JP2743115B2 - コンデンサー内蔵複合回路基板 - Google Patents

コンデンサー内蔵複合回路基板

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JP2743115B2 JP2262357A JP26235790A JP2743115B2 JP 2743115 B2 JP2743115 B2 JP 2743115B2 JP 2262357 A JP2262357 A JP 2262357A JP 26235790 A JP26235790 A JP 26235790A JP 2743115 B2 JP2743115 B2 JP 2743115B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンデンサー、抵抗体及び電気配線用導体
層を有するコンデンサー内蔵複合回路基板に関し、とり
わけ絶縁基体及び誘電体を同時に焼成一体化して成るコ
ンデンサー内蔵複合回路基板に関するものである。
[従来の技術] 近年、各種の電子部品はIC及びLSI等の半導体集積回
路素子の利用で小型化・高密度実装化が急速に進めら
れ、それに伴い前記半導体集積回路素子等を搭載する絶
縁基板も小型化とともに、より一層の高密度化が要求さ
れてきた。そこで、電気配線の微細化や多層化による高
密度化および電子回路におけるコンデンサーや抵抗等の
受動部品のチップ化が進められ、更にそれら小型化され
た受動部品を絶縁基板の両面に設けた電気配線用導体層
に接続する両面実装化が実用化されてきた。
しかし乍ら、半導体材料の著しい発達に伴って電子部
品は、より一層の小型化・高密度実装化が要求されるよ
うになり、前記受動部品の小型化等ではその要求を満足
することが出来なくなっていた。
そこで、かかる要求に応えるべく、誘電体層と電極層
とを順次積層して形成されたコンデンサー部の片面もし
くは両面に絶縁体層を設けて同時に焼成一体化し、該絶
縁体層表面上にスクリーン印刷法等により電気配線用導
体層及び抵抗体層を形成し、該導体層及び抵抗体層を焼
付けてハイブリッド化することにより小型化・高密度化
せんとする複合セラミック基板が提案されている(特公
昭62−21260号公報、特公昭63−55795号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかし乍ら、この従来の複合セラミック基板はチタン
酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする磁器組成物を誘電
体層とし、該誘電体層等をアルミナ(Al2O3)やステア
タイト(MgSiO3)から成る絶縁体層で挾着して焼成一体
化した場合には、絶縁基体自体の強度が高いという利点
はあるものの、焼成温度が1300〜1400℃と高く、前記誘
電体層と絶縁体層とが反応してしまい初期の特性を有す
る誘電体層が得られず、かつ前記絶縁体層と誘電体層と
の焼成温度を一致させることが難しく、絶縁体層と誘電
体層との熱膨張差から誘電体層にクラックが発生し、コ
ンデンサーとしての絶縁抵抗や絶縁破壊電圧が所期の特
性値より低下してしまうという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記欠点に鑑み案出されたもので、その目的
は主成分がMgO、SiO2、CaO及びAl2O3から成る高周波絶
縁性に優れた絶縁体層と、高い誘電率を有するチタン酸
バリウム(BaTiO3)を主成分とする誘電体層を同時に焼
成一体化でき、かつ高い静電容量を有するコンデンサー
を内蔵することを可能とした複合回路基板を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るコンデンサー内蔵複合回路基板は、誘電
体層の上下面に電極層を設けてコンデンサー部を形成
し、該コンデンサー部を絶縁体層で挟持したコンデンサ
ー内蔵複合回路基板において、上記誘電体層がチタン酸
バリウム(BaTiO3)を主成分とするセラミックスから成
り、コンデンサー部を挟着した絶縁体層が、重量比で表
わした第1図に示す下記A、B、C、D、E、Fの各点
が囲まれた範囲内のマグネシア(MgO)、シリカ(Si
O2)及びカルシア(CaO)と、該マグネシア(MgO)、シ
リカ(SiO2)及びカルシア(CaO)の合計100重量部に対
し、1を越え15未満の重量部のアルミナ(Al2O3)を主
成分とするセラミックスであり、かつ結晶相として少な
くとも フォルステライト(Mg2SiO4)を含有すること
を特徴とする。但し、第1図に示すA、B、C、D、
E、Fの各点及び線上は含まない。
MgO SiO2 CaO A 60 36 4 B 36 60 4 C 30 60 10 D 20 50 30 E 40 30 30 F 60 30 10 また絶縁体層がフォルステライト(Mg2SiO4)と、メ
リウイナイト(Ca3MgSi2O8)、モンチセライト(CaMgSi
O4)、アカーマナイト(Ca2MgSi2O7)、エンスタタイト
(MgSiO3)およびスピネル(MgAl2O4)のうち少なくと
も一種の結晶相を含有することが望ましい。
さらに、本願のコンデンサー内蔵複合回路基板は、誘
電体層と該誘電体層及び電極層とから形成されるコンデ
ンサー部を挟持した絶縁体層とを同時焼成して一体焼結
体としたものである。
即ち、前記絶縁体中のMgOが60重量%以上となると焼
成温度が1300℃を越え、前記誘電体材料と反応性が大と
なり、同時焼成できず、その上、結晶相としてペリクレ
ース(MgO)が析出し耐湿性が劣化する。他方、20重量
%以下では適正な焼成温度が1200℃以下であるため、前
記誘電体材料との同時焼成には適さない。
また、SiO2が60重量%以上になると絶縁体層の熱膨張
率が低下し、該絶縁体層と前記誘電体層との熱膨張差に
より、該誘電体層にクラックが発生し、所期の誘電体特
性が得られない。他方、30重量%以下では焼成温度が13
00℃以上となり、前記2種類の該電体材料と同時焼成で
きない。
一方、CaOが30重量%以上となると誘電体材料との反
応性が大となり、同時焼成できず、かつCaSiO3またはCa
2SiO4等のカルシウムケイ酸塩が析出し耐湿性の劣化と
共に、絶縁抵抗値及び絶縁破壊電圧が低下し実用範囲を
越える。また、4重量%以下では絶縁体層の熱膨張率が
低下し、前記と同様の理由により、誘電体層にクラック
が発生し、所期の安定した誘電体特性が得られない。
また、Al2O3が15重量%を越えると絶縁体層の熱膨張
率が低下し、1重量%未満の場合には焼成温度が1300℃
以上となり、いずれも前記同様の問題を生じる。
故に、前記絶縁体層の主成分は前記範囲に特定され
る。
尚、より望ましくは、第1図の下記G、H、I、J、
Kの各点で囲まれた範囲内のマグネシア(MgO)、シリ
カ(SiO2)及びカルシア(CaO)と、該マグネシア(Mg
O)、シリカ(SiO2)及びカルシア(CaO)の合計100重
量部に対し、2を越え15未満の重量部のアルミナ(Al2O
3)に特定される。
MgO SiO2 CaO G 55 40 5 H 45 50 5 I 30 50 20 J 45 55 20 K 55 35 10 [作用] コンデンサー部を挟持した絶縁体層の主成分であるマ
グネシア(MgO)、シリカ(SiO2)、カルシア(CaO)及
びアルミナ(Al2O3)を前記範囲内となる様に調整する
ことにより、前記絶縁体材料をチタン酸バリウム(BaTi
O3)を主成分とする誘電体材料が焼結する1220℃乃至12
80℃の焼成温度にて同時に焼成し、焼成一体化された絶
縁体層にフォルステライト(Mg2SiO4)結晶相以外に、
該フォルステライト結晶相と異なる熱膨張率を有するメ
ルウイナイト(Ca3MgSi2O8)、モンチセライト(CaMgSi
O4)、アカーマナイト(Ca2MgSi2O)、エンスタタイ
ト(MgSiO3)またはスピネル(MgAl2O4)の結晶相を少
なくとも1種形成することにより、前記絶縁体の熱膨張
率を調整できることから、焼成一体化後の熱応力の発生
が極めて少なくなる。
また、絶縁体層の主成分にアルミナ(Al2O3)を添加
することにより、絶縁体層の焼成温度を低くすることが
できることから、誘電体材料との拡散による反応が阻止
される。
[実施例] 次に本発明のコンデンサー内蔵複合回路基板を第2図
に示す実施例に基づき詳細に説明する。
第2図は本発明のコンデンサー内蔵複合回路基板の一
実施例を示す断面図である。
図において、1は絶縁体層、2はコンデンサー部、3
は電気配線用導体で、前記コンデンサー部2は交互に積
層されたチタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする誘
電体層4と電極層5とから成る。
前記絶縁体層1は、その組成が第1図に示す下記A、
B、C、D、E、Fの各点 MgO SiO2 CaO A 60 36 4 B 36 60 4 C 30 60 10 D 20 50 30 E 40 30 30 F 60 30 10 但し、A、B、C、D、E、Fの各点及び線上は含ま
ない。
で囲まれた範囲内のMgO、SiO2及びCaOと、該MgO、SiO2
及びCaOの合計100重量部に対し、1を越え15未満の重量
部のAl2O3とから成るセラミック原料粉末を混合し、該
混合物を1000℃乃至1300℃の温度で仮焼する。その後、
前記仮焼物を粉砕したセラミック粉末に適当な有機バイ
ンダー、分散剤、可塑剤及び溶媒を添加混合して泥漿物
を作り、該泥漿物を例えば従来周知のドクターブレード
法等によりシート状に成形し、得られたグリーンシート
を複数枚積層したものから絶縁体層が形成される。
また、前記コンデンサー部2はBaTiO3を主成分とする
微粉の誘電体材料に有機バインダーや溶媒等を添加混合
して調製した泥漿物を従来周知の引き上げ法等によりシ
ート状に成形する。次いで前記グリーンシート上に銀・
パラジウム(Ag−Pd)合金ペーストを従来周知のスクリ
ーン印刷法等により所定の電極パターンに披着し、電極
層5を形成する。
尚、絶縁体層1及びコンデンサー部2の上下面の導通
をはかるため、絶縁体及び誘電体のグリーンシートには
打ち抜き加工等によりスルーホール部6が形成され、該
スルーホール部6には前記合金ペーストが充填されてい
る。
次いで、前記絶縁体とチタン酸バリウム(BaTiO3)を
主成分とする誘電体のグリーンシートを夫々積層して熱
圧着し、得られた積層体を大気中、200℃乃至00℃の温
度で脱バインダーし、その後、1220℃乃至1280℃の温度
にて焼成一体化することにより、コンデンサー2部を内
蔵した絶縁基板を得る。
かくして前記焼成一体化した絶縁体層1表面にAg−Pd
系の電気配線用導体パターン及び酸化ルテニウム(Ru
O2)等の抵抗パターンを夫々印刷形成し、大気およそ85
0℃の温度で焼成して抵抗体7を有するコンデンサー内
蔵複合回路基板が得られる。
また、電気配線用導体パターンを銅(Cu)を主成分と
するもので形成する場合には、硼化ランタン(LaB6)や
酸化スズ(SnO2)等を主成分とする抵抗体材料で抵抗パ
ターンを成形し、窒素雰囲気中およそ900℃の温度で焼
成することにより、前記同様のコンデンサー内部複合回
路基板が得られる。
尚、前記絶縁体層1に残留する不可避不純物として、
酸化鉄(Fe2O3)及び酸化バリウム(BaO)の総量は、Mg
O、SiO2、CaO及びAl2O3の総量を100重量部とした場合、
5重量部以下であればコンデンサー部の各種特性を劣化
させることはない。
次に実験例に基づき本発明を説明する。
絶縁体層の組成が第1表に示す組成比となるように、
MgO、SiO2、CaO及びAl2O3から成るセラミック原料粉末
を混合し、該混合物を1100℃乃至1250℃の温度で仮焼を
行った。その後、前記仮焼物を所望の粒度に粉砕調整
し、得られた原料粉末に適当な有機バインダー及び溶媒
を添加混合して泥漿状となすとともに、該泥漿物をドク
ターブレード法により厚さ約200μmのグリーンシート
を成形し、しかる後、該グリーンシートに打ち抜き加工
を施し、1700mm角の絶縁体シートを得た。
一方、チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする原
料粉末に適当な有機バインダー及び溶媒を添加混合して
泥漿物となすとともに、該泥漿物を引き上げ法により夫
々のコンデンサーの容量設定のため厚さ20μm乃至60μ
mのグリーンシートを成形し、しかる後、該グリーンシ
ートに打ち抜き加工を施し、夫々1700mm角の高容量の誘
電体シートを得た。
次いで、前記誘電体シートにスクリーン印刷等の厚膜
印刷法によりAg−Pd合金ペーストを用いて約1mm乃至10m
m角の電極パターンを必要とする静電容量に応じた印刷
形成した。
また、前記絶縁体シート及び誘電体シートに予め形成
されたスルーホール部にもスクリーン印刷法等によりAg
−Pd合金ペーストを充填した。
しかる後、前記絶縁体シートの間に、チタン酸バリウ
ムから成る誘電体シートを夫々複数枚積層したものを挟
み込み、熱圧着し、得られた積層体を大気中200℃乃至4
00℃の温度で脱バインダーし、続いて第1表に示す温度
にて大気中で焼成した。
上記評価試料によりLCRメーターを使用して高容量コ
ンデンサー部の電極層間の短絡の有無を確認した後、JI
S C 5102の規定に準じて前記LCRメーターにより周波数1
KHz、入力信号レベル1.0Vrmsの測定条件にて、高容量コ
ンデンサー部の静電容量を測定し、該静電容量から比誘
電率(ε)を算出し、一方、−55℃乃至125℃におけ
る静電容量を測定し、25℃での静電容量を基準として前
記静電容量の変化率を温度特性(TCC)として算出し
た。また、前記各コンデンサー部の絶縁抵抗値は25Vの
直流電圧を印加し60秒後に測定した抵抗値とし、絶縁破
壊電圧はコンデンサー部の端子間に毎秒100Vの昇圧速度
で電圧を印加した時の漏れ電流値が1.0mAを越えた瞬間
の電圧値とした。
一方、絶縁体層の結晶相は、前記評価試料を使用して
X線回折を行い、評価試料表面のX線回折パターンによ
り同定した。また、絶縁体層及び各誘電体層の熱膨張率
は、それぞれ前記評価試料と同一組成である縦3mm、横3
mm、長さ40mmの角棒状の試験片を前記評価試料の焼成と
同時に焼成し、40℃乃至800℃の温度範囲における平均
熱膨張率を測定した。
更に、絶縁体層はそれぞれ前記評価試料と同一組成の
グリーンシートを圧着積層し前記評価試料の焼成と同時
に焼成した焼結体から巾10mm、長さ50mm、厚さ1.2mmの
平板状の試験片を作製し、支点間距離を30mmとし、該支
点間中央部を毎分0.5mmの速度で荷重を加えて三点曲げ
試験を行い、絶縁体層の抗析強度を測定した。
以上の結果を第1表及び第2表に示す。
[発明の効果] 本発明のコンデンサー内蔵複合回路基板によれば、マ
グネシア、シリカ、カルシア及びアルミナを主成分とす
る高周波絶縁性に優れた絶縁体層と高い誘電率を有する
チタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とする誘電体層と
が互いに反応することなく低温度で同時に焼成一体化す
ることが可能となる上、前記絶縁体層と誘電体層の熱膨
張率を互いに極めて近似したものとすることができるこ
とから、誘電体層にクラック等の欠陥を生ぜず、絶縁抵
抗及び絶縁破壊電圧に優れた高い静電容量を有するコン
デンサー部を内蔵することができるとともに、更に、絶
縁体層の強度を高くかつ該絶縁体層上に電気配線用導体
層を強固に被着させることができ、その結果、ハイブリ
ッド基板等に最適な小型化・高密度化されたコンデンサ
ー内蔵複合回路基板を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の絶縁体層の組成の一部であるMgO、SiO
及びCaOの組成範囲を示す三元系図、第2図は本発明の
コンデンサー内蔵複合回路基板の一実施例を示す断面図
である。 1:絶縁体層 2:コンデンサー部 4:誘電体層 5:電極層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−17651(JP,A) 特開 昭62−265795(JP,A) 特開 平1−95591(JP,A) 特開 昭63−295473(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体層の上下面に電極層を設けてコンデ
    ンサー部を形成し、該コンデンサー部を絶縁体層で挟持
    したコンデンサー内蔵複合回路基板において、上記誘電
    体層がチタン酸バリウム(BaTiO3)を主成分とするセラ
    ミックスから成り、コンデンサー部を挟着した絶縁体層
    が、重量比で表わした第1図に示す下記A、B、C、
    D、E、Fの各点が囲まれた範囲内のマグネシア(Mg
    O)、シリカ(SiO2)及びカルシア(CaO)と、該マグネ
    シア(MgO)、シリカ(SiO2)及びカルシア(CaO)の合
    計100重量部に対し、1を越え15未満の重量部のアルミ
    ナ(Al2O3)を主成分とするセラミックスであり、かつ
    結晶相として少なくともフォルステライト(Mg2SiO4
    を含有することを特徴とするコンデンサー内蔵複合回路
    基板。但し、第1図に示すA、B、C、D、E、Fの各
    点及び線上は含まない。 MgO SiO2 CaO A 60 36 4 B 36 60 4 C 30 60 10 D 20 50 30 E 40 30 30 F 60 30 10
  2. 【請求項2】前記絶縁体層がフォルステライト(Mg2SiO
    4)と、メルウイナイト(Ca3MgSi2O8)、モンチセライ
    ト(CaMgSiO4)、アカーマナイト(Ca2MgSi2O7)、エン
    スタタイト(MgSiO3)およびスピネル(MgAl2O4)のう
    ち少なくとも1種の結晶相を含有することを特徴とする
    請求項1記載のコンデンサー内蔵複合回路基板。
  3. 【請求項3】前記誘電体層と該誘電体層及び電極層とか
    ら形成されるコンデンサー部を挟着した絶縁体層とを同
    時焼成して一体焼結体としたことを特徴とする請求項1
    または2記載のコンデンサー内蔵複合回路基板。
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