JPS6296193A - 救難用小型舟艇 - Google Patents

救難用小型舟艇

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Publication number
JPS6296193A
JPS6296193A JP60236202A JP23620285A JPS6296193A JP S6296193 A JPS6296193 A JP S6296193A JP 60236202 A JP60236202 A JP 60236202A JP 23620285 A JP23620285 A JP 23620285A JP S6296193 A JPS6296193 A JP S6296193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
person
boat
buoyant body
small boat
Prior art date
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Pending
Application number
JP60236202A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Fukunaga
恵介 福永
Kazumune Sugawara
菅原 一宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP60236202A priority Critical patent/JPS6296193A/ja
Publication of JPS6296193A publication Critical patent/JPS6296193A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、1人もしくけ2人種度が搭乗できるデツキ
を有し、海などで溺れている人を救難するための小型舟
艇に関するものである。
〔従来の技術〕
毎年のように海水浴場などでは、溺れる人が後を断たな
い。
従来、これらの人を救難するには、たとえば、手こぎボ
ートで溺れている人に近づいて、この人を上記ボート円
に引き上げるか、あるいはモータボートに救彊用の浮力
体を搭載して、搦れている太番ζ近づき、浮力体をこの
人の近辺に投げる方法が採用されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前者の従来技術では、手こぎボートを使用す
るから、溺れている人に近づくのに時間がかが多すぎる
。このため、間に合わないことが多々ある。
また、後者は、使用されるモータボートが、たとえば、
特関昭49−58590号公報に記載されているような
1大乗シもしくは2人乗りの小型舟艇とは異なシ、一般
に大型であるから、モータボートの近辺が死角となるう
え、船体の外部に推進装置を突出しているから推進装置
が邪魔になる。
このため、溺れている人に十分近づけないという問題が
ある。
この発明は、上記従来の問題点を解決するためになされ
たもので、溺れている人に早くできるだけ近づいて、溺
れている人を救難することができる救難用小型舟艇を提
供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、推進装置を船
体内に格納した小型舟艇における船体の両側部に、支持
部材を設け、この支持部材によシ浮力体を着脱自在に支
持している。
〔作用〕
この発明によれば、推進装置を有しているから、小型舟
艇を早く溺れている人に近づけることができる。しかも
、上記推進装置は、小型舟艇の船体内に格納されている
から、搦れている人に近づく際に邪魔にならない。また
、小型舟艇であるから船体の近辺が死角とならないため
、溺れている人の極く近くまで近づくことができる。
さらに、この皿の1人もしくは2大乗シ程度の小型舟艇
では、運転操作の特に発進の際の乗シ込み時に、揺れて
乗シ込みにくい、あるいは、反転するおそれがあるが、
この発明は、船体の両側部に浮力体が固定されているか
ら、小型舟艇を安定させて、運転操作を容易にしている
また、上記浮力体は、船体に着脱自在に固定されている
から、溺れている人に小型舟艇が近づいた後には、浮力
体を船体から取シ外して、溺れている人に投げることが
できる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を2面にしたがって説明する。
この発明の第1の実施例を示す第1図において、1は船
体、2は推進装置、8は浮力体である。
船体1は、船尾上部に立ち姿勢で運転者4が搭乗できる
スペースをもった合成樹脂製のデツキ5を有し、このデ
ツキ5に合成樹脂製のハル6が両者のフランジ部7で接
合されている。この船体1の船首部8には、ハンドルカ
バー9が突設され、このハンドルカバー9に固定された
支持軸10には、ハンドルポール11がその下端部にお
いて、船体1の長手方向に沿う垂直面内を上下方向へ回
動可能に軸支されている。12はハンドルで、このハン
ドル12は、ハンドルボール11の自由端部で左右方向
に回動可能に軸支されている。
推進装置2は、水ジェツト推進装置であシ、たとえば船
体1の前部に収納されたエンジン(図示せず)の出力軸
(図示せず)に連結する駆動軸18、インペラ14、噴
流ダクト15、静翼16、ステアリングノズル17など
からなシ、船体1内に格納されている。ステアリングノ
ズル17は、ハンドル12の左右方向への回動操作に追
従して、左右に回動し、これによって、小型舟艇が操舵
される。
浮力体3は、救離時に溺れている人に投じるもので、た
とえば、方形の平板状で、発泡スチロールなどから構成
される。
18は支持部材で、浮力体3を船体1に着脱自在に固定
し、第2図の平面図ζζ示すように、船体1の両側部に
1対配設されている。支持部材18は、この実施例の場
合、船体1の両側部の前部に設けられ、その平面形状が
船体1の前部の7ランノ部7の曲率に沿うゆるやかな曲
率を有する。この支持部材18は、型成形によりデツキ
5と一体に形成された、第8図に示す船体glaの7ラ
ンノ部7から船体1の側方に断面はぼL字状に突設され
、船体壁1aとの間で浮力体8を圧接して挾持している
第2図において、80は牽引用突片で、浮力体8にロー
プ(図示せず)を取シ付け、このロープを孔80aに通
して、浮力体3の上に乗せた人を牽引するものである。
溺れている人を救難するには、船体1を一刻も早く確実
に、溺れている人にできるだけ近づけ、浮力体8を溺れ
でいる人に投げる必要がある。
これに対し、この発明は、第1図の推進装置2を設けた
から、船体1を搦れている人に、従来の手こぎボートよ
シも早く近づけることができる。
しかも、上記推進装置2は船体1内(こ格納されている
から、溺れている人に近づく際に、推進装置2が邪魔に
なることがない。かつ、1人種度の搭乗できるデツキ5
を有する小型の船体1であるから、船体1の近辺が死角
になることがない。このため、溺れている人の極く近く
まで船体1が近づくことができる。
また、船体1は1人が搭乗できる程度のデッキ5を有し
ているから、特に、揚力の作用が小さく発進等低速時に
反転し易い。
これに対し、この発明は、船体lの両側部に設けた支持
部材18に浮力体8を固定して、浮力体8によって反転
しようとする船体lに復元力を付与できる。したがって
、船体1は反転するおそれの少ないものとなシ、乗シ込
みが容易になるので、目的地に確実に早く到着できる。
また、上記浮力体8が支持部材18によって着脱自在に
固定されているから、溺れている人に近づいた後に、こ
の浮力体8を船体1から取シ外して搦れている人に投げ
ることができる。
また、この実施例では、平板状の第2図の浮力体8が、
平面形状においてゆるやかな曲率を有する支持部材18
によって、曲成されるように挾持されているから、浮力
体8が船体lから前後方向に不用意に8!脱するおそれ
がない。
この発明の第2の実施例を示す第4図において、支持部
材18は、ハル6に固定されたアイボルト18aト、エ
ンジンカバー19に固定されたアイボルト18bと、こ
れらアイボルト18a 、 18bに張設され、アイポ
ル) 18bに係止する係止具18cを有するゴムバン
ド18dとからなる。その他の構成は、第1の実施例と
全く同様であシ、同一部分をこ同一符号を附して、その
説明を省略する。
この実施例では、小型舟艇をレジャー用として使用する
場合に、浮力体8を取シ外して使用すれば、船体1から
支持部材18があまシ突出しないので走行性能に悪影響
を与えるおそれがない。その他の作用・効果は第1の実
施例とほぼ同様であシ、その説明を省略する。
第6図は、この発明の第3の実施例を示し、小型舟艇の
一部を断面で示す背面図である。この図において、浮力
体8および支持部材18は船体1の後部に設けられてい
る。この実施例の浮力体8は、最も大きな平面部8aを
上下方向に向け、浮力体8に設けた凹所8bがフランジ
部7を挾持するとともに、支持部材18によって、船体
lの前後方向に浮力体8の長手方向を沿わせて固定され
ている。この浮力体8は発泡体3cと、これをおおう外
被8dと、この外被8dに螺着して固定されたアイポル
)8eとからなる。支持部材18はデツキ5に固定され
たアイボルト18eと、両端に係止具18c 、 18
cを有するゴムバンド18dとからなる。なお、20は
船体1のフロートで、船体1の後部に設けられている。
その他の構成は、第1図の実施例と全く同様であシ、同
一部分に同一符号を附して、その説明を省略する。
上記構成において、運転者4(第1図参照)は、小型舟
艇の発進時に、船体1の後方から船体1に乗るため、船
体1の後部が半水没状態になって船体1が揺れて乗シ込
みにくい。これに対し、この実施例は、浮力体8を後部
に設けたので、船体1の後部の浮力が増大する。このた
め、船体1の横安定性が向土するので、第1および第2
の実施例よシも一層有効に船体1の横揺れが防止され、
小型舟艇の始動時の乗シ込みが容易になる。したがって
、確実に早く目的地に向うことができる。
また、この実施例では、浮力体8の最も大きな平面部8
aを上下方向に向けているから、この浮力体8の上に他
の浮力体(図示せず)を、適宜、固定して載せれば、数
多くの浮力体を運搬することができ、数人の溺れている
人を救難することもできる。
第6図は、この発明の第4の実施例を、2人乗夛の小型
舟艇の後部の断面における要部で示す。
この実施例の場合、デツキ5は、中央部に凸部5aを有
し、この凸部5aの上に運転者および搭乗者(図示せず
)の座るシート21が固定されている。支持部材18は
、右舷に固定される浮力体8のアイボルトoeに係合す
る係止具18cと、図示していない左舷に固定される浮
力体のアイボルトに係合する係止具と、この両係止具1
8cを両端に設けたゴムバンド18dとからなる。この
ゴムバンド18dは、両舷のアイポル)8e間に張設さ
れて、一対の浮力体8を船体1に固定する。
この実施例の小型舟艇は、2人乗りであって、1大乗シ
よりも船体幅が大きいので、それだけ船体1自身の横安
定性が高いが、2人が搭乗すると、その重量のために、
やはシ、船体1の後部が半水没状態となって、横安定性
が低下する。
これに対し、この発明は、浮力体8を船体1の両舷に設
けているから、後部の浮力が増大するので、船体1の横
安定性が向上して、乗シ込み易く、かつ反転しにくいも
のとしている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、小型舟艇を早
く、極く近くまで溺れている人に近づけることができ、
しかも、揺れて乗シ込みにくい小型舟艇が安定して、小
型舟艇の運転操作が容易になる。したがって、救難活動
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を一部断面で示す側面
図、第2図は同平面図、第8図は第2図の■−■線断面
図、第4図は第2の実施例を示す断面図、第5図は第8
の実施例を一部断面で示す背面図、第6図は第4の実施
例の要部を示す断面図である。 1・・・船体、2・・・推進装置、8・・・浮力体、1
8・・・支持部材。 18:支持部材 第3rf!J 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)推進装置を船体内に格納した1人もしくは2人乗
    りの小型舟艇における船体の両側部に、支持部材を設け
    、この支持部材により浮力体を着脱自在に支持してなる
    救難用小型舟艇。
JP60236202A 1985-10-22 1985-10-22 救難用小型舟艇 Pending JPS6296193A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60236202A JPS6296193A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 救難用小型舟艇

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JP60236202A JPS6296193A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 救難用小型舟艇

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JPS6296193A true JPS6296193A (ja) 1987-05-02

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ID=16997291

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JP60236202A Pending JPS6296193A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 救難用小型舟艇

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