入力等、所定の初期化条件の満
たされた場合に、複写機の動作モードを「所定の初期状
態」に戻すステップである。なお、戻されるべき「初期
状態」は、ICカード200がセットされているか、セ
ットされていないか等によって、各異なるように選択さ
れる。
【0034】処理の詳細は後述する。
【0035】(2)S7 コピー動作を制御するステップである。なお、本ステッ
プで、前記初期化条件に関連するオートクリアタイマが
セットされる。
【0036】処理の詳細は後述する。
【0037】(3)S9 ICカードの着脱に伴う動作モードの変更等を制御する
ステップである。
【0038】処理の詳細は後述する。
【0039】(4)S11 挿入されたICカードに登録されている動作モードが、
複写機の能力範図外であるため対応できない場合(例え
ば、複写機の設定可能最大倍率が1.420倍であり、
ICカードに登録されている倍率が1.420倍より大
きい場合)に、警告するステップである。
【0040】処理の詳細は後述する。
【0041】(5)S13 コピーすべき枚数の表示を
制御するステップである。なお、ICカードから読み込
まれるコピー枚数が、本複写機の最大一括処理枚数であ
る99枚を超える場合に於いて、連続的なコピー動作を
可能とするための制御についても、本ステップで処理さ
れる。
【0042】処理の詳細は後述する。
【0043】(6)S15 複写機の紙詰まり時の処理ステップである。本ステップ
で、紙詰まり時にICカードがセットされている場合に
おけるモードデータの退避処理が実行される。
【0044】処理の詳細は後述する。
【0045】(7)S17 キー入力処理、温度制御、
他のCPUとの通信等、その他の処理を制御するステッ
プである。
【0046】公知であるため、詳細な説明は省略する。
【0047】[B]各サブルーチンの説明 (1)イニシャルルーチン 第5図は、前記S5の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0048】いずれかのキー入力処理を条件として(S
101:YES)、オートクリアタイマをスタートさせ
(S103)、該タイマの終了で(S105;YE
S)、「所定の初期状態」(S111またはS113)
を設定する。オールクリアキー95が押された場合も
(S107:YES)、同様である。なお、オートクリ
アタイマは、コピー動作の終了毎にもスタートされる
(S247:コピー動作ルーチン参照)。
【0049】また、上記に於いて「所定の初期状態」と
は、ICカードがセットされている場合(S109;Y
ES)は、該カードに登録されているデータで規定され
る状態(S113)であり、一方、ICカードがセット
されていない場合(S109:NO)は、S1(第4
図)と同じく、前記「基本的初期状態」である(S11
1)。
【0050】なお、上記「所定の初期状態」として、I
Cカードの登録データが採用された場合(S113)で
あって、該データで規定されるコピー枚数が、本複写機
の最大一括処理枚数である99枚を越える場合(S11
5:YES)は、オーバフラグをセットし(S11
7)、S119に示す「コピー枚数処理」を実行する。
「コピー枚数処理」は、設定されたコピー枚数が99枚
を超える場合にも、該設定された枚数分の連続コピーを
可能にするための処理であり、後述するICカード抜き
差しルーチンの説明にて詳述する。
【0051】(2)コピー動作ルーチン 第6図(a)及び(b)は、前記S7の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【0052】S201〜S203は、コピー動作制御の
開始を処理するステップである。即ち、プリントスイッ
チ71のオンエッジ(S201)に対応して、コピー開
始フラグをセットする(S203)。
【0053】S205〜S219は、コピー動作開始時
の処理である。
【0054】即ち、コピー開始フラグがセットされてい
ることを条件として(S205:YES)、メインモー
タ、現像モータ、帯電チャージャ及び転写チャージャを
ONし、コピー開始フラグを降ろし、タイマA、及びタ
イマBをスタートさせる(S207)。
【0055】次に、選択された用紙サイズに対応する給
紙口の給紙ローラクラッチをONして(S211、S2
15)、カセットからの給紙を開始させ、前記タイマA
の終了を条件として(S217)、給紙ローラクラッチ
をOFFする(S219)。
【0056】S221−S231は、コピー動作時の処
理ステップである。
【0057】即ち、前記タイマBの終了を条件として
(S221)、光学系制御部202への走査信号を発生
する(S223)。これにより、光学系では、露光走査
が開始される。
【0058】次に、光学系からのタイミング信号が入力
される(S225:YES)と、タイミングローラ73
のクラッチをONして転写部への給紙を開始するととも
に、タイマCをスタートさせる(S227)。
【0059】次に、上記タイマCの終了を条件として
(S229:YES)、帯電チャージャ、スキャン信
号、タイミングローラクラッチをOFFする(S23
1)。
【0060】S233〜S241は、コピー動作終了時
の処理ステップである。
【0061】即ち、光学系スキャナーのリターン開始に
対応して(S233:YES)、マルチコピーがすべて
終了したか否かを判定する(S235)。
【0062】マルチコピー終了と判定された場合(S2
35:YES)は、光学系制御部、202からの定位置
信号の入力を条件として(S239)、現像モータ、転
写チャージャをOFFし、タイマDをスタートさせる
(S241)。
【0063】一方、前記S235で、マルチコピー未終
了の場合は、コピー開始フラグをセットして(S23
7)、同一原稿に対する次回のコピー動作に備える。
【0064】S243〜S247は、コピー動作制御の
終了を処理するステップである。
【0065】即ち、前記タイマDの終了を条件として
(S243:YES)、メインモータをOFFし(S2
45)、また、オートクリアタイマをスタートさせる
(S247)。該オートクリアタイマは、前記イニシャ
ルルーチンに於いて、前記初期化条件の1つとして用い
られる。
【0066】なお、S249は、上記処理信号を出力す
るステップである。
【0067】(3)ICカード抜き差しルーチン 第7図(a)、(b)、第8図は、前記S9の詳細を示
すフローチャートである。
【0068】S301〜S315は、ICカード挿入時
の処理である。
【0069】即ち、複写機のカード挿入部70にICカ
ードかセットされた場合(S301:YES)は、ま
ず、該ICカードに割込モードが登録されているか否
か、換言すれば、該ICカードのセットによって、複写
機に割込モードを設定すべきか否かを判定する(S30
3)。
【0070】割込モードが登録されている場合(S30
3;YES)は割り込みを実行する。即ち、割り込み時
に複写機がコピー状態にあれば(S305:YES)、
コピー状態を解除する(S307)とともに、該解除時
の各種動作モードを複写機本体内のメモリに退避させる
(S309)。一方、複写機がコピー状態になければ
(S305:NO)、複写機に設定されている各種動作
モードを、複写機本体内のメモリに退避させる(S31
1)。また、前記S303で、ICカードに割込モード
が登録されていない場合はS313に進み、前記S30
5と同様に、複写機がコピー状態にあるか否かを判定す
る。判定の結果、コピー状態にある場合は、コピー終了
待フラグをセットし(S315)、S317〜S331
をジャンプして、S333へ進む。一方、前記S313
でコピー状態にないとされた場合は、S309及びS3
11と同様にS317に進む。
【0071】S317〜S331は、ICカードから読
み込まれるデータで規定される各種動作モードを、複写
機に設定するステップである。
【0072】まず、ICカードの残りコピー枚数エリア
(トラブルルーチン参照)にデータが入っているか否か
を判定する(S317)。
【0073】残りコピー枚数エリアにデータが入ってい
ない場合は、ICカードに登録されているデータ(コピ
ー枚数、露光量、複写倍率、ペーパーサイズを規定する
モードデータであって、予め所定の入力手段を介して登
録されたデータ)で規定されるモードを複写機に設定し
(S319)、また、枚数表示部72に、上記設定され
たコピー枚数を表示する(S321)。
【0074】一方、上記S317で、残りコピー枚数エ
リアにデータが入っていると判定された場合はS323
に進み、.コピー枚数データとして、後述するトラブル
ルーチンに於いてICカードの残りコピー枚数エリアに
退避させたデータを複写機に設定するとともに、露光強
度、複写倍率、ペーパーサイズのモードデータとして、
ICカードに登録されているデータを設定する(S32
3)。また、枚数表示部72に、上記残りコピー枚数を
表示する(S325)。
【0075】次に、上記S319またはS323で複写
機に設定されたコピー枚数が、本複写機の一括処理能力
範囲(本実施例では99枚迄)以上であるか否かを判定
し(S327)、処理能力範囲を越える場合は、前記
「コピー枚数処理」を実行する。即ち、オーバーフラグ
をセットし(S329)、上記設定されたコピー枚数値
を、最大一括処理枚数である99で除算し、その商をメ
モリBに、余りをメモリCに、それぞれ代入し(S33
1)、さらに、枚数表示部72に数値「99」を表示す
る(S331)。これは、上記最大一括処理枚数である
99枚のコピー終了後に、引き続いて残り枚数のコピー
を実行させるための処理である(枚数表示ルーチン参
照)。
【0076】S333〜S353は、割り込みモードか
登録されていないICカードのセット時に、複写機がコ
ピー状態にあった場合(S303、S313、S315
参照)における、該ICカードデータの複写機への設定
を、ICカードのセット時刻から遅延して処理するステ
ップである。即ち、コピー状態が終了した場合に於いて
(S333:YES)、コピー終了待フラグがセットさ
れている場合(S335:YES;S315参照)は、
コピー終了待フラグを降ろし(S337)、カードデー
タで規定されるモードの複写機への設定を実行する(S
339〜S353)。なお、S339〜S353の処理
は、前記S317〜S331と同様である。
【0077】S355〜S361のステップは、ICカ
ードを複写機のカード挿入部70から引き抜いた時の処
理である。
【0078】即ち、ICカードの引き抜きが検出された
場合(S355:YES)は、複写機に「初期状態」を
設定する(S359またはS361)。ここに、「初期
状態」としては、引き抜かれたICカードに割り込みモ
ードが登録されていた場合(S357:YES)は、該
カードの挿入直前に複写機に設定されていたモードが選
択され(S359:前記S309、S311参照)、一
方、ICカードに割り込みモードが登録されていなかっ
た場合(S357:NO)は、前記S1(第4図)で設
定されたモードと同じ前記「基本的初期状態」が選択さ
れる。
【0079】i≠Sj <Iーバースペック警告ルーチン 第9図は、前記S11の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0080】即ち、複写機にICカードがセットされて
いる場合に於いて(S401:YES)、該ICカード
から複写機に読み込まれるコピー枚数が前記最大一括処
理枚数(99枚)を越える場合(S403:NO)、ま
たは、読み込まれるコピー倍率が複写機に設定可能な最
大コピー倍率(1.420倍)を越える場合(S40
5:NO)、または、設定可能な最小コピー倍率に満た
ない場合(S407:NO)は、オーバースペック警告
表示LED96aを点滅させ(S411)、警告する。
【0081】(5) 枚数表示ルーチン 第10図(a)及び(b)は、前記S13の詳細を示す
フローチャートである。本ルーチンでは、光学系の走査
終了タイミングに同期して、換言すれば、各作像プロセ
スの終了毎に、枚数表示部72に表示されているコピー
枚数を「1」デクリメントするとともに、その結果に応
じた処理を実行する。
【0082】まず、光学系のスキャン終了タイミングに
同期して(S501:YES)、枚数表示部72に表示
されている数値を’1’減算し(S503)、該減算後
の枚数表示が「0」となったか否かを判定する(S50
5)。
【0083】S505で枚数表示が「0」と判定された
場合は、さらに、オーバーフラグがセットされているか
否かを判定する(S507)。オーバーフラグは、前述
したように、ICカードから複写機に読み込まれるコピ
ー枚数データが、該複写機の最大一括処理枚数である9
9枚を越える場合にセットされるフラグである(S11
7、S329、S351、S537参照)。
【0084】S507でオーバーフラグがセットされて
いると判定された場合はS509に進み、メモリBの数
値データを’1’減算し、該減算後の数値をメモリBに
代入する。メモリBには、カードから読み込まれたコピ
ー枚数データを前記最大一括処理枚数「99」で除算し
た「商」が記憶されている。
【0085】したがって、S509におけるメモリBの
数値データのデクリメントは、99枚のコピー終了に対
応する。
【0086】上記S509での減算の結果、メモリBに
記憶されている数値が「0」になった場合(S511:
YES)は、オーバーフラグをリセットし(S51
3)、S515に進む。なお、メモリBの数値が「0」
になった場合とは、残りコピー枚数が98枚以下となっ
た場合である。
【0087】S515は、メモリCの数億データを判定
するステップである。メモリCには、ICカードから読
み込まれたコピー枚数データを、前記最大一括処理枚数
「99」で除算した「余り」が記憶されている。換言す
ればメモリCには、98枚以下の残りコピー枚数が記憶
されている。
【0088】上記S515で、メモリCのデータの数値
が、「0」でないと判定された場合、換言すれば、残り
コピー枚数が、1枚以上98枚以下の場合は、後数値を
枚数表示部72に表示し(S517)、コピー開始フラ
グを立てる(S523)。これにより、該残りのコピー
が続行される。
【0089】なお、前記S511で、メモリBに記憶さ
れている数値が「0」になっていない場合、即ち、残り
コピー枚数がまだ99枚以上ある場合は、枚数表示部7
2に99を表示し(S521)、コピー開始フラグを立
てて(S523)、残りのコピーを続行する。
【0090】一方、前記S507で、オーバーフラグが
セットされていない場合、または、前記S515で、メ
モリCに記憶されている数値が「0」である場合は、I
Cカードから読み込まれた枚数分のコピーがすべて終了
した場合であるため、S529に進み、再び当初のコピ
ー枚数値(ICカードに登録されているコピー枚数値)
を枚数表示部72に表示し、S531に進む。
【0091】S531〜S533は、ICカードの残り
コピー枚数エリア(トラブルルーチン参照)のデータを
クリアするステップである。
【0092】即ち、ICカードから読み込まれた枚数分
(カードに登録されている枚数分、または、カードの残
りコピーエリアに記憶されている枚数分)のコピーがす
べて終了した場合(S507:YES、またはS51
5:YES)には、ICカードの残りコピー枚数エリア
のデータをクリアする(S533)。これにより、前記
S317(ICカード抜き差しルーチン)での誤動作が
防止される。
【0093】S535〜S539は、前記S529でI
Cカードから読み込まれるコピー枚数が、複写機の最大
一括処理枚数を越える場合の処理であり、前記S327
〜S331(ICカード抜き差しルーチン)と同様の処
理である。
【0094】上記した様に、本枚数表示ルーチンでは、
カードから複写機に読み込まれたコピー枚数が、複写機
の最大一括処理枚数である99枚を越える場合には、9
9枚を単位とするコピー処理をメモリーBに保存された
回数分繰り返し、その後、メモリーCに保存されている
余り分のコピーを処理する。これにより、読み込まれた
枚数分のコピーを連続して実行することが可能とされ
る。
【0095】(6)トラブルルーチン 第11図は、前記S15の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0096】S601〜S609は、給紙ジャムを検出
するステップである。まず、ペーパー給紙タイミングに
同期して(S601)、タイマXをスタートし(S60
3)、ペーパー排出タイミングに同期して(S605)
タイマXをストップする(S607)。タイマXの値
は、ペーパーが給紙されてから排出されるまでに充分な
時間にセットされている。したがって、タイマXが終了
した場合(S609:YES)は、給紙ジャムの発生し
た場合である。
【0097】該給紙ジャムの発生した場合は、トラブル
表示LED73を点灯する(S611)とともに、IC
カードがセットされている場合(S613:YES)
は、残りのコピー枚数を、ICカードの残りコピー枚数
エリアに退避する(S615)。
【0098】以上のようにして、本複写機は制御され
る。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、ICカード
の挿入された場合には該カードのデータで規定されるモ
ードが複写機に設定することが可能であるとともに、
「割り込みコピーモード」を設定すべきか否かのデータ
をICカードに登録させておき、該データが在る場合に
のみ、上記設定をを行なうことができる。
【0100】実施例に詳述したように、本発明による
と、ICカードセットという簡単な操作で、該カード使
用者の望むモードか設定されるとともに、「割り込みコ
ピーモード」を設定すべきか否かのデータをICカード
に登録させておき、該データが在る場合にのみ、上記設
定をを行なうことができるため、例えば、カードを使用
するユーザーの部署ごとにカードを用いた割り込みを許
可するか否かを設定し、カード挿入前に使用していた者
とのカード使用者との優先順位を決めることができるた
め、両者にとって好ましい設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は実施例にかかる複写機の概略構成図で
ある。
【図2】第2図は該複写機の操作パネルの説明図であ
る。
【図3】第3図は該複写機の制御回路のブロック図であ
る。
【図4】第4図は該複写機の主制御部を構成するCPU
の処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図5】第5図は第4図のS5の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図6】第6図(a)及び(b)は第4図のS7の詳細
を示すフローチャートである。
【図7】第7図(a)、(b)は第4図のS9の詳細を
示すフローチャートである。
【図8】第8図は第4図のS9の詳細を示すフローチャ
ートである。
【図9】第9図は第4図のS11の詳細を示すフローチ
ャートである。
【図10】第10図(a)及び(b)は第4図のS13
の詳細を示すフローチャートである。
【図11】第11図は第4図のS15の詳細を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
70…ICカード挿入口 72…枚数表示部 73…トラブル表示部 95…オールクリアキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の動作モードに関するモー
    ドデータを記憶した、画像形成装置と接続可能な記憶媒
    体において、 画像形成装置に設定されている動作モードとは異なる動
    作モードを、画像形成装置に接続されている状態におい
    て優先的に設定するか否かを決定するための割り込み許
    可情報を書き込み可能であることを特徴とする画像形成
    装置と接続可能な記憶媒体。
JP10035219A 1998-02-17 1998-02-17 画像形成装置と接続可能な記憶媒体 Pending JPH10232585A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1599029A2 (en) * 2004-05-19 2005-11-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method of making function settings thereto

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1599029A2 (en) * 2004-05-19 2005-11-23 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method of making function settings thereto
EP1599029A3 (en) * 2004-05-19 2007-04-25 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and method of making function settings thereto

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