JP2741409B2 - 両替機に於ける金庫脱離機構 - Google Patents

両替機に於ける金庫脱離機構

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JP2741409B2
JP2741409B2 JP1190783A JP19078389A JP2741409B2 JP 2741409 B2 JP2741409 B2 JP 2741409B2 JP 1190783 A JP1190783 A JP 1190783A JP 19078389 A JP19078389 A JP 19078389A JP 2741409 B2 JP2741409 B2 JP 2741409B2
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智夫 鈴木
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狭山精密工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、両替機に於ける金庫脱離機構に関し、更に
詳しくは機内の金庫装着部位に金庫の有無を検知する検
出部で、該金庫の脱離を検知した信号は、メモリに記憶
された受入れ硬貨類枚数をクリアーし、且つ、満杯信号
もリセットするように構成したことで硬貨類回収作業を
容易にした両替機に於ける金庫脱離機構に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、この種の両替機では硬貨類の受入れ枚数を計数
演算して出力される金庫の満杯信号(外部表示)に応答
して係員が金庫を脱離し、その硬貨類を回収した後に制
御部の消去ボタン(図示せず)を操作して硬貨類受入れ
枚数カウンターのクリアーと、満杯信号のリセットを行
い再び元位置に戻していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の両替機において、金庫内の硬貨
類回収の際、手動による操作であったため上記消去ボタ
ン操作を係員が押し忘れて押さなかった場合や満杯信号
が表示される前に誤って金庫を取り出してしまうとその
硬貨類受入れ枚数カウンターがクリアーされていないの
で、そのクリアーされていない枚数が積み残されている
ため、金庫内が満杯でないにもかかわらず短時間で満杯
信号が表示する。その結果、稼働中の両替機を一時中止
して確認しなくてはならず、その間顧客に迷惑をかけて
しまう。又、上述の通り手動による操作であるため間違
えて消去ボタンを操作した場合、その硬貨類受入れ枚数
カウンターがクリアーされてしまうので、そのクリアー
された枚数が上積みされる時間だけ遅れて満杯が表示さ
れるため金庫内は満杯であるにもかからず外部表示が遅
れる。その結果、金庫内からあふれ両替機内に散乱した
硬貨類を拾い集め、記憶された硬貨類枚数に合致させな
ければならないため上記同様その間は両替機の稼働を中
止しなくてはならなかった。
いずれも手動操作による消去ボタン操作の人為的ミス
に起因する事故であるが例えば、両替機を新規で購入し
たばかりにあっては係員は操作に不慣れであるためやも
えず起る事故(操作ミス)であったため消去ボタン操作
の自動化が望まれていた。
本発明は上記のような問題点を排除するために創案さ
れたもので、投入された硬貨類を貯留する金庫を具備し
てなる両替機であって、投入された硬貨類の枚数が、予
め満杯設定された枚数に達した時点で満杯信号を表示
し、その表示信号に従って金庫を脱離すると検出部によ
りメモリに記憶されていた受入れ硬貨類枚数がクリアー
され、金庫内の硬貨類を回収した後、再び元位置に復元
すれば検出部により満杯信号も自動的にリセットするよ
うにして回収作業時の操作を自動化にした両替機に於け
る金庫脱離機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の両替機に於ける
金庫脱離機構は、投入された硬貨類の受入れ枚数計数手
段と満杯信号出力手段とを備え、上記投入された硬貨類
を貯留する金庫を機内に具備してなる両替機であって、
上記機内の金庫装着部位に上記金庫の有無を検知する検
出部を設け、上記受入れ硬貨類の満杯信号に応じて上記
金庫を脱離すれば上記受入れ硬貨類の枚数がクリアーさ
れ、且つ、上記金庫を元位置に復元すれば上記満杯信号
が自動的にリセットされるように構成したものである。
(作 用) 本発明においては、満杯信号に応じて硬貨類を貯留し
た金庫を脱離すると、メモリに記憶された受入れ硬貨類
の枚数が自動的にクリアーされ、硬貨類回収後、金庫を
元位置に復元すれば満杯信号が自動的にリセットされる
ので、従来の手動操作による消去ボタンの押し忘れ、押
し間違い、不慣れ等の人為的ミスで発生する満杯信号時
の誤操作が未然に防止され、金庫の硬貨回収作業を容易
にし得る効果を奏する。
(実施例) 以下、図面に示した一実施例に基づき、この発明の構
成を詳細に説明する。本実施例で用いられる高額貨幣類
は千円紙幣と500円硬貨(以下、径大硬貨という)と
し、また両替される小額硬貨は100円硬貨(以下、径小
硬貨という)を用いるものとして以下に説明する。
第1A図と第1B図は、この発明の金庫脱離機構を機内に
具備した両替機の内部機構図と正面図である。図におい
て、1は金庫脱離機構、2は両替用径小硬貨貯留金庫、
3は両替硬貨送出装置(以下、ホッパーと略記する)
で、そのホッパー内部に両替用径小硬貨の残留を検出す
る両替硬貨タッチセンサ3bと、径小硬貨送出用モータ3c
と、そのモータで回転送出される径小硬貨を計数するホ
ッパー硬貨計数センサ3aが配置されている。4は内部に
コンピュータが格納された制御部で、表面に後で説明す
るスイッチ(以下、SWと略記することがある)類、およ
び、7セグメントのモニタ表示部12が設けられている。
5は千円紙幣識別装置で、不適正紙幣は紙幣投入口9
に押し戻され、適正紙幣は計数されて格納される。6は
径大硬貨識別機で、適正径大硬貨は径大硬貨計数センサ
6aで計数されて径大用金庫1a(第3図参照)に貯留され
る。
7は径大硬貨識別機6で識別された不適正径大硬貨、
および、受入れ禁止期間中に投入された径大硬貨をソレ
ノイド6bで強制排出する径大硬貨返却通路、8は排出す
る径小、径大硬貨の受け皿であり取りやすいように底面
内がR状に形成されている。9は千円紙幣投入口、10は
径大硬貨投入口、11はLED表示部で、11aは点灯中両替可
能を表示する「両替中」ランプ、11bは点灯中両替不可
を表示する「中止」ランプ、11cは千円紙幣が適性の時
に点灯する「1000円入力」ランプ、11dは径大硬貨が適
性の時に点灯する「500円入力」ランプ、11eはホッパー
3内の径小硬貨が残り少ない時に点灯する「硬貨切れ」
ランプ、11fは千円紙幣満杯、または、径大硬貨満杯の
時に点灯する「硬貨回収」ランプである(上記3a,3b,3c
は第4図参照)。
第2A図と第2B図は、制御部4の表面に配置されたスイ
ッチ類と7セグメントのモニタ表示部の説明図である。
図中、12は7セグメントのモニタ表示部で12aは前回投
入の金種または集計データの内容をコードNo.で表示、1
2b〜12eは集計データを表示、また12b,12cはトラブルを
2桁のコードNo.で表示し、12d,12eは前回の硬貨払出し
枚数を表示する。13は電源SW、14はブッシュスイッチ
で、14aは表示送りSW、14bはオールクリアSW、14cは表
示リセットSW、14dは硬貨回収SWである。尚、15はテス
トモード切替用のデップSWである。
第3A図と第3B図は金庫脱離機構の側面図である。図に
おいて、1は金庫脱離機構で機枠1c内の金庫装着部位に
径大用金庫1aの有無を検知する検出部であるところのマ
イクロSW1bを設け、径大用金庫1aが装着されている時は
マイクロSW1bが作動して接点が切り替わっているが(第
3A図)径大用金庫1aが金庫装着部位より脱離している時
はマイクロSW1bが作動していないので接点は元位置に復
帰する(第3B図)。
第4図は本発明である両替機の金庫脱離機構の機能実
現手段を示す機能ブロック図である。図において、CPU2
0を中央に、ROM21とRAM22が各データバスで接続され、
そのCPU20はインプットポート23と、アウトプットポー
ト24とでインターフェースされたマイクロコンピュータ
を形成している。
上記のROM21に、径大硬貨満杯信号を出力するための
規定枚数(一例として250枚)を予めデータテーブルと
して記憶させておき、径大硬貨計数センサ6aに受入れら
れる適正硬貨枚数のカウント信号に応じてテーブルルッ
クアップを行い、規定枚数の判断で読み出された制御信
号を出力する。
また、規定枚数に達してない時に引き出された径大用
金庫1aのマイクロSW1bが“OFF"で読み出される制御信号
は、上記規定枚数の判断で読み出された制御信号と同様
である。
第5図は金庫脱離機構の機能実現手段の手順を示すフ
ローチャートで、第1〜4図を参照しながら説明する。
径大硬貨識別機6の径大硬貨投入口10より、径大硬貨が
投入される(ステップn101)、径大硬貨計数センサ6aか
ら受ける信号を判断し適正径大硬貨であるならば径大硬
貨計数カウンタに投入枚数を入力する(ステップn102,n
103)。径大硬貨計数カウンタに入力された投入枚数よ
り径大金庫満杯を判断し、もし満杯枚数に達したならば
径大金庫満杯信号が出力され(ステップn104,n105)、
両替機正面のLEDで表示される両替中ランプ11aが消灯
し、中止ランプ11b、および、貨幣回収ランプ11fが点灯
すると共に、報知用の両替中止信号が外部に表示出力さ
れる。径大用金庫1aを脱離すればマイクロSW1bが“OFF"
し(ステップn106)、径大硬貨計数カウンタがクリアー
される(ステップn107)。径大用金庫1aの径大硬貨回収
後、径大用金庫1aを元位置に復元すればマイクロSW1bが
“ON"し(ステップn108)、径大金庫満杯表示信号はリ
セットされる(ステップn109)。以上で、ROM21に記憶
されたプログラムフローチャートの説明を終了する。
この実施例では硬貨類として径大硬貨を用いて金庫脱
離機構を説明したが、径大硬貨の500円硬貨に限らず、
外国のコインでも、また、メダルを使用しても本発明の
趣旨を妨げるものでない。
なお、この実施例では金庫の有無を検知する検出部と
して、マイクロSWを用いたが、フォトセンサでも、ま
た、光電スイッチでも良く、金庫の有無を検出できれば
良いのであって、金庫の有無を検出するセンサの種類や
形式等で本発明の趣旨を妨げるものでない。
また、ホッパー3内に両替用としてバラ積みされてい
る径小硬貨を回収する際、第6B図の回収ノーズ17を両替
機内に装着する。回収ノーズ17は第6A図のようにホッパ
ー3の径小硬貨排出口18の高さと同位置になるよう形成
されているためホッパー3を駆動すると径小硬貨排出口
18より排出され下方の回収箱19に排出することで回収時
の作業を容易にしている。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明の両替機に於け
る金庫脱離機構は、投入された硬貨類を貯留する金庫を
機内に具備した両替機で、金庫の設置部位に該金庫の有
無を検知する検出部を設け、硬貨回収時、その金庫を脱
離することによって作動する検出部の信号で、金庫内に
受入れられた硬貨類枚数の計数値を自動的にクリアー
し、且つ、満杯信号も自動的にリセットするため従来、
手動操作による消去ボタンの押し忘れ、押し間違い、不
慣れ等による人為的ミスでの誤操作が未然に防止される
ため係員の回収作業を容易にすることが出来る効果を有
している。また、操作ミス等による稼働中の両替機を停
止することがなくなったため顧客に迷惑をかけずにすむ
ようになる効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1A図と第1B図は、この発明の金庫脱離機構を装着した
両替機の内部構成図と正面図、第2A図と第2B図は、制御
部の表面に配設されたモニタ表示部とスイッチ類の説明
図、第3A図と第3B図は金庫脱離機構の側面図、第4図は
ブロックダイヤグラム、第5図はフローチャート、第6A
図と第6B図はホッパー内の回収動作図と回収ノーズの斜
視図。 1……金庫脱離機構 1a……径大用金庫 1b……検出部(マイクロSW) 3……両替硬貨送出装置(ホッパー) 9……千円紙幣投入口 10……径大硬貨投入口 11……LED表示部 17……回収ノーズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入された硬貨類の受入れ枚数計数手段と
    満杯信号出力手段とを備え、上記投入された硬貨類を貯
    留する金庫を機内に具備してなる両替機であって、上記
    機内の金庫装着部位に上記金庫の有無を検知する検出部
    を設けてなり、上記受入れ硬貨類の満杯信号に応じて上
    記金庫を脱離すれば上記受入れ硬貨類の枚数がクリアー
    され、且つ、上記金庫を元位置に復元すれば上記満杯信
    号がリセットされるように構成したことを特徴とする両
    替機に於ける金庫脱離機構。
JP1190783A 1989-07-24 1989-07-24 両替機に於ける金庫脱離機構 Expired - Lifetime JP2741409B2 (ja)

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JP2748084B2 (ja) * 1993-08-25 1998-05-06 旭精工株式会社 両替装置
WO2017026174A1 (ja) 2015-08-11 2017-02-16 東洋紡株式会社 ウレタン変性ポリイミド系樹脂溶液

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