JP2515401B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2515401B2
JP2515401B2 JP1205822A JP20582289A JP2515401B2 JP 2515401 B2 JP2515401 B2 JP 2515401B2 JP 1205822 A JP1205822 A JP 1205822A JP 20582289 A JP20582289 A JP 20582289A JP 2515401 B2 JP2515401 B2 JP 2515401B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として多種のデータを同一記録紙上に、
データに応じた色分けで打点していく記録装置に関する
ものである。
[従来の技術] この種、記録装置は、記録紙の幅方向に伸びる支軸に
沿ってキャリッジが移動するとともに、支軸の回転で打
点手段を作動させて記録紙に打点する。このような構成
の記録装置は、打点手段に設けられた複数の打点子が順
次回転して各チャンネルの情報を打点記録するようにな
っている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記記録装置であっても多箇所のチャ
ンネルのうち一部のチャンネルしか使用しないことがあ
る。この場合、この使用しないチャンネルについても打
点子による打点記録が行なわれてしまう。
本発明は、前記事情に基づいてなされたもので、使用
していないチャンネルについては記録紙に打点記録を行
なわない記録装置を提供すると共に、上記記録装置を簡
単な構造で得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の記録装置は、複数
の測定信号が各チャンネル別に入力され、支軸に沿って
キャリッジを移動させて順次各チャンネルの測定値を記
録紙に記録する記録装置において、 前記チャンネルに対応する複数の打点子を有し、回転
により順次各チャンネルの打点子により記録紙への打点
記録を行う打点手段と、 前記キャリッジを構成し、打点手段を記録紙方向に移
動自在であり、下降して打点記録を行う支持ブラケット
と、 記録紙の記録範囲外の位置で、記録装置の筐体を構成
する一対の側板の少なくとも一方に前記支持ブラケット
の下方位置に固設され支持ブラケットの下方への移動を
禁止すべく保持状態とする保持軸と、 不要なチャンネルに対する記録紙への記録を行わない
ために該チャンネルの記録時に限りキャリッジを保持軸
位置まで移動させる制御手段と、 キャリッジが保持軸に保持される状態を設定するため
に、記録紙の記録範囲の基準点から記録範囲外部方向に
所定量づつステップ移動させるスキップ時移動量制御手
段とを備えたことを特徴としている。
[作用] 複数のチャンネルを記録できる打点式の記録装置のう
ち一部のチャンネルしか使用しない場合には、この不要
なチャンネルの打点子が記録可能状態となったとき、キ
ャリッジが記録紙の記録範囲外に設けられた保持軸まで
移動され、この保持軸上に保持されるため、不要なチャ
ンネルの測定値を記録紙に記録することがない。
また、各記録装置毎に生じる機差があっても、スキッ
プ時移動量制御手段により保持軸に対するキャリッジの
移動位置が調整できるため、各記録装置毎に確実な保持
状態を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説
明する。第1図および第2図において、符合1は打点手
段2印字手段3を装備しているキャリッジで、金属性の
支軸4,5で支えられ、その軸方向に移動できるようにな
っている。キャリッジ1は、両側壁1a,1aにメタル軸受
け6,7を備えており、このメタル軸受け6,7にはそれぞれ
合成樹脂製の回転伝達子8,9に設けた軸孔8a,9aには支軸
4,5が挿通してあって、キャリッジ1の軸方向への移動
を行なえるようにしている。
また、支軸4,5には軸方向に延びる溝4a,5aの係合部が
形成してあり、溝4a,5aには回転方向に若干のクリアラ
ンスCを持った状態でキー10,11の係合部が挿入してあ
る。
このキー10,11は前記回転伝達子8,9の軸孔8a,9a内に
これと一体に合成樹脂材料により成型され、回転伝達子
8,9は支軸4,5と係合して同軸回転する。
尚、キャリッジ1が支軸4,5の軸方向に移動自在で回
転伝達子8,9と1対1にて同軸回転する構造であればよ
く、例えば支軸4,5を半円の軸、六角柱の軸とし、この
半円、六角の係合部に回転伝達子8,9の内径を係合させ
る構造とし、同等の機能を持たせるようにしても良い。
前記打点手段2は支軸4,5と平行な方向に向けたピン2
1でキャリッジに枢支された支持ブラケット22を具備し
ており、ここには記録紙の移動方向に延びる伝動軸23を
軸支している。この伝動軸23の先端には円周面上に打点
突起24aを等ピッチで備えた円板状の打点子24が取り付
けられており、その後端にはピンギヤ25が取り付けられ
ている。ピンギヤ25のピン25aは回転伝達子8に設けら
れたスパイラルカム8bによって回転伝達子8の一回転毎
に一ピッチづつ送られて間欠的にピンギヤ25を回動す
る。
この送りピッチは打点子24における打点突起24aのピ
ッチに一致されている。打点子24の背面にはベベルギヤ
24bが一体に形成してあって、このベベルギヤ24bは、支
持ブラケット22上に垂直軸で軸支されたベベルギヤ26に
歯合されている。該ベベルギヤ26の軸には打点突起24a
の数に対応する複数色のインクパッドを円周方向に備え
たインクドラム27が取り付けられていて、打点子24が回
転される都度、上側に送られた打点突起24aをこれに対
応するインクパッドに接触させ、インク供給を行なうよ
うになっている。
支持ブラケット22は、不図示のバネによって常に前方
が下方へ付勢されており、該ブラケット22の一側から後
方に延びるカムフォロー28が回転伝達子8に設けた円周
カム8cに当接するため、第3図(b)に示す如く、所要
のタイミングで前傾する他は、第3図(a)のように前
上がりに保持されている。この前傾時、打点子24が記録
紙に接近し下側に位置する打点突起24aで打点を行な
う。
印字手段3は、記録紙の移動方向に延びるガイドピン
31をキャリッジ1の下部に備えるとともに、該ガイドピ
ン31に沿って摺動する印字動作子32を具備している。該
印字動作子32は、後端にコロ式のカムフォロー32aを具
備していて、カムフォロー32aは回転伝達子9に形成し
た押し出しカム9b周面に当接している。この当接力は、
ガイドピン31に巻回された圧縮コイルスプリングによっ
て得られる。
また、印字動作子32にはピン33で支持ブラケット34が
枢支されており、支持ブラケット34先端にはプロッタペ
ン35を取り付けた印字ヘッド36が設けられる。そして、
この支持ブラケット34は、記録紙の幅方向に延びるガイ
ド棒37で支えられ、該ガイド棒37がカム手段(図示せ
ず)で上下動されるとき、印字ヘッド36の先端を下げる
ように動作する。
なお、図中、符合41はキャリッジ1に設けられたガイ
ドローラであり、その間に支軸4,5と平行に延びるガイ
ドレール42を挟み込んでいる。
そして、第2図における50、50は記録装置の筐体を構
成する一対の側板であり、少なくとも一方の側板50には
前記支持ブラケット22の下部位置部分(第3図(a)参
照)に保持軸51が設けられる。この保持軸51は、記録紙
の零点側に設けられており、かつ記録紙の零点より外側
に設けられ、(更に厳密には記録紙の零点より外側0.5m
m迄打点記録するためこれに差し支えない長さ)通常の
打点記録には差し支えない長さで突出するものである。
そして、第4図に示すのは、記録装置における打点手
段2で多点記録を行なうための電気的構成を示すブロッ
ク図である。
各チャンネル別の測定信号はマルチプレクサ61に入力
され、シリアル信号に変換された後、A/D62を介してCPU
63に入力される。CPU63は図示しないがPID設定部やメモ
リを有して前記信号に対する演算処理を行ないD/A64を
介して駆動手段65を駆動し記録するものである。
ここで、本発明に係る記録装置はCPU63内にスキップC
H選択手段63a、スキップ時移動量制御手段63bを有す
る。スキップCH選択手段63aは、パラメータキー等のス
キップCH設定手段72により設定されたスキップしたいCH
についてこれの信号が入力されたときに、この旨の信号
を後段に出力する。スキップ時移動量制御手段63bは、
スキップする旨の信号が入力されたときに前記保持軸51
部分まで支持ブラケット2を移動させるための移動量を
出力するものであり、カーソルキー等の打点幅方向移動
キー72によりこの移動量の設定を可変することができ
る。
上記構成による記録装置の動作を説明すると、通常各
チャンネル別の測定データは順次記録紙上に打点記録さ
れる。
そして、記録装置が有するチャンネルのうち一部のチ
ャンネルしか使用しないときには、この使用しないチャ
ンネルをスキップCH設定手段71に予め設定しておく。
これにより、順次入力される測定信号は記録紙上に記
録され、かつスキップCHのときにはスキップCH選択手段
63aがこれを選択し、スキップ時移動量制御手段63bの制
御により支持ブラケット22は側板50に設けられた保持軸
51上に移動される。
移動後、打点手段2が作動し打点動作を行なうが、第
3図(a)に示すように支持ブラケット22は保持軸51部
分より下部には移動せず、記録紙には打点しない。ここ
で支持ブラケット22はばねで下部へ付勢された構成であ
るから、下部への移動が禁止されても機構に対しての負
荷がかからない。
そして、別のチャンネルが使用されているものである
場合には続けて通常動作に移行することになる。
ここで、保持軸51は記録紙の零点部分に近接して設け
られているため、記録紙に対する打点動作に支障を起こ
さず、かつ支持ブラケット22を保持するには精密な位置
調整が必要となる。
しかしながら、実際には各記録装置毎に構造上の機差
が生じ、保持軸51が設けられても支持ブラケット22を保
持できない場合が生じる。
したがって、スキップ時移動量制御手段63bは、セン
サ等により検出される記録紙の零点(厳密には零点から
外側0.5mmの部分を含む)を基準として基準点を得た
後、操作者が印点幅方向移動キー72によりこの零点から
1ステップずつ外側に移動させ、支持ブラケットが保持
軸51に係る初めの部分を捜し出すようにすることにより
機差の微調整を行うことができ、この移動量は図示しな
い記憶手段に記憶され、上述した毎回のスキップ動作時
に使用されることになる。
上述の実施例では、保持軸51が一方の側板50に設けら
れ、記録紙の零点位置近傍でスキップ動作する構成につ
いて説明したが、保持軸51を記録紙のスパン点側の側板
50にも設けることにより、スキップCH直前のCHが記録紙
に打点した位置を基準にいずれか近いほうの保持軸51で
スキップするようにすることができスキップ動作に係る
時間を短くすることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、打点手段を有するキャリッジは記録
紙の記録範囲外に設けられた保持軸上まで移動して保持
自在な構成であり、多数チャンネルのうち記録を必要と
しないチャンネルについてはキャリッジが保持軸まで移
動して記録紙上に打点を行わないようにすることがで
き、特別な機構を設けずともキャリッジが移動するだけ
の簡単な構成で得ることができる。そして、多数製造さ
れ機差を生じる記録装置各々についてもスキップ時移動
量制御手段によりキャリッジの保持軸方向への移動量を
調整できるから、上記打点スキップの動作を確実に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の記録装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は、同分解斜視図、第3図(a),(b)は、打
点手段の動作を示す側面図、第4図は、同記録装置の電
気的構成を示すブロック図である。 1……キャリッジ、2……打点手段、4,5……支軸、22
……支持ブラケット、50……側板、51……保持軸、63…
…CPU、63a……スキップCH選択手段、63b……スキップ
時移動量制御手段、71……スキップCH設定手段、72……
印点幅方向移動キー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の測定信号が各チャンネル別に入力さ
    れ、支軸に沿ってキャリッジを移動させて順次各チャン
    ネルの測定値を記録紙に記録する記録装置において、 前記チャンネルに対応する複数の打点子を有し、回転に
    より順次各チャンネルの打点子により記録紙への打点記
    録を行う打点手段と、 前記キャリッジを構成し、打点手段を記録紙方向に移動
    自在であり、下降して打点記録を行う支持ブラケット
    と、 記録紙の記録範囲外の位置で、記録装置の筐体を構成す
    る一対の側板の少なくとも一方に前記支持ブラケットの
    下方位置に固設され支持ブラケットの下方への移動を禁
    止すべく保持状態とする保持軸と、 不要なチャンネルに対する記録紙への記録を行わないた
    めに該チャンネルの記録時に限りキャリッジを保持軸位
    置まで移動させる制御手段と、 キャリッジが保持軸に保持される状態を設定するため
    に、記録紙の記録範囲の基準点から記録範囲外部方向に
    所定量づつステップ移動させるスキップ時移動量制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
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