JP2746366B2 - 小型ジエツト推進艇 - Google Patents

小型ジエツト推進艇

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JP2746366B2
JP2746366B2 JP62099187A JP9918787A JP2746366B2 JP 2746366 B2 JP2746366 B2 JP 2746366B2 JP 62099187 A JP62099187 A JP 62099187A JP 9918787 A JP9918787 A JP 9918787A JP 2746366 B2 JP2746366 B2 JP 2746366B2
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Japan
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hull
side plate
joint
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propulsion boat
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▲しょう▼ 小林
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Yamaha Motor Co Ltd
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主に一人または二人乗りで海上を高速で
航走する小型ジェット推進艇に関するものである。 (従来技術) 最近、エンジン付きの小型船舶であって水上を滑走す
るようにした小型ジェット推進艇が広く用いられるよう
になってきた。この推進艇は、デッキの中央部より船尾
端に至る範囲で船体中心線上に座席が突出して形成さ
れ、その両側にはフートデッキが形成されている。この
ような推進艇においては、用途に応じた運動性および安
定性が得られることが望まれている。 (発明の目的) この発明は、このような従来の課題の解決のためにな
されたものであり、用途に応じた運動性および安定性の
ある小型ジェット推進艇を提供するものである。 (発明の構成) この発明は、船体中心線上に座席が突出して形成さ
れ、その両側にはフートデッキが形成され、このフート
デッキの外側には、フートデッキの外側端を上方に立上
げた立上り部と船側板の上端部とを接合部において互い
に接合してブルワークが形成され、上記接合部は上記船
側板よりも外側方に突出している小型ジェット推進艇に
おいて、上記船側板における、上記ブルワークの上端面
よりも下方に位置するとともに上記接合部よりも下方に
位置する部位に、船側板から外側方に突出するとともに
船体長さ方向に延在する突出物を着脱自在に取付けてこ
の突出物の下面に上記フートデッキの下方に位置させる
とともに上記突出物の上面を上記接合部の下方に位置さ
せ、上記接合部の外側端を上記突出物の船側板への取付
け部よりも船体外側に位置させたものである。 上記構成では、船側板における上記接合部よりも下方
に位置する部位に、船側板から外側方に突出するととも
に船体長さ方向に延在する突出物を着脱自在に取付けて
この突出物の下面を上記フートデッキの下方に位置させ
たので、用途に応じた運動性および安定性を得ることが
できる。 また上記突出物を、船側板における、上記ブルワーク
の上端面よりも下方に位置するとともに上記接合部より
も下方に位置する部位に取付け、この突出物の下面をフ
ートデッキの下方に位置させるとともに、上記突出物の
上面を上記接合部の下方に位置させ、上記接合部の外側
端を上記突出物の船側板への取付け部よりも船体外側に
位置させたので、操縦者がバランスを取るために足をブ
ルワーク上端面にかける際に足が突出物に当たり難く、
また突出物の船側板への取付け部に上方から物が当たる
ことを上記接合部によって阻止することができることか
ら、突出物の船体への取付けを確実なものにすることが
できる。 (実施例) 第1図〜第3図において、艇体1はFRPでそれぞれ一
体に成形されたデッキ部材と船体部材とが互いにその周
縁部で接合されてなり、このデッキ部材と船体部材とに
よって囲まれる部分が排水容積となるように形成されて
いる。船体部材は船底板20と船側板22と船尾板23とを有
し、デッキ部材は上部デッキ21とフートデッキ30とを有
し、船底板20と上部デッキ21とによって囲まれる部分に
実質上密閉されたエンジンルームが形成されている。こ
のエンジンルーム内のエンジンによって図示しないプロ
ペラが回転して船底の水吸引口から水を吸引し、座席50
の下側に形成された流路を通して、船尾の水平方向に揺
動するノズル38から水を後方に噴射させることにより、
旋回力および推進力を生じさせるようにしている。 デッキ部材には中央部より船尾端に至る範囲で船体中
心線上に座席50が上方に突出して形成され、座席50の両
側にはフートデッキ30が形成されている。フートデッキ
30は船尾端に開放して形成されている。このフートデッ
キ30の外側にデッキ部材の立上り部が形成され、その上
端部が外側に逆U字形に折曲げられている。また船側板
22の上端部も外側に逆U字形に折曲げられ、上記両折曲
部が重ね合わされて接合され、ブルワーク80が形成され
ている。このブルワーク80の上部外側の角部には防舷材
81が取付けられている。 艇体1の座席50の前側には、上部デッキの一部となる
開閉可能なハッチ28が設けられ、このハッチ28の上端部
にハンドル60が形成されている。座席50およびフートデ
ッキ30の下側にも浮力空間が形成されている。また座席
50上の操縦者11はその足をフートデッキ30上に乗せた状
態で上記ハンドル60を握って艇体1を操縦するようにし
ており、この状態から操縦者11は体重を前後、左右に移
動させることができるようにしている。 また両舷側の外側には、第4図に示すように排水容積
を有する突出物(物入れ)4が着脱可能に取付けられて
いる。この物入れ4はその一側部が船側板22に対してボ
ルト44で着脱可能に取付けられ、取付け状態で横断面形
状が角形で、その高さが船尾から船首に向って徐々に減
少するように、その底面42が船首側ほど高くなるように
傾斜して形成されている。また上面には蓋40がヒンジ41
によって開閉可能に取付けられ、内部空間は密閉空間と
して物入れ4が排水容積を有するように構成されてい
る。 上記構成において、座席50上の人11はその足をフート
デッキ30上に置き、推進艇1を滑走させる。遠方への航
走の際、あるいは釣りなどの用途に用いる場合は、図示
のように艇体1の両側に物入れ4を取付けておき、蓋40
の開閉により物入れ4中に釣り用具などを収納させれば
よい。推進艇11の滑走に伴い水面から波が船側板22に沿
って後方上向きに打上げられようとするが、その水は物
入れ4の傾斜した底面41によって遮られて艇体1上に打
上げられるのが阻止されるとともに、後方にスムーズに
送られることになる。 また釣りや救助を行なう際に艇体1が大きく傾斜する
と、いずれか一方の物入れ4が水中に没し、浮力を発生
させることにより復原力を増大させ、転覆しないように
する。 またスラロームなどの航走を行なう際には、ボルト44
を外すことにより物入れ4を取外せば幅の狭い運動性能
の優れた推進艇として使用することができる。 また人11が落水した際には船尾部から艇体上に乗船す
るが、その際にフートデッキ30が喫水線近くで船尾に開
放されているため、容易に乗船することができる。 (発明の効果) 以上説明したように、この発明では、船側板における
上記接合部よりも下方に位置する部位に、船側板から外
側方に突出するとともに船体長さ方向に延在する突出物
を着脱自在に取付けたので、用途に応じた運動性および
安定性を得ることができる。 また上記突出物を、船側板における、上記ブルワーク
の上端面よりも下方に位置するとともに上記接合部より
も下方に位置する部位に取付け、この突出物の下面をフ
ートデッキの下方に位置させるとともに、上記突出物の
上面を上記接合部の下方に位置させ、上記接合部の外側
端を上記突出物の船側板への取付け部よりも船体外側に
位置させたので、操縦者がバランスを取るために足をブ
ルワーク上端面にかける際に足が突出物に当たり難く、
また突出物の船側板への取付け部に上方から物が当たる
ことを上記接合部によって阻止することができることか
ら、突出物の船体への取付けを確実なものにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図はその
側面図、第3図はその正面図、第4図は第1図のIV-IV
線断面図である。 1……推進艇、4……物入れ、20……船底板、21……上
部デッキ、22……船側板、30……フートデッキ、40……
蓋、42……物入れの底面、50……座席。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.船体中心線上に座席が突出して形成され、その両側
    にはフートデッキが形成され、このフートデッキの外側
    には、フートデッキの外側端を上方に立上げた立上り部
    と船側板の上端部とを接合部において互いに接合してブ
    ルワークが形成され、上記接合部は上記船側板よりも外
    側方に突出している小型ジェット推進艇において、上記
    船側板における、上記ブルワークの上端面よりも下方に
    位置するとともに上記接合部よりも下方に位置する部位
    に、船側板から外側方に突出するとともに船体長さ方向
    に延在する突出物を着脱自在に取付けてこの突出物の下
    面を上記フートデッキの下方に位置させるとともに上記
    突出物の上面を上記接合部の下方に位置させ、上記接合
    部の外側端を上記突出物の船側板への取付け部よりも船
    体外側に位置させたことを特徴とする小型ジェット推進
    艇。
JP62099187A 1987-04-22 1987-04-22 小型ジエツト推進艇 Expired - Fee Related JP2746366B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943355A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 Kubota Ltd 管内面検査装置の検出器支持装置
JPS604879U (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 株式会社ボッシュオートモーティブ システム 冷房冷凍装置のドライヤ
JPS6296193A (ja) * 1985-10-22 1987-05-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 救難用小型舟艇

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