JP2738382B2 - マーキング装置およびその方法 - Google Patents

マーキング装置およびその方法

Info

Publication number
JP2738382B2
JP2738382B2 JP8066083A JP6608396A JP2738382B2 JP 2738382 B2 JP2738382 B2 JP 2738382B2 JP 8066083 A JP8066083 A JP 8066083A JP 6608396 A JP6608396 A JP 6608396A JP 2738382 B2 JP2738382 B2 JP 2738382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage case
semiconductor device
marking
detecting
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8066083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09253874A (ja
Inventor
泰弘 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8066083A priority Critical patent/JP2738382B2/ja
Publication of JPH09253874A publication Critical patent/JPH09253874A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2738382B2 publication Critical patent/JP2738382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スティックと称す
る収納ケースに収納された複数個のワークとしての半導
体装置のそれぞれに、レーザによって印字を行うマーキ
ング装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のマーキング装置によっ
てマーキングする方法は、スティックからワークを1個
1個取り出し、装置のテーブルに載置し、載置されたワ
ークの位置を1個づつカメラによって認識し、この認識
した位置情報に基づいてレーザマーカを所定位置に位置
補正してワークに印字を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーザ
によってマーキングする方法は、スティック内からワー
クを取り出すため、この作業自体が煩雑であるととも
に、ワーク詰まり等によって取り出しずらいといった問
題があった。また、カメラによってワークの位置を1個
づつ認識してレーザマーカの位置を補正する方法である
ため、多数個の量産処理ができないとともに、カメラの
位置情報に基づくレーザマーカの位置補正が煩雑である
ため時間を要し、このため生産数量が上がらないといっ
た問題もあった。
【0004】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、正確な位置へのマーキングと生産性を向上させたマ
ーキング装置およびその方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るマーキング装置は、複数個の半導体装
置を一列に収納し上部が開口した細長い収納ケースと、
この収納ケースを固定し前記収納ケースの一端側から半
導体装置を他端側に前記一列方向に押し付ける押し付け
手段が設けられた載置台と、この載置台を一方向に移動
させその移動量を検出する手段を備えた移動手段と、前
記収納ケースの開口を通して半導体装置間の境界を検知
する検知手段および半導体装置に印字を行うレーザマー
カと、前記移動手段からの移動量の情報と前記検知手段
からの半導体装置の前端と後端とを検知する検知情報と
が入力されることによって半導体装置を前記レーザマー
カに対応するように移動手段を制御する制御部とを備え
たものである。したがって、収納ケース内の半導体装置
はケース前部側に隙間なく押し付けられ、検知手段によ
って個数が検知され、検知手段による半導体装置の前端
と後端との検知と、移動手段の移動量とから半導体装置
の1個当たりの全長が検出され、この個数情報と1個当
たりの全長情報から制御部では半導体装置の位置補正の
制御を行う。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係るマーキング装置
の全体を示す構成図、図2(a)は同じく光センサによ
る検出状態を拡大して示した正断面図、(b)はレーザ
マーカによる印字状態を拡大して示した側断面図であ
る。これらの図において、全体を符号1で示すマーキン
グ装置は、載置台2と、この載置台2を一直線上に移動
させる移動手段3と、ワーク20に印字を行うレーザマ
ーカ4と、ワーク20の境界を検知する光センサ5と、
制御部6とから概略構成されている。
【0007】載置台2は床22に固定されたガイド機構
(図示を省略)によって図中矢印A−B方向に移動自在
に支持され、下面にはねじ部(図示せず)が螺設された
可動子7が固定されている。また、載置台2の上面に
は、ばね掛け止め部材8が立設されており、このばね掛
け止め部材8と押圧部材9との間に介装された引張りば
ね10によって、押圧部材9はばね掛け止め部材8の図
示を省略したガイド部によって案内されて図中矢印A方
向に付与されている。
【0008】移動手段3には、床22に固定され回転数
を検出するエンコーダが内蔵されたサーボモータ12が
備えられており、このサーボモータ12は信号線15に
よって制御部6に接続されている。このサーボモータ1
2の回転軸には、前記載置台2の移動子7のねじ部に螺
合し、床22に固定された軸受部材14によって先端を
回転自在に支持されたねじ棒13が軸心を一致させて一
体的に連結されている。
【0009】レーザマーカ4および光センサ5は、それ
ぞれ信号線16,17によって制御部6に接続されてい
る。18は前、後端の上部に凹部21が形成された複数
個のワーク20を一列に収納する細長い箱状に形成され
た収納ケースとしてのスティックケースであって、上部
には長手方向に延在するように溝状の開口19が形成さ
れている。
【0010】次に、このような構成のマーキング装置1
のマーキング動作を説明する。まず、ワーク20を収納
したままのスティックケース18を載置台2に固定し、
押圧部材8を開口19からスティックケース18内に係
入させて、スティックケース18内のワーク20のうち
最後部のワーク20aに当接させる。こうすることによ
り、最後部のワーク20aが押圧部材9によって図中矢
印A方向に押圧され、複数のワーク20間のそれぞれの
間隔が詰められた状態となっている。載置台2に固定さ
れたスティック18の開口19の上方にレーザマーカ4
と光センサ5とが位置するように調整する。
【0011】このような状態として、サーボモータ12
を正回転させるとねじ棒13が回転し、これと螺合する
移動子7を介して載置台2が図中矢印A方向に移動す
る。載置台2の移動にともなって、スティックケース1
8およびワーク20も矢印A方向に移動し、図2(a)
に示すように最初のワーク20の前端部の凹部21が光
センサ5によって1回目の検出がなされる。さらに、ワ
ーク20が矢印A方向に移動し、最初のワーク20の後
端部の凹部21が光センサ5によって2回目の検出がな
され、前述した1回目の検出と共に信号線17を通して
制御部6に入力され、制御部6ではワーク20を1個計
数する。
【0012】また、制御部6には、サーボモータ12の
エンコーダから1回目と2回目との検出の間のサーボモ
ータ12の回転数が入力され、制御部6では回転数から
載置台2の移動量、すなわちワーク20の全長が演算さ
れる。このようにして、順次光センサ5とサーボモータ
12とからの信号によって、ワークの個数および各ワー
ク20の全長が記憶され、計数されたワークの個数があ
らかじめ制御部6に設定されたレーザマーカ4の照射分
割回数に達すると、サーボモータ12の回転が停止して
ワーク20の矢印A方向の移動が停止する。
【0013】次に、制御部6から信号線15を通してサ
ーボモータ12を逆回転させる信号が送られ、載置台2
が図中矢印B方向に移動し、ワーク20も矢印B方向に
移動する。このとき、制御部6には、前述したように各
ワーク20の全長が記憶されているので、制御部6に入
力されるサーボモータ12のエンコーダからの回転数か
ら演算されたワーク20の矢印B方向の移動量とワーク
20の全長が制御部6において比較され、ワーク20が
所定位置に達するとレーザマーカ4にワーク20に対し
てレーザの照射を指令する信号が送られる。
【0014】このように、制御部6には、各ワーク20
の全長の情報が記憶され、かつサーボモータ12からワ
ーク20の移動量を演算するための情報が入力されるの
で、常にワーク20の所定位置にレーザマーカ4による
印字が行われ、このため正確な位置での印字がなされ
る。また、ワーク20をスティックケース18から取り
出すといった煩雑な作業が不要となる。さらに、押圧部
材8によって常にワーク20間の隙間が発生しないよう
に構成されているので、ワーク20の位置検出が正確
で、かつ連続的にマーキングを行うことができるので、
生産性が向上する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動手段からの移動量の情報と検知手段からの半導体装置
の前端と後端とを検知する検知情報とが入力されること
によって半導体装置をレーザマーカに対応するように移
動手段を制御する制御部を備えたことにより、制御部に
は、各半導体装置の全長の情報が記憶され、かつ移動手
段から半導体装置の移動量を演算するための情報が入力
されるので、常に半導体装置の所定位置にレーザマーカ
による印字が行われ、このため正確な位置での印字がな
される。また、複数個の半導体装置を収納ケースに収納
したままで印字を行うことができるので、半導体装置を
収納ケースから取り出すといった煩雑な作業が不要とな
る。さらに、押圧部材によって常に半導体装置間の隙間
が発生しないように構成されているので、半導体装置の
位置検出が正確で、かつ連続的にマーキングを行うこと
ができるので、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマーキング装置の全体の構成図
である。
【図2】 (a)は本発明に係るマーキング装置におい
て光センサによる検出状態を拡大して示した正断面図、
(b)はレーザマーカによる印字状態を拡大して示した
側断面図である。
【符号の説明】
1…マーキング装置、2…載置台、3…移動手段、4…
レーザマーカ、5…光センサ、6…制御部、9…押圧部
材、12…サーボモータ、18…スティックケース、1
9…開口、20…ワーク、21…凹部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 21/00 G01B 21/00 A

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の半導体装置を一列に収納し上部
    が開口した細長い収納ケースと、この収納ケースを固定
    し前記収納ケースの一端側から半導体装置を他端側に
    記一列方向に押し付ける押し付け手段が設けられた載置
    台と、この載置台を一方向に移動させその移動量を検出
    する手段を備えた移動手段と、前記収納ケースの開口を
    通して半導体装置間の境界を検知する検知手段および半
    導体装置に印字を行うレーザマーカと、前記移動手段か
    らの移動量の情報と前記検知手段からの半導体装置の前
    端と後端とを検知する検知情報とが入力されることによ
    って半導体装置を前記レーザマーカに対応するように移
    動手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とするマ
    ーキング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマーキング装置におい
    て、載置台の押し付け手段は、収納ケースの上部開口か
    ら収納ケース内に係入し、収納ケース内の複数の半導体
    装置のうち最後部の半導体装置に当接する押圧部材と、
    この押圧部材を収納ケースの前方側に付勢する付勢手段
    とからなることを特徴とするマーキング装置。
  3. 【請求項3】 収納ケース内に収納された複数個の半導
    体装置のそれぞれにレーザマーカによって印字を行うマ
    ーキングの方法であって、収納ケース内に半導体装置間
    の隙間をなくして半導体装置を収納して収納ケースを移
    動させ、この移動量と各半導体装置の前端と後端とを検
    出することによって各半導体装置の全長を演算し、演算
    した全長と移動量とを比較してマーキングの位置を決め
    ることを特徴とするマーキングの方法。
JP8066083A 1996-03-22 1996-03-22 マーキング装置およびその方法 Expired - Lifetime JP2738382B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8066083A JP2738382B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 マーキング装置およびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8066083A JP2738382B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 マーキング装置およびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09253874A JPH09253874A (ja) 1997-09-30
JP2738382B2 true JP2738382B2 (ja) 1998-04-08

Family

ID=13305617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8066083A Expired - Lifetime JP2738382B2 (ja) 1996-03-22 1996-03-22 マーキング装置およびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2738382B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050041319A (ko) * 2003-10-30 2005-05-04 대우조선해양 주식회사 마킹시스템
JP5390338B2 (ja) * 2009-10-27 2014-01-15 富士フイルム株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法
CN107838557A (zh) * 2017-12-07 2018-03-27 广东正业科技股份有限公司 一种具有检测装置的打标机
CN109940281A (zh) * 2019-04-30 2019-06-28 南京德阳科技有限公司 一种用于钢筋标距的激光打标机

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6469037A (en) * 1987-09-10 1989-03-15 Nec Corp Marking device
JPH06312281A (ja) * 1993-03-02 1994-11-08 Mitsubishi Electric Corp レーザマーキング装置及びそのレーザマーキング方法
JPH06297167A (ja) * 1993-04-16 1994-10-25 Hitachi Ltd レーザーマーキング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09253874A (ja) 1997-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100189672B1 (ko) 프레스브레이크의 굽힘 각도 검출 장치
JP2738382B2 (ja) マーキング装置およびその方法
EP0163959B1 (en) Method of automatically aligning sheet material and apparatus for performing the method
JPH0455116B2 (ja)
US4381511A (en) Printing device for a time recorder
US3945636A (en) Method for visually adjusting a pinch roll for magnetic card transport system
JPS60171183A (ja) プリンタ装置
JPS6247143B2 (ja)
JPS6125553B2 (ja)
JPS60174673A (ja) プリンタの紙押え装置
CN2663151Y (zh) 金属铭牌自动打印机
US5230283A (en) Print hammer position control device
JPS6122978A (ja) プリンタのホ−ムポジシヨン設定装置
JPH02243248A (ja) 工作機械における移動部位置補正装置
JP2874240B2 (ja) 印字装置
US6439568B1 (en) Remote sheet advance device and method
JPH0535311U (ja) 印字ヘツドギヤツプ自動調整装置
JP2515401B2 (ja) 記録装置
JPH0146206B2 (ja)
JPH0439035Y2 (ja)
JPS6321629B2 (ja)
JPS5931176A (ja) 印字装置におけるハンマ停止方法
JPH0739042Y2 (ja) レコ−ドプレ−ヤ−
JP2611743B2 (ja) 印字装置
JP2504264Y2 (ja) 記録計の印字ヘッド駆動機構